JPH0360448B2 - - Google Patents

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JPH0360448B2
JPH0360448B2 JP9243685A JP9243685A JPH0360448B2 JP H0360448 B2 JPH0360448 B2 JP H0360448B2 JP 9243685 A JP9243685 A JP 9243685A JP 9243685 A JP9243685 A JP 9243685A JP H0360448 B2 JPH0360448 B2 JP H0360448B2
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JP
Japan
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conveyor belt
resin film
block
wheels
guide path
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JP9243685A
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JPS61249305A (ja
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Hisato Abe
Noboru Kajiwara
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はブロツクに形成された苗床を移植する
装置に関し、さらに詳しくは樹脂フイルム等の長
尺シートで連続して被覆されたブロツク苗床の移
植に最適な装置に関している。
(従来の技術) 本願発明者は、大豆、小豆をはじめとする各種
苗の育苗を目的とした苗床ブロツクの開発を行
い、従来知られているペーパーポツトに代る新し
い苗床として、床土を固めただけの苗床を発明
し、これらの発明は特願昭57−46063(特公昭59−
45327)、特願昭59−28184として提案された。
上記苗床ブロツクは、床土を柱状に圧縮成型し
た後、床土の上下面を除いた周囲を左右一対の樹
脂フイルムの長尺な連続シートで被覆し、さらに
シートは互いにブロツク間において縫着または溶
着結合するものである。この苗床ブロツクを用い
て育苗を行うには、シートによつて連続して形成
されたブロツクを育苗箱等に収容し、各ブロツク
に1〜2個の種子を播種し、発芽後はブロツクと
共に圃場に移植するものである。
田植機をはじめとして苗の移植機は各種のもの
が提案され、実用に供されているが、樹脂フイル
ムで被覆されている床土ブロツクをフイルムを剥
がしながら自動的に移植する装置は従来提案され
たことがなかつた。
(発明が解決しようとする問題点) 床土を圧縮してブロツクに形成し、左右を一対
の連続した樹脂フイルムで被覆し、シートは互い
にブロツク間で溶着結合された床土ブロツクを移
植する装置はなかつたので、樹脂フイルムを手で
剥がしながら移植しなくてはならないといつた問
題があつた。
(問題を解決するための手段) 本発明の移植機は上記問題を解決するためのも
のであつて、トラクタ等に牽引されて走行する機
体、ならびに機体を支持する車輪と連動して回転
する駆動軸、無端帯で各プーリに装着したベルト
はプーリの間が互いに接合されている搬送ベル
ト、前記搬送ベルトのプーリの接合部に隣接して
設けた苗床ブロツクの案内路、前記案内路の両側
に前後に揺動可能に設けられた剥離杆、樹脂フイ
ルムを挟持する制動輪、前記搬送ベルトの直下に
設け苗を移植する溝を形成するための溝掘り金具
とを具備し、前記搬送ベルト、剥離杆ならびに制
動輪は機体の車輪と連動させた駆動軸と接続され
ると共に、案内路に供給される苗床ブロツクは、
連続した樹脂フイルムで1個ずつ床土ブロツクが
被覆されており、案内路に供給されたときに樹脂
フイルムは剥離杆を介して制動輪に挟持され、剥
離杆によつてフイルムが剥がされ苗床ブロツクの
みが搬送ベルトに送られることを特徴とするもの
である。
(作用) 樹脂フイルムに被覆された床土ブロツクを架台
上に載置し、樹脂フイルムを剥がして苗ブロツク
のみを搬送ベルトに供給し、搬送ベルトは苗の茎
部分を挟持して圃場に形成した溝内に移植し、覆
土、土固めまでの移植作業一切が機体の移動によ
つて各部材が駆動される。
(実施例) 第1図は全体の平面図で機械は半分が省略され
ている。また第2図は同側面図であり、本装置は
第1図、第2図共に左から右方向に向つて進行し
移植作業を行う。さらに、本装置は図示しないト
ラクタ等に牽引されて走行するので、装置自体を
移動するための駆動装置は備えていない。
機体1は横方向に延びる支持杆2に左右の移植
機構3,3が装着されている。移植機構3は先端
(進行方向の後端)が下向きに傾斜している。ま
た、支持杆2には移植機構3の外側に腕杆4が設
けられ、該腕杆4に爪付車輪5が主軸6によつて
軸架されており、移植機構3の各部の駆動は爪付
車輪5の回転によつて行わせている。図面では移
植機構3の一方が省略されているが、爪付車輪5
は支持杆2の端部にそれぞれ装着されているの
で、機体1は安定走行ができるようになつてい
る。
第3〜5図を参照して、爪付車輪5の主軸6に
チエン歯車7が、機体1の側部に設けた軸8にチ
エン歯車9がそれぞれ設けられ、2つのチエン歯
車7,9間にチエン10が装着される。又、前記
軸8にはもう1つのチエン歯車11が設けられる
と共に、移植機構3の略中央部に設けた駆動軸1
2にチエン歯車13が設けられ、これらチエン歯
車11,13間にもチエン14が装着されてい
る。さらに前記駆動軸12には2つの傘歯車1
5,15が設けられ、移植機構3に設けた縦軸1
6,16の傘歯車17,17が駆動軸12の傘歯
車15,15と噛み合つている。
前記した縦軸16,16は樹脂フイルムから剥
がされたブロツク(既に発芽しているもの)を移
植するための搬送ベルトの駆動軸となつている。
縦軸16,16に設けた一対の駆動プーリ1
8,18と移植機構3の先端部に互いに内側に向
つて傾斜している一対の従動プーリ19,19と
の間に各プーリ間が互いに接合され、かつゴム製
で表面が柔らかい無端帯の搬送ベルト20,20
が装着されている。なお、駆動プーリ18,18
と従動プーリ19,19との間には搬送ベルト2
0,20のたるみを防止した中間プーリ21,2
1が設けられると共に、搬送ベルト20,20は
傾斜していて従動プーリ19,19は地上近くに
取付けられ、さらに搬送ベルト20,20は当該
部分では地表と平行な部分を有している(第5
図)。
搬送ベルト20,20は駆動プーリ18と従動
プーリ19との間では互いに接合しており、発芽
したブロツクが駆動プーリ18,18に送給され
ると、苗の茎部分を挟持する。機体1を図面で右
側に向つて移動すると、爪付車輪5の回転に伴つ
てチエン10,14を介して駆動軸12が回転
し、さらに傘歯車15,15,17,17を介し
て縦軸16,16に回転が伝えられ、これによつ
て駆動プーリ18,18が回転して搬送ベルト2
0,20に供給されたブロツクが移植機構3の先
端に向つて移送される(第4,5図)。
前記、移植機構3の後方(進行方向の前端)に
は架台30が設けられ、該架台30に樹脂フイル
ム31,31で被覆されたブロツク32,32が
載置される。ブロツク32は高さ45mmでブロツク
からは播種した種子が発芽し、茎33は70〜80mm
に成長していて移植可能な大きさに育苗されたも
のを使用する。また、架台30は前記搬送ベルト
20,20の駆動プーリ18,18に向つて幅を
狭めた誘導路30aならびにブロツク1個分が通
る案内路30bが形成されており、架台30上に
載置されたブロツクは誘導路30aから案内路3
0bに向つて供給される。
前記架台30の案内路30bと対向する位置
で、前記縦軸16,16の駆動プーリ18,18
の下方にゴム製で表面が柔らかな送り輪34,3
4が設けられている。また、前記送り輪34,3
4の直前にブロツクを被覆している樹脂フイルム
31,31を剥がす1対の剥離杆35,35が設
けられている。
剥離杆35,35は送り輪34,34の前方で
垂直に設けられ、端部は横方向に延びる支軸36
に結合されており、先端はやや前方に向つて曲げ
られている。又、前記駆動軸12の一端にクラン
ク円板37が設けられると共に、クランク円板3
7の偏心位置に設けた偏心ピン38に結合したコ
ネクチングロツド39と、前記支軸36の一端に
設けた連杆40とが結合されている。
さらに又、前記駆動軸12に隣接して軸41が
設けられ、駆動軸12のチエン歯車42と軸41
のチエン歯車43との間に装着したチエン44に
よつて軸41が回転するようになつている。そし
て軸41の両端を移植機構3から突出させ、該部
分に一方向にのみ回転し、反対方向への回転を阻
止する制動輪45,45を設けると共に、制動輪
45,45に対して押え輪46,46が接合され
ている。一方、前記架台30の案内路30bの開
口部には支持杆47,47が垂直方向に設けら
れ、前記剥離杆35,35が支持杆47,47に
隣接して設けられると共に、剥離杆35,35に
隣接してもう1つの第2支持杆48が設けられて
いる。
そして案内路30bに供給されたブロツクの樹
脂フイルム31,31は、左右それぞれ支持杆4
7、剥離杆35、第2支持杆48の順に装着して
移植機構3の外側に引き出し、フイルムの方向を
変更するガイド金具49,49を経て前記制動輪
45,45と押え輪46,46の間に挟持させ
る。
機体1の移動に伴つて駆動軸12が回転する
と、チエン44によつて軸41が回転し、制動輪
45は樹脂フイルム31を引き出す方向に常に回
転している。又、これと同時に駆動軸12はクラ
ンク円板37を回転し、コネクチングロツド39
を上下に揺動するので、連杆40を介して支軸3
6が正逆方向の回転を繰り返すことができ、剥離
杆35,35の先端は前後に往復移動する。第4
図を参照して樹脂フイルム31,31の先端を固
定した状態で剥離杆35,35を機体前方(右に
向う)に移動すると樹脂フイルムが引つぱられて
ブロツクを支持していた接着部分が剥がされるこ
とになる。
樹脂フイルムから剥がされたブロツクは送り輪
34,34に向つて供給されると共に、制動輪4
5,45は剥離杆35,35が前方に移動する間
は停止してフイルムを固定しているが、フイルム
に加わつていた張力がなくなるとフイルムを引き
出す方向に回転して次の作業にそなえることにな
る。
この他、前記搬送ベルト20,20の直下にブ
ロツク苗を移植する溝を形成するための溝掘り金
属50が設けられている(第5図)。この溝掘り
金具50は中空体で機体先端(図面で右側)は鋭
角をしており、後方は開放されていて、搬送ベル
ト20,20が供給するブロツク苗を溝内に落し
やすいようにしている。
さらに、移植機構3の後方端部にはブロツク苗
が植えられた溝に土を寄せ集める土覆輪51,5
1、ならびに当該部分を踏み固める車輪52、5
2が、共に取付棒53に設けられている。そして
該取付棒53は移植機構3の後方に設けた支持軸
54に回動自在に設けたパイプ55に固着されて
おり、移植作業をしないときは先端を引き上げ、
図示しない鎖等により支持されている。又、取付
棒53の先端には取付位置が調整できるウエイト
56が設けられていて土の踏み固め力が調節でき
るようになつている。
(発明の効果) 樹脂フイルムに被覆された苗ブロツクは、フイ
ルムの剥離、移植苗を植える溝掘り、移植苗の溝
への供給、覆土、土固めの各移動作業が機体の移
動によつて全自動でなされる。
又、機体に対して移植機構を複数基設置するこ
とにより、同時に複数条の移植作業ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体を組立てた平面図であつて、移植
機構は2基あるが、一方のみが図示されている。
第2図は同側面図である。第3図から第6図は移
植機構の詳細を示すものであつて、第3図は主要
部分の平面図、第4図は第3図で上方の一部を取
除いた横断面図、第5図は縦断面図、第6図は駆
動機構を表わす斜視図である。 1……機体、2……支持杆、3……移植機構、
4……腕杆、5……爪付車輪、6……主軸、7,
9……チエン歯車、8……軸、10……チエン、
11,13……チエン歯車、12……駆動軸、1
4……チエン、15,17……傘歯車、16……
縦軸、18,19……プーリ、20……搬送ベル
ト、21……中間プーリ、30……架台、30a
……誘導路、30b……案内路、31……樹脂フ
イルム、32……ブロツク、33……茎、34…
…送り輪、35……剥離杆、36……支軸、37
……クランク円板、38……偏心ピン、39……
コネクチングロツド、40……連杆、41……
軸、42,43……チエン歯車、44……チエ
ン、45……制動輪、46……押え輪、47,4
8……支持杆、49……ガイド金具、50……溝
掘り金具、51……土覆輪、52……車輪、53
……取付棒、54……支持軸、55……パイプ、
56……ウエイト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トラクタ等に牽引されて走行する機体、なら
    びに機体を支持する車輪と連動して回転する駆動
    軸、無端帯で各プーリに装着したベルトはプーリ
    の間が互いに接合されている搬送ベルト、前記搬
    送ベルトのプーリの接合部に隣接して設けた苗床
    ブロツクの案内路、前記案内路の両側に前後に揺
    動可能に設けられた剥離杆、樹脂フイルムを挟持
    する制動輪、前記搬送ベルトの直下に設け苗を移
    植する溝を形成するための溝掘り金具とを具備
    し、前記搬送ベルト、剥離杆ならびに制動輪は機
    体の車輪と連動させた駆動軸に接続させると共
    に、前記案内路に供給される苗床ブロツクは、連
    続した樹脂フイルムで1個づつ床土ブロツクが被
    覆されており、案内路に供給されたときに樹脂フ
    イルムは剥離杆を介して制動輪に挟持され、剥離
    杆によつてフイルムが剥がされ苗床ブロツクのみ
    が搬送ベルトに送られることを特徴とする移植
    機。
JP9243685A 1985-04-30 1985-04-30 移植機 Granted JPS61249305A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5996513A (en) * 1997-08-26 1999-12-07 Nihon Tensaiseito Kabushiki Kaisha Machine for transplanting seedlings
JP7136989B2 (ja) * 2020-11-26 2022-09-13 日本甜菜製糖株式会社 連続鉢苗移植機及び作物の生産方法

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JPS61249305A (ja) 1986-11-06

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