JPH0356331Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0356331Y2 JPH0356331Y2 JP14393687U JP14393687U JPH0356331Y2 JP H0356331 Y2 JPH0356331 Y2 JP H0356331Y2 JP 14393687 U JP14393687 U JP 14393687U JP 14393687 U JP14393687 U JP 14393687U JP H0356331 Y2 JPH0356331 Y2 JP H0356331Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- bundle
- striatal
- filament
- coating layer
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 claims description 15
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 12
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、線条体束に樹脂等による被覆層を形
成する際に用いられる金型の構造に関するもので
ある。
成する際に用いられる金型の構造に関するもので
ある。
自動車等の車両には多くの電装品が使用され、
これらの配線に使用されるワイヤハーネス等線条
体も厖大な数になつている。そこで、これらの線
条体を配線後に適宜束ねて樹脂等で被覆し、自動
車のパネル等に固定し、線条体の整理をすると共
に、線条体が損傷を受けるのを防止することが行
われている。
これらの配線に使用されるワイヤハーネス等線条
体も厖大な数になつている。そこで、これらの線
条体を配線後に適宜束ねて樹脂等で被覆し、自動
車のパネル等に固定し、線条体の整理をすると共
に、線条体が損傷を受けるのを防止することが行
われている。
このような目的に使用される従来技術を第5図
から第7図を用いて説明する。第5図は線条体束
に被覆層を形成するための金型で、aは上型、b
は下型の斜視図である。下型2には線条体を収納
するキヤビテイ2′が形成され、線条体の両端部
が出る出口孔2bが下型2の両端部に形成されて
いる。上型1は板状をしており、下型と密着可能
なように下型2の屈曲に合わせて屈曲部を有して
いる。
から第7図を用いて説明する。第5図は線条体束
に被覆層を形成するための金型で、aは上型、b
は下型の斜視図である。下型2には線条体を収納
するキヤビテイ2′が形成され、線条体の両端部
が出る出口孔2bが下型2の両端部に形成されて
いる。上型1は板状をしており、下型と密着可能
なように下型2の屈曲に合わせて屈曲部を有して
いる。
第5図の下型2に第6図bに示すように線条体
束5を収納し、二液性ウレタン発泡剤等の樹脂モ
ールド剤を注入充填した後に、第6図aの上型1
で密閉し発泡硬化させた後金型内より取り出す。
束5を収納し、二液性ウレタン発泡剤等の樹脂モ
ールド剤を注入充填した後に、第6図aの上型1
で密閉し発泡硬化させた後金型内より取り出す。
第7図aは樹脂モールド剤を充填し、上型で密
閉した状態の斜視図で、同図bは発泡個化の後に
取り出した状態の斜視図である。線条体束5はそ
の一部に被覆層7が形成されている。
閉した状態の斜視図で、同図bは発泡個化の後に
取り出した状態の斜視図である。線条体束5はそ
の一部に被覆層7が形成されている。
しかしながら、この従来技術では金型のキヤビ
テイ2′内で線条体をきちんと配索させるのが困
難で、線条体の一部5′が被覆層7から露出し易
く、この部分が損傷を受け易くなるという欠点を
有している。
テイ2′内で線条体をきちんと配索させるのが困
難で、線条体の一部5′が被覆層7から露出し易
く、この部分が損傷を受け易くなるという欠点を
有している。
本考案は上記従来技術の欠点の解消を図つたも
ので、線条体の配索が容易で、かつ線条体が露出
することのない被覆層を線条体束に形成する金型
の構造を提供することを目的としている。
ので、線条体の配索が容易で、かつ線条体が露出
することのない被覆層を線条体束に形成する金型
の構造を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、二つの
金型間に線条体束の一部を挟持し、上記二つの金
型によつて形成されるキヤビテイに樹脂を充填
し、線条体束に被覆層を形成する金型において、
上記金型の内壁に線条体束を分割する突起部材
と、線条体と金型の内壁の間に間隙を設けるため
の台座とを金型の接離方向に沿つて立設した構成
としている。
金型間に線条体束の一部を挟持し、上記二つの金
型によつて形成されるキヤビテイに樹脂を充填
し、線条体束に被覆層を形成する金型において、
上記金型の内壁に線条体束を分割する突起部材
と、線条体と金型の内壁の間に間隙を設けるため
の台座とを金型の接離方向に沿つて立設した構成
としている。
以下に本考案の1実施例を図面を用いて説明す
る。第1図は本考案の1実施例の金型の斜視図
で、aは上型、bは下型である。下型2は従来例
と同様にキヤビテイ2′と線条体の出口2b,2
bを有している。そして、底面2aには複数の突
起部材3,3,……とそれよりは少ないがやはり
複数の台座4,4…が立設されている。突起部材
3の内、キヤビテイ2′の幅方向の両端側に位置
するものは、キヤビテイ2′の側壁に接している。
る。第1図は本考案の1実施例の金型の斜視図
で、aは上型、bは下型である。下型2は従来例
と同様にキヤビテイ2′と線条体の出口2b,2
bを有している。そして、底面2aには複数の突
起部材3,3,……とそれよりは少ないがやはり
複数の台座4,4…が立設されている。突起部材
3の内、キヤビテイ2′の幅方向の両端側に位置
するものは、キヤビテイ2′の側壁に接している。
一方上型1は板状で屈曲部を有する形状である
が、ここには複数の台座4,4…が立設されてい
る。
が、ここには複数の台座4,4…が立設されてい
る。
第2図は第1図に示された金型を使用している
状態を表している。同図bにおいて、まず下型2
のキヤビテイ2′に線条体束5を収納配索する。
このとき突起部材3,3……によつて線条体束5
は小束に分割されるので、線条体が一個所に偏る
ことがなくなり、配索が容易になる。また、第1
図bの台座4があるので、線条体は下型2の底面
2aに接することができなくなり、被覆層から露
出することを防止できる。なお、突起部材3の側
壁側に位置するものは金型の側壁に接しているの
で、線条体が側壁に接することもなく、被覆層の
形成後にこの場所から線条体が露出することも防
止している。
状態を表している。同図bにおいて、まず下型2
のキヤビテイ2′に線条体束5を収納配索する。
このとき突起部材3,3……によつて線条体束5
は小束に分割されるので、線条体が一個所に偏る
ことがなくなり、配索が容易になる。また、第1
図bの台座4があるので、線条体は下型2の底面
2aに接することができなくなり、被覆層から露
出することを防止できる。なお、突起部材3の側
壁側に位置するものは金型の側壁に接しているの
で、線条体が側壁に接することもなく、被覆層の
形成後にこの場所から線条体が露出することも防
止している。
線条体束5の配索が終わつたら、第2図bに示
すように二液性ウレタン発泡剤等のモールド樹脂
6をキヤビテイ2′内に充填する。この後、上型
1を重ねて密着するのであるが、上型1の底面1
aと線条体5が直接接触すると、被覆層から線条
体が露出してしまう、そこで上型1にも下型2の
台座に対応する位置に台座4を設けている。
すように二液性ウレタン発泡剤等のモールド樹脂
6をキヤビテイ2′内に充填する。この後、上型
1を重ねて密着するのであるが、上型1の底面1
aと線条体5が直接接触すると、被覆層から線条
体が露出してしまう、そこで上型1にも下型2の
台座に対応する位置に台座4を設けている。
第3図aはモールド樹脂6を充填後密閉した状
態を示し、第3図bは硬化後に金型から取り出し
た状態の斜視図であり、被覆層7が線条体束5に
形成された状態を示す。
態を示し、第3図bは硬化後に金型から取り出し
た状態の斜視図であり、被覆層7が線条体束5に
形成された状態を示す。
第4図aは第3図bのA−A線からの断面図
で、樹脂モールドの被覆層7に突起部材3による
孔3′が形成され、線条体束5がこの孔3′によつ
て分割された状態になつている。
で、樹脂モールドの被覆層7に突起部材3による
孔3′が形成され、線条体束5がこの孔3′によつ
て分割された状態になつている。
第4図bは第3図bのB−B線からの断面図
で、台座4により被覆層7に凹部4′が形成され
ている様子を示す。この台座4によつて他の部分
からは線条体5が露出することがなくなる。
で、台座4により被覆層7に凹部4′が形成され
ている様子を示す。この台座4によつて他の部分
からは線条体5が露出することがなくなる。
孔3′や凹部4′では突起部材3や台座4に接触
していた線条体ガ露出している場合もあるが、凹
部や孔になつている部分であるから、実際上ここ
で線条体が損傷を受けることは殆どない。
していた線条体ガ露出している場合もあるが、凹
部や孔になつている部分であるから、実際上ここ
で線条体が損傷を受けることは殆どない。
本考案において、突起部材3や台座4の材質,
設置位置や数は金型の大きさ,形状,線条体束の
材質,本数等によつて最適のものが選定される。
設置位置や数は金型の大きさ,形状,線条体束の
材質,本数等によつて最適のものが選定される。
また、突起部材3は台座4の上に重ねて設ける
こともできる。
こともできる。
以上に述べたように本考案は、線条体束に被覆
層を形成する金型において、金型の内壁に線条体
束を分割する突起部材と、線条体と金型の内壁の
間に間隙を設けるための台座とを金型の接離方向
に沿つて立設した構成としたので、金型内に線条
体束を配索するのが容易になると共に、被覆層か
ら線条体が露出するのを防止でき、線条体の損傷
を予防することができるという格別の効果をそう
する。
層を形成する金型において、金型の内壁に線条体
束を分割する突起部材と、線条体と金型の内壁の
間に間隙を設けるための台座とを金型の接離方向
に沿つて立設した構成としたので、金型内に線条
体束を配索するのが容易になると共に、被覆層か
ら線条体が露出するのを防止でき、線条体の損傷
を予防することができるという格別の効果をそう
する。
第1図は本考案の1実施例を示す金型の図で、
aは上型、bは下型の斜視図、第2図は第1図の
金型の使用状態を示す図で、aは上型、bは下型
の斜視図、第3図aは第1図の上下の金型に樹脂
を充填し密閉した状態をしめす斜視図、bは線条
体束に被覆層が形成された状態を示す斜視図、第
4図aは第3図bのA−A線からの断面図、bは
同じくB−B線からの断面図、第5図は従来の金
型の図でaは上型、bは下型の斜視図、第6図は
第5図の金型の使用状態を示す図で、aは上型、
bは下型の斜視図、第7図aは第5図の上下の金
型に樹脂を充填し密閉した状態をしめす斜視図、
bは線条体束に被覆層が形成された状態を示す斜
視図である。 1……金型の上型、1a……上型底面、2……
金型の下型、2′……キヤビテイ、2a……下型
底面、3……突起部材、4……台座、5……線条
体束、6……樹脂、7……被覆層。
aは上型、bは下型の斜視図、第2図は第1図の
金型の使用状態を示す図で、aは上型、bは下型
の斜視図、第3図aは第1図の上下の金型に樹脂
を充填し密閉した状態をしめす斜視図、bは線条
体束に被覆層が形成された状態を示す斜視図、第
4図aは第3図bのA−A線からの断面図、bは
同じくB−B線からの断面図、第5図は従来の金
型の図でaは上型、bは下型の斜視図、第6図は
第5図の金型の使用状態を示す図で、aは上型、
bは下型の斜視図、第7図aは第5図の上下の金
型に樹脂を充填し密閉した状態をしめす斜視図、
bは線条体束に被覆層が形成された状態を示す斜
視図である。 1……金型の上型、1a……上型底面、2……
金型の下型、2′……キヤビテイ、2a……下型
底面、3……突起部材、4……台座、5……線条
体束、6……樹脂、7……被覆層。
Claims (1)
- 二つの金型間に線条体束の一部を挟持し、上記
二つの金型によつて形成されるキヤビテイに樹脂
を充填し、線条体束に被覆層を形成する金型にお
いて、上記金型の内壁に線条体束を分割する突起
部材と、線条体と金型の内壁の間に間隙を設ける
ための台座とを金型の接離方向に沿つて立設した
ことを特徴とする線条体束に被覆層を形成する金
型の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14393687U JPH0356331Y2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14393687U JPH0356331Y2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6448212U JPS6448212U (ja) | 1989-03-24 |
JPH0356331Y2 true JPH0356331Y2 (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=31411203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14393687U Expired JPH0356331Y2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0356331Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4063361B2 (ja) * | 1997-09-10 | 2008-03-19 | 富士電機デバイステクノロジー株式会社 | 樹脂成形型電子部品の製造方法 |
DE102016108522A1 (de) * | 2016-05-09 | 2017-11-09 | Yazaki Systems Technologies Gmbh | Kabelbaum, Karosserie, Form und Verfahren zur Herstellung des Kabelbaums |
-
1987
- 1987-09-22 JP JP14393687U patent/JPH0356331Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6448212U (ja) | 1989-03-24 |
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