JPH0361931B2 - - Google Patents

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JPH0361931B2
JPH0361931B2 JP55177266A JP17726680A JPH0361931B2 JP H0361931 B2 JPH0361931 B2 JP H0361931B2 JP 55177266 A JP55177266 A JP 55177266A JP 17726680 A JP17726680 A JP 17726680A JP H0361931 B2 JPH0361931 B2 JP H0361931B2
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JP
Japan
Prior art keywords
transparent conductive
conductive film
photoresist
substrate
photosensitive resin
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP55177266A
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English (en)
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JPS57102015A (en
Inventor
Keiichi Aoki
Masateru Wakui
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS57102015A publication Critical patent/JPS57102015A/ja
Publication of JPH0361931B2 publication Critical patent/JPH0361931B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2022Multi-step exposure, e.g. hybrid; backside exposure; blanket exposure, e.g. for image reversal; edge exposure, e.g. for edge bead removal; corrective exposure

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、透明導電膜のパターン形成方法、
特にガラス基板等の透明な基板の両面に被着した
透明導電膜を、それぞれ所望のパターンに形成す
る方法に関するものである。
透明な基板の両面に被着した透明導電膜を所望
のパターンに形成することは、液晶表示装置を多
層化、薄形化する上で極めて重要な意味を有す
る。即ち、液晶表示装置において例えば2層の表
示を行なうことは、2枚のガラス基板を有する素
子を2個重ねることによつても可能であるが、こ
の方法による場合には、装置が厚くなること、透
過率が低下すること、製造コストが上昇すること
等の欠点を有し、これらの欠点は3層、4層と多
層化が進むにつれて加速度的に増大する。このよ
うな不都合を避けるためには、例えば2層の表示
を行なう場合、第1図に示すように上板電極基板
1、中板電極基板2、下板電極基板3の3枚の基
板を用いる方法が用いられている。従つて、透明
基板の両面に所望の形状を有する透明導電膜を形
成する技術を確立することが必要となる。
従来、基板の両面に透明導電膜パターンを形成
する方法としては、スクリーン印刷法を用いるも
のや、ホトレジストを用いるものが一般的であ
る。このうち前者は、手軽である反面、高精度の
パターンが得られない欠点を有している。このた
め、液晶表示装置等においては、高い精度が得ら
れる後者の方法が一般に用いられている。
このようなホトレジストを用いる方法によつ
て、透明なガラス基板の両面に透明導電膜パター
ンを形成する場合の工程を第2図に示す。
同図から明らかなように、基板が透明であれば
片面に照射された光によつて反対面のホトレジス
トも感光してしまうため、各面のパターンが異な
る場合、ホトレジストを両面同時に塗布、露光す
ることは不可能であり、片面毎に、ホトレジスト
の塗布、露光、現像を行なうという方法によらな
ければ、両面に任意のパターンを形成することは
できない。しかもこの場合、使用されるホトレジ
ストは、露光部分が保護膜として残されるネガタ
イプのものに限られる。
しかし、ネガタイプのホトレジストは、レジス
ト自体安価であるという利点を有するものの、そ
の剥離工程でフタル酸、石炭酸等の劇薬を高温で
使用するため、安全対策上非常に高価な設備が必
要とされる。また、その現像液、リンス液は危険
物であるために、設備の設計や液の使用量等に制
約があり、これが増産を妨げている。
従つて、増産、安全上の配慮からはポジタイプ
のホトレジストの使用が望ましい。しかし、ポジ
タイプでは露光した部分が除去されてしまうた
め、片面ずつの露光によつても、透明基板の両面
に任意のパターンを形成することはできない。
この発明は、以上のような状況に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、ネガタイプ、ポジタ
イプの両ホトレジストを利用でき、かつそのいず
れの場合にも両面同時露光が可能な透明導電膜の
パターン形成方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、この発明に
よるパターン形成方法は、透過率50%以下の透明
導電膜を用いることにより、基板の一面側から紫
外線を照射してその面のホトレジストを露光する
際に、その紫外線が反対面のホトレジストまで感
光させることを防いだものである。以下、実施例
を用いてこの発明によるパターン形成方法を詳細
に説明する。
第3図は、この発明によるパターン形成方法に
よつて両面に透明導電膜パターンが形成された基
板を有する液晶表示装置の一例を示す断面図であ
る。この液晶表示装置は、上板電極基板1、中板
電極基板2、下板電極基板3の3枚の基板によつ
て構成される2層構造を有している。上板電極基
板1を構成するガラス基板1aの一面にはセグメ
ント電極4および配向制御膜5が形成され、この
面に対向する中板電極基板2を構成するガラス基
板2aの一面にはコモン電極6および配向制御膜
5が形成されている。また、ガラス基板2aの他
面にはセグメント電極7および配向制御膜5が形
成され、この面に対向する下板電極基板3を構成
するガラス基板3aの一面にはコモン電極8およ
び配向制御膜5が形成されている。中板電極基板
2と上板電極基板1、中板電極基板2と下板電極
基板3とがそれぞれ1つのセルを構成し、各セル
の空隙は、スペーサ9およびエポキシ接着剤、ガ
ラスフリツト等のシール剤10によつて保持さ
れ、その空隙中に液晶11が封入されている。各
ガラス基板1a,2a,3aは透明であり、これ
らのガラス基板上に形成されたセグメント電極
4、コモン電極6、セグメント電極7およびコモ
ン電極8の各電極は、透明導電膜によつて構成さ
れている。ここで、透明なガラス基板2aの両面
の透明導電膜パターンは、以下のような工程で形
成される。
先ず、第4図に示すように、ガラス基板2aの
両面に透明導電膜12を形成する。この透明導電
膜12は、ホトレジストの露光に用いられる波長
領域(250〜500nm)において50%以下の低い透
過率を有し、インジウムを例えばDCスパツタリ
ング法、抵抗加熱蒸着法、電子ビーム蒸着法等を
用いて当該ガラス基板2aの面上に被着させるこ
とにより形成される。次いでこの透明導電膜12
が被着された基板の両面に、ホトレジストを1〜
2μmの均一な厚みに塗布してホトレジスト膜1
3a,13bを形成する。このホトレジストの塗
布には、例えばスピンナ、ロールコータ、デイツ
プ、スプレイ法等の周知の技術が用いられる。次
いで80℃で5〜30分間程度のプリベークをした
後、各面に露光マスク14a,14bを配設し、
パターン露光を行なう。この時、A面側に照射さ
れた光(紫外線)は露光マスク14aを通してホ
トレジスト膜13aを感光させるが、各透明導電
膜12の透過率がそれぞれ50%以下と小さいため
に、B面側のホトレジスト膜13bは直ちに感光
しない。この様子を第5図に示す。同図は、ネガ
タイプのホトレジストであるOMR−83(東京応
化社)(同図イ,ロ)およびポジタイプのホトレ
ジストであるOFPR−800(東京応化社)(同図ハ,
ニ)について、透明導電膜12の透過率とB面側
のホトレジスト膜13bが感光する時間との関係
を表わしたもので、使用紫外線の波長は400nm、
その露光量は同図イ,ハの場合が30mW/cm2
ロ,ニの場合が15mW/cm2である。同図から明ら
かなように、透明導電膜12の透過率が低い場
合、B面側のホトレジストが感光するためには極
めて長間を要する。同様に、B面側に照射された
光(紫外線)は、露光マスク14bを通してホト
レジスト膜13bを感光させるのみである。この
ように各面を露光した後、現像を行ない、レジス
トの密着力を増すためにポストベークをする。次
いで、パターン形成された各ホトレジスト膜をマ
スクとして各透明導電膜12をエツチングした
後、ホトレジスト膜を剥離、洗浄すれば、両面に
所望の透明導電膜パターンを有する中板電極基板
2が完成される。
このように、透明導電膜のパターン形成におい
て、ホトレジストの露光に用いる紫外線に対して
50%以下の低透過率を有する透明導電膜を用いる
ことにより、互いに反対面のホトレジスト膜に影
響を与えることなしに片面のホトレジスト膜を露
光することができるため、ネガおよびポジの両タ
イプのホトレジストの使用が可能であり、露光
も、片面ずつのみならず、両面同時にも行なうこ
とができる。また、この低透過率の透明導電膜
は、エツチング性が極めて良好であるという利点
をも有している。
このようにして形成された透明導電膜パターン
を有する中板電極基板2を用いて現実に液晶表示
装置を製作する場合には、透明導電膜パターンの
透過率を70〜80%程度以上に上昇させなければな
らないが、これは、200〜600℃(実用的には250
〜400℃程度が望ましい)程度の温度で加熱する
ことによつて容易に実現できる。加熱時間は30秒
ないし2分間程度で十分であり、加熱装置として
は、安価でインデツクスの速いものの使用が可能
である。この透明導電膜の透過率を上昇させるた
めの加熱焼成工程は、エツチングマスクとして用
いたホトレジスト膜を剥離する前に行なつても良
く、この場合、その加熱によつて該ホトレジスト
膜を同時に焼きとばしてしまえば、ホトレジスト
膜の剥離作業を改めて行なう必要がなくなる。
以上説明したように、この発明によるパターン
形成法によれば、50%以下の低透過率を有する透
明導電膜を用いることにより、両面に透明導電膜
を有する透明電極基板を作成するに当たり、基板
の一面側から照射した光によつて反対面側のホト
レジスト膜まで感光することを防ぐことができる
ため、片面ずつのみならず、両面同時の露光が可
能となり、設備の稼動率を上昇させることができ
る。また、ホトレジストとして、ネガタイプのも
のに限らず、前述したように増産および安全対策
上良好な特性を有するポジタイプのホトレジスト
をも使用することができる。更に、この低透過率
を有する透明導電膜はエツチング性も良好である
ため、極めて安定した透明導電膜パターンが形成
でき、信頼性の高い透明電極基板の作成に寄与す
ることができる等の種々優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は3基板2層構造を有する液晶表示装置
の一例を示す斜視図、第2図は第1図に用いられ
る中板電極基板の両面に透明導電膜のパターンを
形成する方法の一例を示す工程図、第3図はこの
発明によるパターン形成方法によつて両面に透明
導電膜パターンが形成された中板電極基板を有す
る液晶表示装置の一例を示す断面図、第4図は第
3図の透明導電膜パターン形成工程における中板
電極基板を示す断面図、第5図は第4図のA面側
に照射した光によつてB面側のホトレジスト膜が
感光するまでの時間に対する透明導電膜の透過率
の影響を示す特性図である。 1……上板電極基板、2……中板電極基板、3
……下板電極基板、1a,2a,3a……ガラス
基板、12……透明導電膜、13a,13b……
ホトレジスト膜、14a,14b……露光マス
ク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 透明基板の両面に250〜500nmの波長領域で
    50%以下の透過率を有する透明導電膜を形成する
    工程と、該透明導電膜双方の上に感光性樹脂を被
    着する工程と、該感光性樹脂の各々を前記波長領
    域の光によつてパターン露光および現像する工程
    と、現像後の該感光性樹脂をマスクとして前記透
    明導電膜双方をエツチングした後に該透明導電膜
    および感光性樹脂を200〜600℃で加熱処理する工
    程とを含むことを特徴とする透明導電膜のパター
    ン形成方法。 2 透明基板の両面に250〜500nmの波長領域で
    50%以下の透過率を有する透明導電膜を形成する
    工程と、該透明導電膜双方の上に感光性樹脂を被
    着する工程と、該感光性樹脂の各々を前記波長領
    域の光によつてパターン露光および現像する工程
    と、現像後の該感光性樹脂をマスクとして前記透
    明導電膜双方をエツチングした後に前記感光性樹
    脂を剥離する工程と、該感光性樹脂を剥離した後
    に前記透明導電膜を200〜600℃で加熱処理する工
    程とを含むことを特徴とする透明導電膜のパター
    ン形成方法。
JP55177266A 1980-12-17 1980-12-17 Pattern formation Granted JPS57102015A (en)

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JPS59176741A (ja) * 1983-03-28 1984-10-06 Hoya Corp 透光性薄膜のパタ−ン形成法
JPS60233653A (ja) * 1984-05-07 1985-11-20 Stanley Electric Co Ltd 写真蝕刻方法
WO2001037246A1 (fr) * 1999-11-16 2001-05-25 Citizen Watch Co., Ltd. Afficheur

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