JPH074015Y2 - ポケット付き健康帯 - Google Patents
ポケット付き健康帯Info
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- JPH074015Y2 JPH074015Y2 JP1990003863U JP386390U JPH074015Y2 JP H074015 Y2 JPH074015 Y2 JP H074015Y2 JP 1990003863 U JP1990003863 U JP 1990003863U JP 386390 U JP386390 U JP 386390U JP H074015 Y2 JPH074015 Y2 JP H074015Y2
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- belt
- warp
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はポケット付き健康帯に係り、特に貴重品などの
盗難防止と腰痛予防を兼ねるポケット付き健康帯に関す
るものである。
盗難防止と腰痛予防を兼ねるポケット付き健康帯に関す
るものである。
[従来の技術] 面フアスナーは無数のフツク体を敷設した雄面フアスナ
ー体と、無数のループ体を敷設した雌面フアスナー体と
から構成されるものであり、雄面フアスナー体を雌面フ
アスナー体に対して容易に着脱自在にできることから衣
類、靴類、雑貨等の接合用に広く用いられており、特に
腰部分を保護する健康帯が広く使用されている。
ー体と、無数のループ体を敷設した雌面フアスナー体と
から構成されるものであり、雄面フアスナー体を雌面フ
アスナー体に対して容易に着脱自在にできることから衣
類、靴類、雑貨等の接合用に広く用いられており、特に
腰部分を保護する健康帯が広く使用されている。
このような従来の健康帯においては、面フアスナーの製
造上の制約及び本来の機能上の制約から無数のフツク体
を設けた雄面フアスナー体と、無数のループ体を設けた
雌面フアスナー体は伸縮性を有していない。このことか
ら、従来の健康帯においては各サイズに適合させて伸縮
性の帯体の長手方向の全長を決めてから、両端部位に面
フアスナーを夫々設けていた。
造上の制約及び本来の機能上の制約から無数のフツク体
を設けた雄面フアスナー体と、無数のループ体を設けた
雌面フアスナー体は伸縮性を有していない。このことか
ら、従来の健康帯においては各サイズに適合させて伸縮
性の帯体の長手方向の全長を決めてから、両端部位に面
フアスナーを夫々設けていた。
また、従来の健康帯においては無数のループ体を設けた
雌面フアスナー体の長手方向の全長をやや大きく設定し
て雄面フアスナー体が接合する位置の自由度を大きくし
て所謂フリーサイズの健康帯としている。
雌面フアスナー体の長手方向の全長をやや大きく設定し
て雄面フアスナー体が接合する位置の自由度を大きくし
て所謂フリーサイズの健康帯としている。
一方、実開昭55-52213号公報になる「バンド」によれ
ば、雌面フアスナーとしてのパイル層を持つ有弾性帯体
の面に発光区帯を形成するとともに、帯体の端部にパイ
ル層に係止する雄面フアスナーを設けるように構成され
たものが提案されており、衣服の余剰部分の係止と発光
部による交通安全対策を図る提案がなされている。
ば、雌面フアスナーとしてのパイル層を持つ有弾性帯体
の面に発光区帯を形成するとともに、帯体の端部にパイ
ル層に係止する雄面フアスナーを設けるように構成され
たものが提案されており、衣服の余剰部分の係止と発光
部による交通安全対策を図る提案がなされている。
[本考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来の健康帯または「バンド」は上述の
ように雄面フアスナー体と雌面フアスナー体の両方が伸
縮性を有していないことから各サイズに適合させて帯体
の長手方向の全長を決めて健康帯を製造しなければなら
ないという問題点があつた。また、無数のループ体を設
けた雌面フアスナー体の長手方向の全長をやや大きく設
定して雄面フアスナーが接合する位置の自由度を大きく
して所謂フリーサイズの健康帯は、雌面フアスナー体に
伸縮性がないので雌面フアスナー体を設けた部位の伸縮
性が確保されない上に、帯体は一様な伸縮性を有してい
るので、体形に習うように変形してしまい健康帯として
理想的な形状に変形できない問題点があつた。
ように雄面フアスナー体と雌面フアスナー体の両方が伸
縮性を有していないことから各サイズに適合させて帯体
の長手方向の全長を決めて健康帯を製造しなければなら
ないという問題点があつた。また、無数のループ体を設
けた雌面フアスナー体の長手方向の全長をやや大きく設
定して雄面フアスナーが接合する位置の自由度を大きく
して所謂フリーサイズの健康帯は、雌面フアスナー体に
伸縮性がないので雌面フアスナー体を設けた部位の伸縮
性が確保されない上に、帯体は一様な伸縮性を有してい
るので、体形に習うように変形してしまい健康帯として
理想的な形状に変形できない問題点があつた。
また、海外旅行等において貴重品等を身に付けること
は、従来の健康帯では到底できないものであり、また海
外旅行等においてはボディチェックの際に金属類の検知
があることから、金属類を健康帯に用いることができな
いものであった。
は、従来の健康帯では到底できないものであり、また海
外旅行等においてはボディチェックの際に金属類の検知
があることから、金属類を健康帯に用いることができな
いものであった。
したがつて、本考案は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は各サイズに適合させるために帯体
の長手方向の全長を決めなくともよいフリーサイズの健
康帯を製造でき、装着後に健康帯として理想的な形状に
変形でき、貴重品を収容でき、しかも通気性に優れるポ
ケット付き健康帯を提供することにある。
のであり、その目的は各サイズに適合させるために帯体
の長手方向の全長を決めなくともよいフリーサイズの健
康帯を製造でき、装着後に健康帯として理想的な形状に
変形でき、貴重品を収容でき、しかも通気性に優れるポ
ケット付き健康帯を提供することにある。
[課題を解決するための手段]及び[作用] 上述の課題を解決し目的を達成するために、本考案のポ
ケット付き健康帯は、無数のフツク体(2a)を設けた雄
面フアスナー体(2)を伸縮性を有する帯体(3)の一
方の端部に設けてなるポケット付き健康帯であつて、前
記雄面フアスナー体(2)に接合するための無数のルー
プ体(1a)を有する雌面フアスナー体(1)を、伸縮性
を有する縦糸を混紡して形成し、かつ前記ループ体(1
a)を前記縦糸の伸縮する方向に沿うようにパイル織り
により構成することによつて前記雌面フアスナー体
(1)に帯体(3)の長手方向の伸縮性を持たせ、前記
雌面フアスナー体(1)を前記帯体(3)の他端部に設
けるとともに、前記帯体(3)を、その長手方向に沿う
中心部分から縁部のかけて漸次幅が狭くなるようにされ
た複数の帯体(4a,4b,4c,…)を結合部(6)において
結合して構成し、かつ前記帯体(3)の途中部位におい
て伸縮自在のポケット部(5)を設けたことにより、使
用に際しては、雌面フアスナー体が雄面フアスナー体と
係止して伸縮するようにしてフリーサイズとなり、また
結合部を介して結合された複数の帯体が、人体の腰部分
に装着された場合において、腰部分の凹凸に沿う形に理
想的に変形してフィット感を出す一方、結合部により通
気性を確保でき、しかもポケット部に貴重品等を収容で
きるようにする。
ケット付き健康帯は、無数のフツク体(2a)を設けた雄
面フアスナー体(2)を伸縮性を有する帯体(3)の一
方の端部に設けてなるポケット付き健康帯であつて、前
記雄面フアスナー体(2)に接合するための無数のルー
プ体(1a)を有する雌面フアスナー体(1)を、伸縮性
を有する縦糸を混紡して形成し、かつ前記ループ体(1
a)を前記縦糸の伸縮する方向に沿うようにパイル織り
により構成することによつて前記雌面フアスナー体
(1)に帯体(3)の長手方向の伸縮性を持たせ、前記
雌面フアスナー体(1)を前記帯体(3)の他端部に設
けるとともに、前記帯体(3)を、その長手方向に沿う
中心部分から縁部のかけて漸次幅が狭くなるようにされ
た複数の帯体(4a,4b,4c,…)を結合部(6)において
結合して構成し、かつ前記帯体(3)の途中部位におい
て伸縮自在のポケット部(5)を設けたことにより、使
用に際しては、雌面フアスナー体が雄面フアスナー体と
係止して伸縮するようにしてフリーサイズとなり、また
結合部を介して結合された複数の帯体が、人体の腰部分
に装着された場合において、腰部分の凹凸に沿う形に理
想的に変形してフィット感を出す一方、結合部により通
気性を確保でき、しかもポケット部に貴重品等を収容で
きるようにする。
[実施例] 以下に、実施例について図面参照の上で説明する。第1
図は実施例の雌面フアスナー体1と雄面フアスナー体2
とを健康帯3に設けた様子を表した外観図である。本図
において、健康帯3は伸縮性を有するスパンデツクス繊
維を地糸として長手方向に設ける一方、合成繊維のアク
リル繊維等を横糸として織り込んで構成されるものであ
り、両矢印S方向に引つ張ることで伸びる一方、引つ張
り力を解除することにより両矢印T方向に縮むものであ
る。
図は実施例の雌面フアスナー体1と雄面フアスナー体2
とを健康帯3に設けた様子を表した外観図である。本図
において、健康帯3は伸縮性を有するスパンデツクス繊
維を地糸として長手方向に設ける一方、合成繊維のアク
リル繊維等を横糸として織り込んで構成されるものであ
り、両矢印S方向に引つ張ることで伸びる一方、引つ張
り力を解除することにより両矢印T方向に縮むものであ
る。
このように伸縮自在にするために、健康帯3は長手方向
の縁部にかけて漸次幅が狭くなるようにされた伸縮性バ
ンド4a、4b、4c、4dを図示のように中心部を対称に配設
する一方、接合糸6により各伸縮性バンドを接続して1
枚の帯体を形成している。
の縁部にかけて漸次幅が狭くなるようにされた伸縮性バ
ンド4a、4b、4c、4dを図示のように中心部を対称に配設
する一方、接合糸6により各伸縮性バンドを接続して1
枚の帯体を形成している。
このように形成される健康帯3の端部には雌面フアスナ
ー体1と雄面フアスナー体2とが互いの接合面が対向す
るようにして夫々縫合等されて固定されている。この接
合面は雄面フアスナー体2の表面に設けられている無数
のフツク体2aと、雌面フアスナー体1の表面に設けられ
ている無数のループ体1aとで構成されるものであり、図
示のように雄面フアスナー体2の健康帯3の長手方向に
沿う全長は雌面フアスナー体1の全長よりも数倍小さく
設定されている。また、雄面フアスナー体2は健康帯3
の長手方向に沿う方向には伸縮性を持つていない。
ー体1と雄面フアスナー体2とが互いの接合面が対向す
るようにして夫々縫合等されて固定されている。この接
合面は雄面フアスナー体2の表面に設けられている無数
のフツク体2aと、雌面フアスナー体1の表面に設けられ
ている無数のループ体1aとで構成されるものであり、図
示のように雄面フアスナー体2の健康帯3の長手方向に
沿う全長は雌面フアスナー体1の全長よりも数倍小さく
設定されている。また、雄面フアスナー体2は健康帯3
の長手方向に沿う方向には伸縮性を持つていない。
一方、雌面フアスナー体1は健康帯3の長手方向に沿う
方向に伸縮性を持つているので、健康帯3が伸ばされる
と雌面フアスナー体1も同様に伸びるようになつてい
る。したがつて、健康帯3の各サイズに適合した位置に
面フアスナーの雄面フアスナー体2と雌面フアスナー体
1を設けなくとも良いばかりでなく、雌面フアスナー体
1も健康帯3と同様に伸縮作用をするので健康帯3の持
つ伸縮性が健康帯3の全長に渡り効果的に作用できるよ
うになる。
方向に伸縮性を持つているので、健康帯3が伸ばされる
と雌面フアスナー体1も同様に伸びるようになつてい
る。したがつて、健康帯3の各サイズに適合した位置に
面フアスナーの雄面フアスナー体2と雌面フアスナー体
1を設けなくとも良いばかりでなく、雌面フアスナー体
1も健康帯3と同様に伸縮作用をするので健康帯3の持
つ伸縮性が健康帯3の全長に渡り効果的に作用できるよ
うになる。
また、雌面フアスナー体1を伸縮帯の全長に渡り設ける
ことによって、雌面フアスナー体1を部分的に縫合等の
手段によって結合する必要がなくなるとともに、完全な
フリーサイズとして機能させることができるものであ
る。
ことによって、雌面フアスナー体1を部分的に縫合等の
手段によって結合する必要がなくなるとともに、完全な
フリーサイズとして機能させることができるものであ
る。
さらに健康帯3は、上述のように長手方向の縁部にかけ
て、幅寸法の中心から漸次幅が狭くなるような複数の伸
縮性バンド4a,4b,4c,4dを結合部6により結合して構成
して、各幅寸法に差がある。このために、幅方向の中心
部が縁部より伸縮性が小さくなっていることから、第10
図の使用図に図示のように外形Rを描いて変形して、人
体の腰部分の外形に対してフィットして各部に均一な装
着力を与えるように変形する。
て、幅寸法の中心から漸次幅が狭くなるような複数の伸
縮性バンド4a,4b,4c,4dを結合部6により結合して構成
して、各幅寸法に差がある。このために、幅方向の中心
部が縁部より伸縮性が小さくなっていることから、第10
図の使用図に図示のように外形Rを描いて変形して、人
体の腰部分の外形に対してフィットして各部に均一な装
着力を与えるように変形する。
このように構成される健康帯3には更に伸縮自在のポケ
ツト5が設けられており、内部にカイロKや貴重品等を
収容できるようにしている。
ツト5が設けられており、内部にカイロKや貴重品等を
収容できるようにしている。
次に、第2図は雌面フアスナー体1を形成するための組
織図であり、繊維業界でコウセン図と呼ばれる図であ
る。本図においては1目分の組織が示されており、縦列
の1Hから12Hは横糸の配列を、また横列の1Vから7Vは縦
糸による縦糸群の配列を示しており、横糸と縦糸群の交
叉点における表裏関係を白丸Wで示している。本図にお
いて白丸Wの記入されている交叉点においては各横糸の
裏側に1Vから7Vの縦糸が表われるようにされている。
織図であり、繊維業界でコウセン図と呼ばれる図であ
る。本図においては1目分の組織が示されており、縦列
の1Hから12Hは横糸の配列を、また横列の1Vから7Vは縦
糸による縦糸群の配列を示しており、横糸と縦糸群の交
叉点における表裏関係を白丸Wで示している。本図にお
いて白丸Wの記入されている交叉点においては各横糸の
裏側に1Vから7Vの縦糸が表われるようにされている。
このように織り込まれる縦糸群の内、縦糸1Vはダブルカ
バリングヤーン(DCY)と呼ばれ、スパンデツクス繊維
の外周面に2重に合成繊維のアクリル繊維等を捲きつけ
ることによりスパンデツクス繊維の全長が自然長の2倍
以上に過剰に伸びることを防止する構造を持つている。
この糸仕様は後述の第3図に示されている。
バリングヤーン(DCY)と呼ばれ、スパンデツクス繊維
の外周面に2重に合成繊維のアクリル繊維等を捲きつけ
ることによりスパンデツクス繊維の全長が自然長の2倍
以上に過剰に伸びることを防止する構造を持つている。
この糸仕様は後述の第3図に示されている。
また、縦糸2Vと3Vは表に表われる地糸の表縦糸であり、
縦糸4Vと5Vは裏になる地糸の裏縦糸であり合成繊維のア
クリル繊維等からなり、この糸仕様は後述の第3図に示
されている。
縦糸4Vと5Vは裏になる地糸の裏縦糸であり合成繊維のア
クリル繊維等からなり、この糸仕様は後述の第3図に示
されている。
縦糸6Vと7Vは第1図に示されているループ体1aをパイル
織りにより形成するために織り込まれるパイル糸であり
表面に適度なザラツキを有するようにして、フツク体が
掛止しやすくなるようにしている。これら縦糸6Vと7Vは
白丸Wの記入されている交叉点において連続して6箇所
で横糸の裏側に表われるようにしており、この6箇所の
連続部分でパイル織りがなされるようにして、ループ体
1aを形成するようにしている。この縦糸6Vと7Vの糸仕様
は後述の第3図に示されている。
織りにより形成するために織り込まれるパイル糸であり
表面に適度なザラツキを有するようにして、フツク体が
掛止しやすくなるようにしている。これら縦糸6Vと7Vは
白丸Wの記入されている交叉点において連続して6箇所
で横糸の裏側に表われるようにしており、この6箇所の
連続部分でパイル織りがなされるようにして、ループ体
1aを形成するようにしている。この縦糸6Vと7Vの糸仕様
は後述の第3図に示されている。
第3図は第2図の組織図に示された縦糸と横糸の糸仕様
図であり、第2図中において、記号1Vから7Vで示された
縦糸と、記号1Hから12Hで示された連続する1本の横糸
の糸仕様を表にまとめたものである。本糸仕様図におい
て、縦糸1Vは上述のようにスパンデツクス繊維に合成繊
維のアクリル繊維等を被覆した構成であり、840デニー
ルのスパンデツクス繊維に対して、150デニールの繊維
を48本分構成してなるアクリル繊維を被覆したものであ
る。合糸数は1本であり、総本数は46本設けてなるもの
である。
図であり、第2図中において、記号1Vから7Vで示された
縦糸と、記号1Hから12Hで示された連続する1本の横糸
の糸仕様を表にまとめたものである。本糸仕様図におい
て、縦糸1Vは上述のようにスパンデツクス繊維に合成繊
維のアクリル繊維等を被覆した構成であり、840デニー
ルのスパンデツクス繊維に対して、150デニールの繊維
を48本分構成してなるアクリル繊維を被覆したものであ
る。合糸数は1本であり、総本数は46本設けてなるもの
である。
次に、地糸となる前述の表縦糸の縦糸2Vと3Vと、地糸の
裏縦糸である縦糸4Vと5Vは100デニールの繊維2本から
構成され、合糸数は1本であり、撚数は75本/インチで
総本数は172本設けてなるものである。
裏縦糸である縦糸4Vと5Vは100デニールの繊維2本から
構成され、合糸数は1本であり、撚数は75本/インチで
総本数は172本設けてなるものである。
そして、ループ体を形成するパイル糸6V、7Vは210デニ
ールの繊維7本からなる合成繊維のナイロン繊維等であ
り、合糸数は1本であり、撚数は40本/インチで総本数
は123本設けてなるものである。
ールの繊維7本からなる合成繊維のナイロン繊維等であ
り、合糸数は1本であり、撚数は40本/インチで総本数
は123本設けてなるものである。
一方、連続した横糸は150デニールの繊維30本から構成
され、合糸数は2本であり、撚は無く、78本/インチの
打ち込み本数にされて織り込むものである。
され、合糸数は2本であり、撚は無く、78本/インチの
打ち込み本数にされて織り込むものである。
次に、第4図は第2図のA−A矢視断面図であり、両矢
印S方向に伸張した状態にされた縦糸1V(DCY)の表裏
方向に横糸1H〜12Hが略当間隔に配設される様子を示し
ている。
印S方向に伸張した状態にされた縦糸1V(DCY)の表裏
方向に横糸1H〜12Hが略当間隔に配設される様子を示し
ている。
また、第5図は第2図のB−B矢視断面図であり、伸張
した状態にされた縦糸1Vと同じ長さにされた縦糸2Vの表
裏方向に横糸1H〜12Hが所定間隔を保つて配設される様
子を示している。
した状態にされた縦糸1Vと同じ長さにされた縦糸2Vの表
裏方向に横糸1H〜12Hが所定間隔を保つて配設される様
子を示している。
そして、第6図は第2図のC−C矢視断面図であり、伸
張した状態にされた縦糸1Vと同じ長さにされた縦糸3Vの
表裏方向に横糸1H〜12Hが所定間隔を保つて配設される
一方、縦糸4Vが配設される様子を示している。
張した状態にされた縦糸1Vと同じ長さにされた縦糸3Vの
表裏方向に横糸1H〜12Hが所定間隔を保つて配設される
一方、縦糸4Vが配設される様子を示している。
最後に、第7図は第2図のD−D矢視断面図であり、伸
張した状態にされた縦糸1Vと同じ長さにされた縦糸の表
裏方向に横糸1H〜12Hが所定間隔を保つて配設される一
方、縦糸6V、7Vのパイル糸が配設される様子を示してい
る。
張した状態にされた縦糸1Vと同じ長さにされた縦糸の表
裏方向に横糸1H〜12Hが所定間隔を保つて配設される一
方、縦糸6V、7Vのパイル糸が配設される様子を示してい
る。
以上、第2図から第7図に基づいて説明したように両矢
印S方向に伸張する状態を保持して織り込まれた雌面フ
アスナー体1を形成する縦糸群の張設状態を解除する
と、上述の縦糸6V、7Vのパイル糸が裏面において立ち上
がる結果、パイル織りによるループ体が形成されること
になる。
印S方向に伸張する状態を保持して織り込まれた雌面フ
アスナー体1を形成する縦糸群の張設状態を解除する
と、上述の縦糸6V、7Vのパイル糸が裏面において立ち上
がる結果、パイル織りによるループ体が形成されること
になる。
第8図は縦糸1Vの縮み作用により両矢印T方向に縮んだ
状態を示した断面図であり、横糸1H〜12Hの間隔が狭く
なる様子を図示している。
状態を示した断面図であり、横糸1H〜12Hの間隔が狭く
なる様子を図示している。
次に、第9図は第7図の断面図において伸張状態を解除
した様子を示した断面図であり、図示のように6V、7Vの
パイル糸が裏面において矢印E方向に移動する結果、ル
ープ体が夫々形成される様子を示している。このように
して形成されるループ体に破線図示のフツク体2aが掛止
するようにしている。このようにして得られた1面分を
伸縮方向に平行に数百本以上縫合等して無数のループ体
を設けた雌面フアスナー体1を形成する。なお、以上の
雌面フアスナー体1の構成はほんの1例でに過ぎず、こ
の他にも縦糸1Vから6Vを種々配設することもでき、縦糸
の本数もまた種々が可能である。
した様子を示した断面図であり、図示のように6V、7Vの
パイル糸が裏面において矢印E方向に移動する結果、ル
ープ体が夫々形成される様子を示している。このように
して形成されるループ体に破線図示のフツク体2aが掛止
するようにしている。このようにして得られた1面分を
伸縮方向に平行に数百本以上縫合等して無数のループ体
を設けた雌面フアスナー体1を形成する。なお、以上の
雌面フアスナー体1の構成はほんの1例でに過ぎず、こ
の他にも縦糸1Vから6Vを種々配設することもでき、縦糸
の本数もまた種々が可能である。
以上説明したように、本考案の雌面フアスナー体を備え
た面フアスナーを使用すれば伸縮性を全長に渡り確保す
ることができる健康帯やサポータ等が可能となる。ま
た、従来は大中小の各サイズを揃えて端部に面フアスナ
ーを設けていたものに代えて、所謂フリーサイズにした
健康帯を提供できる。
た面フアスナーを使用すれば伸縮性を全長に渡り確保す
ることができる健康帯やサポータ等が可能となる。ま
た、従来は大中小の各サイズを揃えて端部に面フアスナ
ーを設けていたものに代えて、所謂フリーサイズにした
健康帯を提供できる。
さらに、体形に対して理想的な形状で変形でき、しかも
通気性に富み、貴重品を収容できることから、旅行用等
において便利に使用できるポケット付き健康帯を提供で
きる。
通気性に富み、貴重品を収容できることから、旅行用等
において便利に使用できるポケット付き健康帯を提供で
きる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のポケット付き健康帯によ
れば、各サイズに適合させるために帯体の長手方向の全
長を決める必要のないフリーサイズの健康帯を製造で
き、また装着時に健康帯として理想的な形状に変形する
ことができ、貴重品を収容でき、しかも通気性に優れ
る、ポケット付き健康帯を提供することができる。
れば、各サイズに適合させるために帯体の長手方向の全
長を決める必要のないフリーサイズの健康帯を製造で
き、また装着時に健康帯として理想的な形状に変形する
ことができ、貴重品を収容でき、しかも通気性に優れ
る、ポケット付き健康帯を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は実施例の雌面フアスナー体1と雄面フアスナー
体2とを健康帯3に設けた様子を表した展開図、 第2図は雌面フアスナー体1を形成するための組織図、 第3図は第2図の組織図に示された縦糸と横糸の糸仕様
図、 第4図は第2図のA−A矢視断面図、 第5図は第2図のB−B矢視断面図、 第6図は第2図のC−C矢視断面図、 第7図は第2図のD−D矢視断面図、 第8図は縦糸1Vの縮み作用により両矢印T方向に縮んだ
状態を示した断面図、 第9図は第7図の断面図において伸張状態を解除した様
子を示した断面図、 第10図は使用状態図である。 図中、1……雌面フアスナー体、1a……ループ体、2…
…雄面フアスナー体、2a……フツク体、3……健康帯、
4a,4b,4c,4d……伸縮性バンド、6……結合部、1V〜7V
……縦糸、1H〜12H……横糸である。
体2とを健康帯3に設けた様子を表した展開図、 第2図は雌面フアスナー体1を形成するための組織図、 第3図は第2図の組織図に示された縦糸と横糸の糸仕様
図、 第4図は第2図のA−A矢視断面図、 第5図は第2図のB−B矢視断面図、 第6図は第2図のC−C矢視断面図、 第7図は第2図のD−D矢視断面図、 第8図は縦糸1Vの縮み作用により両矢印T方向に縮んだ
状態を示した断面図、 第9図は第7図の断面図において伸張状態を解除した様
子を示した断面図、 第10図は使用状態図である。 図中、1……雌面フアスナー体、1a……ループ体、2…
…雄面フアスナー体、2a……フツク体、3……健康帯、
4a,4b,4c,4d……伸縮性バンド、6……結合部、1V〜7V
……縦糸、1H〜12H……横糸である。
Claims (1)
- 【請求項1】無数のフック体(2a)を設けた雄面フアス
ナー体(2)を伸縮性を有する帯体(3)の一方の端部
に設けてなるポケット付き健康帯であつて、 前記雄面フアスナー体(2)に接合するための無数のル
ープ体(1a)を有する雌面フアスナー体(1)を、伸縮
性を有する縦糸を混紡して形成し、かつ前記ループ体
(1a)を前記縦糸の伸縮する方向に沿うようにパイル織
りにより構成することによつて前記雌面フアスナー体
(1)に帯体(3)の長手方向の伸縮性を持たせ、前記
雌面フアスナー体(1)を前記帯体(3)の他端部に設
けるとともに、 前記帯体(3)を、その長手方向に沿う中心部分から縁
部のかけて漸次幅が狭くなるようにされた複数の帯体
(4a,4b,4c,…)を結合部(6)において結合して構成
し、かつ前記帯体(3)の途中部位において伸縮自在の
ポケット部(5)を設けたことを特徴とするポケット付
き健康帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990003863U JPH074015Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | ポケット付き健康帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990003863U JPH074015Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | ポケット付き健康帯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0396714U JPH0396714U (ja) | 1991-10-03 |
JPH074015Y2 true JPH074015Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31507655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990003863U Expired - Lifetime JPH074015Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | ポケット付き健康帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074015Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100801010B1 (ko) * | 2006-06-30 | 2008-02-04 | 한국 고덴시 주식회사 | 리모콘 수신 모듈 및 그 제조 방법 |
JP5433898B2 (ja) * | 2009-12-25 | 2014-03-05 | アルケア株式会社 | 腰痛帯 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5552213U (ja) * | 1978-10-04 | 1980-04-07 |
-
1990
- 1990-01-22 JP JP1990003863U patent/JPH074015Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0396714U (ja) | 1991-10-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |