JPH0356826B2 - - Google Patents

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JPH0356826B2
JPH0356826B2 JP58066772A JP6677283A JPH0356826B2 JP H0356826 B2 JPH0356826 B2 JP H0356826B2 JP 58066772 A JP58066772 A JP 58066772A JP 6677283 A JP6677283 A JP 6677283A JP H0356826 B2 JPH0356826 B2 JP H0356826B2
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injection
mold clamping
mold
cylinder
molten metal
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/26Mechanisms or devices for locking or opening dies
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/32Controlling equipment

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はガス抜き効果を向上させ、巣の発生の
少ない成形品の成形を可能にした射出成形装置に
おける型締射出制御装方法に関する。
〔従来技術〕
成形時においてキヤビテイ内に空気が残つてい
ると、これが成形品内に巣が生じ、その強度、品
質等を低下させるため、従来からガス抜き専用
のバルプを金型に設ける、金型にエアベント通
路を設ける、型締力を小さく設定しガスの逃げ
を容易にするなど種々のガス抜き方法が採用実施
されている。しかし、このような方法は以下のよ
うな欠点を有すると共にガス抜きに限界があり、
完全には巣の発生を防止し得なかつた。すなわ
ち、上記のバルブによるガス抜き方法は、バル
ブの取付け位置に制約があると共にその位置によ
りガス抜き効果が異なり、また専用のバルブと金
型にバルブ取付用孔を加工形成する必要がある。
次にのエアベント通路による方法は、通路自体
の大きさに限界があり、大きくし過ぎると溶融樹
脂が洩れ、逆に小さ過ぎるとガス抜き効果が低下
する。同様にの型締力による方法もガス抜き効
果が小さいばかりか、射出最終段で型締力を増す
必要があり、そのため射出最終段での高速性が要
求されるが、これを満足させるためには機構自体
が複雑化するという難点がある。
〔発明の概要〕
本発明は上述したような点に鑑みてなされたも
ので、射出成形装置を用いて射出成形する場合
に、射出最終段直前まで最終的な正規の型締を終
了することなく固定金型の移動金型に対面したパ
ーテイング面と移動金型の固定金型に対面したパ
ーテイング面との間の全周面に溶湯を通さない程
度のガス抜き用の間〓を形成させておき、前記射
出最終段直前までにキヤビテイ内の溶湯の流動作
用でキヤビテイ内の空気を略完全に排出した後、
射出プランジヤもしくはこれと同等の動きをする
部分の変位に対応した位置信号により型締ストロ
ークまたは型締力を制御して上記両金型を最終的
な正規の大きい型締力で型締めし、然る後、正規
の大きい射出力をキヤビテイ内の溶湯に作用させ
る最終射出動作を行なわせるようにしたことを特
徴とする射出成形装置における型締射出制御方法
を提供するものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本発明に係る型締射出制御方法を採用
した射出成形装置の一実施例を示す構成図であ
る。同図において、射出成形装置1自体は従来周
知のものと同様、4本のダイバー5の両端部にそ
れぞれ固定された2つの固定盤3A,3B、一方
の固定盤3Aに固定された固定金型4、ダイバー
5に摺動自在に保持された可動盤6、可動盤6の
前記固定金型4と対向する面に固定された移動金
型7、他方の固定盤3Bと可動盤6とを連結する
トツグル機構8、固定金型4に設けられた射出ス
リーブ9、射出スリーブ9内に供給された溶湯1
0を前記両金型4,7間に形成されたキヤビテイ
11内に加圧充填する射出プランジヤ16、射出
プランジヤ16を前後進させるための射出シリン
ダ12、射出成形時にトツグル機構8を伸長させ
て移動金型7の型締を行う型締シリンダ13等に
よつて概ね構成されている。
前記射出シリンダ12は、油圧ポンプやアキユ
ムレータからなる動力源14より後述する流量制
御弁15を介して供給される作動油によつて駆動
され、この射出シリンダ12の作動量、すなわち
ピストンロツド12aや射出シリンダ16の変位
はピストンロツド12aに取付けられたリニアス
ケール18とこれに対応して配設された磁気ヘツ
ドなどからなる検出器19によつて検出され、そ
の検出信号が位置設定器および比較器を内蔵した
型締部制御装置20に送られる。同様に型締シリ
ンダ13も油圧ポンプなどからなる動力源21よ
り後述する流量制御弁22を介して供給される作
動油によつて駆動され、この型締シリンダ13の
変位はピストンロツド23に取付けられたリニア
スケール24とこれに対応して配設された磁気ヘ
ツドなどからなる検出器25によつて検出され、
その検出信号が前記型締部制御装置20に送られ
る。
前記流量制御弁15の構造を第2図に基づいて
詳述すると、この制御弁15は、スプール室32
と、ナツト室33を有するシリンダ状のバルブボ
デイ31を備えている。前記スプール室32はバ
ルブボデイ31の軸線方向に摺動自在な弁スプー
ル34を内蔵し、軸線方向に開口する作動油流入
口35によつて前記動力源14に接続されると共
に、軸線方向とほぼ直交する方向に開口する作動
油流出口36によつて前記射出シリンダ12に接
続されている。前記弁スプール34の後端面中央
には前記ナツト室33内に挿入位置されるナツト
軸37が一体に連設されており、このナツト軸3
7の内部にねじ軸38が多数個のボール39を介
して螺入連結されている。前記ねじ軸38は歯車
40を一体に備え、この歯車40はパルスモータ
41の出力軸41aに固定されたピニオン42に
噛合されている。前記パルスモータ41は前記バ
ルブボデイ31の外壁に固定されており、射出部
制御装置50(第1図参照)から送出されるパイ
ス信号によつて駆動制御されるように構成されて
いる。したがつて、パルスモータ41が駆動して
出力軸41aの回転がピニオン42を介して歯車
40に伝達されると、ボールねじの作用によりナ
ツト軸37は前記出力軸41aの回転に相応して
軸線方向に前後進し、これと一体に弁スプール3
4がスプール室32内を前後進することにより、
作動油流入口36の開度を変化させ、射出シリン
ダ12に供給される作動油を瞬時に制御する。
なお、ナツト軸37の表面の一部には永久磁石
51を固定し、この永久磁石51と対向してバル
ブボデイ31の一部には、例えばゼロクロスセン
サと呼ばれる磁気作用による位置検出器52を取
付けている。位置検出器52は永久磁石51の移
動に感応する近接スイツチで構成され、ナツト軸
37や弁スプール34の軸線方向の移動距離をこ
こで正確に検知して射出部制御装置50にフイー
ドバツクできるようにしている。また、弁スプー
ル34の零位置を永久磁石51と位置検出器52
の作用によつて電気的に検知して、制御装置50
を介してパルスモータ41をその位置に正確に止
めておくことができるようにしている。この位置
検出器52としては本実施例において精度が0.01
mmのものを使用した。なお、第2図中53,5
4,55はベアリング、56はOリングである。
このように構成からなる流量制御弁15を用い
ると、弁スプール34が開き指令を受けて開き始
めるまでの時間遅れを最大2msec以下に押える
ことができ、流量の高速切換えが可能である。な
お、流量制御弁15が作動して射出シリンダ12
のピストンロツドの速度が変わり始めるまでに10
〜50msec程度の時間遅れが生じるが、この遅れ
は作動油の慣性、粘性、圧縮性等に基づいて発生
するものであつて、完全にはなくし得ないもので
ある。したがつて、射出速度変更に際しては、こ
れらの時間遅れを考慮して指令を発し、速度制御
する必要がある。
なお、第1図に示した型締シリンダ13用の流
量制御弁22も前述した制御弁15と同一である
ため、この説明を省略するが、この流量制御弁2
2は前記型締部制御装置20より送出されるパル
ス信号によつて駆動し、型締シリンダ13への作
動油を高速度で切換えるように構成されている。
次に上記構成からなる射出成形装置の型締射出
動作について説明する。
第1図に示した状態、すなわち流量制御弁22
や型締シリンダ13を駆動して移動金型7が固定
金型4と僅かな間〓δを保つて対向する如く最終
的な正規の型締を終了することなくトツクル機構
8を最終伸長位置直近まで伸長させ、その状態で
流量制御弁22をいつたん閉じる。この状態にお
いて、射出スリーブ9内に溶湯10を注ぎ、射出
シリンダ12に動力源14からの作動油を流量制
御弁15を介して送り込み、射出プランジヤ16
により前記射出スリーブ9内の溶湯10をキヤビ
テイ11内に射出する。この時、キヤビテイ11
内の空気は金型4,7間の間〓δから外部に押し
出される。そして、キヤビテイ11内に溶湯10
が第3図に示すように8〜9割程度まで充填され
ると、型締部制御装置20よりパルス信号を流量
制御弁22のパルスモータ41に送出して該モー
タ41を駆動する。すると、流量制御弁22から
作動油が型締シリンダ13に再ぶ供給されて、そ
のピストンロツド23を右方に移動させ、トツグ
ル機構8を第1図仮想線で示すように完全に伸長
させる。この結果、移動金型7は固定金型4に例
えば数100〜数1000トンのように最終的に正規の
大きな型締力で圧接されて前記間〓δを0とし、
さらに溶湯10がキヤビテイ11内に充填され
る。この時キヤビテイ11内に残つていた空気を
ガスベント通路によつて外部に排出すれば、さら
にガス抜き効果が向上する。前記間〓δはガス排
出され、溶湯10が溢出しない値、例えばアルミ
(Al)の場合0.05〜0.1mm丁度に設定される。
また、溶湯10がシヤビテイ11内の定位置に
達した際、間〓δを0にするための射出シリンダ
12と型締シリンダ13の動きを制御する方法と
しては3つの方法、すなわち()射出プランジヤ
16の動きに同調して型締シリンダ13を動作さ
せる方法、()射出プランジヤ16の動きに同調
せず型締シリンダ13を瞬時に動かす方法、()
射出プランジヤ16の動きを一旦停止させ、瞬時
に型締シリンダ13を動作させて型締を完了さ
せ、その後再び射出プランジヤ16を動作させる
方法が考えられるが、必要に応じてこれらを射出
成形条件に応じて選択すればよい。 すなわち、
本発明による型締射出制御方法は、射出成形装置
を用いて射出成形する場合に、射出最終段直前ま
で最終的な正規の型締を終了することなく固定金
型4の移動金型に対面したパーテイング面と移動
金型7の固定金型に対面したパーテイング面との
間の全周面に溶湯を通さない程度のガス抜き用の
間〓δを形成させておき、前記射出最終段直前ま
でにキヤビテイ内の溶湯の流動作用でキヤビテイ
11内の空気を略完全に排出した後、射出プラン
ジヤ16もしくはこれと同等の動きをする部分の
変位に対応した位置信号により型締ストロークま
たは型締力を制御して上記両金型4,7を最終的
な正規の大きい型締力で型締めし、然る後、正規
の大きい射出力をキヤビテイ内の溶湯に作用させ
る最終射出動作を行なわせるようにしたものであ
る。
ここで、上記3つの方法を更に詳述すると、先
ず()の方法においては、射出シリンダ12のピ
ストンロツド12aが伸長して第1図左方に移動
すると、これと一体にリニアスケール18も移動
するため、該スケール18に刻まれた位置信号が
検出器19によつて検出され、この検出信号を型
締部制御装置20に入力する。そして、この検出
信号が型締部制御装置20に予め設定された値と
一致すると、これと検出装置25から入力された
距離信号とを或る比例係数をもつて比較し、その
比較結果に基づいて制御信号を流量制御弁22の
パルスモータ41に送出し、その制御信号に応じ
た流量制御弁22の開度と開き速度をもつて流量
制御弁22を開く。すると、流量制御弁22から
作動油が型締シリンダ13に供給されて該シリン
ダ13を作動させ、トツグル機構8を最終伸長位
置に伸長させる。この結果、移動金型7は固定金
型4に圧縮され、間〓δを0にするだけでなく、
溶湯10の射出最終段における最終的な正規の型
締状態を得ることができる。
次に、()の方法は()とほぼ同じ動作ではあ
るが、検出器19からの信号により予め設定され
た位置を検出すると、流量制御弁22がただちに
素早く全開し、型締シリンダ13が射出シリンダ
12とは無関係に作動して最高速度で型締を行う
ものである。
一方、()の方法は()とほぼ同じ動作ではあ
るが、射出プランジヤ16の前後動作を途中で一
旦停止またはこれと同等な程度に減速した状態で
型締動作の完了を待ち、その後再び射出動作を行
わせるものである。
なお、以上3つの方法による型締動作はいずれ
も第1図の実線で示す制御系ラインを以つて行わ
れるものであるが、これに限らず破線で示すよう
に検出器19による位置信号を射出部制御装置5
0に送り、この射出部制御装置50からの信号を
型締部制御装置20に送つても上述したと同等の
制御を行うことが可能である。
すなわち、射出シリンダ12を制御するために
射出部制御装置50で制御パターンを設定するの
であるが、この制御パターンにある比例係数を持
つて型締部制御装置20を作動させるものであ
る。
なお、以上の説明は射出および型締シリンダ1
2,13を共に存来のシリンダを用いたが、第4
図に示す如くパルス信号によつて高精度に位置決
めし得るパルスシリンダ60を使用すればさらに
確実な作動が可能となり、その効果も増大するも
のである。
ここで、パルスシリンダ60の構成等を概略説
明すると、61はシリンダ本体、62はピストン
ロツドで、シリンダ本体61内に挿入された挿入
端には該シリンダ本体61内を2つの室63A,
63Bに仕切るピストン64が一体に設けられて
いる。前記ピストン64の内部には前記室63B
に連通するスプール室65と、このスプール室6
5に連通しピストンロツド62の内部途中まで延
在するねじ収納用孔75が形成され、また該ピス
トン64の両側面外周寄りにはそれぞれ一端が前
記室63A,63Bに開口し、他端がスプール室
65に開口する2つの通路67,68と、一端が
スプール室65に開口し、他端がねじ収納用孔7
5の最奥部に開口する通路69が形成されてい
る。そして、前記室63Aは油圧ポンプなどの動
源力70に接続され常時作動油の供給を受けてい
る。
前記シリンダ本体61の室63B側外端面には
パルスモータ71が固定されており、その出力軸
72の先端部はねじ体をなして前記室63Bより
スプール室65およびねじ収納用孔75に挿入さ
れている。また、出力軸72の内部には一端が該
軸72の先端面に開口し、他端がシリンダ本体6
1内に設けられた軸孔76に開口する通路77が
形成されており、この通路77は前記軸孔76お
よびシリンダ本体61内に設けられた通路78を
介してオイルタンク79に接続されている。前記
出力軸72のねじ部には外周に環状溝80を有し
て前記スプール室65内に軸方向移動可能に位置
される弁スプール81が螺合されている。なお、
82はベアリング、83はバツキンである。
このような構成からなるパルスシリンダ60に
おいて、パルスモータ制御装置85よりパルス信
号をパルスモータ71に送出してこれを駆動する
と、出力軸72が回転して弁スプール81を軸線
方向に移動させ、ピストン64を前後進させる。
すなわち、今、例えばパルスモータ71が正転し
て弁スプール81を左方に移動させ、スプール室
65の左側内壁に当節したとすると、通路67と
通路68とが弁スプール81の環状溝80を介し
て連通し、室63Aと室63Bを連通させる。こ
のため、室63A内に供給される作動油の一部は
通路67−環状溝80−通路68を通つて室63
Bに導かれ、ビストン64の受圧面積差により、
ピストン64に作用する力は室63B内の方が室
63A内の方より大きくなる。この結果ピストン
64は左方に移動してピストンロツド62を前進
させる。この前進動作は出力軸72の回転に伴い
弁スプール81が出力軸72の先端部方向に移動
して停止するまで、すなわちパルスモータ71が
回転し続けている間行われる。
一方、パルスモータ71を逆回転させて弁スプ
ール81を右方に移動させると、前記通路67と
通路68の連通を弁スプール81によつて断つと
同時に、通路68と通路69とを環状溝80を介
して連通させる。したがつて、室63B内の作動
油は通路68−環状溝80−通路69−軸孔76
−通路78を通つてオイルタンク79へと戻さ
れ、室63B内の圧力を低下させる。この結果、
室63A内の圧力が再び室63Bより高くなりピ
ストン64を右方へ押圧移動させる。
第5図は上記パルスシリンダ60を使用した場
合の実施例を示すもので、aは型締シリンダにパ
ルスシリンダ60を用い、射出シリンダ12は第
1図と同一構成とした例、bは射出シリンダと型
締シリンダを共にパルスシリンダ60で構成した
例をそれぞれ示す。この他、射出シリンダのみを
パルスシリンダで構成してもよいことは勿論であ
る。
また、本発明は型締ストロークまたは型締力を
制御する位置をあらわす信号を得る場合に、第1
図実施例においては検出装置19,25等による
位置信号を用い、第5図実施例においてはパルス
シリンダ60へのパルス信号を用いた場合につい
て説明したが、これに限らず、例えばポテンシヨ
メータの抵抗値変化、超音波の変化等を用いるこ
とも可能である。勿論、射出シリンダ12や型締
シリンダ13の位置検出装置としては、前述した
リニアスケール18,24と磁気ヘツドからなる
検出器19,25を用いる代りに、歪波などを用
いた他の位置検出装置を用いることも可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明に係る射出成形装置に
おける型締射出制御方法は、射出成形装置を用い
て射出成形する場合に、射出最終段直前まで最終
的な正規の型締を終了することなく固定金型の移
動金型に対面したパーテイング面と移動金型と固
定金型に対面したパーテイング面との間の全周面
に溶湯を通さない程度のガス抜き用の間〓を形成
させておき、前記射出最終段直前までにキヤビテ
イ内の溶湯を流動作用でキヤビテイ内の空気を略
完全に排出した後、射出プランジヤもしくはこれ
と同等の動きをする部分の変位に対応した位置信
号により型締ストロークまたは型締力を制御して
上記両金型を最終的な正規の大きい型締力で型締
めし、然る後、正規の大きい射出力をキヤビテイ
内の溶湯に作用させる最終射出動作を行なわせる
ようにしたので、ガス抜き効果が向上し、成形品
の強度、品質等を向上させることができる。
また、本発明では、キヤビテイの全外周面から
ガス抜きを行えるようにしたので、キヤビテイ内
の溶湯の最終充填部が、射出製品の形状や微妙に
変化する射出条件の違いによつて何処になろうと
も、ガスを充分に抜くことができる。
また、単に型締ストロークもしくは型締力を制
御することによりガス抜に部を金型パーテイング
面に設けているので、専用のガス抜きパルブ等を
必ずしも用いる必要がなく、成形作業が容易かつ
迅速であるばかりか、高速射出だ可能で、金型自
体も在来金型をそのまま使用できるので製品形状
による制約を受けることがないなどその効果は非
常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る型締射出制御方法を採用
した射出成形装置の一実施例を示す構成図、第2
図は流量制御弁の断面図、第3図は型締動作を説
明するための図、第4図はパルスシリンダの断面
図、第5図a,bはそれぞれパルスシリンダを用
いた他の実施例を示す概略構成図である。 1……射出成形装置、4……固定金型、7……
移動金型、8……トツグル機構、11……シヤビ
テイ、12……射出シリンダ、13……型締シリ
ンダ、15,22……流量制御弁、16……射出
プランジヤ、19,25……検出器、41,71
……パルスモータ、60……パルスシリンダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 射出成形装置を用いて射出整形する場合に、
    射出最終段直前まで最終的な正規の型締を終了す
    ることなく固定金型の移動金型に対面したパーテ
    イング面と移動金型の固定金型に対面したパーテ
    イング面との間の前周面に溶湯を通さない程度の
    ガス抜き用の間〓を形成させておき、前記射出最
    終段直前までにキヤビテイ内の溶湯の流動作用で
    キヤビテイ内の空気を略完全に排出した後、射出
    プランジヤもしくはこれと同等の動きをする部分
    の変位に対応した位置信号により型締ストローク
    または型締力を制御して上記両金型を最終的な正
    規の大きい型締力で型締めし、然る後、正規の大
    きい射出力をキヤビテイ内の溶湯に作用させる最
    終射出動作を行なわせるようにしたことを特徴と
    する射出成形装置における型締射出制御方法。
JP6677283A 1983-04-15 1983-04-15 射出成形装置における型締射出制御方法 Granted JPS59191558A (ja)

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