JP3103180U - サニタリショーツ - Google Patents

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周次 大橋
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株式会社南都衛材製作所
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Abstract

【課題】クロッチ部が股下面にぴったり密着するフィット性とヒップアップ機能を兼ね備えることである。
【解決手段】人体の腰部を被う胴部1と、股下に対応する防水布を備えたクロッチ部2とからなるサニタリショーツにおいて、ショーツ本体の身頃地と防水布との間に、前記胴部1の上端に至るパワーネット4を介在せしめ、このパワーネット4は、縦方向の長さを身頃地より短く形成し、後身頃14に多数のひだのあるシャーリングを施すと共に、クロッチ部2の身頃地から浮かせるようにショーツ本体に縫い付ける。さらに、パワーネット4のクロッチ対向部の後部を、背中央部11と左右対の脇部12、12とが連なるほぼW形に形成し、両ヒップを包囲して持ち上げることができるようにする。
【選択図】図2

Description

この考案は、優れたフィット性とヒップアップ機能とを兼ね備えたサニタリショーツに関する。
従来、サニタリショーツとして、図6及び図7に示すように、人体の腰部を被う胴部51と、股下に対応する防水布52を内面に備えたクロッチ部53とからなり、前記防水布52を左右の彎曲縁54、54、短い前縁55及び長い後縁56から形成し、ショーツ本体の身頃地に前縁縫合線57及び後縁縫合線58で縫い付けたものが普及している。
しかしながら、上記のようなサニタリショーツでは、防水加工を施した防水布52は伸縮性が乏しいことなどのため、着用時に、曲面形状の股下面に、クロッチ部53がぴったりとフィットしにくく、生理用ナプキンがずれ動くなどの問題があった。またヒップアップ機能もほとんどなかった。
そこで、この考案の課題は、クロッチ部が股下面にぴったり密着するフィット性と共に、ヒップアップ機能を兼ね備えたサニタリショーツを提供することである。
上記の課題を解決するために、この考案は、人体の腰部を被う胴部と、股下に対応する防水布を備えたクロッチ部とからなるサニタリショーツにおいて、ショーツ本体の身頃地と防水布との間に、前記胴部のほぼ上端に至るパワーネットを介在せしめ、このパワーネットを、縦方向に身頃地より所要量短く形成し、後身頃に多数のひだのあるシャーリングを施すと共に、クロッチ部の身頃地より浮かせるようにショーツ本体に縫着したのである。
前記パワーネットのクロッチ対向部の後部を、背中央部と左右対の脇部とが連なるほぼW形に形成し、両ヒップを包囲して持ち上げることができるようにするのが好ましい。
この考案に係るサニタリショーツによれば、上述のように、ショーツ本体の身頃地と防水布との間にパワーネットを介在させ、パワーネットの縦方向の長さを身頃地より短く形成して縫着したので、着用時には、身頃地と共にこのパワーネットも伸長するため、これによって発生する強い復元弾性が上方への引張力として作用し、防水布を股下面に密着させることができる。また、両ヒップを包囲するほぼW形のパワーネットによってヒップを下から持ち上げるヒップアップ機能が発生する。
以下、この考案の実施形態を図1乃至図5に基づいて説明する。この考案のサニタリショーツは、図1、図2及び図3に示すように、ポリウレタン弾性芯糸を、綿、ポリエステル、ナイロンなどで被覆したカバリング糸を用い、編目が緻密で伸縮性を抑えたトリコットなどの経編布地から縫製されたものであり、人体の腰部を被う筒形状胴部1と、股下体に対応するクロッチ部2とからなり、クロッチ部2の内面には、ナプキン係止用防水布3及びこの防水布3と身頃地との間に介在する後方に長いほぼW形パワーネット4が設けられている。
このサニタリショーツは、胴部1の上端周縁に幅の広い弾性レース帯のウエストバンド5が縫い付けられ、左右のはき口に幅の狭い弾性レース帯の縁取り6、6が施されている。
防水布3及びパワーネット4は、図4及び図5に示すように、クロッチ部2において、ウイング付きなどの生理用ナプキンを安定係止するため、身頃地より多少細幅に形成され、両布での二層構造になっており、左右の双曲線状彎曲縁には二つ折状バイアステープ7を用いた縁取りと、後縁縫合線8とによって両布が縫合され、前縁縫合線9で両布がショーツ本体に縫い付けられている。
防水布3は、ナイロンフィラメントなどからなる編目が緻密で伸縮性を抑えたトリコットなどの経編生地に、防水加工を施した伸縮性が乏しいものである。
パワーネット4は、ナイロンフィラメントなどとポリウレタン弾性糸とからなる太めの経糸と斜交状緯糸とが交錯した編目が粗いレース編地状のものであり、ショーツ本体の身頃地より大きい伸縮弾性を有し、かつ、通気性が良いので夏期や激しい運動時においても蒸れを感じるようなことはない。
このパワーネット4は、図4に示すように、クロッチ対向部10と、このクロッチ対向部10の後方に延長しウエストバンド5に至る細長い背中央部11と、クロッチ対向部10の後部で左右に分岐しウエストバンド5に至る一対の脇部12、12とからなるほぼW形状で両ヒップを包囲できるようになっている。即ち背中央部11と左右の脇部12、12との間には、椀形状のヒップ周縁に対応するため、ほぼU字形に大きく切込んだヒップ包囲縁13、13が形成されている。
さらに、背中央部11は、縦方向の長さ、即ち前縁縫合線9からウエストバンド5に至る長さL(図4参照)が、これに対応する身頃地の長さより、所要量例えば約10mm〜約30mm程度短く形成されている。
パワーネット4をショーツ本体の身頃地に縫い付ける際には、背中央部11は、後身頃14の布地を小刻みに縮めた、所謂シャーリングを施してその左右両端縁の縫合線15、15で、また、左右一対の脇部12、12は、単に身頃地に重ね合せた状態で脇縫合線16、16、はき口縁取り6、6及びヒップ包囲縁縫合線17、17を介して縫い付けられ、上記3布部の先端は何れもウエストバンド5に固着されている。
パワーネット4は、縦方向の全長が縫合する身頃地の寸法より短いため、クロッチ部において、身頃地との間にパワーネットが浮いて隙間18(図3参照)ができるようになる。
ショーツ本体の後身頃14には、パワーネット4の背中央部11の縫合部に、シャーリングによるよこ方向の多数のひだ19、19・・・(図2参照)が出現するようになり、着用時、ウエストバンド5を引上げると、これに伴ってひだ19が伸びると同時にパワーネットも伸び、この伸びに抵抗する復元弾性が大きな引上げ力として作用し、クロッチ部が股下面にぴったりフィットし、同時に、ヒップ包囲縁13を介してヒップを下から持ち上げるシェープアップ作用が発生するようになる。
なお、シャーリングは、背中央部11を、例えば10mm程度延長状態のままで無伸長状態の後身頃地と重ね合せて縫合しただけで、縫合後パワーネットが収縮して等ピッチの美しい多数のひだ19ができるようになり、縫製作業は容易で多量生産に支障はなく、コストアップになることはない。また、パワーネット4は、所要の収縮性パワーを発揮せしめるため、背中央部11及び左右対の脇部12、12の幅寸法を20〜60mm程度必要とするが、用途に対応して、これらの幅寸法及び編糸の太さを変更するなどしてネット地のパワー即ち伸縮弾性力の大きさを適宜選択することができる。さらに後身頃地に設けるシャーリングは、背中央部11のほかに、対の脇部12、12に設けることもできる。
前記サニタリショーツは、繊維素材として、ポリウレタン弾性芯糸と綿、ポリウレタン、ナイロンなどのカバーリング材とのほか、ポリウレタン・綿混合糸、ポリウレタン・綿・アクリル混合糸、ポリウレタン・綿100%糸、ポリウレタン・ポリエステル100%糸など用途に対応して適宜選択することができ、身頃地にトリコットなどの経編地のほか天竺(てんじく)などの緯編地を用いることもできる。
さらに、このサニタリショーツは、上述のような、ショーツタイプのほか、トランクスタイプなどいろいろなタイプのものにも適用でき、レギュラー用、ナイト用、スポーツ用などいろいろな用途のものにも適用できる。
この考案のサニタリショーツは、これを着用すると、後身頃14の多数のひだ19が延びると同時にパワーネット4が延び、これによって発生する強パワーの収縮弾性によってクロッチ部2が股下面に無理なくぴったりフィットしてナプキンのずれを防止し、ヒップを下から持ち上げるヒップアップ作用が発生し、スポーツ時など激しく動くときでも、クロッチ部が位置ずれするようなことがなく安定している。
この考案の実施形態に係るサニタリショーツを示す正面図 同上の背面図 同上の縦断側面図 同上の内装用パワーネットとクロッチ部の防水布を示す展開平面図 図4のイ−イ線に沿った拡大断面図 従来のサニタリショーツを示す正面図 同上のクロッチ部の防水布を示す展開平面図
符号の説明
1 胴部
2 クロッチ部
3 防水布
4 パワーネット
5 ウエストバンド
10 クロッチ対向部
11 背中央部
12 脇部
14 後身頃
19 ひだ
51 胴部
52 防水布
53 クロッチ部
54 彎曲縁
55 前縁
56 後縁
57 前縁縫合線
58 後縁縫合線

Claims (2)

  1. 人体の腰部を被う胴部と、股下に対応する防水布を備えたクロッチ部とからなるサニタリショーツにおいて、ショーツ本体の身頃地と防水布との間に、前記胴部のほぼ上端に至るパワーネットを介在せしめ、このパワーネットを、縦方向に身頃地より所要量短く形成し、後身頃には多数のひだのあるシャーリングを施し、クロッチ部の身頃地から浮かせるようにショーツ本体に縫着したことを特徴とするサニタリショーツ。
  2. 前記パワーネットのクロッチ対向部の後部を、背中央部と左右対の脇部とが連なるほぼW形に形成し両ヒップを包囲できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のサニタリショーツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014163125A1 (ja) * 2013-04-03 2014-10-09 ユニ・チャーム株式会社 アンダーガーメント
JPWO2014163125A1 (ja) * 2013-04-03 2017-02-16 ユニ・チャーム株式会社 アンダーガーメント

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