JPH10325062A - 延伸直交不織布およびその製法 - Google Patents

延伸直交不織布およびその製法

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JPH10325062A
JPH10325062A JP15010397A JP15010397A JPH10325062A JP H10325062 A JPH10325062 A JP H10325062A JP 15010397 A JP15010397 A JP 15010397A JP 15010397 A JP15010397 A JP 15010397A JP H10325062 A JPH10325062 A JP H10325062A
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和彦 栗原
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宏 矢沢
Yoshiki Kuroiwa
由喜 黒岩
Shinichi Umeshima
伸一 梅島
Mitsuo Hosoda
光男 細田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 後加工の容易な延伸直交不織布、それを接合
してなる延伸直交不織布およびそれらの製法を提供す
る。 【構成】 紡糸され集積された長繊維フィラメントの連
続体をタテ方向に延伸したタテ延伸ウェブ2と、紡糸さ
れ集積された長繊維フィラメントの連続体をヨコ方向に
延伸したヨコ延伸ウェブ1を、延伸方向が直交するよう
にに積層し、その両耳部のみを接着してなる延伸直交不
織布、それを接合してなる延伸直交不織布およびそれら
の製法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の後加工に適
する延伸されたウェブの直交不織布、それを接合してな
る延伸直交不織布およびそれらの製法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】本願発明者らは、紡糸されたウェブをタ
テまたはヨコに延伸し、その後に積層し接着することに
よる直交不織布に関して種々の発明および工業化を行っ
てきた(特公平3−36948号、特開平2−2698
59号、特開平2−269860号、特願平6−315
470号等の各公報)。本発明の延伸直交不織布は、こ
れらの直交不織布をさらに後加工に適するように形成し
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記本願発明者らによ
る先発明は、最終用途に直接使用し得る不織布の形態に
形成されたものであり、直交積層後に熱エンボスやエマ
ルジョン接着等によりタテ延伸ウェブとヨコ延伸ウェブ
が平面全体にわたって接合されている。しかし、これら
の接合工程は、すべて直交積層工程とインラインに組み
込まれるとは限らない。ある用途では特殊な接合が望ま
れることもあり、それらの全ての接合手段を直交積層工
程にインラインに組み込むことは必ずしも有利ではな
い。例えば、インラインにおける接合工程が熱エンボス
およびエマルジョン接着を有すると仮定したとき、以下
のような場合が考えられる。 同じ熱エンボスであっても、インラインに有するエ
ンボスパターンと異なる特殊なエンボスパターンが要求
される場合がある。 エマルジョン接着においては、特殊な接着剤を用い
るため特殊な配合装置や換気装置が必要な場合がある。 自己の工場に有していない接合手段が要求される場
合がある。例えば、ウォータジェット、ニードルパンチ
等による接合である。 ヨコ延伸ウェブの複数層を積層する必要があり、イ
ンライン積層では不都合な場合がある。 短繊維カードウェブ、メルトブロー不織布等の他の
積層素材と複合化する場合に、これら他の素材の製造ラ
インを有する工程において一体的に積層したい場合があ
る。これは短繊維カードウェブ等は綿状であるため、長
尺のものを巻き取ることが困難な場合が多いことによ
る。
【0004】上記のような場合において、すでに直交不
織布が経緯接合されていると、さらに他の工程で後加工
することにより、不織布がこわばったり、また、すでに
経緯接合の際に繊維が熱処理を受けているため、繊維の
物性として、後加工での接合が困難になる。また、すで
に直交不織布が経緯接合されていると、形態的に経緯の
接合や他の素材との接合に不適当な場合がある。以下、
その例を具体的に述べる。 (1)後加工がウォータジェット法である場合は、柔軟
で風合いの良い不織布が得られる点に特徴があるが、経
緯が接合されていると、さらに接合したり他のウェブと
接合する際に、高圧のウォータニードルが必要となり、
また、ライン速度が低下したり、ウォータニードルを通
す回数を増加することが必要になる。 (2)後加工がニードルパンチ法である場合は、簡便に
風合いの良い不織布が得られ、また低コストで種々の他
の素材と複合することができる点に長所があるが、経緯
が接合されていると、さらに接合したり他のウェブと接
合する際に、針が折れたり、絡みが不十分になり、ま
た、ライン速度が低下したり、ニードルパンチを通す回
数を増加することが必要になる。 (3)後加工がスルーエアー法である場合は、カサ高性
の良好な風合いの良い不織布となり、カサ高性に優れた
他の素材との複合品が得られるが、経緯が接合されてい
ると、カサ高にならず、また、絡みが不十分になり、ラ
イン速度が低下したり、エアーを貫通させる回数を増加
することが必要になる。 (4)後加工が熱エンボス法である場合は、平滑で強度
の大きい不織布が得られるが、経緯が接合されている
と、熱シール性が低下し、また得られた製品は外観や風
合いの劣るものとなることが多い。 (5)後加工が接着剤接合法である場合は、経緯の接着
力が強く、染色剤や抗菌剤等を付与する種々の薬剤加工
も可能である点に特徴があるが、経緯が接合されている
と、接着剤等の吸収が少なく、また得られた製品は外観
や風合いの劣るものとなることが多い。接着剤の種類と
しては、エマルジョン接着剤、粉末接着剤、ホットメル
ト接着剤、溶剤接着剤等が挙げられる。 (6)後加工がステッチボンド法である場合は、ニード
ルパンチ法の場合と同様である。また、後加工が超音波
シール法および誘導加熱シール法である場合は、熱エン
ボス法の場合と同様である。
【0005】しかしながら、タテ延伸ウェブとヨコ延伸
ウェブとの積層のみを行い、なんら接合することなく巻
取り、別工程で上記のような接合を行おうとすると、タ
テウェブとヨコウェブが接合されていないことにより、
巻取や再繰出の際に乱れを生じて、製品形態、物性とも
に不十分な製品となる。この乱れは、特にヨコ延伸ウェ
ブにおいて顕著である。巻取や繰出ではタテ方向に力が
働くことが多いが、耳部がスリットされた後のヨコウェ
ブはタテ方向に固定されていないために、少しの力で容
易に位置のずれが起こるためである。
【0006】本発明の後加工において複合化する他の素
材としては、短繊維カードウェブ、メルトブロー不織
布、スパンボンド不織布、ネット、トウ開繊ウェブ等が
ある。以下、これらの素材が応用される例を示す。 (1)短繊維カードウェブは、種々の素材からなるもの
を用いることができる点に特徴がある。例えば吸水性や
吸湿性を付与するためには綿を、染色性を向上させるた
めにはナイロン系のカードウェブを、またカサ高性を付
与するためには、コンジュゲートファイバーのカードウ
ェブを、それぞれ複合させることが考えられる。 (2)メルトブロー不織布は、極細ファイバーを含む複
合製品とする場合に適し、本発明の延伸直交不織布で補
強してフィルター等に用いることができる。 (3)スパンボンド不織布は、本発明の延伸直交不織布
で補強して用いることにより、風合いを高めることに適
している。 (4)ネット、特に割繊維不織布(日石プラスト(株)製
「日石ワリフ」(商標)等)や日石コンウェドネット(商
品名、日石シートパレットシステム(株)製)等は、強度
があり、通気性や風合いを調節することができる。ネッ
トとカードウェブと延伸直交不織布とを組み合わせるこ
とにより、カードウェブのネットへの絡みが良好にな
る。その後のネットの収縮性を利用する場合に特に適し
ている。 (5)トウ開繊ウェブは、タテ方向の強度向上に最も適
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは、上記課
題を解決するため、鋭意研究を行った結果、後加工に適
する不織布として、紡糸され集積された長繊維フィラメ
ントからなる連続体をタテ方向に延伸したタテ延伸ウェ
ブと、紡糸され集積された長繊維フィラメントからなる
連続体をヨコ方向に延伸したヨコ延伸ウェブとを、延伸
方向が直交するように積層した状態で、その両耳部のみ
を接着してなる延伸直交不織布を提供するものである。
本発明におけるタテ方向とは、ウェブが工程において連
続的に流れる方向をいい、機械方向(マシンディレクシ
ョン)とも呼ばれる。ヨコ方向はウェブの横断方向であ
る。
【0008】本発明において用いる延伸ウェブは、上記
本発明者らの先発明で詳述されているように、メルトブ
ロー不織布やスパンボンド不織布などの不織布紡糸装置
により紡糸されコンベア上等に集積された長繊維フィラ
メントからなる連続体をタテ方向に延伸したものと、同
様の長繊維フィラメントからなる連続体をヨコ方向に延
伸したものとの積層体からなる。この場合、タテ延伸さ
れるべき紡糸された長繊維フィラメントの連続体におい
ては、フィラメントがタテ方向に配列していることが望
ましく、同様にヨコ延伸されるべき紡糸された長繊維フ
ィラメントの連続体においては、フィラメントがヨコ方
向に配列していることが望ましい。延伸方向にフィラメ
ントが配列していると、延伸後のフィラメントの配列が
良好であり、延伸後の強度も大きい。延伸率はポリマー
の種類によっても異なるが、ポリエステルでは通常5倍
以上、望ましくは5.5倍以上であり、ポリプロピレン
では通常6以上、望ましくは7倍以上に延伸される。し
たがって、それらが構成するタテ延伸ウェブおよびヨコ
延伸ウェブの延伸方向のウェブ強度は、少なくとも1.
5g/d(デニール当たりの強度)、望ましくは2g/d 以
上、さらに望ましくは2.5g/d 以上である。本発明で
用いる長繊維フィラメントは必ずしも連続長繊維を意味
するものではないが、通常の短繊維ファイバーの10〜
50mmよりは長く、その大部分を占めるフィラメント
が100mmより長く、通常は数百ミリメートル以上の
フィラメントにより構成されている。本発明の延伸直交
不織布において直交積層されたウェブのフィラメントの
径は、主たる構成フィラメントにおいて、通常10μm
以下であり、5μm前後である。安定して経済的に紡糸
し得るフィラメントの径は20μm前後であるから、こ
れを5〜7倍に延伸することによって得られる。
【0009】本発明は、上記タテ延伸ウェブとヨコ延伸
ウェブとを積層した状態で、その両耳部のみを接着して
なる延伸直交不織布を提供するものである。両耳部と
は、ウェブの横断方向の最端部またはその最端部から数
ミリメートル内側より始まる部分である。接着部の幅
は、通常数ミリメートルであるが、経済性や本発明の不
織布の使用目的によって適宜に定められる。
【0010】本発明において使用される両耳部の接着方
法としては、熱シール、超音波シール、誘導加熱シール
および接着剤シールがあり、接着剤シールにはホットメ
ルト接着剤、粉末接着剤、エマルジョン接着剤、溶剤接
着剤等の種々の接着剤を使用することができる。本発明
の両耳部の接着方法としては、超音波シール法が特に適
する。熱シール法の場合には、熱収縮により接合部が厚
くなる。両耳部のみを熱シールした製品をロール状に巻
く場合には、両耳部が厚くなるため長尺のものを巻き取
ることができず、また巻くことができても接着部分が盛
り上がり、製品が不均一になるので不適当な場合が多
い。接着剤を使用する方法は、上記の熱収縮に加えて、
接着剤の厚みが加わるため、不適当な場合が多い。誘導
加熱シール法は熱シール法に近い。これらに対して超音
波シール法は、熱収縮が少なく、長尺のものを巻き取っ
ても両耳部の盛り上がりが少なく、幅方向に10mm前
後トラバースさせながら巻き取れば、数千メートルの長
さを巻くことも可能である。超音波シール法の接合にお
いて収縮が少ないのは、フィラメントの界面のみが振動
により発熱し、フィラメント全体としては温度の上昇が
少ないことによると思われる。
【0011】両耳部のみを接着したタテ延伸ウェブとヨ
コ延伸ウェブとからなる延伸直交不織布は、別工程にお
いて、熱エンボス、エマルジョン接着、ウォータジェッ
トによる接合、ニードルパンチによる接合、超音波シー
ル、粉末ドット接着、熱風を貫通させるスルーエアー
法、ステッチボンド法等の接合方法により、タテウェブ
とヨコウェブとを最終用途に適合するように本格的に接
合を行う。上記延伸直交不織布はまた、別工程において
他の素材と組み合わせた延伸直交不織布を製造する場合
に特に適する。他の素材としては、短繊維カードウェ
ブ、ネット、メルトブロー不織布、スパンボンド不織
布、トウ開繊不織布等が挙げられる。また、両耳部のみ
を接着した延伸直交不織布は、タテ延伸ウェブとヨコ延
伸ウェブを多層積層するための原反として、特にヨコウ
ェブを多層使用する必要がある場合に有効である。例え
ば、タテ/ヨコ/タテ/ヨコ/タテ積層のウェブは、1
工程で製品を得ることが困難である。その場合に、タテ
/ヨコ/タテ積層の原反として本発明の両耳部のみを接
着した延伸直交不織布(ウェブA)を作製し、次いでヨ
コ延伸ウェブ積層ラインにおいて、ウェブAと別のタテ
ウェブとの間にヨコ延伸ウェブを挟んで積層し前記5層
の積層ウェブとし、さらにその積層ウェブを熱エンボス
またはエマルジョン接着等により接合する。
【0012】両耳部のみを接着した延伸直交不織布と他
の素材とを接合して複合不織布を製造する際に、上記延
伸直交不織布はタテヨコに繊維が直線的に走行している
ために、ニードルパンチやウォータニードル、スルーエ
アー等で絡ませようとしても絡み合いが十分でなく、ま
た、ニードルパンチの針等により延伸直交不織布の延伸
フィラメントが切断され易い。両耳部のみを接着した延
伸直交不織布を構成するフィラメントが数十パーセント
の伸度を有する場合には、比較的切断が少なく、絡み合
いも良好である。しかし、その伸度が小さい場合は、他
の素材と接合する際に、上記延伸直交不織布を過剰に供
給することが有効である。すなわち、延伸直交不織布を
構成するフィラメントに変形の自由度を与えることによ
り、絡み合いが良好になり、フィラメントの切断も少な
くなり、補強効果が発揮される。ここで過剰供給とは、
延伸直交不織布の供給方法よりも、坪量が10%以上大
きくなるように供給することであり、延伸直交不織布の
横断方向の収縮、タテ方向の過剰供給、捲縮を施す方法
などがある。延伸直交不織布の横断方向は収縮などによ
り比較的容易に変形するため、横断方向の収縮による過
剰供給の方法は、、タテ方向の過剰供給に比べて特に効
果的である。タテ方向の過剰供給は、両耳部のみを接着
した延伸直交不織布を、他の素材の上に、他の素材の供
給速度よりも速く供給することにより達成できるが、製
品が薄い不織布等であって精度が要求される場合は、両
耳部のみにギアクリンプを用いて捲縮を施す方法などに
より達成することができる。
【0013】近年、人工皮革や合成皮革等の皮革代替製
品は、ファッション用品や鞄等の分野で新しい用途が成
長しており、繊維産業の一分野を確立した。これらはポ
リエステル系またはポリアミド系の超ファインデニール
(0.1デニール前後またはそれ以下)のフィラメント
をニードルパンチやウォータニードル、スルーエアー法
等でウェブ化したものが多い。この場合に、婦人物のフ
ァッション衣料や小物鞄等では、できる限り薄物(厚み
0.6mm以下)の製品が要求されているが、ニードル
パンチ等でウェブ化したのみでは薄物ウェブの強度が低
く、実用強度に達しない場合が多い。そこで、織物等を
芯として用いニードルパンチ等を施すことが行われてい
るが、織物を用いるとニードル等の貫通抵抗が大きく、
針が折れて、生産性が悪くなったり、得られた製品の風
合いが低下する。また薄い織物は、細い糸で織り上げる
ため、原料コストと織賃が高く、製品コストも高くな
る。本発明の両耳部のみを接着した延伸直交不織布を、
ファインデニールフィラメントからなる人工皮革や合成
皮革等の芯として用いることにより、ニードル等の貫通
性が良好になり、生産性が向上し、また効率よくウェブ
を絡ませることができるので、風合いや強度等の品質が
向上した製品を安く製造することができる。
【0014】本発明に用いる延伸ウェブの製法およびタ
テウェブとヨコウェブの積層方法等は、前記本願発明者
らの先発明を用いて製造することができる。本発明の延
伸直交不織布は、先発明により得られた直交不織布をさ
らに後加工に適するように形成したものである。
【0015】本発明の延伸直交不織布を構成するフィラ
メントに適合する、強度付与に寄与するポリマーとして
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポ
リアミド、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン、フッ
素系樹脂等の熱可塑性樹脂およびこれらの変性樹脂を使
用することができる。また、ポリビニルアルコール系樹
脂、ポリアクリルニトリル系樹脂等の湿式または乾式の
紡糸手段による樹脂も使用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図によっ
て説明する。
【実施例】図1は、本発明の両耳部のみを接着した延伸
直交不織布の例を示す部分斜視図である。ヨコ延伸ウェ
ブ1とタテ延伸ウェブ2がフィラメントの延伸方向が直
交するように積層されており、両耳部のみに接着部3
a、3bを有する。理解を容易にするために、タテウェ
ブの一部を除いて示す。積層の形態としては、ヨコ延伸
ウェブ1の裏側にさらにタテ延伸ウェブを積層すること
も可能であり、この場合も本発明の範囲に属する。
【0017】図2は図1に示す延伸直交不織布の製造方
法の1例を示し、図(A)は製造ラインの略示側面図で
あり、図(B)はその平面図である。特公平3−369
48号公報記載の方式で紡糸し延伸したポリエステルの
ヨコ延伸ウェブ1(幅1270mm、坪量11g/m2、ウ
ェブの強力12.8kg/5cm-幅、伸度18%)を、ヨコ延
伸ラインにより連続的に20m/分の速度で供給する。こ
の場合、ヨコ延伸ウェブ1は、ヨコ延伸における耳把持
部4a、4bを有したまま導入されるが、これを残して
おくことによりヨコ延伸ウェブの乱れを少なくすること
ができる。なお、図のようにヨコ延伸ラインにタテ延伸
ウェブの積層ラインを直結するのは、ヨコ延伸ウェブの
みを巻取ることが困難であることによる。ヨコ延伸ウェ
ブ1に、上記特公平3−36948号公報記載の方式で
紡糸し延伸したポリエステルのタテ延伸ウェブ2(幅1
200mm、坪量13g/m2、ウェブの強力13.1kg/5c
m-幅、伸度11%)を、フィラメントの延伸方向が直交
するようにニップロール11a、11b間で積層して積
層ウェブ12とする。タテ延伸ウェブ2は、図2(A)
のように別工程における製品を使用してもよく、またタ
テウェブ製造ラインを直結してもよい。上記ウェブの強
力の測定値は、チャック間隔10cm、試料幅5cm、
引張速度10cm/分の条件で得られたものである。強力
の値をデニール当たりの強度に換算すると、上記実施例
のヨコ延伸ウェブ1の強度は2.6g/d、タテ延伸ウェブ
2の強度は2.2g/dである。積層ウェブ12は、600
W、19kHz の超音波発振装置における超音波発振ホ
ーン13a、13bと、金属製の超音波シール用受ロー
ル14との間で、両耳部の3mm幅のみが接着される。
その後、接着部3a、3bまたはその外側を、スコアカ
ッター15a、15bと受ロール16との間でスリット
する。次いでニップロール17a、17bで全体を引き
取った後、スリットされた外側端部(トリミングエッ
ジ)18a、18bはトリミングロスとして回収され
る。スリット位置より内側の部分は延伸直交不織布19
として巻取られ、その後の後加工に利用される。なお、
製品としてタテ/ヨコ/タテのウェブを作製することを
目的にする場合には、タテ延伸ウェブ20をニップロー
ル11a、11bに供給する。図2においては、スリッ
トを施す方法としてスコアカッターを用いる例を示した
が、シァーカッターやレザーカット等を使用することも
できる。また、両耳部接着用の超音波発振ホーン13
a、13bに、超音波シール用受ロール14のみなら
ず、スリッター刃も設け、1つのホーンで接着とスリッ
トを兼ねるように構成することも可能である。なお、図
1および図2において、接着部3a、3bや接着部より
外側の端部は、理解を容易にするために拡大して示して
あるが、通常は幅が2〜3mmである。なお、接着部自
体をスリットしてもよい。
【0018】図3は、両耳部のみを接着した延伸直交不
織布に、さらにタテ延伸ウェブおよびヨコ延伸ウェブを
積層して接合した延伸直交不織布の製造工程の1例を示
す略示側面図である。ヨコ延伸ウェブ1が、ヨコ延伸ラ
インより連続的に導入され、これにタテ延伸ウェブ2
と、図2の方式で製造した両耳部のみを接着した延伸直
交不織布19(タテ/ヨコ、またはタテ/ヨコ/タテの
積層体)とをニップロール11a、11bの間で積層し
て積層ウェブ31とする。積層ウェブ31に対し、加熱
されたエンボスロール32とエンボス受ロール33によ
り製品幅全体にわたって熱エンボス処理を行い、その後
図2に示したものと同様のスコアカッター15とスリッ
ター受ロール16との間で耳部をスリットし、ニップロ
ール17a、17bで引き取った後、スリットされた外
側端部(トリミングエッジ)34はトリミングロスとし
て回収し、スリットより内側の部分は本発明の接合した
延伸直交不織布35として巻取り、タテ/ヨコ/タテ/
ヨコ(/タテ)積層の形態として最終用途に向ける。図
3においては、熱エンボスの例を示したが、エマルジョ
ン接着等の他の接合手段を用いることもできる。
【0019】図4は、両耳部のみを接着した延伸直交不
織布と他の素材とを積層し接合してなる延伸直交不織布
の製造工程の1例を示す略示側面図である。カードウェ
ブ41が製造ラインより連続的に導入され、図2の方式
で製造した延伸直交不織布19をニップロール42a、
42bの間で積層して積層ウェブ43とする。とげ状の
小突起を有する多数の針からなるニードルビーム44を
上下に移動させ、針の上下移動に相当する部分に開孔部
を有するストリッパープレート45とヘッドプレート4
6との間に、積層ウェブ43を通過させながら突き刺
し、製品幅全体にわたってフィラメントを相互に絡み合
わせる。その後スコアカッター47とスリッター受けロ
ール48との間で耳部をスリットし、ニップロール49
a、49bで引き取った後、スリットされた外側端部
(トリミングエッジ)50はトリミングロスとして回収
し、スリットより内側の部分は他の素材を接合した延伸
直交不織布51として巻取り、製品として最終用途に供
給する。図4においては、ニードルビームが1個の場合
を示したが、多段に設けて、生産速度を上げることがで
きる。なお、複合される他の素材としては、カードウェ
ブのみならず、メルトブロー不織布、スパンボンド不織
布、ネット、トウ開繊ウェブ等も同様に用いることがで
きる。また、製品構成として、さらに他の素材52、例
えばネット等を複合させることも可能である。図4にお
いては、ニードルパンチ法の例を示したが、同様にウォ
ータジェット法、スルーエアー法、熱エンボス法、接着
剤接合法、ステッチボンド法、超音波シール法、誘導加
熱シール法等も利用することができる。
【0020】図5は、図4において、両耳部のみを接着
した延伸直交不織布を過剰供給する製造工程の1例を示
す略示側面図である。カードウェブ41が製造ラインよ
り連続的に導入され、その上に上記延伸直交不織布19
をニップロール53a、53bの間においてカードウェ
ブ41の走行速度より18%速い速度で供給し、さらに
他のカードウェブ54を積層して、ニップロール42
a、42bで引き取り、その後は図4と同様に加工す
る。過剰供給することにより、複合化製品である延伸直
交不織布51の強度は、ほぼ延伸直交不織布19の供給
割合に比例して増大するが、過剰供給の量が10%以下
では強度の大きな向上は見られなかった。また、図5に
おいては、ニードルビームが1個の場合を示したが、多
段に設けて、生産速度を上げることができる。
【0021】図6は、図5における過剰供給の他の例を
示し、図6(A)は部分側面図、図6(B)はその正面
図である。両耳部のみを接着した延伸直交不織布19を
丸溝付き異径ロール61に強く押し当てることにより、
横断方向が収縮した収縮不織布62とし、さらにギア6
3a、63b間、および64a、64b間(64bは図
示せず)で収縮不織布62の両耳部のみにギアクリンプ
を施して、タテ方向に過剰供給された過剰供給不織布6
5とし、その後は図5と同様にカードウェブ41の上に
導く。横断方向を狭くする手段としては、図示の異径ロ
ール61の溝を両サイドより内側に送るネジ状にして、
収縮効果を上げることもできる。また、エクスパンダー
ロール等の拡幅手段を逆に使用して幅を狭くすることも
可能である。タテの均一捲縮手段としては、図示のギア
クリンプ以外に、織物のサンホライズ加工のようにゴム
シートの変形を利用する方法や、不織布の柔軟加工に使
用されるマイクレックス加工のように押し込み捲縮の原
理を使用する方法等がある。
【0022】
【発明の効果】本発明は、両耳部のみを接着した延伸直
交不織布、それを接合してなる延伸直交不織布およびそ
れらの製法を提供するものであり、前者の延伸直交不織
布を使用することにより、後加工の生産速度および製品
品質を向上させることができる。すなわち、後加工がウ
ォータジェット法の場合には、低圧のウォータニードル
で加工することができ、またライン速度を維持すること
ができ、ウォータニードルを通す回数を減少させること
もできる。後加工がニードルパンチ法の場合には、針が
折れる頻度を極端に減らすことができ、ライン速度を維
持することができ、ニードルパンチを通す回数を減少さ
せることもできる。ニードルパンチの場合、針が折れる
ことは生産性に致命的な悪影響を与えるのみならず、折
れた針の微小部分であっても製品中に混入することは許
容されないので、針が折れないように配慮することは特
に重要である。後加工がスルーエアー法の場合には、よ
りカサ高に、かつ絡み合いを良好にすることができ、ま
た、ライン速度を維持することができ、エアーを通す回
数を減少させることが可能である。後加工が熱エンボス
法の場合には、接着性が向上し、また得られた製品は外
観や風合いが良好である。後加工が接着剤接合法の場合
には、接着性が良好であり、接着剤等の吸収に優れ、ま
た得られた製品は外観や風合いが良好である。後加工が
ステッチボンド法の場合は、ニードルパンチ法の場合と
同様である。後加工が超音波シール法および誘導加熱シ
ール法の場合は、熱エンボス法の場合と同様である。ま
た従来困難であった、タテ/ヨコ/タテ/ヨコ/タテの
ウェブ構成からなる不織布の製造が容易になった。さら
に本発明により、延伸直交不織布で補強された薄くて柔
軟な人工皮革を低コストで製造することが可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】両耳部のみを接着した延伸直交不織布の例を示
す部分斜視図である。
【図2】図2(A)は図1に示す延伸直交不織布の製造
工程の例を示す略示側面図、図2(B)はその平面図で
ある。
【図3】接合した延伸直交不織布の製造工程の例を示す
略示側面図である。
【図4】他の素材を接合した延伸直交不織布の製造工程
の例を示す略示側面図である。
【図5】図4において、延伸直交不織布を過剰供給する
例を示す略示側面図である。
【図6】図6(A)は、図5における過剰供給の他の例
を示す部分側面図、図6(B)はその正面図である。
【符号の説明】
1 ヨコ延伸ウェブ 2、20 タテ延伸ウェブ 3a、3b 接着部 4a、4b 耳把持部 11a、11b、17a、17b、42a、42b、4
9a、49b、53a、53b ニップロール 12、31、43 積層ウェブ 13a、13b 超音波発振ホーン 14 超音波シール用受ロール 15a、15b、47 スコアカッター 16、48 スリッター受ロール 18a、18b、34、50 トリミングエッジ 19 両耳部のみを接着した延伸直交不織布 32 エンボスロール 33 エンボス受ロール 35 接合した延伸直交不織布 41 カードウェブ 44 ニードルビーム 45 ストリッパープレート 46 ヘッドプレート 51 他の素材を接合した延伸直交不織布 52、54 他の素材 61 異径ロール 62 収縮不織布 63a、63b、64a ギアロール 65 過剰供給不織布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅島 伸一 神奈川県川崎市多摩区宿河原五丁目10番11 号 (72)発明者 細田 光男 東京都品川区二葉三丁目20番3号

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡糸され集積された長繊維フィラメント
    からなる連続体をタテ方向に延伸したタテ延伸ウェブ
    と、紡糸され集積された長繊維フィラメントからなる連
    続体をヨコ方向に延伸したヨコ延伸ウェブとを、延伸方
    向が直交するように積層し、その両耳部のみを接着して
    なる延伸直交不織布。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の延伸直交不織布を含む
    材料を、ウォータジェット法、ニードルパンチ法、スル
    ーエアー法、熱エンボス法、接着剤接合法、ステッチボ
    ンド法、超音波シール法および誘導加熱シール法からな
    る群から選ばれる少なくとも1つの手段を用い接合して
    なる延伸直交不織布。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の延伸直交不織布を
    含む材料が、さらにヨコ延伸ウェブを含むことを特徴と
    する請求項2に記載の延伸直交不織布。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載の延伸直交不織布を
    含む材料が、短繊維カードウェブ、メルトブロー不織
    布、スパンボンド不織布、ネットおよびトウ開繊ウェブ
    からなる群から選ばれる少なくとも1つの他の素材を含
    むことを特徴とする請求項2に記載の延伸直交不織布。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の延伸直交不織布におい
    て、前記他の素材がポリエステル系またはポリアミド系
    の極細フィラメントからなるウェブであることを特徴と
    する人工皮革用基布。
  6. 【請求項6】 紡糸され集積された長繊維フィラメント
    からなる連続体をタテ方向に延伸したタテ延伸ウェブ
    と、紡糸され集積された長繊維フィラメントからなる連
    続体をヨコ方向に延伸したヨコ延伸ウェブとを、延伸方
    向が直交するように積層し、両耳部のみを接着すること
    を特徴とする延伸直交不織布の製法。
  7. 【請求項7】 前記両耳部のみの接着後、さらに、該両
    耳部の接着部分より端部側をスリットして除去し、その
    後、巻取ることを特徴とする請求項6に記載の延伸直交
    不織布の製法。
  8. 【請求項8】 前記両耳部のみを接着する操作におい
    て、超音波シール法を用いることを特徴とする請求項6
    に記載の延伸直交不織布の製法。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の製法により延伸直交不
    織布を得た後、該不織布のタテ延伸ウェブとヨコ延伸ウ
    ェブとを、ウォータジェット法、ニードルパンチ法、ス
    ルーエアー法、熱エンボス法、接着剤接合法、ステッチ
    ボンド法、超音波シール法および誘導加熱シール法から
    なる群から選ばれる少なくとも1つの手段を用いて接合
    することを特徴とする延伸直交不織布の製法。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載の製法により延伸直交
    不織布を得た後、該不織布と下記素材Aの群から選ばれ
    る少なくとも1つの他の素材とを複合積層し、下記手段
    Bの群から選ばれる少なくとも1つの手段を用いて、前
    記不織布のタテ延伸ウェブおよびヨコ延伸ウェブと他の
    素材とを接合することを特徴とする延伸直交不織布の製
    法、 素材A:短繊維カードウェブ、メルトブロー不織布、ス
    パンボンド不織布、ネット、トウ開繊ウェブ、 手段B:ウォータジェット法、ニードルパンチ法、スル
    ーエアー法、熱エンボス法、接着剤接合法、ステッチボ
    ンド法、超音波シール法、誘導加熱シール法。
  11. 【請求項11】 前記延伸直交不織布と他の素材とを複
    合積層する際に、該延伸直交不織布を少なくとも10%
    過剰に供給することにより、他の素材との絡み合いを良
    好にすることを特徴とする請求項10に記載の延伸直交
    不織布の製法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100363919B1 (ko) * 2000-11-09 2002-12-11 일진부직포산업 주식회사 스펀레이스 부직포 및 그의 제조방법
WO2003070457A1 (fr) * 2002-02-20 2003-08-28 Nippon Petrochemicals Co., Ltd. Etoffe non tissee extensible renforcee
WO2009034841A1 (ja) * 2007-09-12 2009-03-19 Nippon Oil Corporation 空気浄化用フィルター及び空気浄化用フィルター組立体
JP2020084798A (ja) * 2018-11-16 2020-06-04 イビデン株式会社 マット材及びマット材の製造方法

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