JPH0362434A - 防爆型陰極線管の製造方法 - Google Patents
防爆型陰極線管の製造方法Info
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- JPH0362434A JPH0362434A JP19754689A JP19754689A JPH0362434A JP H0362434 A JPH0362434 A JP H0362434A JP 19754689 A JP19754689 A JP 19754689A JP 19754689 A JP19754689 A JP 19754689A JP H0362434 A JPH0362434 A JP H0362434A
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Links
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Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、防爆型陰極線管の製造方法に関し、特にフェ
ースプレート表面に誘導電荷が蓄積することを防止する
導電膜と防爆用金属枠とを導通させた防爆型陰極線管の
製造方法に関するものである。
ースプレート表面に誘導電荷が蓄積することを防止する
導電膜と防爆用金属枠とを導通させた防爆型陰極線管の
製造方法に関するものである。
通常陰極線管の使用時には、２０ＫＶ以上の高電圧が印
加されているためフェースプレート表面は帯電し、使用
中は勿論のこと使用直後においても帯電荷が消滅せず、
人体が画面に触れた場合、電気的ショックを受けること
がある。電気的ショックの程度は個人差および室内の温
度・湿度によって種々異なるために一部に危険とは言い
難いが然し乍ら小児あるいはショックを受は易い特異体
質の人は通常の成人の場合と同様に取扱えない。このよ
うな帯電を防止するための従来技術としては、陰極線管
のフェースプレート前面および側面に硝子より導電率の
高い具体的には１０６〜１０１１Ω印の半透明導電膜を
形成させ、この半透明導電膜と陰極線管の爆縮防止を目
的とした金属枠との間を別の導電塗料や金属箔テープで
導通させて、接地させる方法があり、これを第３図およ
び第４図に示す。また、実公昭５６−８１３８で示され
るように半透明導電膜と金属枠の間にシート状導電物を
介在させ相互の導通をとり接地させるという方法もとら
れている。
加されているためフェースプレート表面は帯電し、使用
中は勿論のこと使用直後においても帯電荷が消滅せず、
人体が画面に触れた場合、電気的ショックを受けること
がある。電気的ショックの程度は個人差および室内の温
度・湿度によって種々異なるために一部に危険とは言い
難いが然し乍ら小児あるいはショックを受は易い特異体
質の人は通常の成人の場合と同様に取扱えない。このよ
うな帯電を防止するための従来技術としては、陰極線管
のフェースプレート前面および側面に硝子より導電率の
高い具体的には１０６〜１０１１Ω印の半透明導電膜を
形成させ、この半透明導電膜と陰極線管の爆縮防止を目
的とした金属枠との間を別の導電塗料や金属箔テープで
導通させて、接地させる方法があり、これを第３図およ
び第４図に示す。また、実公昭５６−８１３８で示され
るように半透明導電膜と金属枠の間にシート状導電物を
介在させ相互の導通をとり接地させるという方法もとら
れている。
上述した従来の方法の欠点を以下に記述する。
半透明導電膜と金属枠を導電塗料で導通させる場合、パ
ネル側面と金属枠の間に粘接着テープがあるため空隙が
存在し、また凸凹もあるため導電塗料を均一に斑なく塗
布することが困難である。
ネル側面と金属枠の間に粘接着テープがあるため空隙が
存在し、また凸凹もあるため導電塗料を均一に斑なく塗
布することが困難である。
金属箔テープにより導通なとる方法しこついても悪環境
下におかれた場合、その接着性の劣化によって剥れを生
じ導通が不完全になるといった事例があり、信頼性に欠
けるという問題がある。
下におかれた場合、その接着性の劣化によって剥れを生
じ導通が不完全になるといった事例があり、信頼性に欠
けるという問題がある。
実公昭５６−８１３８による方法は、不導電性である緩
衝材とその両面に構成させたＵ字状導電材が基々別々の
部品であり、一体化するための工程を経るので生産効率
が低下し、またコストアップにもつながる等の問題があ
る。
衝材とその両面に構成させたＵ字状導電材が基々別々の
部品であり、一体化するための工程を経るので生産効率
が低下し、またコストアップにもつながる等の問題があ
る。
本発明による導通方法は、第２図で示す如く、金属枠４
装着前において、熱溶融型接着剤層３ａ、基材３ｂ、金
属粉３ｃと粘着剤Ａ３ｄの混合層、粘着材Ｂ３ｅの単独
層からなるテープを粘着剤Ｂ３ｅの単独層が半透明導電
膜２側となるように巻き付けた後、金属枠４を加熱・加
圧することにより絶縁体である熱溶融型接着剤層３ａを
溶融すると同時に粘着剤Ｂ３ｅをはみ出させ、半透明導
電膜２と金属粉３ｃおよび金属枠４各々を接触させ最終
的に半透明導電膜２を金属枠４さらには金属枠４の四隅
に取付けられた金具５を介して確実にアース電位に接地
しフェースプレート部に帯電した電荷を除去する機能を
有している。
装着前において、熱溶融型接着剤層３ａ、基材３ｂ、金
属粉３ｃと粘着剤Ａ３ｄの混合層、粘着材Ｂ３ｅの単独
層からなるテープを粘着剤Ｂ３ｅの単独層が半透明導電
膜２側となるように巻き付けた後、金属枠４を加熱・加
圧することにより絶縁体である熱溶融型接着剤層３ａを
溶融すると同時に粘着剤Ｂ３ｅをはみ出させ、半透明導
電膜２と金属粉３ｃおよび金属枠４各々を接触させ最終
的に半透明導電膜２を金属枠４さらには金属枠４の四隅
に取付けられた金具５を介して確実にアース電位に接地
しフェースプレート部に帯電した電荷を除去する機能を
有している。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例の部分断面図である。
また第２図に導電性粘接着テープの金属枠装着前後の詳
細を示す。
細を示す。
本発明で対象にしているのは、フェースプレート前面と
側面に低湿度（相対湿度で４０％以下）下においても、
その表面抵抗が１０１１Ω（７）以下の半透明導電膜２
を形成させた陰極線管ｌである。
側面に低湿度（相対湿度で４０％以下）下においても、
その表面抵抗が１０１１Ω（７）以下の半透明導電膜２
を形成させた陰極線管ｌである。
一方、陰極線管ｌは一種の真空容器であるから機械的・
熱的衝撃により爆縮を発生する。これを防止するため各
々の補強方式が採用されているが、最も一般的なのが側
面に粘接着テープ３を巻き付け、その後３００℃以上に
加熱処理した金属枠４を側面と垂直方向に締め付は力が
作用するように装着する。
熱的衝撃により爆縮を発生する。これを防止するため各
々の補強方式が採用されているが、最も一般的なのが側
面に粘接着テープ３を巻き付け、その後３００℃以上に
加熱処理した金属枠４を側面と垂直方向に締め付は力が
作用するように装着する。
本実施例の粘接着テープ３は、基材３ｂとして緩衝材と
しての役割を果すガラスクロスなどの耐熱性織布を使用
し陰極線管１の側面に位置を保持するための粘着剤Ｂ３
ｅ・金属枠４が装着される側に金属枠４を接着・固定す
るための熱溶融型接着剤３＆を塗布したものである。粘
着剤Ａ３ｄ中には平均粒径３〜７μｍのニッケル粉を平
均粒径４０〜５０μｍのアルミニウム粉を各々約５００
個／ｄの密度で含浸させている。両金属粉末の粒径はガ
ラスクロスの網目寸法より十分小さく選ばれている。従
って、金属枠４装着後においては前述のように３００℃
以上の加熱と側面と垂直方向に５ ｋｇ／ ｃｔＡ 〜
３０ ｋｇ／ ｃｎ！の加圧力が作用するので、熱溶融
型接着剤３ａを溶融すると同時に粘着剤Ｂ３ｅをはみ出
させ粘着剤Ａａｄ中に含浸された前述ニッケルとアルミ
ニウムの金属粉３ｃがガラスクロスの開口中へ集中して
半透明導電膜２と金属枠４との間を満たし半透明導電膜
２と金属枠４間の抵抗値が１Ω以下となりほぼ導通状態
となる。
しての役割を果すガラスクロスなどの耐熱性織布を使用
し陰極線管１の側面に位置を保持するための粘着剤Ｂ３
ｅ・金属枠４が装着される側に金属枠４を接着・固定す
るための熱溶融型接着剤３＆を塗布したものである。粘
着剤Ａ３ｄ中には平均粒径３〜７μｍのニッケル粉を平
均粒径４０〜５０μｍのアルミニウム粉を各々約５００
個／ｄの密度で含浸させている。両金属粉末の粒径はガ
ラスクロスの網目寸法より十分小さく選ばれている。従
って、金属枠４装着後においては前述のように３００℃
以上の加熱と側面と垂直方向に５ ｋｇ／ ｃｔＡ 〜
３０ ｋｇ／ ｃｎ！の加圧力が作用するので、熱溶融
型接着剤３ａを溶融すると同時に粘着剤Ｂ３ｅをはみ出
させ粘着剤Ａａｄ中に含浸された前述ニッケルとアルミ
ニウムの金属粉３ｃがガラスクロスの開口中へ集中して
半透明導電膜２と金属枠４との間を満たし半透明導電膜
２と金属枠４間の抵抗値が１Ω以下となりほぼ導通状態
となる。
金属枠４を溶接等により一体化された取付金具５を介し
てアース電位に接地する。尚、ニッケルとアルミニウム
粉の平均粒径および密度については、実装後の抵抗とコ
ストの関係より選定した。粒径が小さいほどコスト高と
なり、密度が高いほど低抵抗となる。１Ω以下とするに
は実施例の場合で約５００個／ａｎ１以上が好ましいが
、３００個／ｄ以上とすれば実用上差し支えない。アル
ミニウム粉のみを含浸させたテープの検討も実施したが
、所望の抵抗値と安定性に欠けるという問題があり実用
化に至らなかった。
てアース電位に接地する。尚、ニッケルとアルミニウム
粉の平均粒径および密度については、実装後の抵抗とコ
ストの関係より選定した。粒径が小さいほどコスト高と
なり、密度が高いほど低抵抗となる。１Ω以下とするに
は実施例の場合で約５００個／ａｎ１以上が好ましいが
、３００個／ｄ以上とすれば実用上差し支えない。アル
ミニウム粉のみを含浸させたテープの検討も実施したが
、所望の抵抗値と安定性に欠けるという問題があり実用
化に至らなかった。
第１表はＡＡ粉とＮｉ粉の配合比（密度比）層間抵抗安
定性の関係を示すもので、Ａｕが５０％第 表 第２表はＮｉ粉粒径と層間抵抗安定性の関係を示すもの
で、Ｎｉ粒径が１０μｍ以下で層間抵抗が安定となるこ
とが確認できた。
定性の関係を示すもので、Ａｕが５０％第 表 第２表はＮｉ粉粒径と層間抵抗安定性の関係を示すもの
で、Ｎｉ粒径が１０μｍ以下で層間抵抗が安定となるこ
とが確認できた。
第
表
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、フェースプレート前面・
側面に半透明導電膜を形成した帯電防止型陰極線管の製
造方法においてガラスクロスを基材とする防爆用テープ
に金属粉を含浸させた導電性粘接着テープを採用するこ
とにより、作業工数を増加することなく確実に半透明導
電膜なアース電位に接地することが可能となる。
側面に半透明導電膜を形成した帯電防止型陰極線管の製
造方法においてガラスクロスを基材とする防爆用テープ
に金属粉を含浸させた導電性粘接着テープを採用するこ
とにより、作業工数を増加することなく確実に半透明導
電膜なアース電位に接地することが可能となる。
第１図は本発明の一実施例による部分断面図、第２図（
ａ）、 （ｂ）は導電性粘接着テープの金属枠装着前お
よび装着後の詳細断面図であり、第３図、第４図は従来
の導通方法を示す部分断面図である。 １・・・・・・陰極線管、２・・・・・・半透明導電膜
、３・・・・・・導電性粘接着テープ、３ａ・・・・・
・接着剤、３ｂ・・・・・・基材（ガラスクロス）、３
ｃ・・・・・・金属粉、３ｄ・・・・・・粘着剤Ａ、３
ｅ・・・・・・粘着剤Ｂ、４・・・・・・金属粉、５・
・・・・・取付金具、６・・・・・・導電塗料、７・・
・・・・粘接着テープ （非導電）、 ８・・・・・・金属箔テープ。
ａ）、 （ｂ）は導電性粘接着テープの金属枠装着前お
よび装着後の詳細断面図であり、第３図、第４図は従来
の導通方法を示す部分断面図である。 １・・・・・・陰極線管、２・・・・・・半透明導電膜
、３・・・・・・導電性粘接着テープ、３ａ・・・・・
・接着剤、３ｂ・・・・・・基材（ガラスクロス）、３
ｃ・・・・・・金属粉、３ｄ・・・・・・粘着剤Ａ、３
ｅ・・・・・・粘着剤Ｂ、４・・・・・・金属粉、５・
・・・・・取付金具、６・・・・・・導電塗料、７・・
・・・・粘接着テープ （非導電）、 ８・・・・・・金属箔テープ。
Claims (2)
- （１）フェースプレート表面と、防爆用金属枠が固定さ
れる側面の一部あるいは全域に形成された透明または半
透明の導電膜を前記金属枠に導通させた陰極線管の製造
方法において、前記金属枠と前記側面との間の緩衝材と
して金属粉を含浸させた粘着剤と、前記金属粉の粒径よ
り大きな網目を有する耐熱性織布と熱溶融型接着剤とで
構成されたテープを用い、加熱した前記金属枠を前記テ
ープ上に圧接することにより接着剤を溶融排除し粘着剤
中の金属粉を前記耐熱性織布の網目中に集中させること
によって前記金属枠と半透明導電膜とを導通状態にする
ことを特徴とする防爆型陰極線管の製造方法。 - （２）前記金属枠は３００℃以上に加熱されていること
を特徴とする請求項（１）記載の防爆型陰極線管の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19754689A JPH0362434A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 防爆型陰極線管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19754689A JPH0362434A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 防爆型陰極線管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0362434A true JPH0362434A (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=16376282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19754689A Pending JPH0362434A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 防爆型陰極線管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0362434A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6797876B2 (en) | 2001-03-14 | 2004-09-28 | Hitachi, Ltd. | Image display device |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP19754689A patent/JPH0362434A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6797876B2 (en) | 2001-03-14 | 2004-09-28 | Hitachi, Ltd. | Image display device |
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