JPH0357502Y2 - - Google Patents
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- JPH0357502Y2 JPH0357502Y2 JP1986102205U JP10220586U JPH0357502Y2 JP H0357502 Y2 JPH0357502 Y2 JP H0357502Y2 JP 1986102205 U JP1986102205 U JP 1986102205U JP 10220586 U JP10220586 U JP 10220586U JP H0357502 Y2 JPH0357502 Y2 JP H0357502Y2
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- JP
- Japan
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- roller
- etching
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- prehumidification
- molton
- Prior art date
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Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、印刷機械のエツチング機構、さらに
詳しくいえば、自動印刷機械のエツチングフオン
テンローラの表面を粗面にするとともに、エツチ
ングモルトンローラの予湿を自動または手動でで
きるようにした印刷機械のエツチング機構に関す
る。
詳しくいえば、自動印刷機械のエツチングフオン
テンローラの表面を粗面にするとともに、エツチ
ングモルトンローラの予湿を自動または手動でで
きるようにした印刷機械のエツチング機構に関す
る。
(従来の技術)
自動印刷機械で印刷する場合に、一般的には、
給版→エツチング→着肉→転写→印刷→排版→
Bc(ブランケツトシリンダ)洗浄という一連の工
程のながれで自動的に印刷が行われる。
給版→エツチング→着肉→転写→印刷→排版→
Bc(ブランケツトシリンダ)洗浄という一連の工
程のながれで自動的に印刷が行われる。
この場合に、予めエツチングした印版でも、乾
いた状態で給版し直接着肉工程に進むと、印刷イ
メージの無い部分までインキを受理してしまう可
能性があるため、着肉工程の直前に刷版の全表面
を湿らす必要がある。
いた状態で給版し直接着肉工程に進むと、印刷イ
メージの無い部分までインキを受理してしまう可
能性があるため、着肉工程の直前に刷版の全表面
を湿らす必要がある。
前記印刷機械において、印刷を長時間休止した
のち再度印刷する場合に、前記刷版を湿すための
モルトンローラが乾燥してしまつており、前述し
た一連の自動印刷工程だけでは、エツチ液の供給
が遅れ、版汚れが生ずる不具合がある。
のち再度印刷する場合に、前記刷版を湿すための
モルトンローラが乾燥してしまつており、前述し
た一連の自動印刷工程だけでは、エツチ液の供給
が遅れ、版汚れが生ずる不具合がある。
このため、エツチング操作とは別に予湿操作を
できる印刷機械が多い。予湿操作時には、モルト
ンローラがマスタシリンダから離れた状態で、モ
ルトンローラを予め適度に湿らす必要がある。
できる印刷機械が多い。予湿操作時には、モルト
ンローラがマスタシリンダから離れた状態で、モ
ルトンローラを予め適度に湿らす必要がある。
(考案が解決しようとする問題点)
第6図,第7図は、従来のエツチング機構の問
題点を説明するための図である。
題点を説明するための図である。
第6図において、4はフオンテンローラ、5は
絞りローラ、6はモルトンローラである。
絞りローラ、6はモルトンローラである。
従来、絞りローラ5にゴムローラを用いたエツ
チング機構では、第6図に示すように、絞りロー
ラ5とモルトンローラ6の両端部分でエツチ液が
溜つてしまい、中央部分で乾いているというよう
に、モルトンローラ6の長手方向のエツチ液量の
供給分布が一様でないという問題点があつた。
チング機構では、第6図に示すように、絞りロー
ラ5とモルトンローラ6の両端部分でエツチ液が
溜つてしまい、中央部分で乾いているというよう
に、モルトンローラ6の長手方向のエツチ液量の
供給分布が一様でないという問題点があつた。
また、フオンテンローラ4でエツチ液を揚水し
て、絞りローラ5で絞つて、モルトンローラ6の
全体を湿らすのに、相当の時間が必要であつた。
適度の予湿状態にするために長時間にわたり、予
湿スイツチを押し続けなければならないので、操
作性が悪かつた。
て、絞りローラ5で絞つて、モルトンローラ6の
全体を湿らすのに、相当の時間が必要であつた。
適度の予湿状態にするために長時間にわたり、予
湿スイツチを押し続けなければならないので、操
作性が悪かつた。
第7図は、絞りローラ5にスポンジを用いた場
合を示した図である。
合を示した図である。
この場合には、モルトンローラ6の中央部分ま
で適度に湿ると、今度はローラの両端部分でエツ
チ液がこぼれる状態になり、同様にモルトンロー
ラ6のエツチ液量の供給分布が悪く、1回転のエ
ツチ液の供給量が多過ぎて、適度の予湿調整がや
り難く過湿になるという問題点があつた。
で適度に湿ると、今度はローラの両端部分でエツ
チ液がこぼれる状態になり、同様にモルトンロー
ラ6のエツチ液量の供給分布が悪く、1回転のエ
ツチ液の供給量が多過ぎて、適度の予湿調整がや
り難く過湿になるという問題点があつた。
また、絞りローラがスポンジの場合には、スポ
ンジがインキにより目詰まりし、掃除し難く、エ
ツチ液供給量が変わるという問題点があつた。
ンジがインキにより目詰まりし、掃除し難く、エ
ツチ液供給量が変わるという問題点があつた。
一方、フオンテンローラと軸受がエツチ液で固
着して、絞りローラとフオンテンローラ間でスリ
ツプが生ずるという問題点もあつた。
着して、絞りローラとフオンテンローラ間でスリ
ツプが生ずるという問題点もあつた。
本考案の目的は、適正なエツチング動作と安定
した予湿動作ができる印刷機械のエツチング機構
を提供することにある。
した予湿動作ができる印刷機械のエツチング機構
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
前記目的を達成するために本考案による印刷機
械のエツチング機構は、基本的には、エツチング
フオンテン内のエツチ液に一部浸漬しており表面
が粗面に成形されたフオンテンローラと、前記フ
オンテンローラに接触しているゴム材からなる絞
りローラと、前記絞りローラに接触しておりマス
タシリンダに選択的に接触するモルトンローラ
と、エツチング指令信号により前記モルトンロー
ラを前記マスタシリンダに接触させるとともに駆
動源からの回転を前記各ローラに伝達するにエツ
チング駆動系と、予湿指令信号により前記モルト
ンローラが前記マスタシリンダと離れたままで駆
動源からの回転を前記各ローラに伝達する予湿駆
動系とから構成してある。
械のエツチング機構は、基本的には、エツチング
フオンテン内のエツチ液に一部浸漬しており表面
が粗面に成形されたフオンテンローラと、前記フ
オンテンローラに接触しているゴム材からなる絞
りローラと、前記絞りローラに接触しておりマス
タシリンダに選択的に接触するモルトンローラ
と、エツチング指令信号により前記モルトンロー
ラを前記マスタシリンダに接触させるとともに駆
動源からの回転を前記各ローラに伝達するにエツ
チング駆動系と、予湿指令信号により前記モルト
ンローラが前記マスタシリンダと離れたままで駆
動源からの回転を前記各ローラに伝達する予湿駆
動系とから構成してある。
(実施例)
以下、図面等を参照して、本考案をさらに詳し
く説明する。
く説明する。
第1図〜第4図は、本考案の一実施例を示した
機構概略図であつて、第1図は、エツチングユニ
ツトを操作側より見たローラ配列等を示す断面
図、第2図は、エツチングユニツト全体の組立
図、第3図および第4図は、エツチングユニツト
の動作の制御、駆動系を示した側面図および正面
図である。
機構概略図であつて、第1図は、エツチングユニ
ツトを操作側より見たローラ配列等を示す断面
図、第2図は、エツチングユニツト全体の組立
図、第3図および第4図は、エツチングユニツト
の動作の制御、駆動系を示した側面図および正面
図である。
第1図において、1はマスタシリンダ(Mc)、
2はエツチングフオンテン、3はエツチ液、4は
フオンテンローラ、5は絞りローラ、6はモルト
ンローラ、7はエツチングカムである。
2はエツチングフオンテン、3はエツチ液、4は
フオンテンローラ、5は絞りローラ、6はモルト
ンローラ、7はエツチングカムである。
エツチングフオンテン2にはエツチ液3が入れ
られており、フオンテンローラ4はこのエツチ液
3に一部浸漬されている。
られており、フオンテンローラ4はこのエツチ液
3に一部浸漬されている。
本考案によるフオンテンローラ4は、ローラ表
面が粗面にしてある。フオンテンローラ4を、ス
テンレスビーズ(φ1mm程度)で砂吹きを3分〜
5分程度行い表面を荒らすことにより、適度の給
湿ができる。この砂吹きは、鋳物のバリ取りに使
用されるのと同様な砂吹き方法で行い、約50本の
ローラを3〜5分程度で砂吹きするため、従来の
クロームメツキ仕上げの方法よりコスト的にも安
価である。
面が粗面にしてある。フオンテンローラ4を、ス
テンレスビーズ(φ1mm程度)で砂吹きを3分〜
5分程度行い表面を荒らすことにより、適度の給
湿ができる。この砂吹きは、鋳物のバリ取りに使
用されるのと同様な砂吹き方法で行い、約50本の
ローラを3〜5分程度で砂吹きするため、従来の
クロームメツキ仕上げの方法よりコスト的にも安
価である。
フオンテンローラ4は絞りローラ5に接触して
おり、さらに、絞りローラ5はモルトンローラ6
に接触している。絞りローラ5としては、普通の
ゴムローラが用いられている。
おり、さらに、絞りローラ5はモルトンローラ6
に接触している。絞りローラ5としては、普通の
ゴムローラが用いられている。
次に、本考案の機構を、各部の動作とともに説
明する。
明する。
印刷機械が回転中においては、第3図、第4図
に示したMcギヤ16の回転は、ギヤ17、ギヤ
18まで伝達されている。
に示したMcギヤ16の回転は、ギヤ17、ギヤ
18まで伝達されている。
制御部からのエツチング指令によつて、エツチ
ングソレノイド23(第3図参照)が付勢される
と、エツチングレバー25は矢印ト,矢印リの方
向に移動し、この状態が保持される。
ングソレノイド23(第3図参照)が付勢される
と、エツチングレバー25は矢印ト,矢印リの方
向に移動し、この状態が保持される。
この状態で、カム7(第1図参照)の最大径部
にモルトンローラ6と同軸に設けられたコロ13
(第2図a参照)が接し、レバー10とロツクレ
バー12の係合部にわずかな隙間が生ずる。この
ため、エツチングレバー25によつてレバー11
が矢印ルの方向に動かされ、(第2図b参照)、同
軸に設けられたレバー12も矢印ワの方向に動か
される(第2図c参照)。
にモルトンローラ6と同軸に設けられたコロ13
(第2図a参照)が接し、レバー10とロツクレ
バー12の係合部にわずかな隙間が生ずる。この
ため、エツチングレバー25によつてレバー11
が矢印ルの方向に動かされ、(第2図b参照)、同
軸に設けられたレバー12も矢印ワの方向に動か
される(第2図c参照)。
ロツクレバー12とレバー10の係合が解かれ
ると、操作側および反操作側にあるばね33の力
が作用し(第2図b,c参照)、モルトンローラ
6(第1図参照)が矢印リの方向に移動する。こ
のため、モルトンローラ6がMc1に接触すると
共に、前述したエツチングレバー25(第3図参
照)の動作により連結レバー34を介して、予湿
レバー28が矢印ニの方向に移動する。
ると、操作側および反操作側にあるばね33の力
が作用し(第2図b,c参照)、モルトンローラ
6(第1図参照)が矢印リの方向に移動する。こ
のため、モルトンローラ6がMc1に接触すると
共に、前述したエツチングレバー25(第3図参
照)の動作により連結レバー34を介して、予湿
レバー28が矢印ニの方向に移動する。
これにより、クラツチ爪ホイール30(第4図
参照)が解除され、クラツチばね31が締り、ギ
ヤ18の回転が、ギヤ19,20,21,22へ
と伝達される。
参照)が解除され、クラツチばね31が締り、ギ
ヤ18の回転が、ギヤ19,20,21,22へ
と伝達される。
さらに、モルトンローラ6と絞りローラ5およ
び絞りローラ5とフオンテンローラ4は、接触摩
擦力により回転伝達することにより、フオンテン
2内のエツチ液3が揚水され、モルトンローラ6
に供給され通常のエツチング状態となる。
び絞りローラ5とフオンテンローラ4は、接触摩
擦力により回転伝達することにより、フオンテン
2内のエツチ液3が揚水され、モルトンローラ6
に供給され通常のエツチング状態となる。
ここで、軸受14(第4図参照)をローラ端面
より奥に入れたことにより、両端面の揚水量を減
らし、エツチ液13の供給量の分布を均一にする
ようにした。また、軸受14とカラー15の材質
をテフロンにして、エツチ液13の固着力を軽減
するようにした。
より奥に入れたことにより、両端面の揚水量を減
らし、エツチ液13の供給量の分布を均一にする
ようにした。また、軸受14とカラー15の材質
をテフロンにして、エツチ液13の固着力を軽減
するようにした。
前記動作は、オート印刷の場合には、図示しな
いデイジタルスイツチによつて、選択した回数
(例えば、0〜9回)だけ行うと、前述したエツ
チングソレノイド23がオフし、前述と逆動作で
元の状態に戻る。
いデイジタルスイツチによつて、選択した回数
(例えば、0〜9回)だけ行うと、前述したエツ
チングソレノイド23がオフし、前述と逆動作で
元の状態に戻る。
印刷機械を運転しないで長時間放置してしまい
モルトンローラが完全に乾燥したときには、マニ
ユアル回転中に、図示しない操作パネル上の予湿
スイツチを押すと、予湿ソレノイド24(第3図
参照)が動作して、予湿レバー28が矢印ニの方
向に移動し、オート時と同様の動作で、ローラ
4,5,6が適当な回数(例えば、シリンダ70回
転分)回転して、予湿されるよう制御されてい
る。なお、この予湿動作のときには、予湿レバー
28(第3図参照)の動きは、連結レバー34の
長穴により、エツチングレバー25には伝達され
ないため、モルトンローラ6は矢印ロの方向に移
動した状態であり、Mc1とは離れている。
モルトンローラが完全に乾燥したときには、マニ
ユアル回転中に、図示しない操作パネル上の予湿
スイツチを押すと、予湿ソレノイド24(第3図
参照)が動作して、予湿レバー28が矢印ニの方
向に移動し、オート時と同様の動作で、ローラ
4,5,6が適当な回数(例えば、シリンダ70回
転分)回転して、予湿されるよう制御されてい
る。なお、この予湿動作のときには、予湿レバー
28(第3図参照)の動きは、連結レバー34の
長穴により、エツチングレバー25には伝達され
ないため、モルトンローラ6は矢印ロの方向に移
動した状態であり、Mc1とは離れている。
また、短時間の予湿のときには、予湿レバー2
8を矢印ホの方向に押さえることにより、手動に
て、前述と同様の動作を、適宜行うことができ
る。
8を矢印ホの方向に押さえることにより、手動に
て、前述と同様の動作を、適宜行うことができ
る。
第5図は、本考案によるエツチング機構と従来
のエツチング機構によるモルトンローラのエツチ
液湿潤分布を示した図である。
のエツチング機構によるモルトンローラのエツチ
液湿潤分布を示した図である。
第5図においては、Aは本考案によりフオンテ
ンローラ4のローラ表面を粗面にした場合、B,
Cは従来のフオンテンローラを使用した例であつ
て、Bは絞りローラの材質をゴムにした場合、C
は絞りローラの材質をスポンジにした場合をそれ
ぞれ示している。
ンローラ4のローラ表面を粗面にした場合、B,
Cは従来のフオンテンローラを使用した例であつ
て、Bは絞りローラの材質をゴムにした場合、C
は絞りローラの材質をスポンジにした場合をそれ
ぞれ示している。
従来のフオンテンローラを用いた場合には、エ
ツチ液量の分布は両端が中央部よりも多く、絶対
量として絞りローラとしてゴムを使用したときよ
りもスポンジを使用したときのほうが多くなる傾
向にあつた(第5図B,C参照)。
ツチ液量の分布は両端が中央部よりも多く、絶対
量として絞りローラとしてゴムを使用したときよ
りもスポンジを使用したときのほうが多くなる傾
向にあつた(第5図B,C参照)。
本考案のように、フオンテンローラの表面を粗
面にした場合には、分布が均一であつて、量も適
量に保つことができる(第5図A参照)。
面にした場合には、分布が均一であつて、量も適
量に保つことができる(第5図A参照)。
(考案の効果)
以上詳しく説明した本考案によるエツチング機
構の示す効果を、従来のエツチング機構と比較し
ながら、説明する。
構の示す効果を、従来のエツチング機構と比較し
ながら、説明する。
従来は予湿時間がかかり過ぎる欠点があつた
が、本考案では、フオンテンローラ4の表面を
粗面にしたので、適度の給湿が可能になり、迅
速に予湿ができるようになつた。
が、本考案では、フオンテンローラ4の表面を
粗面にしたので、適度の給湿が可能になり、迅
速に予湿ができるようになつた。
従来はエツチ液の供給分布が悪かつたが、本
考案では、フオンテンローラ4の表面を粗面に
したので、フオンテンローラ4の両側より揚水
される液を絞りローラ6で制御できるようにな
り、ローラ両端だけが極端に液量が多くなるこ
とはなくなり、両端の揚水量に全体の揚水量が
近づくようになつた(第5図A参照)。
考案では、フオンテンローラ4の表面を粗面に
したので、フオンテンローラ4の両側より揚水
される液を絞りローラ6で制御できるようにな
り、ローラ両端だけが極端に液量が多くなるこ
とはなくなり、両端の揚水量に全体の揚水量が
近づくようになつた(第5図A参照)。
また、フオンテンローラの軸受をローラ端面
より奥に入れたことにより、量端面の揚水量を
減らしたので、供給されるエツチ液の分布が均
一になつた。
より奥に入れたことにより、量端面の揚水量を
減らしたので、供給されるエツチ液の分布が均
一になつた。
従来は予湿時間中は長時間(5分以上)予湿
スイツチを押し続けなければならなかつたが、
本考案ではフオンテンローラの表面を粗面にし
たので、予湿時間が短時間になつた。
スイツチを押し続けなければならなかつたが、
本考案ではフオンテンローラの表面を粗面にし
たので、予湿時間が短時間になつた。
従来はフオンテンローラの軸受と軸がエツチ
液により固着しフオンテンローラが回らなくな
ことがあつたが、本考案ではフオンテンローラ
の軸受とカラーの材質をテフロンにし、エツチ
液の固着力を軽減したので、軸受と軸が固着す
ることはなくなつた。
液により固着しフオンテンローラが回らなくな
ことがあつたが、本考案ではフオンテンローラ
の軸受とカラーの材質をテフロンにし、エツチ
液の固着力を軽減したので、軸受と軸が固着す
ることはなくなつた。
また、フオンテンローラの表面を粗面にした
ので、絞りローラ5との摩擦が増大し、ローラ
5、ローラ4間で回転スリツプすることはなく
なつた。
ので、絞りローラ5との摩擦が増大し、ローラ
5、ローラ4間で回転スリツプすることはなく
なつた。
従来は絞りローラをスポンジ材にしたため、
1回転の給湿量が多く、適度の予湿調整がやり
難くなり、過湿になりやすかつたが、本考案で
は絞りローラは普通のゴムローラにし、フオン
テンローラの表面を粗面にするようにしたの
で、適度の給湿ができるようになつた。
1回転の給湿量が多く、適度の予湿調整がやり
難くなり、過湿になりやすかつたが、本考案で
は絞りローラは普通のゴムローラにし、フオン
テンローラの表面を粗面にするようにしたの
で、適度の給湿ができるようになつた。
また、予湿方式を、電機スイツチと手動レバ
ーとを併用したため、予湿の微調整ができるよ
うになつた。
ーとを併用したため、予湿の微調整ができるよ
うになつた。
従来は絞りローラがスポンジ材のため、イン
キ目詰まりを起こし、掃除がやり難いと共に、
給湿量が不安定であつたが、本考案では、絞り
ローラは通常ローラのため掃除しやすい等々の
効果がある。
キ目詰まりを起こし、掃除がやり難いと共に、
給湿量が不安定であつたが、本考案では、絞り
ローラは通常ローラのため掃除しやすい等々の
効果がある。
第1図〜第4図は、本考案の一実施例を示した
機構概略図であつて、第1図は、エツチングユニ
ツトを操作側より見たローラ配列等を示す断面
図、第2図は、エツチングユニツト全体の組立
図、第3図および第4図は、エツチングユニツト
の動作の制御、駆動系を示した側面図および正面
図である。第5図は、本考案によるエツチング機
構と従来のエツチング機構によるモルトンローラ
のエツチ液湿潤分布を示した図である。第6図、
第7図は、従来のエツチング機構の問題点を説明
するための図である。 1……マスタシリンダ、2……エツチングフオ
ンテン、3……エツチ液、4……フオンテンロー
ラ、5……絞りローラ、6……モルトンローラ、
7……エツチングカム、8……ユニツト右側板、
9……レバー右、10……レバー左、11……レ
バー、12……ロツクレバー、13……コロ、1
4……軸受、15……カラー、16……Mcギヤ、
17,18,19,20,21,22……ギヤ、
23……エツチングソレノイド、24……予湿ソ
レノイド、25……エツチングレバー、26,2
7……ばね、28……予湿レバー29……軸、3
0……クラツチ爪ホイール、31……スプリング
クラツチ。
機構概略図であつて、第1図は、エツチングユニ
ツトを操作側より見たローラ配列等を示す断面
図、第2図は、エツチングユニツト全体の組立
図、第3図および第4図は、エツチングユニツト
の動作の制御、駆動系を示した側面図および正面
図である。第5図は、本考案によるエツチング機
構と従来のエツチング機構によるモルトンローラ
のエツチ液湿潤分布を示した図である。第6図、
第7図は、従来のエツチング機構の問題点を説明
するための図である。 1……マスタシリンダ、2……エツチングフオ
ンテン、3……エツチ液、4……フオンテンロー
ラ、5……絞りローラ、6……モルトンローラ、
7……エツチングカム、8……ユニツト右側板、
9……レバー右、10……レバー左、11……レ
バー、12……ロツクレバー、13……コロ、1
4……軸受、15……カラー、16……Mcギヤ、
17,18,19,20,21,22……ギヤ、
23……エツチングソレノイド、24……予湿ソ
レノイド、25……エツチングレバー、26,2
7……ばね、28……予湿レバー29……軸、3
0……クラツチ爪ホイール、31……スプリング
クラツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エツチングフオンテン内のエツチ液に一部浸
漬しており表面が粗面に成形されたフオンテン
ローラと、前記フオンテンローラに接触してい
るゴム材からなる絞りローラと、前記絞りロー
ラに接触しておりマスタシリンダに選択的に接
触するモルトンローラと、エツチング指令信号
により前記モルトンローラを前記マスタシリン
ダに接触させるとともに駆動源からの回転を前
記各ローラに伝達するにエツチング駆動系と、
予湿指令信号により前記モルトンローラが前記
マスタシリンダと離れたままで駆動源からの回
転を前記各ローラに伝達する予湿駆動系とから
構成した印刷機械のエツチング機構。 (2) 前記フオンテンローラは、直径1mm程度のス
テンレスビーズで砂吹きして粗面を成形したこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載の印刷機械のエツチング機構。 (3) 前記予湿駆動系は、予湿指令信号により駆動
され予め設定された回数回転すると自動的に駆
動を停止するように制御されることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の印刷機
械のエツチング機構。 (4) 前記予湿駆動系は、手動レバーでも駆動でき
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の印刷機械のエツチング機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986102205U JPH0357502Y2 (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986102205U JPH0357502Y2 (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS637567U JPS637567U (ja) | 1988-01-19 |
JPH0357502Y2 true JPH0357502Y2 (ja) | 1991-12-27 |
Family
ID=30973641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986102205U Expired JPH0357502Y2 (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0357502Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100395230B1 (ko) * | 2000-12-28 | 2003-08-21 | 동남정공(주) | 다심관의 제조방법 및 그 장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5793466U (ja) * | 1980-11-28 | 1982-06-09 |
-
1986
- 1986-07-03 JP JP1986102205U patent/JPH0357502Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100395230B1 (ko) * | 2000-12-28 | 2003-08-21 | 동남정공(주) | 다심관의 제조방법 및 그 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS637567U (ja) | 1988-01-19 |
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