JPH0359449A - 微小部x線回折装置 - Google Patents
微小部x線回折装置Info
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- JPH0359449A JPH0359449A JP1193842A JP19384289A JPH0359449A JP H0359449 A JPH0359449 A JP H0359449A JP 1193842 A JP1193842 A JP 1193842A JP 19384289 A JP19384289 A JP 19384289A JP H0359449 A JPH0359449 A JP H0359449A
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Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、微小部分のX’1M回折装置に関する。
〈従来の技術〉
[1(7)晶’1rf、c l”Jびに、ソノ製造フI
′Iセスをif lli[iするうえで、材料中の介在
物、欠陥部および層状構造をなす断面等、局所的なti
n域の物質同定や残留応力を調べることは、きわめて重
要である。
′Iセスをif lli[iするうえで、材料中の介在
物、欠陥部および層状構造をなす断面等、局所的なti
n域の物質同定や残留応力を調べることは、きわめて重
要である。
微小部の物質同定や残留応力を調べる装置としては、特
開昭56−162038号公報に微小部XwA回折装置
が開示されている。この装置は、X線源と測定試料の間
に設けたコリメータにより平行な細束X線ビームを形成
し、この細束Xksビームが試料に入射した領域(微小
点)で生じる回折X線を検出することにより、この微小
部分の構造解析を可能にしたものである。
開昭56−162038号公報に微小部XwA回折装置
が開示されている。この装置は、X線源と測定試料の間
に設けたコリメータにより平行な細束X線ビームを形成
し、この細束Xksビームが試料に入射した領域(微小
点)で生じる回折X線を検出することにより、この微小
部分の構造解析を可能にしたものである。
ところで、上S11のような微小部回折では、通常X線
の入射面積が小さく、その結果回折に寄与する結晶の数
が極端に少なくなるため、ラウェ光学系や対称反射光学
系では回折を生しない場合が存在する。そのため、特開
昭56−162030号では、試料を少なくとも2方向
へ回転あるいは描勤させることにより、見かけ上、回折
に寄与する結晶の数を著しく増加させることにより、そ
の問題を解決しようとしている。
の入射面積が小さく、その結果回折に寄与する結晶の数
が極端に少なくなるため、ラウェ光学系や対称反射光学
系では回折を生しない場合が存在する。そのため、特開
昭56−162030号では、試料を少なくとも2方向
へ回転あるいは描勤させることにより、見かけ上、回折
に寄与する結晶の数を著しく増加させることにより、そ
の問題を解決しようとしている。
ここで、試料の回転、 ti動について、例えば論文「
わん面形r’sPcを用いた微小領域X線回折システム
とその応用(X線分析の進歩シoL15.アグネ社、
1984年、 I’、135〜144 ) Jや同「X
線回折法の検出感度の向上について(X線分析の進歩v
o l 、 18.アグネ社、 1987年、 P、3
7〜46) Jに報告されている内容について一例をあ
げて説明する。
わん面形r’sPcを用いた微小領域X線回折システム
とその応用(X線分析の進歩シoL15.アグネ社、
1984年、 I’、135〜144 ) Jや同「X
線回折法の検出感度の向上について(X線分析の進歩v
o l 、 18.アグネ社、 1987年、 P、3
7〜46) Jに報告されている内容について一例をあ
げて説明する。
すなわち、第4図に示すように、架台lに固定された支
柱2.2′の間に、試料Sを保持するステージヘッド3
を有する試料ステージ4とわん面状のX線検出器5が設
置される。また支柱2には交換可能なピンホール型のコ
リメータ6が設置されており、2本のネジ7.7でXf
i発生器8から発信されるX線ビームの光軸りを微調整
することができる。
柱2.2′の間に、試料Sを保持するステージヘッド3
を有する試料ステージ4とわん面状のX線検出器5が設
置される。また支柱2には交換可能なピンホール型のコ
リメータ6が設置されており、2本のネジ7.7でXf
i発生器8から発信されるX線ビームの光軸りを微調整
することができる。
試料ステージ4は、モータ9によって軸10を介して回
転自在とされるように保持部!、411に取付けられ、
この保持部材itは回転部材12に取付けられるモータ
13によって軸14を介して回転自在とされる。さらに
、回転6E12は軸15を介してモータ16によって回
転自在とされる。
転自在とされるように保持部!、411に取付けられ、
この保持部材itは回転部材12に取付けられるモータ
13によって軸14を介して回転自在とされる。さらに
、回転6E12は軸15を介してモータ16によって回
転自在とされる。
このようにして、ステージヘッド3に保持された試料S
は、以下の3押類の回転運動を単独あるいは併用して行
う。
は、以下の3押類の回転運動を単独あるいは併用して行
う。
■X線ビームの試料S上の入射点にたてた試料ステージ
4の法線ω軸を軸とした回転(以下、一回転という)。
4の法線ω軸を軸とした回転(以下、一回転という)。
■φ軸と入射X線ビーノ、の光軸11に直交する直線ω
軸を軸とする回転(以下、一回転という)。
軸を軸とする回転(以下、一回転という)。
■φ軸とω軸に直交する直線光軸を軸とする回転(以下
χ回転という)。
χ回転という)。
なお、試ネ11Sに回転、 ta’、動をかけて測定を
行う際に注意しなければならない点は、これら回転、1
昌動に対して試料Sの測定部位が不動であること、換才
すれば、回転、tZ勤の中心に試料Sの測定部位が合致
するよう、次のようにあらかじめ測定光学系を調整して
おく必要があることである。
行う際に注意しなければならない点は、これら回転、1
昌動に対して試料Sの測定部位が不動であること、換才
すれば、回転、tZ勤の中心に試料Sの測定部位が合致
するよう、次のようにあらかじめ測定光学系を調整して
おく必要があることである。
すなわち、調整のために通常、試料ステージ4の一回転
軸をZ、試料ステージ4の面内の直交2軸をx、Yとす
る試料ステージ駆動機構(図示せず)、およびφ、χ、
ω3軸槌動の中心に焦点をむすぶように設計された試料
観察用の光学U微鏡(図示せず)が設けられている。光
学系の調整は、この試料ステージ4を駆動させて光学顕
微鏡の観察視野の中心(十字マーク)に試料Sの測定部
位を合わせればよい、すなわち、光学顕微鏡の焦点に試
料が合うようにZ軸の、視野の中心に一回転軸が合うよ
うにX、Y軸の位置を調整する。これで視野の中心に見
える試料の位置が、φ、χ、ωの3軸播動のいずれをか
けても動かないはずであるが、実際は光学顕微鏡に焦点
深度が存在するため、さらにz、x、y軸を微調整する
必要がある。
軸をZ、試料ステージ4の面内の直交2軸をx、Yとす
る試料ステージ駆動機構(図示せず)、およびφ、χ、
ω3軸槌動の中心に焦点をむすぶように設計された試料
観察用の光学U微鏡(図示せず)が設けられている。光
学系の調整は、この試料ステージ4を駆動させて光学顕
微鏡の観察視野の中心(十字マーク)に試料Sの測定部
位を合わせればよい、すなわち、光学顕微鏡の焦点に試
料が合うようにZ軸の、視野の中心に一回転軸が合うよ
うにX、Y軸の位置を調整する。これで視野の中心に見
える試料の位置が、φ、χ、ωの3軸播動のいずれをか
けても動かないはずであるが、実際は光学顕微鏡に焦点
深度が存在するため、さらにz、x、y軸を微調整する
必要がある。
このような試料ステージ4の調整後、コリメータ6で集
束させた細く平行なX線ビームをこの測定部位に照射し
、測定部位に正しく入射するようコリメータ6の位置を
微調整する。これは、コリメータ6の加工誤差ならびに
このコリメータセッッティング時に生しる誤差のため、
X線ビーム軸が設計光軸からずれ、測定部位にX線ビー
ムが正しく入射していない場合があるからである。
束させた細く平行なX線ビームをこの測定部位に照射し
、測定部位に正しく入射するようコリメータ6の位置を
微調整する。これは、コリメータ6の加工誤差ならびに
このコリメータセッッティング時に生しる誤差のため、
X線ビーム軸が設計光軸からずれ、測定部位にX線ビー
ムが正しく入射していない場合があるからである。
X線ビーノ、入射点の調整には、蛍光板が一般に利用さ
れる。すなわら、−旦セントした測定試料を蛍光板に替
え、蛍光板表面に光学顕微鏡の焦点が合うよう試料ステ
ージのZ軸を調整した後、X線を蛍光板に照射して輝点
を生じさせ、この輝点がS#i微鏡の視野の中心に合う
ようX線ビームをネジ7でfi!!整するのである。
れる。すなわら、−旦セントした測定試料を蛍光板に替
え、蛍光板表面に光学顕微鏡の焦点が合うよう試料ステ
ージのZ軸を調整した後、X線を蛍光板に照射して輝点
を生じさせ、この輝点がS#i微鏡の視野の中心に合う
ようX線ビームをネジ7でfi!!整するのである。
以上のように光学系を調整した後、測定試料を再度セッ
トしなおして、測定部位に細く平行なX線ビームがIK
t射され、回折測定が行われる。
トしなおして、測定部位に細く平行なX線ビームがIK
t射され、回折測定が行われる。
〈発明が解決しようとするil1題〉
ところで、上記した従来の製置には、光学系のm整とこ
の調整が影響をおよばず実際の測定に関して、次のよう
なi!!題のあることが指摘されていた。
の調整が影響をおよばず実際の測定に関して、次のよう
なi!!題のあることが指摘されていた。
(1)光学系調整;
■m光仮];の輝点賎察時に、X線被煽の危険があるこ
と。
と。
■Jt光板は、光学顕微鏡の焦点を合わせにくく、した
がってZ軸調整誤差を生じやすいこと。
がってZ軸調整誤差を生じやすいこと。
■コリメータ交換のたびに、上記X線ビームの微調整を
行わなければならず、きわめて垣雑であること。
行わなければならず、きわめて垣雑であること。
■11χ光板上の輝点の輪郭は、一般にぼやけているた
め、調整誤差が大きいこと、これは、X線被爆の危険を
最小限にするため、蛍光板がかろうして光る程度の低出
力X線ビームを使用することによる。この輪郭のぼけは
、コリメータのサイズが小さいほど顕著となり、X線ビ
ームの調整誤差は一層拡大する。
め、調整誤差が大きいこと、これは、X線被爆の危険を
最小限にするため、蛍光板がかろうして光る程度の低出
力X線ビームを使用することによる。この輪郭のぼけは
、コリメータのサイズが小さいほど顕著となり、X線ビ
ームの調整誤差は一層拡大する。
(2)測定;
■X線ビームの人剖点を実際の試料上で趙かめているわ
けではないので、測定された回折パターンが測定部位か
らのものであるという保証が得られないこと。
けではないので、測定された回折パターンが測定部位か
らのものであるという保証が得られないこと。
■試料をステージに装着するときに傾きが生しやすいた
め、試料ステージが示すX線ビーム入射角ωは真の入射
角とはならない場合が多いこと。
め、試料ステージが示すX線ビーム入射角ωは真の入射
角とはならない場合が多いこと。
従来の微小部X線回折装置がもつこれらの課題のうら、
光学系調整に関4゛ることと測定結果の保証については
、光学系調整にX線ビームを使用しなければならない点
に組木的な原因があるといえる。またω輔がφ軸と人!
lt X線ビームに直交ず乙から、ω角は本来X線ビー
ムの入射角でなければならない。試料の設置状態により
生じるω角の誤差は、平行ビーム光学系でありながら、
人q・を角補正8!構がない従来の装置では、残留応力
測定、薄膜X線回折測定、および全反射X線回折測定な
ど入射角を正しく設定する必要のある測定は一切行えず
、装置の適用範囲を大幅に狭める欠点となっている。
光学系調整に関4゛ることと測定結果の保証については
、光学系調整にX線ビームを使用しなければならない点
に組木的な原因があるといえる。またω輔がφ軸と人!
lt X線ビームに直交ず乙から、ω角は本来X線ビー
ムの入射角でなければならない。試料の設置状態により
生じるω角の誤差は、平行ビーム光学系でありながら、
人q・を角補正8!構がない従来の装置では、残留応力
測定、薄膜X線回折測定、および全反射X線回折測定な
ど入射角を正しく設定する必要のある測定は一切行えず
、装置の適用範囲を大幅に狭める欠点となっている。
本発明は、」二記のような課題を解決すべくなされたも
のであって、安全でかつ確実に焦点l!整が可能な微小
部Xft1Fil折装置を提案することを目的とする。
のであって、安全でかつ確実に焦点l!整が可能な微小
部Xft1Fil折装置を提案することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉
本発明は、光源と、この光源から発生する光をコリメー
タに誘導して集束光となす機構と、前記集束光力呻【噌
定試料に照射される部位を観察する手段とを具備したこ
とを特徴とする微小部X線回折装置である。
タに誘導して集束光となす機構と、前記集束光力呻【噌
定試料に照射される部位を観察する手段とを具備したこ
とを特徴とする微小部X線回折装置である。
また、前記集束光の光軸上に、この先軸に対する試料面
の位置を測定して入射X線ビームの試料に対する人Q1
角の零点補正手段を設けるようにすることもできる。
の位置を測定して入射X線ビームの試料に対する人Q1
角の零点補正手段を設けるようにすることもできる。
〈作用〉
本発明によれば、X線発生器とコリメータとの間に適当
な光源を設けて、この光源から発生ずる光をコリメータ
に誘導する機構を付加するようにしたので、蛍光板を使
用することなく、直接試料の測定部位でXvAビームの
入射点を#A整することができる。
な光源を設けて、この光源から発生ずる光をコリメータ
に誘導する機構を付加するようにしたので、蛍光板を使
用することなく、直接試料の測定部位でXvAビームの
入射点を#A整することができる。
また、この集束光の光軸上に設けた光検出器を用いてX
線ビーム入射角の零点を補正するよ・)にしたので、微
小部X線回折だけでなく、残留応力測定、薄膜X線回折
および全反射X線回折測定をも行うことができる。
線ビーム入射角の零点を補正するよ・)にしたので、微
小部X線回折だけでなく、残留応力測定、薄膜X線回折
および全反射X線回折測定をも行うことができる。
〈実施例〉
以下に、本発明の実施例について、図面を参照して詳C
く説明する。第1図は、本発明に係るX線回折装置の槽
底を模式的に示す側面図である。
く説明する。第1図は、本発明に係るX線回折装置の槽
底を模式的に示す側面図である。
なお、従来例と同一部材は同一符号を付して説明を省略
する。
する。
まずはじめに、直接試料の測定部位でX線ビームの入射
点を調整する手段とその方法について述べる。
点を調整する手段とその方法について述べる。
図に示すように、架台lに固定した支柱2.2′の間に
、試料ステージ4、X線検出器5のほかに光学顕微鏡2
1を設置する。また、φ、χ、ω3種類の回転、駆動、
およびステージ面内の直交2軸(X、 Y)とステー
ジ面法IJi (Z)の3方向に試料ステージ4全体を
駆動するためには、合計6個のパルスモータが必要であ
るが、ここでは、1個のモータ9で代表させている。前
記した光学顕微鏡21の視野中心(十字マーク)は、黒
点を合わせた状態で試料ステージ4のt!i動3軸φ、
ω、χの中心点Pに一致するように設置されている。こ
のため、測定部位を3軸1!i動の中心に合わせるには
、これを視野中心に合わせるよう試料ステージ4のX、
Y、 Z軸を調整すればよいことになる。なお、こ
の光学顕微鏡21は測定中、回折X線をさえぎらないよ
う、架台lに取付けたレール(図示せず)上を滑らせて
、手nilに引き寄せることができる機構となっている
。
、試料ステージ4、X線検出器5のほかに光学顕微鏡2
1を設置する。また、φ、χ、ω3種類の回転、駆動、
およびステージ面内の直交2軸(X、 Y)とステー
ジ面法IJi (Z)の3方向に試料ステージ4全体を
駆動するためには、合計6個のパルスモータが必要であ
るが、ここでは、1個のモータ9で代表させている。前
記した光学顕微鏡21の視野中心(十字マーク)は、黒
点を合わせた状態で試料ステージ4のt!i動3軸φ、
ω、χの中心点Pに一致するように設置されている。こ
のため、測定部位を3軸1!i動の中心に合わせるには
、これを視野中心に合わせるよう試料ステージ4のX、
Y、 Z軸を調整すればよいことになる。なお、こ
の光学顕微鏡21は測定中、回折X線をさえぎらないよ
う、架台lに取付けたレール(図示せず)上を滑らせて
、手nilに引き寄せることができる機構となっている
。
また、X線発生器8と支柱2の間には、試$三i上でX
線ビームに替わり入射点を示ず光を供袷する光源22が
設置Jられる。この光tX22の光は一般のインコヒー
レント光でもかまわないが、指向性の強いレーザ光が試
料面上での照射点のぼけが少なく最も望ましい。
線ビームに替わり入射点を示ず光を供袷する光源22が
設置Jられる。この光tX22の光は一般のインコヒー
レント光でもかまわないが、指向性の強いレーザ光が試
料面上での照射点のぼけが少なく最も望ましい。
光源22から出た光はコリメータ6とX線発生器8の間
に設置しであるハーフごラー23によってコリメータ6
に誘導され、細く平行な集束光とし”ζ試ネ43に開力
・lされる。この光を誘導するハーフミラ−23は、x
!jIAビー1、のパスの途中に設置するため、X線照
射特番よバスを遮らぬよう任意の方向に移動させておく
ことができる。
に設置しであるハーフごラー23によってコリメータ6
に誘導され、細く平行な集束光とし”ζ試ネ43に開力
・lされる。この光を誘導するハーフミラ−23は、x
!jIAビー1、のパスの途中に設置するため、X線照
射特番よバスを遮らぬよう任意の方向に移動させておく
ことができる。
なお、このハーフミラ−23を、使用する固有X線に対
してにβフィルタとなるような金属箔で作成するように
すれば、X線ビーム照射中も金時入射点を示し続けるこ
とが可能であるだけでなく、改めてにβフィルタを設置
する必要がないから好都合である。
してにβフィルタとなるような金属箔で作成するように
すれば、X線ビーム照射中も金時入射点を示し続けるこ
とが可能であるだけでなく、改めてにβフィルタを設置
する必要がないから好都合である。
このようにして、光源22からの光を試料Sに照射して
、光学頭@鏡21を覗きながら、φ、ω、χの3軸を回
転・駆動させて、試料ステージ4のX。
、光学頭@鏡21を覗きながら、φ、ω、χの3軸を回
転・駆動させて、試料ステージ4のX。
Y、Zの各軸を1l11整することによって、X線ビー
ムを照射する試料Sの測定部位を安全にかつ梢度よく位
置決めすることができる。
ムを照射する試料Sの測定部位を安全にかつ梢度よく位
置決めすることができる。
なお、回折X線の位置を検出して、回折角2θを測定す
るX線検出器5は、X線ビーム入射点Pを中心とする円
弧上、または直線上を走査するシングルチャンネル方式
のものでもよいが、位置敏感比例検出器(PSPC)や
半導体検出器のようなマルヂチャンネル方式のものであ
れは、短特開で梢度よく測定することができる。
るX線検出器5は、X線ビーム入射点Pを中心とする円
弧上、または直線上を走査するシングルチャンネル方式
のものでもよいが、位置敏感比例検出器(PSPC)や
半導体検出器のようなマルヂチャンネル方式のものであ
れは、短特開で梢度よく測定することができる。
次に、残留応力測定および薄IIIX線回折や試料表面
からの全反flJ X 線回折を行うために不可欠な、
X線ビーム入射角の零点補正手段とその方法について述
べる。
からの全反flJ X 線回折を行うために不可欠な、
X線ビーム入射角の零点補正手段とその方法について述
べる。
X線ビーム光軸り上で、試料ステージ4をはさみX線発
生器8と反対側に新たに検出器24を設置する。この検
出器24は、コリメータ6からのダイレクトビームの弾
度変化を測定することにより、X線ビーム人射角ωの零
点補正を行うためのものである。なお、ダイレクトビー
ムとしては、実際に1l11定に使用するx4I+ビー
ムでもよいし、前記した光源22の光でもよい。
生器8と反対側に新たに検出器24を設置する。この検
出器24は、コリメータ6からのダイレクトビームの弾
度変化を測定することにより、X線ビーム人射角ωの零
点補正を行うためのものである。なお、ダイレクトビー
ムとしては、実際に1l11定に使用するx4I+ビー
ムでもよいし、前記した光源22の光でもよい。
この検出器24は増幅器25を介してレコーダ26に接
続されている。レコーダ26はさらに試料ステージ4を
駆動するモータ9と接続されており、これによって試料
ステージ4の各駆動に対するダイレクトビーl、の変化
を測定することが可能である。
続されている。レコーダ26はさらに試料ステージ4を
駆動するモータ9と接続されており、これによって試料
ステージ4の各駆動に対するダイレクトビーl、の変化
を測定することが可能である。
ここで、零点補正の原理につい゛C説明すると、まずω
角が0になるよう、モータ9で試料ステージ4全体を回
転させ′Cおく。このとき、試料Sの面がllJ’l<
ことなく正しくステージへンド3に装着されていると、
第2図(a)に示すようにダイレクトビー1%11に対
してビーム幅の半割り位置にあるから、ω角は入射角O
を正しく指示する。なお、第2図(b)に示すように、
試料S面がステージへy F3に対してllJ’lきを
もって装着されている場合は、実際の入射角は0とはな
らない。
角が0になるよう、モータ9で試料ステージ4全体を回
転させ′Cおく。このとき、試料Sの面がllJ’l<
ことなく正しくステージへンド3に装着されていると、
第2図(a)に示すようにダイレクトビー1%11に対
してビーム幅の半割り位置にあるから、ω角は入射角O
を正しく指示する。なお、第2図(b)に示すように、
試料S面がステージへy F3に対してllJ’lきを
もって装着されている場合は、実際の入射角は0とはな
らない。
そこで、零点の補正としては、ω角を回転させながら、
ダイレクトビームhの強度を検出器24で測定する。こ
のとき、ダイレクトビーム強度は、ω角の変化とともに
第3図に示すように変化し、試料Sの面がダイレクトビ
ームに対し平行となった位置(ω。)で最大となる。こ
のω。が補正後の入射角零点である。この零点を基準に
すれば、微小部の残留応力測定はm論のこと、薄膜X線
回折や試料表面数1OAの薄膜を対象とする全反射X線
回折も感度よく測定することが可能である。
ダイレクトビームhの強度を検出器24で測定する。こ
のとき、ダイレクトビーム強度は、ω角の変化とともに
第3図に示すように変化し、試料Sの面がダイレクトビ
ームに対し平行となった位置(ω。)で最大となる。こ
のω。が補正後の入射角零点である。この零点を基準に
すれば、微小部の残留応力測定はm論のこと、薄膜X線
回折や試料表面数1OAの薄膜を対象とする全反射X線
回折も感度よく測定することが可能である。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明によれば、以下のようなす
ぐれた効果を奏する。
ぐれた効果を奏する。
(+)安全性に優れ、しかも能率的かつ情度のよいX線
ビーム入射点の調整が可能であること。
ビーム入射点の調整が可能であること。
(2)1台の装置で、微小部のX線回折だけでなく、残
留応力、薄膜および全反射X線回折測定も行うことがで
きること。
留応力、薄膜および全反射X線回折測定も行うことがで
きること。
第1図は、本発明に係るX線回折装置の実施例を模式的
に示す側面図、第2図は、零点調整の動作を示す概要図
、第3図は、ω角とダイレクトビーム強度の関係を示す
特i生図、第4図は、従来例の構成を模式的に示す斜視
図である。 l・・・架台、 3・・・ステージヘラ 5・・・X!a検出WL 8・・・X線発生L 21・・・光学顕微鏡、 23・・・ハーフミラ− 25・・・増幅器、 2・・・支柱、 ド、4・・1に料ステージ、 6・・・コリメータ、 9・・・モータ、 22・・・光源、 24・・・検出器、 S・・・試料。
に示す側面図、第2図は、零点調整の動作を示す概要図
、第3図は、ω角とダイレクトビーム強度の関係を示す
特i生図、第4図は、従来例の構成を模式的に示す斜視
図である。 l・・・架台、 3・・・ステージヘラ 5・・・X!a検出WL 8・・・X線発生L 21・・・光学顕微鏡、 23・・・ハーフミラ− 25・・・増幅器、 2・・・支柱、 ド、4・・1に料ステージ、 6・・・コリメータ、 9・・・モータ、 22・・・光源、 24・・・検出器、 S・・・試料。
Claims (2)
- (1)光源と、この光源から発生する光をコリメータに
誘導して集束光となす機構と、前記集束光が測定試料に
照射される部位を観察する手段とを具備したことを特徴
とする微小部X線回折装置。 - (2)前記集束光の光軸上に、この光軸に対する試料面
の位置を測定して入射X線ビームの試料に対する入射角
の零点補正手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
の微小部X線回折装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1193842A JPH0359449A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 微小部x線回折装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1193842A JPH0359449A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 微小部x線回折装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0359449A true JPH0359449A (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=16314648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1193842A Pending JPH0359449A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 微小部x線回折装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0359449A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013036861A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Rigaku Corp | X線応力測定装置 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP1193842A patent/JPH0359449A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013036861A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Rigaku Corp | X線応力測定装置 |
US8855266B2 (en) | 2011-08-08 | 2014-10-07 | Rigaku Corporation | X-ray stress measurement apparatus |
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