JPH036305Y2 - - Google Patents

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JPH036305Y2
JPH036305Y2 JP4976887U JP4976887U JPH036305Y2 JP H036305 Y2 JPH036305 Y2 JP H036305Y2 JP 4976887 U JP4976887 U JP 4976887U JP 4976887 U JP4976887 U JP 4976887U JP H036305 Y2 JPH036305 Y2 JP H036305Y2
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shaped
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JP4976887U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ボール形状の保形性を有する洗濯袋
の改良に関するものである。
従来の技術 ボール形状の保形性を有する洗濯袋としては、
従来、実公昭60−21027号公報に示されるように、
袋体の袋縫部に弾性条を挿入、添接したものが知
られている。
上述の公報に示されるものは、第3図に示され
るごとく、袋体の布帛Aに経線方向に走る袋縫部
Bを形成し、この袋縫部Bを、第2図に示される
経線の交叉部100,101において互いに連通
させ、この袋縫部B内へ合成樹脂製の中空の弾性
条Cを挿入、添接させるとともに、上記交叉部1
00,101では、十字形状の連通部内に2本の
弾性条Cが交叉して挿入される構造となつてい
る。
考案が解決しようとする問題点 上述の従来のボール形状の保形性を有する洗濯
袋では、経線方向に形成された袋縫部B内へ弾性
条Cを挿入する際、前記十字形状の連通部内へ弾
性条Cを交叉させつつ挿入する作業が円滑に行な
われず作業能率が低下するのみでなく、弾性条C
が合成樹脂製の中空体であるため嵩張り、前記十
字形の連通部では弾性条C同士の重なりのため著
しく嵩高くなり、該部分の布帛Aおよび袋縫部B
が洗濯槽との摩擦で破損しやすい欠点があり、か
かる摩損現象は袋縫部Bの他の部分においても生
じやすいものであり、かかる摩損現象は、袋縫部
Bが、網構造の袋体の布帛Aで構成され、強度が
比較的低いことにも起因している。
上述の現状に鑑み、本考案は、保形性が大であ
り、しかも弾性条の挿入、添接作業が容易である
とともに、弾性条が如何なる部位においても嵩張
ることがなく、袋体の布帛はもとより弾性条を挿
入した袋部も摩損を生ずることが少ない洗濯袋を
提供することを目的として考案されたものであ
る。
問題点を解決するための手段 上述の目的を達成するため、本考案は、網構造
の布帛でボール形状に形成されている袋体の互い
に交叉する複数の経線に沿つて、合成繊維布帛の
ごとき強靭なテープよりなる連通袋部が縫着され
ており、各連通袋部は、前記経線の交叉部におい
て、袋体から離間して交叉させられ、各連通袋部
内には環状をなすピアノ線等の細い弾性条が挿入
されているという構成を採用している。
作 用 本考案は、上述の構成であるから、袋体は互い
に交叉する複数の経線に沿う連通袋部内へ挿入、
添接された環状のピアノ線等の細い弾性条の作用
で、常にボール形状を良く保持し、内装された被
洗濯物が他の被洗濯物とからまるのを防止する。
また連通袋部は、経線の交叉部において、袋体
から離間して交叉させられているので、それぞれ
独立して袋体に縫着させられた構造となり、弾性
条の挿入は、経線の交叉部分においても相互に干
渉することがなく容易に挿入することができる。
上述の連通袋部は合成繊維布帛のごとき強靭な
テープで構成されているので、摩擦が繰り返され
ても摩損することが無く、挿入される弾性条がピ
アノ線等の細い線材であるから嵩張らないこと、
経線の交叉部においても、連通袋部が互いに離れ
ていることにより変位の自由度が大きいこと等に
より袋体の布帛や前記テープの摩損を生じさせる
ことが少なく洗濯袋としての耐用時間を長くさせ
うるものである。
実施例 第1図および第2図は実施の一例を示してお
り、ボール形状とされた袋体1は、ナイロン等の
合成樹脂繊維等の編糸よりなる網目編アトラス網
等の網構造の布帛を、両凸レンズの断面形状のご
とく裁断した布帛2,3,4,5の側縁同士の縫
合により球状とされているが、かかる形状に限定
されるものではなく、ラグビーボール状その他任
意のボール形状でよいものである。
図示例において、布帛2,3,4,5は隣接す
る布帛との縫接線は、経線6,7,8,9に沿つ
て形成され、経線6,8と経線8,9とは、ボー
ル形状の天頂部と下底部との交叉部100,10
1において交叉させられている。
上述の縫接線部分には、ナイロン、ポリエステ
ル等の強靭な合成繊維布帛のテープで形成された
連通袋部10,11が縫着されており、各連通袋
部10,11は経線6,8および経線7,8方向
に連通する袋部を形成している。
上述の連通袋部10,11は、交叉部100,
101において、袋体1を裏返しとした第1図に
示されるように袋体1から離間し、この離間部分
12,13が交叉させられている。
上述の離間部分12,13に対応する袋体1の
の帛2,3,4,5は、別のテープ14,15,
16,17で縫接されている。
上述の連通袋部10,11内にはピアノ線等の
細く強靭な弾性条18,19がそれぞれ挿入添接
され、各弾性条18,19は、それぞれ各端部を
適宜手段で連結されて環状とされている。
第2図において、符号20は経線9と平行に設
けられ、スライドフアスナー21で開閉自在とさ
れた被洗濯物の出し入れ口である。
上述の実施例においては、2本の経線が十字状
に交叉させられているが、交叉させる経線の数は
2本以上であつてもよいことは勿論である。
本考案は、上述の構成であつて、互いに交叉す
る連通袋部10,11は、交叉部100,101
において互いに干渉しないように交叉させられ、
互いに独立した袋部をなしているので、弾性条1
8,19を挿入するとき、弾性条18,19が干
渉することがなく容易に挿入作業を行なうことが
できる。
また弾性条18,19がピアノ線のように細い
線材とされているので、連通袋部10,11内で
嵩張ることがなく、洗濯に繰り返し使用されても
前記連通袋部10,11、布帛2,3,4,5等
に摩損が生ずる恐れが少なく、耐用期間を著しく
長くしうる。
また交叉する経線方向に弾性条が挿入、添接さ
れているので、洗濯槽内でボール形状を保持し、
洗濯あるいは乾燥の効果が助長される。
効 果 本考案は以上説明した構成、作用のものであつ
て、ボール形状の保形性が大きく、保形のための
弾性条の挿入作業が容易となる効果を奏する。
また弾性条がピアノ線のごとく細い弾性条であ
ることと、挿入する連通袋部が経線の交叉部にお
いて袋体から離間し互いに交叉しており、互いに
干渉することが無いこととの相乗効果により、袋
体の弾性条挿入、添接部位における摩損を良好に
防止し、耐用期間を長くしうる効果も有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の一例を裏返して経線交叉部分の
みを示した斜面図、第2図は第1図に示す構造を
備えた洗濯袋の一例の斜面図、第3図は従来の洗
濯袋の弾性条挿入部分の略示断面図である。 1:袋体、2,3,4,5:布帛、10,1
1:連通袋部、18,19:弾性条、100,1
01:交叉部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 網構造の布帛でボール形状に形成されている袋
    体の互いに交叉する複数の経線に沿つて、合成繊
    維布帛のごとき強靭なテープよりなる連通袋部が
    縫着されており、各連通袋部は、前記経線の交叉
    部において、袋体から離間して交叉させられ、各
    連通袋部内には環状をなすピアノ線等の細い弾性
    条が挿入されているボール形状の洗濯袋。
JP4976887U 1987-04-01 1987-04-01 Expired JPH036305Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4976887U JPH036305Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

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JP4976887U JPH036305Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

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Publication Number Publication Date
JPS63158283U JPS63158283U (ja) 1988-10-17
JPH036305Y2 true JPH036305Y2 (ja) 1991-02-18

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