JPH0356551B2 - - Google Patents

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JPH0356551B2
JPH0356551B2 JP59062600A JP6260084A JPH0356551B2 JP H0356551 B2 JPH0356551 B2 JP H0356551B2 JP 59062600 A JP59062600 A JP 59062600A JP 6260084 A JP6260084 A JP 6260084A JP H0356551 B2 JPH0356551 B2 JP H0356551B2
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JP
Japan
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thermal transfer
transfer film
film ribbon
prevention layer
weight
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JP59062600A
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JPS60204387A (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J31/00Ink ribbons; Renovating or testing ink ribbons
    • B41J31/12Ink ribbons having arrangements to prevent undesired contact between the impression-transfer material and machine parts or other articles

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、プラスチツクスフイルム基材の片面
に熱転写性インク層が設けられており、他面のサ
ーマルヘツド摺接面にステイツク防止層が設けら
れている熱転写型フイルムリボンに関する。 従来この種の熱転写型フイルムリボンでは、サ
ーマルヘツドにプラスチツクスフイルム基材が溶
融付着する現像(一般にステイツクといわれてい
る)を防止するために、サーマルヘツドが摺接す
る側のプラスチツクスフイルム基材の面にシリコ
ーン樹脂、フツ素樹脂などの層を設けたもの(特
開昭55−7467号公報)、あるいはシリコーン樹脂、
フツ素樹脂、もしくはポリビニルブチラール、ア
クリル樹脂、セルロース系樹脂などの各種樹脂に
タルク、シリカ、二硫化モリブデン、界面活性
剤、ワツクス類、フツ素樹脂粉末などの滑剤を含
有する樹脂の層を設けたもの(特開昭56−155794
号公報、特開昭57−129789号公報、特開昭58−
171992号公報、特開昭58−187396号公報など)が
知られている。しかし前記プラスチツクスフイル
ム基材のサーマルヘツド摺接面に設けられている
樹脂層(以下、ステイツク防止層という)は滑り
性が極めて良好なので、かえつてスリツプが生
じ、リボンの駆動に際しフイード遅れが生じる欠
点があつた。 これは、ステイツクが外見上は高摩擦抵抗によ
る送り不良と同様な現象であるがゆえに、摩擦抵
抗を極力低減するのがよいと考えられていたため
である。 本発明は前記の点に鑑みて、ステイツクのみな
らずスリツプをも防止して、リボンの良好な送り
を確保しうる熱転写型フイルムリボンを提供する
ことを目的とする。 すなわち本発明は、プラスチツクスフイルム基
材の片面に熱転写性インク層が設けられており、
他面のサーマルヘツド摺接面にスチレン−ブタジ
エン共重合体をバインダー剤とし、それに滑性の
高い材料を添加してなるステイツク防止層が設け
られてなる熱転写型フイルムリボンを提供するも
のである。 本発明者らは、多数の実験の結果、意外にも、
従来熱的に軟化しやすく、かつ表面摩擦抵抗が大
きいものとして広く認識され、ステイツク防止に
不適切であると考えられていたスチレン−ブタジ
エン共重合体に滑性の高い材料を混合分散した層
をプラスチツクスフイルム基材のヘツド摺接面に
設けることにより、ステイツクのみならずスリツ
プをも防止して、リボンの良好な送りを確保しう
ることを見出した。 このようにステイツク防止層のバインダー剤と
して耐熱性および滑性の劣る材料であるスチレン
−ブタジエン共重合体を用い、これに滑性の高い
材料を添加することで、スリツプとステイツクを
共に防止することは前記従来技術のいずれにも示
されていない。 つぎに、本発明を実施例および比較例をあげて
具体的に説明する。 実施例 1〜22 次表に示す組成のステイツク防止層用塗液を厚
さ6ミクロンのポリエステルフイルム基材(片面
に通常の熱転写性インク層が設けられている)の
他面に塗布、乾燥してステイツク防止層を形成し
た。 なお、次表に示す各物質の量は、ステイツク防
止層の乾燥後の全量を10重量部としたときの重量
部数である。 前記各実施例でえられた熱転写型フイルムリボ
ンを用いて熱転写プリンター(ゼロツクスP6プ
リンター)によつて、A4サイズ短幅8行/秒の
スピードにて印字したところ、ステイツクやスリ
ツプがまつたく認められず、また樹脂粉末を含む
ものでも粉落ちが生じなかつた。
【表】
【表】 比較例 1 前記実施例のステイツク防止層にかえて、シリ
コーン樹脂のみからなるステイツク防止層(乾燥
後塗布量1.5g/m2)を形成した熱転写型フイルム
リボンを用いて前記実施例と同様な印字テストを
行なつたところ、ロール状に巻かれたリボンにス
リツプが生じて、記録紙の送り方向において印字
および行間が伸縮した。 比較例 2 前記実施例のステイツク防止層にかえて、ニト
ロセルロース8重量部にフツ素樹脂粉末2重量部
が分散されてなるステイツク防止層(乾燥後塗布
量1g/m2)を形成した熱転写型フイルムリボン
を用いて前記実施例と同様な印字テストを行なつ
たところ、比較例1と同様にスリツプが生じ、か
つフツ素樹脂粉末がサーマルヘツドに付着して印
字の欠けが生じた。 本発明においてステイツク防止層のバインダー
剤として用いるスチレン−ブタジエン共重合体と
しては結合スチレン量が5〜65重量%の範囲のも
のが使用でき、結合スチレン量が相互に異なるも
のを2種以上混合して使用してもよい。 本発明に用いることができる添加物としては、
前記のもののほか、カーボンブラツク、シリカ、
炭酸カルシウム、ホワイトカーボンなどの体質顔
料、ラウリル硫酸ナトリウムなどの界面活性剤は
サーマルヘツドの摩耗を一層少なくするうえで有
効であり、また金属粉末などはインク層への熱伝
導を向上するうえで有効である。また、従来の帯
電防止剤を配合してもよく静電気がフイルムリボ
ンンに帯電して生じる種々の印字阻害を解消する
うえで有効である。粉末状の添加物を用いるばあ
いは平均粒径が0.1〜50ミクロン程度のものが適
当である。前記の各種添加物は、単独で使用して
もよく、あるいは2種以上を混合して使用しても
よい。 前記添加物の使用量は、添加物の種類にもよる
が、ステイツク防止層の乾燥後塗布量を10重量部
とするとき、0.1〜8重量部の範囲がステイツク
およびスリツプをともにより一層充分に防止する
観点から好ましい。 またステイツク防止層用塗液調製のための溶剤
としては、前記のもののほか、スチレン−ブタジ
エン共重合体を溶解するものであればとくに制限
されず、いずれも用いられる。 ステイツク防止層の塗布量(乾燥後塗布量、以
下同様)は、好ましくは約1〜0.01g/m2、なか
んづく0.5〜0.05g/m2とするのがよい。塗布量が
1g/m2を超えると、熱拡散が生じ、鮮明な印像
がえられがたくなるので好ましくない。なお塗布
量を0.5g/m2以下とすると、リボンのカール性が
軽減されて、リボンをパンケーキ状またはロール
状に巻き取るときの巻き乱れや、リボンカセツト
ケースからの送り出し不良が生じなくなるので好
ましい。一方、塗布量が0.01g/m2未満では、ス
テイツク防止効果がなくなる。なお塗布量を
0.05g/m2以上とすると、塗布量を容易に安定化
させうるので、生産上の歩留りを向上させること
ができる。 プラスチツクスフイルム基材としては、前記の
もののほか、厚さ1〜25ミクロン、好ましくは2
〜10ミクロン程度のものが適当であつて、材料と
してはポリカーボネート、トリアセチルセルロー
ス、ナイロンなどのフイルムが適当である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラスチツクスフイルム基材の片面に熱転写
    性インク層が設けられており、他面のサーマルヘ
    ツド摺接面にスチレン−ブタジエン共重合体をバ
    インダー剤とし、それに滑性の高い材料を添加し
    てなるステイツク防止層が設けられてなる熱転写
    型フイルムリボン。 2 前記滑性の高い材料の使用量が、ステイツク
    防止層の全量を10重量部としたとき、0.1〜8重
    量部である特許請求の範囲第1項記載の熱転写型
    フイルムリボン。 3 前記滑性の高い材料が、フツ素樹脂、シリコ
    ーン樹脂、シリコーンオイル、二硫化モリブデ
    ン、カーボンブラツク、シリカ、炭酸カルシウ
    ム、ホワイトカーボンおよび界面活性剤よりなる
    群から選ばれた少なくとも1種である特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の熱転写型フイルム
    リボン。 4 前記滑性の高い材料が、平均粒径0.1〜50μの
    粉末状である特許請求の範囲第1項、第2項また
    は第3項記載の熱転写型フイルムリボン。
JP59062600A 1984-03-29 1984-03-29 熱転写型フイルムリボン Granted JPS60204387A (ja)

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JP59062600A JPS60204387A (ja) 1984-03-29 1984-03-29 熱転写型フイルムリボン

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JP59062600A JPS60204387A (ja) 1984-03-29 1984-03-29 熱転写型フイルムリボン

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JPS60204387A JPS60204387A (ja) 1985-10-15
JPH0356551B2 true JPH0356551B2 (ja) 1991-08-28

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ID=13204983

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JP59062600A Granted JPS60204387A (ja) 1984-03-29 1984-03-29 熱転写型フイルムリボン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6363467U (ja) * 1986-10-16 1988-04-26
US4925324A (en) * 1987-10-02 1990-05-15 Alps Electric Co., Ltd. Color ink ribbon for thermal printer
US5034438A (en) * 1989-03-21 1991-07-23 Minnesota Mining And Manufacturing Company Anti-stick layer for thermal printing

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60204387A (ja) 1985-10-15

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