JPH0279748A - 立軸回転電機の冷却装置 - Google Patents

立軸回転電機の冷却装置

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JPH0279748A
JPH0279748A JP22842688A JP22842688A JPH0279748A JP H0279748 A JPH0279748 A JP H0279748A JP 22842688 A JP22842688 A JP 22842688A JP 22842688 A JP22842688 A JP 22842688A JP H0279748 A JPH0279748 A JP H0279748A
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electric machine
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金箱 隆
Izumi Azuma
東 泉
Akio Adachi
昭夫 安達
Shoji Sato
昭二 佐藤
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 E産業上の利用分野] この発明は、立軸回転電機の冷却装置に係り、特に立軸
回転電機固定子冷却用ヒートパイプの構成に関するもの
である。
[従来の技1] 第8図は、従来技術による室軸回転′tR機の冷却装置
を示す縦断図面であり、参照符号10は上部側(lit
動ファン、12は下部別置電動ファン、14は上部固定
子巻線端、16は下部固定子巻線端、18は界磁巻線、
20は固定子鉄心、22は通風ダクト、24は空気冷却
器を示す。ポンプ水車に直結して運転される発電電動機
は高速回転の場合が多く、かつ水車運転、ポンプ運転の
両回転であることから自己ファンによる通風は効率が悪
いため、通風ファンとして固定子枠に固定された別置電
動ファンが使用されている。すなわち、上部別置電動フ
ァン10および下部別置電動ファン12により加圧され
た風は、まず上部固定子巻線端14および下部固定子巻
線端16の表面部分を冷却後、上下より回転子の極間へ
入り、界磁巻線18を冷却する。この界磁巻線18を冷
却した後、風は流れの方向を変えて固定子鉄心20に設
けられた通風ダクト22へ入って固定子鉄心20および
固定子巻線を冷却し、空気冷却器24に至る。この空気
冷却器24により冷却された風は、再び上部別置電動フ
ァン10および下部別置電動ファン12へ戻って循環す
る。
[発明が解決しようとする課題] この従来技術による通風方式によれば、上下の極間より
流入した風は、回転子の上下から軸方向に流れた後、9
0’向きを変え固定子鉄心20に設けられた通風ダクト
22へ流入するが、この部分の風の流れは非常に乱れた
ものとなり、圧力損失が大きく、かつ風損も大きい。こ
のため、所要風量を流すための風圧を高める必要があり
、上下別置電動ファンを大型化すると同時にファンの駆
動動力も大きくなる。また、風損の増大により発電電動
機の効率も低下する。
そこで、出願人は固定子鉄心の通風ダクトに複数の中空
のセグメント状のヒートバイブを挿入し、その一端側が
発熱源に対応する固定子鉄心の内径側に位置し、他端側
が固定子鉄心の外径側から突出し、その突出部の外周に
冷却バイブを備え、発熱源から発生する熱をヒートバイ
ブを介して冷却バイブの冷却水に放熱する立軸回転電機
の冷却装置を開発して特願昭61−106163Mとし
て出願したが、この装置においてヒートパイプの外部に
冷却バイブを溶接手段等で設ける構成となっているため
、接合部の熱抵抗が大となる難点がある。
それ故、出願人は更に、固定子鉄心および固定子巻線を
冷却するため固定子鉄心の冷却ダクトに扁平クシ歯条冷
却用ヒートバイブを挿着すると共に、このヒートバイブ
の一端部に冷却水バイブを内蔵させることにより冷却効
果を著しく増大させ、これにより別置ファ 1ンを小型
化し、かつ別置ファンの所要動力および風損の低減を図
ると共に均一冷却効果を得ることも提案したが、この場
合も扁平部の厚さも一様にすることが困難であったり、
ヒートパイプの内部に鉄心支持用ピースを多数配置する
必要やピースの洗浄を必要とし、また熔接部分が多くな
ることから信頼性が低下すると共に製作費が嵩む等の問
題を依然として残すことが判った。
そこで、本発明の目的は、固定子鉄心の通風ダクト内に
軸方向断面が楕円形の複数のヒートバイブを受熱部とし
、その一端部を発熱源に対応する固定子鉄心の内径側に
位置させ、その他端部を固定子鉄心外径より突出させて
共通の冷却部を形成し、この突出部に冷却水管を円周方
向に内蔵させることにより、熔接部分が少なく、低コス
1−で信頼性が高く、かつヒートパイプの取替えが容易
にできる立軸回転電機の冷fJ1装置を提供するにある
]課題を解決するための手段] 先に述べた問題点を解決するため、この発明に係る立軸
回転電機の冷却装置は、冷却ダクトを設けた固定子鉄心
と固定子鉄心に収納された固定子巻線と回転子の界磁巻
線とを固定子枠に固定した別置電動ファンにより通風冷
却する立軸回転電機の冷却装置からなり、軸方向断面が
楕円形の複数のヒートバイブを受熱部とし、その一端部
を発熱源に対応する固定子鉄心の内径側に位置させ、他
端部を固定子鉄心外径より突出させて共通の冷却部を形
成し、この突出部に冷却水管を円周方向に接触固定する
ことを特徴とする特 この場合、ヒートパイプは、一端を固定子鉄心の内径側
に位置すると共に他端を前記固定子鉄心外周に配設され
た円環状冷却管と接続し、同一平面内に放射状になるよ
う配置すれば好適である。
さらに、ヒートパイプは、受熱rAおよび放熱部を楕円
形に成形し受熱部先端を圧着成形すると共に、放熱部に
は作動媒体封入用の小径パイプを圧着してその先端を気
密熔接し、内部には受熱部となる部分のほぼ全域にウィ
ックを設けて構成すれば好適である。
〔作用1 本発明に係る室軸回転Wi磯の冷却装置によれば、固定
子鉄心のヨーク部および外周面にその軸方向に沿って断
面楕円形の複数のヒートバイブを延設することにより、
固定子鉄心の軸方向中央部で発生する各種損失熱をその
両端に有効に分散して固定子鉄心全体の均温冷却を迅速
に達成することができるから、固定子鉄心および固定子
巻線の冷却のため通風ダクトに風を送る必要がなく、固
定子巻線端14.16および界磁巻線18を別置電動フ
ァン10のみによって通風冷却することができる。
[実施例] 次に、本発明に係る立軸回転電機の冷却装置の実施例に
つき添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお
、説明の便宜」−第8図に示す従来の構造と同一部分に
ついては同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略
する。
第1図は、本発明の実施例による室軸回転電機の冷却装
置の縦所図面である。第1図において、上部別置電動フ
ァン1oによって加圧された風は2方向に分れ、一方の
j虱は上部固定子巻線端14を冷却し、固定子枠26を
通って空気冷却器24に至る。他方の風は、回転子の極
間に入り界磁巻線18を冷却し、ざらに下部固定予巻l
Q端16を冷却して空気冷却器24に至る。そして、こ
の両方の冷却風は、空気冷却器24の内径側で合流し、
空気冷却器24で冷却された後、再びE部別置電動ファ
ン10に戻り循環する。
従来の固定子鉄心20の通風ダクト22に、軸方向断面
が楕円状(以下長円状と称す)の前向ヒートバイブ30
を複数本挿入し、固定子鉄心20から突出した部分を冷
却部とし、このヒートパイプを放射状に配設しである(
第2図参照)。尚、図中42は固定子巻線を示す。
一方、冷却管(以下冷却パイプ32と称す)の下面が各
通風ダクト22のL面とほぼ同じ高さになるように設け
るようにし、冷却パイプ32は下面が平面状の管を固定
子鉄心20の外周に共通ヘッダー管として設けである。
この共通へダー管の側面の下部にはメネジを設けた金具
56を密接等で接合しである(第3図および第7図参照
)。さらに、扁平ヒートパイプ30と冷却パイプ32と
は扁平ヒートパイプ30の冷却部上面と冷却パイプ32
の下面が接触するように配置し、扁平ヒートパイプ30
の下側より口字状の締結金具52を介し締付はボルト5
4で冷却パイプ金具56に固定されている。前記締結金
具52は長円状ヒートパイプの冷却部が常に−・定厚さ
となるようにし、しかも固定時は扁平ヒートパイプ冷却
部の両側面には同一高さの脚が配設しである。
また、第4図ないし第6図に示すように、扁平ヒートパ
イプ30【よ、受熱部30aおよび放熱部30bと共に
長円状に成形し、受熱部30a先端部を圧着しその先を
気密熔接しである。さらに、放熱部30bの先端には真
空引きや作動媒体36封入用の小径バイ1を設け、残部
を圧着しその先端を気密熔接してあり、作動媒体36封
入復は小径パイプを圧着しその先端を気密熔接しである
。この扁平ヒートパイプ30の内部には受熱部30aと
なる部分のほぼ全域にウィック30cを設け、液36a
と蒸気36bとからなる作動媒体36を封入したものと
なっている。
固定子鉄心間のダクト部にダクトの高さよりわずかに高
い長円状ヒートパイプ30を外径側より挿入設置し、ス
テンレス製薄肉容器のバネ特性ど作vJ媒体36の飽和
蒸気圧特性を利用し1七着させている。
一方、放熱部30bは長円状ヒートパイプ30の厚さ寸
法より脚の寸法がやや小さい締結具52で固定覆ること
により、容器のバネ特性が利用できることと、作動媒体
36の温度上昇による圧力上昇特性を利用し、接合部の
接触熱抵抗の低減をはかるようにしている。
巻線部14.16.18および固定子鉄心部20に発生
した熱は放射状に設けた複数の扁平ヒートパイプで固定
子鉄心外径側に導かれ、外周に設けた冷月1バイブ32
に通水する冷却水34で冷却される。
[発明の効果] 本発明に係る立軸回転電機の冷却装置によれば、固定子
鉄心部の冷却に軸方向断面が楕円形の複数のヒートパイ
プを受熱部とし、その一端部を発熱源に対応する固定子
鉄心の内径側に位置させ、その他端部を固定子鉄心外径
より突出させて共通の冷却部を形成し、この突出部に冷
却水管を円周方向に内蔵させるようにしたもので、これ
により風量の低減と共にファンを小形化し動力の低減が
でき、空気冷却器の小形化をはかることができる。
さらに、扁平の単独ヒートパイプとしたことにより、 ■熔接部の両端部の僅かな距離の接合となると共に溶接
性が良好になり、非凝縮性ガスの混入や作動媒体の排出
する可能性が低減され信頼性が高くなる。
■熔接部が減少することと取扱いが容易となることで、
低コスト化が図れる。
■ヒートパイプに何等かの原因で異状を生じても、単独
ヒートバイブを放射状に設け、固定子鉄心部と固定枠間
を利用できるため、外径部より容易に交換が可能である
■冷却パイプへのヒートパイプ冷却部の固定に対し、冷
却部の高さが常に一定寸法で締結できるため、接触部の
熱抵抗を小さくし、冷却部が圧接過大となることがなく
安定化が図られる効果がある。
以上、本発明に係る立軸回転電機の冷却装置の好適な実
施例を説明したが、本発明の技術的範囲はこの実施例に
限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱しない範
囲内において種々の設計変更および改良をなし得ること
は勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による室軸回転電機の冷2JI
装置の縦断面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3
図は第2図のB−8断面図、第4図は扁平ヒートバイブ
の側面図、第5図は扁平ヒートバイブの平面図、第6図
は第5図のC−C断面図、第7図は扁平ヒートバイブを
冷却パイプへ取付けた外径側から見た側面図、第8図は
従来例の立軸回転電機の冷却装置の縦断面図である。 10・・・、l:部別置電動ファン 12・・・下部別置電動ファン 14・・・上部固定子巻線端 16・・・下部固定子巻線端 18・・・界磁巻線 20・・・固定子鉄心 22・・・通風ダクト 24・・・空気冷却器 26・・・固定枠 30・・・扁平ヒートバイブ 30a・・・受゛熱部 30b・・・放熱部 30c・・・ウィック 32・・・冷却パイプ 36・・・作動媒体 36a・・・液(作動媒体) 36b・・・蒸気(作動媒体) 36c・・・固定子巻線 52・・・締結金具 54・・・締付ボルト 56・・・冷却パイプの金具 特許出願人    東京電力株式会社 ゛−/ FiG、1 FIG、3 /    3叩 1U FIG、4 FIG、5 FIG、7

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷却ダクトを設けた固定子鉄心と固定子鉄心に収
    納された固定子巻線と回転子の界磁巻線とを固定子枠に
    固定した別置電動ファンにより通風冷却する立軸回転電
    機の冷却装置からなり、軸方向断面が楕円形の複数のヒ
    ートパイプを受熱部とし、その一端部を発熱源に対応す
    る固定子鉄心の内径側に位置させ、他端部を固定子鉄心
    外径より突出させて共通の冷却部を形成し、この突出部
    に冷却水管を円周方向に接触固定することを特徴とする
    立軸回転電機の冷却装置。
  2. (2)ヒートパイプは、一端を固定子鉄心の内径側に位
    置する共に他端を前記固定子鉄心外周に配設された円環
    状冷却管と接続し、同一平面内に放射状になるよう配置
    してなる請求項1記載の立軸回転電機の冷却装置。
  3. (3)ヒートパイプは、受熱部および放熱部を楕円形に
    成形し受熱部先端を圧着成形すると共に、放熱部には作
    動媒体封入用の小径パイプを圧着してその先端を気密熔
    接し、内部には受熱部となる部分のほぼ全域にウィック
    を設けてなる請求項1または2記載の立軸回転電機の冷
    却装置。
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