JPH0357425Y2 - - Google Patents

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JPH0357425Y2
JPH0357425Y2 JP1986005881U JP588186U JPH0357425Y2 JP H0357425 Y2 JPH0357425 Y2 JP H0357425Y2 JP 1986005881 U JP1986005881 U JP 1986005881U JP 588186 U JP588186 U JP 588186U JP H0357425 Y2 JPH0357425 Y2 JP H0357425Y2
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JP
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shaft
halves
nonwoven fabric
roll
core
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は半割式のロールに係り、特に外周に不
織布あるいはブラシ材を設けられて軸方向に分割
されたロール半体を組み合せてなるロールに関す
る。
従来の技術 一般に使用されているロールは大別して軸方向
に分割された一対のロール半体を組み合わせてな
る半割式のロールと、中空円筒状のロールとの2
種類がある。また、このようなロールの用途とし
ては、例えば研磨、洗浄、研削等がある。
そして、プリント基板を製造する工程等では、基
板上にエツチング等により回路を形成した後、回
転するロールを使用して基板上の回路パターンの
表面を研磨していた。このように、基板の表面を
研磨する装置等で使用されるロールでは、例えば
軸方向に分割された軸半体の外周に直接基板表面
を研磨する不織布が接着固定されてなる一対のロ
ール半体を装置の回転軸に取付けて使用する構成
とされていた。
考案が解決しようとする問題点 しかるに、上記構成になるロールでは、不織布
が軸半体に直接接着されているため、不織布が摩
耗した場合ロール半体を装置より取り外して新品
の不織布を設けられたロール半体を取り付けてい
た。また、軸半体はアルミニウム製で所定の形状
に加工されたものであり、高価であるため、不織
布が摩耗した場合捨てることなく再生して使用し
ていた。したがつて、従来のロールでは不織布が
摩耗すると、一対のロール半体を装置から取り外
した後ロールを再生するため、メーカは使用済み
のロールを回収し、軸半体より摩耗した不織布を
欠き落した後、軸半体の外周に新品の不織布を接
着し、再生したロールをユーザに配送する必要が
あつた。
このため、従来のロールでは使用したロールを
再生するのに多大な労力と時間がかかるといつた
欠点があつた。また、再生されるまでの間、ユー
ザ側ではプリント基板の表面を研磨することがで
きず、研磨工程が停止するといつた不都合があつ
た。また研磨工程を停止させないようにするため
には高価な軸半体を複数用意しておく必要があつ
た。さらに、不織布の荒目(番手)の種類を使い
分ける場合にはその種類の本数分の軸半体を用意
しておく必要があり、ユーザ側の経済的負担が大
きかつた。
そこで、本考案は上記諸欠点を除去したロール
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は、内部に回転軸が挿通される中空部と
該中空部の内周面から外周面に貫通する複数のネ
ジ挿通孔とを有し、軸方向に分割された一対の軸
半体と、 前記回転軸が前記中空部内を挿通されるととも
に前記回転軸の外周を2方向から挟持するように
前記一対の軸半体を互いに組み合わせた状態に締
結する締結部材と、 合成樹脂により形成された筒体を軸方向に分割
してなり、内周面の前記ネジ挿通孔に一致する位
置にメネジ部が形成された複数のネジ孔を有する
一対の中芯半体と、 該一対の中芯半体の外周に嵌合するよう形成さ
れた筒体を軸方向に分割され、前記一対の中芯半
体の外周に接着固定された一対の不織布又はブラ
シ材と、 前記軸半体の中空部より前記ネジ挿通孔に挿入
され、且つ前記中芯半体のネジ孔に螺入されて前
記不織布又はブラシ材が固着された中芯半体を前
記軸半体の外周に固定する複数の固定用ネジと、 よりなり、 前記不織布又はブラシ材は、摩耗したとき、前
記中芯半体とともに前記軸半体より外され、未使
用の不織布又はブラシ材が固着された中芯半体が
前記軸半体の外周に固定されるよう構成してな
り、不織布又はブラシ材を交換する際中芯半体と
ともに交換できるので、中芯半体を再生する手間
がいらず消耗品として扱えるようにしたものであ
る。
実施例 第1図及び第2図に本考案になるロールの第1
実施例を示す。両図中、ロール1はプリント基板
(図示せず)等の表面を研磨する装置の回転軸2
に取付けられて使用される。ロール1は軸方向に
沿つて分割しうる一対のロール半体3,4を組み
合せてなる。
第3図に示す如く、一方のロール半体3は回転
軸2に直接固定される軸半体5と、軸半体5に取
り外し自在に固定された中芯半体6と、中芯半体
6の外周に接着された不織布7とよりなる。な
お、他方のロール半体4は上記構成のロール半体
3と同様に軸半体8、中芯半体9、不織布10と
より構成されているので、その説明は省略する。
軸半体5はアルミニウム製で、断面円弧形状の
中央部5aの両端に固定部5b,5bを有し、そ
の中央部5aの内周に回転軸2が挿通される中空
部を形成する凹部5cを有する。また、固定部5
b,5bには軸半体5を回転軸2に固定するネジ
(締結部材)11を挿通する孔5dが穿設されて
いる。また、中央部5aは外周より内周の凹部5
cに貫通するネジ挿通孔としての貫通孔5e1〜5
e4を有する。貫通孔5e1〜e4は中央部5aの両周
縁部近傍に設けられ、長手方向に沿つて所定間隔
ごとに設けられている。
中芯半体6は合成樹脂により成型されており、
軸半体5の中央部5aの外周に嵌合しうる内周6
aを有する。また、中芯半体6は筒体を軸方向に
分割してなり、内周6aには外周に貫通し、その
内側にメネジ部が形成されたネジ孔6b1〜6b4
設けられている。なお、中芯半体6の各ネジ孔6
b1〜6b4は軸半体5の各貫通孔5e1〜5e4に一致
する位置に設けられ、互いに対向しうる間隔で設
けてある。
不織布7は断面が円弧状で、内周7aを中芯半
体6の外周に嵌合させた状態で接着固定されてい
る。
ここで、外周に不織布7が一体的に固着された
中芯半体6を装置の回転軸2に取り付ける際の手
順につき説明する。
まず、中芯半体6の外周に不織布7を接着固定
した状態のものを予め用意する。第4図に示すよ
うに軸半体5の中央部5aの外周に上記不織布7
が接着固定された中芯半体6の内周6aを当接さ
せる。次に中芯半体固定用のネジ12を軸半体5
の周縁部両側の凹部5c側より貫通孔5e1〜5e4
に挿入して中芯半体6のネジ孔6b1〜6b4に螺入
する。このため、中芯半体6は周縁部両側を8本
のネジ12により軸半体5の中央部5aの外周に
強固に固定される。なお、他の軸半体8にも上記
と同様に不織布10を接着された中芯半体9をネ
ジ止めする。このようにして組付けられたロール
半体3,4を第1図及び第2図に示す如く、回転
軸2を介在させて互いに対向させる。そして、ネ
ジ11を固定部5bの孔5dより挿入し回転軸2
の孔2aを挿通させて軸半体8のネジ孔8aに螺
合させる。
したがつて、一対のロール半体3,4はネジ1
1をその両端の固定部5b,8bに締付けること
により回転軸2の外周を2方向から挟持するよう
に固定される。なお、ネジ12の頭部が軸半体
5,8の凹部5c,8cより突出しているが回転
軸2に当接するおそれはない。
次に上記ロール1が使用されて不織布7,10
が摩耗したときの交換作業について説明する。
不織布7,10が摩耗してときは、一旦ネジ1
1を緩めてロール半体3,4を回転軸2より取り
外す。そして、ロール半体3,4の内側よりネジ
12を緩めて中芯半体6,9を摩耗した不織布
7,10と共に軸半体5,8より外す。このよう
に使用済みの不織布7,10は中芯半体6,9と
ともに1個の部品として軸半体5,8より外され
る。そのため、中芯半体6,9は不織布7,10
とともに消耗品とし扱うことができる。
次に、新品の不織布7,10が設けられた別の
中芯半体6,9を前述の如くネジ12により軸半
体5,8の外周に取り付けた後、ロール半体3,
4を回転軸2に固定する。したがつて、新品の不
織布7,10を設けられた中芯半体6,9を複数
本用意しておけば、即座に新品の不織布7,10
に交換できる。また高価な軸半体5,8は一組あ
れば良いため、ユーザの経済的な負担が小さい。
しかも、メーカは摩耗したロールを引き取って再
生し、それを配送するといつた労力が省かれて好
都合である。
また、中芯半体6,9は合成樹脂等により安価
に成型されているため、摩耗した不織布7,10
と共に捨てても経済的な損失は小さくて済む。こ
のため、例えば荒さの異なる複数種の不織布7,
10を予め用意しておけば、容易に所望の番手の
不織布を設けられたロールに切換えることがで
き、多品種の工程にも対応できる。また、不織布
7,10の硬さあるいは弾力性の異なる種類を用
意しておけば、その用途に応じて所望の弾性を有
するロールに容易に交換できる。
第5図及び第6図に本考案になるロールの第2
実施例を示す。両図中、ロール21は回転軸2に
一対のロール半体22,23を組み合わせて取付
けられている。ロール半体22の中芯半体24は
第6図に示す如く、外周に係合凹部24a1,24
a2と係合凸部24b1〜24b3とを有する。不織布
25はその内周に中芯半体24の係合凹部24
a1,24a2に嵌入する凸部25a1,25a2と係合
凸部24b1〜24b3が嵌入する凹部25b1〜25
b3とを有する。即ち、不織布25は内周側の凸部
25a1,25a2、凹部25b1〜25b3を中芯半体
24の外周の係合凹部24a1,24a2、係合凸部
24b1〜24b3に嵌合させた状態で接着固定され
る。
なお、係合凹部24a1,24a2、係合凸部24
b1〜24b3及び凸部25a1,25a2、凹部25b1
〜25b3は夫々鋭角な角部で係合しており、たと
え使用中に接着剤がはがれても互いに係合した状
態を保つ。したがつて、不織布25は接着剤と係
合凹部24a1,24a2、係合凸部24b1〜24b3
及び凸部25a1,25a2、凸部25b1〜25b3
係合により、強固に中芯半体24に固定されてい
る。
なお、上記説明では不織布を用いて説明したが
これに限らず、例えば中芯半体にブラシ材を植毛
させ、ブラシ材が摩耗すると中芯半体と共にブラ
シ材を交換するようにしても良い。また、材質の
異なるブラシ材を複数種用意しておけば、多くの
用途にも即座に対応できるようにブラシ材の種類
を変えることが容易にできる。この場合も一組の
軸半体があれば良いため、ユーザの経済的な負担
は小さい。
考案の効果 上述の如く、本考案になるロールは例えば従来
の如く、不織布又はブラシ材が摩耗したとき、中
芯半体とともに軸半体より外され、未使用の不織
布又はブラシ材が固着された中芯半体が軸半体の
外周に固定されるため、不織布又はブラシ材を交
換する際中芯半体とともに交換できるので、中芯
半体を再生する手間がいらず消耗品として扱うこ
とができる。そのため、高価なアルミ製の軸半体
を再生するためにメーカが摩耗した不織布あるい
はブラシ材の軸半体を回収したり、また回収した
軸半体より接着された不織布をはがして新品の不
織布を接着した後これをユーザに配達するといつ
た多大な労力を省くことがきで、しかもユーザは
ロールが再生される間仕事を長時間中断したり、
あるいは高価な軸半体を複数本用意しておくとい
つた不都合を無くすことができ、作業能率の低下
を防止できると共に経済的である。さらに、表面
の荒さ、硬さ、弾力性等の異なる複数種の不織布
あるいはブラシ材を用意しておけばその用途に応
じたロールに速やかに交換することができ、多品
種の製造工程にも容易に対応できる等の特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるロールの第1実施例の斜
視図、第2図は第1図に示すロールの縦断面図、
第3図は本考案のロール半体を分解して示す分解
斜視図、第4図は第2図中−線に沿う断面
図、第5図は本考案の第2実施例の斜視図、第6
図は第5図に示すロール半体を分解して示す分解
斜視図である。 1……ロール、2……回転軸、3,4,22,
23……ロール半体、5,8……軸半体、6,
9,24……中芯半体、7,10,25……不織
布、11,12……ネジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部に回転軸が挿通される中空部と該中空部の
    内周面から外周面に貫通する複数のネジ挿通孔と
    を有し、軸方向に分割された一対の軸半体と、 前記回転軸が前記中空部内を挿通されるととも
    に前記回転軸の外周を2方向から挟持するように
    前記一対の軸半体を互いに組み合わせた状態に締
    結する締結部材と、 合成樹脂により形成された筒体を軸方向に分割
    してなり、内周面の前記ネジ挿通孔に一致する位
    置にメネジ部が形成された複数のネジ孔を有する
    一対の中芯半体と、 該一対の中芯半体の外周に嵌合するよう形成さ
    れた筒体を軸方向に分割され、前記一対の中芯半
    体の外周に接着固定された一対の不織布又はブラ
    シ材と、 前記軸半体の中空部より前記ネジ挿通孔に挿入
    され、且つ前記中芯半体のネジ孔に螺入されて前
    記不織布又はブラシ材が固着された中芯半体を前
    記軸半体の外周に固定する複数の固定用ネジと、 よりなり、 前記不織布又はブラシ材は、摩耗したとき、前
    記中芯半体とともに前記軸半体より外され、未使
    用の不織布又はブラシ材が固着された中芯半体が
    前記軸半体の外周に固定されるよう構成したロー
    ル。
JP1986005881U 1986-01-21 1986-01-21 Expired JPH0357425Y2 (ja)

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JPS62121064U JPS62121064U (ja) 1987-07-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55169360U (ja) * 1979-05-24 1980-12-05

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JPS62121064U (ja) 1987-07-31

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