JPH0360150A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0360150A
JPH0360150A JP1194248A JP19424889A JPH0360150A JP H0360150 A JPH0360150 A JP H0360150A JP 1194248 A JP1194248 A JP 1194248A JP 19424889 A JP19424889 A JP 19424889A JP H0360150 A JPH0360150 A JP H0360150A
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JP
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oxide film
gate
region
diffusion layer
semiconductor device
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JP1194248A
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Shinji Kaneko
新二 金子
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、信頼性が高く製造工程数の少ないCMOS
FETを含む半導体装置及びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、CMOSFETを含む半導体装置において、その
特性、特にnチャネルMOS F ETの特性の向上を
図るため多くの提案がなされている。
次に第3図(2)〜の)に基づいて、従来のCMOSF
ETにおけるnチャネルMO3FETの構成及びその製
造方法の一例について説明する。
まず第3図(ハ)に示すように、p型半導体基板101
をフィールド酸化膜102によって素子領域とフィール
ド領域に分離し、ゲート酸化膜103とn型高濃度ポリ
シリコンからなるゲート電極104を形成する6次に酸
化性雰囲気中で熱処理を行って第3図CB+に示すよう
に、ゲート酸化111103のゲート電極下部以外の領
域を熱酸化膜105とし、ゲート電極下部のゲート酸化
膜を、ゲート電極端部よりの酸化種の侵入によって連続
的に膜厚の大きくなった領域106と、ゲート領域中心
部の一様な膜厚を有する領域107に分離する。この際
、ゲート電極104も酸化されるので、ゲート電極10
4の側部に酸化膜10Bが形成される。
このような酸化性雰囲気中での熱処理による酸化工程は
、例えば特開昭57−10265号に開示されており、
ゲート電極104の側部に形成される酸化膜108の存
在によって、ソース・ドレイン拡散層とゲート電極のオ
ーバーランプ容量を低減して素子の動作速度を向上させ
ると共に、その後のイオン注入やプラズマ処理によって
ダメージを受は易いゲート電極端部の信頼性を確保する
効果があるものである。
次に第3図(C1に示すように、通常のフォト工程によ
って形成されたレジストパターン(このレジストパター
ンはpチャネルMOS F ETの素子領域等をマスク
するものであり、第3図(C1においては示していない
)と、ゲート電極104及びその側部の酸化膜108を
マスクとして、ひ素(As)をイオン注入し、そしてア
ニールによってn型ソース・ドレイン拡散層109を形
成する。
またこのイオン注入によるn型ソース・ドレイン拡散層
の形成工程においては、n型ソース・ドレイン拡散層を
形成するための不純物としてりん(P)を用いることも
できる。りんを不純物として用いた場合のソース・ドレ
イン拡散層110の形成態様を第3図の)に示す、りん
によるソース・ドレイン拡散層110は、りんの拡散係
数がひ素よりも大きいので、同じ注入量並びに熱処理に
よっては、第3図0及び■)を比較することによってわ
かるように、接合深さが大きくなる。
また他の従来例としては、例えば特開昭58−7976
6号には、第4図(8)〜■)に示すnチャネルMO3
FETを含む半導体装置の製造方法が開示されている。
この製造方法は、まず第4図(8)に示すように、第3
図(ハ)に示した従来例と同様にして、p型半導体基F
i、201上にフィールド酸化膜202゜ゲート酸化膜
203及びポリシリコンゲート電極204を形成する。
次に第4図田)に示すように、通常のフォト工程による
レジストパターン(このレジストパターンもpチャネル
MO3FETの素子領域等をマスクするものであり、第
4図田)においては示していない)とゲート電極204
をマスクとして、りんをイオン注入し低濃度のn型ソー
ス・ドレイン拡散層205を形成する。
次に第4図(0に示すように、第3開田)で示したと同
様な酸化性雰囲気で熱処理を行って、ゲート電極204
下部のゲート酸化膜203を、膜厚が一様なゲート中心
部領域206と、それよりも厚く連続的に膜厚が変化す
るゲート端部領域207に分離し、且つゲート電極下部
以外の領域を熱酸化膜208とし、ゲート電極側部にも
酸化膜209を形成する。
次いで第4開田)に示した工程において使用したものと
同じレジストパターンを通常のフォト工程で再度形威し
、このレジストパターンとゲート電極204及びその側
部に形成されている酸化膜209をマスクとして、第4
図の)に示すようにひ素のイオン注入を行い、アニール
によって高濃度のn型ソース・ドレイン拡散層210を
形成する。その後は通常のプロセスにより半導体装置を
完成させるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来の方法で作成されたCMO3FET
を含む半導体装置においては、次のような問題点がある
。すなわち、まず第3図へ〜の)に示した方法で作成し
たものにおいては、n型ソース・ドレイン拡散層を形成
する不純物としてひ素を用いる場合、第3図(Oに示す
ように、ソース・ドレイン拡散層109の接合部は、ゲ
ート酸化膜の膜厚の厚いゲート端部領域106に存在し
ている。
このようにソース・ドレイン拡散層109の接合部がゲ
ート酸化膜が薄く一様なゲート中心部領域107に達し
ない場合は、ゲート長が大きい場合には特に問題点は生
じないが、ゲート長が2μm以下の微細で高性能なMO
S F ETを形成する場合には、ホットキャリヤに関
する信頼性の問題が発生する。
次にこのホットキャリヤに関する信頼性について、第5
図に基づいて説明する。第5図は、ドレインに7V、ゲ
ートに3.5vの電圧ストレスを印加した場合における
ホットキャリヤ注入によるドレイン電流の劣化率とスト
レス印加時間の関係を示す図である。第5図において曲
線aは、第3図四〜(C1に示す工程を用いて作成され
た素子Aに対する劣化率特性である。また曲線すは、第
3図(Blに示したゲート電極形成後の酸化工程を省略
した他は、前記素子Aと同じ工程で作成された素子Bに
対する特性で、この素子Bはゲート長は素子Aと同一で
あるが、ゲート電極下部における他の部分よりもゲート
酸化膜の厚いゲート端部領域106と、ソース・ドレイ
ン拡散層形成のためのイオン注入前にゲート電極側部に
形成される酸化膜108は存在しないものである。
この第5図の特性曲線aかられかるように、ゲート電極
端部における信頼性の改善及び寄生容量の低減を目的と
して、ゲート電極形成後、ソース・ドレイン拡散層形成
のためのイオン注入前に酸化処理を行うと、ホットキャ
リヤ注入による素子特性の変動が大きくなる。これはド
レイン拡散層の接合部におけるゲート酸化膜の膜厚が厚
いため、ホットキャリヤ劣化が特に顕著となる、ドレイ
ン電圧(Vn)>ゲート電圧(VG)の状態において、
ドレイン拡散層接合部近傍におけるチャネルに対して垂
直な方向の電界が弱められ、ドレイン拡散層接合部近傍
のチャネル方向の高電界で発生したホットエレクトロン
がゲート酸化膜に注入され易くなることに起因している
この現象を回避するには、ひ素注入後のアニール熱処理
を高温化して拡散深さを大きくして、ソース・ドレイン
拡散層の接合部が、第3開田)に示したゲート酸化膜が
一様なゲート中心部領域107まで到達するようにすれ
ばよい、しかしながらひ素の拡散係数は小さいため、ソ
ース・ドレイン拡散層の接合部が領域107にまで到達
するような構造を実現し得るような高温の熱処理を行う
と、ボロン(B)を不純物とするpチャネルMO3FE
Tのソース・ドレイン拡散層の接合深さが大きくなり、
バンチスルー耐性が著しく低下してしまうという問題点
が生ずる。
このため、ひ素をソース・ドレイン拡散層を形成する不
純物として用いた場合は、そのソース・ドレイン拡散層
の接合部を、第3図(81に示したゲート酸化膜の膜厚
が一様なゲート中心部領域107まで到達させて、ホッ
トキャリヤ注入に対する信頼性の高い微細なCMO3F
ETを含む半導体装置を実現することは困難である。
一方、ソース・ドレイン拡散層を形成する不純物として
りんを用いると、比較的低温の熱処理工程でも、第3図
の)に示すように、ソース・ドレイン拡散層110の接
合部を、ゲート酸化膜の膜厚が一様な領域107まで到
達させることが可能である。
しかしながらりんの拡散係数はボロンよりも更に大きく
て、パンチスルーを起こし易く、したがってりんを用い
る方法は微細なMOSFETを含む半導体装置には不適
当である。またりんの注入量を小さくすれば比較的浅い
接合が得られるが、この場合は表面濃度も小さくなるの
で、配線材と拡散層のコンタクト抵抗が大きくなってし
まうという問題点が生ずる。
また第4図へ〜(DJに示した方法によりソース・ドレ
イン拡散層を形成する場合は、前述の問題点を回避する
ことは可能となる。しかしながらこの方法においては、
nチャネルMOSFETのソース・ドレイン拡散層の形
成のみで、2回のレジストパターン形成工程を必要とす
るため工数が増大すると共に、比較的高濃度のイオン注
入後に、酸化性雰囲気での熱処理工程により酸化するこ
とになるので、ゲート電極端部における酸化膜の膜質が
悪く、信頼性が低下するという問題点があるものである
本発明は、従来のCMOFETを含む半導体装置及びそ
の製造方法における上記問題点を解消するためなされた
もので、ゲート端部における静電破壊並びにホットキャ
リヤ注入に対する信頼性が高く、製造に必要な工数の少
ないCMOSFETを含む半導体装置及びその製造方法
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕上記問題点を解
決するため、本発明は、ゲート酸化膜が一様な厚さを有
するゲート端部以外の中心部領域と前記一様な膜厚の領
域よりも連続して厚くなるゲート端部領域を有するCM
OS F ETを含む半導体装置において、nチャネル
MOSFETのn型ソース・ドレイン拡散層の接合部が
、横方向拡散によって、ゲート酸化膜が一様な厚さを有
する中心部領域に到達するように形成するものである。
このように構成することにより、ゲート電極端部におけ
るゲート酸化膜が厚く、静電破壊に対する高い信頼性を
維持しつつ、n型ソース・ドレイン拡散層の接合部をゲ
ート酸化膜の膜厚が一様な中心部領域まで到達するよう
に形成しているので、ゲート端部におけるチャネルに垂
直な方向の電界の緩和によるホットエレクトロンの注入
の促進が起こらず、ホットキャリヤに関する信頼性を向
上させることができる。
また本発明のCMOSFETを含む半導体装置の製造方
法は、レジストパターンとゲート電極をマスクとして用
い、ひ素とりんの2種の不純物のイオン注入により、n
チャネルMOSFETのn型ソース・ドレイン拡散層を
、その接合部がゲート酸化膜が一様な厚さを有する中心
部領域に到達するように形成するものである。
このように本発明に係る半導体装Iの製造方法は、りん
の拡散がひ素の注入で抑制されることに着目し、nチャ
ネルMOSFETのn型ソース・ドレイン拡散層をりん
とひ素の2種の不純物のイオン注入により形成するもの
であり、これによりゲート端部に厚いゲート酸化膜を有
する構造に対して、pチャネルMOS F ETにおい
て高いパンチスルー耐性を許容する比較的低温の熱工程
によっても、りんとひ素の注入量及び注入条件を適宜選
定することにより、横方向拡散によってn型ソース・ド
レイン拡散層の接合部をゲート酸化膜の膜厚の一様な中
心部領域まで容易に到達させることができる。したがっ
て静電破壊及びホットキャリヤ注入に対する信頼性の高
いCMOSFETを含む半導体装置を比較的簡単なプロ
セスで容易に製造することができる。
〔実施例〕
次に実施例について説明する。第1図(8)〜(C)は
、本発明に係るCMOSFETを含む半導体装置及びそ
の製造方法の実施例を説明するための製造工程を示す図
で、nチャネルMOSFET部分のみを示し、他の部分
は図示を省略している。第1図(8)に示すように、ま
ずp型半導体基板1にフィールド酸化膜2.ゲート酸化
膜3を形成し、該ゲート酸化膜3上に高濃度n型ポリシ
リコンからなるゲート電極4を形成する0次に第1図■
)に示すように、酸化性雰囲気で熱処理して、ゲート酸
化膜3のゲート電極下部以外の領域を熱酸化膜5とし、
ゲート電極下部のゲート酸化膜を、ゲート端部よりの酸
化種の侵入によって連続的に膜厚が大となる領域(ゲー
ト端部領域)6と一様な膜厚を有する領域(中心部領域
)7に分離する。更にこの際、ゲート電極4の側部にも
熱酸化1I18が形成される。
次に第1図0に示すように、レジストパターン(このレ
ジストパターンはpチャネルMO3FETの素子領域等
をマスクするもので、この図においては示していない)
とゲート電極4及びその側部の熱酸化膜8をマスクとし
て、ひ素を打ち込みエネルギー150Ke Vで注入量
1 xto”/cj、りんを打ち込みエネルギー6(]
Ke Vで注入量2X10”/dイオン注入し、950
℃で40分間窒素雰囲気においてアニールする。
この熱処理により、りん及びひ素よりなるn型ソース・
ドレイン拡散層9が形成されるが、このn型ソース・ド
レイン拡散層9の接合部は、横方向拡散によってゲート
酸化膜の膜厚が一様である領域7の下部まで到達する。
この横方向拡散は、りんの拡散がひ素の注入によって抑
制されることを利用して、同一のアニールの熱処理にお
いても、りん及びひ素の両者の注入量及び注入条件によ
って、かなり自由に設定することができる。すなわち、
一般的にりんとひ素の合計注入量が同じ場合、りんの注
入量が大きいほど横方向拡散は大きくなる。またりんの
イオン注入時のシリコン中の飛程がひ素のそれより小さ
い場合、りんの拡散の抑制効果は特に顕著であり、また
ひ素の注入量が2 XIO”/ai以上でりんの注入量
が1×101s/CIi以下であるときには、横方向拡
散はひ素単一のの注入の場合とそれ程変わらない、した
がってりんの注入量はI XIO”/cd以上とする必
要がある。
更にりんの注入量がひ素の注入量と同一かそれよりも大
きい場合、拡散層の接合部近傍の濃度勾配は、りん単一
の注入の場合の緩やかなものに近づくので、ドレインに
バイアスを印加した場合の最大電界を、ひ素単一のの注
入で形成したドレイン拡散層の場合に比べて、かなり緩
和することができ、それによりホットキャリヤの注入を
抑制することができる。
またりんとひ素の合計注入量については、一般にAI配
線層とn型ソース・ドレイン拡散層のコンタクト抵抗を
低減するためには表面不純物濃度が高いことが必要であ
り、実験結果によれば、上記合計注入量は3 XIO”
/cd以上であることが望ましい。
第1図0に示した工程後は、通常のプロセスによって眉
間絶縁膜、配線層を形成して半導体装置を完成させる。
次にこの実施例に基づいて作成したnチャネルMO3F
ETのホットキャリヤ注入による特性変動を第2図に基
づいて説明する。
第2図は、Ve= 1/2 Vmなる条件においてホッ
トキャリヤ注入を行い、そのストレス印加時間とドレイ
ン電流の劣化率の関係を示している0曲線a′は、第3
図(ハ)〜(C1に示した従来の方法で作成した素子A
に対するもので、曲線Cは本発明の実施例に基づいて作
成した素子Cに対するものである。
本発明に係る素子Cにおけるソース・ドレイン拡散層は
りんの注入量が大きいので、先に述べたとおりひ素単一
の注入により形成したソース・ドレイン拡散層を有する
従来の方法による素子Aと比較して、ソース・ドレイン
拡散層の接合部における濃度勾配が緩やかであるためド
レイン電界が小さい、そこで曲線a′と曲線Cは、素子
Aと素子Cに対してドレイン電圧を変えて基板電流が同
一になるようにして測定したものである。基板電流はド
レイン電界を反映しているため、両者はほぼ同じドレイ
ン電界になっていると考えられる。
このようにドレイン電界を同じにしても第2図から明ら
かなように、本発明においては、ゲート電極端部におけ
る酸化膜が厚く静電破壊に対する信頼性が高い構造にお
いても、ゲート端部におけるチャネルに垂直な方向の電
界の緩和によってもたらされるホットエレクトロンの注
入の促進が起こらず、特にストレス印加の初期における
特性の変動が小さく、信頼性の高いnチャネルMO3F
ETを実現させることができる。
〔発明の効果〕
以上実施例で説明したように、本発明によれば、静電破
壊に対する高い信頼性を維持しつつ、ホットキャリヤに
関する信頼性を向上させたCMOSFETを含む半導体
装置を提供することができる。
また本発明に係る製造方法によれば、nチャネルMOS
FETのn型ソース・ドレイン拡散層を1回のレジスト
パターンを用いりんとひ素の2種の不純物のイオン注入
によって、ゲート端部に厚いゲート酸化膜を有する構造
において、pチャネルMOSFETにおける高いパンチ
スルー耐性を許容する比較的低温の熱工程によっても、
横方向拡散により拡散層の接合部をゲート酸化膜膜厚の
一様な領域まで容易に到達させることができ、静電破壊
とホットキャリヤ注入に対する信頼性の高いCMOSF
ETを含む半導体装置を比較的簡単なプロセスで容易に
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(ハ)〜(Oは、本発明に係るCMOSFETを
含む半導体装置及びその製造方法の一実施例を説明する
ための製造工程図、第2図は、ホットキャリヤ注入によ
るドレイン電流の劣化率とストレス印加時間の関係を示
す図、第3図(8)〜■)は、従来のCMOSFETを
含む半導体装置の製造工程を示す図、第4図W 〜(D
)は、従来のCMOSFETを含む半導体装置の他の製
造工程を示す図、第5図は、従来の素子のホットキャリ
ヤ注入によるドレイン電流の劣化率とストレス印加時間
の関係を示す図である。 図において、lはp型半導体基板、2はフィールド酸化
膜、3はゲート酸化膜、4はゲート電極、5.8は熱酸
化膜、6はゲート酸化膜の厚い領域、7はゲート酸化膜
の一様な領域、9はn型ソース・ドレイン拡散層を示す

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ゲート酸化膜が一様な厚さを有するゲート端部以外
    の中心部領域と前記一様な膜厚の領域よりも連続して厚
    くなるゲート端部領域を有するCMOSFETを含む半
    導体装置において、nチャネルMOSFETのn型ソー
    ス・ドレイン拡散層の接合部が、横方向拡散によって、
    ゲート酸化膜が一様な厚さを有する中心部領域に到達す
    るように形成されていることを特徴とするCMOSFE
    Tを含む半導体装置。 2、ゲート酸化膜が一様な厚さを有するゲート端部以外
    の中心部、領域と前記一様な膜厚の領域よりも連続して
    厚くなるゲート端部領域を有するCMOSFETを含む
    半導体装置の製造方法において、レジストパターンとゲ
    ート電極をマスクとして用い、ひ素とりんの2種の不純
    物のイオン注入により、nチャネルMOSFETのn型
    ソース・ドレイン拡散層を、その接合部がゲート酸化膜
    が一様な厚さを有する中心部領域に到達するように形成
    することを特徴とするCMOSFETを含む半導体装置
    の製造方法。 3、前記n型ソース・ドレイン拡散層を形成するりんの
    イオン注入量を、ひ素のイオン注入量と同じかそれ以上
    にすることを特徴とする請求項2記載のCMOSFET
    を含む半導体装置の製造方法。 4、前記n型ソース・ドレイン拡散層を形成するりん及
    びひ素の各イオン注入量の合計を、3×10^1^5/
    cm^2以上とすることを特徴とする請求項2又は3記
    載のCMOSFETを含む半導体装置の製造方法。 5、前記n型ソース・ドレイン拡散層を形成するりん及
    びひ素のうち、りんのイオン注入量を1×10^1^5
    /cm^2以上とすることを特徴とする請求項2乃至4
    のいずれかに記載のCMOSFETを含む半導体装置の
    製造方法。 6、前記n型ソース・ドレイン拡散層を形成するイオン
    注入時におけるひ素イオンのシリコン中の飛程を、りん
    イオンのシリコン中の飛程と同一かそれ以上に設定する
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載のC
    MOSFETを含む半導体装置の製造方法。
JP1194248A 1989-07-28 1989-07-28 半導体装置及びその製造方法 Pending JPH0360150A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100520216B1 (ko) * 1998-02-20 2005-12-30 삼성전자주식회사 반도체소자제조방법

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