JP2001245710A - 経編組織からなるスライドファスナー用テープ - Google Patents
経編組織からなるスライドファスナー用テープInfo
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Abstract
く、柔軟性と取付強度を確保すると共に、エレメントを
均整に取り付け得る経編組織によるスライドファスナー
用のテープを提供する。 【解決手段】複列ニードルの一方の列ニードルによる経
編組織をもって編成さるテープ主体部(TB)の一側縁に沿
ってエレメント取付部(EA)を複列ニードルにより一体に
経編成したスライドファスナー用テープの、前記エレメ
ント取付部(EA)を、芯材(1) を中心としてその周囲を包
囲するように、複列ニードル間で交互にラッピングされ
る複数組のダブルトリコット編組織(2〜5)と、前記テー
プ主体部(TB)の一部の編組織(6〜9)とをもって編成する
にあたり、前記テープ主体部(2)の一部の編組織(6〜9)
のニードルループを前記ダブルトリコット編組織(2〜5)
の一部のニードルループと重合させて、エレメント取付
部(EA)のテープ面を挟んだ表裏の隆起をほぼ均等にし、
柔軟性とエレメント(E) の取付強度を確保すると共に、
エレメントを均整に取り付け得るにようにした。
Description
ントを固着するエレメント取付縁部が編成テープ主体の
1側縁部に沿って隆起状に同時編成されてなる経編組織
からなるスライドファスナー用テープに関する。
軟な衣料にも取り付けられるようになり、ファスナーテ
ープ自体の柔軟性が要求されている。そこで、織物と比
較すると柔軟性に富む各種のメリヤス製ファスナーテー
プが開発されてきているが、特に柔軟性を備えると共に
形態の安定性に優れるという観点から、経メリヤス製の
ファスナーテープが広く用いられるようになってきてい
る。
は、その第1実施例としてテープ主体部を複列ニードル
による二重組織をもって構成すると共に、同取付部に接
続されるエレメント取付部を芯材を包囲するように、同
じく複列ニードルによるダブルトリコット編組織をもっ
て編成し、隆起状に構成することを開示している。また
同公報の第2実施例では、テープ主体部のエレメント取
付部の若干手前の端縁部分を複列ニードルによる二重組
織をもって構成すると共に、同取付部に接続されるエレ
メント取付部を芯材を包囲するように、同じく複列ニー
ドルによるダブルトリコット編組織をもって編成するこ
とを開示している。
によれば、テープ主体部を表面側または裏面側のニード
ルのみの一重組織にて編成すると共に、エレメント取付
部を、芯材とその両側に配置された2本の編成糸条によ
り編成される二重の鎖編組織と、該鎖編組織の編目間を
表裏で左右対称に振られながら挿入される緯挿入糸によ
る緯糸挿入組織と、トリコット編組織、鎖編組織及び通
常の緯糸挿入組織からなる前記テープ主体部の組織の一
部を構成する緯糸挿入組織とから構成している。エレメ
ント取付部の二重の前記鎖編組織と緯挿入糸とをそれぞ
れテープ主体部の表面側と裏面側とに交互に編み込み、
エレメント取付部をほぼ完全な矩形断面に形成してい
る。
ナー用のファスナーテープにあっては、上述のとおりテ
ープ主体部を単列ニードルによる一重組織とするか、或
いは複列ニードルによる二重組織とするかに関わらず、
いずれにしても前記エレメント取付部は長手方向に延在
する芯材を複列ニードルによる二重の経編組織をもって
包囲するように編み込み、同取付部をテープ主体部より
も分厚い隆起状に形成することになる。
メント取付部をテープ主体部に接続させて一体に経編成
する場合は、必然的に複列ニードル編機によって編成す
ることが必要となる。そして、上述の組織をもつエレメ
ント取付部を編成するには、芯材を複列ニードルの中間
に供給し、複列ニードルにてエレメント取付部を編成す
る。
複列ニードルにより二重組織で編成する場合には、テー
プを表裏対称な形態となるように編成することが可能な
ため、芯材はテープ主体部の一側縁の端面中心を通る長
手方向の直線上に配されるようになり、エレメント取付
部の表裏面における隆起状態も表裏対称に形成すること
ができる。
の一方だけを使った一重組織により編成する場合には、
上記特開平8−56713号公報に開示されたファスナ
ーテープにあっては当然として、それがたとえ上記実公
昭56−16088号公報の第2実施例に開示されてい
るように、テープ主体部の一側縁部が二重組織により編
成されているとしても、芯材はテープ主体部の前記一側
縁部の端面中心から複列ニードルの他方の側に偏位して
編成される。その結果、エレメント取付部の隆起形状も
必然的に他方の側に偏位することになり、エレメントの
植付けにあたって、エレメントを同一平面上に均等に植
え付けることができず、スライダーの摺動操作を円滑に
行えなくなるなどの諸々の不具合が生じる。
ば、テープ主体部の経編組織が鎖編組織と緯糸挿入組織
により構成され、そのうちの緯糸挿入組織をエレメント
取付部の経編組織のダブルトリコット編組織の一部のニ
ードルループに絡ませて接続しているに過ぎないため、
その接続部における編目密度が粗くなる傾向にあり、エ
レメントの所要の取付強度を確保することが難しい。
織により構成すると、同主体部が肉厚となって剛直性が
増し、メリヤスに期待される柔軟性が低下することにな
り、所期の目的から逸脱することになる。
柔軟性を喪失させることなく、柔軟性と取付強度を確保
すると共に、エレメントを均整に取り付け得る経編組織
によるスライドファスナー用のテープを提供することに
ある。
スライドファスナーテープにあって、その柔軟性を確保
するには、テープ主体部を一重組織により編成すること
が好ましい。一方、エレメントの取付強度を確保するに
は、エレメント取付部を従来と同様に二重組織により芯
材を内部に介挿した隆起形態とすることが好ましい。
り返したところ、編成がテープ主体部を一方の単一ニー
ドル列をもって編成すると共に、エレメント取付部を複
列ニードル間に芯材を挿入しながら、複列のニードルを
もって二重組織による編成を行う編成機構を採用するか
ぎり、芯材がテープ主体部のテープ面の一方に偏位して
編成されることは避けられないことを容認せざるを得な
いことを知った。そこで、この容認を前提として更に検
討を進めた結果、ようやく以下に説明するような発明に
到達したものである。
ープ主体部の一側縁に沿って一体に編成されるエレメン
ト取付縁部を有してなる経編組織からなるスライドファ
スナー用テープであって、前記テープ主体部は複列ニー
ドルの一方の列ニードルによる経編組織をもって構成さ
れ、前記エレメント取付縁部は芯材を有し、その芯材の
周囲を包囲するように、複列ニードル間で交互にラッピ
ングされる複数のダブルトリコット編組織と、前記テー
プ主体部の一部の編組織とをもって構成され、前記テー
プ主体部の一部の経編組織のニードルループが前記ダブ
ルトリコット編組織の一部のニードルループと重合して
なることを特徴とする経編組織からなるスライドファス
ナー用テープにある。
ードルの一方の単一のニードル列を使った一重組織によ
り構成されるため、ファスナーテープとしてメリヤス特
有の柔軟性が確保される。一方、エレメント取付部は従
来と同様に芯材を包囲するように、複列ニードルによる
二重組織により構成している。
材の周囲を包囲するように、複列ニードル間で交互にラ
ッピングされる複数のダブルトリコット編組織を主組織
とし、同時に前記ダブルトリコット編組織の一部のニー
ドルループにテープ主体部の一部経編組織のニードルル
ープの一部を重合させるため、エレメント取付部のテー
プ主体部側の編目に更に同主体部の編目が重合して編成
されることになる。
成時に芯材が従来と同様にテープの一方に偏位して編成
されるとしても、その偏位側とは反対側の編組織が、ダ
ブルトリコット編組織のニードルループと他の編組織に
よるニードルループが重合して編成されることになるこ
とを意味する。従って、従来ではテープ面に対して一方
に偏位して隆起していたエレメント取付部が、本発明で
はテープ面を挟んでほぼ均等に隆起するようになり、し
かもその隆起量が増加するため、エレメントがファスナ
ーテープの取付部に沿って均整に取り付けることができ
るようになるばかりでなく、テープ主体部とエレメント
取付部とが通常の経編組織をもって接続されるため、そ
の取付強度も十分なものとなる。
トリコット編組織により芯材を被覆するため、編成糸に
より芯材を周面から同一強度と組織をもって確実に被覆
保持でき、エレメント取付部の形態が長手方向にわたっ
て均等になる。
ト取付縁部のダブルトリコット編組織に重合するテープ
主体部の一部のニードルループが、シングルコード編組
織、トリコット編組織、又は鎖編組織の各ニードルルー
プのうちの単独又は組み合わせであることを規定してい
る。これらは代表的な経編組織であって、いずれもニー
ドルループが形成されるものであって、それ自体が安定
した編目となり、同時に編目強度をも有しているが、例
えば単にトリコット編や鎖編のウェール間を連結する緯
糸挿入組織はニードルループを有しておらず、直接編目
を構成するものでないため、単独の緯糸挿入組織だけで
は編目形態を安定させることはできず、また編目強度を
増加させるものでもない。
組織は上記組織に限定されるものではなく、例えば二目
編組織や他の変化組織を適用することも可能であり、ま
たテープ主体部及びエレメント取付部に適用される編糸
も、例えば太さや伸縮度を用途に応じて適宜選択し得る
ものである。
付図面を参照しながら具体的に説明する。なお、図面で
は組織などの理解を容易にするため編目を意図的に粗く
描くと共に、編糸の一部を太くし、他の編糸を均一な太
さとして描いているが、実際の編目はもっと密であり、
編糸も任意の太さや材質の編糸が選択でき、図面に限定
されない。
を示しており、図1はファスナーテープの全体の経編組
織を示す平面図、図2はその編構成を模式的に示す部分
拡大図、図3は同テープの断面形態を模式的に示す説明
図、図4は同ファスナーテープにエレメントを取り付け
たときの部分斜視図、図5は複列ニードルによる編成構
造を模式的に示す説明図である。
経編組織をもつテープ主体部TBと、同主体部TBの一
側縁に沿って経編組織をもって一体に編成されるエレメ
ント取付部EAとを備えている。本実施形態によれば、
図5に示すように前記テープ主体部TBはバックニード
ル列Bの単一ニードル列をもって経編成され、エレメン
ト取付部EAはフロントニードル列F及びバックニード
ル列Bの複列ニードルをもって経編成される。
明すると、芯材1はフロントニードル列Fとバックニー
ドル列Bの複列ニードルの中間に0−0/0−0/0−
0/0−0の経挿入組織をもって挿入され、エレメント
取付部EAの経編組織の経方向に連綴されるシンカール
ープ間に延在し、その周面がエレメント取付部EAの経
編組織により包囲状に被覆される。
ト取付部EAは、第1組のダブルトリコット編組織2,
3及び第2組のダブルトリコット編組織4,5の二組を
主な構成編組織としており、第1組のダブルトリコット
編組織2,3は複列ニードルにより編成される1−0/
2−3/1−0/2−3の閉じ目組織であり、第2組の
ダブルトリコット編組織4,5は同じく複列ニードルに
より編成される2−3/1−0/2−3/1−0の閉じ
目組織である。
2〜5は、図5に示すようにフロントニードル列Fとバ
ックニードル列Bにおいて交互にラッピングされて経編
成し、上記二組のダブルトリコット編組織2〜5のシン
カーループ間に芯材1が挿通され、芯材1の周囲がダブ
ルトリコット編糸で包囲されることになる。図2はこの
エレメント取付部の具体的な経編形態を示しており、同
図に示すように芯材1の周囲にはニードルループが経方
向に連綴して編成された8列のウェールがシンカールー
プにて互いに連結した円筒形の経編成形態がを有してい
る。
はバックニードル列Bにより編成され、ファスナーテー
プ主体部TBのエレメント取付部EA寄りの3ウェール
と外側端の3ウェールとに配される開き目の1−0/0
−0/0−1/1−1からなるシングルの鎖編組織6,
6′、テープ主体部TBのほぼ全幅にわたって編成され
る閉じ目の1−2/1−1/1−0/1−1からなるシ
ングルトリコット編組織7、及び同じくテープ主体部T
Bのほぼ全幅にわたって編成される開き目の0−1/2
−2/4−3/2−2のシングルコード編組織8から構
成されている。
は、スライドファスナーの用途によってファスナーテー
プ主体部TBの全幅に配してもよく、また図示例におい
て最も外側端の3ウェールの鎖編組織6′を排除して、
伸縮自在の生地で作成した衣服類に適応する経方向に伸
縮性のあるスライドファスナーを得ることもできる。ま
た、図示例では鎖編組織6,6′及びシングルコード編
組織8を開き目で編成し、上記トリコット編組織2〜
5,7は閉じ目にて編成しているが、本発明は図示例に
限定されず、閉じ目や開き目を任意に決定できる。
構成するシングルトリコット編組織7の一部のニードル
ループ及び同じくファスナーテープ主体部TBの一部を
構成するシングルコード編組織8の一部のニードルルー
プが、エレメント取付部EAの第1組のダブルトリコッ
ト編組織2,3のバックニードル列Bにより形成される
ニードルループの一部と重合して編まれる。この場合、
前記重合する前記トリコット編組織7及びシングルコー
ド編組織8の一部がテープ主体部TBとエレメント取付
部EAの連結用としても使用されていることになる。
側端に隣接するエレメント取付部EAの第1組のダブル
トリコット編組織2,3のウェールは、その経方向に連
綴されたニードルループの一部にファスナーテープ主体
部Tから跨いできたシングルトリコット編組織7のニー
ドルループ及びシングルコード編組織8のニードルルー
プが単独で重合して経方向に連綴する。
ニードル列Fとの間に挿入されて編み込まれる芯材1
が、たとえテープ主体部TBのフロントニードル列F側
に偏位して編成されたとしても、第1組のダブルトリコ
ット編組織2,3のバックニードル列Bにより形成され
るニードルループに、同じくバックニードル列Bにより
形成されるテープ主体部TBのシングルトリコット編組
織7及びシングルコード編組織8のニードルループを重
合させているため、エレメント取付部EAでは芯材1を
挟んでテープ主体部TBの編成側であるバックニードル
列Bの側に大きく隆起するようになり、エレメント取付
部EAにおける隆起が全体としてテープを挟んで表裏側
にほぼ均等となる。
り、エレメント取付部EAにエレメントEをファスナー
テープTの側縁に沿って均整に且つ正確に取り付けるこ
とができ、しかもトータルとしてエレメント取付部EA
の隆起量が増加するため、エレメントEを確実に取り付
けることができるようになるばかりでなく、エレメント
取付部EAが重合したニードルループで補強されるた
め、エレメントEの取付強度も高まり、エレメントEを
強固に保持することができる。
り、上述した実施形態に加えて、エレメント取付部EA
に形成される第2組のダブルトリコット編組織4,5の
うちのダブルトリコット編組織5のバックニードル列B
により形成されるニードルループの一部と、テープ主体
部TBの構成組織の一部であるバックニードル列Bによ
り形成されるシングルコード編組織8のニードルループ
とを重合させている。
することにより、エレメント取付部EAの隆起を更に大
きくすることができるとともに、編成時における芯材1
にかなりの偏位があっても、エレメント取付部EAをフ
ァスナーテープTの表裏にほぼ対称に隆起させることが
できる。
体部TBをバックニードル列Bによる単一ニードル列に
よって編成しているが、本発明にあっては逆にフロント
ニードル列Fをもってファスナーテープ主体部TBを経
編成しても基本的に上述の実施形態と変わるところがな
い。以下に説明する実施形態にあっても同様である。
る。この実施形態にあっては、上記第1実施形態のファ
スナーテープ主体部TBを構成するシングルコード編組
織8が4ウェールを跨いでいるのに対して、シングルコ
ード編9が3ウェールを跨がせる編組織0−1/1−1
/3−2/1−1としている。なお前記シングルコード
編組織9にあっても、開き目を閉じ目としてもよい。
り、この実施形態にあっては上記各実施形態のシングル
コード編組織8,9に代えて、0−0/2−2/4−4
/2−2の緯糸挿入組織10を採用している。そしてこ
の緯糸挿入組織10がエレメント取付部EAの第1組の
ダブルトリコット編組織2,3のニードルループの一部
へファスナーテープ主体部TBからまたがって緯入れし
ており、テープ主体部TBとエレメント取付部EAの連
結用としても使用されていることになる。
ーテープ主体部TBの側端に隣接するエレメント取付部
EAのダブルトリコット編組織2によるウェールのニー
ドルループはファスナーテープ主体部TB側のシングル
トリコット編組織7のニードルループに重合させてい
る。
の側端に配されるエレメント取付部EAのダブルトリコ
ット編組織2,3,5による3ウェールには、その幅に
わたって編成されるファスナーテープ主体部TBの2本
のシングルトリコット編組織7がバックニードル列Bを
使って配され、これらの2本のシングルトリコット編組
織7のニードルループをエレメント取付部EAのダブル
トリコット編組織2,3,5のニードルループと重合さ
せている。
付部EAに編成するシングルトリコット編組織7を上記
3ウェールに加えて、更に最も外側に配されるダブルト
リコット編組織4によるウェールにも同一編組織からな
るシングルトリコット編組織を配すると共に、そのウェ
ールにおけるシングルトリコット編組織のニードルルー
プをダブルトリコット編組織4のニードルループの一部
に重合させるようにしてもよい。
り、この実施形態にあっては前述の第4実施形態におけ
るエレメント取付部EAに配された2本のシングルトリ
コット編組織7に代えて、2ウェールの鎖編組織6がバ
ックニードル列Bを使って配し、その鎖編組織6のニー
ドルループを、ファスナーテープ主体部TBに隣接する
エレメント取付部EAの第1組のダブルトリコット編組
織2,3の2ウェールに形成されるニードルループの一
部に重合させている。
がエレメント取付部EAの上記2ウェールに配されるだ
けでなく、その2ウェールに隣接するダブルトリコット
編組織5のバックニードル列Bによって形成されたウェ
ールにも鎖編組織を配して、ダブルトリコット編組織5
によるニードルループの一部に同鎖編組織6のニードル
ループを重合させることもできる。更に、最も外側に配
されるダブルトリコット編組織4によるウェールにも同
様の鎖編組織を配すると共に、その鎖編組織により形成
されるウェールのニードルループをダブルトリコット編
組織4のニードルループの一部に重合させるようにして
もよい。
るものではなく、例えば上記実施形態にとおけるテープ
主体部TBの編組織の一部に二目編組織を採用すること
もでき、このように他の編組織に変更し、あるいはそれ
らの編組織を組み合わせることができ、しかもその編組
織に使用する編糸についてもスライドファスナーの用途
により、その材質や太さは適宜選択できるものである。
このことは、例えば図1、図8及び図9においてエレメ
ント取付部EAに近い鎖編組織6に使用される編糸を太
くして記載しているとおり、同編糸を他の構成糸よりも
太くすると、編組織から薄手になりやすいエレメント取
付部EAとテープ主体部TBとの連結部のテープ厚を厚
手にすることができ、補強と相まってエレメントEの取
付強度及び取付形態を高めることができる。
ライドファスナー用テープの編組織図である。
略で示す部分斜視図である。
図である。
ときの部分斜視図である。
列の編成ニードルと編目形成を模式的に示す断面図であ
る。
ライドファスナー用テープの部分的な編組織図である。
ライドファスナー用テープの部分的な編組織図である。
ライドファスナー用テープの部分的な編組織図である。
ライドファスナー用テープの部分的な編組織図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 テープ主体部(TB)の一側縁に沿って一体
に編成されるエレメント取付部(EA)を有してなる経編組
織からなるスライドファスナー用テープであって、 前記テープ主体部(TB)は複列ニードルの一方の列ニード
ルによる経編組織をもって構成され、 前記エレメント取付部(EA)は芯材(1) を有し、その芯材
(1) を中心としてその周囲を包囲するように、複列ニー
ドル間で交互にラッピングされる複数組のダブルトリコ
ット編組織(2〜5)と、前記テープ主体部(TB)の一部の編
組織(6〜10) とをもって構成され、 前記テープ主体部(2) の一部の編組織(6〜9)のニードル
ループが前記ダブルトリコット編組織(2〜5)の一部のニ
ードルループと重合してなる、ことを特徴とする経編組
織からなるスライドファスナー用テープ。 - 【請求項2】 前記エレメント取付部(EA)のダブルトリ
コット編組織(2〜5)に重合するテープ主体部(TB)の一部
のニードルループがシングルコード編組織(8,9)のニー
ドルループである請求項1記載のスライドファスナー用
テープ。 - 【請求項3】 前記エレメント取付部(EA)のダブルトリ
コット編組織に重合するテープ主体部(TB)の一部のニー
ドルループがトリコット編組織(7) のニードルループで
ある請求項1記載のスライドファスナー用テープ。 - 【請求項4】 前記エレメント取付部(EA)のダブルトリ
コット編組織に重合するテープ主体部(TB)の一部のニー
ドルループが鎖編組織(6) のニードルループである請求
項1記載のスライドファスナー用テープ。 - 【請求項5】 前記エレメント取付部(EA)のダブルトリ
コット編組織(2〜5)に重合するテープ主体部(TB)の一部
のニードルループがシングルコード編組織(8,9)、トリ
コット編組織(7) 及び鎖編組織(6) の少なくとも二組織
のニードルループである請求項1記載のスライドファス
ナー用テープ。
Priority Applications (9)
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JP2000063757A JP3707982B2 (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | 経編組織からなるスライドファスナー用テープ |
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