JPH0358660B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0358660B2
JPH0358660B2 JP62507120A JP50712087A JPH0358660B2 JP H0358660 B2 JPH0358660 B2 JP H0358660B2 JP 62507120 A JP62507120 A JP 62507120A JP 50712087 A JP50712087 A JP 50712087A JP H0358660 B2 JPH0358660 B2 JP H0358660B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
aperture
circuit
resistor
input terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62507120A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02503351A (ja
Inventor
Erumi Ruusu
Uooresu Eichi Kuurutaa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coulter Electronics Inc
Original Assignee
Coulter Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Coulter Electronics Inc filed Critical Coulter Electronics Inc
Publication of JPH02503351A publication Critical patent/JPH02503351A/ja
Publication of JPH0358660B2 publication Critical patent/JPH0358660B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/10Investigating individual particles
    • G01N15/1031Investigating individual particles by measuring electrical or magnetic effects
    • G01N15/12Investigating individual particles by measuring electrical or magnetic effects by observing changes in resistance or impedance across apertures when traversed by individual particles, e.g. by using the Coulter principle
    • G01N15/131Details
    • G01N15/132Circuits
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/10Investigating individual particles
    • G01N15/1031Investigating individual particles by measuring electrical or magnetic effects
    • G01N15/12Investigating individual particles by measuring electrical or magnetic effects by observing changes in resistance or impedance across apertures when traversed by individual particles, e.g. by using the Coulter principle
    • G01N2015/138Detecting blocking debris

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

請求の範囲 1 2つの容器12および14を分離する小さな
開口16を有する種類の粒子検出器10に対する
塊検出器40,42,44,46,48および5
0であつて、前記の粒子検出器では定電流26が
前記の開口16を経て流され、液体20内に懸濁
された粒子18或いは塊が前記の小さな開口16
を通過し、これにより前記の開口16を通過する
各粒子18或いは塊が前記の開口16にまたがる
電圧パルス(第3A図)を生じ、前記の開口内或
いはこれに対向して滞留する塊は前記の開口にま
たがつて直流電圧偏移(第3A図)を生ぜしめ、
前記の粒子検出器10は更に前記の開口16にま
たがる電圧(第3A図)を検出する検出手段28
を有しており、更にこの検出手段28はこの検出
手段28を前記の開口16に結合する第1キヤパ
シタンス手段34を含んでいる塊検出器におい
て、前記の検出手段28の出力(第3B図)を積
分する積分手段40と、この検出手段の出力の積
分結果である前記の積分手段の出力がある遅延時
間後にある値(Vth)を越える場合を決定する決
定手段42,44,46および48とを具えてい
ることを特徴とする塊検出器。 2 粒子18および塊が前記の開口16を通過す
ることにより検出された電圧パルス(第3A図)
に対し前記のキヤパシタンス手段34が前記の検
出手段28の出力端子に零の平均値電圧(第3B
図)を生ぜしめるようにした請求項1に記載の塊
検出器において、前記の積分手段40の出力は、
前記の開口16を通過する各粒子18および塊に
対しパルス電圧(第3C図)となり、前記の開口
16内に或いはこれに対し滞留している塊に対し
ステツプ電圧となるようになつていることを特徴
とする塊検出器。 3 前記のキヤパシタンス手段34が検出された
各電圧パルス(第3A図)の降下縁で電圧のアン
ダーシユート52を生ぜしめる請求項1または2
に記載の塊検出器において、前記の積分手段40
の出力が、前記の開口を通過する各粒子18およ
び塊に対しパルス電圧(第3C図)を生じ、前記
の開口16内に或いはこれに対向して滞留してい
る塊に対しステツプ電圧となるようになつている
ことを特徴とする塊検出器。 4 請求項3に記載の塊検出器において、前記の
決定手段42,44,46および48は、前記の
積分手段40の出力信号(第3C図)に応答する
出力信号(第3D図)がある基準値(Vref)より
も高くなり、最初にこの基準値(Vref)よりも高
くなつた後ある遅延時間その状態を保つことがあ
る電圧比較手段を有していることを特徴とする塊
検出器。 5 請求項1に記載の塊検出器において、前記の
積分手段40が前記の検出手段28の出力電圧
(第3B図)の積分値に関連してこの積分手段の
出力端子に電圧(第3C図)を生じ、前記の決定
手段42,44,46および48は、電圧比較手
段96を有し、この電圧比較手段の一方の入力端
子(+)は前記の積分手段40の出力端子に結合
され、この電圧比較手段の他方の入力端子(−)
は基準電圧源(+V2)に結合され、この電圧比
較手段の出力端子154には前記の積分手段40
の出力端子における電圧が前記の基準電圧源の基
準電圧(Vref)を越える場合に通常前縁を有する
電圧パルスが現われるようになつており、前記の
決定手段は更に、前記の比較手段の出力端子15
4に結合され充電通路46を有する第2キヤパシ
タンス手段44を具え、この第2キレパシタンス
手段は前記の積分手段40の出力端子における電
圧(第3C図)が前記の基準電圧(Vref)を越え
てから前記の遅延時間中しきい値(Vth)よりも
高く充電されるようになつており、前記の決定手
段は更に、前記の第2キヤパシタンス手段44が
前記のしきい値(Vth)を越える値まで充電され
たことを検出し、滞留している塊の検出を表わす
信号(第3E図)を生じるしきい値検出手段48
を具えていることを特徴とする塊検出器。 6 請求項5に記載の塊検出器において、前記の
第2キヤパシタンス手段44は前記の比較手段9
6の前記の第1入力端子に供給される前記の電圧
(第3C図)が前記の基準電圧(Vref)よりも低
い場合に放電するようになつていることを特徴と
する塊検出器。 7 請求項5または6に記載の塊検出器におい
て、前記の第2キヤパシタンス手段44に対する
前記の充電通路46は抵抗46を有し、前記の第
2キヤパシタンス手段44および前記の抵抗46
の値は前記のある遅延時間を決定するように選択
してあることを特徴とする塊検出器。 8 請求項1または5または6に記載の塊検出器
において、この塊検出器は更に、前記の開口16
に電流を供給してから一定時間この塊検出器の動
作を禁止する禁止手段58,60,66および7
0を有していることを特徴とする塊検出器。 9 請求項8に記載の塊検出器において、前記の
積分手段40はコンデンサ54を有し、前記の禁
止手段58,60,66および70が前記の積分
手段40のコンデンサ54を放電させるようにな
つていることを特徴とする塊検出器。 10 請求項9に記載の塊検出器において、前記
のキヤパシタンス手段44に対する前記の充電通
路46は抵抗46を有し、前記の第2キヤパシタ
ンス手段44および前記の抵抗46の値が前記の
ある遅延時間を決定するように選択されているこ
とを特徴とする塊検出器。 明細書 本発明は、塊検出器に関するものであり、特に
血球カウンタのような粒子カウンタに用いられ、
粒子が通過する開口に対向して或いはこの開口内
に塊(デブリス)が滞留するのを検出し、この際
に警報信号を発生するようにした塊検出器に関す
るものである。 クールター・カウンタ(R)〔COULTER
COUNTER(R)〕アナライザとして現在知られ
ている一般的な種類の血球カウンタはウオーレ
ス・ヘンリー・クールターの名前で1953年10月20
日に登録された米国特許第2656508号明細書に最
初に記載された。この米国特許明細書でクールタ
ーにより教えられた原理によれば、希釈された完
全な血液のような、散在(懸濁)された血球を含
む流体は1つの流体収容容器から小さな孔すなわ
ち開口を経て他の流体収容容器に通る。容器の
各々に配置されている電極は電流源に結合されて
おり、一方の容器から開口を経て他方の容器に定
電流が流れる。血球が開口を通過すると、開口内
の電気抵抗値が増大し、これに対応し定電流によ
る開口にまたがる電圧を増大させる。2つの電極
に結合された検出手段は粒子が開口を通過するこ
とによる電圧パルスの増大を検出し、これにより
このような粒子を検出する。適切な計数手段や体
積制御手段を用いることにより、所定の体積以内
にある赤血球のような粒子の数を決定しうる。粒
子が存在することによる開口内の抵抗値の変化は
ほぼ粒子の体積に比例する。従つて、クールタ
ー・カウンタアナライザは測定サンプルの平均粒
子体積は測定サンプルの粒子の個数を決定しう
る。 上述した種類のいかなる血球カウンタに常に存
在している問題の1つは、凝血や検査時に周囲か
ら試料注に混在する他の塵埃のような塊が開口に
対向して或いは開口内に滞留し、これにより開口
を通る血球の自由で自然な流れを阻害するおそれ
があるということである。試料注の他の塊はこれ
が開口を通過し永続的な問題を生ぜしめない程度
に小さな場合がある。このような小さな塊を以後
過渡的な塊と称する。開口を通過する過渡的な塊
の粒子の数は所望の粒子に比べて無視しうるよう
な十分な注意を払うことができる。従つて、過渡
的な塊は粒子として計数された場合でも最終結果
に及ぼす影響を無視しうるものとする。 従来、クールター・カウンタ(R)型の粒子カ
ウンタの開口がこの開口内に或いはこれに対向し
て滞留する塊によつて詰つたということを指示す
る検出器を提供する多くの試みがなされた。例え
ば、ウオーレス・ヘンリー・クールター等の名前
で出願された米国特許第3259842号には、クール
ター粒子検出装置により検出されたパルスの高さ
および幅を測定する塊検出器が記載されている。
この塊検出器は塊が一般に通常の血球の抵抗値よ
りも大きな抵抗値を有するという事実を用いてい
る。更に、塊粒子ら滞留している塊に対し検出さ
れたパルスの持続時間は一般に通常の血球の持続
時間を越えている。その理由は、血球は小さい為
に血球は塊よりも少ない時間で開口を通過する為
である。 他の種類の塊検出器はウオーレス・ヘンリー・
クールター等の名前で出願された米国特許第
3259891号明細書に開示されており、開口を通過
する通常の粒子にとつて予め知られている低い抵
抗値およびパルス時間に対して塊にとつて同様に
大きい抵抗値およびパルス幅を用いている。米国
特許第3259891号の塊警報検出器では、検出され
た電圧の大きさをまず最初に検出し、あるしきい
値電圧振幅を越えるパルスに対しパルスの持続時
間も測定している。持続時間がある値を越える
と、塊警報音が発生される。この種類の検出器に
対する問題は過渡的な塊や多くの大きな粒子が、
単にこれらの寸法が大きくこれらのパルスの持続
時間が長いという理由で塊として検出されるとい
うことである。 米国特許第3259891号明細書に記載された塊警
報における技術に対し数個の問題が存在する。ま
ず第1に、従来技術の塊警報は開口内に或いはこ
れに対向して滞留する塊と、最終結果に対する影
響を無視しうる、開口を通過する大きな細胞或い
は過渡的な塊との間を容易に区別できない。更
に、従来の装置では塊を検出する場合の波形が臨
界的となる。この点は特に塊が開口内に或いはこ
れに対向して滞留した場合に得られるパルスの立
上り時間に対しそうである。塊パルスの前縁で比
較的ゆつくりした立上り時間を補償する為に、従
来の装置は最も望ましい場合よりも低いしきい値
電圧の設定を用いていた。このようにすると、特
に塊が、開口を通過する過渡的な塊である場合に
検出される塊の多くの間違い警報が生じていた。
更に、従来の装置は大きな細胞或いは塊による大
きなパルス間を多くの場合識別するのが困難であ
り、この場合にも多くの誤つた無効の警報を生ぜ
しめていた。 前述した米国特許明細書に記載された従来の塊
検出器の限界の多くを解決する試みが成された。
例えば、フランクリン・デー・メイナレツの名前
で出願された米国特許第4412175号明細書では、
ウオーレス・ヘンリー・クールター等による前述
した従来技術に基づいて悪いパルスが検出され、
比をとる技術を用いて悪いパルスの数がある所定
の許容できないレベルを越える時を検出する。こ
の米国特許第4412175号明細書におけるような改
善策を用いることにより、従来の検出器の欠点を
幾つかを解決しうる。従来技術の塊警報の他の改
善零はボビー・デー・ジエイムスの名前で出願さ
れた米国特許第4450435号明細書に開示されてい
る。この米国特許明細書では、良好なパルスの数
と悪いパルスの数とを比較し、悪いパルスの数が
ある予定の相対的割合を越える場合に警報を発生
させるのに複雑な比較手段を用いている。これら
の技術を用いた場合でも、検査試料に多くの大き
な細胞が含まれる場合に誤りが生じる。 従来の比をとる技術および群比較技術に頼るよ
りも、塊が粒子カウンタの開口内に滞留した時を
直接表わす塊警報回路自体を用いうるようにする
のが好ましい。このようにすると、厳密な比すな
わち比較を行つた後まで待つ必要があるよりも、
不所望な塊が検出されたときに警報を生じるよう
になる。このような待ちは可成りの数の不適切な
粒子を計数せしめてしまう。更に、塊が最初に滞
留した時にこの塊を検出することにより試粒を節
約でき、操作の停止を直ちに行なえるようにな
る。 本発明の1つの観点によれば、2つの容器を分
離する小さな開口を有する種類の粒子検出器に対
する塊検出器であつて、前記の粒子検出器では定
電流が前記の開口を経て流され、液体内に懸濁さ
れた粒子或いは塊が前記の対しな開口を通過し、
これにより前記の開口を通過する各粒子或いは塊
が前記の開口にまたがる電圧パルスを生じ、前記
の開口内或いはこれに対向して滞留する塊は前記
の開口にまたがつて直流電圧変移を生ぜしめる塊
検出器を提供する。更にこの塊検出器は開口をま
たがる電圧を検出する検出手段を有する。改善点
は、この塊検出器が検出手段を開口に結合するキ
ヤパシタンス手段を有することである。更に、こ
の改善した検出器は積分された検出手段の出力が
ある遅延時間後にある値を越える場合を決定する
手段をも有する。 次に本発明の実施例を添付図面につき説明す
る。この添付図面において、 第1図は、従来のクールター型の粒子検出装置
を表わす線図、 第2図は、第1図に示す装置の開口内に或いは
これに対向して滞留する塊を検出するのに用いる
本発明による装置を示すブロツク線図、 第3図は、第2図に示す装置の一般的に動作を
理解する上で用いる波形を示す線図、 第4図は、ある特別な期間中動作を禁止する為
に第2図に示す装置に加えた論理回路を示す回路
図、 第5図は、第4図に示す回路を更に詳細に示す
回路図、 第6図は、遅延機能の動作に関する第5図に示
す回路のある部分を更に詳細に示す回路図、 第7図は、第6図に示す回路の動作を理解する
為に用いる一連の波形を示す線図である。 第1図を参照するに、従来のクールター型の粒
子検出装置10を、線図的に代表的に示してあ
る。この粒子検出装置10は第1流体収容容器1
2と第2流体収容容器14とを有している。容器
14には、流体20に懸濁された粒子18を容器
12から容器14内に通すための小さな孔すなわ
ち開口16が形成されている。一対の電極22お
よび24はそれぞれ容器12および14の各々の
液体20内に配置されており、電流源26がこれ
ら電極22および24間に結合されているため、
定電流が電極22から開口16を経て電極24に
流れる。更にこれら電極22および24の各々に
は開口16を通過する粒子18の検出、寸法測定
および個数計数を行う従来周知の検出−寸法測定
−計数回路28が接続されている。この個数計数
は一般に所定量の流体20が開口16を通るよう
に制御を行つている際に行われる。 第1の装置は、塊の粒子が開口16中に或いは
これに対向して滞留した場合を除いて極めて良好
に動作する。この滞留が起こると、少なくとも塊
が開口16中或いはこれに対し滞留している期間
中粒子18を、開口16を通過する際に停止した
り或いは速度を遅くしたりするか或いは粒子を開
口容積中での収縮のために不適切な寸法にしてし
まう。開口16内に或いはこれに対向して塊が滞
留していることを検出し、計数を停止させるとと
もに、現在行なわれている計数或いは粒子体積は
誤りであるということや、補正操作を行う必要が
あるということを装置10の操作人に知らせる警
報を発するようにすることが重要である。しか
し、検出された塊が開口16を通過する大きな細
胞或いは過渡的な塊ではなく滞留する塊であると
いうことを確かめ、これにより開口16を通過す
る多数の粒子18を排除しないように注意を払う
必要がある。開口16を通過する瞬時的な一片の
塊により生じる唯一の害は粒子の計数値が1だけ
増加するか平均の粒子体積がわずかに変化するか
或いはこれらの双方が生じることである。しか
し、装置10の他の部分によつて生じる誤差量
が、瞬時的に通過する塊があたかも粒子であるか
のように検出される場合に総計の計数値或いは平
均粒子体積に含まれる誤差よりも大きい。このこ
とは、塊が最小となるように検出すべき粒子18
を含めた溶液を容器12に入れる準備に通常の注
意を払つた結果であること勿論である。 第2図を参照するに、開口16を一対の直列結
合抵抗30および32として線図的に示してあ
る。抵抗30は常規開口16内に位置する電解液
20による開口16内の常規の抵抗値であり、抵
抗32は粒子18が開口16を通過する際に入つ
たり出たりする時の過渡抵抗値を表わす。抵抗3
0および32と直列に電流源26を結合すると、
これら抵抗30および32の両端間の電圧は、粒
子18が開口16内に存在し、これにより抵抗3
2の抵抗値を対応して増大させる為に増大する。 電流源26と抵抗30との間の接続点は結合コ
ンデンサ34を経て演算増幅器36の入力端子に
結合されている。この増幅器36は帰還抵抗38
や、利得を大きくする演算増幅器と通常関連する
他の抵抗(図示せず)と相俟つて第1図に示す回
路28の検出部分の前置増幅器の第1段を表わ
す。この前置増幅器の追加の段や後置増幅器は一
般に回路28の一部として含まれているも、これ
らは本発明の一部を構成しない為に第2図に示さ
ない。増幅器36、すなわち前置増幅器の第1段
の出力は積分回路40に入力として供給される。
この積分回路40はその入力端子に供給される電
圧の数学的な積分値である電圧をその出力端子に
生ぜしめる。この積分回路40には帰還コンデン
サを有する演算増幅器を含めることができ、これ
を後に説明する第5図に詳細に示してある。積分
回路40の出力は比較回路42の第1入力端子に
データ入力として与えられる。またこの比較回路
42の第2入力端子には基準電圧Vrefが与えられ
る。この比較回路の出力は、積分回路40の第1
入力端子、すなわちデータ入力端子に与えられる
電圧が基準電圧Vrefの値を越える時はいつでも通
常正電圧である。しかし、比較回路42の出力端
子はコンデンサ44の一端と抵抗46の一端との
相互接続点に結合され、抵抗46の他端は正電圧
源+Vに結合され、コンデンサ44の他端は大地
に結合されている。積分回路40からのデータ信
号がVrefよりも低い為に比較回路42の出力が低
いと、比較回路42内に含まれている出力トラン
ジスタ(図示せず)が導通して接地され、コンデ
ンサ44がこの出力トランジスタを経て放電す
る。しかし、積分回路40から比較回路42に与
えられる電圧がVrefを越えると、コンデンサ44
が抵抗46およびコンデンサ44の値によつて決
まる時定数を以て充電を開始する。 抵抗46とコンデンサ44との接続点はシユミ
ツトトリガ回路のようなしきい値回路48に1入
力として結合されている。コンデンサ44に蓄積
された電圧の値がしきい値回路48のしきい値、
例えば1.6ボトルとすることのできるしきい値を
越えると、しきい値回路48の出力はその状態を
変える。しきい値回路48の出力はフリツプフロ
ツプ回路50のクロツク入力端子Cに与えられ、
しきい値回路48のパルスの前縁はフリツプフロ
ツプ回路50の出力を低い値に、すなわちその
データ入力端子Dに供給される信号の論理値とは
逆の論理値にする。これによりフリツプフロツプ
回路50の出力端子に正から負に変化する電圧
が現われる。この信号を用いて塊検出可視およ
び/または可聴警報装置(図示せず)をトリガ
し、これにより適切な操作を行うことをオペレー
タ(操作人)に知らせる。 第3図を参照するにこの第3図に一連の波形A
〜Eを示す。これらの波形A〜Eが存在する回路
部分を示す為に対応する文字A〜Eを第2図に示
してある。波形Aは開口16を通過する粒子18
が存在するかしないかにより過渡抵抗32が存在
するかしないかに応じた電圧変化を検出すること
により得られた電圧パルスである。これから明ら
かなように、第1電圧パルスは比較的低い信号で
あり、開口16を通過する通常の血球を表わす。
波形A中の第2パルスは大きな血球が過渡的な塊
を表わし、これらのいずれも高い抵抗価を有し、
高い電圧を生ぜしめる。しかし、大きな血球或い
は過渡的な塊が開口16を通過する為、パルスは
通常のパルス幅よりもわずかに広くなるだけであ
る。波形Aの第3部分は開口16内に或いはこれ
に対向して滞留しこれにより開口をふさいでいる
一片の塊を表わす。これにより長い時間の間高電
圧が検出されるようになる。実際にはその結果は
検出された電圧に対する直流電圧偏移となる。 第3図の波形Bは前述したように第1図に示す
回路28の前置増幅器の第1段である演算増幅器
36の出力を示す。波形Bは開口16と前置増幅
器の第1段との間に設けたコンデンサ34の効果
を示す、これから明らかなように、波形B中の第
1パルスは波形Aの対応するパルスよりも遅い速
度で増大する。その理由は、コンデンサ34が充
電され、その電圧を波形Aのパルスから減じる為
である。コンデンサの両端間の電圧は瞬時的に変
化せないことは周知である。従つて、第1パルス
の後縁が生じると、増幅器36の出力端子から得
られる電圧中に負のアンダーシユート52が得ら
れる。この負のアンダーシユートの振幅は、パル
スの立上り縁がコンデンサ34の充電により抑圧
された量にほぼ等しい。波形B中の第2パルス
は、大きなパルスが検出される為にその大きさが
大きくなるということを除いて波形Bの第1パル
スの形状にほぼ等しい。しかし、この場合も波形
B中の第2パルス中にアンダーシユート52が存
在する。 コンデンサ34の値がいかなる値でも、波形B
の第1および第2パルスのアンダーシユート52
の上の面積は正に向かう部分53の下の面積に等
しい。従つて、増幅器36を通過する平均電圧は
波形B中に示す第1および第2パルスの場合零で
ある。 前述したように波形Aの場合、第3パルスは定
常の直流電圧まで上昇し、開口16内に或いはこ
れに対向して滞留している塊の為にこの直流電圧
値に維持される。しかし、波形Bの第3パルスは
いかなるアンダーシユート53も存在しないこと
によりこの定電圧から戻る。従つて、この第3パ
ルスに対する演算増幅器36の出力の値はピーク
値まで上昇し、その後このピーク値から零に減衰
する。従つて、この第3パルスの場合増幅器36
を通る電圧の平均値はもはや零とならない。 次に第3図の波形Cを参照するに、第1および
第2パルスは同様な形状をしており、振幅におい
てのみ異なる。波形Bのこれら第1および第2パ
ルスの双方共これらパルスの正の部分53および
アンダーシユート部分52の積分の為に上昇しそ
して零まで降下する。しかし、波形Cの第3部分
はある値まで増大し、一般にこの値に維持され
る。その理由は、この場合も、波形B中の第3パ
ルスの積分に、その積分値を零まで戻すいかなる
アンダーシユートをも含んでいない為である。 この波形Cは、第2図に示すように、比較回路
42の一方の入力端子に供給され、この比較回路
の他方の入力端子には電圧Vrefが供給される。電
圧Vrefは波形C中に破線として示してあり、波形
Cの第1パルスよりも上にあり第2および第3パ
ルス中にある。 第3図の波形Dを参照することから明らかなよ
うに、波形Cの第1パルスはしきい値Vrefよりも
低かつた為波形Dには対応する第1パルスがな
い。しかし、波形Cの第2パルスに対応する波形
Dのパルスは波形Cの第2パルスがしきい値Vref
よりも上にあつた期間の間存在する。しかし、こ
のパルスの持続時間は波形Aで検出された第2パ
ルスの持続時間が短い為に比較的短い。波形Dの
パルスはコンデンサ44に蓄積された電圧を表わ
す為、波形Dのパルスは波形Cのパルスが比較回
路のしきい値電圧Vrefを越える場合のみ増大し始
め、コンデンサ44が充電される。その後、この
コンデンサ44は比較回路42の接地出力端子を
経て放電する。従つて、波形Dには波形Cの第1
パルスに対応するパルスが存在せず、波形Cの第
2パルスに対応するパルスは決してしきい値電圧
Vthを越えない。しかし、波形Cの第3パルスは
Vref値よりも上にある為、コンデンサ44はしき
い値回路48のしきい値Vthを越えるまで充電し
続ける。このしきい値Vthを波D中に破線で示し
てある。 次に第3図の波形Eを参照するに、波Dの最終
パルスがVth値を越えると直ちにしきい値回路4
8から出力が現れ、この出力によりフリツプ−フ
ロツプ50をトリガし、電圧Eの状態を変化せし
める。この変化がある回路(図示せず)により検
出され、可聴および/または可視警報を生ぜし
め、装置10のオペレータに塊による開口の妨害
が検出されたことを知らせる。 次に第4図を参照するに、この第4図に本発明
による装置の更に改善した実施例を示す。この第
4図の回路には、装置10の開始の臨界時間中或
いは容器に入れる流体20の充填の検出中動作を
禁止する手段が設けられている。この容器(図示
せず)は血液サンプル中のヘモグロビンを決定す
る為に用いるものとすることができる。ヘモグロ
ビンはクールター原理に依存しない技術によつて
測定される。ヘモグロビンを測定する容器に流体
を充填すると、化学的に処理された液体サンプル
が混合された流体20が、当該流体が充填時に到
達する位置に配置された第1電極に当たる。この
容器の底部には第2電極がある。流体レベル検出
電極(第1電極)に触れると、回路(図示せず)
が検出電極と底部電極(第2電極)との間の導電
を検出することにより流体レベルを検出する。こ
の導電検出はこれる電極間に電流が流れることに
より達成される。この電流の流れは、塊が開口1
6に対向して或いは開口内に滞留しているのに類
似する妨害を開口16に生ぜしめる。装置の開始
および容器への流体の充填の双方はコンデンサ3
4の入力側に、従つて増幅器36に過渡電圧を与
え、この過渡電圧は塊による永久的な妨害として
現れるおそれがあるも、実際には電力を装置10
に与えるか容器に入れる流体の充填を検出する電
流が流れることから生じる非永久的な過渡電圧に
よるものである。 第4図では、第2図につき説明したのと同様な
素子に第2図と同じ符号を付し、その動作は第2
図につき説明した動作に類似する。第2図に示す
素子のうち積分回路40のみ帰還コンデンサ5
4、演算増幅器55および入力抵抗56を含むも
のとして詳細に示してある。この積分回路は周知
のように通常の集積回路である。 第4図に加えた追加の回路はレベル検出器57
と始動検出器58とを有している。これらの双方
は周知であり、第4図にはブロツクの形態でのみ
示してある。レベル検出器57はヘモグロビン容
器内の流体20のレベルが規定のレベルに達した
時にはいつでも電圧を生じる。流体がこの容器
(図示せず)内の規定のレベルに達すると、この
レベルは流体がレベル検出電圧に達した際に生じ
る継続性によつて生じる電流によつて検出され
る。この電流は開口阻止塊の結果としての同様な
直流レベル偏移と必ずしも区別できない直流レベ
ル偏移として検出されるおそれがある。一方始動
検出器58は電圧が装置10に最初に印加される
時をモニタする。この電圧の印加も開口16内の
直流電圧偏移を生ぜしめる滞留塊として検出され
るおそれもある、開口16を通る大きな直流電圧
偏移となる。レベル検出器57の出力電圧は約
100ミリ秒の持続時間のパルスであり、始動検出
器58の出力電圧は約1秒の持続時間のパルスで
あり、このパルスにより後に説明するように検出
回路の動作を禁止させる。 レベル検出器57の出力および始動検出器58
の出力は双方共NANDゲート60に2つの入力
として供給される。このNANDゲート60の出
力は駆動回路64の非反転入力端子と駆動回路6
6の反転入力端子とに与えられる。駆動回路64
の反転入力端子および駆動回路66の非反転入力
端子は正電圧源(+V)に結合されている。駆動
回路64の出力端子は電解降下トランジスタ
(FET)のゲートに結合されている。トランジス
タ68のチヤネル電極は演算増幅器36と入力抵
抗56を介する積分回路40内の演算増幅器55
への入力端子との間に結合されている。 駆動回路66の出力端子FET70のゲート電
極に結合されており、このFET70と一方のチ
ヤネル電極は抵抗56と演算増幅器55への入力
端子との間の接続点に結合され、他方のチヤネル
電極はダイオード72の陽極に結合されており、
このダイオードの陰極は接地結合されている。更
にFET70の前記の他方のチヤネル電極は演算
増幅器55の出力端子とダイード74の陰極とに
接続され、このダイオード74の陽極接地結合さ
れている。 コンデンサ54は演算増幅器55の入力端子お
よび出力端子間に結合され従つて、トランジスタ
70のチヤネル電極と同様に結合されている。レ
ベル検出器57或いは始動検出器58がそれぞれ
レベル変化或いは電圧印加を検出するといつで
も、信号がNANDゲート60および駆動回路6
4を経てFET68を非導通とし、FET70を導
通させる。これはレベル検出器57に続く約100
ミリ秒の期間或いは臨界的な状態の1つを検出す
る始動検出器58に続く1秒の期間の間生じる。
この期間中コンデンサ54が現在導通している
FET70を経て放電される。これと同時には非
導通のFET68により積分器40の入力端子に
電圧が供給されない。検出器57および58の一
方により生ぜしめられるパルスの100ミリ秒或い
は1秒の後に、トランジスタ68が導通しており
トランジスタ70が非導通となつている通常の状
態に戻り、動作が前述したように進行する。 更に検出器57および58の出力はNANDゲ
ート62を通りNANDゲート76がこれにしき
値回路48から供給されるいかなる信号も通さな
いようにしうる。NANDゲート76が設けられ
ている為に、フリツプフロツプ50のクロツク入
力端子Cにパルスを与えることによりこのフリツ
プフロツプをトリガする適切な極性を得るのにイ
ンバータ78を設ける必要がある。 第5図を参照するに、この第5図には第4図に
示す回路のより詳細な線図を示している。第4お
よび第5図に示す回路について同様な個所を示す
個所には同一符号を付してある。素子26〜38
(偶数番号のみ)およびFET68は第4図につき
前述した通りに接続されている。トランジスタ6
8の基板電極は15ボトルの直流としうる電圧源
(+V2)に結合されている。前述した電圧(+
V)は5ボルトの直流としうる。トランジスタ6
8の他方のチヤネル電極は抵抗56を経て演算増
幅器55の反転入力端子に結合されている。トラ
ンジスタ70の一方のチヤネル電極は演算増幅器
55の反転入力端子に接続され、このトランジス
タの他方のチヤネル電極は演算増幅器70の他方
のチヤネル電極に接続されている。トランジスタ
70の基板電極は電圧源(+V2)に接続されて
いる。この演算増幅器55の出力端子および反転
入力端子間にはコンデンサ54が結合されてい
る。このコンデンサ54には抵抗82が並列に結
合されており、この抵抗82は塊警報音が発生さ
れた後にコンデンサ54を放電させ、且つ塊警報
が塊によつて生じない開口16における極めてゆ
つくりした変化の直流レベル偏移に応答しないよ
うにする作用する。演算増幅器55の出力端子に
はダイオード72の陽極が接続され、このタイー
ド72の陰極は接地されている。また演算増幅器
55の出力端子にはダイオード74の陰極が接続
され、このダイオード74の陽極は接地されてい
る。これらダイオード72および74はこのよう
に接続することにより演算増幅器55の出力の電
圧の広がりを制限する。 増幅器55の非反転入力端子55は接地結合さ
れている。第5図に示すえ幾つかの素子の接続数
は使用する特定素子のピン数である。使用する素
子のリストを後に示す。増幅器55のオフセツト
電圧制御入力端子、すなわちピン1はポテンシヨ
メータ84を経て増幅器55のオフセツト電圧制
御入力端子、すなわちピン5に結合されている。
このポテンシヨメータ84は演算増幅器55のオ
フセツト電圧を設定するのに用いられる。演算増
幅器55の負直流電力供給入力端子、すなわちピ
ン4は抵抗86を経て−15ボルトとしうる−V2
ボルトの点に接続され、且つコンデンサ88を経
て接地され、且つコンデンサ90を経て正直流電
力供給入力端子、すなわちピン7に接続されてい
る。コンデンサ90と正直流電力供給入力端子、
すなわちピン7との間の接続点は抵抗92を経て
電圧+V2の点に結合されている。抵抗86およ
び92とコンデンサ88および90は増幅器55
の直流電源供給の側路の為に設けられている。 増幅器55の出力端子は抵抗94を経て比較器
96の非反転入力端子に結合されている。この比
較器は第2および4図に示す比較回路42の主素
子を構成する。比較器96の反転入力端子には基
準電圧が印加され、この基準電圧はこの反転入力
端子を抵抗98を経て電圧+V2の点に結合する
とともに抵抗100を経て接地することにより得
られる。比較器96の負直流電力供給入力端子、
すなわちピン4は抵抗102を経て電圧(−V2)
の点に結合され且つコンデンサ104を経て大地
に結合されている。負直流電力供給入力端子、す
なわちピン4とコンデンサ104との間の接続点
はコンデンサ106を経て正直流電力供給入力端
子、すなわちピン8にも結合されている。また正
直流電力供給入力端子、すなわちピン8は抵抗1
08を経て電圧+V2の点にも結合されている。
抵抗102および108とコンデンサ104およ
び106とは比較器96に対する直流電力供給側
路の為に設けられている。比較器96の出力端子
は抵抗110を経てこの比較器の入力端子に結合
されている。この抵抗110は比較器96に対し
ヒステリシス特性を与え、従つて非反転電圧が基
準電圧付近にある場合にこの比較器の動作を安定
化させる。比較回路42はこのように接続するこ
とにより、非反転入力端子における電圧がしきい
値電圧、例えば0.36ボルトを越えるといつでも出
力端子に正電圧を生じる。従つて、積分器40か
ら抵抗94を経て供給される電圧が0.36ボルトよ
りも高い時はいつでも比較器96の出力が正電圧
となる。 比較器96の出力端子から生じる電圧は抵抗1
12を経て抵抗46とコンデンサ44との間の接
続点に与えられる。前述したようにこの接続点は
しきい値回路48に結合されており、このしきい
値回路は2つのシユミツトトリガ回路114およ
び116を以て構成されており、これら双方の回
路はこれらに供給される信号を反転させる。 レベル検出器57は、流体20を収容する容器
に液体20が充填されたことを検出し、トリガ信
号(Level)を単安定マルチバイブレータ118
に与える手段(図示せず)を有している。同様
に、装置10に電力を与えることを検出する手段
がトリガ信号(Start)を単安定マルチバイブレ
ータ120に与える。これら双方の単安定マルチ
バイブレータ118および120は関連の時定数
設定素子(図示せず)を有し、これらの素子は信
号Level或いはStartのいずれか一方が供給された
際に100ミリ秒或いは1秒の定電圧パルスのいず
れかをこれらマルチバイブレータの出力端子に生
ぜしめる。 NANDゲート60の出力端子は抵抗122を
経て比較器である駆動増幅器124の非反戦入力
端子に結合されている。増幅器124の反転入力
端子は抵抗126を経て接地結合されているとと
もに、抵抗128を経て電圧+Vの点にも結合さ
れている。これら抵抗126および128と電圧
+Vとが駆動増幅器(或いは比較器)124に対
し基準電圧を与える。駆動増幅器124の出力端
子は抵抗130を経てその非反転入力端子に結合
されている。この抵抗130は駆動増幅器124
に対しヒステリシス特性を与え、その非反転入力
端子における電圧がそのしきい値電圧付近にある
場合に駆動増幅器124を安定化させる。駆動増
幅器124の出力端子は抵抗132を経て電圧+
V2の点に且つトランジスタ68のゲート電極に
も結合されている。抵抗132は駆動増幅器12
4の出力に対するプルアツプ抵抗である。 NANDゲート60の出力端子は抵抗134を
経て駆動増幅器136の反転入力端子に結合す
る。増幅器136の非反転入力端子は抵抗138
を経て接地結合され、抵抗140を経て電圧+V
の端子に結合され、抵抗142を経て増幅器13
6の出力端子に結合されている。抵抗138およ
び140は(電圧+Vと相俟つて)増幅器(或い
は比較器)136に対するしきい値電圧を形成
し、抵抗142は増幅器136に対してヒステリ
シス特性を与える。増幅器136の正直流電力供
給入力端子、すなわちピン13は抵抗143を経
て電圧+V2の点に結合され、且つコンデンサ1
44を経て負直流電力供給入力端子、すなわちピ
ン12に結合されている。負直流電力供給入力端
子、すなわちピン12は抵抗146を経て電圧−
V2の点に結合され且つコンデンサ148を経て
接地結合されてもいる。抵抗143および146
とコンデンサ144および148とは増幅器13
6に対する直流電力供給側路を形成する。ここに
説明した特定の構造では、増幅器124および1
36が同じ集積回路に含まれており、従つて同じ
電力供給入力端子を用いている。増幅器136の
出力端子は抵抗150を経て電圧+V2の点に結
合され且つトランジスタ70のゲート電極に直接
結合されている。抵抗150は増幅器136の出
力に対するプルアツプ抵抗である。 第5図に示す回路に加えるものには更に
NANDゲート62の出力端子とNANDゲート7
6の入力端子との間のインバータ152である。
このインバータ152はNANDゲート62を
ANDゲートに変換する。更にフリツプフロツプ
50のデータ入力端子Dに印加される正電圧は抵
抗155を経て供給されるものであり、そのプリ
セツト入力端子にも供給される。装置10のオペ
レータパネル上のオペレータ制御スイツチから得
られるリセツト信号Resetはフリツプフロツプ5
0のリセツト入力端子に与えられる。 第2および4図につき前述したように動作させ
る為に以下の回路素子に以下の値を割当てた。
【表】
【表】 第6図を参照するに、増幅器96の出力および
シユミツトトリガ回路114と関連する抵抗46
およびコンデンサ44の動作を説明する。第6図
に示す回路の動作の理解を助ける為に第7図の波
形をも参照する。比較器96は出力トランジスタ
154を有し、このトランジスタは、非反転入力
端子における電圧が反転入力端子における電圧よ
りも小さい場合にこのトランジスタのベースに供
給される正電圧信号により導通せしめられる。こ
れにより抵抗122および導通しているトランジ
スタ154を経てコンデンサ44を放電させる
為、コンデンサ44には電圧が保持されない。こ
の状態の下ではシユツトトリガ回路114が論理
的に高レベルの出力を生じる。 増幅器96の非反転入力端子に供給される積分
器40から生じる信号が抵抗98および100に
よつて決定される非反転入力端子における基準電
圧を一旦越えると、トランジスタ154のベース
に与えられる信号が低い値に降下し、これにより
トランジスタ154を非導通とする。このことを
第7図の波形Fに示してある。第7図の波形Cは
第3図に示す信号Cと同じである。トランジスタ
154が高い値から低い値に向う信号Fにより一
旦非導通となると、コンデンサ44は抵抗46の
他方の側に印加される電圧により決定される値に
充電し始める。この電圧は5ボルトとすることが
できる。コンデンサ44が完全な電圧値まで充電
されるのに必要とする時間は抵抗46およびコン
デンサ44より成る時定数により決定される。こ
れらの値は抵抗46の反対側に印加される電圧と
相俟つて決定する必要があり、コンデンサをシユ
ミツトトリガ回路114のしきい値電圧である
1.6ボルトまで充電させるのに必要とする時間は
約3.86ミリ秒である。この時間は大きな粒子や塊
を開口16を通過させるのに十分であるが、開口
16内の或いはこれに対向する実際の開口阻止塊
を検出するには充分な時間ではない。コンデンサ
44が1.6ボルト或いはそれ以上に充電されるこ
とによりシユミツトトリガ回路114が一旦トリ
ガされると、第7図の波形Gであるこのシユミツ
トトリガ回路の出力は低い値となり、これにより
前述したように塊警報を生ぜしめる。
JP62507120A 1986-10-03 1987-10-02 塊検出器 Granted JPH02503351A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/915,185 US4775833A (en) 1986-10-03 1986-10-03 Lodged debris detector for a particle analyzer
US915185 1986-10-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02503351A JPH02503351A (ja) 1990-10-11
JPH0358660B2 true JPH0358660B2 (ja) 1991-09-06

Family

ID=25435371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62507120A Granted JPH02503351A (ja) 1986-10-03 1987-10-02 塊検出器

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4775833A (ja)
EP (1) EP0285657A4 (ja)
JP (1) JPH02503351A (ja)
KR (1) KR880701879A (ja)
CN (1) CN1012015B (ja)
AU (1) AU601253B2 (ja)
BR (1) BR8707488A (ja)
CA (1) CA1279698C (ja)
ES (1) ES2005632A6 (ja)
NZ (1) NZ222026A (ja)
WO (1) WO1988002486A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5675517A (en) * 1995-04-25 1997-10-07 Systemix Fluorescence spectral overlap compensation for high speed flow cytometry systems
GB9624096D0 (en) * 1996-11-20 1997-01-08 Microbial Systems Ltd Apparatus and method of use thereof
US6418802B1 (en) 1996-11-21 2002-07-16 Michael Anthony Wood Particle sizing apparatus and method of use thereof
US5907240A (en) * 1997-05-12 1999-05-25 Cdc Technologies, Inc. Method and apparatus for cell differentiation by measuring apparent cell size, membrane integrity and intracellular complexity
US6175227B1 (en) 1997-07-03 2001-01-16 Coulter International Corp. Potential-sensing method and apparatus for sensing and characterizing particles by the Coulter principle
US8146407B2 (en) * 2008-06-20 2012-04-03 Beckman Coulter, Inc. Particle counter with electronic detection of aperture blockage
JP5083287B2 (ja) * 2009-09-11 2012-11-28 セイコーエプソン株式会社 検出装置、物理量測定装置及び電子機器
US9768137B2 (en) 2012-04-30 2017-09-19 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Stud bump structure for semiconductor package assemblies
WO2014164564A1 (en) 2013-03-12 2014-10-09 Novelis Inc. Methods of and apparatus for determining particle inclusion and size in molten metal
US9389164B2 (en) 2013-03-12 2016-07-12 Novelis Inc. Methods of and apparatus for measuring metal cleanliness
CN104515725B (zh) * 2013-09-30 2017-08-22 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 一种识别异常粒子的方法和系统及其细胞分析仪
FR3034520B1 (fr) 2015-04-02 2020-02-14 Horiba Abx Sas Dispositif de comptage de particules
FR3058524B1 (fr) * 2016-11-07 2019-01-25 Institut National De La Sante Et De La Recherche Medicale Procede de caracterisation d'un echantillon sanguin

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3259842A (en) * 1959-08-19 1966-07-05 Coulter Electronics Particle analyzing device
US3259891A (en) * 1964-05-01 1966-07-05 Coulter Electronics Debris alarm
US3668531A (en) * 1966-02-23 1972-06-06 Coulter Electronics Pulse analyzing apparatus
CH566008A5 (ja) * 1973-12-14 1975-08-29 Secheron Atel
US3938038A (en) * 1974-07-01 1976-02-10 Coulter Electronics, Inc. Method and apparatus for providing primary coincidence correction during particle analysis
US3987391A (en) * 1974-12-02 1976-10-19 Coulter Electronics, Inc. Method and apparatus for correcting total particle volume error due to particle coincidence
DE2929272A1 (de) * 1979-07-19 1981-02-12 Siemens Ag Ueberwachungseinrichtung fuer die spannungsbelastung eines kondensators
US4412175A (en) * 1981-04-30 1983-10-25 Coulter Electronics, Inc. Debris alarm
JPS5921220A (ja) * 1982-07-24 1984-02-03 三菱電機株式会社 過電圧保護継電装置
US4558310A (en) * 1982-09-29 1985-12-10 Mcallise Raymond J Current sensing device and monitor
JPS61124850A (ja) * 1984-11-21 1986-06-12 Eruma Kogaku Kk 超純水の不純物測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
US4775833A (en) 1988-10-04
EP0285657A1 (en) 1988-10-12
WO1988002486A1 (en) 1988-04-07
NZ222026A (en) 1990-03-27
CN87106641A (zh) 1988-06-22
CN1012015B (zh) 1991-03-13
AU601253B2 (en) 1990-09-06
AU8325387A (en) 1988-04-21
KR880701879A (ko) 1988-11-05
EP0285657A4 (en) 1990-01-08
CA1279698C (en) 1991-01-29
BR8707488A (pt) 1988-12-06
ES2005632A6 (es) 1989-03-16
JPH02503351A (ja) 1990-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1067581A (en) Power brown-out detector
US4412175A (en) Debris alarm
JPH0358660B2 (ja)
US4086631A (en) Hematocrit measurement in an automatic hematology analyzer
US4110604A (en) Particle density measuring system
AU661361B2 (en) Fail-safe condition sensing circuit for the detection of flame
US4068169A (en) Method and apparatus for determining hematocrit
US4009443A (en) Method and apparatus for providing primary coincidence correction during particle analysis utilizing time generation techniques
US4797624A (en) Method and apparatus for editing particle produced electrical pulses
US3875516A (en) Discriminator circuits
US3973194A (en) Particle counter
US3882385A (en) Method and apparatus for studying particles having widely different sizes
US3757213A (en) Ntrol particle size analyzing apparatus and method using threshold level co
JPS6027076B2 (ja) 静電容量形送信器
US4450435A (en) Analog debris alarm
US6628125B1 (en) Method and apparatus for detecting slow and small changes of electrical signals including the sign of the changes, and circuit arrangement for the exact detection of the peak value of an alternating voltage
US6891354B2 (en) Method for detecting slow and small changes of electrical signals
CN110221644B (zh) 一种芯片及其外置rset电阻开路监测电路
JP2552042B2 (ja) Scrの導電測定方法及び測定装置
JPH0380266B2 (ja)
JPH0236176B2 (ja)
JPH023132B2 (ja)
JPH0736269Y2 (ja) 液体中の粒子計測装置
JPS5825144A (ja) 血液分析方法およびその装置
US4633169A (en) Blood particle analyzer