JPH0356876B2 - - Google Patents

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JPH0356876B2
JPH0356876B2 JP58131696A JP13169683A JPH0356876B2 JP H0356876 B2 JPH0356876 B2 JP H0356876B2 JP 58131696 A JP58131696 A JP 58131696A JP 13169683 A JP13169683 A JP 13169683A JP H0356876 B2 JPH0356876 B2 JP H0356876B2
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link
hand
pantograph
bevel gear
endless chain
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JP58131696A
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パンタグラフの伸縮によりハンドを
作動せしめると共に、該パンタグラフを構成する
先端のリンクと、リンクとの連結部に組み込まれ
たベベルギアーを介してアクチユエータの作動力
を伝達せしめることによりハンドを90゜又は180゜
回動せしめる形式の産業用ロボツトに於けるハン
ドの無用回動防止装置に関するものである。
上記の形式の産業用ロボツトに於いては、パン
タグラフの伸縮時に、ハンドに連結された先端の
リンクがハンドに対して回動するため、ハンド
と、先端のリンクとの間に組み込まれた一組のベ
ベルギアーの一方が他方に対して転動し、この結
果、ハンドが無用に回動されて適正状態に対して
傾斜し、ワークの着脱が円滑に行えなかつたり、
甚しい場合にはワークの着脱が困難となる不具合
があつた。
本発明は、上記不具合に鑑み、パンタグラフの
伸縮時にハンドが無用に回動されるのを防止する
ことを目的としてなされたもので、その要旨は、
パンタグラフの伸縮によりハンドを作動せしめる
と共に、該パンタグラフを構成する先端のリンク
と、ハンドとの連結部に組み込まれたベベルギア
ーを介してアクチユエータの作動力を伝達せしめ
てハンドを90゜又は180゜回動せしめる形式の産業
用ロボツトに於いて、駆動用の前記ベベルギアー
を嵌装固定した第1の軸と、ハンドと連結された
前記リンクの適所に支承された第2の軸とにそれ
ぞれ等ピツチ円径の鎖歯車を嵌装して、該一組の
鎖歯車に無端鎖を掛装し、補正レバーの基端部を
前記第2の軸に回動自在に嵌装すると共に、ハン
ドを常時水平に維持するための平行リンク機構を
構成していて、前記リンクと平行の補助リンクに
前記補正レバーの先端部を枢着し、前記無端鎖を
作動せしめるためのシリンダの尾端部を連結具を
介して前記補正レバーに枢着すると共に、シリン
ダのロツドと上方の無端鎖とを連結具を介して連
結し、前記パンタグラフの伸縮時に生ずる前記リ
ンクに対する前記補正レバーの相対的な回動によ
り無端鎖を作動せしめて駆動用のベベルギアーを
回動せしめ、これによりベベルギアーの転動を防
止してハンドの無用な回動を防止することであ
る。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
する。
最初に、本発明に係るハンド回動防止装置を装
着した産業用ロボツトについて簡単に説明する。
第1図に於いて、ハンドHを作動せしめるための
パンタグラフPは、4本のリンクL1,L2,L3
L4を連結ピン1を介して平行四辺形状に連結さ
れたもので、リンクL3と同L4の連結部は、水平
移動用シリンダ2の作用により水平方向にのみ移
動し得る第1の倣い部材3に連結ピン1を介して
連結されていると共に、リンクL2の下端部は、
昇降用シリンダ4の作用により垂直方向にのみ移
動し得る第2の倣い部材5に連結されている。
また、前記パンタグラフPには、リンクL1
先端部に取り付けられるハンドHを常時水平に維
持するための平行リンク機構Qが設けられてお
り、この平行リンク機構Qは、第1の平行リンク
機構Q1と、第2の平行リンク機構Q2とで構成さ
れる。リンクL1と同L2の連結部に連結ピン1を
介して連結された中間ブラケツト6と、ハンドH
の後端部に固設された取り付け体7との間に、リ
ンクL1と等長の補助リンクL5が該リンクL1と平
行に連結ピン8を介して連結され、第1の平行リ
ンク機構Q1は、リンクL1と、同L5と、中間ブラ
ケツト6と、取り付け体7とで構成される。又、
前記第2の倣い部材5の上端部に固設されたブラ
ケツト9と、前記中間ブラケツト6との間に、リ
ンクL2と等長の補助リンクL6が該リンクL2と平
行に連結ピン8を介して連結され、第2の平行リ
ンク機構Q2は、リンクL2と、同L6と、中間ブラ
ケツト6と、ブラケツト9とで構成される。
ハンドHは、リンクL1と補助リンクL5の各先
端部に第1の軸10および連結ピン8を介して水
平に連結されている。
次に、本発明に係るハンド回動防止装置につい
て説明する。
第1図乃至第3図に於いて、リンクL1のほぼ
中央部に、前記第1の軸10と平行、且つ水平に
第2の軸11が支承されており、第1の軸10に
嵌装固定された鎖歯車12と、第2の軸11に回
転自在に嵌装された鎖歯車13との間に無端鎖1
4が掛装されている。鎖歯車12と同13のピツ
チ円径は相等しい。又、上方に位置する無端鎖1
4の一部には、作動力の伝達を確実にするために
作動ロツド15が組み込まれており、リンクL1
の両側壁16の間に掛け渡された作動ロツド案内
部材17に、前記作動ロツド15が摺動自在に挿
通されて支承されている。補正レバー18の基端
部が前記第2の軸11に回動自在に嵌合されてお
り、その上端部が、第1の平行リンク機構Q1
構成する補助リンクL5にピン19を介して枢着
されている。この補正レバー18は、ハンドHを
リンクL1および補助リンクL5に取り付けている
第1の軸10と連結ピン8とを結ぶ線分と平行に
取り付けられている。
また、無端鎖14を作動せしめるためのシリン
ダ(アクチユエータ)20の尾端部が「形の連結
具21を介して前記補正レバー18にピン22に
より枢着されており、シリンダ20のロツド23
の先端部と、前記作動ロツド15とが連結具24
を介して連結されている。第2図および第4図に
おいて、連結具21と補正レバー18とを枢着す
るピン22の軸心と、第2の軸11の軸心との間
の長さlは、鎖歯車13のピツチ円径Dの1/2よ
りも僅かに大きくなつている。よつて、パンタグ
ラフPの伸縮により、補正レバー18がリンク
L1に対して所定角度だけ相対的に回動すると、
連結具21、シリンダ20および連結具24を介
して無端鎖14が作動され、各鎖歯車12,13
は前記角度とほぼ同一角度だけ補正レバー18の
相対的な回動方向に回動する。
又、第1の軸10の回動は、該第1の軸10に
嵌装固定された駆動用のベベルギアー25aと、
被動用のベベルギアー25bとの噛合により、ハ
ンドHに伝達されるように構成されている。
次に、本発明の作用について説明すると、第1
図で実線で示される状態から、水平移動用シリン
ダ2のみを作動せしめると、パンタグラフPは、
同図で二点鎖線で示されるように伸長され、パン
タグラフPを構成するリンクL1の水平線に対す
る傾斜角度は緩やかになる。
パンタグラフPの伸長前におけるリンクL1
水平線に対する傾斜角度をαとし、伸長後におけ
るリンクL1の水平線に対する傾斜角度をβとす
ると、パンタグラフPの伸長により、リンクL1
は、水平を維持しているハンドHに対して時計方
向に(α−β)だけ回動する。ここで、リンク
L1に本発明に係るハンド回動防止装置が組み込
まれていないと仮定すると、パンタグラフPの伸
長により、駆動用のベベルギアー25aはリンク
L1に対しては固定されていて回動しないが、ハ
ンドHに対しては前記角度(α−β)だけ時計方
向に回動し、この結果、被動用のベベルギアー2
5bが回動させられて、ハンドHが回動されるこ
とになる。
しかし、リンクL1には、本発明に係るハンド
回動防止装置が組み込まれているので、ハンドH
が回動させられることはない。
即ち、平行リンク機構の原理により、補正レバ
ー18の水平線に対する傾斜角度は、パンタグラ
フPの伸縮に無関係で常に一定している。従つ
て、リンクL1がハンドHに対して時計方向に
(α−β)だけ回動すると、相対的に補正レバー
18はリンクL1に対して反時計方向に同一角度
だけ回動し、前述したように補正レバー18がリ
ンクL1に対して相対的に回動すると、連結具2
1、シリンダ20および連結具24を介して作動
ロツド15を軸心方向に移動せしめ、これにより
無端鎖14を作動せしめて各鎖歯車12,13を
反時計方向に回動させる。各鎖歯車12,13の
回動角度が補正レバー18の相対的な回動角度と
ほぼ等しいのは前述した通りである。第1の軸1
0には、鎖歯車12と、駆動用のベベルギアー2
5aとが嵌装固定されているので、駆動用のベベ
ルギアー25aは、反時計方向に前記角度(α−
β)とほぼ同一角度回動される。
よつて、ハンドHを基準にすると、パンタグラ
フPの伸長により、駆動用のベベルギアー25a
は時計方向に(α−β)だけ回動されると共に、
本発明に係るハンド回動防止装置の作用により、
駆動用のベベルギアー25aは、反時計方向にほ
ぼ(α−β)だけ回動されることになり、別異の
作用による駆動用のベベルギアー25aの互いに
反対方向の回動が相殺されて、駆動用のベベルギ
アー25aは、ハンドHに対しては全く回動しな
いことになり、結局、パンタグラフPの伸縮によ
つては、ハンドHは全く回動しない。
なお、ハンドHで把持したワークを反転等させ
る場合には、シリンダ20により無端鎖14を作
動せしめ、ベベルギアー25を介してハンドHを
回動させる作用は、公知の装置と同一である。
以上の説明から明らかのように、本発明によれ
ば、極めて簡単な構成により、パンタグラフの伸
縮時に生ずるハンドの無用な回動を確実に防止し
て、ハンドで把持したワークの反転等の操作を円
滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、パンタグラフPの伸縮によりハンド
Hを作動せしめる形式の産業用ロボツトの側面
図、第2図イ,ロは、本発明に係るハンド回動防
止装置の一実施例のそれぞれ異る状態の側面図、
第3図は、同じく平面図、第4図は、第2図の主
要部の拡大図である。 本発明を構成している主要部分の符号の説明は
以下の通りである。P:パンタグラフ、H:ハン
ド、L1:ハンドに連結されたリンク、Q:平行
リンク機構、L5:リンクL1と平行の補助リンク、
10:第1の軸、11:第2の軸、12,13:
鎖歯車、14:無端鎖、18:補正レバー、2
0:シリンダ(アクチユエータ)、21,24:
連結具、23:シリンダのロツド、25:ベベル
ギアー、25a:駆動用のベベルギアー、25
b:被動用のベベルギアー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パンタグラフの伸縮によりハンドを作動せし
    めると共に、該パンタグラフを構成する先端のリ
    ンクと、ハンドとの連結部に組み込まれたベベル
    ギアーを介してアクチユエータの作動力を伝達せ
    しめてハンドを90゜又は180゜回動せしめる形式の
    産業用ロボツトに於いて、 駆動用の前記ベベルギアーを嵌装固定した第1
    の軸と、ハンドと連結された前記リンクの適所に
    支承された第2の軸とにそれぞれ等ピツチの鎖歯
    車を嵌装して、該一組の鎖歯車に無端鎖を掛装
    し、補正レバーの基端部を前記第2の軸に回動自
    在に嵌装すると共に、ハンドを常時水平に維持す
    るための平行リンク機構を構成していて、前記リ
    ンクと平行の補助リンクに前記補助レバーの先端
    部を枢着し、前記無端鎖を作動せしめるためのシ
    リンダの尾端部を連結具を介して前記補正レバー
    に枢着すると共に、シリンダのロツドと、上方の
    無端鎖とを連結具を介して連結して、前記パンタ
    グラフの伸縮時に生ずる前記リンクに対する前記
    補正レバーの相対的な回動により無端鎖を作動せ
    しめて駆動用のベベルギアーの転動を防止して、
    ハンドの無用な回動を防止するように構成したこ
    とを特徴とする産業用ロボツトに於けるハンドの
    無用回動防止装置。
JP13169683A 1983-07-19 1983-07-19 産業用ロボツトに於けるハンドの無用回動防止装置 Granted JPS6025690A (ja)

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JPS6025690A JPS6025690A (ja) 1985-02-08
JPH0356876B2 true JPH0356876B2 (ja) 1991-08-29

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JP13169683A Granted JPS6025690A (ja) 1983-07-19 1983-07-19 産業用ロボツトに於けるハンドの無用回動防止装置

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