JPH0355317Y2 - - Google Patents

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JPH0355317Y2
JPH0355317Y2 JP1987141410U JP14141087U JPH0355317Y2 JP H0355317 Y2 JPH0355317 Y2 JP H0355317Y2 JP 1987141410 U JP1987141410 U JP 1987141410U JP 14141087 U JP14141087 U JP 14141087U JP H0355317 Y2 JPH0355317 Y2 JP H0355317Y2
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JP
Japan
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space
panel
kitchen unit
kitchen
arc
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JP1987141410U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、キツチンユニツトの新規なる構造
に関し、更に詳しくは水槽部の後部に隣接して弧
状スペースを確保すると共に、上記弧状スペース
より垂直に起立させて、背面パネル湾曲部を構成
し、上記水槽部付近に有効利用スペースを形成す
ると共に、上記背面パネル湾曲部を、透過性の高
い合成樹脂板あるいは硝子板等で構成することに
よつて、当該キツチンユニツトの天板上に外光を
ふんだんに取り入れるようにしたキツチンユニツ
トに関する。
従来の技術 従来キツチンユニツトは、例えば左右のサイド
パネル間に流し台キヤビネツトを一体に形成し、
上記キヤビネツト上に天板を装設するものが多く
見受けられ、またこの種キツチンユニツトにおい
ては、水槽部の後部が直に天板のバツクガードに
連設しており、キツチンユニツトの背面パネルと
台所壁面との間に僅かに配管用のスペースが確保
されて配置されるものであつた。一方、一般の流
し台等の天板面上には調理作業に必要な種々の備
品が載置され、どうしても調理面積が狭められる
という問題があつた。例えば、調理中に配膳など
の他の作業をしたい場合には、上記天板上に置か
れたまな板や、使用中の調理器具などを片付けた
後に、他の作業をしなければならず、作業性が悪
かつた。また、食事後の食器等の洗浄の際にも、
汚れた鍋、食器、その他調理器具で置く場所がな
く、乱雑になるという問題があつた。そこで、通
常上記配管用スペースの上部にこれを覆う如く棚
を設けて調味料等の載置スペースを確保するよう
にしているが、その棚の載置面積も微々たるもの
であるため、調理台の補助や仮置台としては不充
分であつたと言わざるを得ないものであり、いず
れにせよ上述の事情の如く、キッチンユニツトの
水槽部の後部に有効利用スペースを確保すること
が求められるが、現状においてこれを実施するた
めには、キッチンユニツト全体の奥行寸法を大き
くするか、若しくはキツチンユニツトの水槽の奥
行寸法を小さくする必要がある。しかしながら、
前者の場合には台所面積に対するキツチンユニツ
トの配置面積が大きくなり、台所の自由空間が狭
められるという欠点があり、一方後者の場合には
水槽が小さくなつてしまうため作業がしにくくな
るという欠点がある。
考案が解決しようとする問題点 上述のように、従来のキツチンユニツトにおい
ては、水槽部の後部が直に天板のバツクガードに
連設されていると共に、上記キツチンユニツトの
背面パネルと台所壁面との間には配管用のスペー
スが僅かに確保されているに過ぎないから、有効
利用スペースとして、機能し難いという問題点が
あつた。また、従来キツチンユニツトにおいて照
明具は、上記背面パネルの上部の前面一側部に形
成された吊戸棚付近に配設されるものであり、上
記キツチンユニツトの天板面上で調理等を行う作
業者に対して、真上から光を照射するような位置
関係となるので、例えば作業者が包丁によつて調
理を行う際など、やや前屈みの状態で作業を行う
場合には、作業者の手元に影が落ちて作業しにく
いことがあるという問題点もあつた。そこで、本
考案は前記従来のキツチンユニツトの欠点を解消
するために成されたものであり、水槽部の後部に
使用頻度の高い調理用備品等を載置するための有
効利用スペースを確保すると共に、作業者がやや
前屈みの状態で作業を行う場合であつても、天板
面上に影が落ちて作業に支障を来すことのないよ
うな、新規なる構造に係るキツチンユニツトを提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するために本考案は以下の構
成による。キツチンユニツトにおいて、水槽部の
後部に隣接して弧状スペースを確保すると共に、
上記弧状スペースより垂直に起立させて、背面パ
ネル湾曲部を構成するようにした。またこの際、
上記弧状スペースは左右のサイドパネルと一体に
形成された、キヤビネツト上に装設される天板と
一体に形成されるものであつて良く、一方上記背
面パネルは、日中外光を上記天板上に取り入れる
ために透過性の高い合成樹脂板あるいは硝子板等
によつて作られ、夜間は照明具によつて上記天板
上に光を照射するようになつており、水平方向の
断面が一定の弧状となるドーム状板を、例えば二
重に組付けて、そのドーム状板の間に上記照明具
を内蔵するように構成することによつて、本考案
に係るキツチンユニツトでの作業者が、影によつ
て支障を来すことがないようにした。
実施例 以下図面に基づき、更に本考案を詳説するもの
とする。但し、以下に開示する実施例は本考案の
一実施例であつて、本考案を限定するものではな
い。先ず第1図は、本考案に係るキツチンユニツ
トの組立概要斜視図である。図示のように、弧状
スペース3及び水槽部2を有する天板1は、キヤ
ビネツト用左パネル7及びキヤビネツト用右パネ
ル6と一体に形成されたキヤビネツト(図示せ
ず)上に装設されるものであり、また背面パネル
湾曲部5及び5′は、透過性の高い合成樹脂板あ
るいは硝子板等で構成されるものであつて、図示
より明らかであるように、いずれも水平方向の断
面が一定の弧状となるドーム状板より成つてお
り、背面パネル湾曲部5′は弧状スペース3の湾
曲縁4より垂直に起立した状態であり、同様に背
面パネル湾曲部5は上記湾曲縁4よりやや内側よ
り垂直に起立した状態である。また、背面パネル
湾曲部5及び5′は、背面パネル8を組付けられ
ることによつて、全体としての背面構成物を形成
するものである。続いて、上記背面構成物は右パ
ネル9、左パネル10、及び上面パネル11と組
付けられて、キツチンユニツトの概要を形成する
ものである。次に、第2図は本考案に係るキツチ
ンユニツトの概略断面図である。図中符号14は
配管スペース14であり、これは水道管・ガス管
等を配管するためのスペースである。また、符号
13は台所壁面13であつて、図示より明らかで
あるように、本考案に係るキツチンユニツトの弧
状スペース3及び上面パネル11は、上記台所壁
面13よりも外側にまでも延設されていることが
分かる。さらに、符号15は上記弧状スペース3
及び上面パネル11の補強材15である。そし
て、上述のように背面パネル湾曲部5,5′はド
ーム状板であるが、図示のように上記ドーム状板
相互の〓間には、照明具12が内蔵されているも
のである。
考案の効果 以上、本考案に係るキツチンユニツトの構成は
上述の通りであるから、水槽部の後部に隣接して
設けられた弧状スペースに、使用頻度の高い調理
用備品等を載置できるので、調理中に配膳など他
の作業をしたい場合でも、配膳のためスペースを
確保することができ、さらに食事後の食器等の洗
浄の際にも、大型の鍋・食器等と区別して、小型
物品を上記弧状スペースに載置するようにすれ
ば、洗浄物の仕分けを行いながら洗浄作業ができ
るので、上記洗浄物の収納の際にも手間取ること
がないという効果がある。さらに、本考案に係る
キツチンユニツトにおいては、台所壁面よりも外
側に延設して背面パネル湾曲部が形成され、上記
背面パネル湾曲部は透過性の高い合成樹脂板ある
いは硝子板等で構成されているので、上記キツチ
ンユニツトの天板面上にふんだんに外光を取り入
れることができるという効果がある。さらに、上
述の実施例に示したように、上記背面パネル湾曲
部を二重構造とし、パネル間に照明具を内蔵させ
るようにすれば、従来の照明具のように手元に影
を落とすことがなく、極めて作業し易いという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図……本考案に係るキツチンユニツトの組
立概要斜視図。第2図……本考案に係るキツチン
ユニツトの概略断面図。 1……天板。2……水槽部。3……弧状スペー
ス。4……湾曲縁。5,5′……背面パネル湾曲
部。6……キヤビネツト用右パネル。7……キヤ
ビネツト用左パネル。8……背面パネル。9……
右パネル。10……左パネル。11……上面パネ
ル。12……照明具。13……台所壁面。14…
…配管スペース。15……補強材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水槽部2の後部に隣接して弧状スペース3が確
    保されるように天板1が形成される一方、光透過
    性の高い合成樹脂板あるいは硝子板により、水平
    方向の断面が弧状であると共に、円弧の大きさが
    異なるドーム状板を、上記弧状スペース3上に垂
    直二重に起立させた状態で連設して、背面パネル
    湾曲部5,5を形成し、さらに、当該背面パネル
    湾曲部5,5間に照明具12を内蔵したことを特
    徴とする、キツチンユニツト。
JP1987141410U 1987-09-16 1987-09-16 Expired JPH0355317Y2 (ja)

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JP1987141410U JPH0355317Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987141410U JPH0355317Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16

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Publication Number Publication Date
JPS6447237U JPS6447237U (ja) 1989-03-23
JPH0355317Y2 true JPH0355317Y2 (ja) 1991-12-09

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JP1987141410U Expired JPH0355317Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5595539U (ja) * 1978-12-26 1980-07-02

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JPS6447237U (ja) 1989-03-23

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