JPH0362734A - 基準電圧回路 - Google Patents

基準電圧回路

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JPH0362734A
JPH0362734A JP19860289A JP19860289A JPH0362734A JP H0362734 A JPH0362734 A JP H0362734A JP 19860289 A JP19860289 A JP 19860289A JP 19860289 A JP19860289 A JP 19860289A JP H0362734 A JPH0362734 A JP H0362734A
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low
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transistor
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Hiroharu Terai
寺井 弘治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、D/A変換器等に使用される基準電圧回路に
関し、特に抵抗ストリングスによって得られた複数の基
準電圧をトランスファゲートで選択して出力する基準電
圧回路に関する。
[従来の技術] 従来、D/A変換器に使用されるこの種の基準電圧回路
は、例えば第3図に示すように構成されていた。
即ち、基準電圧端子1と接地端子との間には、複数の抵
抗Rを直列接続してなる抵抗ストリングス2が接続され
ている。この抵抗ストリングス2の各基準電圧出力点に
は、スイッチ群9を構成する複数のトランスファゲート
91の各一端が接続され、これらトランスファゲート9
1の各他端はトランスファゲート5を介して出力端子6
に接続されている。各トランスファゲート91は、P型
エンハンスメントトランジスタ911とN型エンハンス
メントトランジスタ912とを並列接続して構成されて
いる。
このように構成された基準電圧回路では、トランスファ
ゲート91を択一的に導通させることによって任意の抵
抗ストリングス2の任意の節点電位を基準電圧として出
力端子6から出力することができる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、スイッチ群9を構成する各トランスファゲー
ト91のオン抵抗は、出力される基準電圧の精度に大き
な影響を与えるので、可能な限り低い値であることが望
ましい。
しかしながら、トランスファゲート91をIIW成する
P型エンハンスメントトランジスタ911及びN型エン
ハンスメント912のゲート及び基板の電位は、全て同
じ電位に固定されるのに対し、抵抗ストリングス2の各
節点に接続されたソースの電位は、夫々のトランスファ
ゲート91で異なっているので、トランジスタ911,
912のオン抵抗は、それが接続されている節点電位に
依存し、トランジスタ911,912のゲート幅Wを1
00μm1ゲート長を最小とすると、第4図中−点鎖線
及び実線で示すような特性となる。この図から明らかな
ように、基準電圧V r c rを4Vとしたときには
、その中間電位である2■付近の節点に接続されたエン
ハンスメントトランジスタのオン抵抗は、P型及びN型
で共に非常に高い値になってしまう。
このため、これらのトランジスタを並列接続して構成さ
れたトランスファゲートをスイッチとして使用している
従来の基準電圧回路では、中間電位領域で動作するトラ
ンスファゲートのオン抵抗が非常に高い値となってしま
い、基準電圧に大きな誤差が生じてしまうという問題点
があった。
また、スイッチのオン抵抗が高いことから、D/A変換
器で使用した場合の動作速度も制限されてしまうという
問題点があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
高い精度の基準電圧を出力することができ、しかも高速
動作が可能な基準電圧回路を提供することを目的とする
[課題を解決するための手段] 本発明に係る基準電圧回路は、第1の基準電圧端子と第
2の基準電圧端子との間に複数の抵抗を直列接続してな
る抵抗ストリングスと、この抵抗ストリングスの各基準
電圧出力点と出力端子との間に接続され択一的に導通制
御される複数のトランスファゲートとを有する基準電圧
回路において、低電位部の前記トランスファゲートは、
N型エンハンスメントトランジスタを並列接続して構成
され、中間電位部の前記トランスファゲートは、しきい
値が0V近傍のN型トランジスタを4tflえて構成さ
れ、高電位部の前記トランスファゲートは、P型エンハ
ンスメントトランジスタを並列接続して構成されたもの
であることを特徴とする。
[作用] 第4図に示すように、N型エンハンスメントトランジス
タは、低電位領域でのオン抵抗が小さく、P型エンハン
スメントトランジスタは、高電位領域でのオン抵抗が小
さい。また、しきい値が0V近傍のN型トランジスタは
、図中破線で示すように、しきい値■7が低い分、N型
エンハンスメントトランジスタのオン抵抗特性はシフト
しており、N型及びP型エンハンスメントトランジスタ
のオ5− ン抵抗の高い領域を補うような特性になっている。
本発明によれば、低電位部ではN型エンハンスメントト
ランジスタ、中間電位部ではしきい値が0V近傍のN型
トランジスタ、高電位部ではP型エンハンスメントトラ
ンジスタを夫々使用しているので、各電圧領域で最も抵
抗値の低い素子を使用することによって全領域を極めて
小さなオン抵抗で動作させることができる。従って、得
られる基準電圧の精度が向上すると共に、高速動作が可
能になる。
[実施例コ 以下、添付の図面を参照しながら本発明の実施例につい
て説明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係る基準電圧回路の回
路図である。なお、第1図において第3図と同一物には
同一符号を付し、重複する部分の詳しい説明は省略する
本実施例の回路が第3図に示した従来の回路と異なる点
は、抵抗ストリングス2の各節点とトランスファゲート
5との間に接続された2段のスイ6− ツナ群3,4の構成である。
前段のスイッチ群3は、入力端が抵抗ストリングス2の
高電位側節点に接続された複数のトランスファゲート3
1と、入力端が抵抗ストリングス2の中間電位側節点に
接続された複数のトランスファゲート32と、入力端が
抵抗ストリングス2の低電位側節点に接続された複数の
トランスファゲート33とにより構成されている。トラ
ンスファゲート31は、P型エンハンスメントトランジ
スタ311,312を並列接続して構成されている。ま
た、トランスファゲート32は、P型エンハンスメント
トランジスタ321と、しきい値が0V付近の低しきい
値N型トランジスタフ22とを並列接続して構成されて
いる。更にトランスファゲート33は、N型エンハンス
メントトランジスタ331,332を並列接続して構成
されている。
一方、後段のスイッチ群4は、出力端が更に後段のトラ
ンスファゲート5の入力端に共通に接続された!・ラン
スファゲート41.42によって構成されている。そし
て、スイッチ群3のトランスファゲート31.32の出
力端が、スイッチ群4のトランスファゲート410入力
端に接続され、スイッチ群3のトランスファゲート33
の出力端がトランスファゲート42の入力端に接続され
ている。
以上の構成によれば、高電位領域A1中間電位領域B及
び低電位領域Cで、夫々低いオン抵抗を示t P型エン
ハンスメントトランジスタ311゜312、低しきい値
N型トランジスタ322及びN型エンハンスメントトラ
ンジスタ331,332が使用されているので、全ての
電圧領域において精度の高い基準電圧を得ることができ
る。
なお、2段目のスイッチ群4を、低電位用と、中・高電
位用とに分割したのは、低しきい値N型トランジスタ3
22を低電位領域Cと分割するためである。即ち、しき
い値VT=0V近傍の低しきい値N型トランジスタ32
2が低電位領域Cの節点と接続されると、トランジスタ
322がオフ状態にあっても温度上昇等の要因によりト
ランジスタVTが変動し、オンの状態になり易く、誤動
作してしまう可能性があるので、これを避けるためであ
る。
第2図は、本発明の第2の実施例に係る基準電圧回路の
回路図である。
この実施例が第1図に示した第1の実施例と異なる点は
、抵抗ストリングス2とトランスファゲート5との間に
接続された2段のスイッチ群7゜8の構成である。
初段のスイッチ群7は、夫々抵抗ストリングス2の高電
位領域A1中間電位領域B及び低電位領域Cの各節点に
、その入力端が接続されたトランスフアゲ−)71,7
2.73にて構成されている。ここで、トランスファゲ
ート71と73は、第1の実施例と同様に、夫々P型エ
ンハンスメントトランジスタ711,712及びN型エ
ンハンスメントトランジスタ731,732にて構成さ
れているが、トランスファゲート72は、第1の実施例
とは異なり、VT=0V近傍の低しきい値P型トランジ
スタ721と、同しく低しきい値N9− 型トランジスタフ22とを並列接続して構成されている
一方、後段のスイッチ群8は、高電位領域Aのトランス
ファゲート71の出力端とトランスファゲート5の入力
端とを接続するP型エンハンスメントトランジスタ81
と、中間電位領域Bのトランスファゲート72の出力端
とトランスファゲート5の入力端とを接続するトランス
ファゲート82と、低電位領域Cのトランスファゲート
73の出力端とトランスファゲート5の入力端とを接続
するN型エンハンスメントトランジスタ83とによって
構成されている。
以上の構成において、低しきい値P型トランジスタのオ
ン抵抗特性は、第4図に点線で示すように、低しきい値
N型トランジスタと同様に、V、+が低い分だけP型エ
ンハンスメントトランジスタの特性に対してシフトした
特性を示す。
従って、中間電位領域Bのトランスファゲート72は、
オン抵抗の低いトランジスタの組合せとなっており、前
述した第1の実施例よりも更に精度10 及び動作速度を向上させることができる。
なお、2段目のスイッチ群8を高電位領域A1中間電位
領域B及び低電位領域Cで夫々分割したのは、第1の実
施例と同様、温度上昇等の要因によるvT変動かもとで
起きる誤動作を防止するためである。この2段目のスイ
ッチ群8は、1段目のスイッチ群7に比べてはるかにそ
の数が少なく、トランジスタのチャネル幅は1段目のス
イッチ群7の3,4倍、又はレイアウトに余裕があれば
、更にそれ以上の大きさにしても良い。従って、2段目
のスイッチ群8の中間電位領域を受は持つスイッチに、
P型及びN型エンハンスメントトランジスタの並列回路
からなるトランスファゲートを使用しても、そのオン抵
抗は実用上問題とならない程度の低い値に抑えられる。
このように、スイッチにv、r=ov近傍の低しきい値
N型トランジスタ及び同じく低しきい値P型トランジス
タを使用することにより、更に精度が高く、動作速度の
速い基準電圧回路を提供することができ、D/A変換器
に使用した場合の性能向上に大いに寄与することができ
る。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、抵抗ストリング
スによって得られる高電位を出力側に伝達スるトランス
ファゲートにP型エンハンスメントトランジスタを使用
し、中間電位を出力側に伝達するトランスファゲートに
低しきい値N型トランジスタを使用し、低電位を出力側
に伝達するトランスファゲートにN型エンハンスメント
トランジスタを使用したので、各電位領域において、l
−ランスファゲートのオン抵抗を十分に低くすることが
でき、基準電圧の精度を向上させることができると共に
、動作速度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第Iの実施例に係る基準電圧回路の回
路図、第2図は本発明の第2の実施例に係る基準電圧回
路の回路図、第3図は従来の基準電圧回路の回路図、第
4図は抵抗ス) IJングスの節点電位と各トランジス
タのオン抵抗との関係を示す特性図である。 1;基準電圧端子、2;抵抗ストリングス、3゜4.7
,8,9;スイッチ群、5,31〜33゜41.42.
71〜73,82.91 ; )ランスファゲート、6
;出力端子、81,311,312.321,711,
712,911;P型エンハンスメントトランジスタ、
83,331,332.731,732,912;N型
エンハンスメントトランジスタ、322,722;低し
きい値N型トランジスタ、721;低しきい値P型トラ
ンジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の基準電圧端子と第2の基準電圧端子との間
    に複数の抵抗を直列接続してなる抵抗ストリングスと、
    この抵抗ストリングスの各基準電圧出力点と出力端子と
    の間に接続され択一的に導通制御される複数のトランス
    ファゲートとを有する基準電圧回路において、低電位部
    の前記トランスファゲートは、N型エンハンスメントト
    ランジスタを並列接続して構成され、中間電位部の前記
    トランスファゲートは、しきい値が0V近傍のN型トラ
    ンジスタを備えて構成され、高電位部の前記トランスフ
    ァゲートは、P型エンハンスメントトランジスタを並列
    接続して構成されたものであることを特徴とする基準電
    圧回路。
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