JPH0357104Y2 - - Google Patents

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JPH0357104Y2
JPH0357104Y2 JP1985082498U JP8249885U JPH0357104Y2 JP H0357104 Y2 JPH0357104 Y2 JP H0357104Y2 JP 1985082498 U JP1985082498 U JP 1985082498U JP 8249885 U JP8249885 U JP 8249885U JP H0357104 Y2 JPH0357104 Y2 JP H0357104Y2
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JP
Japan
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bearing
lubricating oil
oil tank
air
bracket leg
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JP1985082498U
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JPS61199156U (ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2300/00Application independent of particular apparatuses
    • F16C2300/30Application independent of particular apparatuses related to direction with respect to gravity
    • F16C2300/34Vertical, e.g. bearings for supporting a vertical shaft

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は回転電機の空冷軸受に関し、特に発電
機等の大型回転電機に用いて好適なものである。
B 考案の概要 本考案は回転電機の空冷軸受において、軸受を
支持しているブラケツト脚内部にその軸受の潤滑
油を貯留する油槽に通じる潤滑油の循環流路を形
成すると共にそのブラケツト脚の外表面に放熱フ
インを突設し、ブラケツト脚を潤滑油の冷却器と
して兼用することで空冷効果を高めたものであ
る。
C 従来の技術 水車発電機等の大型回転電機の軸受において
は、軸受損だけでも数10Kwにもなり、軸受をい
かに冷却するかが問題となる。この冷却方式とし
て水冷管等を用いた水冷方式が一般に採用されて
いたが、水冷方式はコスト、保守の面から見て不
利であるので、近年空冷化の要望が高まつてい
る。
大型回転電機の空冷軸受には、軸受の潤滑油槽
の外表面に多数の放熱フインを突設して回転電機
本体の吸気をその放熱フインに当てるようにした
ものや、第3図に示すように主軸101の軸受1
02の潤滑油槽103に通じる冷却管104を多
数設け、その冷却管104を外部に延出すると共
にその中に油槽103中の潤滑油を流通させ、回
転電機本体の吸気又は別に設けた送風機等による
冷風を冷却管104に当てるようにしたものがあ
る。
D 考案が解決しようとする問題点 ところが、上述した従来の空冷軸受のうち前者
のように油槽の外表面に単に放熱フインを突設し
たものにあつては、軸受損の比較的小さいものに
適するが、軸受損が数10kwにもなると冷却面積
が不足して潤滑油を十分に冷却することが困難と
なる問題点があつた。
一方、後者のように冷却管を設けるものでは、
冷却管の数を増やすことで軸受損が数10kwにも
なる大型軸受にも適用することが可能であるが、
軸受近傍に多数の冷却管を配設することがスペー
ス的に困難なことが多く、しかも構造が複雑とな
つて、コスト的にも高価になるという問題点があ
つた。
E 問題点を解決するための手段 本考案はこのような従来の空冷軸受の問題点を
解決するものであつて、特別の広い配設スペース
を必要とすることなく、且つ低コストで空冷効果
を高めた回転電機の空冷軸受を提供することを目
的としている。
この目的を達成するため本考案では、軸受を支
持しているブラケツト脚内部にその軸受の潤滑油
を貯留する油槽に通じる潤滑油の循環流路を形成
すると共に、そのブラケツト脚の外表面に放熱フ
インを突設するようにした。
F 作用 油槽内の潤滑油がブラケツト脚内部の循環流路
を流通し、そこで温油はブラケツト脚外表面に設
けられた放熱フインを介して冷却され、その後油
槽に戻る。
E 実施例 以下、本考案の一実施例を図面により具体的に
説明する。
第1図は本考案の一実施例にかかる空冷軸受の
要部縦断面図、第2図は第1図の−断面図で
ある。第1図,第2図に示すように、主軸11に
はスラストボス12が固定される一方、その下方
には円周上複数に分割されたセクタ13がピボツ
ト14により支持されており、スラストボス12
がリング状ライナ15を介してセクタ13に摺動
自在に支持されて主軸11の軸受16が構成され
る。その軸受16を囲んで油槽17が設けられ、
この油槽17中に軸受16の潤滑油が貯留されて
いる。軸受16は放射状に設けられた4本のブラ
ケツト脚18に支持され、ブラケツト脚18の先
端はベース19に固定される。
ブラケツト脚18は、その内部が空洞となつて
おり、油槽17の内部と連通して内部に潤滑油が
充満されている。ブラケツト脚18の内部にはそ
れを上下に仕切るように隔壁20が設けられ、ブ
ラケツト脚18内の隔壁20の上方の空間は油受
け21を介して油槽17の上部と連通すると共に
ブラケツト脚18内の隔壁20の下方の空間は油
槽17の下部と連通し、またブラケツト脚18内
の隔壁20の上方と下方の空間がブラケツト脚1
8の先端で連通することにより、隔壁20によつ
て循環流路が形成されている。一方、スラストボ
ス12には油受け21と対向する所に放射状に複
数の孔22が穿設されており、スラストボス12
が回転すると潤滑油が孔22を通つて遠心力によ
り外周側に放出され、その放出された潤滑油は油
受け21に集められてブラケツト脚18内の隔壁
20の上部に入り、ブラケツト脚18の先端側を
経て隔壁20の下部に到り、油槽17に還元され
るようになつている。さらに、このブラケツト脚
18及び油槽17の外表面には多数の放熱フイン
23が突設されている。
従つて、このような構成においては、主軸11
の回転に伴つて潤滑油は油槽17内及びブラケツ
ト脚18の循環流路内を通つて循環する。一方、
油槽17及びブラケツト脚18の外表面には回転
電機本体の羽根24による吸引風25が当たり、
放熱フイン23からの放熱が十分に行われ、潤滑
油は循環の過程で冷却される。尚、図中26は吸
気口である。
H 考案の効果 以上、一実施例を挙げて詳細に説明したように
本考案によれば、従来、軸受や油槽を単に強固に
支持するだけであつたブラケツト脚内部にも軸受
の潤滑油を流通させ、そのブラケツト脚外表面に
設けた放熱フインによつて冷却するようにしたの
で、冷却面積が拡大し、空冷効果を高めることが
できる。しかも、特別の空冷装置を外部に設けて
いないので設置スペースを拡げる必要がなく、ま
た構造が簡単であり、低コストで構成することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかる空冷軸受の
要部縦断面図、第2図は第1図の−断面図で
ある。また、第3図は従来の回転電機の要部縦断
面図である。 図面中、16は軸受、17は油槽、18はブラ
ケツト脚、23は放熱フインである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転電機の軸受を支持しているブラケツト脚内
    部に該軸受の潤滑油を貯留する油槽と連通する該
    潤滑油の循環流路が形成されると共に該ブラケツ
    ト脚の外表面には放熱フインが突設されているこ
    とを特徴とする回転電機の空冷軸受。
JP1985082498U 1985-06-03 1985-06-03 Expired JPH0357104Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985082498U JPH0357104Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985082498U JPH0357104Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61199156U JPS61199156U (ja) 1986-12-12
JPH0357104Y2 true JPH0357104Y2 (ja) 1991-12-25

Family

ID=30630267

Family Applications (1)

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JP1985082498U Expired JPH0357104Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108026968B (zh) * 2015-08-19 2019-08-30 大同金属工业株式会社 立式轴承装置
JP6050919B1 (ja) * 2015-08-19 2016-12-21 大同メタル工業株式会社 立型軸受装置

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Publication number Publication date
JPS61199156U (ja) 1986-12-12

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