JPH0363390B2 - - Google Patents

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JPH0363390B2
JPH0363390B2 JP19322784A JP19322784A JPH0363390B2 JP H0363390 B2 JPH0363390 B2 JP H0363390B2 JP 19322784 A JP19322784 A JP 19322784A JP 19322784 A JP19322784 A JP 19322784A JP H0363390 B2 JPH0363390 B2 JP H0363390B2
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JP
Japan
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gear
animal
rocking
coil spring
swinging
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JP19322784A
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English (en)
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JPS6171084A (ja
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Goro Nishikata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIKATA GANGU KOGYO KK
Original Assignee
NISHIKATA GANGU KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、木登玩具に関するものである。
[発明の技術的背景とその問題点] この種の木登玩具は、従来から多種多様に創出
されているが、その代表的なものとしては柱体の
内部に上下動自在に設けられた磁石によつて、動
物体を柱体の表面に沿つて上下移動させるもので
ある。これは磁石の移動によつて、動物体の動き
を若干複雑にできるが、動物体が何等鳴声を発し
ないため、子供等の感興をそそり得なかつた。
[発明の目的] そこで、本発明は、本物のコアラ等の動物体が
恰も鳴きながら木等の柱体を登つているかのよう
に見せて、子供等の感興を著しくそそれるような
木登玩具を提供するものである。
[発明の概要] 本発明の要旨とするところは、箱体に立設され
た柱体の表面に沿つて動物体を上下移動させる木
登機構と、その動物体が柱体を上方へ移動する際
に鳴く鳴声機構と、これらの木登機構及び鳴声機
構を駆動する駆動機構とから成り、前記木登機構
は、中空状の柱体に移動溝を上下方向へ設け、且
つ柱体内には下端部がバネ回転歯車に取付けられ
た正逆回転自在のコイルバネと、下端が切換スイ
ツチ揺動用の揺動体に連動された上下動自在の作
動杆とを挿入し、そのコイルバネの中には前記動
物体に支持された作動杆押上用の移動杆をコイル
バネの正逆回転に伴なつて上下動自在に挿入し、
更に前記箱体には動物体下降時に押下げられる切
換スイツチ揺動用の押杆を上下動自在に設けるよ
うに形成し、一方、前記鳴声機構は、木登機構の
揺動体に設けられた作動ピンで歯脱自在に噛合さ
れる回転盤回転歯車と、誘導突起付き回転盤とを
同軸で支持し、その誘導突起に笛体揺動用の揺動
板を連動させるように形成し、木登機構のバネ回
転歯車と鳴声機構の回転盤回転歯車とを前記駆動
機構で適宜に回転させるようにしたことを存する
ものである。
[発明の実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明す
る。
本発明の木登玩具は、図に示すように背中に子
コアラ1を乗せた親コアラ2等の動物体3を箱体
4に立設された木等の柱体5の表面に沿つて上下
移動させる木登機構Aと、前記動物体3が柱体5
を上下へ移動する際に鳴く鳴声機構Bと、これら
木登機構A及び鳴声機構Bを駆動する駆動機構C
と、前記動物体3の上下移動時に手6及び足7を
揺動する手足揺動機構Dとから構成されている。
前記木登機構Aは、第1図及び第4図に示すよ
うに、表面に葉付きの枝8が適宜間隔に着脱自在
に取付けられた中空状の木等の柱体5に、上下端
部を若干残存させた移動溝9を上下方向へ沿つて
設け、また柱体5の内部には正逆回転自在のコイ
ルバネ10と、上端及び下端に夫々上当接片11
及び下当接片12を有する上下動自在の作動杆1
3とを挿入し、そのコイルバネ10の中には前記
動物体3の腹部に支持片14を介して支持された
作動杆13押上用の移動杆15をコイルバネ10
の正逆回転に伴なつて上下動自在に挿入するよう
に形成されている。そして、コイルバネ10の下
端部は、前記箱体4内の駆動機構Cに連動された
バネ回転歯車16に、軸受17にバネ回転軸18
を介して取付けられている。また、作動杆13の
下当接片12は、駆動機構Cのモータ50(後述
する)正逆回転用の切換スイツチ19を揺動する
ための揺動体20に連動されている。即ち、この
揺動体20は、第3図及び第4図に示すように、
箱体4内の仕切板21側面に着脱自在に差込まれ
た基板22に基端部を軸ピン23にて揺動自在に
支持し、その基端側を、一端が基板22に固定さ
れたネジリコイルバネ24に取付け、その先端側
に設けられた係合輪25付き揺動片26を前記作
動杆13の下当接片12の上側に当接するように
配置し、更に係合輪25の軸ピン23近傍には前
記鳴声機構Bの作動ピン27を突設するように形
成されている。この揺動体20と基板22の相互
間には、前記柱体5の下端部に揺動自在に軸支さ
れた動物体3下降時に枝片28で押下げられる押
杆29を、上端部が箱体4から上方へ突出される
よう案内レール30を介して上下動自在に嵌通
し、この押杆29の下端部には揺動体20の先端
側の係合輪25内に係合されてモータ50正逆回
転用の切換スイツチ19を揺動する一対の揺動ピ
ン31が適宜間隔に突設されている。
また、前記鳴声機構Bは、第2図、第3図及び
第5図に示すように、前記木登機構Aのバネ回転
歯車16の小径歯車32に揺動体20の作動ピン
27で歯脱自在に噛合させる回転盤回転歯車33
と、下面の周縁部適所に誘導突起34が設けられ
た回転盤35とを同一の回転盤回転軸36で適宜
間隔に支持し、その回転盤回転歯車33と回転盤
35との相互間には長手方向略中央部に回転盤3
5の誘導突起34係合用の切欠部37が設けられ
た揺動板38を、基端が箱体4に軸ピン39で揺
動自在に支持されるよう配設し、そして、この揺
動板38の先端には動物体3の鳴声に近似させた
笛部40と、この笛部40に空気を吹込む蛇腹状
の袋部41とから成る笛体42を、袋部41が伸
縮自在になるよう連設するように形成されてい
る。
更に、前記駆動機構は、第1図乃至第3図、第
5図に示すように、箱体4から上方へ突出される
ように設けた駆動スイツチ43と、この駆動スイ
ツチ43に接続されるように箱体4内の収納室4
4に収納された乾電池45と、この乾電池45の
陽極及び陰極にリード線46で接続されるように
基板22に設けられたモータ50正逆切換用の切
換スイツチ19と、この切換スイツチ19の陽極
及び陰極にリード線47で接続されるように箱体
4に駆動軸48を介して回転自在に支持された駆
動歯車49付きモータ50と、このモータ50の
駆動歯車49に大径歯車51が噛合され且つ木登
機構Aのバネ回転歯車16に小径歯車52が噛合
されるように箱体4に減速軸53を介して回転自
在に支持された減速歯車54とから形成されてい
る。
それに、前記動物体3の手足揺動機構Dは、第
6図乃至第8図に示すように、胴外殻体55内に
設けられた一対の支持板56相互間に、側面に回
転歯車57が付設された前記柱体5表面転動用の
ゴム製のタイヤ58と、このタイヤ58の回転歯
車57に噛合される中間歯車59と、この中間歯
車59に噛合されて両端部に梃子60付き遍心軸
61を有する手足揺動歯車62とを回転自在に支
持する。一方、胴外殻体55の両側面前後部に手
6、足7を揺動自在に夫々軸支し、この手6の付
根部内面の後側縁部には後端側に切欠溝63を有
する断面コ字形状の連動板64を後方へ突設し、
且つ両足7の付根部内面の前側縁部には前記連動
板64の切欠溝63に係合される案内ピン65を
内側へ突設する。そして、両手6の連動板64内
に前記手足揺動歯車62の各遍心軸61の梃子6
0を嵌込んで、手足揺動歯車62の回転に伴なつ
て手6、足7が揺動されるよに形成されている。
[発明の効果] 本発明は、前述のように構成したから、使用に
おいては、駆動機構Cの駆動スイツチ43をON
にしてモータ50を正回転させることにより、木
登機構Aのバネ回転歯車16が駆動歯車49、減
速歯車54を介して正回転し、このバネ回転歯車
16の正回転に伴なつてコイルバネ10が正回転
され、続いて動物体3がコイルバネ10の中の移
動杆15を介して上方へ移動される。この動物体
3の上昇時に鳴声機構Bの回転盤回転歯車33
は、木登機構Aの作動杆13の下当接片12でバ
ネ回転歯車16の小径歯車32に押付けて噛合さ
れているため、回転盤35が回転盤回転軸36を
介して回転され笛体42が揺動板38の揺動作用
で動物体3の鳴声に近似した音を発し続けること
になる。次に、動物体3の移動杆15が作動杆1
3の上当接片11に当接して押上げると同時に、
作動杆13の下当接片12が揺動体20の揺動片
26を、軸ピン23を中心にして上方へ揺動さ
れ、続いて押杆29が上昇されるに伴なつて下側
の揺動ピン31が駆動機構Cの切換スイツチ19
を揺動してモータ50が逆回転に切換えられる。
これと同時に、揺動体20の作動ピン27も上方
へ揺動されて鳴声機構Bの回転盤回転歯車33が
バネ回転歯車16の小径歯車32から外れて動物
体3の鳴声が停止される。そのため、最上位にあ
つた動物体3が駆動機構Cのモータ50及び木登
機構Aのコイルバネ10の逆回転に伴なつてコイ
ルバネ10の中の移動杆15を介して下方へ移動
され、この動物体3の下降時には鳴声を発しない
ことになる。そして、動物体3が最下位に下降す
ると、動物体3が枝片28に当接して押杆29が
押下げられ、続いて押杆29の各揺動ピン31で
揺動体20及び切換スイツチ19が軸ピン23を
中心にして下方へ揺動され、モータ50が正回転
に切換えられると同時に、揺動体20の作動ピン
27で鳴声機構Bの回転盤回転歯車33がバネ回
転歯車16の小径歯車32に噛合されて、動物体
3が鳴きながら上方へ移動されることになる。す
なわち、箱板4に立設された柱体5の表面に沿つ
て動物体3を上下移動させる木登機構Aと、その
動物体3が柱体5を上方へ移動する際に鳴く鳴声
機構Bと、これらの木登機構A及び鳴声機構Bを
駆動する駆動機構Cとから構成したことにより、
動物体3の上昇時に、本物のコアラ等の動物体3
が恰も鳴きながら木等の柱体5を登つているかの
ように見せるため、子供等の感興を著しくそそる
ことができる。
しかも、動物体3にこの動物体3の上下移動時
に手6及び足7を揺動する手足揺動機構Dを設け
ると、動物体3の上昇時にタイヤ58が柱体5に
接触しながら転動することによつて、回転歯車5
7、中間歯車59、手足揺動歯車62を介して両
端の遍心軸61の梃子60で連動板64が揺動さ
れる、手6及び足7が前後方向へ揺動され、本物
のコアラ等の動物体3が恰も鳴きながら木等の柱
体5を登つているかのように見せるため、子供等
の感興を一層そそることができる。
以上説明したように、本発明によれば、本物の
コアラ等の動物体が恰も鳴きながら木等の柱体を
登つているかのように見えて、子供等の感興を著
しくそそることができる等の諸効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は全体斜視図、第2図は一部を省略した縦断正面
図、第3図は第2図のX−X矢視線断面図、第4
図は木登機構の切換スイツチの作動状態を示す第
3図Y−Y矢視線断面図、第5図は駆動機構、木
登機構、鳴声機構の連繁状態を示す第3図のZ−
Z矢視線断面図、第6図は動物体の頭部及び胴外
殻体を取外した状態の正面図、第7図は第6図の
一方の支持板を取外した状態の右側面図、第8図
は動物体の一部を省略した左側断面図である。 A……木登機構、B……鳴声機構、C……駆動
機構、D……手足揺動機構、1……子コアラ、2
……親コアラ、3……動物体、4……箱体、5…
…柱体、6……手、7……足、8……枝、9……
移動溝、10……コイルバネ、11……上当接
片、12……下当接片、13……作動杆、14…
…支持片、15……移動杆、16……バネ回転歯
車、17……軸受、18……バネ回転軸、19…
…切換スイツチ、20……揺動体、21……仕切
板、22……基板、23……軸ピン、24……ネ
ジリコイルバネ、25……係合輪、26……揺動
片、27……作動ピン、28……枝片、29……
押杆、30……案内レール、31……揺動ピン、
32……小径歯車、33……回転盤回転歯車、3
4……誘導突起、35……回転盤、36……回転
盤回転軸、37……切欠部、38……揺動板、3
9……軸ピン、40……笛部、41……袋部、4
2……笛体、43……駆動スイツチ、44……収
納室、45……乾電池、46……リード線、47
……リード線、48……駆動軸、49……駆動歯
車、50……モータ、51……大径歯車、52…
…小径歯車、53……減速軸、54……減速歯
車、55……胴外殻体、56……支持板、57…
…回転歯車、58……タイヤ、59……中間歯
車、60……梃子、61……遍心軸、62……手
足揺動歯車、63……切欠溝、64……連動板、
65……案内ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 箱体に立設された柱体の表面に沿つて動物体
    を上下移動させる木登機構と、その動物体が柱体
    を上下へ移動する際に鳴く鳴声機構と、これらの
    木登機構及び鳴声機構を駆動する駆動機構とから
    成り、前記木登機構は、中空状の柱体に移動溝を
    上下方向へ設け、且つ柱体内には下端部がバネ回
    転歯車に取付けられた正逆回転自在のコイルバネ
    と、下端が切換スイツチ揺動用の揺動体に連動さ
    れた上下動自在の作動杆とを挿入し、そのコイル
    バネの中には前記動物体に支持された作動杆押上
    用の移動杆をコイルバネの正逆回転に伴なつて上
    下動自在に挿入し、更に前記箱体には動物体下降
    時に押下げられる切換スイツチ揺動用の押杆を上
    下動自在に設けるように形成し、一方、前記鳴声
    機構は、木登機構の揺動体に設けられた作動ピン
    で歯脱自在に噛合される回転盤回転歯車と、誘導
    突起付き回転盤とを同軸で支持し、その誘導突起
    に笛体揺動用の揺動板を連動させるように形成
    し、木登機構のバネ回転歯車と鳴声機構の回転盤
    回転歯車とを前記駆動機構で適宜に回転させるよ
    うにしたことを特徴とする木登玩具。
JP19322784A 1984-09-14 1984-09-14 木登玩具 Granted JPS6171084A (ja)

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JPS6171084A JPS6171084A (ja) 1986-04-11
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JPS6171084A (ja) 1986-04-11

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