JPH036053B2 - - Google Patents

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JPH036053B2
JPH036053B2 JP18502985A JP18502985A JPH036053B2 JP H036053 B2 JPH036053 B2 JP H036053B2 JP 18502985 A JP18502985 A JP 18502985A JP 18502985 A JP18502985 A JP 18502985A JP H036053 B2 JPH036053 B2 JP H036053B2
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JP
Japan
Prior art keywords
container
belt conveyor
ultraviolet
sterilizing
end side
Prior art date
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Expired
Application number
JP18502985A
Other languages
English (en)
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JPS6247361A (ja
Inventor
Juichi Yamaguchi
Tomohiro Yamada
Akyoshi Yamazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Senju Pharmaceutical Co Ltd
Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Senju Pharmaceutical Co Ltd
Iwasaki Denki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Senju Pharmaceutical Co Ltd, Iwasaki Denki KK filed Critical Senju Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP18502985A priority Critical patent/JPS6247361A/ja
Publication of JPS6247361A publication Critical patent/JPS6247361A/ja
Publication of JPH036053B2 publication Critical patent/JPH036053B2/ja
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医薬品や食品等の包装容器、特に円
筒状の包装容器の殺菌に使用される紫外線殺菌装
置に関する。
〔従来の技術〕
医薬品や食品等の製造過程において、医薬品や
食品等は一般にクリーンルームにおいて包装容器
に充填されるのであるが、この充填作業の前に必
ず包装容器の殺菌が行われる。
ところで、この殺菌作業に使用される装置とし
ては、従来から例えばガスを利用したものや紫外
線を利用したものがある。このうち紫外線によつ
て殺菌を行うものとしては、例えば第4図に示す
ような装置がある。
この装置は、水平に設けられ容器供給端側から
容器回収端側に回動(図中矢符で示す)される綱
状のベルトコンベアaと、このベルトコンベアa
の上方及び内方とに対向するよう設けられた紫外
線殺菌ランプb,bと、ベルトコンベアa上に円
筒形状の包装容器c……を供給する容器供給部d
とを備えており、ベルトコンベアaの容器回収端
側(図中右側)がクリーンルームe内にやや入り
込むように設置される。そして、包装容器c……
は、容器供給部dからベルトコンベアa上に載置
されて搬送され、途中紫外線殺菌ランプb,b間
を通過する際に殺菌され、クリーンルームeに送
られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の装置にあつては、包
装容器c……をベルトコンベアa上に載置し、紫
外線殺菌ランプb,b間を通過させて殺菌するだ
けのものであるため、包装容器c……が円筒形状
である場合は、側面には紫外線殺菌ランプb,b
からの紫外線が満足に照射せず、包装容器c……
の全周を確実に殺菌することができなかつた。ま
た、ベルトコンベアaはその容器回収端側がクリ
ーンルームe内に入り込むように設置されるた
め、ベルトコンベアaに付着した細菌等にクリー
ンルームeが汚染されるおそれがあるといつた問
題点があつた。
〔問題点を解説するための手段〕
本発明の紫外線殺菌装置は、円筒形状の包装容
器を殺菌するものであつて、容器回収端側が容器
供給端側よりも低くなるように傾けて設けられ、
前記容器回収端側から容器供給端側に向けて駆動
される耐紫外線材からなるベルトコンベアと、前
記包装容器をその軸心が前記ベルトコンベアの進
行方向と直交するように前記ベルトコンベア上に
供給する容器供給手段と、前記ベルトコンベアの
上方に配設された容器殺菌用紫外線殺菌ランプ
と、前記ベルトコンベアの容器回収端側の下方に
配設されたコンベア殺菌用紫外線殺菌ランプとを
備え、前記ベルトコンベア上を前記包装容器がベ
ルトコンベアの進行方向とは逆方向に回転しなが
ら前記容器殺菌用紫外線殺菌ランプの下方を通過
し殺菌されるようになされたものである。
〔作用〕
容器供給手段によつて円筒形状の包装容器がベ
ルトコンベア上にその軸心がベルトコンベアの進
行方向と直交するように供給される。ベルトコン
ベア上の包装容器は、ベルトコンベアが容器回収
端側に傾けて設けられているため、重力によりそ
の傾斜方向に沿つて容器回収端側に落ちて行こう
とするが、ベルトコンベアは容器回収端側から容
器供給端側に向けて駆動されているため、包装容
器は単にベルトコンベア上を滑落することなく、
ベルトコンベアとの摩擦によつて強制的にベルト
コンベアの進行方向とは逆方向に回転させられ、
容器殺菌用紫外線殺菌ランプの下方を通過する。
これにより包装容器の全周に紫外線が照射され
る。また、ベルトコンベアの容器回収端側の下方
に配設されたコンベア殺菌用紫外線殺菌ランプに
よりベルトコンベアがクリーンルームに入る直前
で殺菌され、クリーンルームがベルトコンベアに
付着した細菌等により汚染されるのが防止され
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は、本発明に係る紫外線殺菌装置の概略
構成を示し、ベルトコンベア1は、装置本体2上
に取り付けられた支持部材5により容器供給端側
3において枢支されるとともに、装置本体2上に
設置されたジヤツキ6により略中央部において支
持され、支持部材5を中心として上下に回動可能
になされている。このベルトコンベア1は、その
容器回収端側4が容器供給端側3よりも低くなる
ように傾けて設けられており、その傾斜角度の調
整は上記ジヤツキ6を操作することにより行われ
る。ベルトコンベア1の傾斜角度は、包装容器7
の直径や重さ、ベルトコンベア1の回転速度や摩
擦係数等諸条件に基づいて、総ての包装容器7が
スムーズに回転しながら容器回収端側4に送られ
るような角度に適宜決定される。このように装置
本体2上に傾けて設けられたベルトコンベア1
は、駆動モータ(図示省略)により容器回収端側
4から容器供給端側3に向けて、矢符で示すよう
に回動される。また、このベルトコンベア1は、
後述する容器殺菌用紫外線殺菌ランプ8やコンベ
ア殺菌用紫外線殺菌ランプ9から照射される紫外
線に耐え得るような耐紫外線から構成されてい
る。この耐紫外線材としては、細菌や塵埃等が付
着しにくく、しかも包装容器7との摩擦性に優れ
た材質のものであればよく、合成樹脂製、金属製
の何れであつてもよい。
上記ベルトコンベア1の略中央部の上方には、
ベルトコンベア1の長手方向に沿つて容器殺菌用
紫外線殺菌ランプ8がベルトコンベア1の上面か
ら適当間隔隔てて設けられている。この容器殺菌
用紫外線殺菌ランプ8としては、例えば、400ワ
ツトの水冷式高出力殺菌ランプが3灯用いられ
る。
また、ベルトコンベア1の容器回収端側4の下
方には、コンベア殺菌用紫外線殺菌ランプ9がベ
ルトコンベア1の進行方向に沿つて設けられてい
る。このコンベア殺菌用紫外線殺菌ランプ9は、
できるだけベルトコンベア1の容器回収端側4の
端縁寄り、換言すればクリールーム23寄りに設
けられていることが望ましい。このコンベア殺菌
用紫外線殺菌ランプ9としては、例えば30ワツト
の中出力殺菌ランプが2灯用いられる。
一方、ベルトコンベア1の容器供給端側3に
は、ベルトコンベア1上に包装容器7……を供給
する容器供給機構10がもうけられている。この
容器供給機構10は、第1図及び第2図に示すよ
うに、多数の包装容器7……を収容するホツパ1
1と、このホツパ11の下方中央部の容器排出口
12から排出される包装容器7……を、その軸心
がベルトコンベア1の進行方向と直交するように
ベルトコンベア1上に供給するフイーダ部13と
を備えている。
上記ホツパ11はその上端開口部が蓋14によ
り閉塞され、内部に塵埃等が入り込まないように
なされており、このホツパ11内に収容された包
容容器7……は、ホツパ11に取り付けた排出装
置(図示省略)によつて加えられる震動により順
次容器排出口12からフイーダ部13に排出され
るようになつている。
また、上記フイーダ部13は、ホツパ11の下
方に前記ベルトコンベア1と平行に回動可能に張
設されたベルト16と、このベルト16の近傍に
設けられたガイド部18及び不整列容器回収部2
0とを備えている。上記ベルト16は、ホツパ1
1の容器排出口12の下方において傾けられた傾
斜面15と、この傾斜面15の下縁から垂下され
た垂下面17とを有しており、その傾斜面15の
下方から上方(図中右斜め上方)に向かう方向に
回動されている。また、ガイド部18は、このベ
ルト16の垂直面17に沿つて所定間隔隔てて設
けられており、不整列容器回収部20は、その受
口19がベルト16の傾斜面15の上方側に位置
するように配設されている。そして、ベルト16
の傾斜面15上に、ホツパ11から軸心がベルト
16の進行方向と直交するように排出された包装
容器7は、重力により傾斜面15の下縁に向かつ
て転がり落ち、ガイド部18に案内されてベルト
16の垂直面17との間を通過し、ベルトコンベ
ア1上に落下する。一方、ベルト16の傾斜面1
5上に、ホツパ11から軸心がベルト16の進行
方向に対して斜めに排出された包装容器7aは、
傾斜面15上を転がり落ちずベルト16によつて
その進行方向に送られ、傾斜面15の上方側に設
けられた不整列容器回収部20の受口19に落下
する。ここに落下した包装容器7aは、受口19
に連設された導管21に導かれて容器容箱22に
集められ、回収される。したがつて、包装容器7
……は必ずその軸心が前記ベルトコンベア1の進
行方向と直交するようにベルトコンベア1上に供
給されることになる。
このように構成した容器供給機構10によりベ
ルトコンベア1上に供給された包装容器7……
は、ベルトコンベア1が容器回収端側4に傾けて
設けられているため、重力によりベルトコンベア
1の傾斜方向(図中右方向)に沿つて落ちて行こ
うとするが、ベルトコンベア1が容器回収端側4
から容器供給端側3に向けて駆動されているた
め、包装容器7は単にベルトコンベア上を滑落す
ることなく、第3図に示すように、ベルトコンベ
ア1との摩擦によつて強制的にベルトコンベア1
の進行回動方向とは逆方向に回転させられ、容器
殺菌用紫外線殺菌ランプ8の下方を通過する。こ
れにより包装容器7の全周に容器殺菌用紫外線殺
菌ランプ8の紫外線が照射されることになり、十
分な殺菌がなされる。
上記のように構成された紫外線殺菌装置は、第
1図に示すように、ベルトコンベア1の容器回収
端側が一部クリーンルーム23内に入り込むよう
に設置されるか、もしくは容器回収端側4の端縁
がクリーンルーム23の入口23aに臨むように
設置される。
なお、図中、24は装置本体2に設けられた電
源部、25は容器殺菌用紫外線殺菌ランプ8に一
定温度の冷却水を送水するための水温コントロー
ルユニツト、26はベルトコンベア1の容器回収
端側4に設けられた容器回収用ノズル、27……
は装置本体2の下面に設けられ、装置本体2の移
動を容易にするためのキヤスターである。
〔発明の効果〕
本発明の紫外線殺菌装置は、上述したように包
装容器を回転させながら紫外線殺菌ランプの下方
の通過させることができるため、包装容器の全周
を確実に殺菌することができる。また、包装容器
が紫外線を通過する材質のものから形成されてい
る場合には、外周は勿論のこと内周も全周にわた
つて殺菌することができる。
また、ベルトコンベアの容器回収端側の下方に
コンベア殺菌用紫外線殺菌ランプが配設されてい
るため、ベルトコンベアの容器回収端側を一部ク
リーンルーム内に入り込むように設置した場合、
クリーンルームに入る直前にベルトコンベアを殺
菌することができ、従来のようにベルトコンベア
に付着した細菌等によるクリーンルームの汚染問
題を解消することができるといつた優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本発明に係る紫外線殺菌
装置の一実施例を示すもので、第1図は、紫外線
殺菌装置の概略構成を示す正面図、第2図は、容
器供給機構を示す部分拡大正面図、第3図は、ベ
ルトコンベアの進行回転方向と包装容器の回転方
向との関係を示す部分拡大正面図、第4図は従来
の紫外線殺菌装置の概略正面図である。 図において、1はベルトコンベア、2は装置本
体、3は容器供給端側、4は容器回収端側、5は
支持部材、6はジヤツキ、7は包装容器、8は容
器殺菌用紫外線殺菌ランプ、9はコンベア殺菌用
紫外線殺菌ランプ、10は容器供給機構を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円筒形状の包容容器を殺菌するものであつ
    て、容器回収端側が容器供給端側よりも低くなる
    ように傾けて設けられ、前記容器回収端側から容
    器供給端側に向けて駆動される耐紫外線材からな
    るベルトコンベアと、前記包装容器をその軸心が
    前記ベルトコンベアの進行方向と直交するように
    前記ベルトコンベア上に供給する容器供給手段
    と、前記ベルトコンベアの上方に配設された容器
    殺菌用紫外線殺菌ランプと、前記ベルトコンベア
    の容器回収端側の下方に配設されたコンベア殺菌
    用紫外線殺菌ランプとを備え、前記ベルトコンベ
    ア上を前記包装容器がベルトコンベアの進行方向
    とは逆方向に回転しながら前記容器殺菌用紫外線
    殺菌ランプの下方を通過し殺菌されるようになさ
    れたことを特徴とする紫外線殺菌装置。
JP18502985A 1985-08-24 1985-08-24 紫外線殺菌装置 Granted JPS6247361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18502985A JPS6247361A (ja) 1985-08-24 1985-08-24 紫外線殺菌装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18502985A JPS6247361A (ja) 1985-08-24 1985-08-24 紫外線殺菌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6247361A JPS6247361A (ja) 1987-03-02
JPH036053B2 true JPH036053B2 (ja) 1991-01-29

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ID=16163533

Family Applications (1)

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JP18502985A Granted JPS6247361A (ja) 1985-08-24 1985-08-24 紫外線殺菌装置

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JP (1) JPS6247361A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010167271A (ja) * 2008-12-23 2010-08-05 Palodex Group Oy 画像プレート読み出し装置の洗浄システム
US9066648B2 (en) 2008-12-23 2015-06-30 Palodex Group Oy Image plate readout device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010167271A (ja) * 2008-12-23 2010-08-05 Palodex Group Oy 画像プレート読み出し装置の洗浄システム
US8876985B2 (en) 2008-12-23 2014-11-04 Palodex Group Oy Cleaning system for an image plate readout device
US9066648B2 (en) 2008-12-23 2015-06-30 Palodex Group Oy Image plate readout device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6247361A (ja) 1987-03-02

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