JPH0358954B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0358954B2 JPH0358954B2 JP59007804A JP780484A JPH0358954B2 JP H0358954 B2 JPH0358954 B2 JP H0358954B2 JP 59007804 A JP59007804 A JP 59007804A JP 780484 A JP780484 A JP 780484A JP H0358954 B2 JPH0358954 B2 JP H0358954B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- inclinometer
- motor
- angular accelerometer
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 201000003152 motion sickness Diseases 0.000 claims description 16
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 10
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、船舶等に搭載して船酔い等を防止す
るのに好適な船酔防止装置に関する。
るのに好適な船酔防止装置に関する。
従来技術
船酔は多くの人が経験することであるが、この
船酔には、船に働くピツチング、ローリング、ヨ
ーイング等の振動が大きく作用しているものと思
われる。すなわち、航行中の船体は、左右方向を
向く軸周りの振動(ピツチング)、前後方向を向
く軸周りの振動(ローリング)、及び、上下方向
を向く軸周りの振動(ヨーイング)を受け、これ
らの振動によつて船酔をするが、これらのうちで
も、特に、ピツチング、及び、ローリングによる
影響が大きい。
船酔には、船に働くピツチング、ローリング、ヨ
ーイング等の振動が大きく作用しているものと思
われる。すなわち、航行中の船体は、左右方向を
向く軸周りの振動(ピツチング)、前後方向を向
く軸周りの振動(ローリング)、及び、上下方向
を向く軸周りの振動(ヨーイング)を受け、これ
らの振動によつて船酔をするが、これらのうちで
も、特に、ピツチング、及び、ローリングによる
影響が大きい。
目 的
本発明は、上述のごとき船体に働く振動を軽減
して人体等に伝達するようにし、もつて、船酔い
を防止軽減するようにした船酔防止装置を提供す
ることを目的としてなされたものである。
して人体等に伝達するようにし、もつて、船酔い
を防止軽減するようにした船酔防止装置を提供す
ることを目的としてなされたものである。
構 成
第1図は、本発明による船酔防止装置の一実施
例を説明するための要部断面構成図、第2図は、
第1の回転軸11を90゜回転した時の断面構成図
で、図中、10は船舶の甲板等に固定される基
台、11は該基台10に立設された第1の回転
軸、12は該第1の回転軸11を回転させるため
の第1のモータ、13は前記第1の回転軸11の
頂点に該第1の回転軸と直交する方向に軸を有す
るよう固定された円筒状体、14は該円筒状体の
中心軸を通る第2の回転軸、15は該第2の回転
軸を回転可能に支持する揺動自在の搭載台、16
は前記第2の回転軸を回転させるための第2のモ
ータ、17は前記第1の回転軸11の延長線上に
おいて前記第2の回転軸14に該第2の回転軸1
4及び第1の回転軸11と直交する方向に回転可
能に貫通された第3の回転軸、18は該第3の回
転軸17を回転させるための第3のモータで、前
記第3の回転軸17の両端は円筒状体13によつ
て回転可能に支持されている。すなわち、搭載台
15は、第1の回転軸11によつて矢印C方向に
回転され、第2の回転軸14によつて矢印D方向
に回転され、第3の回転軸17によつて矢印E方
向に回転され、3次元の平面において自由自在に
回動できるようになつている。20〜22は前記
搭載台15以外の任意所望の場所に取り付けられ
た検出器で、20は船体のピツチングを検出する
ための第1の角加速度計(又は傾斜計)、21は
ローリングを検出するための第2の角加速度計
(又は傾斜計)、22はヨーイングを検出するため
のジヤイロで、前記第2(又は第3)の回転軸1
4(又は17)船舶の左右方向の軸と平行になる
ように前記基台10を船舶内に取り付け、前記第
2(又は第3)の回転軸14(又は17)を前記
第1の角加速度計(又は傾斜計)20からのピツ
チング信号によつて制御し、第3(又は第2)の
回転軸17(又は14)を前記第2の角加速度計
(又は傾斜計)21からのローリング信号によつ
て制御し、前記第1の回転軸11を前記ジヤイロ
22からのヨーイング信号によつて制御するよう
にすると、前記搭載台15は常に略平行にかつ一
定の方向に維持され、従つて、該搭載台15上に
椅子19、或いは、ベツド等を搭載し、これらの
上に乗つていれば、船酔は生じない。また、生じ
ても軽くて済む。また、搭載台15にテーブル等
を搭載しておくことも可能であり、このようにす
れば、テーブル上に飲食物等を載せても、これら
がずれ落ちるようなことはなく、テーブルが常に
安定しているので不安定感がなく、これによつて
も船酔を軽減することができる。また、テーブル
とデスク、ベツド等を一緒に取り付けてもよく、
このようにすれば、読書、飲食等を安心して行う
ことができる。また、本発明によると、第1の回
転軸11、第2の回転軸14、及び第3の回転軸
17の軸線が共通の一点を通るよう構成されてい
るので、コンパクトに構成することができ、更に
は、第1の回転軸11、円筒状体13、第2の回
転軸14、及び第3の回転軸17を一体的に構成
可能にし、これら精密加工部材を基台10、搭載
台15等の大物部材と別体に構成し得るようにし
たので、製作、運搬、組立作業等が非常に楽であ
る。
例を説明するための要部断面構成図、第2図は、
第1の回転軸11を90゜回転した時の断面構成図
で、図中、10は船舶の甲板等に固定される基
台、11は該基台10に立設された第1の回転
軸、12は該第1の回転軸11を回転させるため
の第1のモータ、13は前記第1の回転軸11の
頂点に該第1の回転軸と直交する方向に軸を有す
るよう固定された円筒状体、14は該円筒状体の
中心軸を通る第2の回転軸、15は該第2の回転
軸を回転可能に支持する揺動自在の搭載台、16
は前記第2の回転軸を回転させるための第2のモ
ータ、17は前記第1の回転軸11の延長線上に
おいて前記第2の回転軸14に該第2の回転軸1
4及び第1の回転軸11と直交する方向に回転可
能に貫通された第3の回転軸、18は該第3の回
転軸17を回転させるための第3のモータで、前
記第3の回転軸17の両端は円筒状体13によつ
て回転可能に支持されている。すなわち、搭載台
15は、第1の回転軸11によつて矢印C方向に
回転され、第2の回転軸14によつて矢印D方向
に回転され、第3の回転軸17によつて矢印E方
向に回転され、3次元の平面において自由自在に
回動できるようになつている。20〜22は前記
搭載台15以外の任意所望の場所に取り付けられ
た検出器で、20は船体のピツチングを検出する
ための第1の角加速度計(又は傾斜計)、21は
ローリングを検出するための第2の角加速度計
(又は傾斜計)、22はヨーイングを検出するため
のジヤイロで、前記第2(又は第3)の回転軸1
4(又は17)船舶の左右方向の軸と平行になる
ように前記基台10を船舶内に取り付け、前記第
2(又は第3)の回転軸14(又は17)を前記
第1の角加速度計(又は傾斜計)20からのピツ
チング信号によつて制御し、第3(又は第2)の
回転軸17(又は14)を前記第2の角加速度計
(又は傾斜計)21からのローリング信号によつ
て制御し、前記第1の回転軸11を前記ジヤイロ
22からのヨーイング信号によつて制御するよう
にすると、前記搭載台15は常に略平行にかつ一
定の方向に維持され、従つて、該搭載台15上に
椅子19、或いは、ベツド等を搭載し、これらの
上に乗つていれば、船酔は生じない。また、生じ
ても軽くて済む。また、搭載台15にテーブル等
を搭載しておくことも可能であり、このようにす
れば、テーブル上に飲食物等を載せても、これら
がずれ落ちるようなことはなく、テーブルが常に
安定しているので不安定感がなく、これによつて
も船酔を軽減することができる。また、テーブル
とデスク、ベツド等を一緒に取り付けてもよく、
このようにすれば、読書、飲食等を安心して行う
ことができる。また、本発明によると、第1の回
転軸11、第2の回転軸14、及び第3の回転軸
17の軸線が共通の一点を通るよう構成されてい
るので、コンパクトに構成することができ、更に
は、第1の回転軸11、円筒状体13、第2の回
転軸14、及び第3の回転軸17を一体的に構成
可能にし、これら精密加工部材を基台10、搭載
台15等の大物部材と別体に構成し得るようにし
たので、製作、運搬、組立作業等が非常に楽であ
る。
以上に、本発明による船酔防止装置の一実施例
について説明したが、実際に船酔いに大きく作用
する振動は、ピツチング及びローリングであるの
で、前記実施例における第1の回転軸11を固定
軸にして第1のモータ12及びジヤイロ22を省
略するようにして簡易型の振動防止装置を構成す
るようにすることも可能である。而して、この簡
易型の状合は、ヨーイングについては考慮されて
いないので、搭載台15は船体の旋回等に応じて
旋回し、通常の乗船気分を楽しむことができる。
について説明したが、実際に船酔いに大きく作用
する振動は、ピツチング及びローリングであるの
で、前記実施例における第1の回転軸11を固定
軸にして第1のモータ12及びジヤイロ22を省
略するようにして簡易型の振動防止装置を構成す
るようにすることも可能である。而して、この簡
易型の状合は、ヨーイングについては考慮されて
いないので、搭載台15は船体の旋回等に応じて
旋回し、通常の乗船気分を楽しむことができる。
効 果
以上の説明から明らかなように、本発明による
と、コンパクトで、製作、運搬、組立等の作業が
容易な船酔防止装置を提供することができる。
と、コンパクトで、製作、運搬、組立等の作業が
容易な船酔防止装置を提供することができる。
第1図及び第2図は、本発明による船酔防止装
置の一実施例を説明するための要部断面構成図で
ある。 10……基台、11……第1の回転軸、12…
…モータ、13……円筒状体、14……第2の回
転軸、15……搭載台、16……モータ、17…
…第3の回転軸、18……モータ、19……椅
子、20,21……角加速度計(又は傾斜計)、
22……ジヤイロ。
置の一実施例を説明するための要部断面構成図で
ある。 10……基台、11……第1の回転軸、12…
…モータ、13……円筒状体、14……第2の回
転軸、15……搭載台、16……モータ、17…
…第3の回転軸、18……モータ、19……椅
子、20,21……角加速度計(又は傾斜計)、
22……ジヤイロ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基台と、該基台に立設された固定軸と、該固
定軸の頂部において該固定軸と直交する方向に軸
を有するよう固定された円筒状体と、該円筒状体
の中心軸を通る第1の回転軸と、該第1の回転軸
を回転可能に支持する揺動自在の搭載台と、該搭
載台に配設されて前記第1の回転軸を回転するた
めの第1のモータと、前記固定軸の延長線上にお
いて前記第1の回転軸を回転可能に貫通し、か
つ、その両端が前記円筒状体に回転可能に支持さ
れている第2の回転軸と、前記円筒状体に配設さ
れて前記第2の回転軸を回転させるための第2の
モータと、前記搭載台以外の任意所望箇所に配設
されたピツチング検出用の第1の角加速度計(又
は傾斜計)と、ローリング検出用の第2の角加速
度計(又は傾斜計)とを有し、前記第1(又は第
2)の回転軸が搭載船舶の左右方向の軸線と平行
に配設されて前記第1の角加速度計(又は傾斜
計)のピツチング信号に応じて制御され、第2
(又は第1)の回転軸が前記第2の角加速度計
(又は傾斜計)のローリング信号に応じて制御さ
れて前記搭載台が水平に制御されることを特徴と
する船酔防止装置。 2 基台と、該基台に回転可能に立設された第1
の回転軸と、該第1の回転軸を回転させるための
第1のモータと、前記第1の回転軸の頂部におい
て該第1の回転軸と直交する方向に軸を有するよ
う固定された円筒状体と、該円筒状体の中心軸を
通る第2の回転軸と、該第2の回転軸を回転可能
に支持する揺動自在の搭載台、該搭載台に配設さ
れて前記第2の回転軸を回転するための第2のモ
ータと、前記第1の回転軸の延長線上において前
記第2の回転軸を回転可能に貫通し、かつ、その
両端が前記円筒状体に回転可能に支持されている
第3の回転軸と、前記円筒状体に配設されて前記
第3の回転軸を回転させるための第3のモータ
と、前記搭載台以外の任意所望箇所に配設された
ピツチング検出用の第1の角加速度計(又は傾斜
計)と、ローリング検出用の第2の角加速度計
(又は傾斜計)と、ヨーイング検出用のジヤイロ
とを有し、前記第2(又は第3)の回転軸が搭載
船舶の左右方向の軸線と平行に配設されて前記第
1の角加速度計(又は傾斜計)からのピツチング
信号に応じて制御され、前記第2(又は第1)の
回転軸が前記第2の角加速度計(又は傾斜計)か
らのローリング信号に応じて制御され、前記第1
の回転軸が前記ジヤイロからのヨーイング信号に
応じて制御されることを特徴とする船酔防止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP780484A JPS60151195A (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 船酔防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP780484A JPS60151195A (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 船酔防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60151195A JPS60151195A (ja) | 1985-08-09 |
JPH0358954B2 true JPH0358954B2 (ja) | 1991-09-09 |
Family
ID=11675807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP780484A Granted JPS60151195A (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 船酔防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60151195A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4930435A (en) * | 1989-03-29 | 1990-06-05 | Brunswick Corporation | Anti-motion sickness apparatus |
JP2003500772A (ja) * | 1999-05-28 | 2003-01-07 | グロバー、デイビッド、イー | 自主的なセルフレベリング自動修正式安定台 |
NL1019989C2 (nl) * | 2002-02-18 | 2003-08-19 | Tno | Werkwijze ter preventie van bewegingsziekte, alsmede inrichting voor het detecteren en signaleren van potentieel ziekmakende bewegingen. |
US10107635B2 (en) | 2016-08-19 | 2018-10-23 | Waymo Llc | Method and system for determining and dynamically updating a route and driving style for passenger comfort |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50125484A (ja) * | 1974-03-23 | 1975-10-02 | ||
JPS54399A (en) * | 1977-06-03 | 1979-01-05 | Fujitsu Ltd | Device for correcting rocking |
-
1984
- 1984-01-19 JP JP780484A patent/JPS60151195A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50125484A (ja) * | 1974-03-23 | 1975-10-02 | ||
JPS54399A (en) * | 1977-06-03 | 1979-01-05 | Fujitsu Ltd | Device for correcting rocking |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60151195A (ja) | 1985-08-09 |
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