JPH0355870B2 - - Google Patents

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JPH0355870B2
JPH0355870B2 JP29788185A JP29788185A JPH0355870B2 JP H0355870 B2 JPH0355870 B2 JP H0355870B2 JP 29788185 A JP29788185 A JP 29788185A JP 29788185 A JP29788185 A JP 29788185A JP H0355870 B2 JPH0355870 B2 JP H0355870B2
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は図形処理を実行するワークステーシヨ
ンにおいて、ビツトマツプデイスプレイ画面上に
線分描画の始点、終点の位置あるいは線分の方向
をデイジタル微分解析器を用いて発生し、整数座
標系の各点に点列として線分を発生する線分描画
方式に関する。
デイジタル微分解析器を用いて線分を発生する
場合、ビツトマツプメモリ上の線分の座標に対応
するビツトに論理を書き込むかどうかを決定する
マスクパターンを用いて任意の長さの線分および
実線、点線等の線分の種類を示して線分を表現し
ている。従来、この種の線分描画方式において、
マスクパターンを格納するマスクレジスタの長さ
は固定であり、したがつて、線分パターンはマス
クレジスタの長さによつて決定されていた。そし
て任意長の線分パターンを描画しようとする場合
には、固定されたマスクレジスタの内容をソフト
ウエアを用いて変更し、任意の長さの任意のスタ
イルの線分を達成できるようにしていたため、低
速になるという欠点があつた。
本発明は前記デイジタル微分解析器からの出力
をビツトマツプメモリの対応する座標に書き込む
かどうかを決めるマスクパターンを格納するマス
クレジスタのビツト幅を非常に長く構成し、前記
マスクレジスタの有効ビツト長を指定するマスク
有効ビツト長レジスタおよび前記マスクレジスタ
の有効開始ビツトを指定するマスク有効開始ビツ
ト指定レジスタを新たに備え、前記マスク有効ビ
ツト長レジスタの内容に対応する線分パターンに
対して線分の開始位置と線分の長さを計算するこ
とによつてマスクパターンを発生し、任意長の線
分パターンを高速に描画できるようにした線分描
画方式を提供する。
本発明によれば、任意長の線分パターンを高速
に描画できるばかりでなく、マスクパターンのマ
スク開始ビツトを指定するようにしているので、
クリツピングによつてパターンの崩れが起きるこ
とのない形で線分を描画できるという効果があ
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は図形処置を実行するワークステーシヨ
ンにおいて、ビツトマツプデイスプレイ上の各ド
ツトがメモリの1ドツトに対応するベクトル発生
装置を備えた表示装置に係り、特に、線分の始
点、終点の位置、差分値、方向あるいは長さをプ
ロセツサから与えることによつてビツトマツプメ
モリ上のアドレス計算を実行するデイジタル微分
解析器を用いて整数座標系の点列として線分を発
生する線分描画方式に関する。
〔従来技術〕
集積化技術の発展にともない、マンマシンイン
ターフエースの基本技術である図形処理を専用に
行う専用プロセツサを有効に使つてワークステー
シヨンにおけるグラツフイツク技術の重要性が高
まつてきた。このワークステーシヨンは、主にビ
ツトマツプメモリの1ビツトを画面の1ドツトに
対応させるビツトマツプデイスプレイ装置を用い
て図形を表示するものである。このようなビツト
マツプデイスプレイ上で図形を表示する技術が重
要視され、この場合、点線、実線、一点鎖線ある
いは二点鎖線といつた線分の種類(スタイル)を
表現できると同時に、画面上の任意の長さの線分
を描画できる必要がある。ビツトマツプデイスプ
レイ上に任意の線分を描く装置はデイジタル微分
解析器DDAを用いて行われる。すなわち、主制
御部が前記DDAに始点と終点の座標およびXY方
向のそれぞれ差分の絶対値、主軸方向の長さある
いは方向を与えると、線分がドツト単位で発生で
きる。そしてカラー表示画面においては、線分の
各ドツトに対して色指定を行うことができる。さ
らに、デイスプレイ画面上に複数のウインドを設
置しそれぞれのウインドをオーバーラツプして表
示したり、画面を分割して表示できるマルチウイ
ンド方式においては、ウインドの可視領域のみに
線分を発生する技術が利用されている。このウイ
ンドイングを行うには図形に対して平行移動や回
転、あるいは拡大や縮小といつた機能ばかりでな
く部分図形の面や線が他の部分図形の面により隠
され、隠された状態から再現する機能が必要とな
る。このような場合、デイスプレイメモリから必
要な線分データのみを取り出すクリツピング機能
等も重要になる。
従来、この種の線分描画方式において、DDA
から出力されるX座標、Y座標に対応するビツト
マツプメモリ上のアドレスに論理を書き込むかど
うかを決めるマスクパターンは、マスクレジスタ
に格納され利用されているが、そのレジスタの長
さが固定であつて、その長さに対応した線分パタ
ーンしか描画できなかつた。また任意長の線分パ
ターンを描画しようとする場合は、マスクレジス
タの内容を主制御部からの制御でソフトウエア的
に変更して始点、終点を計算しながら線分を繰り
返して発生するようにしていたため、マスクレジ
スタの内容を描画位置によつて置き換える動作が
必要となる。そのため、DDAの制御が複雑にな
り線分描画に時間がかかるという欠点を有してい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、このような従来の欠点を除去し、デ
イジタル微分解析器を用いて線分を発生する場
合、ビツト数の大きなマスクレジスタ上のマスク
パターンを用いて任意の長さの線分および実線お
よび点線等の線分の種類を示して線分を発生する
線分描画方式を提供する。
そして、本発明はデイジタル微分解析器からの
出力をビツトマツプメモリの対応する座標に書き
込むかどうかを決めるマスクパターンを非常に長
くし、前記マスクレジスタを格納するマスクレジ
スタの有効ビツト長を指定するマスク有効ビツト
長レジスタおよび前記マスクレジスタの有効開始
ビツトを指定するマスク有効開始ビツト指定レジ
スタを新たに備え、前記マスク長レジスタの内容
に対応する線分パターンに対して線分の開始位置
と線分と長さを計算することによつてマスクパタ
ーンを発生し、任意長の線分パターンを高速に描
画できるようにしている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するためにビツトマツ
プとデイジタル微分解析器を備えた表示装置にお
いて前記デイジタル微分解析器からの出力をマス
クする長いビツト数のマスクレジスタと、前記マ
スクレジスタのマスクパターンの有効ビツト長を
指定するマスク有効ビツト長レジスタと、前記マ
スクレジスタのマスクパターンの有効開始ビツト
を指定するマスク有効開始ビツト指定レジスタ
と、前記マスク有効ビツト長レジスタの内容に対
応する線分パターンに対して線分の開始位置をオ
フセツトを含めて求め、その結果を前記マスク有
効開始ビツト指定レジスタに出力する演算手段を
有し、線分の開始位置と長さを計算することによ
つて任意の種類の任意の長さの線分パターンを描
画することを特徴とする。ここで、マスクレジス
タのビツト数をデイスプレイ画面上の線分を表す
ために必要なビツト数の最大値とすれば、画面上
の全ての種類でかつ全ての長さの線分パターンを
描画できる。
〔作用〕
デイジタル微分解析器からの出力をマスクする
マスクレジスタのビツト幅を非常に長くし、前記
マスクレジスタの有効ビツト長を指定するマスク
有効ビツト長レジスタおよび前記マスクレジスタ
の有効開始ビツトを指定するマスク有効開始ビツ
ト指定レジスタを新たに設け、前記マスクレジス
タの論理的な内容の任意の位置から任意の長さを
それぞれマスク有効開始ビツト指定レジスタおよ
びマスク有効ビツト長レジスタで指定することに
より、任意長の線分パターンを高速に描画できる
ようにしている。
〔実施例〕
次に本発明の線分描画方式を図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の実施例を示す図形処理用のベ
クトル発生装置の構成ブロツク図である。
バス1に接続されている主制御部100は図形
処理を実行するために全体の制御を実行する部分
で中央演算装置を内部に含む。主制御部100は
主にデイジタル微分解析器DDA200に対する
パラメータの設定および起動を実行する。DDA
200は、特定の部分図形の拡大、縮小、平行移
動、回転あるいはマルチウインドにおけるウイン
ドイングや面や線の消去あるいは陰面等を実行す
るためのラスタ演算において、特に線分の発生を
行う部分で、線分をドツト単位で処理するための
ハードウエアである。DDA200は、例えばブ
レゼンハム(BRESENHAM)のアルゴリズム
に従つて線分を描画するもので、ビツトマツププ
レーンから構成されるビツトマツプメモリ300
のアドレス計算を行う機能を含んでいる。DDA
200は主制御部100から座標XおよびY、X
とYのそれぞれの差分の絶対値DXとDY、主軸
方向DIR、主軸方向の長さLEN等を入力し線分
を描画する。2次元の整数座標でアクセス可能な
前記ビツトマツプメモリ300上に線分を発生す
るために、前記DDA200の出力に従つて、線
分の種類すなわち点線、実線、一点鎖線あるいは
二点鎖線等のラインスタイルをラインパターンレ
ジスタ400で指定する。たとえば点線の線分を
描画したい場合には、連続する論理1の点列と連
続する論理0の点列等を交互に連結してできるビ
ツトパターンを前記ラインパターンレジスタ40
0に格納する。DDA200の出力結果とライン
パターンレジスタ400の内容によりマスクパタ
ーンを作成し、前記マスクパターンはマスクレジ
スタ450に格納される。マスクパターンはライ
ンパターンレジスタ400で指定されたラインス
タイルでビツトマツプメモリ300上のDDA2
00で指定されたX−Y座標に論理を書き込むか
どうかを決めるためのパターンである。すなわ
ち、マスクレジスタ450の内容はマスクパター
ン発生回路500によつてパターンレジスタ40
0の内容と結合されマスクパターンが発生され、
このマスクパターンがマスク回路600に入力さ
れ、その出力がDDA200からの線分発生用の
X座標およびY座標の信号とアンド論理が取ら
れ、その結果の信号がビツトマツプメモリ300
に入力とされる。すなわちDDA200で指定さ
せるX座標、Y座標に対応するアドレスに論理を
書き込むかどうかのマスクをマスクパターン発生
回路500の結果を用いて決定している。ビツト
マツプメモリ300はビツトマツプデイスプレイ
装置700の各画面上の1ドツトに対応して各ア
ドレスのビツトが存在し、前記論理が書き込まれ
たアドレスに対応するデイスプレイ上のドツト点
が打たれ線分描画されることになる。ラインパタ
ーンレジスタ400、は第2図aに示すように、
N(第2図bではN=10)ビツトのレジスタで構
成されており、Nビツトの各ビツトは描くべき線
分の点の位置に1:1に対応している。そしてそ
の内容が論理1である場合にそれに対応した線分
の位置に点が1ドツト打たれることになる。した
がつて、ラインパターンレジスタ400のNビツ
トのパターンは画面上に点列を打つていくタイミ
ングに同期している。すなわちDDA200のX
−Y座標の点を出力する場合の同期信号に同期し
て次々にビツト情報が読み出され、その情報がマ
スクレジスタ450の内容でビツトマツプメモリ
300にDDA回路200からのアドレスに論理
を書き込むかどうかを決定する。たとえば、第2
図aはDDA200によるアドレス計算に基づい
てビツトマツプ画面上に表示される線分の点列を
表示したもので、第2図bおよびcは、線分描画
の様子を説明するための説明図で、ラインパター
ンレジスタ400のビツトパターンにしたがつて
線分の点列が発生される様子を示している。すな
わち、第2図bにおいてラインパターンレジスタ
400の内容は先頭から1110001110となつている
場合にはこれがマスクレジスタ450の内容によ
つてすべてマスクされない場合には第2図cに示
すような点線の線分が描かれることになる。すな
わちラインパターンレジスタ400のビツトパタ
ーンに対応した線分が描かれることになる。
DDA200はビツトマツプメモリ300のアド
レス計算を行うと、各アドレス計算に基づいて第
2図cに示すような線分が整数座標系で与えられ
る。すなわちDDA200は主制御部100から
始点座標および終点座標のX、Yおよびそれぞれ
の差分の絶対値、主軸方向の長さ等が与えられる
ことになつて、丸印●に示すような点列の線分を
描画することになる。第2図bは第2図aのビツ
トマツプパターンにラインパターンレジスタ40
0の上記パターンが加えられてマスクの作成が実
行されたものである。
本発明は、以上説明した回路にさらにマスク有
効ビツト長レジスタ800、マスク開始ビツト演
算回路850およびマスク開始ビツト指定レジス
タ900を新たに設けている。そして、デイジタ
ル微分解析器DDA200を用いて線分を発生す
る場合、マスクレジスタ450内上のマスクパタ
ーンを用いてビツトマツプメモリ300上の線分
の座標に対応するビツトに論理を書き込むかどう
かを決定するマスクパターンを長くし、任意の長
さの線分および実線や点線等の線分の種類を示し
て線分を発生している。従来、マスクレジスタの
長さは固定であり、マスクパターンはマスクレジ
スタの長さによつて決定されていた。そして任意
長の線分パターンを描画しようとする場合には、
固定されたマスクレジスタの内容をソフトウエア
を用いて変更し、任意の長さの任意のスタイルの
線分を達成するようにしていたため、低速になる
という欠点があつた。そこで本発明は前記デイジ
タル微分解析器DDA200からの出力をビツト
マツプメモリ300の対応する座標に書き込むか
どうかを決めるマスクパターンを非常に長いビツ
ト数で構成し、前記マスクレジスタ450の有効
ビツト長を指定するマスク有効ビツト長レジスタ
800および前記マスクレジスタの有効開始ビツ
トを指定するマスク有効開始ビツト指定レジスタ
900を新たに備え、前記マスク有効ビツト長レ
ジスタの内容に対応する線分パターンに対して線
分の開始位置と線分の長さをマスク開始ビツト演
算回路850で計算することによつてマスクパタ
ーンを発生し、任意長の線分パターンを高速に描
画できるようにしている。
マスク有効ビツト長レジスタ800はバス1を
介して主制御部100からのマスクの長さに対応
する情報を入力し、マスクパターン発生回路50
0およびマスク開始ビツト演算回路850にその
出力を伝達する。マスクレジスタ450は本発明
においてはその内容がデイスプレイ700に表示
される線分のうち最大の線分パターンに対応する
とビツト長を持つように、例えば、64ビツト以上
の長いレジスタとなつている。そして前記マスク
有効ビツト長レジスタ800は前記マスクレジス
タ450の内容のうち有効なビツトを長さで示す
ビツト長を格納する。マスク開始ビツト演算回路
850は前記マスク有効ビツト長レジスタ800
の内容およびDDA200からの始点およびその
終点の座標X,Yおよび線分のベクトル進行方向
を示すDIR等を入力する。そしてこの回路におい
て、ベクトル進行方向による演算に使用された座
標値を主進行方向に対して決定し、マスク開始ビ
ツトの初期値をオフセツトを含めて計算し、その
結果はマスク開始ビツト指定レジスタ900に出
力され一時保持される。マスク開始ビツト指定レ
ジスタ900の内容は主制御部100からの初期
値に対してマスク開始ビツト演算回路850によ
つて演算されたオフセツトを含めてできる情報を
格納するもので、その結果はマスクパターン発生
回路500に転送される。すなわち、マスク開始
ビツト演算回路850でベクトル進行方向により
演算に使用する座標値を決定し、その座標値とマ
スクビツト長の剰余を求めこの値をオフセツトと
してマスク開始ビツトを求め、マスクパターン発
生回路500に与える。このようにすると、
DDA200からの始点に関する情報のみを用い
てマスクパターンが線分に対して任意の長さ、任
意の開始点より発生できることになる。すなわち
DDA200からの出力をマスクするマスクパタ
ーンはマスクレジスタ450に線分に対応するす
べてのビツトに関する情報として格納されてお
り、その内容に対してマスクレジスタ450の有
効ビツト長を指定するマスク有効ビツト長レジス
タ800とマスクレジスタ450の有効開始ビツ
トを指定するマスク有効開始ビツト指定レジスタ
900を備えることにより、線分描画の始まりに
対するオフセツトをマスク開始ビツト演算回路8
50によつて計算することにより任意長の線分パ
ターンを高速に描画できるようにしている。
以上のことを説明するために第3図に本発明の
フローチヤートを示す。
第3図aは処理の流れ図であり、bは流れ図を
説明するためのデイスプレイ上の線分描画の実施
例図である。
第3図bに示すように、始点Aの座標をAX
AYとして、終点Bの座標BX,BYとする。AはX
座標が4、Y座標が7とし、BはX座標が34、Y
座標が47とする。このような場合、線分ABの長
さは50であり、線分ABのX方向に投影した長さ
は30であり、Y方向に投影した長さは40になる。
線分ABのスタイルは一点鎖線であると仮定す
る。まず、本発明ではビツト数の長いたとえば64
ビツトの幅を持つマスクレジスタにマスクパター
ンをセツトする。たとえばAB線分のスタイルに
対応したパターンを格納するが、線分の始点であ
るAは、X座標に対して4から始まつているの
で、X=1、2、3、に対応するビツトには関係
ないが、マスクレジスタ450に対するパターン
はこの部分まで含まれた形でセツトされる。例え
ば、前記3ビツトを101と仮定すると、101のあと
に線分ABに対応する一点鎖線に対応して、例え
ば、1111011110…というパターンが設定される。
次にマスク有効ビツト長レジスタ800にマスク
パターンのパターン幅をセツトする。例えばパタ
ーン幅を20とする。次にベクトル進行方向すなわ
ちベクトルABの方向に対してマスク開始ビツト
位置をマスク開始ビツト演算回路850によつて
計算する。すなわち始点と終点の座標を用いて始
終端座標のY方向の差分がX方向の差分よりも大
きい場合、すなわち、△Yが大きい場合には、マ
スク開始ビツト位置に対するオフセツトは始点の
Y座標7をマスク有効ビツト長レジスタのパター
ン幅20で割つた剰余すなわち0とする。もし逆
にX方向の差分△Xが大きい場合には、オフセツ
ト値を始点の座標4をパターン幅20で割つた剰
余すなわち今の場合0とする。したがつてパター
ン幅20である場合にはオフセツトは0となりマ
スク開始ビツト位置は始点の座標に対応してベク
トル進行方向の3であり、前記101に対応した
ビツト位置の情報が指定されマスク開始ビツト指
定レジスタ900に初期値3としてセツトされ
る。このようにしてマスクパターンは最初の3ビ
ツトを無視した形で0001111011110…となる。こ
のマスクパターンはマスクパターン発生回路50
0から出力され、DDA200から出力される線
分情報に対して論理1によつてマスクする。マス
クされた結果はビツトマツプメモリ300に反映
し、DDA200から出力される座標のアドレス
に論理を書き込むかどうかが決定される。すなわ
ちマスクパターンの論理1に対応するところのみ
論理が書き込まれ、第3図bに示すようなAB間
の一点鎖線が高速に描かれることになる。この場
合DDA200による線分の発生と、マスクパタ
ーン発生回路500からのマスクパターンの読み
出しは同期するように制御される。もしマスク有
効ビツト長レジスタ800にパターン幅をセツト
する場合パターン幅が20ではなくたとえば3であ
る場合にはオフセツト値が0でなくなる。例え
ば、A点のX座標4に対してパターン幅が3であ
る場合にはオフセツトとしてのビツト位置は4を
3で割つた余りすなわち1となる。したがつてこ
のオフセツトが前記マスク開始ビツトの初期値か
らのオフセツトとしてマスク開始ビツト演算回路
850で計算されて求められ、その結果である4
がマスク開始ビツト指定レジスタ900に格納さ
れる。この場合、オフセツト値は始点から終点ま
でのX座標に対する差分の絶対値をマスク有効ビ
ツト長レジスタ800には格納されたパターン幅
すなわち実質的なマスクパターンの長さNで割つ
た余りとして与えられるので、このオフセツト値
が線分ABを延長してできる直線のY切片を始点
として線分を描画した場合の中間点Aの整数座標
における誤差量を表現している。すなわち直線
BCをX=4でクリツプした場合のクリツプライ
ンと直線との交点であるAの正しい整数座標を計
算するためにオフセツトをマスク開始ビツト演算
回路850によつて求めていることになる。従つ
て、本発明では、例えば、マルチウインド方式に
よつてウインドの境界点において線分がクリツピ
ングされた場合にもクリツピングの有無にかかわ
らずマスクパターンレジスタの内容に従う線分を
正しく描くことができる。
〔効果〕
本発明は、以上述べたように、マスクレジスタ
のビツト数を大きくしマスクレジスタの内容であ
るマスクパターンのマスク開始ビツト位置をオフ
セツトを含めて求め、それを始点としてマスク長
レジスタで指定されるマスク長に従つて線分を描
画すれば、任意長の線分パターンを持つた直線を
高速に描画できるばかりでなく、マスクパターン
のマスク開始ビツトを指定することによりクリツ
ピングによつてパターンのズレを起すことがない
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の線分描画方式にしたがう線分
描画装置の構成ブロツク図、第2図はDDAのア
ドレス計算に基づいてビツトマツプ画面上に表示
される線分点列を示す実施例図、第3図aは本発
明の線分描画方式に従う装置の動作流れ図、第3
図bは第3図aの流れ図を説明するためのデイス
プレイ上の線分描画図である。 100……主制御部、200……DDA、30
0……ビツトマツプメモリ、400……ラインパ
ターンレジスタ、450……マスクレジスタ、5
00……マスクパターン発生回路、600……マ
スク回路、700……ビツトマツプデイスプレ
イ、800……マスク有効ビツト長レジスタ、8
50……マツプ開始ビツト演算回路、900……
マスク開始ビツト指定レジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ビツトマツプメモリと微分解析手段を備えた
    表示装置において、 前記微分解析手段からの出力をマスクする長い
    ビツト数のマスクレジスタと、 前記マスクレジスタのマスクパターンの有効ビ
    ツト長を指定するマスク有効ビツト長レジスタ
    と、 前記マスクレジスタのマスクパターンの有効開
    始ビツトを指定するマスク有効開始ビツト指定レ
    ジスタと、 前記マスク有効ビツト長レジスタの内容に対応
    する線分の開始位置とそのオフセツトを求め、前
    記マスク有効開始ビツト指定レジスタに出力する
    演算手段を有し、 線分の開始位置と長さを計算することによつて
    任意の種類の任意の長さの線分パターンを描画す
    ることを特徴とする線分描画方式。 2 前記マスクレジスタのビツト数はデイスプレ
    イ画面に表示される線分を表すために必要なビツ
    ト数の最大値とすることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の線分描画方式。
JP29788185A 1985-12-28 1985-12-28 線分描画方式 Granted JPS62157977A (ja)

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JPS62157977A JPS62157977A (ja) 1987-07-13
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