JPH0356853B2 - - Google Patents

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JPH0356853B2
JPH0356853B2 JP19495283A JP19495283A JPH0356853B2 JP H0356853 B2 JPH0356853 B2 JP H0356853B2 JP 19495283 A JP19495283 A JP 19495283A JP 19495283 A JP19495283 A JP 19495283A JP H0356853 B2 JPH0356853 B2 JP H0356853B2
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guides
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
    • B23H7/08Wire electrodes
    • B23H7/10Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ワイヤカツト放電加工装置におい
て、ワイヤ電極の位置制御を行なうワイヤガイド
装置に関する。
ワイヤカツト放電加工装置は、第1図に示すよ
うに、間隔を置いて配置した一対の位置決めガイ
ド56,56′間にワイヤ電極1を軸方向に更新
送り移動させながら前記加工電極の軸方向に対し
て略直角方向に被加工物57を移動させ、該被加
工物57の通常両側に、例えば前記ワイヤ電極と
同軸状に相対向して配置した一対の加工液噴射ノ
ズル(図示せず)から加工部へ加工液を噴射供給
させつつ前記ワイヤ電極1と被加工物57との間
に間歇的な電圧パルスを印加し、発生する放電に
より加工を行なうものである。
前記位置決めガイド56,56′として、一般
に第2図に示すように、中央に円形のガイド穴5
6aを設けたダイヤモンドダイス等が用いられ、
例えば直径0.2mmのワイヤ電極の場合、ガイド穴
56aの直径は、例えば約0.206〜0.22mmにする
というように、ワイヤ電極1とガイド穴56aの
ガイド面との間に約6〜20μm前後、通常6〜
12μm程度の間隙のあるダイスが用いられる。ワ
イヤ電極1は荒加工や中加工では電極表面に大き
な凹凸を生じ、ガイド穴56aの直径がこれより
小さいとワイヤ電極1は出口側の位置決めガイド
56′のガイド穴56aに凸部で引掛かり、ワイ
ヤ電極が突然切断することがあるので、ガイド穴
56aの径の大きなものが用いられる。
一方、第1図に示すように、加工進行方向が矢
印58である場合、ワイヤ電極1は矢印59に示
すように反対方向の放電圧力を受け、極端に描く
と、ワイヤ電極1は1′に示すように湾曲し、こ
のため、第2図に示すように、ワイヤ電極1はガ
イド穴56a内の進行方向と反対側のガイド面に
1″のように偏倚する。この種のワイヤカツト放
電加工装置においては、ガイド穴56aの中心が
加工位置座標となるように設計されているので、
ワイヤ電極が1″のように偏倚すると、少なくと
もその偏倚分だけ加工位置がずれ、加工精度が低
下することになる。従つて、仕上加工において
は、ガイド穴56aの径が小さい位置決めガイド
が用いられる。
このため、従来は、荒加工あるいは中加工に用
いる位置決めガイドと仕上加工に用いる位置決め
ガイドとを交換したりしていたが、この交換作業
に手間がかかる。また、この交換作業を行なわな
い場合には、仕上加工にもガイド穴56aの径の
大きな位置決めガイドを用いることになるため、
加工精度が低下する。
また、前記の直径0.2mmのワイヤ電極とは、ワ
イヤの最大直径部分のそれ(直径の上限)が0.2
mmであるということであつて、最小直径部分のそ
れは、例えば0.198〜0.196mm程度であるから、実
際の加工精度はワイヤ電極の直径を0.2mmと想定
した場合よりも低い可能性が高いのである。
本発明は上記従来技術の欠点に鑑み、ワイヤ電
極のガイド穴の大きさを容易に変えることが可能
であり、もつて加工時におけるワイヤ電極の切断
が防止されると共に、仕上加工におけるワイヤ電
極の偏倚による加工精度の低下が防止され、かつ
ワイヤ電極を容易に通すことのできる構成のワイ
ヤカツト放電加工用のワイヤガイド装置を提供す
ることを目的とする。
この目的を達成するため、本発明のワイヤガイ
ド装置は、前記位置決めガイドが円形のガイド穴
を有してワイヤ電極軸心方向に組合わされる2個
以上のダイスガイドからなり、該2個以上のダイ
スガイドの少なくとも1個をワイヤ電極の移動方
向に対して略直角方向に位置が変えられる構造と
してワイヤ電極の軸心方向に見た全体的なガイド
穴の大きさが変えられるようにしたことを特徴と
する。
以下本発明の一実施例を図面により説明する。
第3図は本発明を適用した位置決めガイドの回り
の構成例を示す図であり、1はワイヤ電極、2,
3は該ワイヤ電極1のガイドローラ4,5を取付
けた上アームおよび下アームであり、これらは図
示しない装置本体に取付けられる。6,7は手動
ハンドルまたはモータ8,9によつて上下位置調
節可能にアーム2,3に取付けられた支持部材、
0は通電ピンであり、これは支持部材6に取付け
られ、耐摩耗性で絶縁性の押付ピン10′により
押圧変位したワイヤ電極1と接触することにより
ワイヤ電極に電圧を印加する上部通電装置を構成
するものである。11は下部ガイドローラを兼用
する下部通電装置としての通電ローラであつて、
ワイヤカツト放電加工に供されたワイヤ電極1と
接触して通電するものであるため、上部の清浄ワ
イヤ電極1に対する固定通電ピン10に対して回
転ローラとしたものであつて、接触面積を大きく
するためにピン10に対して充分径を大きくし、
また、該通電ローラ11に対するワイヤカツト放
電加工電源からの通電は、該通電ローラ11また
はその回転軸に対するブラツシ通電により行なわ
れている。
12,13はそれぞれ前記支持部材6,7にワ
イヤ電極1軸方向と直角方向に微小位置調節可能
に、または固定して取付けられた中空円筒状のノ
ズル本体であり、これらのノズル本体12,13
の上下端面にはそれぞれ開口部14,15および
16,17が形成され、これらの開口部14〜1
7はノズル本体12,13のほぼ中心軸線部に形
成されていて、前記ガイドローラ4および通電ロ
ーラ11間のワイヤ電極1がほぼ鉛直、かつ直線
状で同軸状に挿通するような位置関係に配置され
ている。さらにノズル本体12,13の内部に
は、上下位置決めガイド18,19のガイドホル
ダ20,21が同軸状にそれぞれ固設してあり、
また上方のノズル本体12の下端開口部15と、
下方のノズル本体13の上端開口部17には、そ
れぞれノズル22,23が互いに対向するように
同軸状に固設されるかまたは図示のように軸方向
に移動可能に嵌設されている。
前記ガイドホルダ20,21はノズル本体1
2,13内加工液が流通する孔20a,21aを
有する中空の筒体であり、先端部には本発明によ
るダイス状位置決めガイド18,19が取付けら
れ、これらのガイド18,19によつてノズル2
2,23間に介在させる被加工物24の上部およ
び下部におけるワイヤ電極1の加工部27の位置
決めを行なつている。また、この例のノズル2
2,23は、所望の軸方向長さ内径および軸方向
径絞りを有する中空円筒状体であり、ノズル本体
12,13内のフランジ部22a,23aの外径
はノズル本体12,13の先端部の内径とほぼ等
しく形成され、これのフランジ22a,23aに
よつてノズル本体12,13からの脱落を防いで
いる。22Aは必要に応じて設けられる押しバネ
である。
前記ノズル本体12,13には、加工液の加圧
供給ホース25,26がそれぞれ取付けられ、こ
こから加工液がノズル本体12,13内に所定の
圧力および流量で供給され、内部の位置決めガイ
ド18,19をへ冷却し、上下のノズル22,2
3から被加工物24の加工部27へそれぞれ上
方、下方から噴出すると共に、各ノズル本体1
2,13の上端、下端の開口部14,16から噴
出して通電ピン10および通電ローラ11とワイ
ヤ電極1との間にも加工液を供給してワイヤ電極
1と通電ピン10および通電ローラ11を冷却す
るようになつている。30は加工済溝、39,4
0はそれぞれ上下のノズル22,23から噴出さ
れる加工液の流れを示す。
前記被加工物24は、加工テーブル31に固定
され、該加工テーブル31はX軸モータ32、Y
軸モータ33によつてワイヤ電極1の軸と直角な
平面上を数値制御装置による制御の下に所定の輪
郭形状等に沿つて自在に移動できるようになつて
いる。また、ワイヤ電極1は、図示しない装置本
体のカラム等に設けた貯蔵リールからブレーキロ
ーラ等を介して引き出され、ガイドローラ4部か
ら下方へ延び、下方のアーム3の通電ローラ11
およびガイドローラ5を介して図示しない巻取り
ローラを経てカラム本体等の巻取りリールまたは
回収容器に巻取りまたは回収されるようになつて
いる。そして、被加工物24とワイヤ電極1との
間に間歇的な電圧パルスを印加し、放電加工を行
なうものである。
しかして本実施例においては、上下の位置決め
ガイド18,19の両方又は少なくとも一方が、
第4図ないし第6図に下方の位置決めガイド19
で代表して示すように、3個のダイスガイド4
1,42,43(なお各ダイスガイド41,4
2,43はそれぞれガイドホルダに保持されて装
着されているのであるが、このダイスガイドと取
付けられたダイスガイドとをそれぞれダイスガイ
ド41,42,43として記載してある。)によ
り構成され、各ダイスガイド41,42,43は
矩形柱状をなし、かつそれぞれ同径の円形のガイ
ド穴41a,42a,43aを有し、ガイドホル
ダ21の本体21aにそれぞれ120度ずつ向きを
変え、かつ高さを変えて設けた3つのガイド溝4
4,45,46に沿つてそれぞれ摺動可能に挿着
され、各ダイスガイド41,42,43の外周ホ
ルダの各片面はそれぞれガイド溝44,45,4
6の片側に納めた押しばね47,48,49に押
接して一方向に押圧され、他面はノズル本体13
に貫設したねじ筒51,52,53にそれぞれ螺
合した調節ねじ60,61,62の先端に当接
し、各調節ねじ60,61,62を最も深く螺入
した時には各ダイスガイド41,42,43のガ
イド穴41a,42a,43aが一致して、ワイ
ヤ電極1の軸心方向に見た等価のガイド穴の直径
は第6図のR1に示すように各ガイド穴41a,
42a,43aの直径と等しくなり、各調節ねじ
60,61,62を螺入深さが浅くなる方向に回
すと、第7図に示すように、各ガイド穴41a,
42a,43aの中心A1,A2,A3はこれらのガ
イド穴41a,42a,43aにより形成される
等価のガイド穴に内接する真円71の中心Oから
偏倚し、真円71の直径R2は各ガイド穴41
a,42a,43aの直径よりも小となる。従つ
て、荒加工や中加工においては、各調節ねじ6
0,61,62の螺入深さを最も深くすることに
より大きな直径R1のガイド穴を形成し、仕上加
工においては螺入深さを浅くすることにより小さ
な直径R2のガイド穴を形成することができ、位
置決めガイドの交換が不要となる。なお、図中、
63,64,65はノズル本体13とガイドホル
ダ本体21aとの間に介装されてガイドホルダ本
体21aのガタつきを防止する補強部材、66,
67,68はそれぞれ各調節ねじ60,61,6
2に固着されたストツパであり、前記等価のガイ
ド穴の最小直径(仕上加工時の直径)を設定する
ものである。
本実施例において、加工の具体例について説明
すると、第8図に示すように、厚さtが60mmの
SKD材を、放電電流ピーク値210A、放電電流パ
ルス幅0.6μsec、加工速度210mm2/分、新しいワイ
ヤ電極が送り来る上方の位置決めガイド18の等
価ガイド穴直径を0.206mm、下方の位置決めガイ
ド19の等価ガイド穴直径を0.210mmとして荒加
工した後、放電電流ピーク値150A、放電電流パ
ルス幅0.3μsec、加工速度100mm2/分、上方の位置
決めガイド18の等価ガイド穴直径を0.202mm、
下方の位置決めガイド19の等価ガイド穴直径を
0.203mmとして仕上加工した結果、製品69の一
例として、図示のような四角柱状をなし、上部、
中部、下部のX方向の寸法が、それぞれ、10.021
mm、10.021mm、10.022mmで、上部、中部、下部の
Y方向の寸法が、それぞれ、10.020mm、10.020
mm、10.021mmのものが得られ、加工精度が±
1.5μm、加工面荒さが1.2μmRmaxとなり、極め
て高精度の加工が可能となつた。
上記実施例において、ダイスガイド41,4
2,43の3個全部が、ワイヤ電極1の移動方向
に対して略直角方向の移動ができる構成である必
要はなく、例えば中央のダイスガイド42を固定
として、他の2個のダイスガイド41,43を摺
動移動が可能な構成としても足り、この場合も前
述の場合とほぼ同様に、前記等価ガイド穴を目的
に応じて変更設定することができる。
また、上記調節ねじ60,61,62の先端を
ダイスガイド41,42,43の外周ホルダに形
成した雌ねじに螺合する構成とし、さらにその際
押しばね47,48,49を省略してもよく、さ
らに前記調節ねじ60,61,62の一部または
全部を被制御モータによりスイツチ操作やプログ
ラム数値制御指令等によつて駆動調節する等、各
種の変更構成が可能である。
第9図および第10図は本発明の他の実施例で
あり、本実施例は位置決めガイド18を2段のダ
イスガイド18A,18Bにより構成し、一方の
ダイスガイド18Aのガイドホルダ20Aとノズ
ル本体12′は支持部材6′に固設され、他方のダ
イスガイド18Bのガイドホルダ20Bはガイド
ホルダ20Aとノズル本体12′に対して回動調
節可能に、かつ所定の回動角度位置でピン70に
より固定できるように取付けられ、第10図に示
すように、ガイドホルダ20Bはガイドホルダ2
0Aに対して偏心し、かつダイスガイド18Bの
ガイド穴18bはガイドホルダ20Bに偏心して
取付けられており、ピン70によるある固定位置
では第10図Aのようにダイスガイド18Aのガ
イド穴18aとダイスガイド18Bのガイド穴1
8bとの位置がずれ、等価的に小さなガイド穴が
形成され、ピン70による別の固定位置では第1
0図Bのようにダイスガイド18Aのガイド穴1
8aとダイスガイド18Bのガイド穴18bとが
一致して等価的に大きなガイド穴が形成されるよ
うにしたものである。なおこのように一部のダイ
スガイドのみを回動させる場合には、等価的なガ
イド穴の中心位置が異なつてくるのでNC装置で
位置制御を行なう場合に位置座標を補正するよう
にしてもよい。
第11図は本発明の他の実施例であり、3個の
同軸状ガイドホルダ20A,20B,20Cを、
支持部材6′、ノズル本体12′等の固定部、そし
て一部を必要に応じて相互に同軸状摺接回転自在
に保持し、そして該各ホルダの回転軸をワイヤ電
極1の軸心と一致させておき、該各ホルダ20
A,20B,20Cにダイスガイド18A,18
B,18Cを、その各ガイド穴18a,18b,
18cの中心をそれぞれ前記第7図のごとく所定
量、ホルダの回転中心軸(ワイヤ電極1軸心)か
ら偏倚させて取付けてある。
そして各ガイドホルダ20A,20B,20C
にはそれぞれ一体に歯車71A,71B,71C
が設けられていて、この各歯車71A,71B,
71Cと噛合するピニオン72A,72B,72
C、および該ピニオン72A,72B,72Cを
回転駆動する被制御モータ73A,73B,73
Cが設けられている。また、74はガイドホルダ
20Aに同軸状に摺接回転自在に保持されている
ガイドホルダ20Cを支持部材6′に回転自在に
固定する軸受である。
前記ダイスガイド18A,18B,18Cのガ
イド穴18a,18b,18cの中心が、前述第
7図におけるガイドホルダ20A,20B,20
Cの回転中心に対して中心A1,A2,A3のごとく
各同一量偏倚で、約120度の角度分布のとき中心
がOで直径R2の等価のガイド穴が形成されるよ
うに構成してみると、例えば中心A1に中心A2
A3をガイドホルダ20B,20Cの回動により
一致させた時、ワイヤ電極1軸心方向のガイド穴
は各ダイスガイドのそれと一致する最大ガイド穴
となるものの、その時のガイド穴の中心はA1
あつてOではないから、ワイヤカツト放電加工の
場合には、輪郭軌跡等のプログラムデータに対す
る補正が必要である。
しかして、もし上記の補正を避けるには、ガイ
ドホルダ20A,20B,20Cの各回転中心
を、例えば前記第7図において、ワイヤ電極1軸
心Oと各ガイド穴の中心A1,A2,A3とのそれぞ
れ中間の位置にあるように設定すればよい。
なお、上記実施例においては、位置決めガイド
18,19を2個または3個のダイスガイドによ
り構成したが、4個以上のダイスガイドによつて
構成してもよい。
以上述べたように、本発明においては、ガイド
穴の径を変えることができ、荒加工や中加工の際
には等価的なガイド穴の径を大としてワイヤ電極
の切断を防止し、仕上加工の際には等価的なガイ
ド穴の径を小としてワイヤ電極を高精度に位置決
めすることにより、極めて高精度の加工が可能と
なる。また本発明によれば、仕上加工を開始する
際や、ワイヤ電極の自動挿通結線に当り等価的な
ガイド穴の径を大としておいてワイヤ電極をガイ
ド穴に挿通することにより、ワイヤ電極の挿通が
容易となる。また、従来のように位置決めガイド
を交換する必要がないため、能率よく加工を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の対象となるワイヤカツト放電
加工装置の概略図、第2図はそのワイヤ電極の一
例図、第3図は本発明の一実施例を示すワイヤガ
イド装置回りの縦断面図、第4図は第5図の一部
拡大縦断面図、第5図は第4図のA−A断面図、
第6図は該実施例の各ダイスガイドのガイド穴が
一致した時の底面図、第7図は各ダイスガイドの
ガイド穴がずれた時の底面図、第8図はワイヤカ
ツトの一例を示す斜視図、第9図は本発明の他の
実施例を示す縦断面図、第10図A,Bはそのガ
イド穴の位置関係を示す平面図、第11図はさら
に本発明の他の実施例を示す縦断面図である。 1…ワイヤ電極、18,19…位置決めガイ
ド、24…被加工物、18A,18B,41〜4
3…ダイスガイド、18a,18b,41a〜4
3a…ガイド穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 間隔を置いて配置した一対の位置決めガイド
    間にワイヤ電極を軸方向に更新送り移動させなが
    ら前記ワイヤ電極の軸方向に対して略直角方向に
    被加工物を移動させ、両者が相対向する加工部へ
    加工液噴射ノズルから加工液を噴射供給させつつ
    前記ワイヤ電極と被加工物との間に間歇的な電圧
    パルスを印加し、発生する放電により加工を行な
    うワイヤカツト放電加工において、前記位置決め
    ガイドの両方または一方が円形のガイド穴を有し
    てワイヤ電極軸心方向に組合わされる2個以上の
    ダイスガイドからなり、該2個以上のダイスガイ
    ドの少なくとも1個をワイヤ電極の移動方向に対
    して略直角方向に位置が変えられる構造としてワ
    イヤ電極の軸心方向に見た全体的なガイド穴の大
    きさが変えられるようにしたことを特徴とするワ
    イヤカツト放電加工用のワイヤガイド装置。 2 前記ダイスガイドが3個設けられたものであ
    る特許請求の範囲第1項記載のワイヤカツト放電
    加工用のワイヤガイド装置。 3 前記ダイスガイドの2個がワイヤ電極の移動
    方向に対して略直角方向に位置が変えられる構成
    である特許請求の範囲第1項又は第2項の何れか
    に記載のワイヤカツト放電加工用のワイヤガイド
    装置。 4 前記ダイスガイドの3個がワイヤ電極の移動
    方向に対して略直角方向に位置が変えられる構成
    である特許請求の範囲第1項又は第2項の何れか
    に記載のワイヤカツト放電加工用のワイヤガイド
    装置。 5 前記ダイスガイドのワイヤ電極の移動方向に
    対する略直角方向に位置を変える構成が、前記ダ
    イスガイドのホルダをねじにより移動させる構成
    である特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、
    又は第4項の何れかに記載のワイヤカツト放電加
    工用のワイヤガイド装置。 6 前記ダイスガイドのワイヤ電極の移動方向に
    対する略直角方向に位置を変える構成が、前記ダ
    イスガイドの中心を回転中心から直角方向へ所定
    量偏倚させて取付けたガイドホルダの回動により
    行なわれる構成である特許請求の範囲第1項、第
    2項、第3項、又は第4項の何れかに記載のワイ
    ヤカツト放電加工用のワイヤガイド装置。
JP19495283A 1983-06-25 1983-10-18 ワイヤカツト放電加工用のワイヤガイド装置 Granted JPS6085832A (ja)

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DE198484304260T DE130758T1 (de) 1983-06-25 1984-06-25 Genaues elektroerosives bearbeiten mit durchlaufelektrodendraht und mehreren uebereinanderliegenden fuehrungsoeffnungen.
DE8484304260T DE3460699D1 (en) 1983-06-25 1984-06-25 Precision tw electroerosion with superimposed multiple opening guides

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JPH0356853B2 true JPH0356853B2 (ja) 1991-08-29

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