JPH03635Y2 - - Google Patents

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JPH03635Y2
JPH03635Y2 JP1986018337U JP1833786U JPH03635Y2 JP H03635 Y2 JPH03635 Y2 JP H03635Y2 JP 1986018337 U JP1986018337 U JP 1986018337U JP 1833786 U JP1833786 U JP 1833786U JP H03635 Y2 JPH03635 Y2 JP H03635Y2
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JP
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water supply
supply pipe
water
threaded
outer diameter
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JP1986018337U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば空家となつたり建物を壊した
りして、水道用の給水管の途中に設けられている
量水器(水道メータ)を取外した際において、上
記量水器の取外し部から容易に盗水されることを
防止すると共に、取外し後の給水管の管口部を衛
生的に保たせるために使用する管口閉塞栓に関す
るものである。
〔従来技術〕
通常、住宅用の給水設備として道路がわの配水
管から各戸用に分岐させた給水管の途中には止水
栓および量水器が設けられているのであるが、例
えば空家となつて水道の供給を一時的に停止させ
るようなときは、上流がわの止水栓を閉じた状態
で上記量水器を取外すようにしているのである。
即ち、第2図に示すように上記量水器aは、地
面を堀りこんで形成した箱形の空間bに対向して
配置されている給水管1,1間へ介設させた状態
で、各給水管のフランジ部2に係止せしめたユニ
オンナツト3,3を量水器aの両端ネジ部a′に
夫々螺合することにより該量水器aを介して上記
対向給水管1,1を連通させているのである。従
つてたとえ、上流がわの止水栓(図示なし)を閉
栓しても前記した状態より量水器aを取外したの
では、対向給水管1,1の各口部が土中に向けて
開放させるため、内部に土や虫などの異物が侵入
して再使用の際に衛生上の問題が生じるのであ
る。
そこで従来は、第3図にその片側を示している
ように、量水器aを取外した上記対向給水管1,
1の途中に、その長さを該量水器の全長を合わせ
て形成した中継管cを介在させて、該管cの両端
に形成したネジ部c′へ各給水管1,1のユニオン
ナツト3を夫々螺合することにより該介設中継管
cで各給水管の管口を保護させるようにしている
のである。但しこの状態では、中継管cにより給
水管1,1が連通状態となるため止水栓を開くと
水道を無断で使用される弊害が生じるので、上流
がわの給水管1内には、通例ネジ棒d′の進退によ
つて径を大小させるようにした詰物dを予め介装
させるようにしているのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前記したような中継管を使用すると
きは、予めその長さを対向給水管における両口端
間に介設させうる寸法に合わせておかねばならな
いばかりか、取付時に各給水管と中継管相互の軸
芯を一致させる必要があるため狭隘な空間内での
作業に際し多くの手間と労力を要するのである。
本考案の閉塞栓はかかる実情に対処したもの
で、小形、軽量のものとなして対向給水管の各管
口へ個々単独に螺合しうるようになすと共に、狭
い空間での取付作業を容易ならしめることを目的
とするのである。
〔問題を解決するための手段〕
即ち本考案の閉塞栓は、給水管の途中に介設さ
れている量水器を上記給水管より取り外した際に
おける該給水管の対向管端に2個1組として用い
るようにした閉塞栓であつて、栓体の軸方向前端
より後端がわにかけて、上記各給水管の端部フラ
ンジに係合せしめたユニオンナツトに螺合しうる
ネジ部と、このネジ部の外径より外径を大ならし
めた手廻し用の回動部および対角頂部間の寸法を
上記回動部の外径より小ならしめた多角状の工具
係合部を一体に設けることにより形成したことを
特徴とするのである。
〔作用〕
本考案の閉塞栓は、2個を同時に用いるのであ
り、然してこれの使用は、給水管途中の対向部間
に介設されている量水器を取外したのち、対向給
水管の端部に対して上記閉塞栓のネジ部を夫々の
フランジ部に係止されているユニオンナツト内へ
螺合することにより装着しうるのであるが、この
螺合時に際して、先ず回動部を手で廻しながら上
記ネジ部を螺合し、次いで後部がわに設けた工具
係合部をスパナ類で回動することにより上記ネジ
部を強く締めこませて各給水管の管口を閉塞させ
るのである。
なお、上記栓体のネジ部に前部を開放した凹部
を形成させておくと、前記閉塞状態で、先に給水
管内へ介装せしめた前記詰物のネジ棒外端を介入
させることができるのである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を、土中内で口端を対向し
て配置させている給水管1,1の一方を示した第
1図について説明する。図において11は対向し
ている各給水管1の口端フランジ部2に係合した
ユニオンナツト3に螺合することにより、上記対
向給水管の各口端を閉塞させるようにした2個1
セツトよりなる栓体で、該栓体11は、軸方向の
前端より後端にかけて、上記ユニオンナツト3に
螺合しうるネジ部12と、該ネジ部の外径より径
大とした外周をもつ手廻し用の回動部13及び対
角頂部間の寸法を上記回動部13の直径より小な
らしめた多角面14′よりなる工具係合部14を
一体に設けしめることで形成されている。15は
ネジ部12に軸方向前方を開放させて設けしめた
凹部、16はパツキンを示す。なお、上記回動部
13の外周には滑り止め用としてローレツト1
3′が施されている。
上記構成を有する栓体11は、第2図示のよう
に対向給水管1,1間にユニオンナツト3,3に
よつて介設されている量水器aを取外し、各給水
管1,1の口端フランジ部2に係合されている
夫々のユニオンナツト3内へ、パツキン16を介
して前端のネジ部12を螺合することで該栓体1
1により給水管1,1の口端を個々に閉塞させる
のであるが、上記栓体11の螺合は、当初回動部
13を手で廻しながら行い、次いで係合部14を
スパナによつて所要の強さで締結するのである
が、上記回動部13はネジ部12より径大とされ
て外周に滑り止め13′を形成させているので、
この回動部を当初手でもつて操作しうることによ
り上記ネジ部のユニオンナツト3へのねじこみが
迅速かつ容易に行えるのであり、さらに栓体後端
の係合部14は対角頂部間の寸法が上記回動部1
3の外径より小とされているため、上記ユニオン
ナツトに対して使用する工具より比較的小形のも
のを使用することが可能となつて狭い空間内であ
るにかかわらず工具により強力に螺合しうるので
ある。なお、栓体11のネジ部12へ前方に開口
する凹部を設けておくと、給水管の管口近くに介
装せしめた詰物のネジ棒をこの凹部内に位置させ
ることができるのである。
〔考案の効果〕
本考案の閉塞栓によるときは、量水器を取外し
た際において、対向給水管の口部間の寸法に一致
させた中継管を個々に準備するような手間をかけ
ることなく、各給水管の管口に対し単独に施し得
て作業が迅速に行え、しかも全体を小形かつ軽量
に形成できて持ち運び、あるいは施工を容易なら
しめうると共に、ユニオンナツトへのネジ部の螺
合に当り、手廻し用の回動部が上記ネジ部より径
大とされていることにより該回動部を握りしめる
ことでネジ部を容易にねじこませうるのであり、
さらに最終的な締めこみは工具係合部にスパナ類
を係合させることで行いうるのであるが、この係
合部は上記ネジ部の外径より多角状とした対角頂
部間の寸法を小ならしめて形成しているので締め
つけに際して比較的小さな工具が使用できるた
め、狭い空間内での工具によるねじこみ作業を能
率よく行いうるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案閉塞栓の実施例を示す要部切欠
側面図、第2図は給水管の量水器取付部を示す一
部切欠平面図、第3図は従来の量水器取外し部に
用いている中継管における片側の取付部を示す断
面図である。 1は給水管、2はフランジ部、3はユニオンナ
ツト、12はネジ部、13は回動部、14は係合
部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給水管の途中に介設されている量水器を上記給
    水管より取り外した際における該給水管の対向管
    端に2個1組として用いるようにした閉塞栓であ
    つて、栓体の軸方向前端より後端がわにかけて、
    上記各給水管の端部フランジに係合せしめたユニ
    オンナツトに螺合しうるネジ部と、このネジ部の
    外径より外径を大ならしめた手廻し用の回動部お
    よび対角頂部間の寸法を上記回動部の外径より小
    ならしめた多角状の工具係合部を一体に設けるこ
    とにより形成したことを特徴とする給水管の管口
    閉塞栓。
JP1986018337U 1986-02-12 1986-02-12 Expired JPH03635Y2 (ja)

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JP1986018337U JPH03635Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

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Publications (2)

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JPS62131194U JPS62131194U (ja) 1987-08-19
JPH03635Y2 true JPH03635Y2 (ja) 1991-01-10

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ID=30811918

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