JPH0359689A - 現像剤監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、現像剤監視装置に係り、とくにトナーやイン
ク等の現像剤により像形成を行う像形成装置における現
像剤監視装置に関する。

〔従来の技術〕

トナーやインク等の現像剤を用いて像形成を行う像形成
機では、現像剤がなくなると印字できなくなるため、現
像剤の残量を常に監視し、残り少なくなるとアラームや
メツセージで現像剤の補充を促すようになっている。

現像剤の残量を監視する方法として、以下の方法がある
。

■、現像剤収納部にセンサーを設置し、現像剤の残量を
直接監視する。

■、像形成装置内のある場所を通過した現像剤の量を計
測することにより現像剤の残量を監視する。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来例においては、現像剤収納部に
センサーを設置する場合はセンサーの信頼性が低いため
に誤検知をするという不都合があった。また、像形成機
本体内のある場所を通過した現像剤の量や像形成装置の
運転時間を計測して現像剤の残量を推測する方法では、
実際の残量と一致しない場合が多く、現像剤が充分に残
存しているにもかかわらず現像剤の補充を促すメツセー
ジを出したり、逆に現像剤がほとんど残存していないに
もかかわらず現像剤の補充を促すメツセージが出ないと
いった問題点があった。

（発明の目的〕 本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善し
、とくに現像剤の残量を正確に監視することができる現
像剤監視装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

そこで、本発明では、コントローラから送られてくる印
字データに基づきトナー又はインク等の現像剤を使用し
てドツト構成の像を形成する像形戒機用の現像剤監視装
置において、コントローラから送られてくる印字データ
を傍受するとともに当該印字データ中の黒ドツトデータ
を判別するデータ判別回路と、このデータ判別回路で判
別された黒ドツトデータを計数するカウンタと、このカ
ウンタ出力が予め設定された値以上になるとアラーム信
号を出力し警報手段を作動せしめるアラーム発生回路と
を装備するという構成を採っている。

これによって前述した目的を達成しようとするものであ
る。

〔作用〕

データ判別回路及びカウンタにより、まず、コントロー
ラから印字ヘッドに転送される印字データを傍受し、黒
ドツト命令を判別・計数される。

続いて、アラーム信号発生回路によりその計数積算値が
あらかじめ設定された値以上になると現像剤の補充を指
示するアラーム信号が出力される。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第２図に基づい
て説明する。

第１図において、符号１０は、コントローラ２０から印
字ヘッド３０に転送される印字データを傍受し黒ドツト
命令を判別・計数するとともにその計数積算値があらか
じめ設定された値以上になると現像剤の補充を指示する
アラーム信号をオペレータパネル４０に出力するための
監視制御回路を示す。

監視制御回路１０は、コントローラ２０から印字ヘッド
３０に転送される印字データを傍受し。

現像剤を消費する黒ドツトデータかどうかを判別するた
めの黒ドツト判別手段１１と、黒ドツト判別手段１１か
らの黒ドツト判別信号により黒ドツトデータを計数する
ためのカウンタ１２と、あらかじめ設定された基準値を
記録しているラッチ回路１４と、カウンタ１２で計数さ
れた値とラッチ回路１４に記録されている基準値とを比
較するためのコンパレータ１３と、黒ドツトデータの積
算値を記憶しておくための不揮発性メモリ１６と、コン
パレータ１３からの黒ドツトデータの計数値と不揮発性
メモリ１６に記憶されている積算値とを加えた値があら
かじめ設定されている値よりも大きくなるとオペレータ
パネル４０に現像剤の補充を促すアラームを表示させる
信号を出力するＣＰＵ１５とを備えた構成となっている
。ここで、コンパレータ１３と、ラッチ回路１４と、不
揮発性メモリ１６とによってアラーム信号発生回路１０
Ａが形成されている。

次に、本実施例の動作を第２図のフローチャートによっ
て説明する。まず、 ■、電源が入れられる（第２図の３１１）と、ＣＰＵ１
５からラッチ回路１４に基準値信号が送られる（第２図
の３１２）。次に、 ■、カウンタ１２をクリアーする（第２図の３１３）。

■、コントローラ２０から印字ヘッド３０に転送される
印字データが傍受される（第２図の３１４）、続いて、 ■、黒ドツト判別手段１１で黒ドツトデータかどうかが
判別される（第２図の３１５）。

■、カウンタ１２で黒ドツトデータを計数する（第２図
の３１６）。

■、コンパレータ１３で計数値とラッチ回路１４に記録
されている基準値とを比較し、基準値よりも小さい場合
には（第２図の３１３）に戻り、基準値よりも大きい場
合にはＣＰＵ１５にデータが送られる。

■、ＣＰＵ１５では不揮発性メモリ１６に記録されてい
る計数値の積算値を読み出し、コンパレータ１３からの
データを加える（第２図の３１８）。

■、ＣＰＵ１５では■のデータとあらかじめ記録されて
いる設定値とを比較し、大きくなければ■のデータを新
たに積算値として不揮発性メモリ１６に記録し、■（第
２図の３１３）に戻る。大きければオペレータパネル４
０に現像剤の補充を促すアラームを表示させる信号を出
力するとともに■のデータを新たに積算値として不揮発
性メモリ１６に記録し、■（第２図の３１３）に戻る。

なお、現像剤の補充が行われると不揮発性メモリ１６内
の積算値データはクリアーされる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によると、コントローラから印字ヘ
ッドに転送される印字データを傍受し黒ドツト命令を判
別・計数するとともにその計数積算値があらかじめ設定
された値以上になると現像剤の補充を指示するアラーム
信号を出力するための監視制御回路を併設するという構
成を採っているために、正確に現像剤の残量を監視する
ことができる。これがため、印字方法や印字密度にかか
わらず現像剤の補充メツセージを正しく表示することが
でき、しかも現像剤収納部にセンサーを設置する必要が
ないために現像剤をカートリッジに収納した場合、設計
の自由度が向上するとともに装置の価格を低減できると
いう従来にない優れた現像剤監視装置を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図゛の動作を説明するためのフローチャートである １０・・・・・・監視制御回路、ＩＯＡ・・・・・・ア
ラーム信号発生回路、ｌｌ・・・・・・黒ドツト判別手
段、１２・・・・・・カウンタ、２０・・・・・・コン
トローラ、３０・・・・・・印字ヘッド。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、コントローラから送られてくる印字データに基
   づきトナー又はインク等の現像剤を使用してドット構成
   の像を形成する像形成機用の現像剤監視装置において、 前記コントローラから送られてくる印字データを傍受す
   るとともに当該印字データ中の黒ドットデータを判別す
   るデータ判別回路と、このデータ判別回路で判別された
   黒ドットデータを計数するカウンタと、このカウンタ出
   力が予め設定された値以上になるとアラーム信号を出力
   し警報手段を作動せしめるアラーム発生回路とを装備し
   たことを特徴とする現像剤監視装置。