JPH0361615A - 車両の走行制御装置 - Google Patents
車両の走行制御装置Info
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- JPH0361615A JPH0361615A JP1195601A JP19560189A JPH0361615A JP H0361615 A JPH0361615 A JP H0361615A JP 1195601 A JP1195601 A JP 1195601A JP 19560189 A JP19560189 A JP 19560189A JP H0361615 A JPH0361615 A JP H0361615A
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- range
- automatic transmission
- boost pressure
- supercharging
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims abstract description 27
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
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- 230000000979 retarding effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、過給機を備えたエンジンの出力回転が自動変
速機を介して駆動輪に伝達される車両の走行制御装置に
関する。
速機を介して駆動輪に伝達される車両の走行制御装置に
関する。
従来の技術
一般に、車両に搭載されたエンジンの出力を増大させる
手段として各種工夫が成されるが、なかでも過給機を用
いてエンジンの吸入空気圧を加圧することにより、著し
い出力増大が図られることが知られている(「新編自動
車工学便覧」昭和62年6月:社団法人自動車技術会発
行、第4編第1−28〜30頁参照)。
手段として各種工夫が成されるが、なかでも過給機を用
いてエンジンの吸入空気圧を加圧することにより、著し
い出力増大が図られることが知られている(「新編自動
車工学便覧」昭和62年6月:社団法人自動車技術会発
行、第4編第1−28〜30頁参照)。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記過給機付きエンジンに自動変速機が
結合されてパワープラントが構成された場合(自動変速
機としては例えば特開昭62−62047号公報参照)
、アクセル開度を大きくして過給圧が増大された状態で
自動変速機をニュートラル(N)レンジから走行レンジ
に切り換えた場合、該自動変速機に内蔵された摩擦要素
の締結ショックが著しく大きくなってしまう。
結合されてパワープラントが構成された場合(自動変速
機としては例えば特開昭62−62047号公報参照)
、アクセル開度を大きくして過給圧が増大された状態で
自動変速機をニュートラル(N)レンジから走行レンジ
に切り換えた場合、該自動変速機に内蔵された摩擦要素
の締結ショックが著しく大きくなってしまう。
また、このようにエンジンの出力増大された状態で摩擦
要素が締結されると、自動変速機および駆動力伝達経路
に過大なトルクが作用されるため、パワートレーン、摩
擦要素および終減速装置等の強度を大幅に増大させる必
要が発生し、これによってコストアップおよび車両重量
の増加が来されてしまうという課題があった。
要素が締結されると、自動変速機および駆動力伝達経路
に過大なトルクが作用されるため、パワートレーン、摩
擦要素および終減速装置等の強度を大幅に増大させる必
要が発生し、これによってコストアップおよび車両重量
の増加が来されてしまうという課題があった。
尚、上記摩擦要素の締結ショックを緩和するため、該摩
擦要素を可能な限り緩徐に締結させることが考えられる
が、この場合エンジン出力が過給圧によって著しく増大
されていることにより、該摩擦要素に過大な摩擦熱が発
生して焼損される恐れがある。
擦要素を可能な限り緩徐に締結させることが考えられる
が、この場合エンジン出力が過給圧によって著しく増大
されていることにより、該摩擦要素に過大な摩擦熱が発
生して焼損される恐れがある。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、ニュート
ラルレンジから走行レンジに切り換えられて摩擦要素が
締結される際に、エンジン出力を低下させるようにした
車両の走行制御装置を提供することを目的とする。
ラルレンジから走行レンジに切り換えられて摩擦要素が
締結される際に、エンジン出力を低下させるようにした
車両の走行制御装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
かかる目的を達成するために本発明は第1図に示すよう
に、過給機aおよび過給圧可変手段すが設けられたエン
ジンCと、 該エンジンCの出力回転を適宜変速して駆動輪側に出力
する自動変速機dとを備えた車両において、 上記自動変速機dのレンジ位置を検知するレンジ位置検
出手段eと、 検知されたレンジ位置がニュートラルレンジである場合
、およびニュートラルレンジから走行レンジに切り換え
られてから所定時間内である場合を判断する過給判断手
段fと、 該過給判断手段fの信号を受けて上記過給圧可変手段す
に過給圧を低下させる信号を出力する過給圧制御手段g
と、を設けることにより構成する。
に、過給機aおよび過給圧可変手段すが設けられたエン
ジンCと、 該エンジンCの出力回転を適宜変速して駆動輪側に出力
する自動変速機dとを備えた車両において、 上記自動変速機dのレンジ位置を検知するレンジ位置検
出手段eと、 検知されたレンジ位置がニュートラルレンジである場合
、およびニュートラルレンジから走行レンジに切り換え
られてから所定時間内である場合を判断する過給判断手
段fと、 該過給判断手段fの信号を受けて上記過給圧可変手段す
に過給圧を低下させる信号を出力する過給圧制御手段g
と、を設けることにより構成する。
また、上記過給圧低下制御される上記所定時間は、タイ
マによって決定される一定時間とすることができる。
マによって決定される一定時間とすることができる。
更に、上記過給圧低下制御される上記所定時間は、自動
変速機dの作動液温と、ニュートラルレンジに設定され
ていた時間とによって補正されることが望ましい。
変速機dの作動液温と、ニュートラルレンジに設定され
ていた時間とによって補正されることが望ましい。
更にまた、上記過給圧低下制御される上記所定時間は、
ニュートラルレンジから切り換えられるレンジが、前進
レンジか後進レンジかによって補正されることが望まし
い。
ニュートラルレンジから切り換えられるレンジが、前進
レンジか後進レンジかによって補正されることが望まし
い。
また、上記過給圧低下制御される上記所定時間は、自動
変速機dの入力回転によって決定することができる。
変速機dの入力回転によって決定することができる。
更に、上記過給圧低下制御される上記所定時間は、ニュ
ートラルレンジから切換えられたレンジが前進レンジで
ある場合、最低速段に設定されている間として設定する
ことができる。
ートラルレンジから切換えられたレンジが前進レンジで
ある場合、最低速段に設定されている間として設定する
ことができる。
作用
以上の構成により本発明の車両の走行制御装置にあって
は、自動変速機dがニュートラルレンジの設定中および
該ニュートラルレンジから走行レンジに切り換えられて
所定時間内は、過給圧制御手段fから過給圧可変手段す
に過給圧を低下させる信号が出力されることにより、ニ
ュートラルレンジから走行レンジに切り換えられて自動
変速機dの摩擦要素が締結されるときには、過給圧低下
によりエンジンC出力が減少されているため、該摩擦要
素の締結が滑らかに行われる。
は、自動変速機dがニュートラルレンジの設定中および
該ニュートラルレンジから走行レンジに切り換えられて
所定時間内は、過給圧制御手段fから過給圧可変手段す
に過給圧を低下させる信号が出力されることにより、ニ
ュートラルレンジから走行レンジに切り換えられて自動
変速機dの摩擦要素が締結されるときには、過給圧低下
によりエンジンC出力が減少されているため、該摩擦要
素の締結が滑らかに行われる。
また、上記過給圧低下制御される上記所定時間は、タイ
マによって決定される一定時間とすることにより、過給
判断手段fの構成を簡単にすることができる。
マによって決定される一定時間とすることにより、過給
判断手段fの構成を簡単にすることができる。
更に、上記過給圧低下制御される上記所定時間は、自動
変速機dの作動液温およびニュートラルレンジに設定さ
れていた時間の少なくとも一方によって補正されること
により、実際の運転条件に沿ってより緻密な過給圧制御
を行うことができる。
変速機dの作動液温およびニュートラルレンジに設定さ
れていた時間の少なくとも一方によって補正されること
により、実際の運転条件に沿ってより緻密な過給圧制御
を行うことができる。
更にまた、上記過給圧低下制御される上記所定時tlJ
1は、ニュートラルレンジから切り換えられるレンジが
、前進レンジか後進レンジかによって補正されることに
より、発進性を優先する前進時と低速で済む後進時との
過給圧制御をより緻密に行うことができる。
1は、ニュートラルレンジから切り換えられるレンジが
、前進レンジか後進レンジかによって補正されることに
より、発進性を優先する前進時と低速で済む後進時との
過給圧制御をより緻密に行うことができる。
また、上記過給圧低下制御される上記所定時間は、自動
変速機dの人力回転によって決定することにより、該入
力回転の変化により実際に摩擦要素が締結される時点を
検知することができるため、過給圧低下を解除する時点
を確実に検知することができる。
変速機dの人力回転によって決定することにより、該入
力回転の変化により実際に摩擦要素が締結される時点を
検知することができるため、過給圧低下を解除する時点
を確実に検知することができる。
更に、上記過給圧低下制御される上記所定時間は、ニュ
ートラルレンジから切換えられたレンジが前進レンジで
ある場合、最低速段に設定されている間として設定する
ことにより、出力トルクの大きな低速段でエンジン出力
の過剰な増大を抑制でき、駆動系に作用するトルクを減
少させることができる。
ートラルレンジから切換えられたレンジが前進レンジで
ある場合、最低速段に設定されている間として設定する
ことにより、出力トルクの大きな低速段でエンジン出力
の過剰な増大を抑制でき、駆動系に作用するトルクを減
少させることができる。
実施例
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
即ち、第2図は本発明の車両の走行制御装置の一実施例
を示し、IOはエンジン、12は自動変速機で、該エン
ジン10の出力回転は図外のトルクコンバータを介して
自動変速機12に人力され、この入力されたエンジン回
転は該自動変速機12によって適宜変速されて図外の終
減速装置から駆動輪に伝達される。
を示し、IOはエンジン、12は自動変速機で、該エン
ジン10の出力回転は図外のトルクコンバータを介して
自動変速機12に人力され、この入力されたエンジン回
転は該自動変速機12によって適宜変速されて図外の終
減速装置から駆動輪に伝達される。
上記エンジン10は吸入空気通路10aにターボチャー
ジャーとかスーパーチャージャー等の過給機14が設け
られ、該過給機14によって吸入空気の加圧が行われる
ようになっており、更に、該過給機14の後流側には過
給圧可変手段としてのリリーフバルブ16が設けられ、
該リリーフバルブ16が開弁されることにより過給機1
4で発生される過給圧の一部を放出できるようになって
いる。
ジャーとかスーパーチャージャー等の過給機14が設け
られ、該過給機14によって吸入空気の加圧が行われる
ようになっており、更に、該過給機14の後流側には過
給圧可変手段としてのリリーフバルブ16が設けられ、
該リリーフバルブ16が開弁されることにより過給機1
4で発生される過給圧の一部を放出できるようになって
いる。
上記リリーフバルブ16は、上記エンジン10のエンジ
ンコントロールユニットI8に内蔵される過給圧制御手
段20から出力される駆動信号により開閉制御されるよ
うになっている。
ンコントロールユニットI8に内蔵される過給圧制御手
段20から出力される駆動信号により開閉制御されるよ
うになっている。
一方、上記自動変速機12は第3図に示すように第1遊
星歯車組PG+と第2遊星歯車組PGtとを備えること
によりギアトレーンが構成されている。
星歯車組PG+と第2遊星歯車組PGtとを備えること
によりギアトレーンが構成されている。
上記第1.第2遊星歯車組PGM、 PG*はそれぞれ
単純遊星歯車として構成され、第1.第2サンギアS、
、S、と、第1.第2ビニオンギアP、、P。
単純遊星歯車として構成され、第1.第2サンギアS、
、S、と、第1.第2ビニオンギアP、、P。
と、第1.第2リングギアR,、R,と、第1.第2ビ
ニオンキャリアpc、、 pc、とによって構成される
。
ニオンキャリアpc、、 pc、とによって構成される
。
また、上記第1.第2遊星歯車組PC,、PC,で構成
されるギヤトレーンには、図示するようにインプットシ
ャフト22と第1サンギアSlとを接続するリバースク
ラッチR/C,インプットシャフト22と第1ビニオン
キャリアPC,とを接続するハイクラッチ11/C,第
1ビニオンキャリアPC,と第2リングギアR2とを接
続するフォワードクラッチP/C1第1サンギアS、を
ケーシング24側に固定するバンドブレーキB/B、第
1ビニオンキャリアPC3をケーシング24側に固定す
るローアンドリバースブレーキL&R/Bが設けられる
。
されるギヤトレーンには、図示するようにインプットシ
ャフト22と第1サンギアSlとを接続するリバースク
ラッチR/C,インプットシャフト22と第1ビニオン
キャリアPC,とを接続するハイクラッチ11/C,第
1ビニオンキャリアPC,と第2リングギアR2とを接
続するフォワードクラッチP/C1第1サンギアS、を
ケーシング24側に固定するバンドブレーキB/B、第
1ビニオンキャリアPC3をケーシング24側に固定す
るローアンドリバースブレーキL&R/Bが設けられる
。
更に、上記フォワードクラッチF/Cと第2リングギア
R6との間にフォワードワンウェイクラ・ノチF10・
Cが設けられると共に、第1ピニオンキヤリアPCIと
ケーシング24との間にローワンウェイクラッチL10
−Cが設けられ、かつ、第1ビニオンキャリアPC,と
第2リングギアR,との間で上記フォワードワンウェイ
クラッチP10・Cと並列にオーバーランクラッチ0・
R/Cが配置される。
R6との間にフォワードワンウェイクラ・ノチF10・
Cが設けられると共に、第1ピニオンキヤリアPCIと
ケーシング24との間にローワンウェイクラッチL10
−Cが設けられ、かつ、第1ビニオンキャリアPC,と
第2リングギアR,との間で上記フォワードワンウェイ
クラッチP10・Cと並列にオーバーランクラッチ0・
R/Cが配置される。
また、上記第3図中上記インプットシャフト22には、
トルクコンバータT/Cを介してエンシフ10回転が入
力される。
トルクコンバータT/Cを介してエンシフ10回転が入
力される。
ところで、上記主変速機12では次に示す第1表のよう
に、各摩擦要素CR/C,H/C,F/C,B/B。
に、各摩擦要素CR/C,H/C,F/C,B/B。
L&R/B)がコントロールバルブ26から供給される
変速液圧で締結および解放されることにより、各種変速
段が得られるようになっている。
変速液圧で締結および解放されることにより、各種変速
段が得られるようになっている。
上記コントロールバルブ26は、例えば第4図に示すシ
フトスケジュールに基づいてA/Tコントロールユニッ
ト28から出力される変速信号により駆動されるように
なっている。
フトスケジュールに基づいてA/Tコントロールユニッ
ト28から出力される変速信号により駆動されるように
なっている。
尚、上記A/Tコントロールユニット28にはスロット
ル[センサ30によって検出されるスロットル開度信号
および車速センサ32によって検出される車速信号が入
力され、これら各信号に基づいて上記シフトスケジュー
ルから現在設定すべき変速段が決定されるようになって
いる。
ル[センサ30によって検出されるスロットル開度信号
および車速センサ32によって検出される車速信号が入
力され、これら各信号に基づいて上記シフトスケジュー
ルから現在設定すべき変速段が決定されるようになって
いる。
第1表
尚、同表中○印は締結状態を表し、無印は解放状態を表
す。
す。
また、上記フォワードワンウェイクラッチF10−Cは
、第1ピニオンキヤリアPCIに対して第2リングギア
R2が正転方向の回転時にフリー、逆転方向の回転時に
ロックされると共に、上記ローワンウェイクラッチL1
0・Cは第1ビニオンキヤリアPC1の正転方向の回転
時にフリー、逆転方向の回転時にロックされる。
、第1ピニオンキヤリアPCIに対して第2リングギア
R2が正転方向の回転時にフリー、逆転方向の回転時に
ロックされると共に、上記ローワンウェイクラッチL1
0・Cは第1ビニオンキヤリアPC1の正転方向の回転
時にフリー、逆転方向の回転時にロックされる。
更に、上記オーバーランクラッチ、0・R/Cは第1表
には示していないが、該オーバーランクラッチ0−R/
Cは第3速以下の低速段側でアクセル開度がl/16以
下で締結されることにより、上記フォワードワンウェイ
クラッチF10・Cの機能を無くして、エンジンブレー
キが作動されるようになっている。
には示していないが、該オーバーランクラッチ0−R/
Cは第3速以下の低速段側でアクセル開度がl/16以
下で締結されることにより、上記フォワードワンウェイ
クラッチF10・Cの機能を無くして、エンジンブレー
キが作動されるようになっている。
ここで、本実施例は上記A/Tコントロールユニット2
8に、運転者によって操作されるセレクトレバー34で
選択されたレンジ位置を検知するレンジ位置検出手段3
6が設けられると共に、過給判断手段38が設けられ、
これら両手段により上記リリーフバルブ16の開閉時期
が判断されるようになっている。
8に、運転者によって操作されるセレクトレバー34で
選択されたレンジ位置を検知するレンジ位置検出手段3
6が設けられると共に、過給判断手段38が設けられ、
これら両手段により上記リリーフバルブ16の開閉時期
が判断されるようになっている。
即ち、上記過給判断手段38は上記レンジ位置検出手段
36で検出されたレンジがニュートラル(N)レンジで
ある場合、および該Nレンジから走行レンジに切り換え
られてから所定時間T内である場合を判断する。
36で検出されたレンジがニュートラル(N)レンジで
ある場合、および該Nレンジから走行レンジに切り換え
られてから所定時間T内である場合を判断する。
尚、上記走行レンジとはドライブ(D)レンジ又はリバ
ース(R)レンジで、Nレンジから該走行レンジに切り
換えられてから計測される所定時間Tは、タイマ40が
用いられる。
ース(R)レンジで、Nレンジから該走行レンジに切り
換えられてから計測される所定時間Tは、タイマ40が
用いられる。
そして、上記過給判断手段38で上記条件、つまり、N
レンジである場合、Nレンジから走行レンジに切り換え
られて所定時間T内である場合を満たした場合は、該過
給判断手段38から一ヒ記エンジンコントロールユニッ
ト18の過給圧制御手段20に信号を出力する。
レンジである場合、Nレンジから走行レンジに切り換え
られて所定時間T内である場合を満たした場合は、該過
給判断手段38から一ヒ記エンジンコントロールユニッ
ト18の過給圧制御手段20に信号を出力する。
該過給圧制御手段20では上記過給判断手段38の信号
を受けて上記リリーフバルブ16に開弁信号、つまり過
給機14の過給圧を一部放出する信号が出力されるよう
になっ°Cいる。
を受けて上記リリーフバルブ16に開弁信号、つまり過
給機14の過給圧を一部放出する信号が出力されるよう
になっ°Cいる。
以上の構成により本実施例の走行制御装置の機能を第5
図に示すフローチャートに沿って説明する。
図に示すフローチャートに沿って説明する。
尚、該フローチャートはA/Tコントロールユニット2
8で実行される一処理例を示し、所定の短時間毎(例え
ばlQmsec毎)に実行されるものとする。
8で実行される一処理例を示し、所定の短時間毎(例え
ばlQmsec毎)に実行されるものとする。
即ち、上記フローチャートではまずステップ100によ
って現在設定されているレンジ位置を読み込み、次のス
テップ101では読み込まれたレンジがNレンジである
かどうかが判断される。
って現在設定されているレンジ位置を読み込み、次のス
テップ101では読み込まれたレンジがNレンジである
かどうかが判断される。
そして、上記ステップ101でrYEsJと判断された
場合はステップ102によってタイマ40をセットする
一方、rNOJと判断された場合はNレンジから走行レ
ンジに切り換えられていることを意味し、この場合はス
テップ103によってタイマ40のカウントをフローチ
ャートの処理毎に「l」づつ減算する。
場合はステップ102によってタイマ40をセットする
一方、rNOJと判断された場合はNレンジから走行レ
ンジに切り換えられていることを意味し、この場合はス
テップ103によってタイマ40のカウントをフローチ
ャートの処理毎に「l」づつ減算する。
次に、ステップ104では上記タイマ40のカウント数
が「0」になったかどうかが判断され、rNOJと判断
された場合はNレンジ、又はNレンジから切り換えられ
てタイマ40で設定された所定時間Tが経過していない
場合であるため、ステップ105に進んで過給圧を低f
させる信号を過給圧制御手段20に出力する。
が「0」になったかどうかが判断され、rNOJと判断
された場合はNレンジ、又はNレンジから切り換えられ
てタイマ40で設定された所定時間Tが経過していない
場合であるため、ステップ105に進んで過給圧を低f
させる信号を過給圧制御手段20に出力する。
一方、上記ステップ104でrYEsJと判断された場
合は、Nレンジに切り換えられてから所定時間Tが経過
している場合であるため、ステ・ツブ106に進んで過
給圧を高くする信号を上記過給圧制御手段20に出力す
る。
合は、Nレンジに切り換えられてから所定時間Tが経過
している場合であるため、ステ・ツブ106に進んで過
給圧を高くする信号を上記過給圧制御手段20に出力す
る。
従って、本実施例にあっては第6図に示すように、Nレ
ンジおよび該NレンジからDレンジおよびNレンジに切
り換えられてから所定時間T内は、リリーフバルブ16
が開弁されて過給機14で発生される過給圧の一部が放
出されるため、かかるNレンジから走行レンジへの切り
換え時にアクセルペダルを踏み込んでいた場合にも、実
際にエンジン10に供給される吸気圧は低く設定され、
エンジン10出力を低く抑制することができる。
ンジおよび該NレンジからDレンジおよびNレンジに切
り換えられてから所定時間T内は、リリーフバルブ16
が開弁されて過給機14で発生される過給圧の一部が放
出されるため、かかるNレンジから走行レンジへの切り
換え時にアクセルペダルを踏み込んでいた場合にも、実
際にエンジン10に供給される吸気圧は低く設定され、
エンジン10出力を低く抑制することができる。
このため、走行レンジに設定された際に締結される摩擦
要素、つまり、上記第1表に示したように走行レンジが
Dレンジである場合は、第1速で締結されるフォワード
クラッチF/Cの締結ショックを著しく低減すると共に
、該フォワードクラッチF/Cが締結されることにより
駆動力伝達経路を介して駆動輪側に伝達される駆動トル
クも大幅に低減させることができる。
要素、つまり、上記第1表に示したように走行レンジが
Dレンジである場合は、第1速で締結されるフォワード
クラッチF/Cの締結ショックを著しく低減すると共に
、該フォワードクラッチF/Cが締結されることにより
駆動力伝達経路を介して駆動輪側に伝達される駆動トル
クも大幅に低減させることができる。
また、走行レンジがNレンジである場合は、リバースク
ラッチR/CおよびローアンドリバースブレーキL&R
/Bが締結されるが、この場合にあっても同様に締結シ
ョックの低減および駆動トルクの低減を行うことができ
る。
ラッチR/CおよびローアンドリバースブレーキL&R
/Bが締結されるが、この場合にあっても同様に締結シ
ョックの低減および駆動トルクの低減を行うことができ
る。
更に、近年にあっては自動変速機の出力トルク変動を抑
制するに、点火リタードによりエンジン出力を低下させ
るトラクションコントロールが行われるものがあるが、
このように点火リタードさせる場合にも本実施例のよう
に過給圧を低下させることにより、点火リタード時に発
生される失火を防止して、エンジン作動に不調が来され
るのが防止される。
制するに、点火リタードによりエンジン出力を低下させ
るトラクションコントロールが行われるものがあるが、
このように点火リタードさせる場合にも本実施例のよう
に過給圧を低下させることにより、点火リタード時に発
生される失火を防止して、エンジン作動に不調が来され
るのが防止される。
第7図は他の処理例を示すフローチャートで、この実施
例ではA/Tコントロールユニット28に入力される車
速信号と、トルクコンバータT/Cのタービン回転数を
検知するタービンセンサ42から出力される信号、つま
り自動変速機12への入力回転数とを用いて上記所定時
間Tを判断するようにしたものである。
例ではA/Tコントロールユニット28に入力される車
速信号と、トルクコンバータT/Cのタービン回転数を
検知するタービンセンサ42から出力される信号、つま
り自動変速機12への入力回転数とを用いて上記所定時
間Tを判断するようにしたものである。
即ち、この実施例のフローチャートではまずステップ1
10によってレンジを読み込むと共に、ステップ111
で車速を読み込み、そして、次のステップ112では車
速が有るかどうか、つまり走行中であるかどうかが判断
される。
10によってレンジを読み込むと共に、ステップ111
で車速を読み込み、そして、次のステップ112では車
速が有るかどうか、つまり走行中であるかどうかが判断
される。
そして、上記ステップ112でrNOJと判断された場
合はステップ113に進み、読み込まれたレンジがNレ
ンジかどうかが判断され、rYES」の場合はステップ
114に進んで過給圧を低下する信号を過給圧制御手段
20に出力する。
合はステップ113に進み、読み込まれたレンジがNレ
ンジかどうかが判断され、rYES」の場合はステップ
114に進んで過給圧を低下する信号を過給圧制御手段
20に出力する。
一方、上記ステップ113でrNOJと判断された場合
は、ステップ115に進んでタービン回転数を読み込み
、次のステップ116では該タービン回転数が所定回転
数以下かどうかが判断され、「NO」の場合は上記ステ
ップ114に進んで過給圧を低下すると共に、rYEs
Jの場合はステップ117に進んで過給圧を高くする信
号を上記過給圧制御手段20に出力する。
は、ステップ115に進んでタービン回転数を読み込み
、次のステップ116では該タービン回転数が所定回転
数以下かどうかが判断され、「NO」の場合は上記ステ
ップ114に進んで過給圧を低下すると共に、rYEs
Jの場合はステップ117に進んで過給圧を高くする信
号を上記過給圧制御手段20に出力する。
尚、上記ステップ112でrYEsJと判断された場合
は通常の走行中であるため、上記ステップ117に進ん
で過給圧を高くする。
は通常の走行中であるため、上記ステップ117に進ん
で過給圧を高くする。
ところで、この実施例では所定時間Tの判断がタービン
回転数によって判断されるようになっているが、アクセ
ルペダルを踏み込んで過給機14を作動させた状態では
、上記フォワードクラッチP/Cが締結されていない状
態ではタービンが拘束されないため高回転となり、一方
、該フォワードクラッチP/Cが締結完了された時点で
はタービン回転を該フォワードクラッチF/Cが拘束す
るため、該タービン回転数は低下される。
回転数によって判断されるようになっているが、アクセ
ルペダルを踏み込んで過給機14を作動させた状態では
、上記フォワードクラッチP/Cが締結されていない状
態ではタービンが拘束されないため高回転となり、一方
、該フォワードクラッチP/Cが締結完了された時点で
はタービン回転を該フォワードクラッチF/Cが拘束す
るため、該タービン回転数は低下される。
このため、上記ステップ116によってタービン回転数
が所定回転数以下となった時点が、フォワードクラッチ
F/Cの締結完了時点として判断することができ、該フ
ォワードクラッチF/Cの締結を逸速くかつ確実に検出
することができる。
が所定回転数以下となった時点が、フォワードクラッチ
F/Cの締結完了時点として判断することができ、該フ
ォワードクラッチF/Cの締結を逸速くかつ確実に検出
することができる。
第8図は更に他の処理例を示すフローチャートで、この
実施例ではNレンジに設定されてからの時間を計測する
タイマを設け、該Nレンジに設定されていた時間TIと
、A/Tコントロールユニット28に入力される自動変
速機12の作動油温とを用いて、上記所定時間Tの補正
を行うようにしたものである。
実施例ではNレンジに設定されてからの時間を計測する
タイマを設け、該Nレンジに設定されていた時間TIと
、A/Tコントロールユニット28に入力される自動変
速機12の作動油温とを用いて、上記所定時間Tの補正
を行うようにしたものである。
即ち、この実施例のフローチャートではまずステップ1
20によってレンジを読み込むと共に、ステップ121
によって作動油温を読み込み、次のステップ122では
現在のレンジがNレンジであるかどうかが判断される。
20によってレンジを読み込むと共に、ステップ121
によって作動油温を読み込み、次のステップ122では
現在のレンジがNレンジであるかどうかが判断される。
そして、上記ステ・ノブ122でrYEsJと判断され
た場合、つまり現在のレンジがNレンジである場合は、
ステップ123に進んでNレンジに設定された時間を計
測するタイマがrOJかどうかが判断され、rNOJの
場合はステップ124ニffi ンで処理回数毎に該タ
イマに「1」づつ加算する。
た場合、つまり現在のレンジがNレンジである場合は、
ステップ123に進んでNレンジに設定された時間を計
測するタイマがrOJかどうかが判断され、rNOJの
場合はステップ124ニffi ンで処理回数毎に該タ
イマに「1」づつ加算する。
そして、次のステップ125では上記ステップ124で
計数されたカウンター値に基づいて、第9図に示す補正
係数マツプより補正係数(倍率)klを読み取り、次の
ステップ126では「初期値X補正係数に、Jとしたも
のをタイマのカウント数とする。
計数されたカウンター値に基づいて、第9図に示す補正
係数マツプより補正係数(倍率)klを読み取り、次の
ステップ126では「初期値X補正係数に、Jとしたも
のをタイマのカウント数とする。
そして、次のステップ127では第10図に示す油温マ
ツプから補正係数(倍率)k2を読み取り、次のステッ
プ128でrタイマX補正係数ktJとしたものをタイ
マのカウント数としてステップ129に進む。
ツプから補正係数(倍率)k2を読み取り、次のステッ
プ128でrタイマX補正係数ktJとしたものをタイ
マのカウント数としてステップ129に進む。
また、上記ステップ123でrYEsJと判断されてN
レンジに設定されてからのタイマがrOJの場合はステ
ップ130に進み、該タイマを初期セットして次のステ
ップ131でカウンター値を「L[にセットすると共に
、次のステップ132で補正係数に、をr 1.OJに
設定して上記ステップ126に進む。
レンジに設定されてからのタイマがrOJの場合はステ
ップ130に進み、該タイマを初期セットして次のステ
ップ131でカウンター値を「L[にセットすると共に
、次のステップ132で補正係数に、をr 1.OJに
設定して上記ステップ126に進む。
つまり、上記ステップ123から上記ステ・yブ128
では、Nレンジに設定されてからの時間と、作動油温と
によって後述するステップ133で設定されるタイマの
初期値を補正できるようになっている。
では、Nレンジに設定されてからの時間と、作動油温と
によって後述するステップ133で設定されるタイマの
初期値を補正できるようになっている。
即ち、上記ステップ133では上記ステップ122で「
NO」と判断された場合に、上記タイマを作動させ、次
のステップ134ではこのフローの処理回数毎に「1」
づつ減算し、そして、上記ステップ129に進んで該タ
イマが「0」になつたかどうかを判断し、rYEsJの
場合はステップ135に進んで過給圧を高くする信号を
過給圧制御手段20に出力し、かつ、rNOJの場合は
ステップ136に進んで過給圧を低下する信号を該過給
圧制御手段20に出力する。
NO」と判断された場合に、上記タイマを作動させ、次
のステップ134ではこのフローの処理回数毎に「1」
づつ減算し、そして、上記ステップ129に進んで該タ
イマが「0」になつたかどうかを判断し、rYEsJの
場合はステップ135に進んで過給圧を高くする信号を
過給圧制御手段20に出力し、かつ、rNOJの場合は
ステップ136に進んで過給圧を低下する信号を該過給
圧制御手段20に出力する。
従って、この実施例ではNレンジの設定時間と作動油温
とによって所定時間Tが補正されるため、実際の運転条
件により即した制御を行うことができる。
とによって所定時間Tが補正されるため、実際の運転条
件により即した制御を行うことができる。
尚、この実施例ではNレンジの設定時間による補正と、
作動油温による補正とを同時に行う場合を示したが、こ
れに限ることなくいずれか一方の条件によって補正する
ようにしてもよい。
作動油温による補正とを同時に行う場合を示したが、こ
れに限ることなくいずれか一方の条件によって補正する
ようにしてもよい。
ところで、上記各実施例ではDレンジおよびNレンジを
走行レンジとして、Nレンジから該走行レンジに切り換
えられるときの所定時間Tを計測したことにより、前進
レンジおよび後進レンジで同一の所定時間Tとなった場
合を開示したが、これに限ることなく前進レンジの所定
時間Tを比較的短く、また、後進レンジの所定時間Tを
比較的長くするように補正することにより、発進性を優
先する前進時の加速性を向上し、かつ、減速比の大きな
後進時には極力変速ショックを減少させることができる
。
走行レンジとして、Nレンジから該走行レンジに切り換
えられるときの所定時間Tを計測したことにより、前進
レンジおよび後進レンジで同一の所定時間Tとなった場
合を開示したが、これに限ることなく前進レンジの所定
時間Tを比較的短く、また、後進レンジの所定時間Tを
比較的長くするように補正することにより、発進性を優
先する前進時の加速性を向上し、かつ、減速比の大きな
後進時には極力変速ショックを減少させることができる
。
また、上記所定時間Tは、NレンジからDレンジに切り
換えられた場合では、最低速段である第1速に設定され
ている間とすることができ、出力トルクの大きな低速段
でエンジン出力の過剰な増大を抑制でき、駆動系に作用
するトルクを減少させて車輪のスリップにより走行安定
性が損なわれるのを防止することができる。
換えられた場合では、最低速段である第1速に設定され
ている間とすることができ、出力トルクの大きな低速段
でエンジン出力の過剰な増大を抑制でき、駆動系に作用
するトルクを減少させて車輪のスリップにより走行安定
性が損なわれるのを防止することができる。
発明の詳細
な説明したように本発明の車両の走行制御装置にあって
は、請求項1では自動変速機のレンジ位置カニコートラ
ルレンジである場合、およヒニュートラルレンジから走
行レンジに切り換えられてから所定時間内である場合は
、過給機によって発生される過給圧を低下させるように
したので、アクセルを踏み込んでエンジン回転数を上昇
させり状態でニュートラルレンジから走行レンジに切り
換えた場合、過給圧低下によりエンジン出力が低下され
るため自動変速機の摩擦要素が締結されるときのショッ
クを大幅に低減し、車両の乗り心地性の著しい向上を図
ることができると共に、エンジン出力の低下により駆動
系に作用するトルクを減少させて、駆動力伝達系の強度
を重量増加することなく十分に確保することができる。
は、請求項1では自動変速機のレンジ位置カニコートラ
ルレンジである場合、およヒニュートラルレンジから走
行レンジに切り換えられてから所定時間内である場合は
、過給機によって発生される過給圧を低下させるように
したので、アクセルを踏み込んでエンジン回転数を上昇
させり状態でニュートラルレンジから走行レンジに切り
換えた場合、過給圧低下によりエンジン出力が低下され
るため自動変速機の摩擦要素が締結されるときのショッ
クを大幅に低減し、車両の乗り心地性の著しい向上を図
ることができると共に、エンジン出力の低下により駆動
系に作用するトルクを減少させて、駆動力伝達系の強度
を重量増加することなく十分に確保することができる。
また、請求項2では、上記請求項1で過給圧低下制御さ
れる所定時間を、タイマによって決定される一定時朋と
したので、過給圧制御するための構成を簡単にすること
ができる。
れる所定時間を、タイマによって決定される一定時朋と
したので、過給圧制御するための構成を簡単にすること
ができる。
更に、請求項3では、上記請求項1又は2で過給圧低下
制御される所定時間が、自動変速機の作動液温およびニ
ュートラルレンジに設定されていた時間の少なくとも一
方によって補正されるため、実際の運転条件に沿ってよ
り緻密な過給圧制御を行うことができ、過給圧を上昇し
ての加速性能を大幅に向上することができる。
制御される所定時間が、自動変速機の作動液温およびニ
ュートラルレンジに設定されていた時間の少なくとも一
方によって補正されるため、実際の運転条件に沿ってよ
り緻密な過給圧制御を行うことができ、過給圧を上昇し
ての加速性能を大幅に向上することができる。
更にまた、請求項4では、上記請求項1から3のいずれ
かで過給圧低下制御される所定時間が、ニュートラルレ
ンジから切り換えられるレンジが、前進レンジか後進レ
ンジかによって補正されるため、発進性を優先する前進
時と低速で済む後進時との過給圧制御をより緻密に行っ
て、前進時の加速性を大幅に向上させると共に、ギア比
の大きな後進時に駆動トルクが過剰に増大されるのを防
止することができる。
かで過給圧低下制御される所定時間が、ニュートラルレ
ンジから切り換えられるレンジが、前進レンジか後進レ
ンジかによって補正されるため、発進性を優先する前進
時と低速で済む後進時との過給圧制御をより緻密に行っ
て、前進時の加速性を大幅に向上させると共に、ギア比
の大きな後進時に駆動トルクが過剰に増大されるのを防
止することができる。
また、請求項5では、上記請求項1で過給圧低下制御さ
れる所定時間が、自動変速機の入力回転によって決定さ
れるため、該入力回転の変化により実際に摩擦要素が締
結される時点を検知することができ、過給圧低下を解除
するより確実な時点を検知することができる。
れる所定時間が、自動変速機の入力回転によって決定さ
れるため、該入力回転の変化により実際に摩擦要素が締
結される時点を検知することができ、過給圧低下を解除
するより確実な時点を検知することができる。
更に、請求項6では上記請求項1で過給圧低下制御され
る所定時間が、ニュートラルレンジから切換えられたレ
ンジが前進レンジである場合、最低速段に設定されてい
る間として設定されるため、ギア比の大きな低速段でエ
ンジン出力の過剰な増大を抑制でき、駆動系に作用する
トルクを更に減/J) * 仕スy、J−h<−ram
ス)−L N −”l g 31 jlK ?1. f
= % fil l;−mlする。
る所定時間が、ニュートラルレンジから切換えられたレ
ンジが前進レンジである場合、最低速段に設定されてい
る間として設定されるため、ギア比の大きな低速段でエ
ンジン出力の過剰な増大を抑制でき、駆動系に作用する
トルクを更に減/J) * 仕スy、J−h<−ram
ス)−L N −”l g 31 jlK ?1. f
= % fil l;−mlする。
第1図は本発明の概念を示す概略図、第2図は本発明の
一実施例を示す概略図、第3図は本発明に用いられる自
動変速機のギアトレーンを示す概略図、第4図は本発明
に用いられる自動変速機のシフトパターンを示す説明図
、第5図は本発明の制御を実行するための一処理例を示
すフローチャート、第6図は本発明で制御されるレンジ
と過給圧との関係を示すタイムチャート、第7図、第8
図は本発明の制御を実行するための他の処理例をそれぞ
れ示すフローチャート、第9図、第10図は第8図に示
すフローチャートを処理する際にそれぞれ用いられる補
正マツプ図である。 10・・・エンジン、12・・・自動変速機、14・・
・過給機、16・・・リリーフバルブ(過給圧可変手段
)、18・・・エンジンコントロールユニット、20・
・・過給圧制御手段、22・・・インプットシャフト、
26・・・コントロールバルブ、28・・・A/Tコン
トロールユニット、30・・・スロ・ソトルセンサ、3
2・・・車速センサ、34・・・セレクトレバー36・
・・レンジ位置検出手段、38・・・過給判断手段、4
0・・・タイマ、42・・・タービンセンサ。 外3名 第1図 第2図 イ 第3図 第4図 第5図 第 図 第7図 第9図 第10図 作動油温
一実施例を示す概略図、第3図は本発明に用いられる自
動変速機のギアトレーンを示す概略図、第4図は本発明
に用いられる自動変速機のシフトパターンを示す説明図
、第5図は本発明の制御を実行するための一処理例を示
すフローチャート、第6図は本発明で制御されるレンジ
と過給圧との関係を示すタイムチャート、第7図、第8
図は本発明の制御を実行するための他の処理例をそれぞ
れ示すフローチャート、第9図、第10図は第8図に示
すフローチャートを処理する際にそれぞれ用いられる補
正マツプ図である。 10・・・エンジン、12・・・自動変速機、14・・
・過給機、16・・・リリーフバルブ(過給圧可変手段
)、18・・・エンジンコントロールユニット、20・
・・過給圧制御手段、22・・・インプットシャフト、
26・・・コントロールバルブ、28・・・A/Tコン
トロールユニット、30・・・スロ・ソトルセンサ、3
2・・・車速センサ、34・・・セレクトレバー36・
・・レンジ位置検出手段、38・・・過給判断手段、4
0・・・タイマ、42・・・タービンセンサ。 外3名 第1図 第2図 イ 第3図 第4図 第5図 第 図 第7図 第9図 第10図 作動油温
Claims (6)
- (1)過給機および過給圧可変手段が設けられたエンジ
ンと、 該エンジンの出力回転を適宜変速して駆動輪側に出力す
る自動変速機とを備えた車両において、上記自動変速機
のレンジ位置を検知するレンジ位置検出手段と、 検知されたレンジ位置がニュートラルレンジである場合
、およびニュートラルレンジから走行レンジに切り換え
られてから所定時間内である場合を判断する過給判断手
段と、 該過給判断手段の信号を受けて上記過給圧可変手段に過
給圧を低下させる信号を出力する過給圧制御手段と、を
設けたことを特徴とする車両の走行制御装置。 - (2)過給圧低下制御される上記所定時間は、タイマに
よって決定される一定時間であることを特徴とする請求
項1に記載の車両の走行制御装置。 - (3)過給圧低下制御される上記所定時間は、自動変速
機の作動液温およびニュートラルレンジに設定されてい
た時間の少なくとも一方によって補正されることを特徴
とする請求項1又は2に記載の車両の走行制御装置。 - (4)過給圧低下制御される上記所定時間は、ニュート
ラルレンジから切り換えられるレンジが、前進レンジか
後進レンジかによって補正されることを特徴とする請求
項1から3のいずれかに記載の車両の走行制御装置。 - (5)過給圧低下制御される上記所定時間は、自動変速
機の入力回転によって決定されることを特徴とする請求
項1に記載の車両の走行制御装置。 - (6)過給圧低下制御される上記所定時間は、ニュート
ラルレンジから切換えられたレンジが前進レンジである
場合、最低速段に設定されている間であることを特徴と
する請求項1に記載の車両の走行制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1195601A JP2812725B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 車両の走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1195601A JP2812725B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 車両の走行制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0361615A true JPH0361615A (ja) | 1991-03-18 |
JP2812725B2 JP2812725B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=16343871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1195601A Expired - Lifetime JP2812725B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 車両の走行制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2812725B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007232923A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Mitsubishi Electric Corp | マイクロミラー、マイクロミラー・デバイス、およびマイクロミラーの製造方法。 |
JP2008040322A (ja) * | 2006-08-09 | 2008-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 反射防止構造体の製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61155624A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-15 | Nissan Motor Co Ltd | タ−ボチャ−ジャの過給圧制御装置 |
JPS62107234A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-18 | Mazda Motor Corp | エンジンの過給装置 |
JPS62128126U (ja) * | 1986-02-04 | 1987-08-13 | ||
JPS63143728U (ja) * | 1987-03-12 | 1988-09-21 | ||
JPS63158539U (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-18 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP1195601A patent/JP2812725B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61155624A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-15 | Nissan Motor Co Ltd | タ−ボチャ−ジャの過給圧制御装置 |
JPS62107234A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-18 | Mazda Motor Corp | エンジンの過給装置 |
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JPS63143728U (ja) * | 1987-03-12 | 1988-09-21 | ||
JPS63158539U (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-18 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007232923A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Mitsubishi Electric Corp | マイクロミラー、マイクロミラー・デバイス、およびマイクロミラーの製造方法。 |
JP2008040322A (ja) * | 2006-08-09 | 2008-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 反射防止構造体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2812725B2 (ja) | 1998-10-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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