JPH0357414Y2 - - Google Patents

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JPH0357414Y2
JPH0357414Y2 JP1983142504U JP14250483U JPH0357414Y2 JP H0357414 Y2 JPH0357414 Y2 JP H0357414Y2 JP 1983142504 U JP1983142504 U JP 1983142504U JP 14250483 U JP14250483 U JP 14250483U JP H0357414 Y2 JPH0357414 Y2 JP H0357414Y2
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JP
Japan
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cutter blade
dust
workpiece
exhaust duct
collection cover
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JP1983142504U
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JPS6048943U (ja
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Publication of JPH0357414Y2 publication Critical patent/JPH0357414Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はデイスクカツタ、さらに詳しくは、円
盤状に形成され周方向に回転駆動されることによ
り被加工物を切削するカツタ刃を有したデイスク
カツタに関するものである。
〔背景技術〕
一般にこの種のデイスクカツタは、第1図に示
すように、カツタ刃1の上半部が集塵カバー2で
覆われるものであり、従来のデイスクカツタでは
集塵カバー2の側面に排塵ダクト3が延設されて
いたものであるから、カツタ刃1によつて切削さ
れた被加工物の粉塵のうち集塵カバー2内に導入
されてカツタ刃1よりも排塵ダクト3側にはいつ
た粉塵は排塵ダクト3を通して排出されるもの
の、カツタ刃1を挟んで排塵ダクト3の反対側に
はいつた粉塵は十分に排出されず、集塵カバー2
の下面から吹き出ることがあつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述の問題点に鑑みて為されたもので
あつて、その主な目的とするところは、被加工物
の切削時における粉塵の飛散を防止することにあ
る。
〔考案の開示〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。本考案に係るデイスクカツタは、円盤状に形
成され横方向の軸の周りで周方向に回転駆動され
ることにより被加工物を切削するカツタ刃1と、
カツタ刃1の上半部を覆う集塵カバー2とを有
し、カツタ刃1が被加工物4を切削する位置に対
しカツタ刃1の回転向きの前方において集塵カバ
ー2にカツタ刃1と平行な軸の周りに回転すると
ともに集塵カバー2の下面から突出するカツタ刃
1よりも径の小さいローラ8が設けられ、集塵カ
バー2の上面におけるカツタ刃1の前端部Fから
ローラ8の上方に跨がる部位Iは、前方ほど集塵
カバー2の下面との距離が小さくなるように傾斜
し、この傾斜部分であつてカツタ刃1における被
加工物4を切削する位置の接線上付近から排塵ダ
クト3が延設され、カツタ刃1で切削された被加
工物4の粉塵が排塵ダクト3を通して外部へ排出
されるものである。本実施例では被加工物4が波
形瓦である例を示す。
第2図に示すように、カツタ刃1は薄厚の円盤
状であつて、モータを収納したハウジング5の前
端部に取着される。カツタ刃1の上半部は集塵カ
バー2で覆われる。集塵カバー2は、第3図およ
び第4図に示すように、略半円状に形成された一
対の側板7間をその弧状部分で連結した形状に形
成される。ハウジング5の前後方向における集塵
カバー2の前端部の上面には、集塵カバー2の内
側空間に連通した排塵ダクト3が突設される。ま
た、集塵カバー2の前端部にはカツタ刃1よりも
前方において、カツタ刃1と平行な軸の回りに回
転するローラ8が設けられる。ローラ8はカツタ
刃1よりも小径であつて、ローラ8の下部は集塵
カバー2の下縁よりも下方に突出する。ところ
で、集塵カバー2の上面は、カツタ刃1の前端部
Fからローラ8の上方に跨がる部位I(すなわち、
第3図における集塵カバー2の右端部であつて、
カツタ刃1の周縁との距離が次第に大きくなつて
いる部分)が、前方ほど集塵カバー2の下面との
距離を小さくするように傾斜している。排塵ダク
ト3は、この傾斜部分であつてカツタ刃1におけ
る被加工物4を切削する位置での接線上付近に設
けられる。また、排塵ダクト3は、カツタ刃1を
含む面内に設けられ、カツタ刃1による被加工物
4の切削部位でのカツタ刃1の接線の方向にほぼ
沿うように突設される。集塵カバー2の下縁は後
方から前方に向かつて昇り傾斜しハウジング5の
前後の軸方向に対して10〜15度の角を有する。排
塵ダクト3はフレキシブルなホース9を介して集
塵器10に連通しており、集塵器10によつて排
塵ダクト3内に発生する負圧によつて集塵カバー
2内の粉塵を集塵器10へ導くようになつてい
る。波形瓦4を切断するにあたつては、ローラ8
を波形瓦4の表面に当接させるとともに、カツタ
刃1を波形瓦4に当接させるのであり、2点で支
持されるものであるから、カツタ刃1の波形瓦4
への接触角度が一定し、切削によつて生じる粉塵
を集塵カバー2内に効果的に導入することができ
るものである。また、このようにローラ8を波形
瓦4に当接させることで集塵カバー2の前端部を
下げることになり、カツタ刃1の切削部分が集塵
カバー2で覆われることになり、粉塵が集塵カバ
ー2に導入されやすく、さらには、排塵ダクト3
がカツタ刃1における被加工物4を切削する位置
での接線の方向にほぼ沿うように形成されている
ので、カツタ刃1によつて集塵カバー2内に引き
込まれた粉塵が排塵ダクト3から排出されやすく
なるものである。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように、カツタ刃が被加工物を
切削する位置に対しカツタ刃の回転向きの前方に
おいて集塵カバーにカツタ刃と平行な軸の周りに
回転するとともに集塵カバーの下面から突出する
カツタ刃よりも径の小さいローラが設けられてい
るので、集塵カバーの下面から突出からするロー
ラを被加工物の表面に接触させながらカツタ刃に
よる切削を行うことができ、デイスクカツタの荷
重がローラを介して被加工物で支持されることに
なる。すなわち、作業者はデイスクカツタの荷重
をほとんど支持する必要がなく、目的形状に切断
されるように単に押力を加えればよいのであつ
て、作業性がよいという利点がある。また、ロー
ラはカツタ刃よりも径が小さくかつカツタ刃の回
転向きの前方に配置されているので、粉塵がもつ
とも多く発生する部位で集塵カバーを被加工物に
近付けることができ、粉塵を確実に集塵カバー内
に導入して外部にでないようにすることができる
という利点がある。さらに、集塵カバーの上面に
おけるカツタ刃の前端部からローラの上方に跨が
る部位が、前方ほど集塵カバーの下面との距離が
小さくなるように傾斜し、この傾斜部分であつて
カツタ刃における被加工物を切削する位置の接線
上付近から排塵ダクトが延設されているので、粉
塵がもつとも多く発生する部位と排塵ダクトの入
口との距離を小さく設定することができ、粉塵を
排塵ダクト内に迅速に導いて効率よく排出するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は本考案
の一実施例を示す斜視図、第3図は同上の使用す
る集塵カバーを示す側面図、第4図は第3図に示
した集塵カバーを示す一部切欠正面図である。 1はカツタ刃、2は集塵カバー、3は排塵ダク
ト、4は被加工物、8はローラ、Fはカツタ刃の
前端部、Iはカツタ刃の前端部からローラの上方
に跨がる部位である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円盤状に形成され横方向の軸の周りで周方向に
    回転駆動されることにより被加工物を切削するカ
    ツタ刃と、カツタ刃の上半部を覆う集塵カバーと
    を有し、カツタ刃が被加工物を切削する位置に対
    しカツタ刃の回転向きの前方において集塵カバー
    にカツタ刃と平行な軸の周りに回転するとともに
    集塵カバーの下面から突出するカツタ刃よりも径
    の小さいローラが設けられ、集塵カバーの上面に
    おけるカツタ刃の前端部からローラの上方に跨が
    る部位は、前方ほど集塵カバーの下面との距離が
    小さくなるように傾斜し、この傾斜部分であつて
    カツタ刃における被加工物を切削する位置の接線
    上付近から排塵ダクトが延設され、カツタ刃で切
    削された被加工物の粉塵が排塵ダクトを通して外
    部へ排出されるデイスクカツタ。
JP14250483U 1983-09-14 1983-09-14 デイスクカツタ Granted JPS6048943U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14250483U JPS6048943U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 デイスクカツタ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14250483U JPS6048943U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 デイスクカツタ

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Publication Number Publication Date
JPS6048943U JPS6048943U (ja) 1985-04-06
JPH0357414Y2 true JPH0357414Y2 (ja) 1991-12-27

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ID=30318397

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JP14250483U Granted JPS6048943U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 デイスクカツタ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6969603B2 (ja) * 2016-05-02 2021-11-24 マックス株式会社 携帯用切断機
JP6769093B2 (ja) * 2016-05-02 2020-10-14 マックス株式会社 携帯用切断機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5558915A (en) * 1978-10-26 1980-05-02 Shibaura Eng Works Co Ltd Electric cutter

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JPS5558915A (en) * 1978-10-26 1980-05-02 Shibaura Eng Works Co Ltd Electric cutter

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Publication number Publication date
JPS6048943U (ja) 1985-04-06

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