JPH0360552A - 通信トレース制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は通信回線を介してデータを転送するシステムに
関し、特にその動作軌跡を時系列的に収集・記録する通
信トレース制御方式に関する。

（従来の技術） 従来の通信トレース制御方式では、第８図に示すように
１．通信制御プログラム１には、それによって制御され
るシステムの正常系／障害系に関わシなく走行する。ル
ートに組込まれた正常系トレース情報採取手段２のみが
存在し、システムの障害発生時にのみ走行するルートに
組込まれた障害系トレース情報採取手段は存在しなかっ
た。ｌた、正常系トレース情報採取手段２にかいて収集
された情報は、正常系トレース手段４によシ、正常系／
障害系の区別なく外部記憶装置上の同一７フイル６に記
録されている。

（発明が解決しようとする課題） 上述した従来の通信トレース制御方式では、高通信トラ
フィック時に、既に外部記憶装置上のファイルに記録さ
れている障害系トレース情報が他のイベントのトレース
情報（特に正常系のトレース情報）によりオーバーライ
ドされる確率が高くなるという欠点がある。

したがって、障害解析時には、該当する障害イベントに
対応するトレース情報が採取されていない状況が多発し
、トレース情報以外の障害発生時の情報を新たに採取す
る必要性が生じ、その分だけ障害解析工数の増加につな
がるという欠点がある。

本発明の目的は、障害発生時の詳細なトレース情報を的
確に採取することによシ上記欠点を除去し、正常系トレ
ース機能を低下させることなく、その他のイベントの発
生による障害系トレース情報のオーバーライドを極力防
止し、その結果として、障害解析工数の低減を実現する
ことができるように構成した通信トレース制御方式を提
供することにある。

（課題を解決するための手段） 本発明による通信トレース制御方式は、通信回線を介し
てデータ転送を行うシステムの通信制御プログラムの動
作を表わす様々な情報を時系列的に収集・記録するもの
であって、正常系トレース情報採取手段と、障害系トレ
ース情報採取手段とを具備して構成したものである。

正常系トレース情報採取手段は、通信制御プログラムを
システムの正常系／Ｒ害系に関わりなく走行させる′ル
ートに組込まれ、正常系トレース情報を採取するための
ものである。筐た、正常系トレース情報採取手段はトレ
ース情報を収集し、外部記憶装置上のファイルに記録す
るための正常系トレース手段を具備したものである。

障害系トレース情報採取手段は、通信制御プログラムを
システムの！、＋！　＋’１発生時にのみ走行させるル
ートに組込オれ、障害系トレース情報を採取するための
ものである。また、障害系トレース情報採取手段は正常
系トレース手段により採取されたトレース情報よりも詳
細なトレース情報を収集し、外部記憶装置上の前記ファ
イルとは別のファイルにそれを記録するための障害系ト
レース手段を具備したものである。

（実施列） 次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

ｗｃ１図は、本発明による通信トレース制御方式の一実
施例を示すブロック構成図である。

第１図にかいて、１は通信制御プログラム、２は正常系
トレース情報採取手段、３は異常系トレース情報採取手
段、４は正常系トレース手段、５は障害系トレース手段
、６．７ばそれぞれファイルである。

通信制御プログラム１には、それによって制御される実
通信システムの正常系／障害系に関わすなく走行するル
ートに、正常系トレース情報採取手段２が組込オれてい
る。

ｌた、本通信制御プログラム１には、本システムの障害
発生時にのみ走行するルートに、障害系トレース情報採
取手段５が組込まれている。

正常系トレース手段４は、通信制御プログラム１が正常
系トレース情報採取手段２を通過した時に起動され、ト
レース情報の収集を行い、それを外部記憶装置上のファ
イル６に記録する。

一方、障害系トレース手段５ば、本システムで障害が発
生し、通信制御プログラム１が障害系トレース情報採取
手段５を通過した時点で起動され、正常系トレース手段
４により採取されたトレース情報よつも詳細なトレース
情報を収集し、それを外部記憶装置上の上記ファイル６
とは別のファイル７に記録する。

第２図は、第１図に示す通信トレース制御方式における
処理を示す流れ図である。

次に、第１図および第２図を参照して、本実施列の通信
トレース制御方式の動作について説明する。

通信回線を介してデータを転送する実通信システムにお
いて、あるイベントが発生したとき、このシステムを制
御している通信制御プログラム１ば、発生したイベント
が正常系イベントであるか、あるいは障害系イベントで
あるかに関わシなくステップ２１により正常系トレース
情報採取手段２を通過する。このとき、正常系トレース
手段◆にようステップ！２で外部記憶装置上のファイル
６にトレース情報を収集・記録する。

次に、上記の発生したイベントが正常系であるか、ある
いは障害系であるかをステップ２５にようチエツクする
。正常系でイベントが発生した場合には、障害系の処理
はスキップされる。障害系でイベントが発生した場合に
は、通信制御プログラム１はステップ２４により障害系
トレース情報採取手段３を通過する。このとき、障害系
トレース手段５により１ステツプ２５で詳細なトレース
情報を外部記憶装置上の上記ファイル６とは別７アイル
７に収集・記録する。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、障害発生時の詳細なトレ
ース情報を的確に採取することにより、正常系のトレー
ス機能を低下させることなく、高通信ト・ラフイック時
にかいても、その他のイベントの発生による障害系トレ
ース情報のオーバーライドを極力防止することが可能と
なるという効果がある。オた、その結果として、障害解
析時にトレース情報以外の障害発生時の情報を新たに採
取する必要性が発生せず、障害解析工数の低減を実現す
ることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による通信トレース制御方式の一実施
例を示すブロック構成図である。 第２図は゛、第１図に示す通信トレース制御方式におけ
る処理を示す流れ図である。 第８図は、従来の通信トレース制御方式を説明する説明
図である。 １・・・通信制御プログラム ２・・・正常系トレース情報採取手段 ３・・・障害系トレース情報採取手段 ４・・・正常系トレース手段 ６・・・障害系トレース手段 ６、 ・外部記憶装置上のファイル 特 許 出 願 人 日本電気株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　通信回線を介してデータ転送を行うシステムの通信制
   御プログラムの動作を表わす様々な情報を時系列的に収
   集・記録する通信トレース制御方式であつて、前記通信
   制御プログラムを前記システムの正常系／障害系に関わ
   りなく走行させるルートに組込まれ、正常系トレース情
   報を採取するための正常系トレース情報採取手段と、前
   記通信制御プログラムを前記システムの障害発生時にの
   み走行させるルートに組込まれ、障害系トレース情報を
   採取するための障害系トレース情報採取手段とを具備し
   、且つ、前記正常系トレース情報採取手段はトレース情
   報を収集し、外部記憶装置上のファイルに記録するため
   の正常系トレース手段を具備し、且つ、前記障害トレー
   ス情報採取手段は前記正常系トレース手段により採取さ
   れたトレース情報よりも詳細なトレース情報を収集し、
   外部記憶装置上の前記ファイルとは別のファイルにそれ
   を記録するための障害系トレース手段を具備して構成し
   たことを特徴とする通信トレース制御方式。