JPH0360394B2 - - Google Patents

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JPH0360394B2
JPH0360394B2 JP60147261A JP14726185A JPH0360394B2 JP H0360394 B2 JPH0360394 B2 JP H0360394B2 JP 60147261 A JP60147261 A JP 60147261A JP 14726185 A JP14726185 A JP 14726185A JP H0360394 B2 JPH0360394 B2 JP H0360394B2
Authority
JP
Japan
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target
frequency
sonar device
transceiver
active
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60147261A
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English (en)
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JPS628083A (ja
Inventor
Kyohiko Iwasaki
Takashi Sasaki
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Publication of JPS628083A publication Critical patent/JPS628083A/ja
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水中航走体用音響ホーミング装置に関
し、特にアクテイブ方式とパツシブ方式とを併用
してそれぞれの方式の特徴を有効に活用した水中
航走体用の音響ホーミング装置に関する。
(従来の技術) 水中目標に水中航走体を誘導する方法は、アク
テイブ方式またはパツシブ方式のソーナーを利用
して目標の位置を確認しつつ目標に近づくよう制
御する。
これらのソーナーのうちアクテイブ方式では探
知距離は長いが、得られるデータ量が少ないので
精密誘導は難しいが、周囲雑音または妨害雑音の
影響はパツシブ方式より少ない。またパツシブ方
式では探知距離は一般に短いが、得られるデータ
量が多く精密誘導には適しているが、距離情報は
得られず周囲雑音または妨害雑音の影響はアクテ
イブ方式より大きいというように、それぞれ特徴
があるが、従来は第2図に示すようにアクテイブ
方式とパツシブ方式のいずれかを選択使用してい
る。
第2図を見るに従来の技術の一例は送受信器1
1と、送受波器12と、制御器13とを備えてい
る。
通常は使用開始に当り送受信器11は、制御器
13からの方式切替信号112によつてアクテイ
ブ方式に設定され、制御器13からの制御により
送受信器11はアクテイブ方式による送信および
受信を繰返す。送受信器11から出力された信号
は送受波器12で送信音波61に変換され、目標
60で反射され受信音波62となつて送受波器1
2に達し、電気信号に変換されてふたたび送受信
器11に導かれる。この送受波器12から目標6
0までの音波の往復時間と水中の音波の速度より
本装置から(すなわち水中航走体から)目標まで
の距離を検出し距離信号とし、目標からの受信音
波の到来方向から目標に対する方位を検出して方
位信号とする。これらの信号を目標信号113と
して出力する。
また、制御器13から出力される方式切替信号
112によつて送受信器11パツシブ方式に設定
された場合は目標から輻射される雑音を、送受波
器12を通して送受信器11で受信し、雑音の到
来する方位を検出し、制御器13を通じて連続に
近い高データ量の方位信号を目標信号113とし
て出力する。かようにして連続に近い高データ量
の方位信号により水中航走体は精密に誘導される
ことができる。
しかしこの場合は、目標までの距離情報がない
ので、水中航走体の適切な制御ができず、また雑
音発生器などによつて簡単に妨害を受けて目標を
見失う短所がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明が解決しようとする従来の技術の問題点
は上述のように、水中航走体の精密な誘導をする
ために連続的な方位情報を得るパツシブ方式を採
用した場合は距離情報が得られないので適切な誘
導ができないという点にある。
従つて本発明の目的は、上記欠点を解決するた
めパツシブ方式使用時にも別の周波数でアクテイ
ブ方式を併用した水中航走体用音響ホーミング装
置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の水中航走体用音響ホーミング装置は、
水中航走体に搭載され水中目標を探知し追尾する
誘導情報を出力する水中航走体用音響ホーミング
装置において、第一の周波数を使用するアクテイ
ブ方式と前記第一の周波数を含む帯域で使用する
パツシブ方式とを切替えて運用できる第一のソー
ナー装置と、第二の周波数で、第一のソーナー装
置の送受波器を共用しアクテイブ方式で運用する
第二のソーナー装置と、 目標の探知を行い探知した目標を追尾する前記
第一のソーナー装置をアクテイブ方式で運用し、
前記第一の周波数を含む帯域内で受信する目標か
らの雑音の強度があらかじめ設定された値を越し
たときには前記第一のソーナー装置をパツシブ方
式に切替えて運用し、同時に目標を追尾する前記
第二のソーナー装置の運用を開始する制御手段と
を備えて構成される。
(実施例) 次に本発明について実施例を示す図面を参照し
て詳細に説明する。第1図は本発明の一実施例の
構成を示すブロツク図、第2図は従来技術の構成
の一例を示すブロツク図である。
本発明の実施例の概要について説明する。
先に説明したように、目標の位置を計測するに
あたり、まず位置を計測するアクテイブ方式のソ
ーナー装置で目標を追跡し、目標またはその近傍
からの雑音の強度があらかじめ設定された値に達
すると、アクテイブ方式からパツシブ方式にソー
ナー装置を切換えて連続に近い高データ量の方位
信号を出力する。同時に他の周波数(一般には距
離が近いので高い周波数が使用でき送受波器の周
波数特性から最摘周波数を選択する)を使用した
アクテイブ方式のソーナー装置を作動せしめ妨害
雑音の影響を排除して距離信号を出力して、水中
航走体の精度のよい誘導を行つて目標に近接する
ための位置情報を提供するものである。
ここで本発明の実施例の構成と動作について説
明する。第1図を参照するに、本実施例は第一の
送受信器1と、第2の送受信器2と、送受波器3
と、制御器4とを備えている。
この場合も使用開始にあたり第一の送受信器1
は、制御器4からの方式切替信号102によつて
アクテイブ方式に設定され、制御器4の制御によ
り第一の送受信器1は第一の周波数でアクテイブ
方式による送信および受信を繰返す。第一の送受
信器1から出力された信号は送受波器3で第一の
周波数の送信音波51に変換され、目標50で反
射して受信音波52となつて送受信器3に達し、
電気信号に変換されてふたたび第一の送受信器1
に導びかれる。この送受波器3から目標までの雑
音の往復時間と水中の音波の速度より本装置から
(すなわち水中航走体から)目標までの距離と、
受信音波の到来方向から目標方位とを検出して、
これらを目標信号103として出力する。
アクテイブ方式の場合でも、送信音波51の周
波数を含む帯域の雑音53(目標から輻射する雑
音)が送受波器3を通して常時受信できる。その
ため目標50に近づくと雑音が増加する。この雑
音53があらかじめ定められた値以上になつたと
き、制御器4から出力される方式切替信号102
によつて第一の送受信器1をパツシブ方式に切換
えて設定し、連続的に雑音源すなわち目標から輻
射される雑音53を、送受波器3を通して第一の
送受信器1で受信し雑音の到来する方位を検出
し、制御器4を通じて連続に近い高データ量の方
位信号を目標信号103の一部として出力する。
制御器4の切替信号102によつて第一の周波
数で作動している第一の送受信器1をパツシブ方
式に切替えるのと同時に、制御器4の制御に従つ
てアクテイブ方式の第二の送受信器3を第二の周
波数で作動せしめて送受信を繰返す。第二の送受
信器2から出力された信号は送受波器3で送信音
波54に変換され、目標50で反射して受信音波
55の一部となつて送受波器3に達し電気信号に
変換されてふたたび第二の送受信器2に達する。
この送受波器3から目標50までの音波の往復時
間と水中の音波の速度により本装置から(すなわ
ち水中航走体から)目標までの距離を検出すると
ともに、受信音波55の到来方向から目標方位を
検出して(この場合の方位はパツシブ方式の方位
データの一部として取扱う)、目標信号103に
加えて出力する。
このようにして水中航走体と目標との距離が短
い場合でも、目標に対する方位と距離との情報を
取得できるので、水中航走体を誘導するときに適
切な制御をすることができる。
また、第二の送受信器は第一の送受信器に比べ
位置計測の距離が短いので、第二の周波数は第一
の周波数に比べ減衰が大きく指向幅を尖鋭にする
ことの容易な高い周波数を使うことができ、一般
には第二の周波数は第一の周波数の高調波関係に
ない場合であればよく、送受波器は実施例のよう
に同一送受波器を使う。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の水中航走
体用音響ホーミング装置は、目標に近接してパツ
シブ方式で方位を計測する場合でも高い周波数の
アクテイブ方式を併用すると妨害雑音の影響を排
除して距離が計測できるので、これらのデータを
出力することにより、水中航走体の精密誘導がで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロツ
ク図、第2図は従来技術の構成の一例を示すブロ
ツク図。 1……第一の送受信器、2……第二の送受信
器、3……送受信器、4……制御器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水中航走体に搭載され水中目標を探知し追尾
    する誘導情報を出力する水中航走体用音響ホーミ
    ング装置において、 第一の周波数を使用するアクテイブ方式と前記
    第一の周波数を含む帯域で使用するパツシブ方式
    とを切替えて運用できる第一のソーナー装置と、 第二の周波数で、第一のソーナー装置の送受波
    器を共用しアクテイブ方式で運用する第二のソー
    ナー装置と、 目標の探知を行い探知した目標を追尾する前記
    第一のソーナー装置をアクテイブ方式で運用し、
    前記第一の周波数を含む帯域内で受信する目標か
    らの雑音の強度があらかじめ設定された値を越し
    たときには前記第一のソーナー装置をパツシブ方
    式に切替えて運用し、同時に目標を追尾する前記
    第二のソーナー装置の運用を開始する制御手段と
    を備えてなる水中航走体用音響ホーミング装置。
JP60147261A 1985-07-03 1985-07-03 水中航走体用音響ホ−ミング装置 Granted JPS628083A (ja)

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JP60147261A JPS628083A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 水中航走体用音響ホ−ミング装置

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JP60147261A JPS628083A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 水中航走体用音響ホ−ミング装置

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Publication Number Publication Date
JPS628083A JPS628083A (ja) 1987-01-16
JPH0360394B2 true JPH0360394B2 (ja) 1991-09-13

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JP60147261A Granted JPS628083A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 水中航走体用音響ホ−ミング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5625863B2 (ja) * 2010-12-14 2014-11-19 日本電気株式会社 水中航走体誘導システム、個別航走体水中走行制御方法、及びその制御プログラム
JP5835442B2 (ja) * 2014-09-29 2015-12-24 日本電気株式会社 水中航走体誘導システム、個別航走体とその水中走行制御方法及びその制御プログラム

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JPS628083A (ja) 1987-01-16

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