JPH0358294B2 - - Google Patents
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- JPH0358294B2 JPH0358294B2 JP3043384A JP3043384A JPH0358294B2 JP H0358294 B2 JPH0358294 B2 JP H0358294B2 JP 3043384 A JP3043384 A JP 3043384A JP 3043384 A JP3043384 A JP 3043384A JP H0358294 B2 JPH0358294 B2 JP H0358294B2
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- Japan
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- heat
- fusible
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- film
- adhesive
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- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はラベル用素材くわしくは熱融着性を有
する表示ラベル、ブランドラベル等のラベル用素
材に関するもので、カールの極めて少ないラベル
用素材を提供することを目的とする。
する表示ラベル、ブランドラベル等のラベル用素
材に関するもので、カールの極めて少ないラベル
用素材を提供することを目的とする。
従来、衣服、寝具等に使用される表示ラベル、
ブランドラベル等はミシン縫製によつて取付けら
れていたが、近年省力化の手段としてラベル用素
材に予じめ感圧或いは感熱接着加工をほどこし、
印刷、裁断等の工程を経てラベルとした後、該ラ
ベルを目的の被着物上におき圧力あるいはアイロ
ンや熱プレスのような熱と圧力により接着する方
法が行われるようになつてきている。又、接着加
工されていないラベルと目的の被着物の間に熱融
着性フイルムをはさみアイロンや熱プレスにより
ラベルと目的の被着物を取付ける方法も行われて
いる。
ブランドラベル等はミシン縫製によつて取付けら
れていたが、近年省力化の手段としてラベル用素
材に予じめ感圧或いは感熱接着加工をほどこし、
印刷、裁断等の工程を経てラベルとした後、該ラ
ベルを目的の被着物上におき圧力あるいはアイロ
ンや熱プレスのような熱と圧力により接着する方
法が行われるようになつてきている。又、接着加
工されていないラベルと目的の被着物の間に熱融
着性フイルムをはさみアイロンや熱プレスにより
ラベルと目的の被着物を取付ける方法も行われて
いる。
しかしながらこれ等の方法は未だ種々の問題点
を有しているため従来の縫製により取付ける方法
を全面的に置き換える所までは行つていない。例
えば圧力のみによつて接着するいわゆる粘着法は
接着方法としては非常に簡単で望しい方法ではあ
るが現在の感圧接着剤の性能には限度があり一時
的な接着でよいものにのみ使用されている。又熱
圧着によつてラベルを被着物へ接着する方法は熱
融着性合成樹脂の進歩により接着強度面ではほぼ
満足すべき状態まできているが感熱接着加工され
たラベル用素材としては未だ未解決の問題があ
る。すなわち、基体上に熱融着性合成樹脂層を設
ける方法は押し出し法によるコーティングが常識
であるが該方法による場合合成樹脂設置側にカー
ルが発生し印刷時の障害となるのみならず取扱
上、取り付け作業上の障害ともなる。該カール発
生の原因の明確な解明は未だ成されていない。原
因として押し出しコーテイング中に発生する合成
樹脂の歪等も考えられるが本考案者等はカールの
発生が熱融着性合成樹脂として結晶性高分子を使
用したとき顕著に見られることから押し出しコー
テイングにより基体上に設けられた合成樹脂層が
再結晶して体積収縮を起こしその結果カールする
と考えた。
を有しているため従来の縫製により取付ける方法
を全面的に置き換える所までは行つていない。例
えば圧力のみによつて接着するいわゆる粘着法は
接着方法としては非常に簡単で望しい方法ではあ
るが現在の感圧接着剤の性能には限度があり一時
的な接着でよいものにのみ使用されている。又熱
圧着によつてラベルを被着物へ接着する方法は熱
融着性合成樹脂の進歩により接着強度面ではほぼ
満足すべき状態まできているが感熱接着加工され
たラベル用素材としては未だ未解決の問題があ
る。すなわち、基体上に熱融着性合成樹脂層を設
ける方法は押し出し法によるコーティングが常識
であるが該方法による場合合成樹脂設置側にカー
ルが発生し印刷時の障害となるのみならず取扱
上、取り付け作業上の障害ともなる。該カール発
生の原因の明確な解明は未だ成されていない。原
因として押し出しコーテイング中に発生する合成
樹脂の歪等も考えられるが本考案者等はカールの
発生が熱融着性合成樹脂として結晶性高分子を使
用したとき顕著に見られることから押し出しコー
テイングにより基体上に設けられた合成樹脂層が
再結晶して体積収縮を起こしその結果カールする
と考えた。
接着加工されていないラベルと目的の被着物の
間に熱融着性フイルムをはさみアイロンや熱プレ
スにより接着する方法は該フイルムをラベルと同
じ大きさ又は少し小さく裁断した上ラベルと目的
の被着物の間に置くという余分の手間がかかる上
該フイルムがずれると外にはみ出し見苦しくな
る。
間に熱融着性フイルムをはさみアイロンや熱プレ
スにより接着する方法は該フイルムをラベルと同
じ大きさ又は少し小さく裁断した上ラベルと目的
の被着物の間に置くという余分の手間がかかる上
該フイルムがずれると外にはみ出し見苦しくな
る。
以上のように感圧、感熱接着剤を用いた簡易的
なラベルの取り付け方法は未完成のの状態であり
その完成が待望されている。
なラベルの取り付け方法は未完成のの状態であり
その完成が待望されている。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので従
来行われていた押し出し法により基体へ熱融着性
樹脂を塗布する方法を改め熱融着性繊維から成る
布織布を基体上にラミネートすることにより熱融
着性を持つたラベル用素材を作ろうとするもので
ある。すなわち基体に熱融着性接着部を設けたラ
ベル用素材において該接着部が熱融着性合成繊維
の不織布から成ることを特徴とするラベル用素材
に関するものである。
来行われていた押し出し法により基体へ熱融着性
樹脂を塗布する方法を改め熱融着性繊維から成る
布織布を基体上にラミネートすることにより熱融
着性を持つたラベル用素材を作ろうとするもので
ある。すなわち基体に熱融着性接着部を設けたラ
ベル用素材において該接着部が熱融着性合成繊維
の不織布から成ることを特徴とするラベル用素材
に関するものである。
本発明の基体には織物、編物、不織布、フイル
ム等が使用できるが印刷を行う場合はタフタ織
物、サテン織物や実用新案公報53−42477に開示
されているような印刷適性が付与された織物が好
適である。又、該織物に使用する繊維はアセテー
ト、ポリエステル、ナイロン等が好適である。
ム等が使用できるが印刷を行う場合はタフタ織
物、サテン織物や実用新案公報53−42477に開示
されているような印刷適性が付与された織物が好
適である。又、該織物に使用する繊維はアセテー
ト、ポリエステル、ナイロン等が好適である。
本発明の熱融着性不織布に使用する繊維には共
重合ナイロンが接着力、耐洗たく性、耐ドライク
リーニング性等の点で好適である。
重合ナイロンが接着力、耐洗たく性、耐ドライク
リーニング性等の点で好適である。
本発明の熱融着性不織布の目付量は特に制限す
るものではないが一般的には20g/m2〜70g/m2
程度が適当である。
るものではないが一般的には20g/m2〜70g/m2
程度が適当である。
本発明の基体と熱融着性不織布の接着は離型性
を有するフイルムや紙と熱融着性のフイルムを順
次重ね加熱圧着させる方法が普通であるが離型性
を有するフイルムや紙を省略して離型性を有する
ロール又はベルトに熱融着性フイルム、基体を重
ね加熱圧着することもできる。又、熱融着性フイ
ルムにグラビアロール等でウレタン系接着剤等を
コーテイングし溶剤を蒸発せしめたのち圧力を加
えて接着するいわゆるドライラミ方式で接着して
もよい。
を有するフイルムや紙と熱融着性のフイルムを順
次重ね加熱圧着させる方法が普通であるが離型性
を有するフイルムや紙を省略して離型性を有する
ロール又はベルトに熱融着性フイルム、基体を重
ね加熱圧着することもできる。又、熱融着性フイ
ルムにグラビアロール等でウレタン系接着剤等を
コーテイングし溶剤を蒸発せしめたのち圧力を加
えて接着するいわゆるドライラミ方式で接着して
もよい。
次に実施例によりくわしく報告する。
実施例
両面にナイロン多孔質体を積層したナイロンタ
フタ織物から成る基体と重量が30gr/m2の共重合
ナイロン繊維から成る不織布(ノイネツヅ三井東
圧株式会社製)と離型紙を重ね合わせ、加熱温度
120℃の連続ヒートプレス機を20秒間通過させて
感熱接着性を有するラベル用素材を得た。得られ
たラベル用素材は殆んどカールがなくオフセツト
印刷適性がよい上ラベル化されたものの目的の被
着物への接着、接着後の耐洗たく性、耐ドライク
リーニング性の優れたものであつた。
フタ織物から成る基体と重量が30gr/m2の共重合
ナイロン繊維から成る不織布(ノイネツヅ三井東
圧株式会社製)と離型紙を重ね合わせ、加熱温度
120℃の連続ヒートプレス機を20秒間通過させて
感熱接着性を有するラベル用素材を得た。得られ
たラベル用素材は殆んどカールがなくオフセツト
印刷適性がよい上ラベル化されたものの目的の被
着物への接着、接着後の耐洗たく性、耐ドライク
リーニング性の優れたものであつた。
比較例
アセテートサテン織物上に6/6−6/12ナイ
ロン共重合体組成物を押し出しコーテイングして
感熱性のラベル用素材を得た。ナイロン共重合体
組成物の付着量は74g/m2であつた。このラベル
用素材はナイロン共重合体塗布面側へのカールが
はげしく、オフセツト印刷がうまく行かなかつ
た。
ロン共重合体組成物を押し出しコーテイングして
感熱性のラベル用素材を得た。ナイロン共重合体
組成物の付着量は74g/m2であつた。このラベル
用素材はナイロン共重合体塗布面側へのカールが
はげしく、オフセツト印刷がうまく行かなかつ
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基体に熱融着性接着部を設けたラベル用素材
において該接着部が熱融着性合成繊維から成る不
織布であることを特徴とするラベル用素材。 2 熱融着性合成繊維が共重合ポリアミド樹脂組
成物で構成されている特許請求の範囲第1項記載
のラベル用素材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3043384A JPS60174640A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | ラベル用素材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3043384A JPS60174640A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | ラベル用素材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60174640A JPS60174640A (ja) | 1985-09-07 |
JPH0358294B2 true JPH0358294B2 (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=12303807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3043384A Granted JPS60174640A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | ラベル用素材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60174640A (ja) |
-
1984
- 1984-02-22 JP JP3043384A patent/JPS60174640A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60174640A (ja) | 1985-09-07 |
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