JPH0357544B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0357544B2 JPH0357544B2 JP57180224A JP18022482A JPH0357544B2 JP H0357544 B2 JPH0357544 B2 JP H0357544B2 JP 57180224 A JP57180224 A JP 57180224A JP 18022482 A JP18022482 A JP 18022482A JP H0357544 B2 JPH0357544 B2 JP H0357544B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- recording
- magnetic recording
- reproducing
- stopped
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B15/10—Manually-operated control; Solenoid-operated control
Landscapes
- Gear Transmission (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は磁気記録再生装置の動作切替えを半自
動的に行なう論理制御(ロジカルコントロール)
装置の使用状態を解除し停止状態にして、テープ
カセツト等を取外せるようにした解除装置に関す
る。
動的に行なう論理制御(ロジカルコントロール)
装置の使用状態を解除し停止状態にして、テープ
カセツト等を取外せるようにした解除装置に関す
る。
背景技術とその問題点
磁気記録再生装置に装着されたテープカセツト
を取出すときは、装置を停止状態にして、テープ
カセツト内に入り込んでいる録再ヘツド、消去ヘ
ツド、ピンチローラ等をテープカセツトの外に引
き出した後(通常の停止状態の位置)、手動又は
イジエクト機構によつてテープカセツトを引出す
ようにして録再ヘツド等を傷つけないようにしな
ければならない。
を取出すときは、装置を停止状態にして、テープ
カセツト内に入り込んでいる録再ヘツド、消去ヘ
ツド、ピンチローラ等をテープカセツトの外に引
き出した後(通常の停止状態の位置)、手動又は
イジエクト機構によつてテープカセツトを引出す
ようにして録再ヘツド等を傷つけないようにしな
ければならない。
ところで、磁気記録再生装置に装備された従来
のロジカルコントロール装置において、このコン
トロール装置よりの記録又は再生の指令に基づき
モータを回転させ、この回転力をウオーム及びウ
オームホイールの噛合せを含む減速歯車機構を介
してヘツド基板をテープレコーダの停止状態の位
置(元位置)から、記録又は再生状態の位置へ移
動させ、この移動終了状態でモータの回転を停止
させることにより、ヘツド基板を記録又は再生に
必要な位置に持ち来たすようにしているものが提
案されている。ところが一般的にはヘツド基板の
元位置への復帰は、このヘツド基板と固定部間に
架張したいわゆる復帰バネの弾性力を使用するを
普通とするので、この状態でモータへの通電を停
止すると、この復帰バネにより上述した歯車系及
びモータを回転させ乍らヘツド基板が元位置に復
帰しようとするが、この場合、上述したように減
速歯車機構中にウオーム及びウオームホイールの
噛合系を挿入しているので、この噛合により、上
述した噛合系は回転できず、よつて、ヘツド基板
は上述した移動位置にロツクされる。
のロジカルコントロール装置において、このコン
トロール装置よりの記録又は再生の指令に基づき
モータを回転させ、この回転力をウオーム及びウ
オームホイールの噛合せを含む減速歯車機構を介
してヘツド基板をテープレコーダの停止状態の位
置(元位置)から、記録又は再生状態の位置へ移
動させ、この移動終了状態でモータの回転を停止
させることにより、ヘツド基板を記録又は再生に
必要な位置に持ち来たすようにしているものが提
案されている。ところが一般的にはヘツド基板の
元位置への復帰は、このヘツド基板と固定部間に
架張したいわゆる復帰バネの弾性力を使用するを
普通とするので、この状態でモータへの通電を停
止すると、この復帰バネにより上述した歯車系及
びモータを回転させ乍らヘツド基板が元位置に復
帰しようとするが、この場合、上述したように減
速歯車機構中にウオーム及びウオームホイールの
噛合系を挿入しているので、この噛合により、上
述した噛合系は回転できず、よつて、ヘツド基板
は上述した移動位置にロツクされる。
又、例えば、モータを上述とは逆方向に回転さ
せることによりウオーム及びウオームホイールの
噛合系が回転するので、ヘツド基板は主として上
述した復帰バネの弾性力により元位置に復帰す
る。
せることによりウオーム及びウオームホイールの
噛合系が回転するので、ヘツド基板は主として上
述した復帰バネの弾性力により元位置に復帰す
る。
このような減速歯車機構を具備した装置におい
ては、一般的にESTと称される装置が装備され
るを普通とする。
ては、一般的にESTと称される装置が装備され
るを普通とする。
このESTとは、何かの外乱により駆動用モー
タに過負荷が加わつた場合、モータ保護、誤動作
防止の為自動的に駆動モータを止めるためのモー
タ停止機構である。
タに過負荷が加わつた場合、モータ保護、誤動作
防止の為自動的に駆動モータを止めるためのモー
タ停止機構である。
このため記録又は再生等の使用状態即ちテープ
カセツト内に録再ヘツド等が入り込んだ状態で、
ESTが動作すると、ヘツド基板が前進して既に
ロツク状態にあるので、テープカセツトを取出せ
なくなるという欠点がある。
カセツト内に録再ヘツド等が入り込んだ状態で、
ESTが動作すると、ヘツド基板が前進して既に
ロツク状態にあるので、テープカセツトを取出せ
なくなるという欠点がある。
また、記録又は再生中に電池が消耗した場合に
あつても停止状態に動作切替えを行なえず、上述
と同様にテープカセツトを取出せなくなるという
欠点がある。
あつても停止状態に動作切替えを行なえず、上述
と同様にテープカセツトを取出せなくなるという
欠点がある。
発明の目的
本発明は、上述した欠点を解消するもの、上述
した状態が生じた場合に、いわゆるヘツド基板を
通常の停止位置まで引き戻し制御回路にリセツト
信号を加え、磁気記録再生装置を停止状態に戻す
解除装置を新たに提供することを目的とする。
した状態が生じた場合に、いわゆるヘツド基板を
通常の停止位置まで引き戻し制御回路にリセツト
信号を加え、磁気記録再生装置を停止状態に戻す
解除装置を新たに提供することを目的とする。
発明の概要
このため本発明は、ロジカルコントロール装置
における歯車機構中のある歯車の噛合を手動によ
り解除し得るようになし、復帰バネの偏倚力によ
つてヘツド基板が停止位置に復帰するようにする
とともに、このヘツド基板が停止位置に至ると、
信号用スイツチが入つてリセツト信号を制御回路
に送信し、これをリセツトして磁気記録再生装置
を停止状態に戻すようにしたことを特徴とする。
における歯車機構中のある歯車の噛合を手動によ
り解除し得るようになし、復帰バネの偏倚力によ
つてヘツド基板が停止位置に復帰するようにする
とともに、このヘツド基板が停止位置に至ると、
信号用スイツチが入つてリセツト信号を制御回路
に送信し、これをリセツトして磁気記録再生装置
を停止状態に戻すようにしたことを特徴とする。
実施例
以下本発明の一実施例を添付図面によつて説明
する。
する。
本実施例の磁気記録再生装置におけるロジカル
コントロール装置は、歯車機構部と、リンク機構
部と、制御回路とより成るもので、第1図にその
概略を示してある。
コントロール装置は、歯車機構部と、リンク機構
部と、制御回路とより成るもので、第1図にその
概略を示してある。
図において、1は駆動モータで、その回転軸に
はウオーム2が装着してあり、これにはウオーム
ホイール3aがかみあいウオームギヤを構成す
る。このウオームホイール3aには、第2図に示
すように平歯車3bが同軸上に固着され、ウオー
ムホイール付複歯車3を構成する。このウオーム
ホイール付複歯車3の平歯車3bは、解除複平歯
車4の大径歯車4aと噛み合い、その同軸上の小
径歯車4bには、遊び複平歯車5の大径の歯車5
aが噛み合い、その同軸の小径歯車5bには、ク
ランク機構歯車6が噛み合つて歯車列(減速歯車
機構)を構成する。
はウオーム2が装着してあり、これにはウオーム
ホイール3aがかみあいウオームギヤを構成す
る。このウオームホイール3aには、第2図に示
すように平歯車3bが同軸上に固着され、ウオー
ムホイール付複歯車3を構成する。このウオーム
ホイール付複歯車3の平歯車3bは、解除複平歯
車4の大径歯車4aと噛み合い、その同軸上の小
径歯車4bには、遊び複平歯車5の大径の歯車5
aが噛み合い、その同軸の小径歯車5bには、ク
ランク機構歯車6が噛み合つて歯車列(減速歯車
機構)を構成する。
このクランク機構歯車6には、リンク機構部
が、いわゆるスコツチ・ヨーク機構を構成するよ
うに装着される。
が、いわゆるスコツチ・ヨーク機構を構成するよ
うに装着される。
すなわち、クランク機構歯車6の周側部近傍に
おける平板部にすべり子軸7を突設し、これをリ
ンク支杆8の一端に設けられた案内部9の直線溝
10に嵌挿し、クランク機構歯車6の回動動作に
連動してリンク支杆8が矢印A方向に往復動する
ように構成する。
おける平板部にすべり子軸7を突設し、これをリ
ンク支杆8の一端に設けられた案内部9の直線溝
10に嵌挿し、クランク機構歯車6の回動動作に
連動してリンク支杆8が矢印A方向に往復動する
ように構成する。
またこのリンク支杆8の中央部には、突棒11
が設けられ、メカシヤーシに設けられた止金具1
2との間に引張コイルバネ13が張架されて、リ
ンク支杆8が矢印B方向に偏倚力を受けるように
構成してある。
が設けられ、メカシヤーシに設けられた止金具1
2との間に引張コイルバネ13が張架されて、リ
ンク支杆8が矢印B方向に偏倚力を受けるように
構成してある。
リンク支杆8の他端部にはヘツドベース14が
設けてあり、このヘツドベース14上には図示し
ないが録再ヘツド、消去ヘツド、ピンチローラ等
が載置してある。そして、通常の不使用状態では
リンク支杆8を実線で示す位置にもち来たす。こ
の状態では、リンク支杆8は引張コイルバネ13
の偏倚力を受け、矢印B方向に引き付けられた最
も安定した状態にあるとともに、ウオーム2とウ
オームホイール3との噛合により、ヘツド基板1
4はその位置に即ち停止状態位置にロツクされる
ことになる。
設けてあり、このヘツドベース14上には図示し
ないが録再ヘツド、消去ヘツド、ピンチローラ等
が載置してある。そして、通常の不使用状態では
リンク支杆8を実線で示す位置にもち来たす。こ
の状態では、リンク支杆8は引張コイルバネ13
の偏倚力を受け、矢印B方向に引き付けられた最
も安定した状態にあるとともに、ウオーム2とウ
オームホイール3との噛合により、ヘツド基板1
4はその位置に即ち停止状態位置にロツクされる
ことになる。
このリンク支杆8が停止状態位置にある場合に
は録再ヘツド等は、磁気記録再生装置に装着され
たテープカセツトの外部に出ている状態にある。
は録再ヘツド等は、磁気記録再生装置に装着され
たテープカセツトの外部に出ている状態にある。
また、磁気記録再生装置を記録又は再生状態に
する場合には、駆動モータ1を回転制御し、歯車
列(2)−(3)−(4)−(5)によりクランク機構歯車6を回
動して、図に一点鎖線で示す使用状態位置までリ
ンク支杆8を引張コイルバネ13の偏倚力に抗し
て引き上げる。
する場合には、駆動モータ1を回転制御し、歯車
列(2)−(3)−(4)−(5)によりクランク機構歯車6を回
動して、図に一点鎖線で示す使用状態位置までリ
ンク支杆8を引張コイルバネ13の偏倚力に抗し
て引き上げる。
この状態でモータ1への通電を停止し、即ちモ
ータ1の回転を止めても、前述したと同様に、歯
車列のウオーム2とウオームホイール3aとより
なるウオームギヤの噛合いによるロツク作用でそ
の使用状態位置に保留される。
ータ1の回転を止めても、前述したと同様に、歯
車列のウオーム2とウオームホイール3aとより
なるウオームギヤの噛合いによるロツク作用でそ
の使用状態位置に保留される。
また、リンク支杆8が使用状態位置にある場合
には、録再ヘツド等は、テープカセツトの内に入
り込んで磁気テープに当接する位置にある。
には、録再ヘツド等は、テープカセツトの内に入
り込んで磁気テープに当接する位置にある。
次に、上述したように記録又は再生状態より、
モータ1を駆動して歯車6を図において反時計方
向に回動させれば、ヘツド基板14は主としてば
ね13の弾性力により実線図示の元位置に復帰す
る。
モータ1を駆動して歯車6を図において反時計方
向に回動させれば、ヘツド基板14は主としてば
ね13の弾性力により実線図示の元位置に復帰す
る。
次に上述した記録又は再生状態において、手動
操作でこの状態を解除し、これを停止状態に戻す
解除機構について説明する。
操作でこの状態を解除し、これを停止状態に戻す
解除機構について説明する。
この解除機構は、クランク機構歯車6の回転位
置をロツクしている歯車列中の解除複平歯車4の
小径歯車4bを、その大径歯車4aから離脱さ
せ、回動自由にし、この回動自由に解除されたク
ランク機構歯車6をリンク支杆8に取付けられた
引張コイルバネ13の矢印B方向の偏倚力によつ
て回動し、停止状態に戻すものである。
置をロツクしている歯車列中の解除複平歯車4の
小径歯車4bを、その大径歯車4aから離脱さ
せ、回動自由にし、この回動自由に解除されたク
ランク機構歯車6をリンク支杆8に取付けられた
引張コイルバネ13の矢印B方向の偏倚力によつ
て回動し、停止状態に戻すものである。
この解除機構に用いられ解除複平歯車4は第3
図に縦断面で示すように構成される。すなわち、
解除複平歯車4の大径歯車4aを、メカシヤーシ
15の軸孔16に嵌着された軸芯部17に対して
回転自在に軸受けさせる。また、この大径歯車4
aの環状溝21には、小径歯車4bの外歯に合致
する内歯歯車22を設け、軸芯部17には軸孔1
8を設ける。そして、この軸孔18にフランジ2
0をもつ軸ピン19を摺動且つ回動自在に挿入す
る。
図に縦断面で示すように構成される。すなわち、
解除複平歯車4の大径歯車4aを、メカシヤーシ
15の軸孔16に嵌着された軸芯部17に対して
回転自在に軸受けさせる。また、この大径歯車4
aの環状溝21には、小径歯車4bの外歯に合致
する内歯歯車22を設け、軸芯部17には軸孔1
8を設ける。そして、この軸孔18にフランジ2
0をもつ軸ピン19を摺動且つ回動自在に挿入す
る。
そして、小径歯車4bの底部に凹部23を設
け、この凹部23内の底面にフランジ20が当接
するように小径歯車4bを軸ピン19に挿着す
る。
け、この凹部23内の底面にフランジ20が当接
するように小径歯車4bを軸ピン19に挿着す
る。
さらにメカシヤーシ15に螺子25により取付
けられた板ばね24によつて軸ピン19の一端を
矢印C方向に弾圧し、大径歯車4aの内歯歯形2
2に小径歯車4bの外歯が嵌合して、大径歯車4
aと小径歯車4bが平常状態においては一体的に
回動するように構成する。
けられた板ばね24によつて軸ピン19の一端を
矢印C方向に弾圧し、大径歯車4aの内歯歯形2
2に小径歯車4bの外歯が嵌合して、大径歯車4
aと小径歯車4bが平常状態においては一体的に
回動するように構成する。
さらに、解除複平歯車4の小径歯車4bに噛み
合う遊び歯車5は、その小径の歯車5bの下端面
を解除複平歯車の大径歯車4aの上端面の近傍に
被さるように位置せしめ、後述するように、解除
複平歯車4の小径歯車4bの噛合を大径歯車4a
から解除するとき、大径歯車4aが持ち上がらな
いよう、これが当接して押えられるように構成す
る。
合う遊び歯車5は、その小径の歯車5bの下端面
を解除複平歯車の大径歯車4aの上端面の近傍に
被さるように位置せしめ、後述するように、解除
複平歯車4の小径歯車4bの噛合を大径歯車4a
から解除するとき、大径歯車4aが持ち上がらな
いよう、これが当接して押えられるように構成す
る。
次に、ロジカルコントロール装置を解除する場
合には、本実施例では、第2図に一点鎖線で示
す、カセツトホルダオープンボタン26を二点鎖
線で示す位置27まで押しやる。すると、このオ
ープンボタン26に連動する支杆28の爪29
が、第4図に平面で示す解除板30を矢印E方向
に回動する。このため、解除板30の斜爪31は
第3図に一点鎖線で示す位置に移動(回動)し、
メカシヤーシ15の裏面側に突出した軸ピン19
を押し込む(第3図にあつては押し上げる)こと
になり、小径歯車4bを一点鎖線で示す位置まで
押し上げ大径歯車4aの内歯歯形22との噛合が
解除される。
合には、本実施例では、第2図に一点鎖線で示
す、カセツトホルダオープンボタン26を二点鎖
線で示す位置27まで押しやる。すると、このオ
ープンボタン26に連動する支杆28の爪29
が、第4図に平面で示す解除板30を矢印E方向
に回動する。このため、解除板30の斜爪31は
第3図に一点鎖線で示す位置に移動(回動)し、
メカシヤーシ15の裏面側に突出した軸ピン19
を押し込む(第3図にあつては押し上げる)こと
になり、小径歯車4bを一点鎖線で示す位置まで
押し上げ大径歯車4aの内歯歯形22との噛合が
解除される。
よつて歯車4b,5及び6は夫々ウオームギヤ
によるロツクより解除され、夫々自由に回動でき
るようになり、リンク支杆8は、引張コイルバネ
13の偏倚力に引かれてクランク機構歯車6を回
動させながら、停止状態位置まで引き戻されるこ
とになる。
によるロツクより解除され、夫々自由に回動でき
るようになり、リンク支杆8は、引張コイルバネ
13の偏倚力に引かれてクランク機構歯車6を回
動させながら、停止状態位置まで引き戻されるこ
とになる。
次にオープンボタン26を元位置に戻すと、解
除板30は第4図に示す引張コイルバネ32の偏
倚力により矢印F方向に回動する。そして、解除
板30から離れた軸ピン19は板ばね24によつ
て矢印C方向に押し下げられ、小径歯車4bは大
径歯車4aの内歯歯形22に噛合する。
除板30は第4図に示す引張コイルバネ32の偏
倚力により矢印F方向に回動する。そして、解除
板30から離れた軸ピン19は板ばね24によつ
て矢印C方向に押し下げられ、小径歯車4bは大
径歯車4aの内歯歯形22に噛合する。
なお、この解除板30は第2図に示すように、
パネル板44に取付けられたリーフスイツチ45
に連動し、第7図に示す制御回路40に対して後
述する制御信号を送る。
パネル板44に取付けられたリーフスイツチ45
に連動し、第7図に示す制御回路40に対して後
述する制御信号を送る。
本実施例におけるロジカルコントロール装置に
おいては、クランク機構歯車6の裏面側に、制御
回路40に対するスイツチ部43(第5図、第6
図参照)が設けてある。第5図はクランク機構歯
車6の裏面を示すもので、短絡接点33即ち一対
のワイパ33a及び33bを設けている。また、
このクランク機構歯車6を軸着するメカシヤーシ
15の板面上には電気的に絶縁された面上に第6
図に示すような電極パターン34,35が形成さ
れ、上述したワイパ33a及び33bと接触して
いる。第6図において示される一点鎖線33a及
び33bは、上述したワイパ33a及び33bの
軌跡を示す。そして、この電極パターン34に
は、中心角θを有する位置において2つの接点3
4a,34bが形成され、よつて2つのパターン
34と35とは、ワイパ33a,33bにより、
ワイパ33bが接点34a及び34bに接触した
とき、互に短絡する。この各短絡位置をP1及び
P2として第6図に符号を附して示す。そして歯
車6の上述したP1の回動位置を磁気記録再生装
置の停止状態位置とし、P2の回動位置を記録又
は再生状態の位置とする。
おいては、クランク機構歯車6の裏面側に、制御
回路40に対するスイツチ部43(第5図、第6
図参照)が設けてある。第5図はクランク機構歯
車6の裏面を示すもので、短絡接点33即ち一対
のワイパ33a及び33bを設けている。また、
このクランク機構歯車6を軸着するメカシヤーシ
15の板面上には電気的に絶縁された面上に第6
図に示すような電極パターン34,35が形成さ
れ、上述したワイパ33a及び33bと接触して
いる。第6図において示される一点鎖線33a及
び33bは、上述したワイパ33a及び33bの
軌跡を示す。そして、この電極パターン34に
は、中心角θを有する位置において2つの接点3
4a,34bが形成され、よつて2つのパターン
34と35とは、ワイパ33a,33bにより、
ワイパ33bが接点34a及び34bに接触した
とき、互に短絡する。この各短絡位置をP1及び
P2として第6図に符号を附して示す。そして歯
車6の上述したP1の回動位置を磁気記録再生装
置の停止状態位置とし、P2の回動位置を記録又
は再生状態の位置とする。
このようにして位置検出を行なう本実施例のロ
ジカルコントロール装置、第7図に示すように、
例えば、磁気記録再生装置の記録又は再生操作ス
イツチ41を瞬時オンすると、制御回路40より
駆動モータ1を正転させる為の信号を出力し、よ
つて、これを駆動する。よつて第5図に示すワイ
パ33a,33bが、第6図で示すP1の位置よ
りP2の位置の方向へ回動を始める。即ち第1図
においてヘツド基板14を一点鎖線に示す方向に
移動を始める。このとき第7図で示すスイツチ部
43にあつては、短絡接点33が接点34aより
離れ、接点34bの方向へ移動し、ヘツド基板1
4を、実線図示位置より一点鎖線位置の方向へ移
動を開始させる。歯車6が角θ丈け回動すると、
短絡接点33により、再び接点35と34bとを
短絡し、その信号が制御回路40に入力し、制御
回路40はヘツド基板14を一点鎖線で示した状
態で、即ち記録又は再生状態で、駆動モータ1を
停止させる。
ジカルコントロール装置、第7図に示すように、
例えば、磁気記録再生装置の記録又は再生操作ス
イツチ41を瞬時オンすると、制御回路40より
駆動モータ1を正転させる為の信号を出力し、よ
つて、これを駆動する。よつて第5図に示すワイ
パ33a,33bが、第6図で示すP1の位置よ
りP2の位置の方向へ回動を始める。即ち第1図
においてヘツド基板14を一点鎖線に示す方向に
移動を始める。このとき第7図で示すスイツチ部
43にあつては、短絡接点33が接点34aより
離れ、接点34bの方向へ移動し、ヘツド基板1
4を、実線図示位置より一点鎖線位置の方向へ移
動を開始させる。歯車6が角θ丈け回動すると、
短絡接点33により、再び接点35と34bとを
短絡し、その信号が制御回路40に入力し、制御
回路40はヘツド基板14を一点鎖線で示した状
態で、即ち記録又は再生状態で、駆動モータ1を
停止させる。
さらに、磁気記録再生装置の停止スイツチ42
を瞬時オンすると、制御回路40より駆動モータ
1を逆転させる信号を送出し、これを駆動する。
を瞬時オンすると、制御回路40より駆動モータ
1を逆転させる信号を送出し、これを駆動する。
すると、ワイパ33が接点34bより離れ、角
θ丈け回動したとき接点34,35を短絡し、そ
の信号を受けた制御回路40は駆動モータ1を
P1の位置において停止させる。
θ丈け回動したとき接点34,35を短絡し、そ
の信号を受けた制御回路40は駆動モータ1を
P1の位置において停止させる。
次に、記録、再生状態、又は記録、再生状態へ
の切替え動作中にモータ停止機構であるESTが
働き、又は電圧が低下し駆動モータ1が停止した
場合について説明する。
の切替え動作中にモータ停止機構であるESTが
働き、又は電圧が低下し駆動モータ1が停止した
場合について説明する。
この場合には、オープンボタン26を押す。す
ると、解除板30が第4図に示すE方向に回動し
て小径歯車4bを回動自由にし、引張コイルバネ
13の偏倚力で歯車(6)−(5)−(4b)を回動させな
がらリンク支杆8は停止状態位置に戻る。このと
きわずかの時間遅れをもつてリーフスイツチ45
をオフして制御回路40の電源を切る。これによ
りカセツトホルダが外方に向つて回動し、テープ
カセツトを取外すことが可能となる。
ると、解除板30が第4図に示すE方向に回動し
て小径歯車4bを回動自由にし、引張コイルバネ
13の偏倚力で歯車(6)−(5)−(4b)を回動させな
がらリンク支杆8は停止状態位置に戻る。このと
きわずかの時間遅れをもつてリーフスイツチ45
をオフして制御回路40の電源を切る。これによ
りカセツトホルダが外方に向つて回動し、テープ
カセツトを取外すことが可能となる。
次に内蔵電池を交換してオープンボタン26を
第2図点線位置に戻す(カセツトホルダを閉じ
る)と、リーフスイツチ45のオンにより、制御
回路40に電源が入る。そして、解除板30が引
張コイルバネ32の偏倚力で引戻され、小径歯車
4bの軸ピン19を板ばね24で押し戻し、大径
歯車4aの内歯歯形22に嵌合して一体的に回動
し得るようになる。
第2図点線位置に戻す(カセツトホルダを閉じ
る)と、リーフスイツチ45のオンにより、制御
回路40に電源が入る。そして、解除板30が引
張コイルバネ32の偏倚力で引戻され、小径歯車
4bの軸ピン19を板ばね24で押し戻し、大径
歯車4aの内歯歯形22に嵌合して一体的に回動
し得るようになる。
これにより磁気記録再生装置は、スタンバイの
状態となる。
状態となる。
なお、前述したオープンボタン26が磁気記録
再生装置のイジエクトボタンに連動して操作され
るようにした実施例では、このイジエクトボタン
を操作した場合には、自動的にロジカルコントロ
ール装置が停止状態にリセツトされ、その後にテ
ープカセツトが取出されることになる。
再生装置のイジエクトボタンに連動して操作され
るようにした実施例では、このイジエクトボタン
を操作した場合には、自動的にロジカルコントロ
ール装置が停止状態にリセツトされ、その後にテ
ープカセツトが取出されることになる。
このため、一般の装置では、記録再生の状態に
おいて、テープカセツト内に入り込んでいる録再
ヘツド等がテープカセツトをイジエクトする際傷
つかないように保護するためイジエクトボタンを
操作きないようにするロツク装置を設けている
が、本例はこのロツク装置が不必要となる。
おいて、テープカセツト内に入り込んでいる録再
ヘツド等がテープカセツトをイジエクトする際傷
つかないように保護するためイジエクトボタンを
操作きないようにするロツク装置を設けている
が、本例はこのロツク装置が不必要となる。
発明の効果
以上詳述したように本発明装置によればロジカ
ルコントロール装置の記録再生等の使用状態から
手動的に停止状態に動作切替できるので、磁気記
録再生装置から所要の場合にテープカセツトを難
無く取外すことがでできるという効果がある。
ルコントロール装置の記録再生等の使用状態から
手動的に停止状態に動作切替できるので、磁気記
録再生装置から所要の場合にテープカセツトを難
無く取外すことがでできるという効果がある。
第1図は本発明のロジカルコントロール装置の
概要を示す説明図、第2図は歯車機構部の概略側
面図、第3図は本発明に係る解除複平歯車部分の
縦断面図、第4図は解除板を装着した部分の裏面
図、第5図はクランク機能歯車に設けられたワイ
パ電極部を示す裏面図、第6図はメカシヤーシ上
の電極板を示す平面図、第7図はロジカルコント
ロール装置の構成図である。 1は駆動モータ、2はウオーム、4は解除複平
歯車、6はクランク機構歯車、8はリンク支杆、
30は解除板、38は位置検出回路、40は制御
回路である。
概要を示す説明図、第2図は歯車機構部の概略側
面図、第3図は本発明に係る解除複平歯車部分の
縦断面図、第4図は解除板を装着した部分の裏面
図、第5図はクランク機能歯車に設けられたワイ
パ電極部を示す裏面図、第6図はメカシヤーシ上
の電極板を示す平面図、第7図はロジカルコント
ロール装置の構成図である。 1は駆動モータ、2はウオーム、4は解除複平
歯車、6はクランク機構歯車、8はリンク支杆、
30は解除板、38は位置検出回路、40は制御
回路である。
Claims (1)
- 1 磁気記録再生装置の動作切替えを半自動的に
行なう論理制御装置において、手動操作により駆
動モータの動力を伝える歯車機構部中のある歯車
に対する他の歯車からの拘束を解除してクランク
機能歯車を回動自由にし、該クランク機能歯車に
連動する録再ヘツド等を装着したリンク機構部を
該回動自由となつたクランク機能歯車を回動しな
がら停止状態位置に戻し、該リンク機構部の停止
位置までの戻り動作に連動して制御回路にリセツ
ト信号を送信し、磁気記録再生装置を停止状態に
戻すようにしたことを特徴とする磁気記録再生装
置の論理制御解除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57180224A JPS5968859A (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 磁気記録再生装置の論理制御解除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57180224A JPS5968859A (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 磁気記録再生装置の論理制御解除装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5968859A JPS5968859A (ja) | 1984-04-18 |
JPH0357544B2 true JPH0357544B2 (ja) | 1991-09-02 |
Family
ID=16079559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57180224A Granted JPS5968859A (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 磁気記録再生装置の論理制御解除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5968859A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60102738U (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-13 | アルプス電気株式会社 | テ−プレコ−ダのヘツドベ−ス移動装置 |
JP4946449B2 (ja) * | 2007-01-16 | 2012-06-06 | トヨタ紡織株式会社 | ロック解除装置 |
-
1982
- 1982-10-14 JP JP57180224A patent/JPS5968859A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5968859A (ja) | 1984-04-18 |
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