JPH0356829B2 - - Google Patents
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- JPH0356829B2 JPH0356829B2 JP16706986A JP16706986A JPH0356829B2 JP H0356829 B2 JPH0356829 B2 JP H0356829B2 JP 16706986 A JP16706986 A JP 16706986A JP 16706986 A JP16706986 A JP 16706986A JP H0356829 B2 JPH0356829 B2 JP H0356829B2
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- welding
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J9/00—Programme-controlled manipulators
- B25J9/16—Programme controls
- B25J9/1679—Programme controls characterised by the tasks executed
- B25J9/1684—Tracking a line or surface by means of sensors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q35/00—Control systems or devices for copying directly from a pattern or a master model; Devices for use in copying manually
- B23Q35/04—Control systems or devices for copying directly from a pattern or a master model; Devices for use in copying manually using a feeler or the like travelling along the outline of the pattern, model or drawing; Feelers, patterns, or models therefor
- B23Q35/08—Means for transforming movement of the feeler or the like into feed movement of tool or work
- B23Q35/12—Means for transforming movement of the feeler or the like into feed movement of tool or work involving electrical means
- B23Q35/127—Means for transforming movement of the feeler or the like into feed movement of tool or work involving electrical means using non-mechanical sensing
- B23Q35/128—Sensing by using optical means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Robotics (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、アーク溶接、特に重ね継手溶接、隅
肉継手溶接及び突合わせ継手溶接において、溶接
アーク光を直視し、その形状を判別することによ
り溶接開先位置を検出する方法に関する。
肉継手溶接及び突合わせ継手溶接において、溶接
アーク光を直視し、その形状を判別することによ
り溶接開先位置を検出する方法に関する。
〔従来の技術〕
アーク溶接では、溶融池、通電チツプ、ワイ
ヤ、溶接開先等を含む溶接部分を工業用テレビカ
メラ(ITV)で撮像し、これによつて得た画像
を解析することにより、溶接位置、溶接条件等を
制御する方法が古くから知られている。
ヤ、溶接開先等を含む溶接部分を工業用テレビカ
メラ(ITV)で撮像し、これによつて得た画像
を解析することにより、溶接位置、溶接条件等を
制御する方法が古くから知られている。
ところが、アーク光は、周囲(例えば溶融池)
の明るさに比べて強烈であり、しかも赤外線及び
紫外線を多量に含んでいるため、溶接部分を検出
することには困難な問題点が多い。
の明るさに比べて強烈であり、しかも赤外線及び
紫外線を多量に含んでいるため、溶接部分を検出
することには困難な問題点が多い。
そこで、従来は、次のような解決策を講じてい
た。
た。
すなわち、その一つは、撮像装置又は光学フイ
ルタに工夫を加える方法である。例えば、特開昭
51−72938号公報では、赤外線、熱線、色、光量
を制限する各フイルタを設けるとともに、テレビ
カメラにシリコンビジコン撮像管を使用して、溶
接部からの輻射線を可視光領域及び近赤外線領域
でのみ通過させるようにしている。また、特開昭
59−212172号公報では、赤外線のみを通すフイル
タを介して赤外線テレビカメラで撮像している。
更に、特開昭58−159980号公報では、撮像装置と
してCCD(固体イメージセンサ)を用いることに
より、フイルタを不要にしている。
ルタに工夫を加える方法である。例えば、特開昭
51−72938号公報では、赤外線、熱線、色、光量
を制限する各フイルタを設けるとともに、テレビ
カメラにシリコンビジコン撮像管を使用して、溶
接部からの輻射線を可視光領域及び近赤外線領域
でのみ通過させるようにしている。また、特開昭
59−212172号公報では、赤外線のみを通すフイル
タを介して赤外線テレビカメラで撮像している。
更に、特開昭58−159980号公報では、撮像装置と
してCCD(固体イメージセンサ)を用いることに
より、フイルタを不要にしている。
アーク光による影響を解決する他の方法は、工
業用テレビカメラに高速シヤツタを設ける方法で
ある。例えば、特開昭58−7776号公報では、アー
クの短絡時にアークが消滅する機会を捉えて、短
絡時のみシヤツタを開けるようにしている。ま
た、特開昭59−202178号公報では、パルス溶接に
おいて、ベース電流時期のアーク光が減衰したと
きだけシヤツタを開けるようにしている。
業用テレビカメラに高速シヤツタを設ける方法で
ある。例えば、特開昭58−7776号公報では、アー
クの短絡時にアークが消滅する機会を捉えて、短
絡時のみシヤツタを開けるようにしている。ま
た、特開昭59−202178号公報では、パルス溶接に
おいて、ベース電流時期のアーク光が減衰したと
きだけシヤツタを開けるようにしている。
更に、溶接部をアーク光と区別して撮像する方
法としては、撮像のための光源を設ける方法があ
る。例えば、特開昭55−42185号公報では、アー
ク光等の外乱光のスペクトル分布と異なる光源を
設け、外乱光の光量が前記光源の光量に比較して
小さくなる波長帯を検出波長としている。また、
特開昭59−191574号公報では、溶接トーチの走行
方向前方に光を投射して、溶接開先の像を陰影で
区画した輪郭で表すための光源を設けている。
法としては、撮像のための光源を設ける方法があ
る。例えば、特開昭55−42185号公報では、アー
ク光等の外乱光のスペクトル分布と異なる光源を
設け、外乱光の光量が前記光源の光量に比較して
小さくなる波長帯を検出波長としている。また、
特開昭59−191574号公報では、溶接トーチの走行
方向前方に光を投射して、溶接開先の像を陰影で
区画した輪郭で表すための光源を設けている。
以上述べた各種の従来例において、共通してい
ることは、撮像したい目的物は溶融池等の溶接部
分であり、アーク光はそれを邪魔する外乱光であ
るので、撮像したい映像とアーク光との分離、除
去を行なおうとするものであると言える。
ることは、撮像したい目的物は溶融池等の溶接部
分であり、アーク光はそれを邪魔する外乱光であ
るので、撮像したい映像とアーク光との分離、除
去を行なおうとするものであると言える。
しかしながら、アーク光の強度は強烈であり、
しかもその波長もほぼ全域にわたるものであるか
ら、完全な除去は困難で、装置も複雑且つ高価と
ならざるを得ない。
しかもその波長もほぼ全域にわたるものであるか
ら、完全な除去は困難で、装置も複雑且つ高価と
ならざるを得ない。
一方、狭開先溶接の場合には、アーク光自体を
監視する例もある。例えば、特開昭55−45554号
公報では、アーク光の輝度分布を求め、溶接心線
の開先内での回転中心を求めている。また、特開
昭58−187268号公報では、トーチ先端に光検出器
を設け、この検出器出力を比較することにより、
トーチを移動制御している。
監視する例もある。例えば、特開昭55−45554号
公報では、アーク光の輝度分布を求め、溶接心線
の開先内での回転中心を求めている。また、特開
昭58−187268号公報では、トーチ先端に光検出器
を設け、この検出器出力を比較することにより、
トーチを移動制御している。
ところが、以上の例は、狭開先溶接の場合に限
られるものであり、本発明が適用しようとする重
ね継手溶接、隅肉継手溶接、突合せ継手溶接には
適用できない。
られるものであり、本発明が適用しようとする重
ね継手溶接、隅肉継手溶接、突合せ継手溶接には
適用できない。
本発明は、以上の諸問題を解決し、特殊な装置
を付加せず、アーク自体を観察することにより、
アーク溶接の溶接開先位置を検出することを目的
とする。
を付加せず、アーク自体を観察することにより、
アーク溶接の溶接開先位置を検出することを目的
とする。
この目的を達成するため、本発明の溶接開先位
置検出方法は、溶接開先位置を検出しながら該溶
接開先位置に沿うアーク溶接を行うに際し、被溶
接部材の継手部分の上方からアーク光の形状を撮
像装置によつて撮像し、この撮像されたアーク光
形状を2値化し、当該アーク光形状の輪郭部の特
異点を解析することにより溶接開先位置を検出す
ることを特徴とする。
置検出方法は、溶接開先位置を検出しながら該溶
接開先位置に沿うアーク溶接を行うに際し、被溶
接部材の継手部分の上方からアーク光の形状を撮
像装置によつて撮像し、この撮像されたアーク光
形状を2値化し、当該アーク光形状の輪郭部の特
異点を解析することにより溶接開先位置を検出す
ることを特徴とする。
本発明者らは、先ず、重ね継手溶接の場合に、
溶接継手部分の上方にテレビカメラを設置して溶
接状況を撮像するという単純な実験を繰り返し行
つたところ、強烈なアーク光のため、テレビ画像
では、そのアーク光の輪郭しか識別できなかつ
た。ところが、溶接線には継手の段差があるた
め、ビードによつて埋められていないトーチ前方
の溶接線では、アーク自体にも段差が生じ、それ
がアーク光撮像形状の輪郭の一部に特徴ある形状
を呈することを見出した。
溶接継手部分の上方にテレビカメラを設置して溶
接状況を撮像するという単純な実験を繰り返し行
つたところ、強烈なアーク光のため、テレビ画像
では、そのアーク光の輪郭しか識別できなかつ
た。ところが、溶接線には継手の段差があるた
め、ビードによつて埋められていないトーチ前方
の溶接線では、アーク自体にも段差が生じ、それ
がアーク光撮像形状の輪郭の一部に特徴ある形状
を呈することを見出した。
さらに、本発明者らは、この現象が、隅肉継手
溶接、突合せ継手溶接の場合も生じることを確認
した。
溶接、突合せ継手溶接の場合も生じることを確認
した。
本発明は、以上の知見に基づくもので、従来は
外乱光として除去すべきものと考えられていたア
ーク光自体に注目し、継手部分において、そのア
ーク光を上方から見た形状を撮像し、その形状を
解析して溶接開先位置を求めるものである。
外乱光として除去すべきものと考えられていたア
ーク光自体に注目し、継手部分において、そのア
ーク光を上方から見た形状を撮像し、その形状を
解析して溶接開先位置を求めるものである。
第3図は、重ね継手溶接の例であり、1はトー
チ、2はワイヤ、3は撮像装置、4及び5は被溶
接部材、6はアーク光である。
チ、2はワイヤ、3は撮像装置、4及び5は被溶
接部材、6はアーク光である。
なお、トーチ1は、アークを飛ばしながら進行
方向(図面の奥へ向かう方向)に移動しているも
のとする。
方向(図面の奥へ向かう方向)に移動しているも
のとする。
このとき、撮像装置3で撮像された映像を、ア
ーク部が「白」、その他が「黒(斜線部)」となる
ように2値化したものが第4図である。
ーク部が「白」、その他が「黒(斜線部)」となる
ように2値化したものが第4図である。
比較のため、突合せ継手溶接であつて、隙間な
く突合せた場合を第5図、それを同様に撮像して
2値化したものを第6図に示す。
く突合せた場合を第5図、それを同様に撮像して
2値化したものを第6図に示す。
すなわち、第4図と第6図を比べると、第4図
の突起部(A点)と凹部(B点)が特徴となつて
いることがわかる。
の突起部(A点)と凹部(B点)が特徴となつて
いることがわかる。
すなわち、進行方向側(第4図の上半分)の被
溶接部材は、当然まだ溶接されていないから段差
があるのに対し、既に溶接が終わつた部分(第4
図の下半分)は、段差がビードで埋まつている。
溶接部材は、当然まだ溶接されていないから段差
があるのに対し、既に溶接が終わつた部分(第4
図の下半分)は、段差がビードで埋まつている。
つまり、進行方向側にある段差によつて突起部
(A点)と凹部(B点)が生じているのである。
ただし、進行していない状態でも、瞬間的にはA
点、B点とも検出されるが、ビードによつて埋ま
るため、すぐ検出されなくなる。したがつて、A
点又はB点の位置は、溶接線に対し、ある特定の
関係を有しているため、これらの点を認識できれ
ば、溶接線(溶接開先位置)を検出できることに
なる。
(A点)と凹部(B点)が生じているのである。
ただし、進行していない状態でも、瞬間的にはA
点、B点とも検出されるが、ビードによつて埋ま
るため、すぐ検出されなくなる。したがつて、A
点又はB点の位置は、溶接線に対し、ある特定の
関係を有しているため、これらの点を認識できれ
ば、溶接線(溶接開先位置)を検出できることに
なる。
なお、第4図と第6図の右側に大きな湾曲状部
Cは、ワイヤー2の影により生じているものであ
る。
Cは、ワイヤー2の影により生じているものであ
る。
また、第7図には隅肉継手溶接のアーク光を、
第8図には型突合わせ継手溶接のアーク光を、
そして第9図には型突合わせ継手溶接のアーク
光を、それぞれ第4図と同様に示す。
第8図には型突合わせ継手溶接のアーク光を、
そして第9図には型突合わせ継手溶接のアーク
光を、それぞれ第4図と同様に示す。
型突合わせ継手溶接後のアーク光は、裏当が
ある場合は第8図のようにアーク先端が伸びる
が、裏当が無い場合はアークは継手の隙間より非
溶接部材の裏に回り込もうとするため、第8図と
は逆に、アーク先端が凹形状となる。この形状を
第10図に示す。
ある場合は第8図のようにアーク先端が伸びる
が、裏当が無い場合はアークは継手の隙間より非
溶接部材の裏に回り込もうとするため、第8図と
は逆に、アーク先端が凹形状となる。この形状を
第10図に示す。
以下、本発明の具体的実施例を説明する。第2
図は本発明を実施するための構成例である。第2
図において、21はロボツト、22はロボツト制
御装置、23は検出制御装置、24はCRT表示
装置である。
図は本発明を実施するための構成例である。第2
図において、21はロボツト、22はロボツト制
御装置、23は検出制御装置、24はCRT表示
装置である。
トーチ1及び撮像装置3はロボツト21の手首
部に取付けられており、トーチ1の動きにつれて
撮像装置の視点も追従し、常に溶接部を相対的に
同じ位置から撮像するようになつている。
部に取付けられており、トーチ1の動きにつれて
撮像装置の視点も追従し、常に溶接部を相対的に
同じ位置から撮像するようになつている。
これは、画像処理を容易にするためである。撮
像装置3は、CCDカメラ等から構成され、それ
で撮像された画像は、検出制御装置23へ送られ
て、ロボツト制御装置22の開始指令により画像
処理されるとともに、CRT表示装置24にも送
られて表示される。
像装置3は、CCDカメラ等から構成され、それ
で撮像された画像は、検出制御装置23へ送られ
て、ロボツト制御装置22の開始指令により画像
処理されるとともに、CRT表示装置24にも送
られて表示される。
検出制御装置23は、ロボツト制御装置22の
溶接開始指令により、溶接開先位置を求める処理
を実行し、もしトーチ1がそれにより求まつた位
置から外れているようであれば、ロボツト制御装
置22に対し修正指令を発し、トーチ位置を修正
させる。
溶接開始指令により、溶接開先位置を求める処理
を実行し、もしトーチ1がそれにより求まつた位
置から外れているようであれば、ロボツト制御装
置22に対し修正指令を発し、トーチ位置を修正
させる。
ロボツト制御装置22が溶接終了指令を発する
と、検出制御装置23は溶接開先位置を求める処
理を終了する。
と、検出制御装置23は溶接開先位置を求める処
理を終了する。
以上が、本発明を実施するための概略構成の一
例である。
例である。
次に、第3図に示す隅肉継手溶接の場合を例に
とり、具体的に溶接開先位置を求める方法を説明
する。第1図は、その処理のフローチヤートであ
る。
とり、具体的に溶接開先位置を求める方法を説明
する。第1図は、その処理のフローチヤートであ
る。
予め、検出制御装置23は、まず溶接線を検出
する(第1図101)。これは撮像装置3で撮像
した画像から、検出される。第1図aは、その画
像であり、溶接線31、ワイヤ32、ワイヤーの
影33及びトーチ34が映つている。溶接線31
は、2つの被溶接部材が接触する線のことであ
る。
する(第1図101)。これは撮像装置3で撮像
した画像から、検出される。第1図aは、その画
像であり、溶接線31、ワイヤ32、ワイヤーの
影33及びトーチ34が映つている。溶接線31
は、2つの被溶接部材が接触する線のことであ
る。
次に、溶接線の画面上(画面に設定された座標
上)の位置を記憶する(第1図102)。
上)の位置を記憶する(第1図102)。
また、溶接線を基準とするウインドウ(画像処
理すべき画像の領域)を設定する(第1図10
3)。
理すべき画像の領域)を設定する(第1図10
3)。
このウインドウは、第1図bに示すように、溶
接線をY軸とし、特異な形状を呈する個所が含ま
れるように設定する。
接線をY軸とし、特異な形状を呈する個所が含ま
れるように設定する。
以上が、予め行われておくべき処理である。
さて、ロボツト制御装置22が溶接開始指令を
発すると、検出制御装置23は画像データを取り
込む(第1図104)。
発すると、検出制御装置23は画像データを取り
込む(第1図104)。
次に、撮像画像をビデオRAM上にラツチし
て、アーク光部を白、その他を黒とする2値化を
行う(第1図105、第1図c)。
て、アーク光部を白、その他を黒とする2値化を
行う(第1図105、第1図c)。
次に、第1図dに示すように、ウインドウに対
し、左上から水平にスキヤンニングを行い、2値
化レベルの変化を検出する(第1図106)。こ
の最初の2値化レベルの最初の変化点Aが、溶接
開先位置又はそれを算定する基準となる点である
(第1図107)。
し、左上から水平にスキヤンニングを行い、2値
化レベルの変化を検出する(第1図106)。こ
の最初の2値化レベルの最初の変化点Aが、溶接
開先位置又はそれを算定する基準となる点である
(第1図107)。
このA点は、溶接線に対して所定のオフセツト
を保ち、溶接線の移動とともに移動するため、こ
のA点を検出することにより、溶接開先位置を検
出することができる(第1図108、第1図e)。
を保ち、溶接線の移動とともに移動するため、こ
のA点を検出することにより、溶接開先位置を検
出することができる(第1図108、第1図e)。
そのため、画面上に予め記憶されている溶接線
とアークの特異点であるA点より得られた溶接開
先位置を比較し(第1図109)、そのA点より
得られた溶接開先位置を画面上の記憶された溶接
線に一致させるように、ロボツトを制御する(第
1図110)ことにより、ワイヤ先端を溶接開先
位置に追従させることができる。
とアークの特異点であるA点より得られた溶接開
先位置を比較し(第1図109)、そのA点より
得られた溶接開先位置を画面上の記憶された溶接
線に一致させるように、ロボツトを制御する(第
1図110)ことにより、ワイヤ先端を溶接開先
位置に追従させることができる。
なお、オフセツトは溶接条件、撮像装置とトー
チとの角度によつて定まる定数であり、本発明者
らの実験結果によると、0.6mm程度以内であつた。
チとの角度によつて定まる定数であり、本発明者
らの実験結果によると、0.6mm程度以内であつた。
以上に説明したように、本発明においては、ア
ーク光自体を溶接開先位置を検出する対象とし、
アーク光の輪郭の特異点を解析することにより溶
接部分を検出することとしている。したがつて、
レーザ等の高価な外部光源を必要とせず、構成が
極めて簡素化される。また、アーク光はそれ自体
が強烈な光源であるので、他の外乱光に影響され
にくく、特別なカツトオフフイルタ、バンドパス
フイルタ等を要せず、光量を減じるための溶接用
フイルタ等を使用するのみでよい。また、アーク
光を外乱光とみなす方式に用いるパルス溶接のベ
ース電流時や、短絡アーク状態の短絡時のような
同期をとるシヤツター等を必要としない。これに
より、溶接機、ワイヤの種類、溶接条件等の制約
を受けない。アーク光の特別な波長を見るもので
はないため、テレビカメラの仕様の制約を受け
ず、一般のCCDカメラ(感度が300〜1000nmの
可視光領域)を用いることが可能となる。更に、
アーク光のパターン解析に基づくものであるた
め、1mm以下の薄板重ね継手溶接での検出も可能
となる。
ーク光自体を溶接開先位置を検出する対象とし、
アーク光の輪郭の特異点を解析することにより溶
接部分を検出することとしている。したがつて、
レーザ等の高価な外部光源を必要とせず、構成が
極めて簡素化される。また、アーク光はそれ自体
が強烈な光源であるので、他の外乱光に影響され
にくく、特別なカツトオフフイルタ、バンドパス
フイルタ等を要せず、光量を減じるための溶接用
フイルタ等を使用するのみでよい。また、アーク
光を外乱光とみなす方式に用いるパルス溶接のベ
ース電流時や、短絡アーク状態の短絡時のような
同期をとるシヤツター等を必要としない。これに
より、溶接機、ワイヤの種類、溶接条件等の制約
を受けない。アーク光の特別な波長を見るもので
はないため、テレビカメラの仕様の制約を受け
ず、一般のCCDカメラ(感度が300〜1000nmの
可視光領域)を用いることが可能となる。更に、
アーク光のパターン解析に基づくものであるた
め、1mm以下の薄板重ね継手溶接での検出も可能
となる。
なお、アーク光の直径は約5mmであり、従来は
このような微小な画像に着目しようとした例は無
く、当然このような特異な形状を呈していること
は全く知られていなかつた。
このような微小な画像に着目しようとした例は無
く、当然このような特異な形状を呈していること
は全く知られていなかつた。
本発明は、このようにアーク光の撮像画像が溶
接線に対し特定の関係を有する形状を呈すること
に着目して、溶接開先位置を求めるという画期的
な発明ということができる。
接線に対し特定の関係を有する形状を呈すること
に着目して、溶接開先位置を求めるという画期的
な発明ということができる。
第1図は本発明を実施するフローチヤート、第
2図は本発明の実施装置の構成図、第3図は重ね
継手溶接の例を示す説明図、第4図は同溶接にお
けるアーク光を撮像して2値化した状態を示す説
明図、第5図は隙間なく突き合わせたときの継手
溶接の例を示す説明図、第6図はそのときのアー
ク光の2値化画像を示す説明図、第7図〜第10
図は各種の継手溶接におけるアーク光の形状を示
す説明図である。 1:トーチ、2:ワイヤー、3:撮像装置、
4,5:被溶接部材、6:アーク光、21:溶接
ロボツト、22:ロボツト制御装置、23:検出
制御装置、24:CRT、31:溶接線、32:
ワイヤー、33:ワイヤーの影、34:トーチ。
2図は本発明の実施装置の構成図、第3図は重ね
継手溶接の例を示す説明図、第4図は同溶接にお
けるアーク光を撮像して2値化した状態を示す説
明図、第5図は隙間なく突き合わせたときの継手
溶接の例を示す説明図、第6図はそのときのアー
ク光の2値化画像を示す説明図、第7図〜第10
図は各種の継手溶接におけるアーク光の形状を示
す説明図である。 1:トーチ、2:ワイヤー、3:撮像装置、
4,5:被溶接部材、6:アーク光、21:溶接
ロボツト、22:ロボツト制御装置、23:検出
制御装置、24:CRT、31:溶接線、32:
ワイヤー、33:ワイヤーの影、34:トーチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶接開先位置を検出しながら該溶接開先位置
に沿うアーク溶接を行うに際し、被溶接部材の継
手部分の上方からアーク光の形状を撮像装置によ
つて撮像し、この撮像されたアーク光形状を2値
化し、当該アーク光形状の輪郭部の特異点を解析
することにより溶接開先位置を検出することを特
徴とする溶接開先位置検出方法。 2 撮像装置を溶接トーチと一体構造とし、溶接
トーチの移動に撮像装置の視点を追従させて撮像
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の溶接開先位置検出方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16706986A JPS6320179A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 溶接開先位置検出方法 |
PCT/JP1987/000517 WO1988000508A1 (en) | 1986-07-15 | 1987-07-15 | Method of detecting position data in arc welding |
US07/187,664 US4951218A (en) | 1986-07-15 | 1987-07-15 | Positional information detecting method in arc welding |
DE8787904730T DE3786447D1 (de) | 1986-07-15 | 1987-07-15 | Verfahren der ortungsdaten in bogenschweissen. |
EP87904730A EP0275322B1 (en) | 1986-07-15 | 1987-07-15 | Method of detecting position data in arc welding |
US07/546,621 US5040124A (en) | 1986-07-15 | 1990-06-27 | Positional information detecting method in arc welding |
US07/545,320 US5038292A (en) | 1986-07-15 | 1990-06-27 | Positional information detecting method in arc welding |
US07/545,323 US5040125A (en) | 1986-07-15 | 1990-06-27 | Positional information detecting method in arc welding |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16706986A JPS6320179A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 溶接開先位置検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6320179A JPS6320179A (ja) | 1988-01-27 |
JPH0356829B2 true JPH0356829B2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=15842829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16706986A Granted JPS6320179A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 溶接開先位置検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6320179A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3289649B2 (ja) * | 1997-06-09 | 2002-06-10 | 日本鋼管株式会社 | レーザビームによる突合わせ溶接における溶接位置制御方法 |
JP2014210273A (ja) * | 2013-04-17 | 2014-11-13 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接方法及び溶接装置 |
-
1986
- 1986-07-15 JP JP16706986A patent/JPS6320179A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6320179A (ja) | 1988-01-27 |
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