JP4060260B2 - インナー・ウェア - Google Patents

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Description

本発明はインナー・ウェアに関するものである。特に、本発明のインナー・ウェアは身体にフィットさせた状態で着用するものであり、パンツ部を有するインナー(ガードル、スパッツ、タイツ、パンティーストッキング等)に関するものである。
ガードルなど身体にフィットした状態で着用するパンツを有するインナー・ウェアは体型補整などのために広く使用されている。しかし、このようなインナー・ウェアは暑い時期や運動などして汗をかいた時に蒸れたり熱がこもったりするという問題があった。
このような問題を解決するために、従来いくつかの提案がなされている。例えば、特許文献1においては、クロッチ部(股部)およびヒップの中心上部の箇所にメッシュ地等の通気性のよい素材を縫製により取付けることが提案されている。また、特許文献2には、同じく股部の箇所および左右のヒップ部の間からその上端部にかけた部分をメッシュ地に切替えて縫製したボトム下着が開示されている。また、特許文献3にも同様に股部をメッシュ地とした男性用ガードルが提案されている。
特開2002−371402号公報 実用新案登録第3052111号公報 特開平10−130910号公報
前述した特許文献1に開示されている衣類は、経編により各部分部分によって編方を変えた経編生地を作り、そしてその編組織を変えた部分に対応した形状で衣服を構成する複数のパーツに分けて裁断している。これらを縫い合わせることによってクロッチ部やヒップ上部がメッシュ編となっている衣類を製作しているものである。従って、このように経編をいろいろな編方で編んだ生地を、その生地の各部分に合わせて裁断することは裁断技法上非常に難しいことであり、更に、これらの多数のパーツを縫い合わせるために、この衣類自体が製作工程が多くなり、生産性が悪いという問題がある。また、この衣類自体が高価なものとなってしまうという問題がある。
同様に、特許文献2および特許文献3における下着やガードルにおいても、股部のメッシュ生地とその他の部分とは別々の生地であり、各部分に応じて複数のパーツに裁断した上で縫い合わされるものである。従って、同様に裁断工程、縫製工程なども多数入り、また異なった生地を縫い合わせるため、技術的にも困難性が伴っているものである。このため生産性が悪く、コスト高になってしまうという問題がある。
更に、前述した特許文献1〜3に開示されているものにおいては、股部(クロッチ部)から上の部分に通気性を持たせることを主題としているが、実際に脚部がある衣類を着用した場合は、内腿部の箇所が蒸れ易いということが分かっており、前述した特許文献のものでは、この点が全く考慮されていない。
本発明は、前述したような問題を解決し、緯編により簡単に製造でき、しかも内腿部の通気性がよいインナー・ウェアを提供することを目的とする。
本発明によれば、緯編で編まれたパンツ部を有するインナー・ウェアであって、無張力状態で内腿部にひだができていることを特徴とするインナー・ウェアにより前記目的を達成する。
本発明においては、前記内腿部に隣接する前側大腿中央部または縫合せ周縁部の編地が編地全体に均一的に平編目と浮き編のウエルトループが配置されたものであって、編地が平坦であり、該編地に比較して前記内腿部の編地は平編目の方がウエルトループよりも多く配置されていることが好ましい。
本発明のインナー・ウェアにおいては、腹部上部、前側マッサージ部および後側大腿部にインナー・ウェアの内側に突出する多数の隆起部が形成されていることが好ましい。このように、インナー・ウェアの内側に突出する多数の隆起部を設けると、インナー・ウェアを着用した際に隆起部によるマッサージ効果が奏される。
また、本発明においては、前記内腿部の編地においては少なくとも3ウェール分以上連続してコース方向に飛んでいる浮き編のウエルトループを多数配置することが好ましい。長いウエルトループを多数配置することにより、本発明のインナー・ウェアを着用した際に編目が大きくなり通気性がよくなる。
更に、本発明のインナー・ウェアにおいて、ヒップ中央上部の編地が前記内腿部の編地と同じ編組織により編成されていることが好ましい。
本発明のインナー・ウェアは内腿部が無張力状態ではひだができているものである。従って、本発明のインナー・ウェアを着用した場合には、脚部も伸ばされた状態となるが、内腿部は大腿中央部のように足にきつく密着せず、密着度が緩いものであるので、締付け感がない。また、内腿部の編目が隙間の多い編目となっているので通気性がよいものである。
本発明によれば、内腿部の広い範囲が通気性のよい編地となっているので、股部自体も蒸れたりすることが防止される。また、ヒップ部中央上部の編地を、内腿部と同様の編地で編成した場合は、着用したとき左右のヒップの間の隙間を通って空気の流通が生じ、より一層蒸れ難いものとなる。
更に、本発明のインナー・ウェアは緯編により編成できるものであり、特に、丸編機によれば脚部の部分だけをカット・アンド・ソウ(切って、その箇所を縫製すること)により編成でき、従来のもののように工程数も特に増えることがなく、簡単に製造でき、従って安価なものとすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。本発明のインナー・ウェアは緯編で編成するものであり、特に、シングル針床の丸編機にて効率よく編成されるものである。
本発明のパンツ部および脚部を有するインナー・ウェアは、丸編機にて編成した場合は、従来、公知な方法にて製作される。すなわち、丸編機により筒状に編成した後、縫合せ周縁部として編成された箇所を前後一箇所ずつに切れ目を入れ、この切れ目の前と後とを縫合せて脚部とするものである。この際、股部に相当する箇所にマチを入れてクロッチ部4を設けてもよい。
本発明のインナー・ウェアの編成に使用する糸は伸縮性が比較的大きな糸がよい。糸使いとしては特に限定されないが、弾性糸(例えば、ポリウレタン糸を芯糸として、これにナイロン糸をカバリングしたもの)、ウーリーナイロン糸、弾性糸とウーリーナイロン糸とを組合わせたもの、その他の伸縮性を有する糸などを使用して編成するものである。従って、本発明のインナー・ウェアは、着用すると身体にフィットした状態となるものである。
図1は本発明のインナー・ウェアの一実施例を示す正面図であり、図2は図1に示したインナー・ウェアの後側を示す背面図である。この図示した実施例においては、ウエスト部1および裾部2を除いて同じ編組織の部分は同じような線(斜線や縦線)や白地で示している。
図1および図2に示す実施例においては、ウエスト部1および裾部2は袋編で編成されている。前側縫合せ周縁部3および後側縫合せ周縁部13の回りには、本発明で特徴とする内股部5、15が設けられている。この前側内股部5および後側内股部15は無張力状態で、すなわち、インナー・ウェアを着用していない状態では内股部にひだが生じている。
前側縫合せ周縁部3および後側縫合せ周縁部13における編地は、編地全体に平編目と浮き編のウエルトループが均一的に配置された編方で編成されており、このため、この領域3、13を全て平編で編んだ場合に比べて編目の数が半分となっており、ウェール方向に短くなって、密に編まれている。
これに対して、前側内腿部5および後側内腿部15においては、平編目の方が浮き編のウエルトループよりも多くなるように編成され、すなわち、編成された編目の数は隣接する前後の縫合せ周縁部3、13よりも多くなり、特に、ウェール方向において平編目の数が全体的に多い状態となっているため、編地としては縫合せ周縁部3の編地よりも長い状態になる。このため、内腿部5、15にはひだが形成される。
また、内腿部5、15においては、コース方向にウエルトループが長く延びた箇所が多数形成されている。このため、着用した際に脚部が引伸ばされた状態となると、長いウエルトループが形成された箇所が引張られることにより、大きな編目となるので通気性がよくなる。
前側大腿中央部6の箇所は、この実施例では縫合せ周縁部3、13と同じ編組織を使用して編成される。従って、前側内腿部5は両側が同じようにウェール方向が短めに縮んだ状態の編地に挟まれているために、全体的に大きなひだが寄っている状態となっている。また、内腿部5、15は着用した状態では引伸ばされても前側大腿中央部6のように肌に強く密着せず、ひだとなっていた余裕分があるので肌に強く密着せず、通気性がよい。
前側大腿中央部6の回りには前側マッサージ部7が設けられている。この前側マッサージ部7は前側の大腿側部から足の付根部付近までに亘るものである。この前側マッサージ部7においては、インナー・ウェアの内側に突出する多数の隆起部が設けられている。隆起部は連続状態(すなわち、畝状隆起部)であってもよいし、或いは非連続的隆起部であってもよい。
腹部中央部8は、着用したときに臍の付近から股部にかけた領域を覆う三角形状の部分であり、図1に示した実施例では、インナー・ウェアの内側に突出する畝がV字状に多数本設けられた編地となっている。
腹部上部9においては、前側マッサージ部7と同様に、インナー・ウェアの内側に突出する連続状または非連続状の隆起部が形成されており、同じくマッサージ効果を発揮する部分である。
図1においては前側マッサージ部7と腹部上部9との間にヒップ周縁部11の端部が見えている。
図2に示すように、インナー・ウェアの背面においては後側縫合せ周縁部13の周囲に後側内腿部15が設けられており、この後側内腿部15も前側内腿部5と同様に無張力状態ではひだが生じている。後側大腿部17は前側マッサージ部7から連続して後側内腿部15まで広がっているものであり、前側マッサージ部7と同様にインナー・ウェアの内側に突出する連続状または非連続状の隆起部が多数設けられている。ヒップ部10は前側大腿中央部6と同様の編組織で編成された編地であり、着用したときにヒップの丸みに当たる部分となるものである。
ヒップ周縁部11はヒップ部10を取巻き、また左右のヒップ部10の間にまで延びている編地である。このヒップ周縁部11は着用したときにヒップを支えるように、ヒップ部10の編地に比べて伸縮性が少ない編地となっている。また、ヒップ中央上部12、すなわち、着用したときに尾てい骨付近に位置する部分は内腿部5、15と同様の編組織で編まれた編地となっている。腰部18は前側の腹部上部9と連続する部分であり、前側マッサージ部7と同様にインナー・ウェアの内側に突出する連続状または非連続状の多数の隆起部が設けられている。
図3には、前後の縫合せ周縁部3、13、前側大腿中央部6およびヒップ部10の編地に適用される編組織の一例を示す編目で表わした編組織図である。
図3に示した編組織図に見られるように、編地全体に均一的に平編目110と浮き編のウエルトループ122が配置されたものである。図3においてaで示すコースにおいては平編目110、浮き編のウエルトループ122、平編目110、ウエルトループ122と繰返して編成される。次のコースbにおいては、ウエルトループ122、浮き編の保持ループ121による平編目110、ウエルトループ122、保持ループ121による平編目110の繰返しとなっている。矢印cで示すコースにおいては、ウエルトループ122、平編目110、ウエルトループ122、平編目110の繰返しとなっている。その次のコースdにおいては、浮き編の保持ループ121による平編目110、ウエルトループ122、浮き編の保持ループによる平編目110、ウエルトループ122の繰返しになっている。ウェール方向Wにおいてはa〜dの編み方が繰返して編成されるものである。
このように、かのこ模様のように平編目110とウエルトループ122が配置されており、ウエルトループ122は長く裏側に浮いたりしないので、編地の表面および裏面に凹凸がなく、平坦な状態となっている。
また、図3に示した編組織においては、ウェール方向Wにおいては、浮き編のウエルトループ122は2つ連続している(すなわち、2つ飛びの浮き編120となっている)が、この浮き編の飛び数は1〜3程度とすることが好ましい。また,図3に示した実施例では、平編目110と浮き編のウエルトループ122が同数となって編地全体に均一的に配置されている。従って、仮にこの編地全体を平編目で編んだ場合と比較すると、平編目110の数は半分となっており、従って、全て平編目で編んだ場合に比較してウェール方向Wにおける編地の長さは、この編地全体を平編で編んだ場合よりも短くなった状態となっている。
なお、縫合せ周縁部3、13、前側大腿中央部6およびヒップ部10の編組織は図3に示したものに限定されないが、図3と同様に平編目と浮き編のウエルトループがほぼ同程度の数になるようにし、それらが均一的に配列されているような編地とすることが好ましい。
図4は前側内腿部5および後側内腿部15を編成するための編組織図の一実施例を示すものである。
図4に示した編地においては、aで示すコースにおいては浮き編におけるウエルトループ122が3ウェール分続き、平編目110、ウエルトループ122、平編目110の繰返しになっている。次に編まれるコースbにおいては、浮き編の保持ループ121による平編目110が3つ続き、普通の平編目110、浮き編の保持ループ121による平編目110、普通の平編目110の繰返しとなっている。すなわち、コースbにおいては平編目110がコース方向Cに連続して編成されている。その次に編まれるコースcにおいては、コースaと同じく3ウェール分のウエルトループ122が連続しており、平編目110、ウエルトループ122、平編目110の繰返しとなっている。コースdにおいては、前述したコースbと同様に全ての編目が平編目110となっている。コースeにおいては、平編目110、ウエルトループ122、平編目110、ウエルトループ122が3ウェール分連続し、これらの繰返しとなっている。コースfにおいては、平編目110および浮き編の保持ループ121による平編目110、平編目110、浮き編の保持ループ121による平編目110が3つの繰返しになっており、コースfにおいては全ての編目が平編目110となっている。コースgにおいてはコースeと同じ編目となっており、平編目110、ウエルトループ122、平編目110、3ウェール分の連続したウエルトループ122の繰返しとなっている。コースhにおいては、コースfと同様な編方となっており、全てのウェールにおいて平編目110が形成されている。図4に示した編地ではウェール方向Wにおいては、前述したコースa〜hの繰返しとなっている。
このような編組織であるので、図4の編地は図3の編地に比べて平編目110の数が多い。特に、ウェール方向Wにおいて連続した平編目110(5つの平編目がウェール方向に連続している)が、編地全体にほぼ均等に配置されている。従って、この編地は、編地全体を平編で編んだ場合に比較するとウェール方向の長さはやや短くなるが、図3の編組織により編成された編地に比べるとウェール方向Wにおける長さが長くなる。このため前述したようにひだが生じることになる。
また、この図4に示した編地においては、ウエルトループ122が3ウェール分に亘って連続してコース方向Cに浮いた状態となっている箇所が編地全体に配置されている。このようなウエルトループがコース方向Cに連続して浮いている部分は、このインナー・ウェアを着用して図4に示す編地が伸長されると、隙間ができた状態となる。すなわち、編目が開いているような状態となる。従って、伸長した状態では通気性がよい状態となる。
なお、このような伸張したときに編目に隙間ができるような編地においては、コース方向Cにおいて連続するウエルトループの数は3ウェール分以上連続したものとすることが好ましく、好ましくは3〜15ウェール、更に好ましくは3〜10ウェール分程度とすることが好ましい。また、図4に示した実施例においては、各浮き編120はウエルトループが1つできる1飛びの浮き編であるが、ウェール方向Wにおけるウエルトループが好ましくは3〜8、更に好ましくは3〜5できる2〜3飛びの浮き編としてもよい。
図5に示した編組織は、前側マッサージ部7、腹部上部9、後側大腿部17、腰部18において適用される編組織の一例を示すものである。この編組織においては、インナー・ウェアの内側に突出する非連続状態の隆起部が形成されるものである。図5に示した実施例においては、浮き編が行われるウェールと、平編目のみが形成されるウェールの比率は1:2となっている。図5に示した編組織図において、浮き編が行われている箇所がインナー・ウェアの内側に向かって突出した隆起部となる箇所である。この実施例においては、一番長い浮き編はウエルトループが16個形成された16飛びの浮き編であり、そこを中心に左右に浮き編の開始点および終了点が2つずつずらされた浮き編が3ウェール毎に形成されている。すなわち16飛びの浮き編を中心として、その左右に12飛びの浮き編、8飛びの浮き編、4飛びの浮き編が順次形成されており、これら一群の浮き編により1つの隆起部が形成される。このような一群の浮き編が上下左右に広がって配置されており、多数の隆起部が形成されるものである。図5においては、下側の浮き編との間には6つの平編目が形成されており、左右の隆起部となる浮き編と浮き編の間には11本のウェールにおいて連続して平編目となっている。
なお、隆起部を形成するためには、この編組織に限定されるものではない。また、非連続状の隆起部だけではなく、隆起部が連続している畝状のものとしてもマッサージ効果があればよい。
図6に示した編地は、図1の腹部中央部8を編成するための編組織図の一実施例を示すものである。この図6に示した編組織図においては、12飛びの浮き編が開始点を左上りまたは右上りに2つずつずらしながら編成される。浮き編と浮き編との間に平編目のみのウェールが2本、3本の繰返しで配置されている。このように開始点が2つずつずれるという繰返しによりV字形の畝がインナー・ウェアの内部に突出した状態のものを編成することができる。このV字形畝の編組織も、図6に示したものに限定されず、適宜変化させることができる。
また、図1に示した実施例では、腹部中央部8に内側に突出する畝状の隆起部を設けているが、この部分8を前側大腿中央部6と同じような編み方としてもよいし、隆起部を設けない平坦な編地としてもよい。
図7に示した編地は、ヒップ周縁部11の編み方の一例を示す編組織図である。図7に示す編地においては、aで示すコースにおいては浮き編の保持ループによる平編目110が2つ、浮き編のウエルトループ122が2つの繰返しとなっており、次に編まれるコースbにおいては、下段のコースaで平編目が編まれた箇所では浮き編のウエルトループ122となり、下段のコースaではウエルトループ122となっていた箇所は浮き編の保持ループ121により平編目110が2つ編まれる。これがウェール方向Wに繰返されている。この編み方により、全体が平編目で編まれている編地に比べると伸縮性が小さい編地となっており、表面上にリブ編み風の縦筋が見えるものとなっている。
また、このヒップ周縁部11も、この編み方に限定されるものではなく他の編み方でもよいが、好ましくはヒップ部10に比較すると伸縮性が小さいものの方が好ましい。
また、他の実施例としては、腹部上部9と腰部18とを設けなくともよい。
本発明のインナー・ウェアの一実施例を示す正面図である。 図1に示したインナー・ウェアの後側を示す背面図である。 縫合せ周縁部、前側大腿中央部およびヒップ部の編地に適用される編組織の一例を示す編目で表わした編組織図である。 前側内腿部よび後側内腿部を編成するための編組織の一例を示す編目で表わした編組織図である。 前側マッサージ部、腹部上部、後側大腿部において適用される編組織の一例を示す編目で表わした編組織図である。 腹部中央部を編成するための編組織の一例を示す編目で表わした編組織図である。 ヒップ周縁部の編み方の一例を示す編目で表わした編組織図である。
符号の説明
3、13 縫合せ周縁部
5、15 内腿部
6 前側大腿中央部
7 前側マッサージ部
8 腹部中央部
9 腹部上部
10 ヒップ部
11 ヒップ周縁部
12 ヒップ中央上部
18 腰部

Claims (4)

  1. 緯編で編まれた腹部、ヒップ部、内腿部などよりなるパンツ部を有するインナー・ウェアであって、
    前記内腿部に隣接する前側大腿中央部または縫合せ周縁部の編地が編地全体に均一的に平編目と浮き編のウエルトループが配置されたものであって、編地が平坦であり、該編地に比較して前記内腿部の編地は平編目の方がウエルトループよりも多く配置することにより、無張力状態で内腿部にひだが形成されることを特徴とするインナー・ウェア。
  2. 前記腹部の上部、前記内腿部に隣接する前側マッサージ部および後側大腿部にインナー・ウェアの内側に突出する多数の隆起部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のインナー・ウェア。
  3. 前記内腿部の編地においては少なくとも3ウェール分以上連続してコース方向に飛んでいる浮き編のウエルトループが多数配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のインナー・ウェア。
  4. 前記ヒップ部の中央上部の編地が前記内腿部の編地と同じ編組織により編成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインナー・ウェア。
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