JPH0356343A

JPH0356343A - 媒体検出機構

Info

Publication number: JPH0356343A
Application number: JP1191323A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Saito; 雅弘斉藤; Takaaki Hirooka; 廣岡　隆昭; Yoshiyuki Beppu; 義幸別府; Tadashi Namieno; 正波江野
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1989-07-26
Filing date: 1989-07-26
Publication date: 1991-03-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕帳票等の媒体を取り扱う装置に用いられる媒体検出機構
に関し、媒体の搬送経路の全域にわたって、確実に媒体の有無を
検出することを目的とし、媒体の通過する搬送路内に、前記媒体の最短送り長さ以
下の間隔で搬送ローラを設け、かつ、前記搬送ローラは
、媒体の有無を検出するセンサ機能を有するように構或
ずる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、帳票等の媒体を取り扱う装置に用いられる、
媒体検出機構に関するものである。　現金自動支払い機
等のように、その装置内において通帳等の媒体を搬送す
る機構の設けられた装置では、媒体を一つずつ確実に搬
送し、装置内に媒体が滞留したり、二重送りされたりし
ないように、常に媒体の搬送状態を監視する必要がある
。そのため、搬送路上の要所には、適宜間隔で媒体検出
センサが設けられているが、検出センサ間に媒体が滞留
した場合には、その媒体を検出することができず、媒体
が二重送りされたりすることがある。

このような状況のもとで、媒体の搬送経路全域にわたっ
て確実に媒体の有無を検出することのできる媒体検出機
構が求められている。

〔従来の技術］従来、媒体検出機構としては、媒体の通過する搬送路上
において、滞留が生し易い部分等の要所に適宜間隔で媒
体検出センザを設け、検出センサ上を媒体が通過するこ
とによって出力されるセンサ信号を制御部で監視して、
媒体の搬送を制′４１１　Ｌていた。そして、媒体の通
過を直接検出できない検出センサ間においては、媒体の
走行速度と時間から搬送状態を推定して正常搬送かどう
かを監視するようになっていた。

（発明が解決しようとする課題〕しかしながら、上記したような従来の媒体検出機構では
、搬送機構の事故等によって媒体の走行が中断された場
合、走行停止した媒体がちょうど検出センサ上になけれ
ば、装置が再稼動した時に搬送路内に滞留している媒体
を検出することができず、滞留したままになったり、次
の帳票とともに二重送りされたりして確実に搬送するこ
とができないという欠点があった。

本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであっ
て、媒体の搬送路の全域にわたって、媒一３体の有無を直接検出して、確実に搬送を制御することの
できる媒体検出機構を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための千段〕

本発明を実施例に対応ずる第１図および第２図に基づい
て説明すると、媒体１の通過ずる搬送路２内には、搬送
ローラ３、３、・・・が、媒体１を次の搬送ローラ３に
順次受け渡すことができるように、媒体の最短送り長さ
以下の間隔で設けられている。

前記搬送ローラ３は、媒体３を１＃．送するとともに、
媒体３が通過した際、その有無を検出するセンサ機能を
有している。

［作用］上記構威に基づき、本発明においては、媒体１は搬送路
２内を搬送ローラ３、３、・・・によって順次送り込ま
れて搬送されるが、その際、媒体１の通過している搬送
ローラ３はセンサ機能により媒４体１の検出信号を出力する。また、搬送ローラ３は、媒
体１を滞留させることのないように、媒体１の最短送り
長さ以下の間隔で設けられているので、媒体１が搬走路
２内のどの位置にあっても、搬送ローラ３、３、・・・
のいずれか一つが媒体１を検出することができ、実際の
搬送位置を確実に監視することが可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。

第１図は帳票等の媒体工を発行する媒体取扱装置５に使
用される実施例を示すものであり、媒体１はカセット部
５１より搬送路２を経由してスタッカ５２へ搬送される
。そして、媒体取扱装置５に対する取り引きに応じて、
スタッカ５２より媒体１を搬送ローラ３により繰り出し
て、プリンタ部（図示せず）等へ搬送し、取り引き内容
印字等の処理を行い取扱装置５の外部へ処理された媒体
１を発行するものである。

５搬送ローラ３は、搬送路２の両側に対向して設けられる
駆動ローラ３１と従動ローラ３２とよりなり、媒体ｌを
駆動ローラ３ｌと従動ローラ３２とで挾み込みながら駆
動ローラ３１の回転によって搬送路２内を走行させる。

通常、媒体１が−つの搬送ローラ３から隣り合う搬送ロ
ーラ３へ確実に送り込まれるように搬送ローラ３、３、
・・・の設置間隔Ｄは媒体１の最短送り長さＬよりも小
さくなるように形威されており、搬送路２内を走行する
媒体１は、間隔Ｄで配列された搬送ローラ３、３、・・
・のいずれか一つに必す扶持された状態で搬送される。

そして、搬送ローラ３は第２図に示すように、媒体１が
通過しない状態では従動ローラ３２が駆動ローラ３ｌに
弾性体（図示せず）等に付勢されて圧着されている。さ
らに、駆動ローラ３１および従動ローラ３２は、導電性
材料より形威されるとともに、支持フレーム３５に電気
的に絶縁された状態で支持されており、そして、一方の
駆動ローラ３１は信号グランドレベルに接続され、も６う一方の従動ローラ３２はセンサアンブ回路３３に抵抗
３４でプルアップされた信号線に接続されている。した
がって、媒体１が搬送ローラ３を通過しないときは、導
電性の駆動ローラ３１と従動ローラ３２を介して閉ルー
プが形戒され、センサアンプ回路３３には低レヘルの信
号が送られている。媒体１の通過時には駆動！コーラ３
１と従動ローラ３２との問に非導電体である媒体１が介
在されることにより導通が阻止され、その結果、閉ルー
プが開放されてセンサアンブ回路３３に送られる信号が
高レベルとなる。そして、この信号レヘルによって、媒
体１の有無を検出し、制御部４に制御信号を出力する。

したがって、媒体１の搬送中には、媒体１が搬送路のど
の位置にあっても、媒体１の通過している搬送ローラ３
のセンザ機能により、媒体１の有無を制御部４で確認す
ることができる。また、媒体１を検出ずる搬送ローラ３
の位置によって媒体１の位置を監視することができるた
め、搬送路２が分岐するような装置においては、分岐部
の切り７換え機構と連動させて確実な搬送状態の制御を行うこと
ができる。

なお、上記実施例では、電気的センザを１般送ローラ３
に設けたが、電気的センサに限らず、機械的センサや光
学的センザ等、媒体の有無を検出できるセンサであれば
良い。

（発明の効果）以上の説明から明らかなように、本発明による媒体検出
機構によれば、搬送ローラにセンザ機能を持たせている
ため、媒体ｌの存無を搬送ローラが直接検出して、媒体
１の走行状態を正確に監視することができる。したがっ
て、装置の一時停止等によって搬送路内に媒体が滞留し
ても、装置の再起動時には、媒体の滞留位置を正確に検
出することができ、媒体の滞留や二重送りを防止するこ
とができる。また、搬送ローラ以外に別途検出装置を設
ける必要がないため、搬送機構の設計が容易となり、装
置を小型化することが可能となる。

８

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す説明図、第２図は本発明
の実施例の要部を示す説明図である。図において、第１図において、１は媒体、２は搬送路、３は搬送ローラ、４は制御部である。

Claims

【特許請求の範囲】

媒体（１）の通過する搬送路（２）内に、前記媒体（１
）の最短送り長さ以下の間隔で搬送ローラ（３）、（３
）、・・・を設け、かつ、前記搬送ローラ（３）は、媒
体（１）の有無を検出するセンサ機能を有することを特
徴とする媒体検出機構。