JPH0362018A - 配向処理方法 - Google Patents

配向処理方法

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Publication number
JPH0362018A
JPH0362018A JP19839489A JP19839489A JPH0362018A JP H0362018 A JPH0362018 A JP H0362018A JP 19839489 A JP19839489 A JP 19839489A JP 19839489 A JP19839489 A JP 19839489A JP H0362018 A JPH0362018 A JP H0362018A
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JP
Japan
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pretilt angle
rubbing
cleaning
pure water
alignment
Prior art date
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Pending
Application number
JP19839489A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Fujii
藤井 浩之
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液晶表示素子の基板面に配向処理を施す配向処
理方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、液晶表示素子は、液晶分子をほぼ90″のツイス
ト角でツイスト配向させたTN型が主流であったが、最
近では、表示情報量の増大化の要求にともない、液晶分
子を200’以上のツイスト角でツイスト配向させたS
TN (スーパー・ツィステッド・ネマティック)型の
液晶表示素子が提案され、実用化の段階に人ってきてい
る。
ところで、上記STN型の液晶表示素子においては、基
板面に対する液晶分子のプレチルト角の大きさが、表示
特性に大きな影響を与えるだけでなくセルギャップ精度
にも関係してくるために、上記液晶分子のプレチルト角
を、90°ツイストのTN型液晶表示素子(プレチルト
角2°〜3°)よりも太きく (4’以上)、かつ精密
に制御する必要がある。
一方、液晶表示素子の基板面に配向処理を施す方法とし
ては、基板面にポリイミド等の有機配向膜を形成してそ
の膜面をラビング処理する方法と、SIO等の斜方蒸着
による方法とがあり、精度のよい安定した高プレチルト
角を得るには、斜方蒸着法が優れている。しかし、斜方
蒸着法は、基板の配向処理面積が大きくなるほど配向処
理の均一性が悪くなるため、現状では、大画面の液晶表
示素子の配向処理は、有機配向膜のラビングによる方法
にたよらざるを得ないとされている。
この有機配向膜のラビングによる配向処理は、従来、基
板面に形成したポリイミド等の有機配向膜の膜面をラビ
ング処理した後、この配向膜の膜面を、IPA(イソプ
ロピルアルコール)を洗浄液として超音波洗浄し、この
後フレオンペーパー乾燥する方法で行われており、この
有機配向膜のラビングによる配向処理方法でも、有機配
向膜の膜面のラビング条件によってプレチルト角が変化
するから、上記ラビング条件を適当に選べば、ある程度
高いプレチルト角を得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の配向処理方法では、十分満足
できる高プレチルト角を得ることはできなかった。
本発明は上記のような実情にかんがみてなされたもので
あって、その目的とするところは、有機配向膜のラビン
グによる配向処理方法でありながら、精度のよい安定し
た高プレチルト角を得ることができる配向処理方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の配向処理方法は、基板面に形成した有機配向膜
の膜面をラビング処理した後、前記配向膜の膜面を純水
で超音波洗浄することを特徴とするものである。
〔作用〕
すなわち、本発明は、液晶分子のプレチルト角を決定す
る要因が、ラビング条件だけでなく、ラビング処理後の
洗浄にもあることを発見したことに基づいてなされたも
ので、ラビング処理後の洗浄を純水による超音波洗浄に
よって行なえば、精度のよい安定した高プレチルト角を
得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を説明する。
まずITO等からなる透明電極を形成した基板面に、配
向膜材料として、サンエバー4110(商品名・日産化
学株式会社製)を700人の厚さに塗布し、これを25
0℃で約1時間熱処理して十分に硬化(イミド化)させ
た後、このポリイミド膜の膜面を、ナイロン布等を用い
て適当なラビング条件でラビング処理する。次に、上記
ラビング処理を施したポリイミド膜の膜面に付着した塵
埃を除去する洗浄を、純水を洗浄液とする超音波洗浄に
よって行ない、この後、クリーンオーブンにより90℃
で約30分乾燥して配向処理を終了する。
このような方法で配向処理を施した基板を用いて液晶表
示素子を製造し、その液晶分子のプレチルト角をクリス
タルローテーション法で測定したところ、液晶分子のプ
レチルト角は5°であり、またその精度も高精度で安定
していた。
これに対して、同じポリイミド膜の膜面を同条件でラビ
ング処理し、これを従来の配向処理方法で採用している
IPA洗浄液で超音波洗浄した後に、フレオンベーパー
乾燥したものは、製造された成品表示素子の液晶分子の
プレチルト角は4″であった。
これは、ラビング処理後の洗浄が、液晶分子のプレチル
ト角を決定する大きな要因となっていることを示してお
り、同じポリイミド膜の膜面を同条件でラビング処理し
ても、ラビング処理後の洗浄を、従来のIPA洗浄液に
よる超音波洗浄に代えて純水による超音波洗浄とすると
、上記プレチルト角を、従来の配向処理方法に比べて2
5%(1’ )も大きくすることができる。
なお、上記実施例では、配向膜材料として、サンエバー
4110を用いているが、この配向膜材料は他の有機配
向材でもよく、その場合も、ラビング処理後の洗浄を、
純水による超音波洗浄とすれば、精度のよい安定した高
プレチルト角を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明の配向処理方法は、基板面に形成した有機配向膜
の膜面をラビング処理した後、前記配向膜の膜面を純水
で超音波洗浄するものであるから、有機配向膜のラビン
グによる配向処理方法でありながら、精度のよい安定し
た高プレチルト角を得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 液晶表示素子の基板面に配向処理を施す方法において、
    前記基板面に形成した有機配向膜の膜面をラビング処理
    した後、前記配向膜の膜面を純水で超音波洗浄すること
    を特徴とする配向処理方法。
JP19839489A 1989-07-31 1989-07-31 配向処理方法 Pending JPH0362018A (ja)

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JP19839489A JPH0362018A (ja) 1989-07-31 1989-07-31 配向処理方法

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JPH0362018A true JPH0362018A (ja) 1991-03-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6007638A (en) * 1996-02-13 1999-12-28 Lion Corporation Detergent composition and cleaning method using the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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