JPH0358442B2 - - Google Patents

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JPH0358442B2
JPH0358442B2 JP5248084A JP5248084A JPH0358442B2 JP H0358442 B2 JPH0358442 B2 JP H0358442B2 JP 5248084 A JP5248084 A JP 5248084A JP 5248084 A JP5248084 A JP 5248084A JP H0358442 B2 JPH0358442 B2 JP H0358442B2
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Japan
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thinning
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JP5248084A
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Yoshiharu Morimoto
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Osaka University NUC
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Osaka University NUC
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Publication date
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Publication of JPH0358442B2 publication Critical patent/JPH0358442B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/16Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring the deformation in a solid, e.g. optical strain gauge
    • G01B11/165Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring the deformation in a solid, e.g. optical strain gauge by means of a grating deformed by the object

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、モアレ法により得られたしま模様
(モアレパターン)から2次元のひずみ(応力お
よび変位を含む。)の分布を計測するための計測
方法に関する。
従来のモアレ法による2次元ひずみ計測法とし
ては、モデルグリツドとマスタグリツドとを使用
したものが提案されており、このような計測法で
は、分析すべきひずみのとりうる範囲が大きい試
料を解析する場合には、複数の種類のマスタグリ
ツドを取り替えて使用しなければならないという
問題点がある。
また、従来の計測法により直交する2方向のひ
ずみ成分を同時に計測する方法に用いられる装置
は、第1図に示すように構成されており、符号1
は走査型画像入力装置であるテレビカメラ、2は
入力画像用のモニタテレビ、3はその画像をアナ
ログ的に記録するビデオテープレコーダを示して
いる。
また、符号4は画像処理ユニツトであり、この
画像処理ユニツトは、入力画像をデイジタル化し
て記憶するもので、この画像処理ユニツト4に
は、A/D変換器、IC画像メモリ、D/A変換
器が内蔵されており、IC画像メモリの画像をア
ナログ画像としても出力でき、モニタテレビ5で
処理中および処理後の画像を観察することができ
る。
符号6はパーソナルコンピユータを示してお
り、符号7〜10は、パソコンの周辺装置であ
る。
拡張ユニツト7には、RAMが増設されてお
り、メモリの不足分を補つている。
デイスプレイ(CRT)8は処理メニユーを表
示するもので、ドツトプリンタ9は画像のハード
コピーをとるもので、フロツピーデイスクユニツ
ト10はデイジタル画像やプログラムを記憶す
る。
従来のしま画像解析の一例を第2図a〜dにそ
れぞれ示す。
第2図aに示すように、T字形容器に入つた粉
体の変形を示すモアレじまのしま中心線を求め、
それよりひずみ分布を求める方法を示す。なお、
ここで示す図は左右対称形状の右半分のみを示し
ており、圧縮は上下方向に行なわれる。
まず、しま中心を求める手順を以下に示す。
(1) 画像をCCD−TVカメラあるいはVTRによ
りIC画像メモリに取り込む。
(2) その画像をフロツピーデイスクに保存する。
(3) 平滑化を行ない、一点ノイズを消去する。
(4) 濃度分布を調べ、必要なら強調を行なう。
(5) 適切な(できるだけ黒に近い)しきい値を決
め二値化を行なう。
(6) 細線化を行なう。必要ならその前処理として
平滑化を行なつておく。
(7) しきい値が不適切なため、明らかにしま中心
でないと判断される領域はカーソルを移動さ
せ、その領域内のデータを消去する。
(8) 得られたしま中心線をミニフロツピーデイス
クに保存する。
(9) 必要に応じ、しきい値を変えて(5)に戻る。
(10) しきい値を変えて得られたいくつかのしま中
心を重ね合わせる。同じしま次数のしま中心の
位置が異なる場合は、濃い濃度のしきい値によ
つて得られたしま中心の方を採用する。
(11) 必要に応じ、平滑化、二値化、細線化を行な
う。
(12) しま密度を増加させたいならば、(2)の画像を
白黒反転させ(3)〜(11)の手続きによりしま中心を
求め、反転前に求めたしま中心と合成する。
このようにして、第2図aのしま画像を解析し
て得られたしま中心線を第2図bに示す。
つぎに、第2図bのモアレしま中心線よりひず
み分布を求める方法について示す。その手順は以
下の通りである。
(13) 隣合う等変位線の間隔を読み、その間の平
均ひずみを計算し、その座標とひずみの値を記
憶する。
(14) 試料面上で離散的に得られたいくつかのひ
ずみ値により、2次元スプライン関数を用いて
補間および平滑化を行ない、得られたひずみ値
を16段階の濃度値に対応させて試料全面のひず
み分布を描く〔第2図c参照〕。
(15) ラプラシアン処理をして境界検出を行な
い、等ひずみ線を描く〔第2図d参照〕。
(16) 以上の処理中および処理後、必要に応じて
画像をデイスクにセーブする。また、必要に応
じてハードコピーを取る。
以上の処理において、一点ノイズ消去のための
平滑化は、3×3のマスクを用い、注目点の重み
を0.2、周囲の一点の重みを0.1とするローパスフ
イルタを用いた。しま中心を求めるに当つて細線
化を行なつたが、細線としては一般に4連結か8
連結がとられるが、ここでは、より線の細くなる
8連結とし、二値図形の8連結に対して最もよい
といわれているヒルデイツチ(Hilditch)の方法
を用いた。本来のしま中心は、濃度値が極大値を
とる位置に存在する。しま画像を単に二値化して
から細線化すると、細線化中心と極大値の位置が
ずれる恐れがある。そこで、本実施例では、二値
化のしきい値となる濃度値を数段階変えて二値化
を行ない、それらを重ね合わせ、しま中心線が異
なる場所では、濃い濃度値のしきい値で得られた
しま中心線の方を採用した。
このようにして求めたしま中心線(すなわち等
変位線)は離散化したために一画素分程度の位置
誤差を含んでいる。このデータよりひずみ分布を
求めるには微分操作が入るため、その誤差は非常
に大きくなる。誤差を含む有限個のデータから全
体のひずみ分布を求めるには、ひずみ分布を関数
の形で表現し、補間、平滑化を行なう必要があ
る。その手段として、多項式関数による最小自乗
法があるが、この方法により得られた関数値は振
動することが多い。そこで、これらの欠点を少な
くするためスプライン関数を用いた。そのスプラ
イン関数の表現方法はいくつかあるが、ここで
は、安定性のよいB−スプラインを用い、2次元
の3次関数で表現した。このようにして、補間平
滑化を行なつた結果、視覚的に見やすい滑らかな
濃度分布として、試料全面におけるひずみ分布を
得ることができる。
また、走査モアレ法について説明すると、規則
的な模様を規則的にサンプリングしたときにも発
生するモアレしまは、エリアシングと呼ばれ、モ
デルグリツドをテレビの走査線でサンプリングす
る走査モアレ法の原理となつている。
走査モアレ法は、モデルグリツドとサンプリン
グのピツチとの違いによつて干渉じまが生じる。
このように、走査モアレ法により発生するしま
は、従来の方法によるしまと発生原理が異なり、
しまの位置などの議論は走査線をマスタグリツド
に置き換えるだけで、従来のモアレ法の議論をそ
のまま適用することができる。
したがつて、走査線と試料に描いたモデルグリ
ツドとを干渉させ、発生したモアレしまを画線解
析することにより、上述とほぼ同様の手順で、試
料の変形やひずみ分布を求めることができる。
この方法の特徴は以下の点である。
(1) マスタグリツドを作る必要がない。
(2) テレビカメラで画像を取り込むので現像処理
などが不要である。
(3) ズームレンズなどを用いれば、モデルグリツ
ドと走査線のピツチとを相対的に簡単に変える
こと(ミスマツチ)ができ、解析できる変形の
範囲やひずみの範囲を変えることができる。
(4) ズームレンズを用いる代わりに、得られた1
枚の画像の走査線を画像処理によつて間引くと
走査線によるサンプリング間隔が変わることに
なるので、簡単にミスマツチを行なうことがで
きるしたがつて、1枚の画像を画像処理するこ
とにより、小ひずみから大ひずみまで解析でき
る。
(5) 計算機により画像処理を行なうためには、上
述のしま画像解析や走査モアレ法で述べた手法
が使え、等ひずみ線を簡単に求めることができ
る。
この走査モアレ法の原理を第3図により説明す
ると、(a)はテレビカメラの走査線の位置を示して
おり、(b)は試料に描いたモデルグリツドの変形後
の状態を示している。なお変形前にはモデルグリ
ツドのピツチは走査線のピツチに一致させてお
く。この(b)のモデルグリツドが走査線(a)の位置で
サンプリングされる。もし、走査線がモデルグリ
ツドの黒い線の上にあるなら、黒い線の画像が得
られる。走査線がモデルグリツドの白い線の上の
あるなら、白い線の画像が得られる。このように
して得られた画像が画線cである。試料のひずみ
が小さいときは、モデルグリツドのピツチとテレ
ビカメラの走査線のピツチはほぼ等しく、画像c
に示すように、白い線の画像と黒い線の画像とが
かたまつて現れ、認識しやすいモアレじまを示
す。ところで画像dに示すモデルグリツドのよう
にひずみが大きくなつた場合を考える。いまの場
合、モデルグリツドのピツチが走査線のピツチの
ほぼ3倍になつている。このモデルグリツドをテ
レビカメラで取り込んだときは画像eのように白
い線の画像と黒い線の画像がほぼ交互に現れ、モ
アレじまとして認識することは困難である。この
場合走査線を2本ごとに1本ずつ間引くと画像f
に示すように白い像と黒い像とが分離され、認識
可能なモアレじまが現れる。また、逆に間引かれ
た走査線による画像のみを取り出すと、すなわち
間引きの位相をπだけずらすと画像gのようにな
る。すなわち白と黒が反転したしまとなる。一方
画像eの走査線を3本ごとに1本ずつ取り出すよ
うに間引くと画像hに示すようになる。なお、画
像hは3本のうち最初の1本目を取り出したもの
であるが、最初から2本目だけを取り出すと画像
iの画像となり、3本目だけを取り出すと画像j
の画像となる。このように間引きにおいて何本目
の走査線を取り出すかという位相を変えると、そ
の分だけしまの位相も変わる。したがつて、間引
きの位相を変えることにより、小数次数のしまを
出すことも可能となる。ところで、画像f〜jの
ように走査線を間引いたままでは見にくい画像と
なるので、間引いた部分はそのすぐ上の間引かな
かつた走査線の画像をコピーして描くと見易い画
像となる。画像kは画像jからコピーにより得ら
れたモアレじまである。
この間引きは一種のミスマツチ法であり、これ
らの処理は画像処理によつて行なうことができ
る。
なお走査線を間引き、N本ごとに1本取り出す
と(これを間引き指数Nという)、モアレじまが
現れる。また、以後の記載において、「n本間引
く」(例えば、「5本間引く」という記載)とは、
(n+1)本の走査線ごとにn本を間引く、換言
すれば(n+1)本から1本だけ取り出すという
意味である。
この方法を用いると応力集中などのように、計
測したい領域の一部に大きいひずみを含む場合で
も、1枚の画像から画像処理を行なうことによつ
て全範囲のひずみを解析することができる。
次に、従来の走査モアレ法と画像処理とを用い
て等ひずみ線13′を求めた例を第4図a〜hを
用いて説明すると、第4図aは、次式で表される
変位を受けた変形したグリツド11′を示してい
る。
X=x Y=y−(1+cosx)siny/4 (1) ここで、(x,y)は変形前の座標、(X,Y)
は変形後の座標を示しており、−π≦x≦π、0
≦y≦π、ピツチP0=π/100である。
そして、このグリツド11′をCCD−TVカメ
ラ1により、IC画像メモリに取り込み、その画
像〔第4図b参照〕の中央部のしまは認識しにく
いものとなつている。
そして、走査線12′を1本毎に間引くと、第
4図cに示すように、しまが明瞭に現われる。
また、第4図bに示す画像に細線化を行なつた
ものが、第4図dに示されて、同様に、第4図c
に示す画像に細線化を行なつたものが、第4図e
に示される。
そして、このように細線化された画像を合成
し、ひずみ値を求めた点の位置を表示したもの
が、第4図fに示される。
また、スプライン関数による平滑化と補間とに
より、ひずみ分布が求められ〔第4図g参照〕、
ここでは、スプライン関数の境界条件として固定
値をとるようになつていないので、本来ひずみが
0である左右の周辺で0となつていない部分も存
在しているが、ひずみ分布としてはそれほど大き
な誤差をもつていないとみなせる。なお、境界条
件も入れたスプライン関数を求める必要がある。
また、第4図gに示す画像にラプラシアン処理
をして等ひずみ線13′が求められる〔第4図h
参照〕。
このように、従来の走査モアレ法と画像処理と
を用いることにより、試料の2次元の変位分布や
ひずみ分布を求めることができる。
しかしながら、このような従来の一方向に平行
なグリツドを用いたモアレ法による面内測定法で
は、グリツドに垂直な方向の変形しか測定できな
いので、面内変形のすべての情報を得るには、格
子状のグリツドを用いなければならない。
しかしながら、このような計測法では、2種類
のモアレしまが同時に現われるので、これを分離
するのが困難である。
本発明は、このような問題点を解決しようとす
るもので、格子状モデルグリツドを走査モアレ法
により撮像して、ひずみのとりうる範囲が大きな
試料でも解析を行なうことができ、交叉する2方
向のひずみ成分を同時に計測できるようにした、
走査モアレ法による2次元ひずみ計測法を提供す
ることを目的とする。
このため、本発明の走査モアレ法による2次元
ひずみ計測法は、試料上に描画された格子状モデ
ルグリツドを撮像して走査型画像入力装置へ画像
入力する走査モアレ法において、この入力画像を
第1の方向および同第1の方向と交叉する第2の
方向にそれぞれ間引いて第1の間引き画像を得る
とともに、上記入力画像を上記第1の方向におけ
る間引きの位相を変化させ上記の第1および第2
の方向に間引いて第2の間引き画像を得るととも
に、上記入力画像を上記第2の方向における間引
きの位相を変化させ上記の第1および第2の方向
に間引いて第3の間引き画像を得た後、上記の第
1および第2の間引き画像を重ね合わせることに
より、上記第2の方向に間引いた時の第1のモア
レパターンを分離するとともに、上記の第1およ
び第3の間引き画像を重ね合わせることにより、
上記第1の方向に間引いた時の第2のモアレパタ
ーンを分離して、上記の第1および第2のモアレ
パターンから2次元等ひずみ線を得ることを特徴
としている。
また、本発明の走査モアレ法による2次元ひず
み計測法は、試料上に描画された2つの相異なる
有彩色からなる格子状モデルグリツドを、上記相
異なる有彩色の一方の補色をなす第1有彩色用第
1の撮像素子および上記相異なる有彩色の他方の
補色をなす第2有彩色用第2の撮像素子により撮
像して走査型画像入力装置へ画像入力する走査モ
アレ法において、上記第1の撮像素子からの第1
有彩色の入力画像を第1の方向に間引いて第1の
間引き画像を得るとともに、上記第1有彩色の入
力画像を上記第1の方向における間引きの位相を
変化させ上記第1の方向に間引いて第2の間引き
画像を得るとともに、上記第2の撮像素子からの
第2有彩色の入力画像を上記第1の方向と交叉す
る方向に間引いて第4の間引き画像を得るととも
に、上記第2有彩色の入力画像を上記第2の方向
における間引きの位相を変化させて上記第2の方
向に間引いて第3の間引き画像を得た後、上記の
第1および第2の間引き画像を重ね合わせること
により、上記第2の方向に間引いた時の第1のモ
アレパターンを分離するとともに、上記の第3お
よび第4の間引き画像を重ね合わせることによ
り、上記第1の方向に間引いた時の第2のモアレ
パターンを分離して、上記の第1および第2のモ
アレパターンから2次元等ひずみ線を得ることを
特徴としている。
以下、図面により本発明の実施例を説明する
と、第5図は本発明の第1実施例としての走査モ
アレ法による2次元ひずみ計測法の作用を示すも
ので、第5図aはその変形後の格子状グリツドの
入力画像を示すグラフ、第5図bはその第1の間
引き画像を示すグラフ、第5図cはその第2の間
引き画像を示すグラフ、第5図dはその第1のモ
アレパターンを示すグラフ、第5図eはその第1
のしま中心線を示すグラフ、第5図fはそのy方
向等ひずみ線を示すグラフである。
本発明の第1実施例としての走査モアレ法によ
る2次元ひずみ計測法を実施するための装置は、
第1図に示すように構成されており、符号1は走
査型画像入力装置であるテレビカメラ、2は入力
画像用のモニタテレビ、3はその画像をアナログ
的に記録するビデオテープレコーダを示してい
る。
また、符号4は画像処理ユニツトであり、この
画像処理ユニツトは、入力画像をデイジタル化し
て記憶するもので、この画像処理ユニツト4に
は、A/D変換器、IC画像メモリ、D/A変換
器が内蔵されており、IC画像メモリの画像をア
ナログ画像としても出力でき、モニタテレビ5で
処理中および処理後の画像を観察することができ
る。
符号6はパーソナルコンピユータを示してお
り、符号7〜10は、パソコンの周辺装置であ
る。
拡張ユニツト7には、RAMが増設されてお
り、メモリの不足分を補つている。
デイスプレイ(CRT)8は処理メニユーを表
示するもので、ドツトプリンタ9は画像のハード
コピーをとるもので、フロツピーデイスクユニツ
ト10はデイジタル画像やプログラムを記憶す
る。
以下、その装置の具体的構成例を示すと、しま
画像解析により計測を行なうには、画像入力装置
としては取り込み画像の寸法精度のよいものが必
要であり、従来の撮像管を使つたテレビカメラ
は、本質的に偏向ひずみが存在し、環境による変
化も大きいので、本実施例では、画像入力装置1
としてCCD−TVカメラ(東芝製TM−1300)を
使用した。このカメラは、縦13μm、横22μmの間
隔で縦512×横400個のホトダイオードが寸法精度
よく並んでいる固体撮像素子を用いている。
画像信号を計算機に取り込むためには、通常、
A/D変換を行なわねばならないが、画像入力装
置としてテレビカメラを用いた場合、一画面を1/
30秒で取り込まねばならず、高速のA/D変換器
が必要である。本実施例で用いた画像処理ユニツ
ト4(アマストコンピユータ製Model5000)は、
縦256×横256(有効画素数縦256×横240)の画素
数の画像メモリを持ち、一画像当り16段階(4ビ
ツト)の濃度レベル数でA/D変換を行ない記憶
する。しま画素の場合、白と黒の2段階の濃度レ
ベル数でも解析は可能であるが、現実には、入力
画像に濃度むらがあり、それをカバーできるだけ
の濃度レベル数が必要である。
また、2種類以上の画像の合成などを行なう場
合に、濃度レベルをシフトさせて合成することを
考慮して、本実施例では、16段階(4ビツト)の
濃度レベル数とした。
この画像メモリの画素データをパーソナルコン
ピユータ(NEC製PC−8000シリーズ)で読み出
して演算処理を行なう。パーソナルコンピユータ
は大型計算機に比べて、メモリ容量および計算速
度の点で不利であるが、本実施例では、メモリ容
量不足の点は、外部に前述のIC画像メモリとフ
ロツピーデイスクユニツト10を設けることによ
り、メモリを増加させた。計算速度の遅い点につ
いては、プログラミングを機械語(アセンブラ)
で行なうことにより高速化をはかつた。
このプログラムを用いて行なえる基本処理内容
は以下の通りである。
(1) 任意の座標点における画素の濃度表示、領域
指定の濃度ヒストグラム (2) 処理領域指定〔全体、カーソル移動あるいは
座標値入力による部分領域〕 (3) 濃度変換〔任意変換、強調、二値化、シフ
ト、反転、ペイント〕 (4) フロツピーデイスクへの書込み、呼出し (5) 画像合成(2枚の画像間の演算)〔元の場所、
移動、部分はめ込み、任意濃度部分のみはめ込
み、加算、減算、平均、AND、OR、XORな
ど〕 (6) プリンタ出力〔全画像および拡大部分画像ハ
ードコピー、濃度数値〕 (7) 処理経過の記録 (8) 平均化による平滑化(ノイズ除去)、微分、
ラプラシアン(境界検出)、細線化 (9) 2次元3次Bスプライン関数による補間と平
滑化 (10) 寸法計測、その他 以上のプログラムは基本処理であるが、種々の
使用目的に合わせて、上記処理を組み合わせた
り、新たな処理を付け加えて、それぞれの目的に
合つたプログラムを別途作成している。
以下、本発明の第1実施例としての走査モアレ
法による2次元ひずみ計測法について、第5図a
〜fを用いて説明する。
格子状グリツドをテレビカメラ1で標本化する
際に、グリツドが再生されるか、または2種類の
モアレパターンが別々にあるいは重なつて現われ
る場合が考えられる。
グリツドが再生される場合には、標本化間隔に
比べてグリツドのピツチが大きく、x方向および
y方向のそれぞれの方向に適当な間引き数で間引
くと標本化間隔が大きくなり、2種類のモアレパ
ターンが重なつて現われる。
しま中心を決定して、しま間隔から変形量を調
べるためには、x方向およびy方向のそれぞれの
方向に間引いた時に現われるしまを単独に抽出し
なければならない。
そこで、必要なしまの抽出方法について具体的
な例を挙げて述べると、試料上には、x方向およ
びy方向のそれぞれの方向に白黒のモデルグリツ
ドが描画されており、この格子状モデルグリツド
をテレビカメラ1の固体撮像素子によつて撮像し
た際に、x方向およびy方向のピツチがともに8
画素長となるように設定されており、その直交格
子状グリツドが次式で表わされるように変形を加
えられた場合について、以下にシミユレーシヨン
を行なつた結果を示す〔第5図a参照〕。
X=x+(x2y/A) Y=y−(xy2/B) ……(2) ここで、(x,y)は変形前の座標を示してお
り、(X,Y)は変形後の座標、A,Bはそれぞ
れ定数を示している。この変形後の格子状グリツ
ドについて、次のようにひずみを計測する。
(1) 応力等の加わつた試料上に予め描画された格
子状グリツドをテレビカメラ1により撮像す
る。
(2) テレビカメラ1からの入力画像を画像処理ユ
ニツト4のIC画像メモリに取り込む。
(3) その入力画像をパーソナルコンピユータ6お
よび拡張ユニツト7を介してフロツピーデイス
クユニツト10内のフロツピーデイスクに記憶
する。
(4) この入力画像を第1の方向(x方向)に7本
間引き、同時に第2の方向(y方向)に5本間
引くことにより、第5図bに示すような2種類
のモアレが重なつた第1の間引き画像(パター
ン)が得られて、この第1の間引き画像を適宜
フロツピーデイスクに記憶する。
(5) 入力画像をx方向における間引きの位相を
180゜変化させて7本間引き、y方向における間
引きは、第4項と同じ位相で5本間引くことに
より、第5図cに示すような2種類のモアレが
重なつた第2の間引き画像(パターン)が得ら
れて、この第2の間引き画像を適宜フロツピー
デイスクに記憶する。
(6) 第1および第2の間引き画像の各画素におい
て平均(重ね合わせ)値をとることにより、x
方向に間引いた時のモアレパターンは消えて、
第5図dに示すように、y方向に間引いた時の
第1のモアレパターンだけが残る。
(7) 第1のモアレパターンを二値化して、さら
に、細線化することにより、第5図eに示すよ
うな第1のしま中心線が求まる。
(8) 上記第5項とほぼ同様にして、入力画像をy
方向における間引きの位相を180゜変化させて5
本間引き、x方向における間引きは、第4項と
同じ位相で7本間引くことにより、2種類のモ
アレが重なつた第3の間引き画像(パターン)
が得られて、この第3の間引き画像を適宜フロ
ツピーデイスクに記憶する。
(9) 第1および第3の間引き画像の各画素におい
て平均(重ね合わせ)値をとることにより、y
方向に間引いた時のモアレパターンは消えて、
x方向に間引いた時の第2のモアレパターンだ
けが残る。
(10) 第2のモアレパターンを二値化して、さら
に、細線化することにより、第2のしま中心線
が求まる。
(11) そして、第1および第2のしま中心線から、
次式を用いて、ひずみを計算し、第5図fに示
すように等ひずみ線を得ることができる。
εy=1/2〔1−Q2 0{sinθmcosφm/PmQm−(
1/NλP0−cosθm/Pm)(1/MμQ0−sinφm/Qm)}
2/(1/NλP0−cosθm/Pm)2+(sinθm/Pm)〕…
…(3) ここで、 Q0,P0;それぞれx、y方向のモデルグリツド
のピツチ、 Qn、Pn;それぞれx、y方向のしま間隔、 φn、θn;それぞれx、y方向の間引きにより現
われるモアレしまの傾き、 εy;y方向のひずみ、 μ=1/Q0、λ=1/P0である。
このように、第1実施例では、間引きの位相を
変えて、第1の方向(x方向)および第2の方向
(y方向)のモアレしまを分離することができ、
これにより2次元ひずみを求めることができる。
なお、ビデオテープレコーダ3を用いることに
より、大変形や大ひずみ等の解析を行なうことが
できる。
本発明の第2実施例としての走査モアレ法によ
る2次元ひずみ計測法を実施するための装置で
は、テレビカメラ1が、第1有彩色(例えば、赤
色)用第1の撮像素子(カラーCCD)および第
1有彩色と相異なる第2有彩色(例えば、緑色)
用第2の撮像素子(カラーCCD)をそなえたカ
ラーテレビカメラとして構成され、試料上の直交
格子モデルグリツドが、そのx方向は赤の補色に
より描かれるとともに、そのy方向は緑の補色に
より描かれたグリツドとして構成されており、他
の構成要素もカラーイメージプロセツサ、カラー
プリンタ等が用いられて、その他の構成は第1実
施例とほぼ同様である。
このように構成された直交格子グリツドに、赤
色ないし緑色の照明を行なうことによつて、平行
グリツドを2組設けたのとほぼ同様の作用効果を
得ることができ、例えば、第1実施例における第
4、5項の入力画像を第1の撮像素子からの第1
の入力画像として、第8項の前に次に示す第8′項
を挿入し、第8項および第9項をそれぞれ一部変
更し第8″項および第9′項とする。
(8′) 第2の撮像素子からの第2の入力画像を第
1の方向(x方向)に7本間引き、同時に第2
の方向(y方向)に5本間引くことにより、2
種類のモアレが重なつた第4の間引き画像(パ
ターン)が得られて、この第4の間引き画像を
適宜フロツピーデイスクに記憶する。
(8″) 第2の撮像素子からの第2の入力画像をy
方向における間引きの位相を180゜変化させて5
本間引き、x方向における間引きは、第8′項と
同じ位相で7本間引くことにより、2種類のモ
アレが重なつた第3の間引き画像(パターン)
が得られて、この第3の間引き画像を適宜フロ
ツピーデイスクに記憶する。
(9′) 第3および第4の間引き画像の各画素にお
いて平均(重ね合わせ)値をとることにより、
y方向に間引いた時のモアレパターンは消え
て、x方向に間引いた時の第2のモアレパター
ンだけが残る。
その他の手順は、第1実施例と同様にして、本
実施例では、カラー走査モアレ法を用いることに
より、第1の方向(x方向)および第2の方向
(y方向)のモアレしまを分離して計測すること
ができる。
すなわち、面内変形のX方向成分およびY方向
成分を分離して計測することができる。
なお、本実施例において、照明を白黒の平行グ
リツド光線とすると、モアレトポグラフイと画像
処理とにより、面外変形を示す青色のしまを発生
させることができる。
そして、このようにして得られた3種類のグリ
ツドによる3種類のしまを、上述の第1実施例に
示すように、間引き、平滑化などのカラー処理を
行なうことによつて、しまを分離することができ
る。
これにより、より正確なひずみ計測を行なうこ
とができる。
なお、第1実施例と第2実施例とを適宜組み合
わせることにより、第1の撮像素子からの第1の
入力画像を第1実施例における入力画像としてy
方向のひずみを得るとともに、第2の撮像素子か
らの第2の入力画像を第1実施例における入力画
像として得られるx方向のひずみを得るように構
成してもよく、この場合、面内2次元ひずみを計
測し、しかも面外変形も適宜計測することができ
る。
以上詳述したように、本発明の走査モアレ法に
よる2次元ひずみ計測法によれば、試料上に描画
された格子状モデルグリツドを撮像して走査型画
像入力装置へ画像入力する走査モアレ法におい
て、この入力画像を第1の方向および同第1の方
向と交叉する第2の方向にそれぞれ間引いて第1
の間引き画像を得るとともに、上記入力画像を上
記第1の方向における間引きの位相を変化させ上
記の第1および第2の方向に間引いて第2の間引
き画像を得るとともに、上記入力画像を上記第2
の方向における間引きの位相を変化させ上記の第
1および第2の方向に間引いて第3の間引き画像
を得た後、上記の第1および第2の間引き画像を
重ね合わせることにより、上記第2の方向に間引
いた時の第1のモアレパターンを分離するととも
に、上記の第1および第3の間引き画像を重ね合
わせることにより、上記第1の方向に間引いた時
の第2のモアレパターンを分離して、上記の第1
および第2のモアレパターンから2次元等ひずみ
線を得るという簡易化された手段により、次のよ
うな効果ないし利点がある。
(1) ひずみ分布の解析に要する時間を大幅に短縮
させることができる。
(2) 上記第1項により、本発明の方法を実施する
ための装置のコストを低下させることができ
る。
(3) 交叉する2方向のひずみ成分を同時に計測す
ることができる。
(4) 走査型画像入力装置を用いて撮像できるもの
であるならば、本方法を適用できるので、例え
ば、顕微鏡と組み合わせることにより、クラツ
ク近傍のひずみを解析したり、望遠鏡と組み合
わせることにより、本四架橋のような吊り橋の
ゆれや低周波騒音発生源などの動的変形計測な
どの小さなものでも計測することができる。
また、本発明の走査モアレ法による2次元ひず
み計測法によれば、試料上に描画された2つの相
異なる有彩色からなる格子状モデルグリツドを、
上記相異なる有彩色の一方の補色をなす第1有彩
色用第1の撮像素子および上記相異なる有彩色の
他方の補色をなす第2有彩色用第2の撮像素子に
より撮像して走査型画像入力装置へ画像入力する
走査モアレ法において、上記第1の撮像素子から
の第1有彩色の入力画像を第1の方向に間引いて
第1の間引き画像を得るとともに、上記第1有彩
色の入力画像を上記第1の方向における間引きの
位相を変化させ上記第1の方向に間引いて第2の
間引き画像を得るとともに、上記第2の撮像素子
からの第2有彩色の入力画像を上記第1の方向と
交叉する方向に間引いて第4の間引き画像を得る
とともに、上記第2有彩色の入力画像を上記第2
の方向における間引きの位相を変化させて上記第
2の方向に間引いて第3の間引き画像を得た後、
上記の第1および第2の間引き画像を重ね合わせ
ることにより、上記第2の方向に間引いた時の第
1のモアレパターンを分離するとともに、上記の
第3および第4の間引き画像を重ね合わせること
により、上記第1の方向に間引いた時の第2のモ
アレパターンを分離して、上記の第1および第2
のモアレパターンから2次元等ひずみ線を得ると
いう簡易化された手段で、上述の第1項から第4
項までの効果を奏するとともに、2次元の形状、
変位やひずみを適宜計測することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は走査モアレ法による2次元ひずみ計測
法を実施するための装置の全体構成を示す接続図
であり、第2図は従来のしま画像解析の一例を示
すもので、第2図aはそのしま画像を示す模式
図、第2図bはそのしま中心線を示す模式図、第
2図cはそのひずみ分布を示す模式図、第2図d
はその等ひずみ線を示す模式図、第3図は走査モ
アレ法の原理を示す模式図、第4図は従来の走査
モアレ法と画像処理とを用いた例を示すもので、
第4図aはその試料の2次元変位分布を示すグラ
フ、第4図bはそのIC画像メモリに取り込まれ
た画像を示すグラフ、第4図cはその走査線を1
本毎に間引いた画像を示すグラフ、第4図d,e
はそれぞれ第4図b,cに示す画像に細線化処理
を行なつた画像を示すグラフ、第4図fは第4図
d,eを合成した画像を示すグラフ、第4図gは
そのひずみ分布を示すグラフ、第4図hは第4図
gにラプラシアン処理をした等ひずみ線を示すグ
ラフであり、第5図は本発明の第1実施例として
の走査モアレ法による2次元ひずみ計測法の作用
を示すもので、第5図aはその変形後の格子状グ
リツドの入力画像を示すグラフ、第5図bはその
第1の間引き画像を示すグラフ、第5図cはその
第2の間引き画像を示すグラフ、第5図dはその
第1のモアレパターンを示すグラフ、第5図eは
その第1のしま中心線を示すグラフ、第5図fは
そのy方向等ひずみ線を示すグラフである。 1……走査型画像入力装置としてのテレビカメ
ラ(TVカメラ)、2……モニタテレビ、3……
ビデオテープレコーダ(VTR)、4……画像処理
ユニツト、5……モニタテレビ、6……パーソナ
ルコンピユータ(パソコン)、7……拡張ユニツ
ト、8……デイスプレイ(CRT)、9……ドツト
プリンタ、10……フロツピーデイスクユニツ
ト、11,11′……モデルグリツド、12′……
走査線、13′……等ひずみ線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 試料上に描画された格子状モデルグリツドを
    撮像して走査型画像入力装置へ画像入力する走査
    モアレ法において、この入力画像を第1の方向お
    よび同第1の方向と交叉する第2の方向にそれぞ
    れ間引いて第1の間引き画像を得るとともに、上
    記入力画像を上記第1の方向における間引きの位
    相を変化させ上記の第1および第2の方向に間引
    いて第2の間引き画像を得るとともに、上記入力
    画像を上記第2の方向における間引きの位相を変
    化させ上記の第1および第2の方向に間引いて第
    3の間引き画像を得た後、上記の第1および第2
    の間引き画像を重ね合わせることにより、上記第
    2の方向に間引いた時の第1のモアレパターンを
    分離するとともに、上記の第1および第3の間引
    き画像を重ね合わせることにより、上記第1の方
    向に間引いた時の第2のモアレパターンを分離し
    て、上記の第1および第2のモアレパターンから
    2次元等ひずみ線を得ることを特徴とする、走査
    モアレ法による2次元ひずみ計測法。 2 試料上に描画された2つの相異なる有彩色か
    らなる格子状モデルグリツドを、上記相異なる有
    彩色の一方の補色をなす第1有彩色用第1の撮像
    素子および上記相異なる有彩色の他方の補色をな
    す第2有彩色用第2の撮像素子により撮像して走
    査型画像入力装置へ画像入力する走査モアレ法に
    おいて、上記第1の撮像素子からの第1有彩色の
    入力画像を第1の方向に間引いて第1の間引き画
    像を得るとともに、上記第1有彩色の入力画像を
    上記第1の方向における間引きの位相を変化させ
    上記第1の方向に間引いて第2の間引き画像を得
    るとともに、上記第2の撮像素子からの第2有彩
    色の入力画像を上記第1の方向と交叉する方向に
    間引いて第4の間引き画像を得るとともに、上記
    第2有彩色の入力画像を上記第2の方向における
    間引きの位相を変化させて上記第2の方向に間引
    いて第3の間引き画像を得た後、上記の第1およ
    び第2の間引き画像を重ね合わせることにより、
    上記第2の方向に間引いた時の第1のモアレパタ
    ーンを分離するとともに、上記の第3および第4
    の間引き画像を重ね合わせることにより、上記第
    1の方向に間引いた時の第2のモアレパターンを
    分離して、上記の第1および第2のモアレパター
    ンから2次元等ひずみ線を得ることを特徴とす
    る、走査モアレ法による2次元ひずみ計測法。
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