JPH0356558Y2 - - Google Patents

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JPH0356558Y2
JPH0356558Y2 JP17351786U JP17351786U JPH0356558Y2 JP H0356558 Y2 JPH0356558 Y2 JP H0356558Y2 JP 17351786 U JP17351786 U JP 17351786U JP 17351786 U JP17351786 U JP 17351786U JP H0356558 Y2 JPH0356558 Y2 JP H0356558Y2
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bottle opener
outer cylinder
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crown
bottle
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は栓抜き殊に瓶の口部に嵌合されている
王冠を除去するために用いる王冠用栓抜きに関す
るものである。
<従来の技術> 従来一般に用いられている栓抜き(キルク抜き
を除く王冠専用の栓抜きを言う)は先端部分に開
口を有する平板状のもので握手部分を瓶に対して
下方から上方に持ち上げる作用によつて王冠を除
去する型式のものである。
これに比し、王冠上に載置姿勢とし、瓶の上方
から下方に押し付ける作用によつて王冠を除去す
るようにした王冠抜き器が、例えば特公昭55−
3235号公報にみられるとおり既に公知になつてい
る。
<考案が解決しようとする問題点> 本考案は、後者の瓶に対し上方から下方に向け
て押し付けるだけの操作で王冠を除去開栓するこ
とができる型式の王冠用栓抜きに関する。
この公知のこの種栓抜きは、前者の従来の栓抜
きとは異なり、外筒内に栓抜き操作用の作動機構
を内装する関係上嵩高のものとならざるを得ず、
従つて台所内の何れかの場所多くは食卓上に載置
して用いられることとなる。
しかし、単に卓上に載置しておき、王冠外しの
必要なときのみに使用するのでは邪魔になりやが
ては戸棚内なり抽出しなりに収納され使用されな
くなる。
そこで本考案はこのような欠点を解消すること
を目的とし、栓抜きとしての使用の度に楽しみが
あり、それ自体単位としても遊び具として使用で
きる栓抜きを提供することを目的とする。
即ち、本考案は上記のような実用機能を持つ栓
抜きに、本来の栓抜き機能とは全く別異の占いや
遊びの機能を組込み、食卓上に載置しておいても
手軽に当日の運勢や明日の運勢等を占うことがで
き、はた卓上での短時間の遊びに用いることがで
きる遊び具としての機能を持たせ、食卓上に載置
してあつても邪魔にならない遊び具として機能を
も果たすことができるようにしたものである。
<問題点を解決するための手段> 上記の目的を達成することができるようにした
本考案の構成を実施例として示した図面を参考に
説明すると、本考案の栓抜きは、閉栓状態の瓶a
の王冠b上に接当させ上方から押圧して開栓する
栓抜きであつて、外筒1内に、該外筒1の下降移
動に伴つて王冠bの外周下緑部に係止しこれを引
き上げ王冠bを除去する王冠係合片5bを有する
垂下レバー5が内装されている栓抜きにおいて、
該垂下レバー5を組込んだ上下移動枠2の外筒1
内上昇移行姿勢位置の外筒1内上部空隙部10
に、外周面に所要表示9aを施した回転胴体9を
軸架し、該回転胴体9の軸架外周面に面する筒体
1部分を内部可視構造11に形成し、前記上下移
動枠2に回転胴体9を回転させる回転作用体2d
を連設し、該上下移動枠2の筒体1内上下移動に
より回転胴体9を回転させる構造としたものであ
る。
<作 用> このようにした栓抜きを用いて王冠を抜くに
は、外筒1を持つて下方の開口部1c内に瓶aの
王冠bを入れ、そのまま外筒1を下方に向けて降
下させればよい。このようにすると、先ず王冠b
の上緑の一部が王冠接当部2bに接当し、この接
当作用によつて外筒1内に内装された上下移動枠
2の下降が阻止され、外筒1の更なる降下によつ
て外筒1内の垂下レバー5が上昇移行し、王冠係
合片5bが王冠bの下緑外周部に係合し、そのま
ま上昇作用を続けることによつて開栓する。この
開栓操作に伴つて、上下移動枠2に連設された回
転作用体2dが回転胴体9の側方に連設された回
転被作用部9bに接触し、降下離隔時にこれを空
回転させる。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
先ず栓抜き構造について説明する。
外筒1は合成樹脂材料で成形し、係合用段部1
aをその内面に一体形成してある有底筒体で上下
移動枠2を内装した後その開口部内周に上下移動
枠2の下降を制限するフランジ1bを接着剤で内
嵌固着した構造としてある。上下移動枠2は板金
材で平面視コの字形に形成したもので、その両側
板の開口側部分で前記係合段部1aを挟持する状
態にして外筒1内に内装してある。両側板の下半
部には王冠bが嵌入できかつ王冠bの除去作用に
必要な大きさの空隙8を形成する部分が切除され
ていて、その側緑側部分の一部が幅方向に折曲さ
れ、王冠接当部2bを形成している。揺動レバー
3は断面形状がコの字形の杆状体でその一端部3
aが前記係合段部1aに係合し、係合側が上方姿
勢となる傾斜姿勢にピン4によって枢支され、そ
の他端部分に垂下レバー5の上端部分がピン6枢
着してある。該垂下レバー5は下端部に王冠bの
下縁外周部に接当係合する王冠係合片5bを内方
上り傾斜状に連設され、その背面側には内方に凹
入した傾斜部5aが形成してある。コイルスプリ
ング7は前記揺動レバー3の一端部3a側寄りの
背面に突出形成した係止突片3bと上下移動枠2
の頂部2cに折曲げ形成した係止部との間に掛張
してある。
また、回転胴体9は第2,4図に示したよう
に、上下移動枠2が王冠bの除去作用時において
上昇移動した状態の上緑部よりも上方の、外筒1
の上部空隙部10内に位置し、前記上下移動枠2
のコの字形背面板2eと平行な方向に回転自在に
横架してあり、その一側部(第2図において左
側)に回転被作用部としてのゴムリング9bが嵌
着してある。胴部は八角柱に形成してあり、その
各面には吉凶占いの表示9aがしてある。この回
転胴体9の横架姿勢に対向する外筒1部分には横
長方形の切除窓11が形成してあり内部の回転胴
体9の表示面を見ることができるようにしてあ
る。また、前記上下移動枠2の側板には上方に向
けて突出し、前記ゴムリング9bと接当する回転
作用体としての突起2dが連設してある構造とな
つている。
以上の構造としてある栓抜きを用いて栓抜きを
するには、前記作用の項において説明したとお
り、外筒1を持つてその開口部1cを王冠b上に
位置させ、そのまま外筒1を降下させる。このよ
うにすると先ず王冠bの上縁部が王冠接当部2b
に接当し、上下移動枠2の更らなる下降が阻止さ
れ、外筒1を更に押し下げると外筒1内のレバー
係合用段部1aが揺動レバー3の一端部3aの係
合部を押圧下降させ、枢支ピン4を枢軸として、
該レバー3を第2図の如く逆傾斜姿勢に移行させ
る。このレバー3の姿勢変化に伴つて垂下レバー
5が上昇し、この上昇作用時に該レバー5はその
内方凹入傾斜部5aが上下移動枠2の内方突出傾
斜部2aとの接当作用によつて内方に向けて揺動
し同時にその下方の王冠係合片5bが王冠bの下
縁外周部に係合し、そのまま上昇作用を続けるこ
とによつて開栓する。
開栓後は外筒1を上方に向けて持ち上げればよ
い。
この開栓操作に当つて、外筒1の降下作用に伴
い上昇する回転作用体2dの一側が回転胴体9に
前記の回転被作用部として設けてあるゴムリング
9bに接触しこれを回転させ、開栓後の外筒1の
上方への持ち上げ操作に伴つて上下移動枠2がス
プリング7の収縮作用により外筒1に対し降下作
用をし、回転作用体2dとゴムリング9bとの接
触が離れ、それまでの接触作用の慣性により、回
転胴体9が遊転する。その遊転が静止すると吉凶
占い表示9aの面を窓11を通して見ることがで
きる。
このようにして、開栓操作の都度吉凶占いをす
ることができるのである。
このようにして開栓操作とは全く無関係に開口
部1cから指等を挿入し、外筒1内の上下移動枠
2を外筒1に対し上下移動させることによつて、
またその時、上下移動枠2に対する指の離し速度
によつて回転胴体9の遊転回数に変化を斎すこと
ができるので、何時でも占い遊び器具として用い
ることができるのである。
本考案はこのようにして実施することができる
のである。
本考案の回転胴体9は、上記実施例に示したよ
うに上下移動枠2の背面板2eと平行な外筒1の
正面側に横架したもののみに限らず、これと直交
する外筒1の側面側に横架してもよく、外筒1の
上面側に近接して横架したものとしてもよく、ま
た横架したもののみに限らず上下方向に立設軸架
したものとして実施することもできるのである。
この回転胴体9の軸架姿勢に伴つて、内部可視構
造11としての窓部が外筒1の正面側、側面側、
上面側等に形成されることは言うまでもない。
また、内部可視構造11としての窓部は切除窓
のみに限らず、該部分に透明板やレンズを嵌込ん
だものとしたり、外筒1自体上半部または全体を
透明体で形成して内部を見ることができるように
したものとして実施することもできる。また、回
転胴体9自体は角柱に限らず円柱体でもよく、そ
の外周面に形成する表示9aは吉凶占いのみに限
らず、采の目の表示や相性占いや星占い等の表示
としてもよく、要するに卓上に載置して任意に遊
び得る表示としてあればよい。
尚、上記実施例においては、第1図に仮想線で
示したように不使用姿勢における上下移動枠2の
背面板2eの上半部に対向する外筒1部分に、別
の窓12を形成し、背面板2eの上半部に任意の
絵13aを表示し、同下半部に別の絵13bを表
示し、第2図に示したように開栓時に下半部の絵
13bが窓12に出るようにしてある。
本考案はこのような構造を併用して実施するこ
ともできるものである。
以上本考案の代表的と思われる実施例について
説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構
造のみに限定されるものではなく、本考案にいう
構成要件を備えかつ、本考案にいう目的を達成
し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜
改変して実施することができるものである。
<考案の効果> 以上詳述した如く、本考案にあつては、王冠外
しの機構を備えた栓抜きにその上方部分の空間部
分を利用して王冠外しの操作の都度占いの如き遊
び要素が加味され楽しく使用することができると
ともに、それ自体単体として遊び具に使用できる
ので食卓等に載置しておいても邪魔になることは
なく、また、極めて容易に遊び得るので食卓を囲
んでの寸時の遊び具として最適であり、朝食時に
はその日一日の、夕食時には翌日の占いなどをす
ることができ、戸棚などに収納したままとなり、
やがて使用されることがなくなつたり、紛失して
しまうというようなことが少なくなるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す図で、第1図は要
部の斜視図、第2図は外筒部の縦断正面図、第3
図は開栓前の状態を示す中央縦断側面図、第4図
は開栓作用状態を示す中央縦断側面図である。 図中、aは瓶、bは王冠、1は外筒、2は上下
移動枠、2dは回転作用体、5は垂下レバー、5
bは王冠係合片、9は回転胴体、9aは表示、9
bは回転被作用部、10は上部空隙部、11は内
部可視構造を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 閉栓状態の瓶aの王冠b上に接当させ上方か
    ら押圧して開栓する栓抜きであつて、外筒1内
    に、該外筒1の下降移動に伴つ王冠bの外周下
    縁部に係止しこれを引き上げ王冠bを除去する
    王冠係合片5bを有する垂下レバー5が内装さ
    れている栓抜きにおいて、該垂下レバー5を組
    込んだ上下移動枠2の外筒1内上昇移行姿勢位
    置の外筒1内上部空隙部に10に、外周面に所
    要表示9aを施した回転胴体9を軸架し、該回
    転胴体9の軸架外周面に面する外筒1部分を内
    部可視構造11に形成し、前記上下移動枠2に
    回転胴体9を回転させる回転作用体2dを連設
    し、かつ該回転胴体9の側方には回転被作用部
    9bを連設してあり、外筒1の下降に伴う上下
    移動枠2の上昇により回転作用体2dが回転被
    作用部9bに接触してこれを回転させ、外筒1
    の持ち上げに伴う上下移動枠2の下降により回
    転作用体2dが回転被作用部9bから離隔して
    これを空回転させることによつて、前記回転胴
    体9を回転させる構造としてある栓抜き。 内部可視構造11が切除窓である実用新案登
    録請求の範囲第項に記載の栓抜き。 内部可視構造11が透明板嵌入窓である実用
    新案登録請求の範囲第項に記載の栓抜き。 内部可視構造11がレンズ嵌入窓である実用
    新案登録請求の範囲第項に記載の栓抜き。 内部可視構造11が外筒1を透明体としたも
    のである実用新案登録請求の範囲第項に記載
    の栓抜き。 内部可視構造11が外筒1の一部を透明とし
    たものである実用新案登録請求の範囲第項に
    記載の栓抜き。 内部可視構造11が外筒1の正面側に形成し
    たものである実用新案登録請求の範囲第項に
    記載の栓抜き。 内部可視構造11が外筒1の側面側に形成し
    たものである実用新案登録請求の範囲第項に
    記載の栓抜き。 内部可視構造11が外筒1の上面側に形成し
    たものである実用新案登録請求の範囲第項に
    記載の栓抜き。 表示9aが吉凶占いの表示である実用新案登
    録請求の範囲第項に記載の栓抜き。 表示9aが采の目の表示である実用新案登録
    請求の範囲第項に記載の栓抜き。 表示9aが相性占いの表示である実用新案登
    録請求の範囲第項に記載の栓抜き。
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