JPH0355482Y2 - - Google Patents

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JPH0355482Y2
JPH0355482Y2 JP1987186765U JP18676587U JPH0355482Y2 JP H0355482 Y2 JPH0355482 Y2 JP H0355482Y2 JP 1987186765 U JP1987186765 U JP 1987186765U JP 18676587 U JP18676587 U JP 18676587U JP H0355482 Y2 JPH0355482 Y2 JP H0355482Y2
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chamber
exhaust
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    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
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    • G05D16/18Control of fluid pressure with auxiliary non-electric power derived from an external source
    • G05D16/185Control of fluid pressure with auxiliary non-electric power derived from an external source using membranes within the main valve
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
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    • B60T15/18Triple or other relay valves which allow step-wise application or release and which are actuated by brake-pipe pressure variation to connect brake cylinders or equivalent to compressed air or vacuum source or atmosphere
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/18Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution
    • B60T8/1812Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution characterised by the means for pressure reduction
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、鉄道車両の空気ブレーキ装置におい
て使用される中継弁、応荷重弁、三圧力式制御弁
等の圧力制御弁に関する。
<従来の技術> この種の圧力制御弁の従来例の1つとして特公
昭44−27163号公報のFig.3に示される中継弁があ
り、これを第4図に基づいて以下に説明する。
第4図において、1は給気室、2は出力室、3
は排気室、4は給気弁、5は排気弁棒、6はピス
トンである。
給気室1は、図において、下側の出力室2に連
通する給気孔7と、圧力空気源に接続する接続口
8とを有し、給気孔7の給気室1側の周囲に弁座
9を突設されている。
出力室2は、ブレーキシリンダ等に接続する接
続口10と、図において、ピストン6の上側の釣
合室11に連通する通路12とを有している。
排気室3は、開口13を介して大気に開放され
ている。
給気弁4は、給気室1内に配置され給気孔7を
開閉するように上下に摺動自在に上部を背後室1
4内に嵌合させてあり、背後室14内に設けた弁
ばね15により弁座9に着座するように付勢され
ている。図中、16は通路である。
排気弁棒5は、図示のように、出力室2から排
気室3を通り釣合室11に達する棒状のもので、
上方先端17が給気弁4の下面に対向し給気孔7
に遊嵌する程度の外径に形成され、下端に至る途
中が室壁を気密かつ摺動自在に貫通しており、下
端にピストン6を設けられている。そして、内部
に排気孔18を有し、その一端が先端17に開口
し他端が排気室3に開口している。
ピストン6は、排気弁棒5の下端に形成された
フランジ状のピストン本体部6aにこれを外方へ
拡大するように膜板19を設け、その膜板19の
外縁が弁本体周壁内面に達して固定された構成で
あり、そのピストン6によつて区画された上側が
前記釣合室11であり、下側が指令室20であ
る。釣合室11内にはピストン6を指令室20側
へ押圧する戻しばね21を設けてある。指令室2
0は指令空気給排部に接続する接続口22を有し
ている。
この圧力制御弁は、図示の状態が重なり状態で
ある。重なり状態は、排気弁棒5の先端17が給
気弁4に当接しかつ給気弁4が弁座9に着座した
状態である。つまり、出力室2を給気室1から遮
断しかつ排気室3とも遮断した状態である。
この重なり状態のとき、指令室20内の指令空
気圧P1がピストン6を図の上方へ押上げる指令
力は、P1×S1であり、出力室2内の出力空気
圧P2がピストンを図の下方へ押下げる釣合力
は、P2×S2である。上記S1は指令空気室P
1が作用するピストン6の下面の有効面積、S2
は出力空気圧P2が作用するピストン6の上面の
有効面積である。戻しばね21の付勢力をFとす
る。
P2×S2+F=P1×S1 であり、Fが小さいため、出力空気圧は次式 P2≒S1/S2×P1 ……(1) で表わされる。すなわち、出力空気圧P2は指令
空気圧P1にピストン6の両側の有効面積比を乗
じたものとなつている。
この重なり状態において、指令空気圧P1が低
下すると、指令力が釣合力よりも小さくなり、ピ
ストン6が下降し、排気弁棒5の先端17が給気
弁4から離れ、出力室2は排気孔18を介して排
気室3に連通し、この排気動作により出力空気圧
P2が低下し、これによつて釣合力が低下して指
令力とバランスすると再び重なり状態となる。指
令空気圧P1を大気圧まで減少すると、出力空気
圧P2も大気圧となる。
また、第4図の重なり状態において、指令空気
圧P1を上昇させると、指令力が釣合力よりも大
となつて、排気弁棒5が給気弁4を押し上げて弁
座9から離座させる。これによつて給気室1から
給気孔7を通つて出力室2へ給気される。この給
気動作で出力空気圧P2が上昇し、釣合力が増大
して指令力とバランスするようになると、再び重
なり状態に戻る。
このように第4図の圧力制御弁は、指令空気圧
P1を変化させて、このP1に対応する出力空気
圧P2が得られるようになつており、出力空気圧
P2は例えばブレーキ装置を動作させるために使
用される。
なお、第4図の圧力制御弁は、ピストン6が一
つであるが、指令空気圧P1が作用する制御ピス
トンと、出力空気圧P2が作用する別の釣合ピス
トンとに分離させることもある。
第4図の圧力制御弁は、式(1)におけるS1/S
2が一定となる構成である。しかし空気ブレーキ
装置の種類によつては指令空気圧P1に対する出
力空気圧P2の特性を変える必要がある。つまり
ピストンの有効面積比S1/S2の異なるものを
必要とする。このような要求に対して第4図の圧
力制御弁は有効面積S1,S2の少なくともいず
れか一方を変えることで対応できるが、実際には
その度毎の設計変更、製作が大変である。
有効面積比S1/S2を変えることに相当する
従来の別の手段としては、実公昭62−2119号公報
の第4図に開示されたものがある。それは、前記
ピストン6に相当するものを釣合ピストンと制御
ピストンとに分離させて設け、その双方のピスト
ン間にレバーところからなるてこ機構を介在さ
せ、これにころの位置調整手段を設けた構成であ
る。この構成のものは、ころの位置が変えられる
ことによつててこ比が変化するから、伝達力の大
きさが変化して事実上有効面積比を変化させたと
同様な結果になる。
<考案が解決しようとする問題点> 前述のてこ機構を設けた構成の圧力制御弁は、
指令空気圧P1に対する出力空気圧P2の特性を
ころの位置調整によつて変えられるものである
が、作動時におけるレバーの回動によりレバーと
ピストン間に設けられるピストン軸線方向の部材
がわずかに傾くことによる作用力の正確な伝達が
困難なことやその部材のレバーとの接触部及びこ
ろとレバーの接触部などの機能に影響する部分が
摩耗し易いことから、長期間の使用によりころを
同じ位置に位置させても所定の指令空気圧に対し
て初期の出力空気圧と異なる出力空気圧になり、
感度低下又は応答性の低下がある問題がある。
そこで、この考案は、てこ機構を使用しない
で、制御ピストン及び釣合ピストンを取換えるこ
となく、両ピストンの有効面積比を可変にするこ
とを課題とする。
<問題点を解決するための手段> この考案の手段は、第4図を用いて説明した従
来の圧力制御弁のピストンを制御ピストンと釣合
ピストンとに形成した圧力制御弁において、給気
室と給気孔と弁座と給気弁とを中間体に設け、そ
の中間体を排気弁棒の移動方向に移動するように
かつ任意の移動位置に固定できるように設け、前
記両ピストンの少なくとも一方のピストンの指令
空気圧又は出力空気圧を受ける側の反対側をその
受ける空気圧の最低値以下の低圧とし、そのピス
トンのピストン本体部の低圧側の周囲にその移動
方向に沿う複数の第1フインを同ピストンの膜板
に端縁を対向させて配列固定し、その第1フイン
の間に夫々位置する複数の第2フインを弁本体内
側に配列固定して、第1フインの膜板側の端縁を
結ぶ第1面と第2フインの膜板側の端縁を結ぶ第
2面とが互いに交差するようにしたことを特徴と
する。
<作用> この手段によれば、中間体の位置を変更する
と、中間体に設けてある弁座の位置が変化する。
これによつて弁座に給気弁が着座しかつ給気弁に
排気弁棒の先端が当接した重なり状態となるとき
の排気弁棒の位置が変化する。そしてこの排気弁
棒の位置の変化は連動する制御ピストン本体及び
釣合ピストン本体の位置の変化となる。
ここで第1面と第2面とが交差していること
は、少なくともその一方の面が双方のピストンの
移動方向に直角な面にないことであり、この構成
によつて膜板が空気圧を受けて第1面及び第2面
に押圧された状態が前記制御ピストン本体又は釣
合ピストン本体の位置の変化によつて変化する。
その変化は制御ピストン又は釣合ピストンの有効
面積の変化である。
結局、中間体の位置を変更することにより重な
り状態における少なくともいずれか一方のピスト
ンの有効面積を変化させることになつて、両ピス
トンの有効面積比が変化する。
<実施例> 第1実施例を第1図及び第2図を用いて説明す
る。図示の圧力制御弁は弁本体30内に、中間体
31、ピストン部32等を組込んだもので、図中
41は給気室、42は出力室、43は排気室、4
4は給気弁、45は排気弁棒、46は釣合ピスト
ン、47は制御ピストンである。
中間体31は、外形が短円柱状をなし、弁本体
30内の第1図における上部に形成された内孔4
8内に上下に移動可能に嵌挿されている。その中
間体31内に給気室41を形成し、下方に開口す
るように設けた給気孔49の給気室41側に弁座
50を設け、給気弁44を収容し、弁ばね51で
付勢して着座するようにしてある。給気室41は
弁本体30に設けた通路52を介して圧力空気源
に常に接続されるようになつている。給気弁44
にはその上方の背後室53と下方の給気孔49側
とを連通する通路54を設けてある。
中間体31の図における下側が出力室42に形
成され、その出力室42は弁本体30に設けた通
路55を介してブレーキ装置のブレーキシリンダ
に接続される。図中56は通路で、出力室42と
中間体31の上側の空間、つまり内孔48の部分
とを連通しているものである。なお、この通路5
6を設けないで別に内孔48の上端部を大気に開
放してもよい。
中間体31に対して位置調節及び固定手段とし
てねじ57及び戻しばね58を設けてある。ねじ
57は弁本体30を貫通して外部から内孔48内
に達して中間体31に先端が当接しており、戻し
ばね58は後述するピストン部32の部分と中間
体31との間に圧縮状態で設置してある。外部か
らねじ57を回転操作することにより戻しばね5
8と共同して中間体31を所望位置に移動させて
その位置に固定できるようになつている。
ピストン部32は、弁本体30の第1図におけ
る下部に形成された内孔59内に設けられてお
り、排気弁棒45の下端に連続した釣合ピストン
本体部60及び制御ピストン本体部61、釣合ピ
ストンの膜板62及び制御ピストンの膜板63、
第1フイン64及び第2フイン65等で構成され
ている。
排気弁棒45は、先端66が給気弁44に出力
室42側から対向しており、その先端66の外径
が給気弁44の背後室53の内径と略等しく形成
され、内部に排気孔67を有し、排気孔67の一
方が先端66に開口し他方がピストン部32内を
通り排気室43に開口している。
この排気弁棒45の下部68に続いて釣合ピス
トン本体部60及び制御ピストン本体部61が形
成されており、これらが排気弁棒45と共に移動
するようになつており、その移動方向は図の上下
方向であり、前記排気弁棒45の下部68が弁本
体30の内孔48の下部に摺動自在に嵌合してい
る。膜板62は釣合ピストン本体部60の外周に
内縁が固定され、外縁が弁本体30の内孔59の
壁に固定されている。また膜板63は制御ピスト
ン本体部61の下面中央部に中央部が結合され、
外縁が弁本体30の内孔59の壁に固定されてい
る。この膜板62,63はゴム様物質で形成さ
れ、膜板62,63を設けたことによつて内孔5
9内が上方から順に釣合室69、排気室43、指
令室70として気密に区画される。釣合室69は
通路71によつて出力室42と連通している。排
気室43は弁本体30の壁を貫通して排気通路7
2を設けてある。指令室70は指令空気圧を導入
される指令通路73を同じく弁本体30の壁を貫
通して設けてある。釣合ピストン本体部60の排
気室43内部分の外周に第1フイン64が第2図
に示すように多数放射状に設けられ夫々の外方端
は内孔59の内面に接近しており、膜板62側の
端縁74が第1図に見られるように外方へ下降傾
斜した直線縁に形成されている。第2フイン65
は弁本体30の内孔59の壁面から多数が突設さ
れ、第2図に見られるように、第1フイン64の
夫々の間に進入しており、膜板62側の端縁75
が内方へ下降傾斜した直線縁に形成されている。
そして第1フイン64の端縁74を結ぶ曲面と第
2フイン65の端縁75を結ぶ曲面とは、釣合ピ
ストン本体部60と内孔59の壁面との間で交差
するようになつており、その交差線は釣合ピスト
ン本体部60と同心円状となり、同ピストン本体
部60の軸方向移動により交差線の円の直径が変
化する。
このように構成された圧力制御弁は、制御ピス
トン本体部61と膜板63とからなる制御ピスト
ン47の有効面積をS1、釣合ピストン本体部6
0と膜板62とからなる釣合ピストン46の有効
面積をS2とすると、指令室70に指令空気圧P
1が作用して図示の重なり状態となつたときの出
力室42の出力空気圧P2は、従来と同様、 P2≒S1/S2×P1 で表わされる。ここで釣合ピストン46の有効面
積S2は、前記交差線の円の内側の面積から排気
弁棒45の先端66の断面積を差引いた面積であ
る。すなわち、膜板62は釣合ピストン本体部6
0から突出した第1フイン64に前記交差線の円
の内側で当接しており、この円の内側で釣合室6
9の圧力による作用力を釣合ピストン本体部60
へ伝達するが、同円の外側では弁本体30から突
出した第2フイン65に当接していて釣合室69
の圧力による作用力が弁本体30側に伝達されて
釣合ピストン本体部60に及ばないからである。
この圧力制御弁は、釣合ピストン46の有効面
積S2を、中間体31の位置を変更することによ
つて変化させることができる。すなわち、中間体
31の位置の変更は、ねじ57を回転操作して上
下方向に移動させればよく、例えば上方へ移動さ
せたとすると、戻しばね58の作用で中間体31
がねじ57の下端に当接した状態のまま上方へ移
動することになる。これによつて中間体31が第
1図に仮想線31aで示す位置に変更されたとす
ると、重なり状態となるためには排気弁棒45の
先端66がその分上昇することになるから、排気
弁棒45と一体の釣合ピストン本体部60及び制
御ピストン本体部61も上昇する。従つて中間体
31の位置変更後の重なり状態では前記釣合ピス
トン46の有効面積S2に関連した交差線の円の
直径が前よりも増大して有効面積S2′は前の有
効面積S2よりも大きくなる。なお、第1図にお
ける64aは中間体の位置を変更した後の重なり
状態の第1フインの位置を示す。
この釣合ピストン46の有効面積のS2からS
2′への変更は前記有効面積比S1/S2をS
1/S2′に変えることであるから、指令空気圧
P1に対する出力空気圧P2の特性を変えること
ができる。
第1実施例において、第1フイン64及び第2
フイン65の対応する膜板62側の端縁74,7
5がフインの突出する方向に下降傾斜したものを
示したがいずれか一方のフインの端縁74または
75を水平に、つまりピストン軸線に直角な方向
となるように形成してもよい。すなわち、いずれ
も中間体31の位置を変更することによつて重な
り状態における釣合ピストン46の有効面積が変
り、制御ピストン47と釣合ピストン46との有
効面積比を変えることができる。
また、第1実施例では釣合ピストン本体部60
とこれに対する弁本体30側とにフインを設けた
構成としたが、これに代えて第1フイン64及び
第2フイン65に相当するフインを制御ピストン
47側に設けてもよく、同様に制御ピストン47
と釣合ピストン46との有効面積比を変えること
ができる。しかしながら、指令空気圧室が単一で
なく制御ピストン47の両側にあるような場合や
さらに制御ピストン47が複数に構成されていて
指令空気圧の異なるものが別々に作用してその総
合された指令力に釣合う形で重なり状態となるも
のの場合では、例えば特公昭59−19866号公報の
第1図における三圧力方式制御弁や特公昭62−
33106号公報の第6図における多段中継弁に適用
する場合は、第1実施例の構成の方が都合がよ
い。
第2実施例を第3図を用いて説明する。この実
施例の第1実施例と異なる主な点は、第1フイン
79を釣合ピストン本体部60と制御ピストン本
体部61の双方に跨つて設け、その第1フイン7
9に第2フイン80を対応させて設け、第1及び
第2フイン79及び80の釣合ピストン膜板62
及び制御ピストン膜板63の夫々の側の端縁8
1,82,83,84を膜板に対向させて当接す
るようにした点である。
第1,第2フイン79,80のピストン軸線に
直角な横断面形状は略第2図と同様であり、第
1,第2フイン79,80の膜板62側の端縁8
1,82は夫々のフインの突出方向に沿つて下降
傾斜して形成されていて第1実施例と同様である
が、制御ピストン47の膜板63側の端縁83,
84は夫々のフインの突出方向に沿つて上昇傾斜
して形成されている。そして膜板63が端縁8
3,84に当接するように設けられている。この
ほかに、排気孔67が膜板62と63の間に連通
していると共に図における下方で弁本体30の外
に開口している点で若干異なつているが、図示し
ていない上部は第1図に示したものと同一であ
る。
この第2の実施例の圧力制御弁は、制御ピスト
ン47と釣合ピストン46との有効面積比を中間
体31の位置を変えることによつて変更できる。
すなわち、第3図が、中間体31が第1の位置に
あるときの重なり状態であるとすると、中間体3
1の位置を上方へ変位させて第2の位置としたと
きの重なり状態では、釣合ピストン46の膜板6
2側で第1フインの端縁81を結ぶ曲面と第2フ
インの端縁82を結ぶ曲面との交差する線の形成
する円の直径が第3図に示す状態よりも大きくな
り、制御ピストン47の膜板63側で第1フイン
に端縁83を結ぶ曲面と第2フインの端縁84を
結ぶ曲面との交差する線の形成する円の直径が第
3図に示す状態よりも小さくなる。従つて釣合ピ
ストン46の有効面積はS2からS2よりも大き
いS2′となり、制御ピストン47の有効面積は
S1からそれよりも小さいS1′となるから、有
効面積比がS1/S2からS1′/S2′となる。
この第2実施例においても、フインの端縁81
と82のいずれか一方また83と84のいずれか
一方をピストン軸線に直角にしてもよい。
<考案の効果> この考案によれば前述したように中間体の位置
を変更するだけで重なり状態における釣合ピスト
ン及び制御ピストンの位置が弁本体に対して変位
し、その変位により第1フインと第2フインとの
位置関係が変り、これによつて制御ピストンと釣
合ピストンとの有効面積比を変化させることがで
きるから、従来のようにピストンを取換えること
なく、また長期間の使用に問題のあるてこ機構を
用いることなく、指令空気圧に対する出力空気圧
の特性を変化させることができる。この考案の圧
力制御弁は特に従来のてこ機構を用いたものに較
べて、釣合ピストンと制御ピストンを通常のよう
に同一軸線上に配置することで指令力と釣合力と
が同一軸線上で対向するものとなるから、てこ機
構を用いたものがピストンに軸線方向以外の力が
作用するような問題点を有するのに対し、このよ
うな問題が解決される。
また、この考案の圧力制御弁は、鉄道車両の空
気系統用圧力制御弁として、三圧力制御弁、多段
中継弁、応荷重弁等に無理なく適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の構成を示す縦
断正面図、第2図は第1図のA−A断面部分図、
第3図はこの考案の第2実施例の主要部分縦断正
面図、第4図は従来の中継弁の1例を示す概略縦
断正面図である。 30……弁本体、31……中間体、32……ピ
ストン部、41……給気室、42……出力室、4
3……排気室、44……給気弁、45……排気弁
棒、46……釣合ピストン、47……制御ピスト
ン、48……内孔、49……給気孔、50……弁
座、51……弁ばね、57……ねじ、58……戻
しばね、59……内孔、60……釣合ピストン本
体部、61……制御ピストン本体部、62……釣
合ピストンの膜板、63……制御ピストンの膜
板、64……第1フイン、65……第2フイン、
66……先端、67……排気孔、69……釣合
室、70……指令室、72……排気通路、73…
…指令通路、74……第1フインの端縁、75…
…第2フインの端縁、79……第1フイン、80
……第2フイン、81,83……第1フインの端
縁、82,84……第2フインの端縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 圧力空気源に接続される給気室と、出力通路に
    接続される出力室と、大気に開放された排気室
    と、前記給気室を出力室に連通する給気孔の給気
    室側に設けられた弁座と、該弁座に着座するよう
    にばね付勢された給気弁と、該給気弁にその先端
    が対向して前記給気孔に遊嵌すると共にその先端
    に一方が開口し他方が前記排気室に開口する排気
    孔を有する排気弁棒と、外縁を弁本体内側に固定
    された制御ピストン膜板の中央部が制御ピストン
    本体部に固定され指令空気圧を受けて前記排気弁
    棒を給気弁方向へ移動される指令力を発生する制
    御ピストンと、外縁を弁本体内側に固定された釣
    合ピストン膜板の中央部が釣合ピストン本体部の
    周囲に固定され前記出力室の空気圧を受けて前記
    指令力に対抗する釣合力を発生する釣合ピストン
    と、を備えた鉄道車両用圧力制御弁において、 前記給気室と給気孔と弁座と給気弁とを中間体
    に設け、該中間体を前記排気弁棒の移動方向に移
    動するようにかつ任意の移動位置に固定できるよ
    うに設け、 前記両ピストンの少なくとも一方のピストンの
    前記空気圧を受ける側の反対側を前記空気圧の最
    低値以下の低圧とし、該ピストンのピストン本体
    部の低圧側の周囲にその移動方向に沿う複数の第
    1フインを同ピストンの膜板に端縁を対向させて
    配列固定し、該第1フインの間に夫々位置する複
    数の第2フインを弁本体内側に配列固定して、第
    1フインの膜板側の端縁を結ぶ第1面と第2フイ
    ンの膜板側の端縁を結ぶ第2面とが互いに交差す
    るようにした、 ことを特徴とする鉄道車両用圧力制御弁。
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US4883089A (en) 1989-11-28

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