JPH0354487Y2 - - Google Patents

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JPH0354487Y2
JPH0354487Y2 JP1985164484U JP16448485U JPH0354487Y2 JP H0354487 Y2 JPH0354487 Y2 JP H0354487Y2 JP 1985164484 U JP1985164484 U JP 1985164484U JP 16448485 U JP16448485 U JP 16448485U JP H0354487 Y2 JPH0354487 Y2 JP H0354487Y2
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JP
Japan
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balcony
curtain
ceiling
floor
closed
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JP1985164484U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は遮蔽式のベランダに係り、ベランダの有
効利用を図らんとするものである。
従来の技術と問題点 住宅に付設されているベランダの利用状況を視
るに、物干場に利用されている場合が最も多く、
この外に不用雑物の集積場として利用されている
こともあるが、尚充分な活用が行なわれていない
のが現状である。そこで、従来特開昭60−168841
号公報に記載されているように、ベランダの天井
部と床部間に開閉自在に遮蔽幕を取付け、この遮
蔽幕を閉鎖することによりベランダの開放部分を
外部と遮断し、ベランダに小室を構成して冬期間
はサンルームに、又その他の期間は降雨時の雨水
の吹付けを防止し、晴雨寒暖を問わずに有効利用
を図らんとするものが提案されている。
ところが、上記従来の遮蔽式ベランダにあつて
は遮蔽幕を閉鎖してベランダを小室とした場合、
内部の温度や湿度が高くなり過ぎることがあるの
で、遮蔽幕を少し開放した状態に保つたり、ベラ
ンダへの出入口の障子を開放して温度や湿度を調
整する必要があり、操作性や美感の点で好ましく
なく、今だ充分なものではなかつた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記従来の遮蔽式ベランダの問題点に
鑑み、ベランダの天井部及び床部に取付けた腰板
に遮蔽幕の取付部を設け、その腰板に開閉自在の
通気口を夫々設け、遮蔽幕を完全に閉じた状態で
あつてもベランダの換気性を適度に調整できるよ
うにしたものである。
実施例 以下本願を、実施例を示す図面によつて詳細に
説明する。図面において1はベランダで、周知の
ように躯体側2から突出した天井部(符号省略)
と床部4とを有し、床部4には手摺5(一部が手
摺と同じ高さの壁面の場合もある)が設けられ、
躯体2側と隣家との境界板6側を除き外部に開放
している。
尚本実施例は、床部4と天井部が略同様の構成
であるから主として床部4について説明し、天井
部側については床部4側と異なる部分についての
み説明する。
ベランダ1の天井部と床部4との夫々の周縁
に、取付板10を打込ボルト等適宜の手段によつ
て固着し、この取付板10には、上方に突出する
如くに腰板100を取付け、腰板100の先端部
分に第2図に示すようにベランダ1の前面側7と
側面側8の全面に亘る如くに、カーテンレール1
1を設けてある。このカーテンレール11は、市
販のアコーデオンカーテン用のカーテンレールを
状況に応じて選択使用しても良い。上記腰板10
0の所定の個所に通気口200が設けられ、該通
気口200を開閉する蓋板300が、開閉自在に
カーテンレール11に枢着されている。
次に、遮蔽幕9について説明する。遮蔽幕9
は、好ましくは無色で透明な樹脂性のフイルムか
らなつており、その上下の両端部には所定の間隔
で案内子12,13が取付けられ、この案内子1
2,13を上記カーテンレール11に嵌合するこ
とにより、遮蔽幕9はカーテンレール11によつ
て開閉自在に案内される。尚案内子12,13は
上記したように、カーテンレール11に嵌合され
て遮蔽幕9を開閉自在に案内するものであれば、
その構成を問わないものであるが本実施例によれ
ば、天井部側の案内子12はT字杆14とこれに
取付けた一対のローラ15とからなり、又床部4
側の案内子13はT字杆16より構成されてい
る。
以上の如き本願実施例において第2図仮想線で
示すように遮蔽幕9を引いて閉鎖すると、ベラン
ダ1の開放部分である前面側7と側面側8は遮蔽
幕によつて遮蔽され、ベランダ1は外部と遮断さ
れて独立した小室の如くになる。尚隣家との境界
板6はその上下部分が開放している場合があるの
で、この時には塞ぎ板その他適宜の閉鎖部材で開
放部分を閉鎖すると、更に好ましい遮断効果が得
られる。このようにベランダ1が遮蔽されること
によりその内部はサンルームとなり、寒冷期にお
いても相当な温度となるので、従来の物干場以外
に、植物の栽培等その他多目的に使用できるのみ
ならず、従来の室外にサンルームが構成されるの
で、従来の室内の保温効果を高める。また遮蔽幕
9を閉鎖してベランダ1を小室とした場合に、内
部の温度や湿度が高くなり過ぎた時には、床部4
と天井部双方の蓋板300を適宜に開いて通気口
200を開放することにより、ベランダ1内の温
湿度は快適に調整される。尚通気口は上記に限ら
れるものではなく、可動グリル等必要に応じて空
気流の取入れ、遮断を行えるものであればその構
成を問わない。
考案の効果 以上のように本考案は、ベランダを遮蔽幕で遮
蔽して外部と遮断された小室とした場合でも遮蔽
幕の上、下側の腰板に設けた通気口を開放するこ
とによつて小室内の温度や湿度を快適な値に調整
でき、ベランダを通常の居室に近い状態で利用で
きる。また、通気口を遮蔽幕の上、下の取付部を
設ける腰板に設けてあるので、製作も容易であ
り、安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示し、第1図は側断面
図、第2図は平面図である。 1……ベランダ、4……床部、9……遮蔽幕、
11……カーテンレール、200……通気口、3
00……蓋板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベランダの天井部と床部間に開閉自在に遮蔽幕
    を設け、該遮蔽幕を閉鎖することにより、ベラン
    ダの開放部分を外部と遮断するようにした遮蔽式
    ベランダにおいて、ベランダの天井部及び床部に
    取付けた腰板に遮蔽幕の取付部を設け、その腰板
    に開閉自在の通気口を夫々設けてなる遮蔽式ベラ
    ンダ。
JP1985164484U 1985-10-25 1985-10-25 Expired JPH0354487Y2 (ja)

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JP1985164484U JPH0354487Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

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JP1985164484U JPH0354487Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

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Publication Number Publication Date
JPS6273001U JPS6273001U (ja) 1987-05-11
JPH0354487Y2 true JPH0354487Y2 (ja) 1991-12-02

Family

ID=31093646

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JP1985164484U Expired JPH0354487Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

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JP (1) JPH0354487Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60168841A (ja) * 1984-02-10 1985-09-02 松下電工株式会社 ベランダ用簡易サニ−ル−ム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60168841A (ja) * 1984-02-10 1985-09-02 松下電工株式会社 ベランダ用簡易サニ−ル−ム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6273001U (ja) 1987-05-11

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