JPH11194687A - 複写機管理システム - Google Patents

複写機管理システム

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JPH11194687A
JPH11194687A JP9360830A JP36083097A JPH11194687A JP H11194687 A JPH11194687 A JP H11194687A JP 9360830 A JP9360830 A JP 9360830A JP 36083097 A JP36083097 A JP 36083097A JP H11194687 A JPH11194687 A JP H11194687A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複写機の使用者に関する情報の欠落を防止する
とともに、無駄な情報を少なくして効率の良い撮影を行
うことのできる複写機管理システムを提供する。 【解決手段】複写機1と撮影装置2を有し、複写機1の
使用者を撮影装置2を用いて撮影する複写機管理システ
ムにおいて、複写機1の使用に際して使用者により必然
的になされる行為、例えば、人体検知センサー4による
検出域内に進入したとき、コインベンダー31に料金を
投入したとき、原稿台または自動原稿送り装置に原稿を
セットしたとき、セット後原稿カバーを閉じたとき、プ
リントキー15が押されたときのタイミングにて撮影を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不正コピーを行
った複写機の使用者を特定するために、複写機の使用者
を撮影装置を用いて撮影する複写機管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の複写機管理システムとして、特
開平7−44777号に記載されているように、複写し
ようとする原稿が特定の条件を満たすか否か、例えば紙
幣、有価証券等の複写禁止原稿であるか否かを複写機側
で判断するとともに、複写禁止原稿であると判断した場
合には、監視カメラを作動させてその複写機の使用者を
撮影するようにしたシステムが提供されている。
【0003】また、一般の防犯カメラシステムと同様
に、複写機が使用されているか否かにかかわらず監視カ
メラを常時作動させておくことも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
複写機管理システムでは、特定の条件を満たす原稿であ
ることを複写機が判断した場合にしか撮影を行わないた
め、違法コピーであるにもかかわらず条件満足を判断さ
れなかったときには撮影が行われず、従って使用者の特
定のための有効な情報が欠落する場合があるという欠点
があった。
【0005】一方、後者の常時作動システムでは、複写
機の使用時以外も撮影されるため、無駄な情報が多いう
え、撮影データが大量になり、使用者の特定作業やビデ
オの管理が厄介であるという欠点があった。
【0006】この発明は、このような欠点を解消するた
めになされたものであって、複写機の使用者に関する情
報の欠落を防止するとともに、無駄な情報を少なくして
効率の良い撮影を行うことのできる複写機管理システム
の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、複写機と撮
影装置を有し、複写機の使用者を撮影装置を用いて撮影
する複写機管理システムにおいて、複写機の使用に際し
て使用者により必然的になされる行為に基く所定のタイ
ミングにて撮影を行うことを特徴とする複写機管理シス
テムによって解決される。
【0008】このシステムによれば、使用者が複写機を
使用するときには、それが不正コピーであるか否かを問
わず確実に撮影が行われる。その結果、使用者全てにつ
いて撮影が行われ、使用者に関する情報の欠落がなくな
る。
【0009】また、複写機使用時の所定のタイミングで
撮影を行うから、常時撮影装置を作動させておく場合に
くらべて、有効な撮影データが少ない量で効率的に得ら
れ、使用者の特定作業や撮影データの管理が簡単にな
る。
【0010】上記において、所定のタイミングが、プリ
ントキーが操作されたタイミングである場合には、使用
者がプリントキーをON操作したときに撮影が行われ
る。
【0011】また、所定のタイミングが、原稿検知手段
が原稿台もしくは自動原稿送り装置に原稿がセットされ
たことを検知したタイミングである場合には、使用者が
原稿台もしくは自動原稿送り装置に原稿をセットしたと
きに、撮影が行われる。
【0012】また、所定のタイミングが、原稿カバー開
閉検知手段の検出結果が開状態から閉状態に変化したタ
イミングである場合には、使用者が原稿カバーを開いて
原稿台に原稿をセットしたのち原稿カバーを閉じたとき
に、撮影が行われる。
【0013】また、所定のタイミングが、コインベンダ
ーに料金が投入されたタイミングである場合には、使用
者がコインベンダーに料金を投入したときに撮影が行わ
れる。
【0014】また、所定のタイミングが、人体検知手段
が複写機の使用者を検出したタイミングであるときは、
複写機を使用するために使用者が人体検知手段の検出領
域に進入したときに、撮影が行われる。
【0015】撮影装置は、デジタルカメラのような静止
画を撮影する装置であっても、ビデオカメラのような動
画を撮影する装置であっても良い。静止画を撮影する装
置である場合には、動画を撮影する装置にくらべて、保
存すべき撮影データも少なくなて済む。
【0016】また、上記課題は、複写機と撮影装置と第
1の記憶手段と第2の記憶手段を有し、複写機の使用者
を撮影装置を用いて撮影する複写機管理システムにおい
て、所定の期間の間は常時撮影を行いその撮影データを
前記第1の記憶手段に記憶し、複写機の使用に際して使
用者により必然的になされる行為に基く所定のタイミン
グにて、前記第2の記憶手段に撮影データを記憶するこ
とを特徴とする複写機管理システムによっても解決され
る。
【0017】このシステムによれば、第1の記憶手段に
記憶された常時撮影による撮影データのうち、使用者が
複写機を使用するときには、それが不正コピーであるか
否かを問わずそのときの撮影データが第2の記憶手段に
確実に記憶される。その結果、使用者全てについての撮
影データが、欠落することなく、少ない量で効率的に第
2の記憶手段に記憶されることになる。
【0018】しかも、必要に応じて第1記憶手段の撮影
データを合わせて利用することもできる。
【0019】また、常時撮影を行う期間が複写機の電源
が入っている期間である場合には、常時撮影を行う期間
が減少し、常時撮影における無駄な情報が少なくなる。
【0020】また、前記第2の記憶手段がハードディス
クである場合には、1枚に多量の撮影データを記憶でき
るとともに、その保存、管理が簡単になる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
係る複写機管理システムの全体構成を示すブロック図で
ある。
【0022】この複写機管理システムは、複写機1と、
撮影装置2と、コインベンダー装置3と、人体検知セン
サー4と、モニター装置5とを備える。
【0023】前記複写機1は機構部11、制御部12、
原稿検知センサー13、原稿カバー開閉検知センサー1
4、プリントキー15、時計IC16を含む。
【0024】前記機構部11は、原稿の画像をスキャナ
ーによって露光走査し、その反射光をイメージセンサに
て光電変換したのち、得られた信号を画像処理して出力
するイメージリーダー部11aと、イメージリーダー部
11aから送られてきた画像信号に基いてプリントを行
うプリンタ部11bを含む。プリンタ部11bは図示し
ない作像部、現像ユニット、給紙部等を含む。
【0025】前記制御部12は、複写機全体さらには本
システム全体を制御するCPU12aと、ROM12b
と、インターフェース部12cを含む。ROM12bに
は、紙幣等の複写禁止原稿の特徴的ないくつかの部分の
画像パターンが記憶されている。
【0026】前記原稿検知センサー13は、図示しない
原稿台(原稿ガラス)または自動原稿送り装置(AD
F)にセットされた原稿を検知するものであり、前記原
稿カバー開閉検知センサー14は、原稿カバーの開閉を
検知するものであり、前記プリントキー15は、複写開
始に際して押し操作されるものであり、いずれもインタ
ーフェース部12cを介してCPU12aに信号を送
る。これらの原稿検知センサー13、原稿カバー開閉検
知センサー14、プリントキー15は、公知の構成を採
用すればよい。
【0027】前記時計IC16はカレンダー機能を備
え、これによりCPU12aを介して撮影日時を特定で
きるようになっている。
【0028】前記撮影装置2は、静止画を撮影するデジ
タルカメラ21とこれを制御するデジタルカメラ制御部
22とを備え、デジタルカメラ制御部22からの指令に
基いてデジタルカメラ21は撮影を開始する。
【0029】前記コインベンダー装置3は、使用者が使
用料金を投入するコインベンダー本体31と、これを制
御するコインベンダー制御部32とを含み、コインベン
ダー本体31に料金が投入されるとコインベンダー制御
部32はインターフェース部12cを介してCPU12
aに信号を送る。このコインベンダー装置3に所定の料
金が投入されたことで複写機1は複写可能状態となる。
【0030】前記人体検知センサー4は、複写機1また
はその近傍に設けられており、複写機1の使用者が該セ
ンサの検出範囲内に進入したときに、これを検知して信
号を出力する。人体検知センサ4としては、例えば、使
用者が複写機1の前に立った時にこれを検出するよう
に、複写機1に取り付けた反射形の光センサ、超音波セ
ンサや、複写機1の前の床面に配置し、使用者が踏むこ
とで信号を出力する床置き型の圧力センサを例示でき
る。
【0031】前記モニター装置5は、複写機1の管理者
がデジタルカメラ21で撮影した画像をモニターするモ
ニターテレビ51と、デジタルカメラ制御部22から送
られてくる撮影データを記憶する第1の記憶手段として
のメモリ52及び第2の記憶手段としてのハードデイス
ク53と、前記モニターテレビ51、メモリ52、ハー
ドデイスク53を制御するモニター制御部54とを含
む。
【0032】図1に示す6は電話回線等の通信手段を介
して複写機1、撮影装置2、モニター装置5を制御する
サービスセンターであり、サービスセンター6からの指
令に基づいて、任意に撮影装置2を作動させることが可
能となっている。
【0033】次に、図1に示した複写機管理システムの
動作を、図2〜図4を参照して説明する。
【0034】図2は上記システムの動作を説明するため
のフローチャートである。
【0035】まず、ステップ201(以下ステップをS
と略す)で、複写機1のCPUは原稿ガラス上または自
動原稿送り装置に原稿がセットされたか否かを、原稿検
知センサー13からの信号に基いて判断する。原稿がセ
ットされていれば(S201にて、YES)、S205
で使用者を撮影するための撮影処理を行う。撮影処理に
ついては後述する。原稿がセットされていなければ(S
201にて、NO)、S202で原稿カバーが閉じられ
たか否かを、原稿カバー開閉検知センサー14からの信
号に基いて判断する。
【0036】原稿カバーが閉じられていれば(S202
にて、YES)、S205で撮影処理を行う。閉じられ
ていなければ(S202にて、NO)、S203でコイ
ンベンダー31に料金が投入されたか否かを判断する。
投入されていれば(S203にて、YES)、S205
で撮影処理を行う。投入されていなければ(S203に
て、NO)、S204で人体検知センサー4からの信号
に基づいて使用者を検出したか否かが判断される。検出
した場合には(S204にて、YES)、S205で撮
影処理を行う。検出していなければ(S204にて、N
O)、S201に戻る。
【0037】S205の撮影処理後、S206でプリン
トキー15が押されたか否かを判断する。押されたとき
には(S206にて、YES)、S207でさらに撮影
処理を行う。押されていない場合には(S206にて、
NO)、押されるまで待つ。
【0038】こうして、使用者が人体検知センサー4に
よる検出域内に進入したとき、コインベンダー31に料
金を投入したとき、原稿台または自動原稿送り装置に原
稿をセットしたとき、セット後原稿カバーを閉じたと
き、プリントキー15が押されたときのタイミングで撮
影処理が行われる。つまり、これらの動作は、使用者が
複写機1の使用に際して必ず行わなければならないもの
であり、このような必然的になされる行為に基いて、複
写機1が起動する前に確実に撮影を行うことができる。
かつまた、それらのタイミングが発生する以前には、撮
影処理は行われていないから、無駄な撮影データが生じ
ることもない。
【0039】S207の撮影処理後、S208で複写機
1は原稿の読み込み及びプリントを行う。そして、S2
09で、読み込んだ画像データとROM12bに予め記
憶されている紙幣等の複写禁止原稿の特徴的部分の画像
パターンとを照合し、違法コピーであるか否かを判断す
る。違法コピーと認識したときは(S209にて、YE
S)、S210でさらに撮影処理を行う。このように、
本実施形態では、所定のタイミングでの撮影処理に加え
て、違法コピーと認識された場合にも撮影が行われるか
ら、使用者に関してさらに有効な情報を得ることができ
る。
【0040】S210の撮影処理後、本ルーチンは終了
する。また、S209で違法コピーでないと判断された
場合にも(S209にて、NO)、本ルーチンは終了す
る。
【0041】図3は、図2に示したフローチャートにお
けるS205、S207、S210の各撮影処理の内容
を示すフローチャートである。
【0042】まず、S301で、デジタルカメラ21を
作動させて撮影を開始したのち、S302で、デジタル
カメラ制御部22はデジタルカメラ21による撮影デー
タをモニター制御部54に出力する。一方、S303
で、CPU12aは、時計IC16による日付、時刻の
情報及び複写に際して設定されたコピーモードの情報を
モニター制御部54に出力し、モニター制御部54は送
られてきたこれらの撮影データ及び情報をメモリ52に
格納する。
【0043】次に、S304で、モニター制御部54は
ハードディスク53の容量チェックを行い、ニアフル
(この実施形態ではディスク使用率が80%以上)か否
かを判断する。ニアフルであれば(S304にて、YE
S)、S305でモニターテレビ51に警告を表示す
る。なお、警告は視覚的表示によらず音による聴覚的表
示によっても良い。そして、警告表示後、S306で、
ハードディスク53の容量がフル(ディスク使用率が1
00%またはこれに近い値)か否かを判断する。一方、
ハードディスク53の容量がニアフルでないときも(S
304にて、NO)、ハードディスク53の容量がフル
か否かを判断する。
【0044】ハードディスク53の容量がフルのときは
(S306にて、YES)、S307で最も古いデータ
を消去して、格納エリアを確保したのち、S308で前
記撮影データ及び日付等の情報をハードディスク53に
格納したのち、本ルーチンを終了する。
【0045】また、ハードディスク53の容量がフルで
ないときは(S306にて、NO)、そのままS308
に進んで撮影データ及び日付等の情報をハードディスク
53に格納したのち、本ルーチンを終了する。
【0046】このように、本実施形態では、ハードディ
スク53の容量をチェックしながら撮影データを格納す
るから、ハードディスク53の容量不足により撮影デー
タを格納できなくなる不都合をなくすことができる。
【0047】図4は図3の撮影処理におけるS301の
撮影開始処理のサブルーチンを示すものである。
【0048】まずS401で、CPU12aはシャッタ
ーON信号をデジタルカメラ制御部22に送信する。デ
ジタルカメラ制御部22は、続いて、デジタルカメラ2
1のシャッターをONして、静止画像を取り込む。
【0049】図5はこの発明の第2実施形態に係る複写
機管理システムの全体構成を示すブロック図である。
【0050】この実施形態では、撮影装置2がビデオカ
メラ23とビデオカメラ制御部24を有するものに構成
されており、ビデオカメラ23は所定の期間(この実施
形態では複写機の電源が入っている期間)常時撮影を行
うものとなされている。なお、複写機1、コインベンダ
ー装置3、人体検知センサー4、モニター装置5、サー
ビスセンター6の構成は図1に示したシステムのものと
同一であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0051】図5に示した複写機管理システムの動作を
図6のフローチャートを参照して説明する。
【0052】まず、S601で、CPU12aは複写機
1の電源が投入されているか否かを判断する。投入され
ていれば(S601にて、YES)、S602でビデオ
カメラ制御部24を介してビデオカメラ23を作動させ
たのち、S603で、得られる撮影データをモニター制
御部54に連続的に出力し、メモリ52に格納する。複
写機1の電源が投入されていなければ(S601にて、
NO)、投入されるまで待つ。
【0053】次に、S604で、CPU12aは原稿ガ
ラス上または自動原稿送り装置に原稿がセットされたか
否かを、原稿検知センサー13からの信号に基いて判断
する。原稿がセットされていれば(S604にて、YE
S)、S608で撮影データをメモリ52からハードデ
ィスク53に出力するための出力処理を行う。出力処理
については後述する。原稿がセットされていなければ
(S604にて、NO)、S605で原稿カバーが閉じ
られたか否かを、原稿カバー開閉検知センサー14から
の信号に基いて判断する。
【0054】原稿カバーが閉じられていれば(S605
にて、YES)、S608で出力処理を行う。閉じられ
ていなければ(S605にて、NO)、S606でコイ
ンベンダー31に料金が投入されたか否かを判断する。
投入されていれば(S606にて、YES)、S608
で出力処理を行う。投入されていなければ(S606に
て、NO)、S607で人体検出センサー4からの信号
に基づいて使用者を検出したか否かが判断される。検出
した場合には(S607にて、YES)、S608で出
力処理を行う。検出していなければ(S607にて、N
O)、S604に戻る。
【0055】S608の出力処理後、S609でプリン
トキー15が押されたか否かを判断する。押されたとき
には(S609にて、YES)、S610でさらに出力
処理を行う。押されていない場合には(S609にて、
NO)、押されるまで待つ。
【0056】こうして、図1に示した管理システムと同
様に、使用者が人体検出センサー4による検出域内に進
入したとき、コインベンダー31に料金を投入したと
き、原稿台または自動原稿送り装置に原稿をセットした
とき、セット後原稿カバーを閉じたとき、プリントキー
15が押されたときのタイミングで出力処理が行われ
る。
【0057】S610の出力処理後、S611で複写機
1は原稿の読み込み及びプリントを行う。そして、S6
12で、読み込んだ画像データとROM12bに予め記
憶されている紙幣等の複写禁止原稿の特徴的部分の画像
パターンとを照合し、違法コピーであるか否かを判断す
る。違法コピーと認識したときは(S612にて、YE
S)、S613でさらに出力処理を行う。従って、本実
施形態でも、所定のタイミングでの出力処理に加えて、
違法コピーと認識された場合にも出力処理が行われるか
ら、使用者に関してさらに有効な情報を得ることができ
る。
【0058】S613の出力処理後、本ルーチンは終了
する。また、S612で違法コピーでないと判断された
場合にも(S612にてNO)、本ルーチンは終了す
る。
【0059】図7は、図6に示したフローチャートにお
けるS608、S610、S613のハードディスク5
3への各出力処理の内容を示すフローチャートである。
【0060】まず、S701で、ビデオカメラ23が作
動しているか否かを調べる。作動していれば(S701
にて、YES)、S703で、CPU12aは、時計I
Cに16よる日付、時刻の情報及び複写に際して設定さ
れたコピーモードの情報をモニター制御部54に出力
し、モニター制御部54は送られてきたこれらの情報
を、ビデオカメラ23からの撮影データに付加してメモ
リ52に格納する。
【0061】次に、S704で、モニター制御部54は
ハードディスク53の容量チェックを行い、ニアフル
(この実施形態ではディスク使用率が80%以上)か否
かを判断する。ニアフルであれば(S704にて、YE
S)、S705でモニターテレビ51に警告を表示す
る。そして、警告表示後、S706で、ハードディスク
53の容量がフル(ディスク使用率が100%またはこ
れに近い値)か否かを判断する。一方、ハードディスク
53の容量がニアフルでないときも(S704にて、N
O)、ハードディスク53の容量がフルか否かを判断す
る。
【0062】ハードディスク53の容量がフルのときは
(S706にて、YES)、S707にて最も古いデー
タを消去して、格納エリアを確保したのち、S708で
撮影データをハードディスク53に格納する。この撮影
データは静止画像のデータでも良いし、短時間の動画像
であっても良い。
【0063】また、ハードディスク53の容量がフルで
ないときは(S706にて、NO)、そのままS708
に進んでデータをハードディスク53に格納したのち、
本ルーチンを終了する。
【0064】また、S701で、ビデオカメラが作動し
ているか否かを判断した結果、作動していないときは
(S701にて、NO)、S702でコピーを禁止した
のち、本ルーチンを終了する。コピー禁止の方法として
は、プリントキー15の操作を不可能にするとか、複写
機1の動作を停止させる等の方法がある。
【0065】このようにして、ハードディスク53に必
要な情報のみが格納されるから、情報管理はハードディ
スク53に対してのみ行えば良い。また、万一何らかの
原因でハードディスク53に必要な情報が格納されてい
ない場合があっても、メモリ52に格納されている撮影
データから使用者の情報を得ることができる。
【0066】以上に本発明の実施形態を説明したが、本
発明は上記実施形態に限定されるものではない。例え
ば、使用者が人体検出センサー4による検出域内に進入
したとき、コインベンダー31に料金を投入したとき、
原稿台または自動原稿送り装置に原稿をセットしたと
き、セット後原稿カバーを閉じたとき、プリントキー1
5が押されたときのタイミングで撮影処理または出力処
理を行うようにしたが、これに限定されることはなく、
コピー終了後原稿カバーを開いたタイミングその他のタ
イミングを採択してもよい。また、前述した複数のタイ
ミングの全てのタイミングで撮影処理または出力処理を
行ってもよいし、前述した複数のタイミングからいくつ
かを選択して、その選択したタイミングのみで撮影処理
または出力処理を行ってもよい。
【0067】また、例えば、図1の複写機管理システム
において、デジタルカメラ21に代えてビデオカメラを
用い、所定のタイミングで動画データや静止画データを
格納するように構成しても良い。
【0068】
【発明の効果】この発明の1つによれば、複写機の使用
に際して使用者により必然的になされる行為に基く所定
のタイミングにて撮影を行うから、使用者が複写機を使
用するときには、それが不正コピーであるか否かを問わ
ず確実に撮影を行うことができる。その結果、使用者全
てについて撮影を行うことができ、使用者に関する撮影
情報の欠落を防止でき、追跡調査時の情報の漏れや抜け
を防止することができる。
【0069】しかも、複写機使用時の所定のタイミング
で撮影を行うから、常時撮影装置を作動させておく場合
にくらべて、有効な撮影画像を少ない量で効率的に得る
ことができ、使用者の特定作業や撮影画像の管理を簡素
化できる。
【0070】また、この発明の他の1つによれば、所定
の期間の間は常時撮影を行いその撮影データを第1の記
憶手段に記憶し、複写機の使用に際して使用者により必
然的になされる行為に基く所定のタイミングにて、第2
の記憶手段に撮影データを記憶するから、使用者が複写
機を使用するときの画像データを第2の記憶手段に確実
に記憶することができる。その結果、使用者全てについ
ての画像データを、欠落なく少ない量で効率的に第2の
記憶手段に記憶することができるとともに、第2の記憶
手段を管理すれば良いから、管理が簡単になる。また、
万一何らかの原因で第2の記憶手段に必要な撮影データ
が格納されていない場合があっても、第1の記憶手段に
格納されている撮影データから使用者の情報を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る複写機管理システ
ムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1の複写機管理システムの動作を示すフロー
チャートである。
【図3】図2のフローチャートにおける撮影処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートにおける撮影開始処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図5】この発明の他の実施形態に係る複写機管理シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図6】図5の複写機管理システムの動作を示すフロー
チャートである。
【図7】図6のフローチャートにおける記憶装置への出
力処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…複写機 2…撮影装置 3…コインベンダー装置 4…人体検知センサー 5…モニター装置 6…サービスセンター 12a…CPU 13…原稿検知センサー 14…原稿カバー開閉検知センサー 15…プリントキー 16…時計IC 21…デジタルカメラ 22…デジタルカメラ制御部 23…ビデオカメラ 24…ビデオカメラ制御部 31…コインベンダー 32…コインベンダー制御部 51…モニターテレビ 52…メモリ 53…ハードディスク 54…モニター制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機と撮影装置を有し、複写機の使用
    者を撮影装置を用いて撮影する複写機管理システムにお
    いて、 複写機の使用に際して使用者により必然的になされる行
    為に基く所定のタイミングにて撮影を行うことを特徴と
    する複写機管理システム。
  2. 【請求項2】 前記所定のタイミングが、プリントキー
    が操作されたタイミングである請求項1に記載の複写機
    管理システム。
  3. 【請求項3】 前記複写機は、原稿台もしくは自動原稿
    送り装置に原稿がセットされたことを検知する原稿検知
    手段を有し、 前記所定のタイミングが、前記原稿検知手段が原稿を検
    知したタイミングである請求項1に記載の複写機管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記複写機は、原稿カバーの開閉状態を
    検知する原稿カバー開閉検知手段を有し、 前記所定のタイミングが、前記原稿カバー開閉検知手段
    の検出結果が開状態から閉状態に変化したタイミングで
    ある請求項1に記載の複写機管理システム。
  5. 【請求項5】 所定の料金が投入されることで複写を許
    可するコインベンダーを有し、 前記所定のタイミングが、前記コインベンダーに料金が
    投入されたタイミングである請求項1に記載の複写機管
    理システム。
  6. 【請求項6】 人体検知手段を有し、 前記所定のタイミングが、前記人体検知手段が複写機の
    使用者を検出したタイミングである請求項1に記載の複
    写機管理システム。
  7. 【請求項7】 前記撮影装置が静止画を撮影する装置で
    ある請求項1に記載の複写機管理システム。
  8. 【請求項8】 複写機と撮影装置と第1の記憶手段と第
    2の記憶手段を有し、複写機の使用者を撮影装置を用い
    て撮影する複写機管理システムにおいて、 所定の期間の間は常時撮影を行いその撮影データを前記
    第1の記憶手段に記憶し、複写機の使用に際して使用者
    により必然的になされる行為に基く所定のタイミングに
    て、前記第2の記憶手段に撮影データを記憶することを
    特徴とする複写機管理システム。
  9. 【請求項9】 前記所定の期間は複写機の電源が入って
    いる期間である請求項8に記載の複写機管理システム。
  10. 【請求項10】 前記第2の記憶手段がハードディスク
    である請求項8に記載の複写機管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001086275A (ja) * 1999-09-09 2001-03-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像処理システム
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US7912395B2 (en) 2007-02-08 2011-03-22 Canon Kabushiki Kaisha Monitoring apparatus and monitoring system for image forming apparatus and control method for monitoring apparatus and monitoring system
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