JP4561408B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は回転電機に係り、例えば風力用の発電機のように、回転子や固定子の機内を冷却する内部冷却媒体と機外の外部冷却媒体とで熱交換を行う熱交換器を有するものに好適な回転電機に関する。
冷却媒体として空気や水等の流体を使用し、冷却する方式の回転電機を内蔵した機器のひとつである風力発電機の概略構成を図5に示す。
該図に示すごとく、風力発電機では、タワー1上のナセル2内に変速機3,発電機4,熱交換器5,電力変換器6等の機器が設置され、風の力を回転翼7により回転に変換し、変速機3を介して回転電機である発電機4を駆動する。
一般に、このような風力発電機等で利用される空冷式の発電機4及び熱交換器5の構造例を表したものが図3である。
該図において、発電機4内の回転子8や固定子9で発生した電気的,電磁気的損失による熱は、内部の送風機10により循環,流通される内部冷却媒体17により熱交換器5に運ばれる。熱交換器5は伝熱管11群より構成され、熱交換器5の伝熱管11の軸方向に設置された外部送風機12により伝熱管11内を外部冷却媒体である外気13が強制流通し、管外を発電機4内の内部冷却媒体17が循環し、管内外の熱交換によって発電機4内の熱が除去され発電機4外へ排出される。
また、特開平11−47354号公報に記載のように、内気を回転電機の軸方向中央部空間から吸い込み、空冷熱交換器で冷却して、回転電機の軸方向両端部空間に送り込むようにしている回転電機では、両軸端部で温度差がつき易い。
このような課題を解決する方策として、図4に示すように、熱交換器5の軸中央部に機内の内部冷却媒体17を循環する送風機16を設置し、冷却に供する内部冷却媒体17を両軸端部方向に均等に配分している。これにより、回転電機内の内部冷却媒体17は、両軸端部方向に均等に流れるようになる。
特開平11−47354号公報
しかしながら、図3及び図4に示された従来技術では、熱交換器5の伝熱管11内の外気13は、伝熱管11の軸方向片側から入気して反対の軸端側から排気されるため、回転電機4内との熱交換により伝熱管11内の温度は、軸方向片側の入気側14から反対の軸端の排気側15へ交換した熱量の蓄積により次第に上昇していく。
このため、回転電機4内も、この熱交換器5の伝熱管11内における温度分布の影響を受けて、熱交換器5の入気側14で低く、熱交換器5の排気側15で高くなるような温度分布がつき、両軸端部で温度差が発生するという問題が生じる。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、熱交換器の伝熱管内の軸方向温度分布の影響を低減することのできる回転電機を提供するにある。
本発明に回転電機は、上記目的を達成するために、回転子と固定子から構成される回転機本体と、該回転機本体の上部に設置され、複数の伝熱管からなる熱交換器とを備え、該熱交換器では、機外からの外部冷却媒体が前記複数の伝熱管内を入気側から排気側に通過すると共に、前記回転機本体内部からの内部冷却媒体が前記複数の伝熱管外部を通過することにより両者冷却媒体の熱交換が行われる回転電機において、前記熱交換器は、少なくとも前記外部冷却媒体が流入する入気側の複数の前記伝熱管が、径方向の所定位置より内側に配置される何本かの伝熱管と、前記径方向の所定位置より外側に配置される何本かの伝熱管では熱伝導の異なる部材で構成されていることを特徴とする。
具体的には、前記熱交換器の流入側における径方向中央部より外側の何本かの前記伝熱管の熱伝導が内側の何本かの前記伝熱管の熱伝導より低いものである。
本発明の回転電機は、熱交換器の入気側で内部冷却媒体が熱交換する伝熱管を制限しているため、熱交換器入気側の機内温度は上昇し、逆に熱交換器排気側の機内温度は低下するので、回転電機内に軸方向温度のバランスがとれ、伝熱管内の温度分布の回転電機内への影響を低減できるという利点がある。
回転電機内の軸方向温度分布を低減するという目的を、従来の熱交換器の伝熱管外側に比較的簡単に施工可能な工夫をすることにより実現した。
参考例1〕
図1及び図2は、本発明の回転電機の第1の参考例を示すものである。なお、符号は従来と同一のものは同符号を使用する。
該図に示すごとく、本参考例の回転電機は、回転子8と固定子9から構成される回転機本体の上部に熱交換器5が設置され、この熱交換器5は複数本の伝熱管11からなる構成されており、更に熱交換器5の伝熱管11の軸方向排気側15に外部送風機12が設置され、この外部送風機12で外部冷却媒体の外気13を伝熱管11内に入気側14から排気側15へ吸引して強制流通させ、伝熱管11外を回転電機内の内部冷却媒体17が循環して外気13と内部冷却媒体17が熱交換するように構成されている。
そして、本参考例では、外気13の入気側14から排気側15に軸方向に配置された伝熱管11群の軸方向入気側半分の部位(熱交換器5の軸方向中央部)まで伸延し、かつ、伝熱管11と平行に設置され、内部冷却媒体17が径方向上方側(外側)に流入するのを妨げる仕切り部材18を伝熱管11外に設置されている。
これにより、熱交換器5は、入気側14の熱交換器5の軸方向中央部まで伸延する仕切り部材18を境にして径方向下方(回転機本体側)では内部冷却媒体17と外気13との熱交換が行われ、径方向上方では内部冷却媒体17と外気13との熱交換が行われないことになる。
また、熱交換器5の入気側14と排気側15の各々には、回転機本体内を循環する内部冷却媒体17が流通できるように、熱交換器の伝熱管11と直交する方向に、回転機本体側の内部冷却媒体17の軸方向流通を妨げる仕切り板19が設けられている。このうちの入気側14の仕切り部材18の下方に設けられている仕切り板19は、図1に示すごとく、仕切り部材18の下を内部冷却媒体17が流通できるように短くして流路が確保されている。
次に、このような本参考例の構成による作用について説明する。
図1に示すごとく、熱交換器5で冷却され内部送風機10で回転機本体内に流通した内部冷却媒体17は、回転子8及び固定子9を冷却して再び熱交換器5の伝熱管11を通る外気13と熱交換する。本参考例から熱交換器5の軸方向入気側半分の部位に設置された伝熱管11と平行な仕切り部材18は、熱交換の際、回転機本体内の内部冷却媒体17が径方向の上方へ流通することを妨げる。このため、熱交換は仕切り部材18の下半分の伝熱管11群とのみ行われる。
これにより、仕切り部材18の上半分の伝熱管11内には、回転機本体内の熱により昇温していないほぼ外気温度の外気13が流通し、この冷たい外気13が軸方向排気側半分の伝熱管11へ流通することになる。
本発明の上記参考例を適用した回転機本体内の軸方向温度分布の計算結果を従来技術と比較して図6に示す。
上述したごとく、従来技術では、熱交換器5の入気側14から冷たい外気13が流入し、順次軸方向に熱交換するため、伝熱管11内は入気側14が低く、排気側15に向かって高くなるような温度分布が形成される。この影響により、図6に点線で示すごとく、従来技術Aは、回転機本体内の温度分布も熱交換器5の入気側14が低く、排気側15に向かって高くなる温度分布を有し、回転機本体内は、熱交換器5の入気側14が冷えすぎており、排気側15に最高温度を有する軸方向に非対称性の大きい温度分布が形成される。
これに対して、本参考例の構成によれば、図6に実線で示すごとく、本参考例の構成Bは、熱交換器5の入気側14で回転機本体内の内部冷却媒体17が熱交換する伝熱管11を制限することにより、熱交換器5の排気側15の伝熱管11内に冷たい外気13を導くことができる。
このため、熱交換器5の排気側15の伝熱管11内の温度が低くなり、熱交換器5の排気側15の回転機本体内における内部冷却媒体17を効果的に冷却することができる。これにより、熱交換器5の入気側14の回転機本体内の温度は上昇し、逆に熱交換器5内の排気側15の温度が低下して、回転機本体内の軸方向温度のアンバランスを是正することができる。さらにこれにより、回転機本体内の最高温度を示す部位が軸方向中央付近に移動し、かつ、最高温度を低減することが可能となる。
参考例2〕
本発明の第2の参考例を図7に示す。
参考例では、回転機本体内の内部冷却媒体17の循環方向が、図1に示した参考例1と逆向きとなっており、内部送風機10で強制流通された内部冷却媒体17は、熱交換器5の管外流路へ入り、伝熱管11内の外気13と熱交換した後、固定子9,回転子8を冷却して再び内部送風機10に戻る流通経路となっている。他の構成は、図1に示した構成と同一である。
このように回転機本体内の内部冷却媒体17の流通が反対方向の場合にも、参考例1と同様に、伝熱管11と平行な仕切り部材18を伝熱管11外に配置し、伝熱管11と直交する仕切り板19を図7に示すごとく設置することにより、回転機本体内の軸方向の温度分布を緩和すること可能である。
参考例2の流通構造,流通方向における回転電機内の軸方向温度分布の計算結果を従来技術と比較して図8に示す。
図8に点線で示す従来技術Cでは、前記のごとく熱交換器5の伝熱管11内は、外気13の入気側14が低く、排気側15に向かって高くなるような温度分布となり、この影響で回転機本体内も入気側14の温度が低く、排気側15で高くなる温度分布が形成される。
これに対して、実線Dで示す本参考例の構成によれば、熱交換器5の入気側14で回転機本体内の内部冷却媒体17が熱交換する伝熱管11を制限することにより、熱交換器5の排気側15の伝熱管11内に冷たい外気13を導くことができる。このため、熱交換器5の排気側15の伝熱管11内の温度が低くなる。
これにより、熱交換器5の入気側14の回転機本体内の温度は上昇、逆に熱交換器5内の排気側15の温度が低下して、回転機本体内の軸方向温度のアンバランスを是正することができる。さらにこれにより、回転機本体内の最高温度を低減することが可能となる。
参考例3〕
本発明の第3の参考例を図9及び図10に示す。
該図に示す参考例3では、熱交換器5の軸方向において外気13の入気側14に外部送風機12が設置されており、外気13を伝熱管11内に押し込み強制流通させる構造である。
このような本参考例によれば、外部送風機12が軸方向の入気側14,排気側15のいずれに設置された場合においても、前述の参考例1,2で説明した効果と同様に回転機本体内の軸方向温度分布が低減し、最高温度を下げることが可能である。
参考例4〕
本発明の第4の参考例を図11に示す。
該図に示す参考例4では、上述した参考例1,2,3で説明した伝熱管11に平行な仕切り部材18と伝熱管11に直交する仕切り板19に加えて、仕切り部材18の先端部に仕切り材20を設置している。この仕切り材20は、熱交換器5の軸方向中央付近に設置され、伝熱管11にほぼ直交して径方向上方に延びており、本参考例の軸方向入気側半分の部位に設置された伝熱管11と平行な仕切り部材18の上半分の伝熱管11外の流路を塞ぐように配置されている。
この仕切り材20により熱交換器5の排気側15の回転機本体内を流通する内部冷却媒体17が、伝熱管11と平行な仕切り部材18の上方の空間に混入することを妨ぎ、冷たい外気13が軸方向排気側半分の伝熱管11へ、より効果的に流通することが可能となる。
図12及び図13に本発明の第の実施例を示す。
該図に示す第の実施例では、熱交換器5の軸方向に外部送風機12を有しており、そして、外気13が入気する入気側14の径方向中央部より外側の伝熱管11の熱伝導が内側の伝熱管11の熱伝導より低く、かつ、外気13が排気される排気側15の径方向中央部より外側の伝熱管11の熱伝導が内側の伝熱管11の熱伝導より高く構成されている。つまり、本実施例の熱交換器5は、外気13が入気する入気側14の複数の伝熱管11が、径方向の内側と外側では熱伝導が異なる部材で構成され、しかも、熱交換器5の径方向中央部より外側の伝熱管11の熱伝導が内側の伝熱管11の熱伝導より低く構成されている。
具体的には、熱交換器5内の伝熱管11を熱伝導の高い部分21と熱伝導の低い部分22により構成するか、あるいは伝熱管11を部分的に熱伝導の低い材料23で覆うか、もしくは熱伝導の低い材料23を塗布することにより、回転機本体内の内部冷却媒体17が熱交換器5の伝熱管11と熱交換する部位を区分けしている。
即ち、図14に伝熱管11の構造図を示すように、熱交換器11の伝熱管11自体を熱伝導の高い部材21と熱伝導の低い部材22により構成し、熱伝導の低い部材22で構成される伝熱管11により、回転機本体内の内部冷却媒体17と伝熱管11内の外気13の熱交換を抑制し、熱伝導の高い部材21で構成される伝熱管11で回転機本体内の内部冷却媒体17と伝熱管11内の外気13の熱交換を行わせる構造である。
図12に示した実施例では、熱交換器5で冷却され内部送風機10で回転機本体内に流通した内部冷却媒体17は、回転子8,固定子9を冷却して再び熱交換器5の伝熱管11と熱交換する。回転機本体内の内部冷却媒体17は、熱交換器5の入気側14の下段に配置された熱伝導の良い伝熱管11と熱交換して冷却される。さらに上方に熱交換器5内を流通するが、上段の伝熱管11は熱伝導の低い部材22で構成されるため、この部位での熱交換が妨げられる。
このため、熱交換は下半分の伝熱管群とのみ行われる。これにより、熱交換器5の上半分の伝熱管11内には、回転機本体内の熱により昇温していない、ほぼ外気温度の外気13が流通し、この冷たい外気が、軸方向排気側半分の伝熱管11へ流通する。これにより、これまでに説明してきた参考例1,2,3と同様の効果が得られる。熱伝導の高い部材21としては、例えば銅や鉄,アルミなどの金属材料が好適であり、熱伝導の低い部材22としては、ステンレスや樹脂などが適用可能である。また、図15に示すように、伝熱管11の外周を熱伝導の低い材料23で覆うか、あるいは熱伝導の低い材料を塗布することによっても同様の効果が発揮される。この場合、伝熱管11の周りの熱通過を抑制するのに熱伝導の低い断熱材や絶縁材,ゴム,樹脂で覆うか、もしくはエポキシやワニス,ウレタンなどの樹脂,塗料を塗布することにより効果が発揮される。
図16及び図17に本発明の第の実施例を示す。
本実施例では、従来技術のごとく熱交換器5の上部に送風機16を有している。この構造では、回転機本体内を縦貫する内部冷却媒体17は、熱交換器5の上部にある送風機16を通って循環する必要がある。このため、本発明の参考例1,2,3で説明したような、熱交換器5の伝熱管11に平行な仕切り部材18を設置して熱交換器5の上段の伝熱管11へ至る流通を抑制することは、回転機本体内の流通を阻害することになる。
このように仕切り部材18を配置できないような場合にも、熱交換器5内の伝熱管11を熱伝導の高い部材21と熱伝導の低い部材22により構成するか、あるいは伝熱管11を部分的に熱伝導の低い材料23で覆うか、もしくは熱伝導の低い材料を塗布することにより、回転機本体内の内部冷却媒体17が熱交換器5の伝熱管11と熱交換する部位を区分けし、実施例で説明したように回転機本体内の軸方向温度を低減することが可能である。
回転機本体内の軸方向温度分布を低減するという目的を、従来の熱交換器の伝熱管外側に比較的簡単に施工可能な工夫をすることにより達成しており、小型化,大容量化により機内の発熱密度も高くなる傾向にある例えば風力用の回転電機に適用できる。
本発明の回転電機の第1の参考例を示す正面図である。 図1の右側面図である。 従来の回転電機を示す正面図である。 従来の別の回転電機を示す正面図である。 風力発電装置の概略構成を示す図である。 熱交換器の軸方向位置における温度を従来例と第1の参考例とを比較した特性図である。 本発明の回転電機の第2の参考例を示す正面図である。 熱交換器の軸方向位置における温度を従来例と第2の参考例とを比較した特性図である。 本発明の回転電機の第3の参考例を示す正面図である。 図9の右側面図である。 本発明の回転電機の第4の参考例を示す正面図である。 本発明の回転電機の第の実施例を示す正面図である。 図12の右側面図である。 本発明の第及び第の実施例に採用される伝熱管を示し、(a)は正面断面図、(b)は側面断面図である。 本発明の第及び第の実施例に採用される別の伝熱管を示し、(a)は正面断面図、(b)は側面断面図である。 本発明の回転電機の第の実施例を示す正面図である。 図16の右側面図である。
4…発電機、5…熱交換器、8…回転子、9…固定子、10…内部送風機、11…伝熱管、12…外部送風機、13…外気、14…入気側、15…排気側、16…送風機、17…内部冷却媒体、18…仕切り部材、19…仕切り板、20…仕切り材、21…熱伝導の高い部材、22…熱伝導の低い部材、23…熱伝導の低い材料。

Claims (5)

  1. 回転子と固定子から構成される回転機本体と、該回転機本体の上部に設置され、複数の伝熱管からなる熱交換器とを備え、該熱交換器では、機外からの外部冷却媒体が前記複数の伝熱管内を入気側から排気側に通過すると共に、前記回転機本体内部からの内部冷却媒体が前記複数の伝熱管外部を通過することにより両者冷却媒体の熱交換が行われる回転電機において、
    前記熱交換器は、少なくとも前記外部冷却媒体が流入する入気側の複数の前記伝熱管が、径方向の所定位置より内側に配置される何本かの伝熱管と、前記径方向の所定位置より外側に配置される何本かの伝熱管では熱伝導の異なる部材で構成されていることを特徴とする回転電機。
  2. 前記熱交換器の径方向中央部より外側の何本かの前記伝熱管の熱伝導が内側の何本かの前記伝熱管の熱伝導より低いことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記熱交換器の径方向中央部より外側の何本かの前記伝熱管は、それ自体の材質の熱伝導が前記内側の何本かの伝熱管より低いか、或いはそれ自体の表面を前記内側の何本かの伝熱管の熱伝導より低い材料で覆うか、もしくはそれ自体の表面に前記内側の何本かの伝熱管の熱伝導より低い材料が塗布されて構成されていることを特徴とする請求項2に記載の回転電機。
  4. 回転子と固定子から構成される回転機本体と、該回転機本体の上部に設置され、複数の伝熱管からなる熱交換器とを備え、該熱交換器では、機外からの外部冷却媒体が前記複数の伝熱管内を入気側から排気側に通過すると共に、前記回転機本体内部からの内部冷却媒体が前記複数の伝熱管外部を通過することにより両者冷却媒体の熱交換が行われる回転電機において、前記熱交換器は、前記外部冷却媒体が流入する入気側の径方向中央部より外側の前記伝熱管の熱伝導が内側の前記伝熱管の熱伝導より低く、かつ、前記外部冷却媒体が流出する排気側の径方向中央部より外側の前記伝熱管の熱伝導が内側の前記伝熱管の熱伝導より高く構成されていることを特徴とする回転電機。
  5. 前記熱交換器の熱伝導の低い前記伝熱管は、それ自体の材質の熱伝導が他の伝熱管より低いか、或いはそれ自体の表面を他の伝熱管の熱伝導より低い材料で覆うか、もしくはそれ自体の表面に他の伝熱管の熱伝導より低い材料が塗布されて構成されていることを特徴とする請求項に記載の回転電機。
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