JPH02206162A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH02206162A JPH02206162A JP8926989A JP2698989A JPH02206162A JP H02206162 A JPH02206162 A JP H02206162A JP 8926989 A JP8926989 A JP 8926989A JP 2698989 A JP2698989 A JP 2698989A JP H02206162 A JPH02206162 A JP H02206162A
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Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、半導体装置の製造方法に関するものである
。
。
CMO5(相補型MO3)型の半導体装置たとえばC?
IO3・LSI’は、低消費電力、広い動作範囲、およ
び大きな雑音余裕度という特徴を生かして、その適用範
囲を広げてきた。
IO3・LSI’は、低消費電力、広い動作範囲、およ
び大きな雑音余裕度という特徴を生かして、その適用範
囲を広げてきた。
近年、その適用範囲をnチャンネル型MO5−、LSI
の領域まで広げるため、低消費電力だけでなく、高速化
や高密度化などの高性能化の要求が強まっている。この
ようなCMO5型半導体装置の高性能化に最も有効な方
法は、スケーリング則に従ったトランジスタの微細化で
ある。
の領域まで広げるため、低消費電力だけでなく、高速化
や高密度化などの高性能化の要求が強まっている。この
ようなCMO5型半導体装置の高性能化に最も有効な方
法は、スケーリング則に従ったトランジスタの微細化で
ある。
半導体装置の幾何学的形状はスケーリング則に沿って微
細化するが、電源電圧は製品規格等の要請からほとんど
変わることがない。そのため微細化に伴い、MOS型の
トランジスタの特性上重大な支障をきたす様々な効果が
顕著になってきた。例として、1IO3型のトランジス
タの特性の劣化に繋がる。■短チャンネル効果、■トラ
ンジスタのソ−ス・ドレイン・バンチスルー耐圧の低下
、■ホットエレクトロン効果などが挙げられる。またC
MO5型の半導体装置そのものの破壊を起こすラッチア
ップ現象等が挙げられる。
細化するが、電源電圧は製品規格等の要請からほとんど
変わることがない。そのため微細化に伴い、MOS型の
トランジスタの特性上重大な支障をきたす様々な効果が
顕著になってきた。例として、1IO3型のトランジス
タの特性の劣化に繋がる。■短チャンネル効果、■トラ
ンジスタのソ−ス・ドレイン・バンチスルー耐圧の低下
、■ホットエレクトロン効果などが挙げられる。またC
MO5型の半導体装置そのものの破壊を起こすラッチア
ップ現象等が挙げられる。
さらに、従来のCMO3型の半導体装置は、−船釣にト
ランジスタの能動領域と絶縁分離領域を別工程で2回以
上の不純物イオン注入によって形成しているとともに、
注入マスクとなる感光性高分子膜(レジスト)も多層化
が必要であったため、製造の複雑さとともにプロセス・
ステップが長くなるという課題も抱えており、これら一
連の課題を効果的に解決できる新構造のCMO3型の半
導体装置が望まれている。
ランジスタの能動領域と絶縁分離領域を別工程で2回以
上の不純物イオン注入によって形成しているとともに、
注入マスクとなる感光性高分子膜(レジスト)も多層化
が必要であったため、製造の複雑さとともにプロセス・
ステップが長くなるという課題も抱えており、これら一
連の課題を効果的に解決できる新構造のCMO3型の半
導体装置が望まれている。
したがって、この発明の目的は、微細化に伴って発生す
る様々な効果を低減することができるとともに、製造の
複雑さを改善でき製造コストを低減することができる半
導体装置の製造方法を提供することである。
る様々な効果を低減することができるとともに、製造の
複雑さを改善でき製造コストを低減することができる半
導体装置の製造方法を提供することである。
この発明の半導体装置の製造方法は、一導電型の半導体
基板上に前記一導電型と反対の導電型の半導体層を隣接
形成する工程と、前記半導体基板の絶縁分離領域に薄い
絶縁膜を形成するとともに他の領域に厚い絶縁膜を形成
する工程と、前記厚い絶縁膜の下にトランジスタ能動領
域のチンネルドープの領域を形成するとともに前記薄い
絶縁膜の下にチャンネルストップの領域を形成する不純
物を前記厚い絶縁膜および薄い絶縁膜を通してイオン注
入する工程と、前記薄い絶縁膜を厚くして絶縁分離膜を
形成する工程と、前記半導体基板および前記半導体層上
に互いに反対の型のトランジスタを形成する工程とを含
むものである。
基板上に前記一導電型と反対の導電型の半導体層を隣接
形成する工程と、前記半導体基板の絶縁分離領域に薄い
絶縁膜を形成するとともに他の領域に厚い絶縁膜を形成
する工程と、前記厚い絶縁膜の下にトランジスタ能動領
域のチンネルドープの領域を形成するとともに前記薄い
絶縁膜の下にチャンネルストップの領域を形成する不純
物を前記厚い絶縁膜および薄い絶縁膜を通してイオン注
入する工程と、前記薄い絶縁膜を厚くして絶縁分離膜を
形成する工程と、前記半導体基板および前記半導体層上
に互いに反対の型のトランジスタを形成する工程とを含
むものである。
この発明の構成によれば、半導体基板の絶縁分離領域に
薄い絶縁膜を形成するとともに他の領域に厚い絶縁膜を
形成し、これらを通して不純物をイオン注入するため、
絶縁膜の膜厚差を利用して半導体基板への不純物の到達
量を変えることにより表面濃度を制御でき、したがって
−回の不純物のイオン注入により、チャンネルドープお
よびチャンネルストップの領域を同時に形成することが
でき、従来側工程であったトランジスタの能動領域と絶
縁分離膜の形成を同時に形成できるともに、感光性高分
子膜(レジスト)の多層化も不必要となるので、製造的
複雑さを低減でき製造上の安定性を増すとともにプロセ
ス・ステップを短縮することができる。
薄い絶縁膜を形成するとともに他の領域に厚い絶縁膜を
形成し、これらを通して不純物をイオン注入するため、
絶縁膜の膜厚差を利用して半導体基板への不純物の到達
量を変えることにより表面濃度を制御でき、したがって
−回の不純物のイオン注入により、チャンネルドープお
よびチャンネルストップの領域を同時に形成することが
でき、従来側工程であったトランジスタの能動領域と絶
縁分離膜の形成を同時に形成できるともに、感光性高分
子膜(レジスト)の多層化も不必要となるので、製造的
複雑さを低減でき製造上の安定性を増すとともにプロセ
ス・ステップを短縮することができる。
また不純物注入の加速エネルギを上げることにより、ト
ランジスタのゲート電極直下より深い位置に不純物のピ
ークがくるようにすることができるため、トランジスタ
の能動領域となるチャンネルにおいてソース・ドレイン
拡散層からの空乏層の伸びをチャンネル深部で押さえる
ことができるので、ゲート寸法が細くなることによるパ
ンチスルー耐圧の低下による短絡現象を防止することが
できる。また、チャンネルの深さ方向に不純物濃度が連
続的に分布するため、ドレイン拡散層の近傍における電
界集中を効果的に低減でき、微細化されたトランジスタ
で電界集中により発生するホントキャリアを従来のプロ
セスより1710程度に減らすごとが可能となる。
ランジスタのゲート電極直下より深い位置に不純物のピ
ークがくるようにすることができるため、トランジスタ
の能動領域となるチャンネルにおいてソース・ドレイン
拡散層からの空乏層の伸びをチャンネル深部で押さえる
ことができるので、ゲート寸法が細くなることによるパ
ンチスルー耐圧の低下による短絡現象を防止することが
できる。また、チャンネルの深さ方向に不純物濃度が連
続的に分布するため、ドレイン拡散層の近傍における電
界集中を効果的に低減でき、微細化されたトランジスタ
で電界集中により発生するホントキャリアを従来のプロ
セスより1710程度に減らすごとが可能となる。
その結果、半導体装置の微細化時に発生する様々な傷害
を効果的に抑え、製造的に安定で現状よりも短いステ・
シブで製造コストを低減できしかも高性能な半導体装置
を製造することができる。
を効果的に抑え、製造的に安定で現状よりも短いステ・
シブで製造コストを低減できしかも高性能な半導体装置
を製造することができる。
この発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。図は
、CMO3−Lsrにおけるnチャンネル・MO8型電
界効果トランジスタに適用した場合のプロセス・フロー
である。
、CMO3−Lsrにおけるnチャンネル・MO8型電
界効果トランジスタに適用した場合のプロセス・フロー
である。
同図(alは、一導電型の半導体基板上に前記一導電型
と反対の導電型の半導体層を形成する工程である。半導
体基板となるシリコン基板1は例えばPタイプ(100
)、比抵抗10〜15Ω・am(不純物濃度〜1 ×I
Q”cm−”)を用いている。また反対の導電型の半導
体層となるNウェル2の領域に例えば燐イオンを注入し
、Nウェル2の領域のみを選択的に酸化して〜600n
m程度の二酸化シリコン膜3を形成する。つぎに、例え
ばホウ素イオンを注入するが、Nウェル2は二酸化シリ
コン膜3があるため、ホウ素イオンはシリコン基板1へ
到達せず、逆にシリコン基板1へ注入される側は後にP
ウプル4の領域となる。この後高温で燐イオンとH−ウ
素イオンを再拡散(ドライブ・イン)して、共に約5μ
m程度の深さのNウェル2およびPウェル4の層を形成
する。
と反対の導電型の半導体層を形成する工程である。半導
体基板となるシリコン基板1は例えばPタイプ(100
)、比抵抗10〜15Ω・am(不純物濃度〜1 ×I
Q”cm−”)を用いている。また反対の導電型の半導
体層となるNウェル2の領域に例えば燐イオンを注入し
、Nウェル2の領域のみを選択的に酸化して〜600n
m程度の二酸化シリコン膜3を形成する。つぎに、例え
ばホウ素イオンを注入するが、Nウェル2は二酸化シリ
コン膜3があるため、ホウ素イオンはシリコン基板1へ
到達せず、逆にシリコン基板1へ注入される側は後にP
ウプル4の領域となる。この後高温で燐イオンとH−ウ
素イオンを再拡散(ドライブ・イン)して、共に約5μ
m程度の深さのNウェル2およびPウェル4の層を形成
する。
同図To)はシリコン基板1の絶縁分離領域11に二酸
化シリコン膜9により薄い絶縁膜5を形成するとともに
他の領域に二酸化シリコンlll9およびシリコン窒化
膜10により厚い絶縁膜6を形成する工程および厚い絶
縁膜6の下にトランジスタ能動領域のチャンネルドープ
の領域7を形成するとともに薄い絶縁膜5の下にチャン
ネルストップの領域8を形成する不純物を厚い絶縁膜6
および薄い絶縁膜5を通してイオン注入する工程である
。
化シリコン膜9により薄い絶縁膜5を形成するとともに
他の領域に二酸化シリコンlll9およびシリコン窒化
膜10により厚い絶縁膜6を形成する工程および厚い絶
縁膜6の下にトランジスタ能動領域のチャンネルドープ
の領域7を形成するとともに薄い絶縁膜5の下にチャン
ネルストップの領域8を形成する不純物を厚い絶縁膜6
および薄い絶縁膜5を通してイオン注入する工程である
。
すなわち、同図(alのシリコン基板1上の二酸化シリ
コン膜3を全て除去し、続いて50nm以下の薄い二酸
化シリコン膜9を全面に形成した後、たとえば化学的気
相成長方法(C,V、D)を用いて200nm以下のシ
リコン窒化膜10を形成する。そして、絶縁分離領域1
1となる部分のみ化学的処理を用いてシリコン窒化膜1
0を除去する。このとき、薄い絶縁膜5は二酸化シリコ
ン膜9により絶縁分離領域11に形成され、厚い絶縁膜
6は二酸化シリコン膜9およびシリコン窒化膜10によ
り形成される。
コン膜3を全て除去し、続いて50nm以下の薄い二酸
化シリコン膜9を全面に形成した後、たとえば化学的気
相成長方法(C,V、D)を用いて200nm以下のシ
リコン窒化膜10を形成する。そして、絶縁分離領域1
1となる部分のみ化学的処理を用いてシリコン窒化膜1
0を除去する。このとき、薄い絶縁膜5は二酸化シリコ
ン膜9により絶縁分離領域11に形成され、厚い絶縁膜
6は二酸化シリコン膜9およびシリコン窒化膜10によ
り形成される。
つぎのイオン注入の工程では、nチャンネル・MO3型
電界効果トランジスタに適用するので、pチャンネル・
MO5型電界効果トランジスタが形成されるNウェル
2の領域には不純物イオンが注入されないように、感光
性高分子膜(レジスト)でNウェル領域を覆い注入マス
ク12とする。このとき、Pウェル4上は薄い絶縁膜5
と厚い絶縁膜6で覆われた領域に区別される。不純物と
してたとえばホウ素イオンを加速エネルギ60KeV、
注入量8 x10+zcm−2でイオン注入を行う。こ
のとき、ホウ素イオンB゛がシリコン基板1へ到達する
割合は、薄い二酸化シリコン膜(50nm) 9で約
90%以上、二酸化シリコン膜9とシリコン窒化膜(合
計250nm以下>10で約10X以下となる。
電界効果トランジスタに適用するので、pチャンネル・
MO5型電界効果トランジスタが形成されるNウェル
2の領域には不純物イオンが注入されないように、感光
性高分子膜(レジスト)でNウェル領域を覆い注入マス
ク12とする。このとき、Pウェル4上は薄い絶縁膜5
と厚い絶縁膜6で覆われた領域に区別される。不純物と
してたとえばホウ素イオンを加速エネルギ60KeV、
注入量8 x10+zcm−2でイオン注入を行う。こ
のとき、ホウ素イオンB゛がシリコン基板1へ到達する
割合は、薄い二酸化シリコン膜(50nm) 9で約
90%以上、二酸化シリコン膜9とシリコン窒化膜(合
計250nm以下>10で約10X以下となる。
同図(c)は前記薄い絶縁膜5を厚くして絶縁分離膜1
3を形成する工程である。これは薄い絶縁膜のみ選択的
に厚い二酸化シリコン膜を形成する一方厚い絶縁膜を堆
積した領域は非酸化の状態で残すものである。すなわち
、同図(b)の前記感光性高分子膜12を除去した後、
酸化性雰囲気の中で熱酸化を行う。この結果、薄い二酸
化シリコン膜9は追加酸化されて〜700nm程度の二
酸化シリコン膜となり絶縁分離膜】3を形成する。一方
、シリコン窒化膜10はほとんど酸化されず、この領域
がトランジスタの能動領域となる。このとき、絶縁分離
膜13の直下の注入不純物はチャンネルストップとして
絶縁分離作用を行い、トランジスタ能動領域の注入不純
物はゲートしきい値電圧の制御として働く。
3を形成する工程である。これは薄い絶縁膜のみ選択的
に厚い二酸化シリコン膜を形成する一方厚い絶縁膜を堆
積した領域は非酸化の状態で残すものである。すなわち
、同図(b)の前記感光性高分子膜12を除去した後、
酸化性雰囲気の中で熱酸化を行う。この結果、薄い二酸
化シリコン膜9は追加酸化されて〜700nm程度の二
酸化シリコン膜となり絶縁分離膜】3を形成する。一方
、シリコン窒化膜10はほとんど酸化されず、この領域
がトランジスタの能動領域となる。このとき、絶縁分離
膜13の直下の注入不純物はチャンネルストップとして
絶縁分離作用を行い、トランジスタ能動領域の注入不純
物はゲートしきい値電圧の制御として働く。
同図(diは前記半導体基板および前記R電型半導体層
上に互いに反対の型のトランジスタを形成する工程であ
る。ここではl〕チャンネル間間型型トランジスタソー
ス・ドレイン2重構造(LDD:Ijghtly Do
ped Drain) 14を有し、pチャンネルMO
5型トランジスタは形状的にサイドウオールを持ってい
るが、単層のソース・ドレイン構造15である6 17
はゲート電極である。
上に互いに反対の型のトランジスタを形成する工程であ
る。ここではl〕チャンネル間間型型トランジスタソー
ス・ドレイン2重構造(LDD:Ijghtly Do
ped Drain) 14を有し、pチャンネルMO
5型トランジスタは形状的にサイドウオールを持ってい
るが、単層のソース・ドレイン構造15である6 17
はゲート電極である。
最後にnチャンネルMO3型トランジスタとpチャンネ
ルMO3型トランジスタを相補的に接続することにより
CjlO3−LSIの回路を実現することができる。
ルMO3型トランジスタを相補的に接続することにより
CjlO3−LSIの回路を実現することができる。
この実施例によれば、シリコン基板Jの絶縁分離領域1
1に薄い絶縁膜5を形成するとともに他の領域に厚い絶
縁膜6を形成し、これらを通して不純物をイオン注入す
るため、絶縁膜の膜厚差を利用してシリコン基板1への
不純物の到達量を変えることにより表面濃度を制御でき
、したがって−回の不純物のイオン注入により、チャン
ネルドープおよびチャンネルストップの領域7.8を同
時に形成することができ、従来側工程であったトランジ
スタの能動領域と絶縁分離膜の形成を同時に形成できる
ともに、感光性高分子膜(レジスト)の多層化も不必要
となるので、製造的複雑さを低減でき製造上の安定性を
増すとともにプロセス・ステップを短縮することができ
る。
1に薄い絶縁膜5を形成するとともに他の領域に厚い絶
縁膜6を形成し、これらを通して不純物をイオン注入す
るため、絶縁膜の膜厚差を利用してシリコン基板1への
不純物の到達量を変えることにより表面濃度を制御でき
、したがって−回の不純物のイオン注入により、チャン
ネルドープおよびチャンネルストップの領域7.8を同
時に形成することができ、従来側工程であったトランジ
スタの能動領域と絶縁分離膜の形成を同時に形成できる
ともに、感光性高分子膜(レジスト)の多層化も不必要
となるので、製造的複雑さを低減でき製造上の安定性を
増すとともにプロセス・ステップを短縮することができ
る。
また不純物注入の加速エネルギを上げることにより、?
lO3型のトランジスタのゲート電極直下より深い位置
に不純物のピークがくるようにすることができるため、
トランジスタの能動領域となるチャンネルにおいてソー
ス・ドレイン拡散層からの空乏層の伸びをチャンネル深
部で押さえることができるので、ゲート寸法が細くなる
ことによるパンチスルー耐圧の低下による短絡現象を防
止することができる。また、チャンネルの深さ方向に不
純物濃度が連続的に分布するため、ドレイン拡散層の近
傍における電界集中を効果的に低減でき、微細化された
MOS型のトランジスタで電界集中により発生するホッ
トキャリアを従来のプロセスより1710程度に減らす
ことが可能となる。
lO3型のトランジスタのゲート電極直下より深い位置
に不純物のピークがくるようにすることができるため、
トランジスタの能動領域となるチャンネルにおいてソー
ス・ドレイン拡散層からの空乏層の伸びをチャンネル深
部で押さえることができるので、ゲート寸法が細くなる
ことによるパンチスルー耐圧の低下による短絡現象を防
止することができる。また、チャンネルの深さ方向に不
純物濃度が連続的に分布するため、ドレイン拡散層の近
傍における電界集中を効果的に低減でき、微細化された
MOS型のトランジスタで電界集中により発生するホッ
トキャリアを従来のプロセスより1710程度に減らす
ことが可能となる。
その結果、CMO3型の半導体装置の微細化時に発生す
る様々な傷害を効果的に抑え、製造的に安定で現状より
も短いステップで製造コストを低減できしかも高性能な
CMO8型半導体装置を製造することができる。
る様々な傷害を効果的に抑え、製造的に安定で現状より
も短いステップで製造コストを低減できしかも高性能な
CMO8型半導体装置を製造することができる。
この発明の半導体装置の製造方法によれば、半導体基板
の絶縁分離領域に薄い絶縁膜を形成するとともに他の領
域に厚い絶縁膜を形成し、これらを通して不純物をイオ
ン注入するため、従来と比較して製造的複雑さを低減で
き製造上の安定性を増すとともにプロセス・ステップを
短縮することができる。
の絶縁分離領域に薄い絶縁膜を形成するとともに他の領
域に厚い絶縁膜を形成し、これらを通して不純物をイオ
ン注入するため、従来と比較して製造的複雑さを低減で
き製造上の安定性を増すとともにプロセス・ステップを
短縮することができる。
また不純物注入の加速エネルギを制御するごとにより、
半導体装置の微細化時に発生する様々な傷害を効果的に
抑え、製造的に安定で現状よりも短いステップで製造コ
ストを低減でき、しかも高性能な半導体装置を製造する
ことができる。
半導体装置の微細化時に発生する様々な傷害を効果的に
抑え、製造的に安定で現状よりも短いステップで製造コ
ストを低減でき、しかも高性能な半導体装置を製造する
ことができる。
第1図はこの発明の一実施例の工程説明図である。
1・・・半導体基板であるシリコン基板、2・・・半導
体層となるNウェル、5・・・薄い絶縁膜、6・・・厚
い絶縁膜、7・・・チャンネルドープの領域、8・・・
チャンネルストップの領域、11・・・絶縁分離領域、
13・・・絶縁分離膜
体層となるNウェル、5・・・薄い絶縁膜、6・・・厚
い絶縁膜、7・・・チャンネルドープの領域、8・・・
チャンネルストップの領域、11・・・絶縁分離領域、
13・・・絶縁分離膜
Claims (1)
- 一導電型の半導体基板上に前記一導電型と反対の導電型
の半導体層を隣接形成する工程と、前記半導体基板の絶
縁分離領域に薄い絶縁膜を形成するとともに他の領域に
厚い絶縁膜を形成する工程と、前記厚い絶縁膜の下にト
ランジスタ能動領域のチンネルドープの領域を形成する
とともに前記薄い絶縁膜の下にチャンネルストップの領
域を形成する不純物を前記厚い絶縁膜および薄い絶縁膜
を通してイオン注入する工程と、前記薄い絶縁膜を厚く
して絶縁分離膜を形成する工程と、前記半導体基板およ
び前記半導体層上に互いに反対の型のトランジスタを形
成する工程とを含む半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8926989A JPH02206162A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8926989A JPH02206162A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02206162A true JPH02206162A (ja) | 1990-08-15 |
Family
ID=12208571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8926989A Pending JPH02206162A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02206162A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6489632B1 (en) | 1993-01-18 | 2002-12-03 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device having a gate oxide film |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56118366A (en) * | 1980-02-22 | 1981-09-17 | Hitachi Ltd | Preparation of semiconductor device |
JPS63153862A (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-27 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
-
1989
- 1989-02-06 JP JP8926989A patent/JPH02206162A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56118366A (en) * | 1980-02-22 | 1981-09-17 | Hitachi Ltd | Preparation of semiconductor device |
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US7408233B2 (en) | 1993-01-18 | 2008-08-05 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device having N-channel thin film transistor with LDD regions and P-channel thin film transistor with LDD region |
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