JPH0354430Y2 - - Google Patents

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JPH0354430Y2
JPH0354430Y2 JP19668685U JP19668685U JPH0354430Y2 JP H0354430 Y2 JPH0354430 Y2 JP H0354430Y2 JP 19668685 U JP19668685 U JP 19668685U JP 19668685 U JP19668685 U JP 19668685U JP H0354430 Y2 JPH0354430 Y2 JP H0354430Y2
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transistor
resistor
reference voltage
circuit
base
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、テープレコーダの録音レベルを一定
にする為に使用される自動レベル制御回路(以下
ALC回路と称す)に関するもので、特に前記
ALC回路のALCレベルを零から所定値迄可変す
ることの出来るALC回路に関する。
(ロ) 従来の技術 特願昭59−190308号には、第2図に示す如き
ALC回路が記載されている。前記ALC回路は、
入力端子1に印加された被録音信号を増幅して出
力端子2に導出する録音増幅器3と、前記出力端
子2に得られる出力信号と点Aに得られる基準電
圧とを比較しレベル差に応じた出力信号を発生す
る比較回路4と、第1及び第2トランジスタ5及
び6と第1乃至第4抵抗7乃至10とから成り前
記点Aに基準電圧を発生する基準電圧発生回路1
1と、前記比較回路4の出力信号に応じて前記録
音増幅器3の入力信号を減衰する減衰トランジス
タ12とを備えるもので、前記録音増幅器3から
前記基準電圧を越える出力信号が発生するとき、
比較回路4からの出力信号に応じて減衰トランジ
スタ12を動作させ、入力信号の減衰を行い前記
出力信号のレベルを一定に保たんとするものであ
る。しかして、第2図のALC回路の場合、点A
に得られる基準電圧発生回路11の出力基準電圧
Vrefは、第3及び第4抵抗9及び10の値を等
しくRとすれば、 Vref=1/2Vcc+VBE+R2/2R1VBE ……(1) 〔ただし、Vccは電源電圧、VBEはトランジス
タのベース・エミツタ間電圧R1は第1抵抗7の
抵抗値、R2は第2抵抗8の抵抗値〕 となり、前記基準電圧Vrefが比較回路4の一
方のトランジスタ13のベースに印加される。一
方、前記比較回路4の他方のトランジスタ14の
ベースに印加されるバイアス電圧VBは、録音増
幅器3の帰還端子の電圧を入力端子1の電圧と等
しくVBEとし、帰還抵抗15の値を第3抵抗9の
値と等しくRとすれば、 VB=1/2Vcc−R2/2R1VBE ……(2) となる。従つて、比較回路4のオフセツト電圧
ΔVは、 ΔV=Vref−VB=(1+R2/R1)VBE ……(3) となり、録音増幅器3の出力信号が前記オフセツ
ト電圧ΔVを越えるとALC制御が行なわれる。
第(3)式から明らかな如く、第2図のALC回路
においては、前記オフセツト電圧ΔVに応じて決
まるALCレベルを第1及び第2抵抗7及び8の
値R1及びR2を変化させることにより可変出来る。
例えば、第1抵抗7の値R1を一定とすれば、
ALCレベルは第2抵抗8の値に応じて決まり、
第2抵抗8の値R2を一定とすれば、ALCレベル
は第1抵抗7の値に応じて決まる。従つて、第2
図のALC回路を用いれば、使用電源電圧や使用
テープの種類に応じたALCレベルの設定を行う
ことが出来る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、第2図のALC回路において第
1抵抗7の値を変化させてALCレベルの調整を
行う場合、前記ALCレベルを零から連続して可
変することが出来ないという問題があつた。すな
わち、前記第1抵抗7の値R1を無限大としても、
オフセツト電圧はVBE以下にならないので、前記
ALCレベルを所定値以下にすることが出来なか
つた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、
ALC回路の基準電圧発生回路を、ベース及びエ
ミツタが互いに共通接続された第1及び第2トラ
ンジスタと、該第1及び第2トランジスタの共通
ベースとアースとの間に接続された第1抵抗と、
ベースが前記第1トランジスタのコレクタに、エ
ミツタが第2抵抗を介して前記共通ベースに接続
された第3トランジスタと、電源と前記第3トラ
ンジスタのベースとの間に直列接続された第3及
び第4抵抗と、ベースが前記第3及び第4抵抗の
接続点にエミツタが前記第2トランジスタのコレ
クタに接続された第4トランジスタとによつて構
成した点を特徴とする。
(ホ) 作用 本考案に依れば、第4トランジスタのエミツタ
に基準電圧を発生させることが出来、前記第1抵
抗を調整することにより零から連続して前記基準
電圧の値を可変することが出来る。
(ヘ) 実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、
基準電圧発生回路11は、エミツタが共通にアー
スされベースが共通接続された第1及び第2トラ
ンジスタ16及び17と、該第1及び第2トラン
ジスタ16及び17の共通ベースとアースとの間
に接続された第1抵抗18と、ベースが前記第1
トランジスタ16のコレクタにエミツタが第2抵
抗19を介して前記共通ベースに接続された第3
トランジスタ20と、電源(+Vcc)と前記第3
トランジスタ20のベースとの間に直列接続され
た第3及び第4抵抗21及び22と、ベースが前
記第3及び第4抵抗21及び22の接続点にエミ
ツタが前記第2トランジスタ17のコレクタに接
続された第4トランジスタ23とによつて構成さ
れている。尚、第1図において、第2図と同一の
回路素子には同一の符号を付し、説明を省略す
る。
第4トランジスタ23のエミツタに得られる電
圧は、基準電圧Vrefとして比較回路4を構成す
る一方のトランジスタ13のベースに印加され
る。第1抵抗18の値をR1、第2抵抗19の値
をR2とすれば、第3トランジスタ20のベース
電圧VB1は、 VB1=2VBE+R2/R1VBE ……(4) となるので、第3及び第4抵抗21及び22の値
を等しく設定すれば、第4トランジスタ23のエ
ミツタ電圧、すなわち基準電圧Vrefは、 Vref=1/2Vcc+R2/2R1VBE ……(5) となる。また、比較回路4の他方のトランジスタ
14のベースに印加されるバイアス電圧VB2は、
録音増幅器3の帰還抵抗15の値を前記第3及び
第4抵抗21及び22の値と等しく設定し、第
1,第2及び制御トランジスタ16,17及び2
4のエミツタ面積を等しく設定すれば、 VB2=1/2Vcc−R2/2R1VBE ……(6) となる。従つて、比較回路4のオフセツト電圧
ΔVは、 ΔV=Vref−VB2=R2/R1VBE ……(7) となり、前記第(7)式から第2抵抗19の値R2
一定にすれば、オフセツト電圧ΔVは第1抵抗1
8の値R1に反比例することが理解出来る。従つ
て、第1図の回路を用い、第1抵抗18の値を無
限大から零迄変化させれば、オフセツト電圧ΔV
を零から無限大迄で変化させることが出来、それ
に応じてALCレベルも変化させることが出来る。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、第1抵抗1
8の値を調整するだけで、自由にALCレベルを
選択出来るので、使用する磁気テープの種類等に
応じたALCレベルの設定が可能になるという利
点を有する。また、本考案に依れば、基準電圧発
生回路を録音増幅器や比較回路とともに単一の
IC基板上に集積化することが出来るので、テー
プレコーダの効率設計が計れるという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、及
び第2図は従来のALC回路を示す回路図である。 3……録音増幅器、4……比較回路、11……
基準電圧発生回路、16,17,20,23……
トランジスタ、18,19,21,22……抵
抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 増幅器の出力信号と基準電圧とを比較すること
    により前記出力信号のレベルを検出し、前記増幅
    器の入力信号の減衰を行つて前記出力信号のレベ
    ルを一定に保つ自動レベル制御回路において、ベ
    ース及びエミツタが互いに共通接続された第1及
    び第2トランジスタと、該第1及び第2トランジ
    スタの共通ベースとアースとの間に接続された第
    1抵抗と、ベースが前記第1トランジスタのコレ
    クタにエミツタが第2抵抗を介して前記共通ベー
    スに接続された第3トランジスタと、電源と前記
    第3トランジスタのベースとの間に直列接続され
    た第3及び第4抵抗と、ベースが前記第3及び第
    4抵抗の接続点にエミツタが前記第2トランジス
    タのコレクタに接続された第4トランジスタとか
    ら成る基準電圧発生回路を設け、前記第4トラン
    ジスタのエミツタ電圧を前記基準電圧とするとと
    もに、前記第1抵抗を調整することにより前記基
    準電圧を変化させる様にしたことを特徴とする自
    動レベル制御回路。
JP19668685U 1985-12-20 1985-12-20 Expired JPH0354430Y2 (ja)

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JPS62105619U JPS62105619U (ja) 1987-07-06
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