JPH035471A - 5―メチル―又は2,5―ジメチル―4―ヒドロキシ―2,3―ジヒドロフラン―3―オンを製造する方法、及び前記ヒドロキシフラノンを含有する風味料及び食品 - Google Patents

5―メチル―又は2,5―ジメチル―4―ヒドロキシ―2,3―ジヒドロフラン―3―オンを製造する方法、及び前記ヒドロキシフラノンを含有する風味料及び食品

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JPH035471A JP2130132A JP13013290A JPH035471A JP H035471 A JPH035471 A JP H035471A JP 2130132 A JP2130132 A JP 2130132A JP 13013290 A JP13013290 A JP 13013290A JP H035471 A JPH035471 A JP H035471A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本願発明は、5−メチル及び2.5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシ−2,3−ジヒドロフラン−3−オンを製造す
るための改良方法に関する。
前記化合物は風味料成分として公知であり、風味料及び
食品工業において、特に天然の出発物質から製造される
ときに大きな需要がある。
ペントース又は6−デオキシヘキソースを包含するこれ
らの化合物を製造するいくつかの方法は公知である。米
国特許第2.936.308号[ホッジ(flOdge
)]には、]L−ラムノースびピペリジンアセテートを
エタノール中、75℃で18時間反応させることが記載
され、実施例2によれば2.5−ジメチル−4−ヒドロ
キシ−2,3−ジヒドロフラン−3−オンが26%の収
率で得られている。所望の化合物が妥当な収率で生成さ
れたが、それは除去が困難である窒素含有副生物(2,
5−ジメチル−4−ピペリジノ−2,3−ジヒドロフラ
ン−3−オン)で汚染されていた。同じ製造方法が英国
特許第1.132.6[10号に記載されている。英国
特許第1.238.942号にはペントース又は6−ジ
オキシ−アルドヘキソースとジアルキルアミンとを反応
させ、さらに酸と反応させて所望の化合物を生成させる
方法が記載されている。反応混合物から生成物を単離す
る前に、減圧下、35℃より低い温度で蒸留することに
よって溶媒を除去している。
その生成物を次に有機溶媒で抽出して単離し、その後カ
ラムクロマトグラフィーによって精製する。
前記公知技術は面倒な方法であり、得られた生成物は、
かなり不安定であり、そして未変性ではない。砂糖とア
ミノ酸とを反応させ[メイラード(Maillard)
反応]、変化量のヒドロキシフラノンを含有する複雑な
反応混合物を製造する反応は公知である[H,G、  
トーン(Peer) によるミセレーニアス・ペーパー
ス(Misc、 f’ape口)ランドボウホウゲスク
ール・ワーゲニンゲン(L@ndbouvhogesc
hool Wageninge++)、第9巻(197
1年)及びW、バルテス(Baltes) l:よるレ
ーベンスミッテルヘミー・ランド・ゲリヒトリッヘ拳ヘ
ミ−(Lcbensmi目elchemie u、  
gerichtlchemip) 、第34巻、第39
−47頁(1980年)参照コ。
T、トーンボス(Doo+nbog)  らによるプロ
シーディング争オブ・ジ・インターナショナル・シンポ
ジウム[メイラード・リアクションズ・イン・フード−
ケミカルeフィジオロジカル・アンドeテクニカルーア
スペクツJ  [(Proc、Int、  S7mp。
’Maillard Reaction in Foo
d −ChemicaPhsiolostcal an
d Technical Aspects’)、ラブバ
ラ(Uddevalla)、スウェーデン、1979年
、9月、第2−6頁]では、6−デオキシヘキソース及
び数種のアミノ酸のアマトリ(Amadoti)転位生
成物が、2.5−ジメチル−4−ヒドロキシ−2,3−
ジヒドロフラン−3−オンを含有する生成物の混合物を
生成することが報告されている。しかし、これまでこれ
らの複雑な反応混合物から不安定であるといわれている
ヒドロキシフランを単離する単純な方法は見出だされな
かった。
本発明者らは、アミノ酸の存在下でペントース又は6−
デオキシヘキソースを反応させ、その反応混合物からヒ
ドロキシフラノンを好ましくは、減圧下で蒸留すること
によって直接分離することを含む方法において、高純度
で高安定性の5−メチル及び2,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシ−2゜3−ジヒドロフラン−3−オンが製造さ
れることを見出だした。出発物質が天然源から誘導され
るときに、得られる最終物質は天然生成物と呼ばれ得る
本発明による方法において用いられる6−デオキシヘキ
ソースは好ましくはラムノース、特にL−ラムノースで
あるが、フコース及びキノボース(6−ジオキシグルコ
ース)のような他の6−デオキシヘキソースも又、用い
られ得る。本願発明により天然のヒドロキシフラノンを
得るためには、天然のそして好ましくは純粋な6−デオ
キシヘキソース出発物質を用い、再結晶した物質が好ま
しい。6−デオキシヘキソースはヘキソース類、特にグ
ルコースが低含量(1%未満)であることが望ましい。
そのような不純物は低収率のヒドロキシフラノンを生成
し得るからである。
例えばナリンギン、ルチン、フェルシトリン、コロハ(
fe++ug+eek)、アラビアゴム、アカシアゴム
(gum acacia)  [コードファン(kor
dofan)タルハ(talha)のような]、ネオヘ
スベリジン(neohesperidin)、微生物ラ
ムツリピッド(rhamnoliptds)及び微生物
ラムノポリサッカライド[(rt+amnopolys
accha+id!s)例えばポリラムノースコのよう
な適した、天然に生じるグリコシドから天然の純粋な6
−デオキシヘキソースを製造するために特定の技術を利
用できる。
本発明による合成において使用されるペントースは好ま
しくはキシロースである。この物質も又、天然の5−メ
チル−ヒドロキシ−ジヒドロフラノンを得るために天然
由来であるべきである。純粋の再結晶した物質が好まし
い。
本発明の方法で好ましく用いられるアミノ酸は、リジン
、プロリン及びヒドロキシプロリン又はそれらの混合物
である。そのアミノ酸は、好ましくは純粋で食品級の天
然物質である。
混合物からの生成物の蒸留を、好ましくはその溶媒中で
ヒドロキシフラノンの溶液を生成する高沸点有機溶媒の
存在下で行う。冷却し、その後に溶媒からの結晶化した
ヒドロキシフラノンの濾過によって、この溶液から生成
物が分離され得る。
ろ液は次の蒸留に再循環され得、そしてろ液中になお存
在する生成物の損失を防止する。その代わりに、ヒドロ
キシフラノン溶液は又風味料として、さらに濃縮して又
は濃縮しないでそのまま用いられ得る。
特に適した溶媒は蒸留物の冷却時にヒドロキシフラノン
がその溶媒から結晶化する溶媒であり、蒸留圧でのヒド
ロキシフラノンの沸点から50℃以内の沸点を有するも
のである。この圧力は好ましくは5 kPa (37m
m Hg)未満から、より特定すると2.5kPa未満
から選ばれる。好ましい溶媒は関連食品規定により風味
料において用いられ得る物である。そのような適した溶
媒はプロピレングリコール、グリセロール及びキシリト
ールである。もし許容されない溶媒が用いられると、ヒ
ドロキシフラノンは溶媒から分離されなければならなく
て、結晶ヒドロキシフラノンに付着する溶媒の痕跡量は
、少量の冷却した、エタノールのような許容される溶媒
で洗浄することによって除去し得る。
本発明の方法は、ペントース又は6−デオキシヘキソー
スとアミノ酸を付加的な反応媒体なしに反応させること
によるか又は、好ましくは水、エタノール又は高沸点溶
媒のような適した反応媒体中で反応させることにより行
われる。好ましい高沸点溶媒は又、蒸留に用いられるよ
うなものである。水が反応媒体として用いられるなら、
それは通常、p)I値が4.0乃至8.0、好ましくは
5.(l乃至8.0である水性緩衝溶液である。
反応媒体中の燐酸塩イオンの存在は反応にとって度々有
利である。それ故、水性媒体として稀燐酸塩緩衝溶液が
好ましい。酢酸塩又はクエン酸塩の緩衝溶液も又用いら
れる。
反応温度は一般に50℃乃至180℃であり、用いられ
る反応媒体による。水性媒体中では好ましくは60乃至
100℃である。反応時間は温度によるが、一般に30
分乃至5日間、好ましくは30分乃至20時間、より好
ましくは45分乃至5時間である。ペントース又は6−
デオキシヘキソース対アミノ酸のモル比は1:10乃至
20;lが適している。好ましくはモル比は1;1乃至
15:lである。特に好ましくはペントース又は6−デ
オキシヘキソースが1.25乃至10倍モル過剰である
蒸留のために用いられる高沸点溶媒が反応媒体として用
いられないと、反応の途中又は後に、しかし蒸留を始め
る前にその高沸点溶媒を添加し得る。蒸留中に余分の高
沸点溶媒を、蒸留ポット中の温度が突然下がるのを防ぐ
ために好ましくは少量、添加するのは有利である。その
代わりに蒸留中に多量の沸騰している溶媒に反応混合物
を徐々に添加してもよい。
本発明の方法により得られるヒドロキシフラノンの純度
は一般に優れているので、はとんどの場合、さらに精製
することは不必要である。その生成物の保存安定性は通
常の商業的等級が変化を示す条件下で、特に、窒素雰囲
気下で保存されるとき良好であることがわかった。
このように得られたヒドロキシフラノンは種々の風味料
(果実、肉、香辛料植物及びパン菓子風味特徴)用及び
特定の香料用途用の価値ある成分である。
実施例 1 出発物質               gL−リジン
(天然由来の)38 オルト燐酸二水素ナトリウム・ 2H20260 水                        
 410L−ラムノース書モノハイドレート (天然由来の)600 水酸化ナトリウム(固体)51 工程 ラムノースを除いたすべての固体を水に添加し、その混
合物を攪拌し、70℃に、完全に溶解するまで加熱した
。その後にラムノースを添加した。精製した溶液をさら
に加熱し、10[1℃で3時間保持した。室温に冷却し
た後に、反応混合物は分離された2層に分割し、それぞ
れ2.5−ジメチル−4−ヒドロキシ−2,3−ジヒド
ロフラン−3−オン含量を分析した。下層はこの化合物
をごくわずかな量含んでおり、この層を捨てた。上層は
196 gのこのヒドロキシフラノンを含んでおり、こ
の上層にプロピレングリコールを200g添加した。次
にこの混合物を減圧下で蒸留した。この蒸留温度を次第
に69℃まで上げ、圧力を蒸留物が水とプロピレングリ
コールとの混合物から成る間、3、5に?に低下させた
。その後、圧力を0.2kP@未満に低下させ、フラク
ションを回収した。そのフラクションは42gの重さが
あり、ヒドロキシフラノンを12%v/v含有していた
。約等量のプロピレングリコール及び2.5−ジメチル
−4−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロフラン−3−オン
から成りそれぞれ223g及び131 gの重さである
2フラクシヨンを回収する間、蒸留温度をさらに75℃
まで、最終的には79℃に上げた。これらの2フラクシ
ヨンの第1の回収の間、プロピレングリコールをもう5
0g沸騰混合物に徐々に添加した。ヒドロキシフラノン
の少量の結晶を接種した後にこの2つのフラクションを
合わせ、5℃に冷却した。結晶化が完了したときに、吸
引濾過により結晶を回収し、氷で冷却したプロピレング
リコールで洗浄した。
乾燥した結晶の収率は150 gであり、ラムノースに
関しての直接収率は38%であった。ヒドロキシフラノ
ンをなおいくらか含有しているプロピレングリコール濾
液を次の製造に再利用した。
実施例 2 用いたデオキシヘキソースがL−フコースであった他は
実施例1の手順を繰り返した。この場合、反応混合物中
の2.5−ジメチル−4−ヒドロキシ−2,3−ジヒド
・ロワラン−3−オンの収率は理論的収率の61%であ
った。
実施例 3 用いたアミノ酸がL−ヒドロキシプロリンであった他は
実施例1の手順を繰り返した。この場合、反応混合物中
の2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−2,3−ジヒド
ロフラン−3−オンの収率は63%であった。
実施例 4 出発物質               エし一プロリ
ン(天然由来)       22.8L−ラムノース
・モノハイドレート (天然由来)            145.6プロ
ピレングリコール        200.0工程 窒素下で攪拌しながら、出発物質の混合物を80℃に加
熱し、この温度に2.5時間維持した。その後、混合物
を減圧下で、蒸留フラスコの温度を115℃未満に維持
しながら蒸留し、沸点が7O−110℃のプロピレング
リコールを192g得た。次に、蒸留フラスコの温度を
徐々に13G乃至140℃に上げ、プロピレングリコー
ル及び2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−2,3−ジ
ヒドロフラン−3オン(63%v/v = 37.8 
g )を含有する混合物を60g回収した。蒸留の終り
まで、温度を170℃に上げ、圧力を9.7kPaに下
げた。ヒドロキシフラノンの少量の結晶を接種した後、
蒸留物を5℃に冷却した。結晶化が完了したときに、結
晶を吸引濾過により回収し、氷で冷却したプロピレング
リコールで洗浄した。乾燥結晶の収率は31gであり、
ラムノースに関しての直接収率は3a、3%であった。
いくらかのヒドロキシフラノンをなお含有しているプロ
ピレングリコール濾液は次の製造に再利用した。そして
理論値の37%の総収率に達した。
実施例 5 プロとレンゲリコールの代わりにグリセロール200g
を用いて実施例4の手順を繰り返した。乾燥結晶の直接
収率25%が得られた。濾液を次の製造に再利用した。
理論値の35%が得られた。
実施例 6 出発物質               エし一プロリ
ン(天然由来)1.6 オルト燐酸二水素ナトリウム・ 21120   12.0 オルト燐酸カリウム・3)120     3.7キシ
ロース             8.4グリセロール
           85.0工程 窒素下で攪拌しながら、出発物質の混合物を65℃に加
熱し、この温度で7時間維持した。その後に、その混合
物を2Paの圧力、150℃の温度で短路蒸留装置[レ
イボルド・ハラユウス(La7boldHeraens
)タイプKWDIIを用いて蒸留した。グリセロール中
の5−メチル−4−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロフラ
ン−3−オンの0.8%溶液80gを得た。これは理論
値の10%の収率を表した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アミノ酸の存在下でペントース又は6−デオキシヘ
    キソースを反応させ、反応混合物から直接にヒドロキシ
    フラノンを分離することを特徴とする5−メチル又は2
    ,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロフ
    ラン−3−オンの製造方法。 2 減圧下で反応混合物を蒸留することにより分離を行
    うことを特徴とする請求項1項に記載の方法。 3 高沸点有機溶媒の存在下で蒸留を行うことを特徴と
    する請求項2に記載の方法。 4 風味料における使用のために高沸点溶媒が許容され
    ることを特徴とする請求項3に記載の方法。 5 溶媒がプロピレングリコール、グリセロール又はキ
    シリトールであることを特徴とする請求項4に記載の方
    法。 6 反応を反応媒体中で行うことを特徴とする、請求項
    1乃至5のいずれか1請求項に記載の方法。 7 反応媒体が水、エタノール又は高沸点有機溶媒であ
    ることを特徴とする請求項6に記載の方法。 8 4.0乃至8.0のpH値に緩衝された水性媒体中
    で反応を行うことを特徴とする請求項7に記載の方法。 9 反応媒体が燐酸塩及び/又はクエン酸塩イオンを含
    有することを特徴とする請求項6に記載の方法。 10 アミノ酸がリジン、プロリン、ヒドロキシプロリ
    ン又はそれらの混合物であることを特徴とする、請求項
    1乃至9のいずれか1請求項に記載の方法。 11 反応を50乃至180℃の温度で行うことを特徴
    とする、請求項1乃至10のいずれか1請求項に記載の
    方法。 12 ペントース又はデオキシヘキソース対アミノ酸の
    モル比が1.25:1乃至10:1であることを特徴と
    する、請求項1乃至11のいずれか1請求項に記載の方
    法。 13 5kPaより低い圧力下で蒸留を行うことを特徴
    とする、請求項2乃至12のいずれか1請求項に記載の
    方法。 14 請求項1乃至13のいずれか1請求項に記載の方
    法により得られるヒドロキシフラノンを含有する風味料
    。 15 請求項1乃至13のいずれか1請求項に記載の方
    法により得られるヒドロキシフラノンを含有する食品。
JP2130132A 1989-05-18 1990-05-18 5―メチル―又は2,5―ジメチル―4―ヒドロキシ―2,3―ジヒドロフラン―3―オンを製造する方法、及び前記ヒドロキシフラノンを含有する風味料及び食品 Expired - Fee Related JPH0730065B2 (ja)

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