JPH0361086A - 受像層を必要とせずに印字可能な証書類、及びその印字方法 - Google Patents
受像層を必要とせずに印字可能な証書類、及びその印字方法Info
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- JPH0361086A JPH0361086A JP1196217A JP19621789A JPH0361086A JP H0361086 A JPH0361086 A JP H0361086A JP 1196217 A JP1196217 A JP 1196217A JP 19621789 A JP19621789 A JP 19621789A JP H0361086 A JPH0361086 A JP H0361086A
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Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は昇華性又は熱溶融移行性染料ガ・ら成る転写リ
ボンを用いて、塩化ビニルシート基拐に絵付けを行なう
転写印字方法に関する。
ボンを用いて、塩化ビニルシート基拐に絵付けを行なう
転写印字方法に関する。
〈従来技術〉
従来、塩化ビニルシー１〜上に昇華性染料を用いて、サ
ーマルヘッドで乾式転写する方法としては、塩化ビニル
シートの所定の位置に染料を吸着するための受像層を形
成し、昇華性染料から成る転写リボンを用いて、サーマ
ルヘッドの転写温度を６０℃乃至２６０°Ｃに設定し、
転写時間を０．５乃至７５秒の範囲で加熱転写する方法
が知られている。
ーマルヘッドで乾式転写する方法としては、塩化ビニル
シートの所定の位置に染料を吸着するための受像層を形
成し、昇華性染料から成る転写リボンを用いて、サーマ
ルヘッドの転写温度を６０℃乃至２６０°Ｃに設定し、
転写時間を０．５乃至７５秒の範囲で加熱転写する方法
が知られている。
昨今、上記の如くの印刷方法により、塩化ビニルシート
を基体とするカート等の証書類に写真や文字等を施すよ
うになった。
を基体とするカート等の証書類に写真や文字等を施すよ
うになった。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、上記の如くの方法により、塩化ビニルシ
ートの基体上に印字を施す場合、従来の転写条件では、
塩化ビニルシート上に受像層を形成する必要がある。受
像層を設けずに直接基体上に印字した場合は、基体上へ
の絵柄の定着性が悪＜、又塩化ビニルシートはポリエス
テル樹脂やトリアセテート樹脂に比べ、熱によって軟化
しやすいため、転写時間を長時間かけることは好ましく
ない。このような制約があるので、製造工程が複雑にな
り、量産には好ましくない。
ートの基体上に印字を施す場合、従来の転写条件では、
塩化ビニルシート上に受像層を形成する必要がある。受
像層を設けずに直接基体上に印字した場合は、基体上へ
の絵柄の定着性が悪＜、又塩化ビニルシートはポリエス
テル樹脂やトリアセテート樹脂に比べ、熱によって軟化
しやすいため、転写時間を長時間かけることは好ましく
ない。このような制約があるので、製造工程が複雑にな
り、量産には好ましくない。
本発明の目的は、塩化ビニルシートの基体」二に転写リ
ボンを用いてサーマルヘッドで直接印字することにより
、カード等の証書類に写真や文字等を形成することを目
的とするものである。
ボンを用いてサーマルヘッドで直接印字することにより
、カード等の証書類に写真や文字等を形成することを目
的とするものである。
〈課題を解決するための手段〉
本発明は、塩化ビニルシートの基体上に昇華性、又は熱
溶融移行性染料から成る転写リボンを用いて、転写温度
３００°Ｃ以上、転写時間１００分の１秒以下の条件に
て印字することにより、カード等の証書類に受像層を必
要とせずに写真、文字等を施すことを提案するものであ
る。
溶融移行性染料から成る転写リボンを用いて、転写温度
３００°Ｃ以上、転写時間１００分の１秒以下の条件に
て印字することにより、カード等の証書類に受像層を必
要とせずに写真、文字等を施すことを提案するものであ
る。
〈作用〉
数多くのテストの結果、転写温度を３００’Ｃ以上、転
写時間を百分の１秒以下に設定することにより、塩化ビ
ニルシートに変形を起こすことなく転写リボンが良好に
転写されることを見い出した。これが他の条件の組み合
わせであると転写リボンの濃度の不足又は塩化ビニルシ
ートの変形、あるいは両方の現像が同時に起きた。即ち
、本発明に述べる条件である時のみリボンが転写された
とき、染料により塩化ビニルシートが染色されるのであ
る。
写時間を百分の１秒以下に設定することにより、塩化ビ
ニルシートに変形を起こすことなく転写リボンが良好に
転写されることを見い出した。これが他の条件の組み合
わせであると転写リボンの濃度の不足又は塩化ビニルシ
ートの変形、あるいは両方の現像が同時に起きた。即ち
、本発明に述べる条件である時のみリボンが転写された
とき、染料により塩化ビニルシートが染色されるのであ
る。
本発明に述べる昇華性又は熱溶融移行染料としては、下
記のものが４１げられる。即ち、具体的にカラー・イン
デックスで表記すると、イエローとしては、Ｄｉｓｐｅ
ｒｓｅ Ｙｅｌｌｏｗ５４．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｙｅｌ
ｌｏｗ８Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｙｅｌｌｏｗ３．Ｄｉｓｐ
ｅｒｓｅ Ｙｅｌｌｏｗ７．ＤｉｓｐｅｒｓｅＹｅｌｌ
ｏｗ５１．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｙｅｌｌｏｗ６４．Ｄｉ
ｓｐｅｒｓｅＹｅｌｌｏｗ７１等がある。レッドとして
は、Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｒｅｄ５９Ｄｉｓｐｅｒｓｅ
Ｒｅｄ４．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｒｅｄ１５．Ｄｉｓｐｅ
ｒｓｅ Ｒｃｄ６０゜Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｒｅｄｌｌ、
５ｏｌｖｅｎｔ Ｒｅｄ１９．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｒｃ
ｄ３Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｒｅｄ９．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ
Ｒｅｄ２２．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｖｉｏｌｅｔ２６等が
ある。ブルーとしては、５ｏｌｖｅｎｔ ＢＩｕｅ１０
５Ｓｏｌｖｅｎｔ ＢＩｕｅ３６，５ｏｌｖｅｎｔ
ロ１ｕｅ６３．Ｄｅｓｐｅｒｓｅ Ｂｌｕｅ１４Ｄ
ｉｓｐｅｒｓｅ ＢＩｕｅ１９．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｂ
ｌｕｅ２４，５ｏｌｖｅｎｔ Ｂ］ｕｅ１４゜５ｏｌｖ
ｅｎｔ ＢＩｕｅ１３．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ ＢＩｕｅ５
，５ｏｌｖｅｎｔ Ｂｌｕｅ１２゜Ｄｉｓｐｅｒｓｅ
Ｂ１ｕｅｌ＋５ｏｌｖｅｎｔ Ｂｌｕｅｌｌ等がある。
記のものが４１げられる。即ち、具体的にカラー・イン
デックスで表記すると、イエローとしては、Ｄｉｓｐｅ
ｒｓｅ Ｙｅｌｌｏｗ５４．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｙｅｌ
ｌｏｗ８Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｙｅｌｌｏｗ３．Ｄｉｓｐ
ｅｒｓｅ Ｙｅｌｌｏｗ７．ＤｉｓｐｅｒｓｅＹｅｌｌ
ｏｗ５１．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｙｅｌｌｏｗ６４．Ｄｉ
ｓｐｅｒｓｅＹｅｌｌｏｗ７１等がある。レッドとして
は、Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｒｅｄ５９Ｄｉｓｐｅｒｓｅ
Ｒｅｄ４．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｒｅｄ１５．Ｄｉｓｐｅ
ｒｓｅ Ｒｃｄ６０゜Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｒｅｄｌｌ、
５ｏｌｖｅｎｔ Ｒｅｄ１９．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｒｃ
ｄ３Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｒｅｄ９．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ
Ｒｅｄ２２．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｖｉｏｌｅｔ２６等が
ある。ブルーとしては、５ｏｌｖｅｎｔ ＢＩｕｅ１０
５Ｓｏｌｖｅｎｔ ＢＩｕｅ３６，５ｏｌｖｅｎｔ
ロ１ｕｅ６３．Ｄｅｓｐｅｒｓｅ Ｂｌｕｅ１４Ｄ
ｉｓｐｅｒｓｅ ＢＩｕｅ１９．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｂ
ｌｕｅ２４，５ｏｌｖｅｎｔ Ｂ］ｕｅ１４゜５ｏｌｖ
ｅｎｔ ＢＩｕｅ１３．Ｄｉｓｐｅｒｓｅ ＢＩｕｅ５
，５ｏｌｖｅｎｔ Ｂｌｕｅ１２゜Ｄｉｓｐｅｒｓｅ
Ｂ１ｕｅｌ＋５ｏｌｖｅｎｔ Ｂｌｕｅｌｌ等がある。
以下実施例に従って本発明の詳細な説明する。
〈実施例１〉
第１図は本実施例に用いた転写リボンの構成を示すもで
ある。即ち、■は基体ペースでポリエステル２軸延伸フ
イルムで、厚さは４μｍ〜９μｍである。■は耐熱バッ
クコート層であり、サーマルヘッドの高熱圧によりポリ
エステルフィルム（１）が融けてサーマルヘッドとフィ
ルムが融着するのを防ぐためのものであり、材料として
はセルロース系、シリコン系等の耐熱樹脂が使われる。
ある。即ち、■は基体ペースでポリエステル２軸延伸フ
イルムで、厚さは４μｍ〜９μｍである。■は耐熱バッ
クコート層であり、サーマルヘッドの高熱圧によりポリ
エステルフィルム（１）が融けてサーマルヘッドとフィ
ルムが融着するのを防ぐためのものであり、材料として
はセルロース系、シリコン系等の耐熱樹脂が使われる。
■は染料インキ層である。染料は分子量が１５０〜７０
０位の抽溶性又は分散性のものが使用される。染料を結
着するバインダーとしては、セルロース系、ポリエステ
ル系、ウレタン系、ポリアミド系、ポリビニルアセクー
ル系等が使用される。■は、塩ビに対する剥離性を有す
る界面活性剤層であり、ヰ）料としてはアルキルリン酸
エステル系のものが使用へれる。
０位の抽溶性又は分散性のものが使用される。染料を結
着するバインダーとしては、セルロース系、ポリエステ
ル系、ウレタン系、ポリアミド系、ポリビニルアセクー
ル系等が使用される。■は、塩ビに対する剥離性を有す
る界面活性剤層であり、ヰ）料としてはアルキルリン酸
エステル系のものが使用へれる。
に記構酸の■１伝写ＩＪ Ｊζン、具体的には下記に示
す処方（Ａ） （Ｂ） （Ｃ）のリボンを用いて、これ
を塩化ビニルシートの上に重ね、ホットスタンプ機（箔
押し機）の転写温度３００°Ｃ１転写時間１０−２秒、
転写圧力４ ｋｇ ／ ｃ＋ｆｉに設定し、図柄をエツ
チングした金属製スクンバーにより、リボンを転写印字
したところ、塩化ビニルシート上には美しい図柄が形成
され、かつ塩化ビニルシートは熱変形又は熱溶融を起こ
さなかった。転写された図柄に摩擦試験を実施したが、
染料が取れることばなかった。又、酸、アルカリ、アル
コールに浸漬してみたが、退色することはなかった。
す処方（Ａ） （Ｂ） （Ｃ）のリボンを用いて、これ
を塩化ビニルシートの上に重ね、ホットスタンプ機（箔
押し機）の転写温度３００°Ｃ１転写時間１０−２秒、
転写圧力４ ｋｇ ／ ｃ＋ｆｉに設定し、図柄をエツ
チングした金属製スクンバーにより、リボンを転写印字
したところ、塩化ビニルシート上には美しい図柄が形成
され、かつ塩化ビニルシートは熱変形又は熱溶融を起こ
さなかった。転写された図柄に摩擦試験を実施したが、
染料が取れることばなかった。又、酸、アルカリ、アル
コールに浸漬してみたが、退色することはなかった。
処方（Ａ）藍染料インキ
処方（Ｂ）
界面活性剤液
アルキ１１ ’Ｉ ン酸エフ５ル系（ＴＲＬ−２０：松
本油脂製）３重量部エチルアルコール
４７〃水
５０ 〃処方（Ｃ）耐熱バンクコート
液 （ホモミキサーにて３０分攪拌混合して作成した）〈発
明の効果〉 以」二連べて来たように、塩ビシートに本発明による昇
華性又は熱溶融移行性染料からなる転写リボンを用いて
転写温度３００°Ｃ以上、転写時間１０−２秒以下の条
件にて転写すれば、図柄等を塩ビシートを熱変形させる
ことなく、かつ受像層を塩ビシートの表面に設けること
なく、直接転写することが出来る。受像層を必要としな
いため、工程も省略され、コストの低下を計ることが出
来る。
本油脂製）３重量部エチルアルコール
４７〃水
５０ 〃処方（Ｃ）耐熱バンクコート
液 （ホモミキサーにて３０分攪拌混合して作成した）〈発
明の効果〉 以」二連べて来たように、塩ビシートに本発明による昇
華性又は熱溶融移行性染料からなる転写リボンを用いて
転写温度３００°Ｃ以上、転写時間１０−２秒以下の条
件にて転写すれば、図柄等を塩ビシートを熱変形させる
ことなく、かつ受像層を塩ビシートの表面に設けること
なく、直接転写することが出来る。受像層を必要としな
いため、工程も省略され、コストの低下を計ることが出
来る。
第１図は本実施例に使用される転写リボンであ基体ヘー
ス 耐熱バックコート層 染料インキ層 界面活性剤層 特 許 出 願 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫
ス 耐熱バックコート層 染料インキ層 界面活性剤層 特 許 出 願 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫
Claims (2)
- （１）塩化ビニルシートの基体上に昇華性、又は熱溶融
移行性染料から成る転写リボンを用いて印字された証書
類に於いて、該基体上に染料を吸着するための受像層を
設けずに直接該基体上に印字記録されたことを特徴とす
る受像層を必要とせずに印字可能な証書類。 - （２）塩化ビニルシートの基体上に昇華性、又は熱溶融
移行性染料から成る転写リボンを用いて、転写温度３０
０℃以上、転写時間１００分の１秒以下の条件にて印字
することを特徴とする証書類への印字方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1196217A JPH0361086A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 受像層を必要とせずに印字可能な証書類、及びその印字方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1196217A JPH0361086A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 受像層を必要とせずに印字可能な証書類、及びその印字方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0361086A true JPH0361086A (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=16354154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1196217A Pending JPH0361086A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 受像層を必要とせずに印字可能な証書類、及びその印字方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0361086A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993024901A1 (en) * | 1992-06-03 | 1993-12-09 | Kabushiki Kaisha Ace Denken | Repeatedly usable recording medium card and recording medium card processor |
| CN108864978A (zh) * | 2018-06-14 | 2018-11-23 | 浙江驰怀烫印科技有限公司 | 一种无苯类溶剂残留的大输液袋烫印色带及其制备方法 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP1196217A patent/JPH0361086A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993024901A1 (en) * | 1992-06-03 | 1993-12-09 | Kabushiki Kaisha Ace Denken | Repeatedly usable recording medium card and recording medium card processor |
| AU669910B2 (en) * | 1992-06-03 | 1996-06-27 | Kabushiki Kaisha Ace Denken | Repeatedly usable recording medium card and recording medium card processor |
| US5534685A (en) * | 1992-06-03 | 1996-07-09 | Kabushiki Kaisha Ace Denken | Repeatedly usable recording medium card and recording medium card processor |
| CN108864978A (zh) * | 2018-06-14 | 2018-11-23 | 浙江驰怀烫印科技有限公司 | 一种无苯类溶剂残留的大输液袋烫印色带及其制备方法 |
| CN108864978B (zh) * | 2018-06-14 | 2021-02-02 | 浙江驰怀烫印科技股份有限公司 | 一种无苯类溶剂残留的大输液袋烫印色带及其制备方法 |
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