JPH0355584B2 - - Google Patents
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- JPH0355584B2 JPH0355584B2 JP58212921A JP21292183A JPH0355584B2 JP H0355584 B2 JPH0355584 B2 JP H0355584B2 JP 58212921 A JP58212921 A JP 58212921A JP 21292183 A JP21292183 A JP 21292183A JP H0355584 B2 JPH0355584 B2 JP H0355584B2
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- reinforcing material
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は繊維マツトを形成する積層繊維ウエ
ブ間に任意のパターンで補強用芯材を配置せしめ
一体化することにより形成される繊維ウエブに引
張強度、伸縮性或は導電性を付与する繊維マツト
の製造方法に関するものである。
ブ間に任意のパターンで補強用芯材を配置せしめ
一体化することにより形成される繊維ウエブに引
張強度、伸縮性或は導電性を付与する繊維マツト
の製造方法に関するものである。
従来、補強材を有する不織布マツトの製造方法
としては、ウエツプ形成機により形成されたウエ
ブまたは嵩高マツトを形成したのち補強材とする
寒冷紗やネツト、布、フイルム等を挾んで接着剤
又はニードリングにより一体に形成する方法は見
られる。然るにこの方法では補強材となる寒冷紗
やネツト、フイルム等はきまつた一定のパターン
のものしか入手できず、用いる繊維マツトの目的
に合わせて、例えば伸縮性と強度、幅縮み防止、
導電性の付与と強度等の特性を持たせる為に補強
材を所定のパターンで繊維ウエブ又はマツト上に
載置形成することは不可能であつた。
としては、ウエツプ形成機により形成されたウエ
ブまたは嵩高マツトを形成したのち補強材とする
寒冷紗やネツト、布、フイルム等を挾んで接着剤
又はニードリングにより一体に形成する方法は見
られる。然るにこの方法では補強材となる寒冷紗
やネツト、フイルム等はきまつた一定のパターン
のものしか入手できず、用いる繊維マツトの目的
に合わせて、例えば伸縮性と強度、幅縮み防止、
導電性の付与と強度等の特性を持たせる為に補強
材を所定のパターンで繊維ウエブ又はマツト上に
載置形成することは不可能であつた。
本発明はかかる欠点を解消するものであり、補
強材糸パターン形成装置を用いることにより補強
芯材とする接着剤糸を含む化学繊維製の糸、紐、
リボン状物を用い、繰出す繊維ウエブ上に任意の
パターンで載置した積層繊維マツトを形成するこ
とによつて伸縮性、強度、導電性等を付与した補
強芯材入り繊維マツトの製造方法を提供するもの
である。
強材糸パターン形成装置を用いることにより補強
芯材とする接着剤糸を含む化学繊維製の糸、紐、
リボン状物を用い、繰出す繊維ウエブ上に任意の
パターンで載置した積層繊維マツトを形成するこ
とによつて伸縮性、強度、導電性等を付与した補
強芯材入り繊維マツトの製造方法を提供するもの
である。
以下本発明の１実施例を図面に従つて説明す
る。
る。
第１図に示す様にエンドレスコンベヤー上１に
ウエブ形成機により形成した合成繊維よりなる繊
維ウエブ又は繊維マツト２を繰出し、その上部に
設置した糸巻き載置架台３より繰り出す接着剤糸
を含む化学繊維製糸や紐、リボン状物等の補強材
糸４を複数本繰り出し、その下方に位置して上記
補強材糸を糸導器５で支持し、左右方向に運動
し、スピードと時間をコントロール出来るように
形成した竿６と、更にその下方に位置し、エンド
レスコンベヤー１上に近接して配置した、上記補
強材糸を引取りウエブ上に仮止め載置する仮接着
ロール７と剥離性プレスロール８との間で、上記
竿６の静止、運動状態の下にウエブ上に第２図に
示す如く平行配列イ、波状ロ、凹凸状ハ、ジグザ
グ状ニ等のパターン又は上記の複合パターンホを
形成させて載置すると同時に該補強材糸に含まれ
る水溶性、溶剤溶解性或は熱融着性接着剤糸を
水、溶剤での湿潤或は加熱により活性化させてウ
エブ又は繊維マツト表面に仮接着せしめ、然る後
に上方より繰り出す繊維ウエブ又は繊維マツト９
を積層した後結合剤の付与又はニードルパンチに
より一体に結合して補強芯材入り繊維マツトを形
成する。尚、上記補強材糸パターン形成装置を複
数台組み合わせることによつてパターンや補強材
糸の積層を任意に変化させることも出来、複数の
繊維マツト間に補強材糸パターンを形成すること
も可能である。
ウエブ形成機により形成した合成繊維よりなる繊
維ウエブ又は繊維マツト２を繰出し、その上部に
設置した糸巻き載置架台３より繰り出す接着剤糸
を含む化学繊維製糸や紐、リボン状物等の補強材
糸４を複数本繰り出し、その下方に位置して上記
補強材糸を糸導器５で支持し、左右方向に運動
し、スピードと時間をコントロール出来るように
形成した竿６と、更にその下方に位置し、エンド
レスコンベヤー１上に近接して配置した、上記補
強材糸を引取りウエブ上に仮止め載置する仮接着
ロール７と剥離性プレスロール８との間で、上記
竿６の静止、運動状態の下にウエブ上に第２図に
示す如く平行配列イ、波状ロ、凹凸状ハ、ジグザ
グ状ニ等のパターン又は上記の複合パターンホを
形成させて載置すると同時に該補強材糸に含まれ
る水溶性、溶剤溶解性或は熱融着性接着剤糸を
水、溶剤での湿潤或は加熱により活性化させてウ
エブ又は繊維マツト表面に仮接着せしめ、然る後
に上方より繰り出す繊維ウエブ又は繊維マツト９
を積層した後結合剤の付与又はニードルパンチに
より一体に結合して補強芯材入り繊維マツトを形
成する。尚、上記補強材糸パターン形成装置を複
数台組み合わせることによつてパターンや補強材
糸の積層を任意に変化させることも出来、複数の
繊維マツト間に補強材糸パターンを形成すること
も可能である。
また、上記補強材糸を構成する糸は、ポリエス
テル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリアクリ
ロニトリル、芳香族ポリアミド、芳香族ポリエス
テル、ポリ塩化ビニリデン、レーヨン、アセラー
ト、ガラス、カーボン金属等の繊維、フイラメン
トより目的、用途に応じて１種又は複数種選んで
用いることができ、また上記補強材糸に混糸する
接着剤糸としてはエチレン−酢ビ、PE−PP、
PP（高融点）−PP（低融点）、PP−PETP、PETP
（高融点）−PETP（低融点）、６ナイロン−66ナイ
ロン等の共重合又は複合繊維或はポリビニールア
ルコール、ポリエチレン、塩化ビニリデン、低融
点ポリアミド等の繊維、フイラメントを用いるこ
とができる。更に繊維マツトを構成する繊維とし
ては通常用いられているポリエステル系、ポリア
ミド系、ポリプロピレン、アクリル系、ポリエチ
レン、塩化ビニリデン、炭素繊維、ガラス等の合
成繊維を使用することができる。
テル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリアクリ
ロニトリル、芳香族ポリアミド、芳香族ポリエス
テル、ポリ塩化ビニリデン、レーヨン、アセラー
ト、ガラス、カーボン金属等の繊維、フイラメン
トより目的、用途に応じて１種又は複数種選んで
用いることができ、また上記補強材糸に混糸する
接着剤糸としてはエチレン−酢ビ、PE−PP、
PP（高融点）−PP（低融点）、PP−PETP、PETP
（高融点）−PETP（低融点）、６ナイロン−66ナイ
ロン等の共重合又は複合繊維或はポリビニールア
ルコール、ポリエチレン、塩化ビニリデン、低融
点ポリアミド等の繊維、フイラメントを用いるこ
とができる。更に繊維マツトを構成する繊維とし
ては通常用いられているポリエステル系、ポリア
ミド系、ポリプロピレン、アクリル系、ポリエチ
レン、塩化ビニリデン、炭素繊維、ガラス等の合
成繊維を使用することができる。
本発明は上記構成とすることによつて特に強度
伸縮性が要求される土木工事用基材、或は制電効
果が望まれるカーペツト用基材、濾過風速に耐
え、所定の寸法安定性が要求されるエアーフイル
ター等の用途に最適である。また補強材糸パター
ン形成装置を用いることにより積層繊維層間に用
途に応じて補強材糸を選び、所望する強度、伸縮
性、制電性等の特性を付与する様に任意のパター
ンを形成することが可能となり、連続的に、しか
も１工程で生産が可能となり省力化に資するとこ
ろ大である等の効果を有する発明である。
伸縮性が要求される土木工事用基材、或は制電効
果が望まれるカーペツト用基材、濾過風速に耐
え、所定の寸法安定性が要求されるエアーフイル
ター等の用途に最適である。また補強材糸パター
ン形成装置を用いることにより積層繊維層間に用
途に応じて補強材糸を選び、所望する強度、伸縮
性、制電性等の特性を付与する様に任意のパター
ンを形成することが可能となり、連続的に、しか
も１工程で生産が可能となり省力化に資するとこ
ろ大である等の効果を有する発明である。
第１図は本発明の１実施例を示す製造装置の概
略図、第２図イ，ロ，ハ，ニ，ホは夫々補強材糸
の載置パターンの１例を示す模様図である。 １…エンドレスコンベヤー、２，９……繊維ウ
エブ、３…糸巻き載置架台、４…補強材糸、５…
糸導器、６…竿、７…仮接着ロール、８…剥離性
プレスロール。
略図、第２図イ，ロ，ハ，ニ，ホは夫々補強材糸
の載置パターンの１例を示す模様図である。 １…エンドレスコンベヤー、２，９……繊維ウ
エブ、３…糸巻き載置架台、４…補強材糸、５…
糸導器、６…竿、７…仮接着ロール、８…剥離性
プレスロール。
Claims (1)
- １ エンドレスコンベヤー上に繰り出す繊維ウエ
ブ又は繊維マツトの表面に、その上部に配置した
糸巻き載置架台より繰り出す接着剤糸を含む化学
繊維製糸やリボン状物からなる補強材糸を複数本
繰り出し、上記補強材糸を支持し、左右方向に運
動する竿と更にその下方に位置し、エンドレスコ
ンベヤー上に近接して配置した上記補強材糸を引
取りウエブ（マツト）上に載置する一対の仮接着
ロールと剥離性プレスロールとの間で上記竿の運
動又は静止状態の下に、並列状、波状、凹凸状、
ジグザグ状等のパターン又は上記の複合パターン
を形成する様に補強材糸を載置仮止めした後、そ
の上部に繊維ウエブ又はマツトを繰り出して一体
に積層し、更に上記補強材糸をサンドイツチせる
積層繊維ウエブ又はマツトを接着的又は機械的に
結合を施すことを特徴とする補強芯材入り繊維マ
ツトの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58212921A JPS60104571A (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 補強芯材入り繊維マツトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58212921A JPS60104571A (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 補強芯材入り繊維マツトの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60104571A JPS60104571A (ja) | 1985-06-08 |
| JPH0355584B2 true JPH0355584B2 (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=16630485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58212921A Granted JPS60104571A (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 補強芯材入り繊維マツトの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60104571A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0735631B2 (ja) * | 1986-04-15 | 1995-04-19 | 日本バイリ−ン株式会社 | 不織布積層体の製造方法 |
| JP2572138B2 (ja) * | 1990-01-12 | 1997-01-16 | フルーダンベール・スパンウエブ・ソシエテ・アノニム | 化学的紡織材料から作られた不織シートに基づく支持体およびその製造 |
| JPH05117955A (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-14 | Toray Ind Inc | 筒状不織布とその製造方法 |
| JP2011104575A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Nippon Air Filter Kk | 不織布ロールフィルタ |
-
1983
- 1983-11-11 JP JP58212921A patent/JPS60104571A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60104571A (ja) | 1985-06-08 |
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