JPH0355571Y2 - - Google Patents

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JPH0355571Y2
JPH0355571Y2 JP19953485U JP19953485U JPH0355571Y2 JP H0355571 Y2 JPH0355571 Y2 JP H0355571Y2 JP 19953485 U JP19953485 U JP 19953485U JP 19953485 U JP19953485 U JP 19953485U JP H0355571 Y2 JPH0355571 Y2 JP H0355571Y2
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JP
Japan
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yawing
sheet strip
paper
roller
strip
Prior art date
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JP19953485U
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JPS62108360U (ja
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば写真焼き付け用印画紙(ペー
パー)などの長尺なシート条体の搬送系において
設けられるアキユームレータに関するものであ
る。
〔技術の背景〕
一般に長尺なシート条体を搬送しながらそれに
対して複数の処理を施す場合等においては、連続
したシート条体について、その搬送経路における
特定の部位において搬送の連続性を遮断するため
に、いわゆるアキユームレータが設けられる。こ
のアキユームレータを設けることによつて、当該
アキユームレータの上流側と下流側とにおいてシ
ート条体を独立に搬送することができる自由度が
大きくなつて各々互いに異なる態様や速度でシー
ト条体を搬送することができるようになるため、
所要の処理を確実に行うことが可能となる。
第1図は例えば写真焼き付け機のペーパー搬送
系におけるアキユームレータの要部を示し、1は
アキユームスペース、2はペーパーPをその移動
路に沿つて送り入れる送りローラ、3は排出ロー
ラであり、ペーパーPはアキユームスペース1内
に重力を利用して落下されることによつて多量の
ペーパーPが蓄えられるように考慮されている
が、実際には、アキユームスペース1の上部にお
いてペーパーPが滞留してアキユームスペース1
内に落下せず、このためペーパーPの良好な搬送
が阻害され、あるいは更にペーパーPが損傷され
たりすることが多い。
〔考案の目的〕
本考案は以上のような事情に基づいてなされた
ものであつて、その目的は、アキユームスペース
内にシート条体を確実に落下させて蓄えることの
できるアキユームレータを提供することにある。
〔考案の構成〕
本考案のアキユームレータは、アキユームスペ
ース内に長尺なシート条体を移動路に沿つて送り
入れる送りローラと、前記アキユームスペースか
らシート条体を排出する排出ローラと、前記送り
ローラからのシート条体の移動路の両側に沿つて
伸びるよう配置された側縁ガイドと、前記アキユ
ームスペースの入口に設けた、互いに対接された
一対のローラよりなり、その搬送力の方向が前記
シート条体の移動路の方向と傾いているヨーイン
グ発生ローラと、前記側縁ガイドにおけるシート
条体の進行方向終端位置より下流側において、前
記移動路上のシート条体の上面と接近した位置か
らシート条体の進行方向に向かうに従つて次第に
シート条体から離間するよう斜め上方に伸び、そ
の先端が前記ヨーイング発生ローラに接近する傾
斜ガイド板部を有するヨーイング消滅アレスター
とを具えてなることを特徴とする。
このような構成によれば、シート条体において
ヨーイングの発生とその消滅が繰り返され、これ
によつてシート条体に振り子状の振動が作用され
ることとなり、その結果、シート条体の滞留が防
止、解消されて確実にシート条体をアキユームス
ペース内に落下させることができるので、多量の
シート条体を蓄えることができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例においては、第1図に示すよ
うに、ペーパーPを蓄えるためのアキユームスペ
ース1の入口部に、ヨーイング発生ローラ5が設
けられている。また第2図および第3図に示すよ
うに、このヨーイング発生ローラ5より上流側に
おいてペーパーPの搬送方向を規制する側縁ガイ
ド4,4がペーパーPの移動路の両側に沿つて伸
びるよう配置されており、この側縁ガイド4,4
の下流側にヨーイング消滅アレスター7(第2図
では省略した)が設けられている。8はペーパー
Pの移動路の床面を形成する水平面部材である。
以上において、ヨーイング発生ローラ5は、互
いに対接された一対のローラよりなり、その少な
くとも一方のローラの径が長さ方向において不均
一とされ、あるいはローラ相互間における圧着力
が長さ方向において不均一とされることにより、
その搬送力の方向がペーパーPの移動路の方向と
傾いたものとされている。
またヨーイング消滅アレスター7は、前記側縁
ガイド4,4におけるペーパーPの進行方向終端
位置Aより下流側において、前記移動路上のペー
パーPの上面と接近した位置からペーパーPの進
行方向(図で右方)に向かうに従つて次第にペー
パーPから離間するよう斜め上方に伸び、その先
端がヨーイング発生ローラ5に接近して位置する
傾斜ガイド板部6を有する。このヨーイング消滅
アレスター7は、例えばその上流側端縁が前記側
縁ガイド4,4に連結されて設けられる。
以上のような構成によれば、第2図に示したよ
うに、ヨーイング発生ローラ5によつてペーパー
Pに対して作用される搬送力の方向が傾いている
から、ペーパーPは側縁ガイド4,4による予定
の進行方向(R方向)に進行せずに側縁ガイド
4,4から斜めに曲がつた方向(Y方向)に搬送
されるようになり、いわゆるヨーイングが生ず
る。
このヨーイングが生ずると、側縁ガイド4,4
における一方(第2図の例では下側のもの)にお
けるペーパーPの進行方向終端位置Aを支点とし
てペーパーPが幅方向に曲がつた状態となり、そ
の結果ペーパーPにおいては当該側縁ガイド4の
終端位置Aのすぐ下流側においてペーパーPが上
方に盛り上がる座屈変形部V(第3図においては
鎖線で示す)が形成されるようになる。そしてそ
のままの状態で更にペーパーPの搬送が継続され
ると、ヨーイングの程度および座屈変形部Vは次
第に大きくなつて行き、そして遂にはヨーイング
消滅アレスター7に傾斜ガイド板部6の下面に当
接するようになる。
然るにこの傾斜ガイド板部6は、ペーパーPの
進行方向に向かうに従つて次第にペーパーPから
離間するよう斜め上方に伸びるものであるから、
実際には第4図に詳細に示すように、座屈変形部
Vの頂部より僅かながら上流側の部位において傾
斜ガイド板部6に当接することとなり、そのため
当該座屈変形部Vには、傾斜ガイド板部6による
抗力として、座屈変形部Vが上方に高くなること
を抑制する下方に向かう力Dと共に、シート条体
1の進行方向に向かう力Hが作用されることとな
る。
このようにして、当該座屈変形部Vは、略側縁
ガイド4,4によるガイド方向にペーパーPと共
に移動されてヨーイング発生ローラ5に到達する
こととなるが、ペーパーPはある程度の腰の強さ
を有しているところ送りローラ2と側縁ガイド
4,4とによつてペーパーPに移動路に沿つた方
向に前進力が作用されており、このため、ペーパ
ーPの座屈変形部Vを形成するペーパー部分は、
第2図で下側の部分において大きな移動量でヨー
イング発生ローラ5を滑つてくぐりぬけて当該ペ
ーパー部分の全体がヨーイング発生ローラ5を通
過し、その結果、側縁ガイド4,4とヨーイング
発生ローラ5との間に座屈変形部Vが消失してペ
ーパーPにおけるヨーイングが消滅する。そして
その後ヨーイングの発生とその消滅とが繰り返さ
れることとなる。
このように、アキユームスペース1に進入する
ペーパーPにおいて、ヨーイングが発生し次いで
ヨーイングが消滅する現象が繰り返され、結局ペ
ーパーPには、その面内においていわゆる振り子
状の振動が作用されることとなる。この振り子状
の振動により、アキユームスペース1の入口部に
おいてペーパーPが滞留することが防止され、仮
に滞留したとしてもそれが解消されるため、ペー
パーPは確実にアキユームスペース1内に落下し
て蓄えられるようになる。
〔効果〕
以上のように本考案のアキユームレータによれ
ば、アキユームスペース内に長尺なシート条体を
移動路に沿つて送り入れる送りローラと、前記ア
キユームスペースからシート条体を排出する排出
ローラと、前記送りローラからのシート条体の移
動路の両側に沿つて伸びるよう配置された側縁ガ
イドと、前記アキユームスペースの入口に設け
た、互いに対接された一対のローラよりなり、そ
の搬送力の方向が前記シート条体の移動路の方向
と傾いているヨーイング発生ローラと、前記側縁
ガイドにおけるシート条体の進行方向終端位置よ
り下流側において、前記移動路上のシート条体の
上面と接近した位置からシート条体の進行方向に
向かうに従つて次第にシート条体から離間するよ
う斜め上方に伸び、その先端が前記ヨーイング発
生ローラに接近する傾斜ガイド板部を有するヨー
イング消滅アレスターとを具えてなる構成である
から、ヨーイングが発生してその後にそれが消滅
する現象が繰り返されることにより、搬送される
シート条体にその面内において振り子状の振動が
生じ、その結果アキユームスペース内にシート条
体を確実に落下させて多量のペーパーを蓄えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るアキユームレ
ータの構成を示す説明用断面図、第2図はヨーイ
ング発生ローラによるヨーイングの説明図、第3
図は本考案の一実施例における要部の構成を示す
説明図、第4図は傾斜ガイド板部の作用について
の説明図である。 1……アキユームスペース、2……送りロー
ラ、3……排出ローラ、P……ペーパー、4……
側縁ガイド、5……ヨーイング発生ローラ、6…
…傾斜ガイド板部、7……ヨーイング消滅アレス
ター、8……水平面部材、V……座屈変形部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アキユームスペース内に長尺なシート条体を移
    動路に沿つて送り入れる送りローラと、 前記アキユームスペースからシート条体を排出
    する排出ローラと、 前記送りローラからのシート条体の移動路の両
    側に沿つて伸びるよう配置された側縁ガイドと、 前記アキユームスペースの入口に設けた、互い
    に対接された一対のローラよりなり、その搬送力
    の方向が前記シート条体の移動路の方向と傾いて
    いるヨーイング発生ローラと、 前記側縁ガイドにおけるシート条体の進行方向
    終端位置より下流側において、前記移動路上のシ
    ート条体の上面と接近した位置からシート条体の
    進行方向に向かうに従つて次第にシート条体から
    離間するよう斜め上方に伸び、その先端が前記ヨ
    ーイング発生ローラに接近する傾斜ガイド板部を
    有するヨーイング消滅アレスターと を具えてなることを特徴とするアキユームレー
    タ。
JP19953485U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0355571Y2 (ja)

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JP19953485U JPH0355571Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JP19953485U JPH0355571Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JPS62108360U JPS62108360U (ja) 1987-07-10
JPH0355571Y2 true JPH0355571Y2 (ja) 1991-12-11

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